JPH06178175A - カメラ用防水防滴装置 - Google Patents
カメラ用防水防滴装置Info
- Publication number
- JPH06178175A JPH06178175A JP43A JP32301092A JPH06178175A JP H06178175 A JPH06178175 A JP H06178175A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 32301092 A JP32301092 A JP 32301092A JP H06178175 A JPH06178175 A JP H06178175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens cover
- camera
- waterproof
- drip
- mode
- Prior art date
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- Withdrawn
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/0006—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means to keep optical surfaces clean, e.g. by preventing or removing dirt, stains, contamination, condensation
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズカバーへの水滴,汚れ等の付着により
撮影が妨げられることのないカメラ用防水防滴装置を提
供する。 【構成】 予め異物除去の動作を、切,間欠,連続のい
ずれかに設定しておく。カメラ本体の動作モードを“記
録”または“記録待機”にすると、前記設定にしたが
い、たとえば間欠であれば、間欠的に透明レンズカバー
2がレンズカバー駆動モータ4により駆動されて回転
し、透明レンズカバー2に付着している水滴,汚れ等の
異物は固定ワイパー3によって拭われ除去される。この
ように、記録または記録待機の時だけ異物除去動作を行
うので省電力となる。また異物除去の際、ワイパー3で
はなくレンズカバー2側を回転させているので、ワイパ
ー3で撮影レンズが覆われ撮影の妨げになるといった不
都合は発生しない。
撮影が妨げられることのないカメラ用防水防滴装置を提
供する。 【構成】 予め異物除去の動作を、切,間欠,連続のい
ずれかに設定しておく。カメラ本体の動作モードを“記
録”または“記録待機”にすると、前記設定にしたが
い、たとえば間欠であれば、間欠的に透明レンズカバー
2がレンズカバー駆動モータ4により駆動されて回転
し、透明レンズカバー2に付着している水滴,汚れ等の
異物は固定ワイパー3によって拭われ除去される。この
ように、記録または記録待機の時だけ異物除去動作を行
うので省電力となる。また異物除去の際、ワイパー3で
はなくレンズカバー2側を回転させているので、ワイパ
ー3で撮影レンズが覆われ撮影の妨げになるといった不
都合は発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ,スチル
カメラ等のカメラの防水,防滴に関するものである。
カメラ等のカメラの防水,防滴に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水滴やほこり等,外部環境の
異物からカメラを守るための本体構造を持つカメラが知
られている。また本体にその保護機能を設けることが困
難な場合に、カメラ本体を収納して、防塵,防水,防滴
機能を持たせるためのケースが“スポーツパック”,
“マリンパック”等の名称で知られている。
異物からカメラを守るための本体構造を持つカメラが知
られている。また本体にその保護機能を設けることが困
難な場合に、カメラ本体を収納して、防塵,防水,防滴
機能を持たせるためのケースが“スポーツパック”,
“マリンパック”等の名称で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような防水,防
滴ケースにビデオカメラを収納して撮影する際、その使
用上、水滴,汚れ等が撮影レンズの前面の透明カバーに
付着することはさけられない。
