JP4568784B2 - エアバッグモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文に記載の自動車用エアバッグモジュールに関するものである。
そのようなエアバッグモジュールは、乗員を保護するべく噴射開口(「流入開口」ともいう)からのガスによって膨張可能なエアバッグと、エアバッグを膨張させるためのガスを発生させることが可能なガスジェネレータ(ガス発生器)とを備え、このガスはガスジェネレータの少なくとも1つのガス流出開口から流出して噴射開口を通じてエアバッグ中へと流入する。
本発明の目的は、初めに言及したタイプのエアバッグモジュールにおける膨張態様を噴射に関し改良するということに基づいている。
この問題は、請求項1の特徴を有するエアバッグモジュールによって解決される。
従って、エアバッグモジュールは、2つの異なる位置間を少なくとも可動する要素に割り当てられた第1の流出開口部を有し、2位置間でのこの動作の結果、この第1の流出開口部は、ガス流出開口を通じて流出するガスの少なくとも一部が外側空間へと導かれるように、ガスジェネレータのガス流出開口にガス誘導にて接続可能とされる。
これにより、第1の流出開口部(或いはこのような複数の流出開口)の開放(或いは閉鎖)が可能となり、エアバッグに充填されるガス量がそれぞれの事故状況に適応可能とされる。例えば、OOP状況(乗員が適正な位置から外れた状況(アウトオブポジション))の場合、すなわちエアバッグによって保護される乗員が例えばエアバッグの主要な展開方向(「主展開方向」ともいう)に関しエアバッグから適正な距離にない場合、第1の流出開口部は早期に開放可能とされ、これにより保護される乗員が膨張したエアバッグによって過度に悪影響を受けることがない。
このようなエアバックモジュールに関する性能の規制は、第1の流出開口部が開放される時点(この時点は、第1の流出開口部を制御するのに使用されるソフトウェアの簡単な制御パラメーターとされる)に適用されるため、この種のエアバックモジュールは、全車両に対し最も簡単な方法によって適用可能とされる。これは又、それぞれの車両の変りつつあるモータリゼーション(電動化)、また種々の制定法上の規制及び消費者テストに適応する。
ガスジェネレータのガス流出開口は、ガス流出開口を通じて流出するガスがエアバックモジュールを取り囲んでいる外側空間へと完全に導かれるように、可動要素によってガス誘導にて第1の流出開口部に接続可能とされるのが好ましい。ている。従って、例えばOOP状況の際のエアバックの膨張が完全に防止可能とされる。
本発明の1つの変更例では、エアバッグを覆うとともにエアバッグモジュールを取り囲む外側空間とエアバッグの内側空間とを分離する、エアバックモジュールのカバー(「モジュールカバー」ともいう)が設けられる。ステアリングホイールに配設された運転者用エアバックモジュールの場合には、この種のカバーは、例えばステアリングホイールのハブボディのカバーとされる。
このカバーは、エアバックモジュールの外側空間へのエアバッグの展開を可能とする開放可能領域(「開成が可能とされた開成可能領域」或いは「開閉が可能とされた開閉可能領域」ともいう)を有するのが好ましい。この開放可能領域は、例えばテアライン(「開裂線」ないし「開裂予定線」ともいう)を有し、主展開方向に展開しつつ膨張する間にカバーを押圧するエアバッグによって、カバーの開放可能領域がテアラインに沿って開裂して開放される。
本発明の1つの実施形態では、第1の流出開口部は、ガスが開放可能領域を通じて外側空間へと流れるように、エアバックモジュールの内側空間に配置される。この場合、展開したエアバッグによって開放可能領域が覆われているため乗員の怪我のおそれがない。更に、例えば運転者用エアバッグの場合、ステアリングコラム或いはステアリングホイールの運転者とは反対側の面に関し、この面は流出最適化或いは耐熱化の構造を備える必要がなく、またエアバッグモジュールのカバーの開放可能領域を通じてガスが流出する場合に運転者の方向に開放する必要がないため、設計に関し自由度がある。
可動要素は、当該要素がエアバッグの主展開方向と平行に延在する動作方向に関し移動可能とされるようにエアバックモジュールに装着されるのが好ましい。
更に好ましくは、可動要素は、噴射開口(「流入開口」ともいう)と平行に延在する動作方向に関し、移動および/または回転が可能となるように装着される。
本発明の1つの変更例では、エアバックモジュールは、エアバックモジュールのガスジェネレータを取り囲むチャンバー(「室」、「部屋」、「区画部」ともいう)を有する。このチャンバーは、一方ではエアバッグを保護する機能を果たし、また他方では(外側空間へとガスを誘導するための)開放可能(閉鎖可能)な流出開口、または(エアバッグ中へとガスを誘導するための)流出開口を有し、或いはチャンバーの構成要素の動作によってそのような開口を形成する。
本発明の典型的な実施形態では、可動要素は、ガスジェネレータによって少なくとも形成され、ガスジェネレータが動作方向に動作することで第1の流出開口部が開放されるように、ガスジェネレータがチャンバーに保持ないし固定されるのが好ましい。
ガスジェネレータは、当該ガスジェネレータの動作方向の動作が、ガス流出の間に生じる圧力によって引き起こされる設計であるのが好ましい。
好ましくは、ガスジェネレータを取り囲むチャンバーは、第1及び第2のチャンバー要素によって少なくとも形成され、2つのチャンバー要素のうちの1つはガスジェネレータに接続され、2つのチャンバー要素はガスジェネレータのための収容部を形成し、また動作方向に相対的に移動可能とされ、これによりこれらは、動作方向に関し互いに離間する方向に移動可能とされ、その結果として、第1の流出開口部は、例えばチャンバーにおいてガスジェネレータまわりに連続状に延在、すなわち2つのチャンバー要素のうち2つの連続状の縁部間において動作方向に関し互いに対向するギャップ(「隙間」ともいう)として設計される。
2つのチャンバー要素は、動作方向に長尺状に延在するガイド要素(「誘導要素」ともいう)を介して相対的に移動可能となるように装着されるのが好ましい。この種のガイド要素は、例えば2つのチャンバー要素のうちの1つに部分的に接続され、またこのチャンバー要素或いはチャンバーの更なる構成要素から動作方向に突出する。別のチャンバー要素は、これらのガイド要素が係合可能な凹部(例えばれ連続状の穴)を有し、これにより別のチャンバー要素は、動作方向に移動可能となるように、すなわちガイド要素が凹部においてスライド移動するようにガイド要素に装着される。
本発明の1つの変更例では、ガスジェネレータが第2のチャンバー要素に保持ないし固定される一方で、エアバッグが第1の流出開口部に保持ないし固定される。運転者用エアバッグの場合には、エアバッグが取り付けられる第1のチャンバー要素は、第2のチャンバー要素とエアバッグによって保護される運転者との間において、エアバッグの主展開方向に配設される。
特に好ましくは、ガスジェネレータは、このガスジェネレータの動作方向への動作によって第2のチャンバー要素が第1のチャンバー要素から離間するように、第2のチャンバー要素に取り付けられ、第1の流出開口部は、動作方向に交差してガスジェネレータまわりに連続状に延在し、動作方向に関し2つのチャンバー要素間に形成される例えばギャップとして形成される。すなわち、第1の流出開口部は、2つのチャンバー要素が互いに離間する当該動作によって開放される。
本発明の1つの変更例では、解放自在のロック要素が設けられており、ガスジェネレータを固定する機能を果たす。前記のロック要素は、エアバッグの膨張の間、ガスジェネレータを初期位置に固定することが可能であり、また制御電子回路による作動が可能とされており、これにより特定の時点での特定の事故状況において、ロック要素のロック解除が形成可能とされる。このガスジェネレータは、ガス流出の間に上昇する圧力によってロック要素を押圧し、ロック要素の解放ないしロック解除の後に、圧力にしたがってエアバッグの噴射開口から動作方向に関し初期位置から離間した更なる位置へと移動する。
このロック要素は、ガスジェネレータを固定するためにガイド要素と係合可能に設計される(ロック要素は、例えばガイド要素上に確実にラッチ係合する)のが好ましい。
