JP4568051B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の感光体と回動するベルトを備えた画像形成装置に関し、特にそのベルトに形成されたスケールをセンサで読み取り、その読み取った情報に基づいてベルト駆動するモータをフィードバック制御する制御手段を備えた画像形成装置に関する。
近年、複写機やプリンタ等の画像形成装置は、市場からの要求にともない、フルカラーの画像を形成可能なものが多くなってきている。このようなカラー画像を形成可能な画像形成装置には、例えば複数の感光体を並べて配置すると共にその各感光体に対応させて異なる色のトナーで現像をする現像装置をそれぞれ設け、各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、その単色のトナー画像をベルト状あるいはドラム状の中間転写体上に順次転写していくことによりフルカラーの合成カラー画像を形成する、いわゆるタンデム型のものがある。
このタンデム型の画像形成装置には、図17に示すように、一直線上にそれぞれ配置した各感光体91Y,91M,91C,91K上のトナー画像を、矢示A方向に回動するシート搬送ベルト93上に担持されて搬送されるシートP上に各転写装置92により順次転写していき、そのシートP上にフルカラーの画像を形成する直接転写方式のものと、図18に示すように、複数の各感光体91Y,91M,91C,91K上のトナー画像を矢示B方向に回動する中間転写ベルト94上に順次重ね合わせていくように転写していき、その中間転写ベルト94上の画像を2次転写装置95によりシートP上に一括転写する間接転写方式のものとがある。
このようなタンデム型のカラー画像形成装置で、例えば図18に示したように中間転写ベルトを使用しているものでは、各感光体上に形成した異なる色のトナー画像を中間転写ベルト上に重ね合わせてカラー画像を形成するため、その各色の画像の重ね合わせ位置が互いにずれてしまうと、画像上において色ずれや微妙な色合いに変化が生じてしまうようになるので画像品質が低下してしまう。したがって、その各色のトナー画像の位置ずれ(色ずれ)は重要な問題となる。
そこで、従来の転写ベルトを駆動する装置としては、例えば特許文献1〜3に記載されているようなものがある。
特開平10−232566号公報 特開2002−91264号公報 特開平11−24507号公報
特許文献1に記載されている画像形成装置は、ベルト駆動ローラにより回動される転写ベルトに全周に亘って設けたスリットを第一検出手段であるセンサユニットで検出し、且つ転写ベルトを回転可能に支持するベルト駆動ローラの回転速度を第二エンコーダでコード化し、その第二エンコーダにより得たベルト駆動ローラの回転速度と、センサユニットで検出して第一エンコーダでコード化したベルト速度とを比較して転写ベルトの滑り量を演算し、その2つのエンコーダの位相差が0になるように、ベルト駆動ローラの回転速度を補正制御するようにしている。
特許文献2には、中間転写ベルトに周方向に沿って設けたスケールの切れ目を含まない部分をセンサで読み取り、その読み取った情報を基にして中間転写ベルトをフィードバック制御するようにしたものが記載されている。
特許文献3には、駆動ローラを1本含む5本の支持ローラ間に中間転写ベルト(転写ベルト)を回動可能に張架し、その中間転写ベルトの外周面に、シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4色のトナー画像を順次重ね合わせ状態に転写していくことによりフルカラーの画像を形成するカラー複写機が記載されている。
このカラー複写機の中間転写ベルトの内面には、微細且つ精密な目盛で形成したスケールを設けて、そのスケールを光学型の検出器(センサ)で読み取って中間転写ベルトの移動位置を正確に検知し、その検出した移動位置をフィードバック制御系によりフィードバック制御して中間転写ベルトを正確な移動位置になるように制御している。
しかしながら、特許文献1に記載のものは、スリットを検出してセンサユニットが出力した信号をコード化する第一エンコーダが汚れたり、傷付いたり、さらには経時劣化等により正常に機能しなくなったときには、それに替わる制御補正手段が無いため、転写ベルトの位置(速度)を補正制御することができなくなるという問題点があった。
また、特許文献2に記載のものも、スケールやそれを検知するセンサが汚れたり、損傷したり、さらには経時的な劣化等により検知不良となったときには、それに替わる制御ループがないので、中間転写ベルトの位置を補正制御することができなくなってしまうということがあった。