滴ケースにビデオカメラを収納して撮影する際、その使
用上、水滴,汚れ等が撮影レンズの前面の透明カバーに
付着することはさけられない。
【0004】このような場合に、カメラのAF(オート
フォーカス)の性能の向上により、至近端の水滴,汚れ
等に合焦してしまい、実際の被写体にピントが合わない
等の問題が生じる。そのとき、従来は撮影を一旦中止
し、手で水滴,汚れ等をぬぐうより仕方がなかった。
フォーカス)の性能の向上により、至近端の水滴,汚れ
等に合焦してしまい、実際の被写体にピントが合わない
等の問題が生じる。そのとき、従来は撮影を一旦中止
し、手で水滴,汚れ等をぬぐうより仕方がなかった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、レンズカバーへの水滴,汚れ等の付着により
撮影が妨げられることのないカメラ用防水,防滴装置を
供給することを目的とする。
たもので、レンズカバーへの水滴,汚れ等の付着により
撮影が妨げられることのないカメラ用防水,防滴装置を
供給することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明ではカメラ用防水,防滴装置を次の(1)〜
(3)の通りに構成する。
め、本発明ではカメラ用防水,防滴装置を次の(1)〜
(3)の通りに構成する。
【0007】(1)透明なレンズカバーと、このレンズ
カバーに付着した水滴,汚れ等の異物を除去する異物除
去手段と、カメラ本体の動作情報に応じて前記異物除去
手段の付勢を制御する制御手段とを備えたカメラ用防水
防滴装置。
カバーに付着した水滴,汚れ等の異物を除去する異物除
去手段と、カメラ本体の動作情報に応じて前記異物除去
手段の付勢を制御する制御手段とを備えたカメラ用防水
防滴装置。
【0008】(2)透明なレンズカバーと、このレンズ
カバーを回転駆動する駆動手段と、前記レンズカバーを
拭うワイパーと、カメラ本体の動作情報に応じて前記駆
動手段の付勢を制御する制御手段とを備えたカメラ用防
水防滴装置。
カバーを回転駆動する駆動手段と、前記レンズカバーを
拭うワイパーと、カメラ本体の動作情報に応じて前記駆
動手段の付勢を制御する制御手段とを備えたカメラ用防
水防滴装置。
【0009】(3)透明なレンズカバーと、このレンズ
カバーを振動させる超音波振動手段と、前記レンズカバ
ーを加熱するヒータと、カメラ本体の動作情報に応じて
前記超音波振動手段と前記ヒータの付勢を制御する制御
手段とを備えたカメラ用防水防滴装置。
カバーを振動させる超音波振動手段と、前記レンズカバ
ーを加熱するヒータと、カメラ本体の動作情報に応じて
前記超音波振動手段と前記ヒータの付勢を制御する制御
手段とを備えたカメラ用防水防滴装置。
【0010】
【作用】前記(1),(2),(3)の構成により、カ
メラ本体の動作情報に応じて異物除去の動作が制御され
る。前記(2)の構成では、レンズカバーが異物を付着
させた状態で回転し、異物はワイパーにより拭われる。
前記(3)の構成では、レンズカバーに付着した水滴
は、超音波振動で霧化し、加熱されてくもりが除去され
る。
メラ本体の動作情報に応じて異物除去の動作が制御され
る。前記(2)の構成では、レンズカバーが異物を付着
させた状態で回転し、異物はワイパーにより拭われる。
前記(3)の構成では、レンズカバーに付着した水滴
は、超音波振動で霧化し、加熱されてくもりが除去され
る。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳しく説明す
る。
る。
【0012】(実施例1)図1は、実施例1である“ビ
デオカメラ用防水装置”の正面図であり、図2はその断
面図(ファインダ,マイクは省略)である。
デオカメラ用防水装置”の正面図であり、図2はその断
面図(ファインダ,マイクは省略)である。
【0013】図1及び2において、Aはカメラ本体、B
は防水ケース、1はレンズ窓、2は透明レンズカバーで
レンズ窓1から内部に水等が入らない様に防水構造にな
っている。また本実施例においては、透明レンズカバー
2は回転軸5を中心にレンズカバー駆動モータ4によっ
て回転する構造となっている。3は固定ワイパーであ
り、透明レンズカバー2が回転することによってこの固
定ワイパーで水滴等が拭われ、下部に落ちる構造になっ
ている。
は防水ケース、1はレンズ窓、2は透明レンズカバーで
レンズ窓1から内部に水等が入らない様に防水構造にな
っている。また本実施例においては、透明レンズカバー