特に好ましくは、このロック要素は、ガスジェネレータの動作方向と交差状に延在するロック解除方向への直線動作によって、少なくとも部分的にガイド要素との間の係合が解除可能となるように設定され設けられる。この場合、好ましくは、ロック要素は、ロック解除方向に長尺状に延在しロック解除要素を動作方向に関し貫通する長穴を有し、ガスジェネレータを保持ないし固定するべくガイド要素がこの長穴にてラッチ係合する。この目的においては、これら長穴は、動作方向に関しこれら長穴の拡張領域へと誘導可能とされまたノッチ(切込み、刻み目)を有するガイド要素をロック解除方向に拡張し、そこにおいてロック要素は、特に長穴に対しそれら各々の狭い領域にて接する縁部領域に係合可能とされ、ガイド要素は動作方向に関し縁部領域を押圧し、これにより動作方向に関し固定される。
長穴の幅の狭い方の領域と、長穴のうちロック解除方向と反対の拡張領域とは、ロック解除方向と交差するように長穴を縮小ないし幅狭にすることによって互いに分割される。そのためガイド要素は、円形の連続状のノッチとともに幅狭領域へと押し込まれ、そこでの縮小によって保持ないし固定されるので有利とされる。従って、幅狭領域に配置されたガイド要素を、ロック解除方向に関し長穴の拡張領域へと移動させる際には予め規定の最小荷重が必要条件とされ、これによりロック要素が不用意にロック解除される危険が減少する。
本発明の1つの変更例では、ロック要素を解放するべく当該ロック要素の直線的な動作を発生させる駆動力発生装置が設けられる。この場合、この駆動力発生装置は、ロック解除方向にロック要素を押圧するピストンを備えるのが好ましく、ガイド要素は長穴の幅狭領域を外れてこれら長穴の拡張領域へと移動され、これによりロック解除方向と交差状、すなわち動作方向に長穴内をスライド可能とされる。ロック要素に動作方向の拡張が形成され、これによりロック要素は、ガイド要素に沿ってスライド動作する際にガイド要素との係合が完全に解除される。これにより、動作方向に関する2つのチャンバー要素間の距離が極力最大とされる。
本発明の別の変更例では、第1の流出開口部或いはそのような第1の流出開口部の複数は、(ガスジェネレータの振動可能な取り付けのために生じる可能とされる補整動作を除いて)噴射開口に対し位置が固定されたガスジェネレータを取り囲むチャンバーに形成される。
この場合、可動要素は、当該可動要素によって第1の流出開口部の閉鎖或いは開放が可能となるように、このチャンバー上に可動可能に配設されるのが好ましい。
本発明の1つの変更例では、第1の流出開口部が配置された円筒状の壁を、ガスジェネレータのチャンバーに設ける。この場合、この円筒状の壁は、ガスジェネレータまわりにおいてエアバッグモジュールのエアバッグの主展開方向と交差状に連続的に延在する。この例では、ガスジェネレータのガス流出開口(或いはそのようなガス流出開口の複数)は、エアバッグの主展開方向と交差状に第1の流出開口部(或いはそのような第1の流出開口部の複数)に面しており、これによりガスは、ガスジェネレータを取り囲むチャンバー外へ主展開方向と交差状に最初に流れることが可能とされる。
可動要素は、クリアランス(隙間、間隙)を備えた円筒状のリングを有し、このリングは、リングが壁に沿って移動することでクリアランスが第1の流出開口部に合致可能となるようにチャンバーの壁上に移動可能に配設されるのが好ましい。この場合、リングのクリアランスは、第1の流出開口部に対応した形状及び大きさを有する。円筒状の壁に沿って形成される第1の流出開口部の複数に関し、円筒状のリングは、これらの第1の流出開口部に合致可能な対応する複数のクリアランスを有し、結果としてリングが壁に沿って移動する。この関係において、リングの移動は、円筒状のリングのそのシリンダ軸まわりの回転をとされ、すなわち円筒状のリングは、壁を押圧しまた壁に対し回転されることが可能となる。一方で、リングの動作は規制されずに(回転との組み合わせにおいてさえ)同様に可能とされる。
リングのクリアランス(或いは複数のクリアランス)は、リングが第1の流出開口部(或いは複数の第1の流出開口部)を完全に閉鎖する位置へと回転動作或いはスライド動作することが可能となるように、リング上に形成される。これらのクリアランスは、壁の第1の流出開口部の全部が壁に対するリングの特定の位置において開放されるように、同様にリング上に配設される。
特に好ましくは、リングを動作方向に移動させるために、リングは動作方向(円筒状の壁の場合、この動作方向は、円筒状の壁まわり、好ましくエアバッグの主要な展開方向と交差状、すなわち円筒状の壁のシリンダ軸と交差状に延在する)と交差状に延在する縁部を備えた凹部を有する。本発明の1つの変更例では、この凹部は、リングを遮断し、また動作方向と交差状に延在するギャップ(隙間)として設計される(開放リング)。
好ましくは、駆動力発生装置のピストンは、凹部の縁部を動作方向に押圧し、これによりリングは、第1の流出開口部がリングによって閉鎖される初期位置から外れて、第1の流出開口部が開放される更なる位置へとピストンによって押される。この有利な付随的な力の導入によって、リングはほんのわずかに変形する。リングの補強のため、凹部はリング上の一部においてのみ形成され、すなわちリングを動作方向と垂直に完全に分断するわけではない。この例において、好ましくは更に、幅狭の更なる凹部が設けられ、この凹部は、動作方向と交差状にリングを分断し、動作方向に関し凹部の縁部の後ろに形成されて、またこの縁部に沿って、すなわち動作方向と交差状に延在する。そのとき、駆動力発生装置のピストンが凹部の縁部を動作方向に押圧するならば、更なる凹部によってリングは動作方向に押されず、そのかわりに引っ張られてピストン運動によって生じるリングの変形が更に極小となる。
リングの変形の上記極小化のため、リングは特に軽量のデザイン(少ない壁厚さ)とされる。更には、第1の流出開口部を開放するべく当該第1の流出開口部と合致することが可能とされたリングのクリアランスは、結果としてリングの変形を極小化する特に広い領域を有する。従って、クリアランス(或いは複数のクリアランス)は、チャンバーの壁に面するリング表面の約半分を占める。
本発明の更なる変更例では、ガスジェネレータを取り囲むチャンバーに閉鎖可能な流出開口が設けられ、ガスジェネレータによって発生し或いは放出されたガスは、エアバッグ膨張のためにこの流出開口を通じてエアバッグ中へと導入される。好ましくは、この流出開口(また複数の流出開口の場合もある)は、チャンバーのうちエアバッグの噴射開口に面する流出領域上に配設される。
特に好ましくは、エアバッグモジュールの可動要素は、開口部を備えたバルブプレートを有し、このバルブプレートは、当該バルブプレートが流出領域に沿って移動(回転)することで開口部が流出開口と合致可能となるように、チャンバーの壁上に移動可能に配設される。流出領域に形成される複数の流出開口に関しては、対応する複数の開口部がバルブプレート上に設けられ、また当該バルブプレートの移動ないし回転の結果として、複数の流出開口に合致してチャンバーの流出開口が開放されることが可能とされる。
更には、開口部或いは複数の開口部は、バルブプレートが流出領域に対し予め規定された角度をこえて回転し、チャンバーの流出領域の流出開口全部を閉鎖するように、バルブプレート上に形成される。
本発明の1つの変更例では、リングのうちエアバッグ或いはエアバッグの流入開口に面する連続状の縁部にバルブプレートが固定される。すなわち、可動要素は、一方側において開放された平坦状のシリンダとして設計され、リングがシリンダ壁を形成しており、また当該シリンダの底部が(円環状の)バルブプレートによって形成される。
好ましくは、バルブプレートの開口部は、チャンバー壁の第1の流出開口部が開放されたときに、バルブプレートによって流出開口が閉鎖されるように、リングのクリアランスに対し配設され、更に好ましくは、第1の流出開口部がリングによって閉鎖されたときに流出開口が開放される。同様の構成が、バルブプレートの複数の開口部或いはチャンバーの複数の流出開口、またチャンバーの複数の第1の流出開口部或いはリングの複数のクリアランスに対しても適用される。