さらに、特許文献3に記載のものも、スケールが摩耗したり、それが傷ついたり、さらにはそこにトナー等が付着することにより汚れてしまったときには、そのスケールの目盛をセンサが読み取った際に誤検知を生じたりするため、正常なベルト位置制御ができなくなってしまうということがあった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ベルト上のスケールが摩耗や傷付き、さらにはそこにトナー等が付着することにより汚れて劣化しても、ベルトを正確に駆動制御することができると共に、2色以上の合成カラー画像を形成してもその画像に色ずれが生じないようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、複数の感光体を備える画像形成装置であって、複数の目盛からなるスケールが形成された回動するベルトと、上記スケールを読み取って第1の出力信号を出力するセンサと、ベルトを駆動するモータと、上記第1の出力信号に基づいてそのモータの制御を行う第1のフィードバックループと、上記モータの回転に基づく第2の出力信号を出力する周波数発電機と、上記第1の出力信号に基づいて上記第1のフィードバックループの異常を判断する異常判断手段と、その異常判断手段が前記第1のフィードバックループが異常と判断しない場合は、上記第1のフィードバックループを用いて上記モータの制御を行う制御手段とを備えている。
そして、その制御手段は、上記異常手段が上記第1のフィードバックループが異常と判断した際には、上記複数の感光体を用いて画像を形成するカラー画像形成中の場合は上記第1のフィードバックループを用いて上記モータの制御を行い、上記複数の感光体のうちの1つのみを用いて画像を形成する単色画像形成中の場合は上記第2のフィードバックループに切り替えて上記モータの制御を行う。
上記周波数発電機に代えて、上記モータのモータ軸に取り付けられ、該モータの回転に基く第2の出力信号を出力するエンコーダを設けてもよい。
あるいは、上記モータの回転によって回動するローラの外周に円周方向に形成されたスリットを検知して第2の出力信号を出力する第2のセンサを設けてもよい。
上記第1のフィードバックループは、上記第1の出力信号から上記ベルトの実際のベルト位置を検出して、その実際のベルト位置に応じて上記モータの制御を行うことができる。
上記第1のフィードバックループはまた、上記第1の出力信号から上記ベルトの実際のベルト速度を検出してその実際のベルト速度に応じて上記モータの制御を行うようにしてもよい。
また、上記制御手段は、上記第2のフィードバックループで上記モータの制御を行っているときに上記異常判断手段が異常と判断しなくなった場合、カラー画像形成中でなければ上記第1のフィードバックループに切り替えて上記モータの制御を行うようにするとよい。
この発明によれば、ベルト上のスケールが摩耗や傷つき、さらにはトナー等が付着することにより汚れて劣化したときには、異常判断手段が上記第1のフィードバックループが異常と判断するが、その際制御手段は、カラー画像形成中の場合は上記第1のフィードバックループを用いてモータの制御を継続して行うので、制御ループの切換えによる色ずれが生じないようにすることができる。また、単色画像形成中の場合は上記第2のフィードバックループに切り替えて上記モータの制御を行うので、速やかに異常時に対応したモータの制御を行うことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明による画像形成装置におけるベルト駆動装置の一例を制御系と共に示す概略構成図、図2は同じくそのベルト駆動装置を備えた画像形成装置であるカラー複写機の一例を示す全体構成図である。
この実施例によるベルト駆動装置20は、図1に示すように多数の目盛からなるスケール5が全周(図1では一部のみ図示している)に亘って形成された矢示C方向に回動する無端状のベルトである中間転写ベルト10と、スケール5を読み取るセンサ6と、そのセンサ6が読み取ったスケール5の情報から中間転写ベルト10の実際のベルト位置を検出して、その実際のベルト位置に応じて中間転写ベルト10のベルト位置を補正制御する正規位置制御ループR1と、その正規位置制御ループR1に異常が生じたときのための異常時制御ループR2とを設けている。
また、このベルト駆動装置20は、正規位置制御ループR1と異常時制御ループR2との間の制御ループの切換タイミングを制御するループ切換タイミング制御手段として機能する制御装置70を備えている。