2は回転軸5を中心にレンズカバー駆動モータ4によっ
て回転する構造となっている。3は固定ワイパーであ
り、透明レンズカバー2が回転することによってこの固
定ワイパーで水滴等が拭われ、下部に落ちる構造になっ
ている。
【0014】6は、防水ケースB側の制御装置部であ
り、電源取出しコード7によってカメラ本体A装着のバ
ッテリから電源が供給され、通信コード8によってカメ
ラ本体の動作情報が伝えられ、レンズカバー駆動モータ
4の制御スイッチ(制御装置部に内蔵)をオン・オフす
る部分である。通信コード8はカメラ本体Aのリモート
端子に接続される。
り、電源取出しコード7によってカメラ本体A装着のバ
ッテリから電源が供給され、通信コード8によってカメ
ラ本体の動作情報が伝えられ、レンズカバー駆動モータ
4の制御スイッチ(制御装置部に内蔵)をオン・オフす
る部分である。通信コード8はカメラ本体Aのリモート
端子に接続される。
【0015】図3は、制御装置部6の構成を示すブロッ
ク図である。図3において、11はカメラ本体Aのリモ
ート端子を示し、通信コード8(図2参照)を通してカ
メラ本体Aの動作情報がカメラ→防水パックへ、また防
水パックの操作情報(コマンド)が防水パック→カメラ
へと送られる双方向通信の形態をとる(片方向通信でも
可)。
ク図である。図3において、11はカメラ本体Aのリモ
ート端子を示し、通信コード8(図2参照)を通してカ
メラ本体Aの動作情報がカメラ→防水パックへ、また防
水パックの操作情報(コマンド)が防水パック→カメラ
へと送られる双方向通信の形態をとる(片方向通信でも
可)。
【0016】12は、通信インターフェース部を示し、
双方向通信で送られてきたカメラの動作情報を解読し、
動作モード制御部13へ出力する役割を果たす。また、
動作モード制御部13からのカメラ操作コマンド出力を
リモート端子11を介してカメラ本体に出力する役割も
果たす。14は防水パック操作キー部を示し、入力キー
及びインターフェース回路からなる。動作モード制御部
13は、通信インターフェース12より送られたカメラ
本体Aの動作情報をもとに、操作キー14からの本体操
作命令受け付けの可否、出力命令の決定等の動作モード
の判断を司る部分である。
双方向通信で送られてきたカメラの動作情報を解読し、
動作モード制御部13へ出力する役割を果たす。また、
動作モード制御部13からのカメラ操作コマンド出力を
リモート端子11を介してカメラ本体に出力する役割も
果たす。14は防水パック操作キー部を示し、入力キー
及びインターフェース回路からなる。動作モード制御部
13は、通信インターフェース12より送られたカメラ
本体Aの動作情報をもとに、操作キー14からの本体操
作命令受け付けの可否、出力命令の決定等の動作モード
の判断を司る部分である。
【0017】15は、駆動モータ制御アルゴリズム部を
示す(図4にそのアルゴリズムを示す)。16は、水滴
等の異物除去装置のオン・オフ及び連続動作か間欠動作
かの選択、及び間欠動作の間隔設定等を行う操作ダイヤ
ル、及びインターフェース回路部を示す。17は駆動モ
ータドライバ回路を示し、レンズカバー駆動モータ4の
オン,オフを行うスイッチ回路も含む。
示す(図4にそのアルゴリズムを示す)。16は、水滴
等の異物除去装置のオン・オフ及び連続動作か間欠動作
かの選択、及び間欠動作の間隔設定等を行う操作ダイヤ
ル、及びインターフェース回路部を示す。17は駆動モ
ータドライバ回路を示し、レンズカバー駆動モータ4の
オン,オフを行うスイッチ回路も含む。
【0018】操作ダイヤル16により、“切”,“60
秒”,“30秒”,“20秒”,“10秒”,“5
秒”,“連続”の設定ができる。なお“60秒”等はそ
の秒数をおいて一定時間だけ動作させる間欠動作の設定
である。このいずれかの設定情報と、動作モード制御部
13からの本体動作モード情報をもとに、駆動モータ制
御アルゴリズム部15において、モータ4を駆動するか
しないかの判断を行う。駆動モータドライバ部17は、
前段の駆動モータ制御アルゴリズム部15の出力を受け
て、レンズカバー駆動モータ4のオン・オフを行うため
のスイッチの制御及びドライブ電圧の出力を行う。
秒”,“30秒”,“20秒”,“10秒”,“5
秒”,“連続”の設定ができる。なお“60秒”等はそ
の秒数をおいて一定時間だけ動作させる間欠動作の設定
である。このいずれかの設定情報と、動作モード制御部
13からの本体動作モード情報をもとに、駆動モータ制
御アルゴリズム部15において、モータ4を駆動するか