更に、チャンバーに制御可能な流出開口を設けるのが有利とされ、エアバッグからの圧力を除去可能な付加的なガス流れ(流通経路)が、更にエアバッグ中へのガスを完全に遮断可能であり、これによりOOP状況下における乗員に対する負荷の更なる低減が可能となる。
本発明の更なる変更例では、エアバッグは、エアバッグの膨張状態においてエアバッグの内側空間に配設される第2の流出開口部(或いは対応する複数の第2の流出開口部)を備え、第2の流出開口部から流出したガスは、エアバッグモジュールカバーの開放可能領域を通じてエアバッグモジュールを取り囲む外側空間へと流れる。
これは、OOP状況(すなわちエアバッグが早期に塞がれる状況)では、エアバッグモジュールの内側空間の高いガス圧によって第2の流出開口部を通じた十分な換気が可能とされ、これによりエアバッグの展開初期状態において運転者に作用する負荷が低減されるため有利である。
本発明の1つの変更例では、第1及び第2の流出開口部から流出したガスが、主展開方向(主要な展開方向)Hと反対に流れるのを防止するように設計及び設定された手段を備える。
本発明の更なる変更例では、エアバッグは、展開したエアバッグにおいてガスを吐出するべくエアバッグの外側空間に配設される第3の流出開口部を備える。この種の第3の流出開口部は、起立したすなわちすでに展開されたエアバッグからの確実なガス放出を可能とするという点において有利である。
好ましくは、エアバッグの膨張状態において、この第3の流出開口部は、エアバッグモジュールに面する側、すなわちエアバッグのうち運転者から離れた側に配設され、これによりエアバッグ外へと流れるガスは、渦を巻くことなく、運転者或いはエアバッグによって保護される乗員に直接向けられない。
好ましくは、ガスを吐出する役割を果たし、また展開エアバッグとともにエアバッグモジュールの外側空間に配設される更なる第3の流出開口部が設けられる。この場合、エアバッグの膨張状態において、この更なる第3の流出開口部は、第3の流出開口部に対向してエアバッグの主要な展開方向と交差状とされ、これにより、例えば対称的に組み立てられた運転者用エアバッグの場合には、可能な限り対称のガス放出動作が引き起こされて、エアバッグは(空間的に)均一なガス放出が可能とされる。
第1、第2及び第3の流出開口部は、互いに組み合わせられて互いに調整されるのが有利とされる。この場合、エアバッグ中の第2及び第3の流出開口部は、エアバッグに通常設けられる通常の流出開口を置き換える。第3の流出開口部に対する第2の流出開口部の領域の調整、すなわちこれら2つの領域の割合の調整は、(エアバッグが妨害されることなく自由に展開可能とされる)内部性能が既知の標準的なエアバッグのものに合致するようにして行われる。
第2及び第3の流出開口部が恒久的に開放される一方で、第1の流出開口部は、切り換え可能或いは制御可能とされる。すなわち、この第1の流出開口部の開放は、ガスジェネレータ(例えば点火式駆動力発生装置)の点火後における時間関数として発生する。第1の流出開口部が早期に開放された場合には、ガスジェネレータからのガス流体は、エアバッグの詰まりによって噴出し(例えば、縁部の(クランプ)固定によって、ジェネレータキャリアに対しエアバッグの流入開口まわりに連続的に延在する)、その結果、軽量の乗員(5%の女性)のためのより効果的な拘束性能(「より柔らかい」エアバッグ)に影響するエアバッグの充てん度が、付加的な第2及び第3の流出開口部にとともに達せられる。切り換え可能或いは制御可能な第1の流出開口部が遅れて開放された場合には、重量の乗員(男性の50%ないし95%)のための拘束性能が改善される。エアバッグの展開は、エアバッグモジュールを作動させる事故状況において、乗員の加速度(減速)のよりよい矩形の識別によって補助される(エアバッグの速やかな準備により早期に拘束する)。概して、乗員関数としてのエアバッグの最適な減衰は、指定の方法での選択が可能とされた付加的な流出領域(第1の流出開口部)の開放時点において設定可能とされる。開放時点の固定は、乗員検知(サイズ、重量、ポジション)及び衝突依存データ(減速、速度)の検知に基づいて自動的に発生する。
OOP状況では、エアバッグ衝突時に乗員に作用する負荷を更に低減させるべく、切り換え可能な第1の流出開口部が非常に早い時期に開放されることによって、更にエアバッグモジュール中(すなわちエアバッグ中)の圧力を最小化することが可能とされる。
既知のエアバッグモジュールと対比すると、エアバッグモジュール内へ導入されたガスは、ジェネレータキャリアの開口部を通じて更に下方へ、すなわちステアリングホイールのステアリング軸に沿って導かれることはなく、そのかわりにステアリング軸或いはエアバッグの主展開方向に沿ってエアバッグモジュールカバーの開放可能領域の方向に偏向される。従って、ガスの流出はカバーの開放可能領域を通じてエアバッグに沿って生じる。OOP状況においてさえ、エアバッグモジュールの近くにある乗員のボディパーツは、エアバッグによって十分に被覆されるため、流出したホットガスによって生じる損傷が除外される。更に、カバーの開放可能領域を通じた上述のガス流れ(流通経路)のために、隣接したどのサブアセンブリも悪影響を受けない。従って、流出を確保するためにステアリングホイール上に付加される手段が不要である。同時に、例えばステアリングホイールを通じて流出する場合に、例えばステアリングホイール上にある運転車の手が影響を受けるような状況が防止される。
本発明の更なる利点及び特徴は、典型的な実施形態の以下の図面説明から明瞭化される。
図1は、運転者用エアバッグとして使用されるように設計されたエアバッグ1を示している。エアバッグ1は、紙面と同一平面とされる延在面に沿って広げられており、2つの円形ガスバッグ層からなり、その連続的な縁部が縫合され、粘着接合され、エアバッグを形成するべく互いに織り合わせられ或いは結合されている。
このエアバッグ1は、膨張状態において、図1に示されていないエアバッグモジュール6に向かう、或いは膨張したエアバッグ1によって保護される運転者の反対側に向かう面2を有する。
このエアバッグ1の面2には、中央部分に円形開口の形状の噴射開口(流入開口)3が設けられており、エアバッグ1を膨張させるためのガスがそこを通じてエアバッグ1中へと導入可能とされている。
このエアバッグ1には、噴射開口(「流入開口」ともいう)3の縁部領域において相互に対向し、且つ噴射開口3に沿って長尺状に延在する2つの第2の流出開口部4が設けられている。これら2つの第2の流出開口部4は、エアバッグ1の膨張状態においてそれらがエアバッグモジュール6の内側空間Iに配設されるように、噴射開口3に近接して配置されている。
更に、このエアバッグ1は、円形の噴射開口3の中心からの距離が、噴射開口3の中心から第2の流出開口部4までの距離よりも大きくなるように離間した第3の流出開口部5を有し、エアバッグ1の膨張状態において第3の流出開口部5が、エアバッグモジュール6の内側空間Iの外側、特にはエアバッグモジュールを取り囲む外側空間Aに配置されるように、この離間距離が十分な大きさに設計されている。
図2は、図3から7に関連して、エアバッグモジュール6の部分断面を示しており、エアバッグモジュール6は、当該エアバッグモジュール6のエアバッグ1のための、またガスジェネレータ8及びガスジェネレータ8を取り囲むチャンバー9のための収容部を形成するカバー(「モジュールカバー」ともいう)7を有する。
エアバッグモジュール6のこのカバー7は、エアバッグモジュール6の内側空間Iと外側空間Aを分離する。更に、エアバッグモジュール6のカバー7上には、開放が可能とされた開放可能領域(「開成が可能とされた開成可能領域」或いは「開閉が可能とされた開閉可能領域」ともいう)10が設けられ、それはエアバッグ1内のガス圧が上昇し、エアバッグ1がエアバッグモジュール6のカバー7の開放可能領域10を内側空間Iからエアバッグの主要な展開方向(「主展開方向」ともいう)に押圧することで、例えば予め規定されたテアライン(「開裂線」或いは「開裂予定線」ともいう)に沿って開裂して開放される。この内側空間Iは、この例では非膨張状態のエアバッグ8が占める空間を示す。この内側空間Iは、閉鎖状態のカバー7によってエアバッグ1の主展開方向Hに関する範囲が規定される。