そして、この実施例では、異常時制御ループR2を、中間転写ベルト10を回転駆動するベルト駆動モータ7に付いている周波数発電機(FG:Frequency Generator)8の信号を基に中間転写ベルト10のベルト位置を補正制御するループとしているが、その詳しい説明については後述する。
このベルト駆動装置20は、図2に示す画像形成装置であるカラー複写機に搭載されて、中間転写装置を構成している。そして、このカラー複写機では、正規位置制御ループR1に異常が生じた場合に異常時制御ループR2に切換えるタイミングを、カラー画像形成工程中を除いたタイミングとしており、そのタイミング制御は図1に示した制御装置70が行っている。
図2に示したカラー複写機は、中間転写ベルト10を使用したタンデム型の電子写真装置であり、給紙テーブル2上に複写装置本体1を載置している。その複写装置本体1の上にはスキャナ3を取り付けると共に、その上に自動原稿給送装置(ADF)4を取り付けている。
そして、複写装置本体1内の略中央に、中間転写ベルト10を有するベルト駆動装置20を設けている。中間転写ベルト10は、駆動ローラ9と2つの従動ローラ15,16の間に張架されて図2で時計回り方向に回動するようになっている。また、この中間転写ベルト10は、従動ローラ15の左方に設けられているクリーニング装置17により、その表面に画像転写後に残留する残留トナーが除去されるようになっている。
その中間転写ベルト10の駆動ローラ9と従動ローラ15の間に架け渡された直線部分の上方には、その中間転写ベルト10の移動方向に沿って、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの4つの画像形成部18を構成するドラム状の感光体40Y,40C,40M,40K(以下、特定しない場合には単に感光体40と呼ぶ)を、それぞれ図2で反時計回り方向に回転可能に設けている。そして、その各感光体上に形成された各画像(トナー画像)が、中間転写ベルト10上に直接重ね合わせ状態に順次転写されていくようになっている。
そのドラム状の感光体40の回りには、帯電装置60、現像装置61、1次転写装置62、感光体クリーニング装置63、除電装置64をそれぞれ設けている。そして、その感光体の上方に、露光装置21を設けている。
一方、中間転写ベルト10の下側には、その中間転写ベルト10上の画像を記録材であるシートPに転写する転写部となる2次転写装置22を設けている。その2次転写装置22は、2つのローラ23,23間に無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡したものであり、その2次転写ベルト24が中間転写ベルト10を介して従動ローラ16に押し当たるようになっている。この2次転写装置22は、2次転写ベルト24と中間転写ベルト10との間に送り込まれるシートPに、中間転写ベルト10上のトナー画像を一括転写する。
その2次転写装置22のシート搬送方向下流側には、シートP上のトナー画像を定着する定着装置25があり、そこでは無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27が押し当てられている。
なお、2次転写装置22は、画像転写後のシートを定着装置25へ搬送する機能も果たす。また、この2次転写装置22は、転写ローラや非接触のチャージャを使用した転写装置であってもよい。
その2次転写装置22の下側には、シートの両面に画像を形成する際にシートを反転させるシート反転装置28を設けている。
このカラー複写機は、カラーのコピーをとるときは、自動原稿給送装置4の原稿台30上に原稿をセットする。また、手動で原稿をセットする場合には、自動原稿給送装置4を開いてスキャナ3のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、自動原稿給送装置4を閉じてそれを押える。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿給送装置4に原稿をセットしたときは、その原稿がコンタクトガラス32上に給送される。また、手動で原稿をコンタクトガラス32上にセットしたときは、直ちにスキャナ3が駆動し、第1走行体33及び第2走行体34が走行を開始する。そして、第1走行体33の光源から光が原稿に向けて照射され、その原稿面からの反射光が第2走行体34に向かうと共に、その光が第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入射して、原稿の内容が読み取られる。