しないかの判断を行う。駆動モータドライバ部17は、
前段の駆動モータ制御アルゴリズム部15の出力を受け
て、レンズカバー駆動モータ4のオン・オフを行うため
のスイッチの制御及びドライブ電圧の出力を行う。
【0019】図4は、駆動モータ制御アルゴリズムを示
すフローチャートである。このフローチャートにより動
作を説明する。
すフローチャートである。このフローチャートにより動
作を説明する。
【0020】先ず、間欠駆動カウンタを0にリセットし
(ステップ1参照、以下S1のように記す)、操作ダイ
ヤル16による設定情報を読み込む(S2)。カメラ本
体Aの動作モードが“REC”,“PAUSE”かどう
か判断し(S3)、REC,PAUSEのいずれかのと
きは、動作設定に応じて(S4)、“切”のときはモー
タ4を停止させ(S7)、“間欠”のときはS5へ、
“連続”のときはモータ4を連続駆動する(S8)。
(ステップ1参照、以下S1のように記す)、操作ダイ
ヤル16による設定情報を読み込む(S2)。カメラ本
体Aの動作モードが“REC”,“PAUSE”かどう
か判断し(S3)、REC,PAUSEのいずれかのと
きは、動作設定に応じて(S4)、“切”のときはモー
タ4を停止させ(S7)、“間欠”のときはS5へ、
“連続”のときはモータ4を連続駆動する(S8)。
【0021】S5では、間欠駆動カウンタを設定値と比
較し、カウンタ値が設定値に達していない時は、間欠駆
動カウンタを1だけあげて(S9)S2へ戻る。カウン
タ値が設定値に達しているときは、一定時間だけモータ
4を駆動し(S6)、すなわち設定時間だけモータ4を
停止させその後一定時間だけモータ4を駆動する間欠動
作を行い、スタートへ戻る。このように、本実施例で
は、記録中(REC)また記録待機中(PAUE)のと
きだけレンズカバー駆動モータ4を付勢し水滴等の異物
除去を行うのでカメラ本体側のバッテリの貴重な電力を
浪費することがない。
較し、カウンタ値が設定値に達していない時は、間欠駆
動カウンタを1だけあげて(S9)S2へ戻る。カウン
タ値が設定値に達しているときは、一定時間だけモータ
4を駆動し(S6)、すなわち設定時間だけモータ4を
停止させその後一定時間だけモータ4を駆動する間欠動
作を行い、スタートへ戻る。このように、本実施例で
は、記録中(REC)また記録待機中(PAUE)のと
きだけレンズカバー駆動モータ4を付勢し水滴等の異物
除去を行うのでカメラ本体側のバッテリの貴重な電力を
浪費することがない。
【0022】また、異物除去は透明レンズカバーの回転
により行われるので、記録(撮影)中であっても記録の
妨げにはならない。
により行われるので、記録(撮影)中であっても記録の
妨げにはならない。
【0023】(実施例2)図5は、実施例2における制
御装置部の構成を示すブロック図である。これ以外の構
成は実施例1と同一である。
御装置部の構成を示すブロック図である。これ以外の構
成は実施例1と同一である。
【0024】図中、21〜24は、実施例1における1
1〜14にそれぞれ対応する部分であり、同様の機能を
有する。25は本実施例における駆動モータ制御アルゴ
リズム部であり、本実施例特有のアルゴリズムを有す
る。26は水滴等の異物除去装置の動作のオン・オフを
操作するためのスイッチ及びインターフェース回路であ
り、27は図3における17と同様のモータドライバ部
である。28はオートフォーカス制御部を示し、レンズ
ユニット29の合焦動作を行わせるための制御を司って
いる部分である。
1〜14にそれぞれ対応する部分であり、同様の機能を
有する。25は本実施例における駆動モータ制御アルゴ
リズム部であり、本実施例特有のアルゴリズムを有す
る。26は水滴等の異物除去装置の動作のオン・オフを
操作するためのスイッチ及びインターフェース回路であ
り、27は図3における17と同様のモータドライバ部
である。28はオートフォーカス制御部を示し、レンズ
ユニット29の合焦動作を行わせるための制御を司って
いる部分である。
【0025】オートフォーカス制御部28からは、駆動
モータ制御アルゴリズム部25へ、レンズユニット29
の現在のフォーカシング情報、例えば合焦しているかし
てないかの判定、及び合焦している場合の対象物の距離
情報が出力される。駆動モータ制御アルゴリズム部28
では、前記フォーカシング情報及びオン・オフスイッチ
26の入力及びカメラ本体Aの動作情報を得て、レンズ
カバー駆動モータ4の動作を制御する。