図2は、エアバッグ1がカバー7の開放可能領域10を通じてエアバッグモジュール6の外側空間Aへと拡張した後のエアバッグモジュール6(図2に図示される)を示しており、エアバッグ1の第3の流出開口部5がこの外側空間Aに配設され、第2の流出開口部4がエアバッグモジュール6の内側空間Iに配設されている。この場合のガス流れ(流通経路)は、図2中において対応する矢印によって図示されている。
エアバッグ1内のガスは、第3の流出開口部5を通じて直接的に外側空間Aへと流れることが可能である一方、このガスは、第2の流出開口部4を通じて最初に内側空間Iに誘導され、そこからエアバッグ1に沿って開放可能領域10を通じて外側空間Aへと誘導される。
ガスジェネレータ8を取り囲むチャンバー(「室」、「部屋」、「区画部」ともいう)9は、カップ形状のディフューザ(「拡散器」ないし「分散器」ともいう)11、ガスジェネレータキャリア12、ボトムプレート13、及びガスジェネレータ8に振動可能に配設されたキャリア14によって形成されている。ディフューザ11は、キャップ形状に設計されており、主展開方向Hに関し噴射開口3を通じて(膨張した)エアバッグ1中へと突出しており、その縁部領域は、ディフューザ11の連続状の縁部領域11aと、ガスジェネレータキャリア12のうち噴射開口3に面する中央開口12cまわりに連続状に延在する縁部領域12aとの間で、主展開方向Hに配設されたエアバッグ1の噴射開口3まわりに連続状に延在しており、主展開方向Hに互いに向き合うこれら2つの縁部領域11a,12a間にエアバッグがクランプ固定される(エアバッグクランプ)。
ディフューザ11及びガスジェネレータキャリア12には、ディフューザ11の縁部領域11aから主要な展開方向Hに長尺状(長軸状)に突出する4つの取り付け要素(「固定要素」ともいう)11bが介在している(4つの取り付け要素11bは、円形の縁部領域11aに沿ってそれぞれ隣接した取り付け要素から等距離で配設されている)。これら4つの取り付け要素11bは、ガスジェネレータキャリア12の縁部領域12aに形成されたそれぞれに対応する穴(孔)12bを通じて誘導され、これによりこれら取り付け要素11bの自由端部は、ガスジェネレータキャリア12の縁部領域12aのうちディフューザ11と反対側の面から突出する。これら突出状の自由端部は、さらにそれぞれに対応するボトムプレート13の(連続状の)穴(孔)13aへと誘導されるようになっており、これらの穴13aは、ボトムプレート13の円筒状の取り付け領域(「固定領域」ともいう)13bに形成されて、取り付け要素11b及び主展開方向Hと一直線とされる。
ボトムプレート13は、ジェネレータキャリア12の中央開口12c及び主展開方向Hに関しエアバッグ1の噴射開口3とは反対側に、中央環状のガスジェネレータクリアランス(「間隔」ないし「隙間」ともいう)13cを備えている。
ガスジェネレータ8は、本質的(実質的)に円筒形に設計されており、ボトムプレート13のこのガスジェネレータクリアランス13c中へと主展開方向Hに挿入される。このガスジェネレータ8は、主展開方向Hと交差してガスジェネレータ8から突出し、また主展開方向Hと交差してガスジェネレータ8まわりに連続状に延在するフランジ8aを介して、箱形状ないし槽形状のキャリア14に対し振動可能に接続される。フランジ8aを介してガスジェネレータ8をキャリア14に振動可能に接続するこの構造は必ずしも必要ではない。更に、このフランジ8a自体が、キャリア14として構成されてもよく、これによりキャリア14及びガスジェネレータ8は互いに直接的に接続される。
キャリア14は、ボトムプレート13の穴13aを通じて誘導された取り付け手段11bの端部の自由端に固定され、また主展開方向Hに関しディフューザ11と反対側においてガスジェネレータ8のチャンバー9を閉鎖する。
更に、ジェネレータキャリア12は、ジェネレータキャリア12の中央開口12cに垂直に配設されて、ジェネレータキャリア12の中央開口12bまわりに連続して主展開方向Hに交差して環状に延在する円筒状の壁15を有する。複数の第1の流出開口部15aは、ジェネレータキャリア12のこの壁15に形成されており、円筒状のリング16の形態の可動要素によって閉鎖或いは開放が可能とされる。
この目的においては、円筒状のリング16は、円筒状の壁15のうちガスジェネレータ8に向かう内側を押圧するように、また主展開方向Hと交差状に延在し且つ主展開方向Hに交差して円筒状の壁15まわりに連続状に延在する動作方向Bに関し、2位置間での移動が可能となるように設計されており、すなわちこの円筒状のリング16は、主展開方向Hに合致する円筒軸まわりに回転可能とされている。
壁15の流出開口部15aに対応した形状のクリアランス(「間隔」ないし「隙間」ともいう)16aは、リング16に設けられ、また壁15の第1の流出開口部15aに完全に合致可能となるように、円筒状のリング16に沿って配設されている。第1の流出開口部15a及びクリアランス16aが合致する際には、第1の流出開口部15aは完全に開放され、これによりガスジェネレータ8によって供給されたガスは、(ガス誘導にて接続されることで)第1の流出開口部15aを通じて内側空間Iへと流れ、更にそこからエアバッグモジュール6の外側空間Aへと流れる。リング16の回転ないし移動によって、リング16のクリアランス16aは、ジェネレータキャリア12の壁15の第1の流出開口部15aに合致可能とされる。この例では、第1の流出開口部15aは、リング16によって完全に閉鎖される。
初期に閉鎖された流出開口部15aを開放するべく、円筒状のリング16が動作方向Bに移動可能となるように、図7における点火作動式の駆動力発生装置17がボトムプレート13に設けられている。
図7に示すように、駆動力発生装置17は、制御電子回路によって作動可能すなわち点火可能な点火器18を備えており、この点火器は、ボトムプレート13に形成された圧力チャンバー19中において、長尺状に拡張され圧力チャンバー19において動作方向Bに関し圧力チャンバー19外へと移動可能に配設されたピストン20を押圧可能な余分な圧力を発生することが可能とされる。
ピストン動作を伝達するべく、このピストン20は、動作方向Bに関しリング16の凹部21に配設されており、この凹部は、動作方向Bに関しリング16を遮へいし、ピストン20は、圧力チャンバー19に供給された余分な圧力によって、リング16の凹部21において動作方向Bに交差して延在する縁部22を動作方向Bに押圧するように配設されており、これにより第1の流出開口部15aを開放するべくリング16が壁15に対し回転される。また、この凹部21は、リング16内のクリアランス16aとされる。
リング16の凹部21におけるピストン20の配置に関しては、ピストン20は、動作方向Bにつき凹部21のうちピストン20に向かう縁部22と、動作方向Bにつき凹部21のうち縁部22と反対側の更なる縁部との間に配置され、特には前記のピストンが、リング16の接線方向にこのリング16の縁部22を押圧可能となるように配置されるのが有利とされる。従って、リング16から放射状に離間するこの種のピストン20が、壁15に対しリングを回転させるべく、リングから突出する領域を押圧する場合には変形が軽減される。ピストン20の上述の配置のために、リング16は、材料及び重量の条件において適正な方法で製造可能とされる。
ピストン20によってリング16がジェネレータキャリア12の壁15に沿って確実に移動可能とされるように、ジェネレータキャリア12および/またはボトムプレート13には、円筒状のリング16を動作方向Bに関しガイド(誘導)するガイド手段が設けられる。ボトムプレート13は、この種のガイド手段、特にはガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続状に延在する手段を有し、これに沿ってリング16のうちボトムプレート13に面する縁部がスライド可能とされる。