また、上述したスタートスイッチの押下により、中間転写ベルト10が回動を開始する。さらに、それと同時に各感光体40Y,40C,40M,40Kが回転を開始して、その各感光体上にイエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの各単色画像を形成する動作を開始する。そして、その各感光体上に形成された各色の画像は、図2で時計回り方向に回動する中間転写ベルト10上に重ね合わせ状態に順次転写されていき、そこにフルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、上述したスタートスイッチの押下により、給紙テーブル2内の選択された給紙段の給紙ローラ42が回転し、ペーパーバンク43の中の選択された1つの給紙カセット44からシートPが繰り出され、それが分離ローラ45により1枚に分離されて給紙路46に搬送される。
そのシートPは、搬送ローラ47により複写機本体1内の給紙路48に搬送され、レジストローラ49に突き当たって一旦停止する。
また、手差し給紙の場合には、手差しトレイ51上にセットされたシートPが給紙ローラ50の回転により繰り出され、それが分離ローラ52により1枚に分離されて手差し給紙路53に搬送され、レジストローラ49に突き当たって一旦停止状態になる。
そのレジストローラ49は、中間転写ベルト10上の合成カラー画像に合わせた正確なタイミングで回転を開始し、一旦停止状態にあったシートPを中間転写ベルト10と2次転写装置22との間に送り込む。そして、そのシートP上に2次転写装置22によりカラー画像が転写される。
その画像が転写されたシートPは、搬送装置としての機能も有する2次転写装置22により定着装置25へ搬送され、そこで熱と加圧力が加えられることにより転写画像が定着される。その後、そのシートPは、切換爪55により排出側に案内され、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出されてそこにスタックされる。
また、両面コピーモードが選択されているときには、片面に画像を形成したシートPを切換爪55によりシート反転装置28側に搬送し、そこで反転させて再び転写位置へ導き、今度は裏面に画像を形成した後に、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出する。
このカラー複写機は、図1で説明したように、正規位置制御ループR1を使用する制御では、中間転写ベルト10上のスケール5をセンサ6で読み取った情報から中間転写ベルト10の実際のベルト位置を検出して、その実際のベルト位置に応じて中間転写ベルト10のベルト位置を補正制御するが、その中間転写ベルト10のベルト位置検出系及び中間転写ベルト10の駆動系について、図3及び図4をも参照して説明する。
図1に示したように、ベルト駆動モータ7の回転力は、中間転写ベルト10を回動可能に張架すると共にそのベルトを駆動する駆動ローラ9に伝達される。
このようにして、ベルト駆動モータ7は、駆動ローラ9を回転させることにより中間転写ベルト10を図1の矢示C方向に回動させるが、その間の回転力の伝達は直接であってもよいし、間にギヤを介したものであってもよい。
中間転写ベルト10は、例えば弗素系樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリイミド樹脂等で形成するベルトであり、そのベルトの全層や、その一部を弾性部材で形成するようにした弾性ベルトを使用したりする。
その中間転写ベルト10には、感光体40Y,40C,40M,40Kの順に、そこに形成されている異なる色の単色画像(トナー像)が順次重ね合わせ状態に転写されていく。
なお、中間転写ベルト10の内面(外面にしてもよい)には、前述したスケール5の目盛5aを全周に亘って図3に示すように当間隔に形成しているが(図1には一部のみ図示)、そのスケール5のベルト幅方向の位置は、図3に示したように感光体の端部に対応する位置にしている。また、スケール5は、中間転写ベルト10の全周でなく、その一部に形成するようにしてもよい。
また、図1に示したセンサ6の配設位置は、中間転写ベルト10が直線状に張架された部分のベルト面のスケール5を検知できる位置であれば、いずれの場所であってもかまわない。