モータ制御アルゴリズム部25へ、レンズユニット29
の現在のフォーカシング情報、例えば合焦しているかし
てないかの判定、及び合焦している場合の対象物の距離
情報が出力される。駆動モータ制御アルゴリズム部28
では、前記フォーカシング情報及びオン・オフスイッチ
26の入力及びカメラ本体Aの動作情報を得て、レンズ
カバー駆動モータ4の動作を制御する。
【0026】すなわち、オン・オフスイッチ26がオン
の時、かつカメラ本体Aが記録もしくは記録待機状態の
ときで、オートフォーカス制御部28からのフォーカシ
ング情報が明らかに透明レンズカバー(正確には付着し
た水滴または汚れ等の至近端)に合焦した場合、または
(透明レンズカバーの汚れのために)どの部分にも合焦
することができない状態が一定時間続いた場合にだけ、
レンズカバー駆動モータ4を付勢するようにする。
の時、かつカメラ本体Aが記録もしくは記録待機状態の
ときで、オートフォーカス制御部28からのフォーカシ
ング情報が明らかに透明レンズカバー(正確には付着し
た水滴または汚れ等の至近端)に合焦した場合、または
(透明レンズカバーの汚れのために)どの部分にも合焦
することができない状態が一定時間続いた場合にだけ、
レンズカバー駆動モータ4を付勢するようにする。
【0027】本実施例によれば、透明レンズカバーに水
滴が付いたり或は汚れたときだけ異物除去が行われるの
で、より省電力となる。
滴が付いたり或は汚れたときだけ異物除去が行われるの
で、より省電力となる。
【0028】(実施例3)本実施例は、実施例1または
実施例2の異物除去装置の機構を別の方式に変更したも
のである。
実施例2の異物除去装置の機構を別の方式に変更したも
のである。
【0029】本実施例では、水滴除去に超音波圧電振動
子と加熱ヒーターを組み合わせたものを利用する。
子と加熱ヒーターを組み合わせたものを利用する。
【0030】図6は、本実施例における制御装置部の一
部を示す図であり、圧電振動子制御アルゴリズム31は
図5の25に対応し、圧電振動&ヒーター・ドライバ部
32は図5の27に対応している。他のブロック(不図
示)は図5と同じである。33は透明レンズカバーの周
囲を支える部分を示し、34が超音波振動子、35が加
熱用ヒーターを示す。
部を示す図であり、圧電振動子制御アルゴリズム31は
図5の25に対応し、圧電振動&ヒーター・ドライバ部
32は図5の27に対応している。他のブロック(不図
示)は図5と同じである。33は透明レンズカバーの周
囲を支える部分を示し、34が超音波振動子、35が加
熱用ヒーターを示す。
【0031】このように、透明レンズカバーを防水パッ
クの外装に固定する部分33に、超音波圧電振動子34
及び加熱用ヒータ35を組み込み、透明レンズカバーに
超音波振動を与えて、付着した水滴を霧化させ、同時に
加熱用ヒーターで加熱してくもりを除去する。
クの外装に固定する部分33に、超音波圧電振動子34
及び加熱用ヒータ35を組み込み、透明レンズカバーに
超音波振動を与えて、付着した水滴を霧化させ、同時に
加熱用ヒーターで加熱してくもりを除去する。
【0032】本実施例では、防水防滴部分に回転機構が
ないので、防水,防滴の機構が簡単になる。
ないので、防水,防滴の機構が簡単になる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビデオカメラを水辺でアクティブに使用するシーン等に
おいて、せっかくの撮影シーンが、レンズ前面に付着し
た水滴や汚れによってボケてしまったり、直前の水滴に
合焦してしまって被写体への合焦が困難になる等の欠点
をなくすることができる。
ビデオカメラを水辺でアクティブに使用するシーン等に
おいて、せっかくの撮影シーンが、レンズ前面に付着し
た水滴や汚れによってボケてしまったり、直前の水滴に
合焦してしまって被写体への合焦が困難になる等の欠点
をなくすることができる。
【0034】また、カメラ本体の動作情報をもとに異物
除去の制御をきめ細かく行っているので、バッテリの持
続時間を長くする等の省電力効果も大きい。
除去の制御をきめ細かく行っているので、バッテリの持
続時間を長くする等の省電力効果も大きい。
【0035】また、請求項2,請求項3記載の発明で
は、更に、撮影レンズの前面が異物除去手段で覆われる
ことがなく、異物除去動作で撮影が妨げられることがな
い。
は、更に、撮影レンズの前面が異物除去手段で覆われる
ことがなく、異物除去動作で撮影が妨げられることがな
い。