図8は、図5に示すエアバックモジュール6の変更例を示すものであり、図5と対比すると、リング16は凹部21によって動作方向Bに関し遮へいされない。ここでは、リング16の凹部21は、特には凹部21のうち動作方向Bと交差状に延在する縁部22を形成するのと同様に、リング16のうちボトムプレート13に面する縁部に形成され、ピストン20は、リング16を移動させるべく当該縁部を押圧可能とされる。一方で、図8に示すエアバックモジュール6の変更例では、リング16は、図5に示すようにピストン20によって動作方向Bには押圧されず、動作方向Bに関しリング16の凹部21の縁部22の前では、縁部22と平行に延在してリング16を遮へいするギャップ(隙間)の形態の更なる凹部23が形成されることから、そのかわりに縁部22を押圧するピストン20によって引っ張られる。その結果、リング16は、動作方向Bに縁部22を押圧するピストン20によって動作方向Bに押圧されることがなく、そのかわりに縁部22を押圧するピストン20によって引っ張られる。これにより、ピストン20によって生じるリング16の変形を効果的に減らすことが可能であるため有利である。
図9は、図10及び図11に関連して、図5及び図8に示すエアバッグモジュール6の更なる変更例を示しており、図5或いは図8と対比すると、リング16の凹部21は、リング16を遮へいしない、すなわちリング16はそれ自体が閉鎖されるように設計されており、これによりリング16を移動させるべくこの凹部21の縁部22を押圧するピストン20は、リング16を動作方向Bに押圧する。この例では、壁15に対する移動の間にピストン20によって僅かの範囲でリング16が変形するように、前記のリングは、動作方向Bに垂直な方向に関し本質的にU字形の断面或いはそれと同等の形状を有する。
図12は、図13及び図14に関連して、図5、図8及び図11に示すエアバッグモジュール6の別の変更例を示しており、可動要素はリング16によっては形成されず、そのかわりにガスジェネレータ8自体によって形成される。図5、図8及び図11と対比して、この場合ボトムプレート13を省略してもよい。この例では、ガスジェネレータ8を取り囲むチャンバー9は、第1のチャンバー要素として、少なくとも1つの第1及び第2のチャンバー要素によってジェネレータキャリア12に形成され、主展開方向Hに関し第2のチャンバー要素としての箱状ないし槽状設計のキャリア14に対向して設けられ、そこにはガスジェネレータ8の自由端領域の主展開方向Hへの突出を許容する中央のガスジェネレータ凹部14aが形成され、ガスジェネレータ8は、ガスジェネレータ8まわりに連続状に延在するフランジ8aを有し、そこから突出し、またそれを介して、ガスジェネレータ凹部14aまわりに連続状に延在し、また主展開方向Hに関しエアバッグモジュール6のうちエアバッグ1の噴射開口3(図示省略)に対向して前記の噴射開口に面する縁部領域にガスジェネレータ8が配設される。
キャリア14は、主展開方向Hに関しジェネレータキャリア12に面し、またガスジェネレータ8を取り囲むチャンバー9を形成するべくジェネレータキャリア12を押圧可能な連続状の縁部領域14cを有している。
キャップ形状のディフューザ11は、ジェネレータキャリア12の中央開口12cに装着され、また上述のように、エアバッグ1は、ディフューザ11とジェネレータキャリア12との間で噴射開口3まわりに連続状に延在する縁部領域に
クランプ固定される。上述のように、ディフューザ11から突出する取り付け要素11bは、ジェネレータキャリア12のうち取り付け要素11bと一直線上にある穴12bを通じ、またキャリア14のうち穴12bと一直線上にある縁部領域穴(孔)14bを通じて、またロック要素24のうちキャリア14の穴14bと一直線上にある長穴24aを通じて誘導され、更に主展開方向Hに長軸状に延在するように設計されたナット25によって互いにネジ固定される。
ナット25は、取り付け要素11bと互いに螺合した状態で、主展開方向Hに関しロック要素24の長穴24a内へと誘導され、また取り付け要素11bと一直線上にあるキャリア14の穴14b内へと誘導されるように設計されており、これによりキャリア14は、主展開方向Hにあるナット25上を主展開方向Hにスライド可能とされる。すなわち、ナット25は、ガスジェネレータ8、及びエアバッグ1の膨張の間に作用する圧力によって、ガイド要素25を通じて主要な展開方向Hと反対の動作方向Bに誘導可能とされるキャリア14(第2のチャンバー要素)のためのガイド要素(誘導要素)を形成している。
ロック要素24は、エアバッグ1の膨張の間に第1の流出開口部15aが閉鎖されるその初期位置にガスジェネレータ8を固定するために設けられており、ガスジェネレータ8が(圧力により)キャリア14をロック要素24に対し動作方向Bへと押圧し、またこの場合に噴射開口3に対し初期位置に固定されるようにガイド要素25と係合可能とされ、すなわちガスジェネレータ8のフランジ8aを介してガスジェネレータ8に接続されたキャリア14は、ジェネレータキャリア12に面するその縁部領域14cをジェネレータキャリア12に対し押圧し、これによりガスジェネレータ8を取り囲むチャンバー9外のキャリア14とジェネレータキャリア12との間において、主展開方向Hへのガス漏れは全く無いか或いは比較的微量のみが発生する(従って、キャリア14の縁部領域14cは、ジェネレータキャリア12を密閉状に押圧する必要がない)。
このロック要素24は、(更に)駆動力発生装置26によってロック解除され、これは圧力チャンバーにおいて、点火器27によって、ガスジェネレータ8の動作方向Bと交差状のロック解除方向Eに関し駆動力発生装置26の圧力チャンバー外へピストン28を押圧する余分な圧力を供給する。
この目的においては、駆動力発生装置26のピストン28は、ロック要素24に対し当該要素がピストン28によってロック解除方向Eに直線的に変位するように配設されている。従って、このロック要素24は、ガイド要素25のノッチ(切込み)25aと係合解除され、これによりエアバッグ1の膨張の間に作用する圧力によって、ガスジェネレータ8は、動作方向Bに関しエアバッグ1の流入開口(噴射開口)3から離間する。この場合、キャリア14、詳しくはガスジェネレータ8に接続されたその縁部領域14cは、ジェネレータキャリア12から離間状に移動し、これによりキャリア14の縁部領域14cとジェネレータキャリア12との間に、ガスジェネレータ8に連続状に延在して第1の流出開口部15aを形成するギャップ(隙間)が形成される。ガスジェネレータ8或いはキャリア14の当該位置が、図12に示されている。これに対比して、図13は、ガスジェネレータ8或いはジェネレータキャリア12を押圧しているキャリア14の縁部領域14cを初期位置にて示している。これは、閉鎖された第1の流出開口部15aに対応している。
図15は、図12から14に図示されたエアバッグモジュール6の詳細、特には本質的(実質的)に円形状であり、主要な展開方向Hに関しキャリア14に対向するとともに、ガイド要素25に係合可能とされたロック要素24の構造を示している。
この目的においては、ロック要素24は、ロック解除方向Eに延在する長穴24aを備えており、これらの長穴Aはロック解除方向Eに拡張され、またそれぞれの場合に、ロック解除方向Eに関し長穴24aの拡張領域24bに対向するとともに、縮小(縮径)されることで拡張領域24bから分割された狭小領域24cを備えている。
ガイド要素25のノッチ25aは、円形設計であり、また動作方向Bに交差してガイド要素25まわりに連続状に延在している。ガイド要素25のノッチ25aの外径は、ガイド要素25が長穴24aの狭小領域24cへとノッチ25aを押圧可能とされ、また狭小領域24cと拡張領域24bとの間の縮小のために、狭小領域24cにてラッチ係合するように精密に設定されている。この位置においては、ガイド要素25は、もはや動作方向Bに移動することができない。第1の流出開口部25aが開放される、すなわちキャリア14及びガスジェネレータ8が、動作方向Bに関しジェネレータキャリア12から離間状に移動する際には、駆動力発生装置26の点火器27が点火され、従ってピストン28は、ロック要素24に対しロック解除方向Eに押圧され、これにより長穴24aの狭小領域24cは、ガイド要素25のノッチ25a外へと押圧され、拡張領域24bは、ガイド要素25に向けて移動する。従って、ガイド要素25のうちノッチ25aから離間した部位の外径は、長穴24の拡張領域24bの外径よりも小さいため、ロック要素24は、ガイド要素25のノッチ25aとの係合が解除される。すなわち、このロック要素24は、キャリア14及びそれに取り付けられたガスジェネレータ8とともに、ガイド要素25上を動作方向Bにスライド可能とされる。