そのセンサ6は、一例を図4に示すように、例えば一対の発光素子6aと受光素子6bを備えた反射型光学センサであり、発光素子6aからスケール5に向けて照射した光の反射光を受光素子6bで受光し、その際にスケール5の目盛5aとそれ以外の部分5bとで異なる反射光量を検出する。
すなわち、センサ6はスケール5の目盛5aとそれ以外の部分5bとで異なる反射率の違いにより、HighとLowの2値の信号を出力する。
ここで、例えばセンサ6のタイプが、受光素子6bが光を受光するとHigh信号を出力するタイプのものだとすると、スケール5の目盛5aの反射率がそれ以外の部分5bよりも高くなるように形成されていれば、センサ6から出力される信号は図4のtの範囲が、目盛5aがセンサ6を通過している間の出力となる。
したがって、中間転写ベルト10が回動するのに伴い、センサ6の検出範囲を通過する目盛5aの有無により、センサ6の出力がHigh、Lowを図示のように繰り返す。
それにより、その信号がLowからHighに変化した時点から次のLowからHighに変化するまでの周期(時間)Tを求めることにより、中間転写ベルト10の表面の移動距離(ベルト位置)を検出することができる。
なお、これはあくまで中間転写ベルト10のベルト位置を検出する方法の一例であり、中間転写ベルト10に形成したスケールを検知することによりそのベルト位置を検出することができるものであれば、そこに使用するセンサやスケールの種類はいずれのものであってもよいし、その検出方法もいずれの検出方法を用いてもよい。
図2に示したカラー複写機は、上述したように、センサ6が読み取ったスケール5の情報から中間転写ベルト10の実際のベルト位置を検出してその実際のベルト位置に応じて中間転写ベルト10のベルト位置を補正制御するが、その制御は図1に示した制御装置70が全て行う。
その制御装置70は、各種判断及び処理機能を有する中央処理装置(CPU)と、各処理プログラム及び固定データを格納したROMと、処理データを格納するデータメモリであるRAMと、入出力回路(I/O)とからなるマイクロコンピュータを備えている。
その制御装置70には、図5に示すようにメイン制御部71と、モータ制御部73とが設けられている。そして、そのモータ制御部73には、センサ6がスケール5を検知して出力するスケール2値化信号である第1の出力信号により、中間転写ベルト10のベルト位置情報が入力され、モータ制御部73はその入力した情報により中間転写ベルト10を駆動するベルト駆動モータ7の駆動を制御する。
正規位置制御ループR1は、センサ6が中間転写ベルト10上のスケール5を読み取った第1の出力信号から中間転写ベルト10のベルト位置を検出し、その情報を基にしてベルト駆動モータ7をフィードバック制御する通常時に使用する第1のフィードバックループである。
また、異常時制御ループR2は、ベルト駆動モータ7に付いている周波数発電機(FG)8からのベルト駆動モータ7の回転に基づく信号である第2の出力信号をモータ制御部73にフィードバックして、ベルト駆動モータ7の駆動を制御することにより中間転写ベルト10のベルト位置を補正制御する異常時用の第2のフィードバックループである。
なお、異常時制御ループR2は、ベルト駆動モータ7に付いている周波数発電機8の信号をモータ制御部73にフィードバックする他に、周波数発電機8の信号ではなく、図6に示すようにベルト駆動モータ7のモータ軸7aにエンコーダ38を取り付け、そのエンコーダ38からの信号を第2の出力信号として図7に示すようにモータ制御部73にフィードバックするようにしてもよい。
あるいは、図示の簡略化のため図6に合わせて記載しているように、中間転写ベルト10を回動可能に支持する駆動ローラ9の一端側の外周にスリット39を円周方向に形成すると共に、そのスリット39を検出するセンサ41をスリット39の近傍に設け、そのセンサ41からの信号を第2の出力信号として図8に示すようにモータ制御部73にフィードバックするようにしてもよい。
次に、正規位置制御ループR1と異常時制御ループR2について図9を参照して更に詳しく説明する。
モータ制御部73は、演算器72に中間転写ベルト10の目標位置に対応する目標カウント値(予め設定しておく)を入力し、それにより中間転写ベルト10が目標位置にくるようにコントローラ74を介してベルト駆動モータ7を駆動制御する。
それにより、中間転写ベルト10が回動を開始し、それに伴ってベルト内面に全周に亘って設けているスケール5が移動する。そして、そのスケール5をセンサ6で読み取り、その読み取った第1の出力信号のパルスカウント値をモータ制御部73内の演算器72にフィードバックする。