【0036】また、請求項3記載の発明では、更に、異
物除去の機構に回転部がないので、防水,防滴の機構が
簡単になる。
物除去の機構に回転部がないので、防水,防滴の機構が
簡単になる。
【図1】 実施例1の正面図
【図2】 実施例1の断面図
【図3】 実施例1における制御装置部のブロック図
【図4】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図5】 実施例2における制御装置部のブロック図
【図6】 実施例3の要部のブロック図
2 透明レンズカバー 3 固定ワイパー 4 レンズカバー駆動モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 透明なレンズカバーと、このレンズカバ
ーに付着した水滴,汚れ等の異物を除去する異物除去手
段と、カメラ本体の動作情報に応じて前記異物除去手段
の付勢を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
カメラ用防水防滴装置。 - 【請求項2】 透明なレンズカバーと、このレンズカバ
ーを回転駆動する駆動手段と、前記レンズカバーを拭う
ワイパーと、カメラ本体の動作情報に応じて前記駆動手
段の付勢を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
るカメラ用防水防滴装置。 - 【請求項3】 透明なレンズカバーと、このレンズカバ
ーを振動させる超音波振動手段と、前記レンズカバーを
加熱するヒータと、カメラ本体の動作情報に応じて前記
超音波振動手段と前記ヒータの付勢を制御する制御手段
とを備えたことを特徴とするカメラ用防水防滴装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06178175A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | カメラ用防水防滴装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06178175A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | カメラ用防水防滴装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06178175A true JPH06178175A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18150130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP43A Withdrawn JPH06178175A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | カメラ用防水防滴装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06178175A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN103253209A (zh) * | 2012-02-15 | 2013-08-21 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 摄像头系统 |
NL2008732C2 (nl) * | 2012-04-27 | 2013-10-29 | Q I Press Controls Holding B V | Werkwijze en inrichting voor het tegen vervuiling beschermen van een camera. |
JP2017053857A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | コーエイ工業株式会社 | 保護装置及び該保護装置を備えた車両センサシステム |
CN110312063A (zh) * | 2019-06-25 | 2019-10-08 | 安徽兴博远实信息科技有限公司 | 一种自动调整摄像头及其监控系统 |
WO2021182858A1 (ko) * | 2020-03-12 | 2021-09-16 | 엘지전자 주식회사 | 이동 로봇 |
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