図16は、図17及び図18に関連して、エアバッグモジュール6が抽出された斜視図ないし分解図を示しており、ジェネレータキャリア12は、上述のジェネレータキャリア12の実施形態と対比して、恒久的に開放された中央開口12cを備えておらず、そのかわりに放射状に配設された複数の流出開口29を備えており、ガスはこれを通じてエアバッグモジュール26のチャンバー9から流出して噴射開口3を通じてエアバッグ1中へと流れる。この目的においては、これらの流出開口29は、エアバッグ1の主展開方向Hに関し噴射開口3に面しており、また主展開方向Hに関しこれに対向して配置されている。
流出開口29は、エアバッグ1を膨張させるべく流出開口29を通じて流出したガスが、流出開口29の特徴的な構造のために渦流(旋回流)を形成するように設計されており、これによりディフューザ11の省略が可能とされる。すなわち、図16から18に図示されたエアバッグモジュール11は、ジェネレータキャリア12に面する縁部領域11aがその上に形成される(図5参照)クランプリング30を単に有し、それはエアバッグ1のうち噴射開口3まわりに連続状に延在する縁部領域をジェネレータキャリア12に対して押圧し、これによりエアバッグ1をジェネレータキャリア12に保持(固定)する。
クランプリング30から主展開方向Hに突出する取り付け要素11bは、上述のエアバッグモジュール6の実施形態に対応した同様のものとされる。
図2から11の例では、ジェネレータキャリア12の流出開口29を閉鎖するべく、リング16には、ジェネレータキャリア12の流出領域31の流出開口29に合致可能とされた複数の開口32aを有するバルブプレート32が形成されている。この目的においては、リング16とともに取り付けられたバルブプレート32(リング16及びバルブプレート32が一部品として一体状に構成されてもよい)は、主展開方向Hと交差状に延在する動作方向Bに回転可能とされ、すなわちバルブプレート32は、バルブプレート32に垂直で主展開方向Hに合致する軸まわりに回転可能とされており、一方でバルブプレート32の開口32aは、流出領域31の流出開口29に合致可能とされ、このバルブプレート32によって流出開口29が開放され、或いは完全に閉鎖可能とされる。このバルブプレート32は、リング16に連結されているため、バルブプレート32は、図2から11に示すように、駆動力発生装置17によって動作方向Bに移動可能とされる。この流出開口29は、流出開口29がバルブプレート32によって閉鎖されるとともに、ジェネレータキャリア12の円筒状の壁15の第1の流出開口部15aが開放されるように、そして流出開口29の開放時に第1の流出開口部15aがリング16によって閉鎖され、すなわちバルブプレート32にて形成された開口32aに合致するように、ジェネレータキャリア12の流出領域31に形成されている。
もちろん、上述の実施形態を互いに組み合わせることも可能である。ガスジェネレータ8は、例えば図14における動作方向Bに移動可能となるように設計され、一方で更にジェネレータキャリア12の中央開口12cは、図18における流出開口29に対応する流出領域31によって設けられてもよく、これにより図14に示すジェネレータキャリア12の中央開口12bは、バルブプレート32によって閉鎖可能とされる。この目的においては、それぞれの場合に図7における駆動力発生装置が設けられる。
本発明では、「請求項1に記載のエアバッグモジュールであって、前記ガスジェネレータ(8)の前記ガス流出開口は、前記ガス流出開口を通じて流出したガスが完全に前記外側空間(A)に誘導されるように、可動要素(8,14;16)によって前記ガス流出開口にガス誘導にて接続可能とされた構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様1)が想到される。
また本発明では、「「請求項1または前記態様1に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)を受けるカバー(7)を有し、当該カバーが前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)と、前記エアバッグモジュール(6)の内側空間(I)を分割する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール」或いは「請求項1または前記態様1に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)を受けるカバー(7)を有し、当該カバーが前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)と、前記エアバッグモジュール(6)の内側空間(I)を分割する構成であり、前記エアバッグ(1)は、前記カバー(7)の開放可能領域(10)を通じて前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)へと展開可能に構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール」であって、前記第1の流出開口部(15a)は、当該第1の流出開口部(15a)から流出したガスが前記開放可能領域(10)を通じて前記外側空間(A)へと流れるように、前記エアバッグモジュール(6)の前記内側空間(I)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様2)が想到される。
また本発明では、「請求項1,2、前記態様1,2のいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、前記可動要素(8,14;16)は、前記噴射開口(3)と平行に延在する動作方向(B)に関し移動および/または回転が可能となるように配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様3)が想到される。
また本発明では、「請求項1から11、前記態様1から3のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、前記ガスジェネレータ(8)を保持ないし固定するために解放可能なロック要素(24)を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様4)が想到される。
また本発明では、「請求項5から11のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、前記ガスジェネレータ(8)を保持ないし固定するために前記ガイド要素(25)と係合可能となるように設計されたロック要素(24)を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様5)が想到される。
また本発明では、「請求項2、前記態様3,5に記載のエアバッグモジュールであって、動作方向(B)に対し交差状に延在するロック解除方向(E)の直線動作によって、ロック要素(24)は、少なくとも一部がガイド要素(25)との係合が解除可能とされる構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様6)が想到される。
また本発明では、「前記態様6に記載のエアバッグモジュールであって、前記ロック要素(24)は、ロック解除方向(E)に長尺状に延在して前記ガスジェネレータ(8)を固定するべくガイド要素(25)が係合する長穴(24a)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様7)が想到される。
また本発明では、「前記態様6または7に記載のエアバッグモジュールであって、前記ロック要素(24)の直線動作を発生させる駆動力発生装置(26)を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様8)が想到される。
また本発明では、「前記態様8に記載のエアバッグモジュールであって、前記駆動力発生装置(26)は、前記ロック要素(24)を解放するべく、前記ロック要素(24)をロック解除方向(E)に押圧するピストン(28)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様9)が想到される。
また本発明では、「請求項1から10、前記態様1から9のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、前記第1の流出開口部(15a)が可動要素によって閉鎖可能となるように、チャンバー(9)に前記可動要素が移動可能に配設されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様10)が想到される。
また本発明では、「前記態様10に記載のエアバッグモジュールであって、前記チャンバー(9)は、円筒状の壁(15)を有し、その中に前記第1の流出開口部(15a)が配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様11)が想到される。
また本発明では、「前記態様11に記載のエアバッグモジュールであって、クリアランス(16a)を有する円筒状のリング(16)が可動要素に設けられ、前記壁(15)に沿った前記リング(16)の移動によって前記クリアランス(16a)が前記第1の流出開口部(15a)に合致可能となるように、前記リング(16)が前記チャンバー(9)の前記壁(15)に移動可能に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様12)が想到される。
また本発明では、「前記態様12に記載のエアバッグモジュールであって、前記リング(16)の動作方向(B)への移動のため、前記リング(16)は、動作方向(B)に対し交差状に配置された縁部(22)を備えた凹部(21)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様13)が想到される。
また本発明では、「前記態様13に記載のエアバッグモジュールであって、前記凹部(21)は、前記リング(16)を遮へいし動作方向(B)に対し交差状に延在するギャップとして設計されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様14)が想到される。
また本発明では、「前記態様13に記載のエアバッグモジュールであって、前記凹部(21)の前記縁部(22)に沿って延在する前記リング(16)を遮へいするギャップの形状の更なる凹部(23)を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様15)が想到される。
また本発明では、「前記態様10から15のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、可動要素(16)が駆動力発生装置(17)によって移動可能とされた構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様16)が想到される。
また本発明では、「前記態様16に記載のエアバッグモジュールであって、前記駆動力発生装置(17)は、前記リング(16)を動作方向(B)に移動させるべく前記凹部(21)の前記縁部(22)を押圧するピストン(20)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様17)が想到される。
また本発明では、「前記態様10から18のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、前記チャンバー(9)は、前記エアバッグ(1)を膨張させるべく当該エアバッグ(1)中へとガスを流す閉鎖可能な流出開口(29)を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様18)が想到される。
また本発明では、「前記態様18に記載のエアバッグモジュールであって、前記流出開口(29)は、前記チャンバー(9)のうち前記エアバッグ(1)に面する流出領域(31)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様19)が想到される。
また本発明では、「前記態様10から19のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、開口(32a)を備えたバルブプレート(32)が可動要素に設けられ、前記バルブプレート(32)は、当該バルブプレート(32)の流出領域(31)に沿った移動によって前記開口(32a)が流出開口(29)に合致可能となるように、前記チャンバー(9)の前記流出領域(31)に移動可能に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様20)が想到される。
また本発明では、「前記態様12から17及び20のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、前記リング(16)のうち前記エアバッグ(1)に面する連続状の縁部にバルブプレート(32)が固定される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様21)が想到される。
また本発明では、「前記態様21に記載のエアバッグモジュールであって、前記バルブプレート(32)の開口(32a)は、前記第1の流出開口部(15a)が開放されるときに前記バルブプレート(32)によって流出開口(29)が閉鎖され、また前記第1の流出開口部(15a)が前記リング(16)によって閉鎖されるときに流出開口(29)が開放されるように、前記リング(16)の前記クリアランス(16a)に対し配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様22)が想到される。
また本発明では、「請求項1から10、前記態様1から22のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)は、ガス吐出用の第3の流出開口部(5)を備え、当該開口部は、展開したエアバッグ(1)とともに前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様23)が想到される。
また本発明では、「前記態様23に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)の膨張状態において、前記第3の流出開口部(5)は、前記エアバッグ(1)のうち前記エアバッグモジュール(6)に向かう面(2)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様24)が想到される。
また本発明では、「前記態様23または24に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)は、ガス吐出用の更なる第3の流出開口部(5)を備え、当該開口部は、展開したエアバッグ(1)とともに前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様25)が想到される。
また本発明では、「前記態様23または34および25に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)の膨張状態において、更なる第3の流出開口部(5)は、前記エアバッグ(1)の主展開方向(H)と交差状に第3の流出開口部(5)に対向して配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様26)が想到される。
図1は、第2及び第3の流出開口部と噴射開口を有する広げられたエアバッグを上方からみた図である。 図2は、第1、第2及び第3の流出開口部を備えた本発明におけるエアバッグモジュールの部分断面図である。 図3は、第1の流出開口部が閉鎖された状態のエアバッグモジュールの斜視図である。 図4は、図3に示すエアバッグモジュールの第1の流出開口部が開放された状態の断面図である。 図5は、図3及び図4に示すエアバッグモジュールの分解図である。 図6は、図5に示すエアバッグモジュール(がアセンブリ化された状態)を示す図である。 図7は、点火器及びピストンを備えた点火式駆動力発生装置を示す図である。 図8は、図3から図6に示すエアバッグモジュールの変更例の分解斜視図である。 図9は、ガス吐出用に開放される第1の流出開口部を備えた本発明におけるエアバッグモジュールの更なる変更例の斜視図である。 図10は、図9に示すエアバッグモジュールの第1の流出開口部が閉鎖された状態の斜視図である。 図11は、図9及び図10に示すエアバッグモジュールの分解斜視図である。 図12は、移動可能に配設されたガスジェネレータ及び開放された第1の流出開口部を備えた本発明におけるエアバッグモジュールの更なる変更例を示す図である。 図13は、図12に示すエアバッグモジュールの第1の流出開口部が閉鎖された状態の斜視図である。 図14は、図12及び図13に示すエアバッグモジュールの分解斜視図である。 図15は、図14に示すエアバッグモジュールの詳細を示す図である。 図16は、本発明におけるエアバッグモジュールの変更例である、ガスジェネレータを取り囲む制御可能な流出開口を備えたチャンバーの斜視図である。 図17は、図16に示すチャンバーの流出開口が開放された状態を示す図である。 図18は、図16及び図17に示すエアバッグモジュールの分解斜視図である。
符号の説明
1 エアバッグ
2 面
3 噴射開口
4 第2の流出開口部
5 第3の流出開口部
6 エアバッグモジュール
7 カバー
8 ガスジェネレータ
8a フランジ
9 チャンバー
10 開放可能領域
11 ディフューザ
11a 縁部領域
11b 取り付け要素
12 ガスジェネレータキャリア
12a 縁部領域
12b 穴
12c 中央開口
13 ボトムプレート
13a 穴
13b 取り付け領域
13c ガスジェネレータクリアランス
14 キャリア
14a ガスジェネレータ凹部
14b 穴
14c 縁部領域
15 壁
15a 第1の流出開口部
16 リング
16a クリアランス
17 駆動力発生装置
18 点火器
20 ピストン
21 凹部
22 縁部
23 凹部
24 ロック要素
24a 長穴
24b 拡張領域
24c 狭小領域
25 ナット
26 駆動力発生装置
27 点火器
28 ピストン
29 流出開口
30 クランプリング
31 流出領域
32 バルブプレート
32a 開口
A 外側空間
B 動作方向
E ロック解除方向
H 主展開方向
I 内側空間

Claims (10)

  1. 乗員を保護するべく噴射開口(3)からのガスによって膨張可能とされたエアバッグ(1)と、
    前記エアバッグ(1)を受けるとともに、エアバッグモジュール(6)の外側空間(A)と、前記エアバッグモジュール(6)の内側空間(I)を分割するカバー(7)を備え、
    前記カバー(7)の開放可能領域(10)を通じて、前記エアバッグ(1)が前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)へと展開可能に構成されており、
    また前記エアバッグ(1)の膨張用のガスが発生可能とされたガスジェネレータ(8)を備え、
    前記ガスジェネレータ(8)の少なくとも1つのガス流出開口から流出したガスが、前記噴射開口(3)を通じて前記エアバッグ(1)内へと流れる構成であり、
    前記エアバッグモジュール(6)は、前記ガスジェネレータを取り囲むチャンバーに第1の流出開口部(15a)を有し、この流出開口部に異なる2位置間を少なくとも移動可能な要素(8,14;16)が割り当てられ、2位置間での前記移動によって前記第1の流出開口部(15a)は、前記ガス流出開口を通じて流出したガスの少なくとも一部が外側空間(A)へと流れるようにガス誘導にて前記ガスジェネレータ(8)の前記ガス流出開口に接続可能とされたエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)は、第2の流出開口部(4)を備え、当該流出開口部は、前記エアバッグ(1)の膨張状態において、前記第2の流出開口部(4)から流出したガスが開放可能領域(10)を通じて前記外側空間(A)へと流れるように、前記エアバッグモジュール(6)の内側空間(I)に配設される構成であり、またガス吐出用の第3の流出開口部(5)を備え、当該流出開口部は、展開した前記エアバッグ(1)とともに前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  2. 請求項1記載のエアバッグモジュールであって、
    前記可動要素(8,14;16)は、前記エアバッグ(1)の主展開方向(H)と平行に延在する動作方向(B)に移動可能となるように配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  3. 請求項1または2に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記可動要素は前記ガスジェネレータ(8)からなる構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  4. 請求項2から3のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記ガスジェネレータ(8)は、当該ガスジェネレータ(8)が動作方向(B)に動作することで前記第1の流出開口部(15a)が解放されるように、チャンバー(9)に接続された構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  5. 請求項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記ガスジェネレータ(8)は、当該ガスジェネレータ(8)の動作方向(B)の動作が、ガス流出の間に発生する圧力によって生じるように設計された構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  6. 請求項またはに記載のエアバッグモジュールであって、
    前記チャンバー(9)は、動作方向(B)に関し相対的に移動可能に配設される第1及び第2のチャンバー要素(12,14)によって少なくとも形成された構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  7. 請求項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記2つのチャンバー要素(12,14)は、動作方向(B)に長尺状に延在するガイド要素(25)を介して相対的に移動可能となるように配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  8. 請求項またはに記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)は、前記第1のチャンバー要素(12)に固定される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  9. 請求項からのうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記ガスジェネレータ(8)は、第2のチャンバー要素(14)に接続された構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  10. 請求項からのうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記ガスジェネレータ(8)は、当該ガスジェネレータ(8)の動作方向(B)に関する動作によって、前記第2のチャンバー要素(14)が前記第1のチャンバー要素(12)から離間するように、前記第2のチャンバー要素(14)に接続されており、これにより前記第1の流出開口部(15a)は、動作方向(B)に関し前記2つのチャンバー要素(12,14)間に形成される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
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