そこで、演算器72は、目標カウント値(目標位置に対応)とフィードバックされたパルスカウント値(実際のベルト位置に対応)とを比較し、それらが同じであるときは、そのままの目標位置を維持するように、コントローラ74に対してベルト駆動モータ7を駆動するための信号を出力してベルト駆動モータ7の駆動を制御するが、フィードバックで得たベルト位置と目標位置とに補正を必要とする位置差があるときには、その位置差に応じた分だけベルト駆動モータ7の回転数を制御するための信号をコントローラ74に出力し、ベルト位置を補正する。
なお、このベルト位置補正に関する詳しい説明は後述する。
上述したように、センサ6がスケール5を読み取った情報(第1の出力信号)は、モータ制御部73に入力されるが、そのモータ制御部73に入力される信号は、図4及び図5に示したように2値化したパルス信号である。
そして、モータ制御部73では、予め設定した規定時間内にカウントした上記パルスのカウント値(周波数)を、目標のカウント値(モータ起動からの累積位置を示す周波数)と比較し、その差に応じてベルト駆動モータ7に与えるフィードバック量を制御する。
ところで、中間転写ベルト10のベルト位置が一定であれば、その中間転写ベルト10上のスケール5をセンサ6が検知して出力するアナログ信号(図4に示した振幅fの信号)は一定となり、それを2値化したパルス信号も同様に一定となる。したがって、この場合には周波数は一定となる。
しかしながら、例えばスケール5の目盛5a上に図10に示すように傷SCがついたり、図11に示すようにトナーTn等が付着したりすることによりスケール5が劣化すると、上記周波数は規定の周波数(パルスカウント値)でなくなる。
そこで、この実施例によるカラー複写機では、上記のようにスケール5の劣化をセンサ6が検知して出力した第1の出力信号をモータ制御部73が入力すると、その劣化の回数(状態)が予め設定した回数(機種ごとに実験等を行って決める)を超えたときに、正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2に、使用する制御ループを切換えるようにしている。
次に、制御装置70が有するマイクロコンピュータが行う中間転写ベルト10の正規位置制御処理について図12を参照して説明する。
図1に示した制御装置70が有するマイクロコンピュータは、所定のタイミングで図12に示すルーチンをスタートさせる。
まずステップ1で、ベルト駆動モータ7をONにし、次のステップ2で目標位置を設定する。それにより、中間転写ベルト10が目標位置になるように回動される(図9のモータ制御部73が制御)。
次のステップ3では、ベルト駆動モータ7をOFFにする信号を入力しているか否かを判断し、OFF信号を入力していればステップ4へ進んでベルト駆動モータ7をOFFにし、次のステップ5でベルト位置の累積をクリアし、この処理を終了してメインルーチンへリターンする。
また、ステップ3の判断で、OFF信号を入力していなくてステップ6へ進んだときには、そこで正規位置制御ループR1が正常動作しているか否かを判断し、それが正常に動作していなければステップ6Aに進む。
そこでは、カラー画像形成工程中であるか否かを判断し、カラー画像形成工程中であればステップ8に進むが、カラー画像形成工程中でなければステップ7へ進んで、ベルト駆動モータ9に付いている周波数発電機(FG)8からの第2の出力信号を基にして中間転写ベルト10のベルト位置を補正制御する異常時制御ループR2へ制御ループの切換えを行い、その後メインルーチンにリターンする。
また、ステップ6の判断で、正規位置制御ループR1が正常動作していてステップ8に進んだとき、あるいはステップ6Aの判断でカラー画像形成工程中であるためにステップ8に進んだときには、正規位置制御ループR1による制御動作を継続し、そこでフィードバックされるセンサ6からの第1の出力信号を入力し、ベルトの位置を累積し、目標位置Sを決定する。
次のステップ9では、センサ6の信号から中間転写ベルト10の表面の実際の位置S′を検出する。そして、次のステップ10で、目標位置Sと実際の位置S′との位置比較を行う。
その後ステップ11で、その目標位置Sと実際の位置S′とが同じでないか(S≠S′)を判断し、それらが同じであって、その間に位置差がなければ(許容できる位置の差)、中間転写ベルト10は目標位置Sと同じ位置でベルト表面が回転していると判断できるので、そのまま目標位置Sで制御を継続してステップ2へ戻り、再びそのステップ2以降の処理及び判断を繰り返す。
また、ステップ11の判断で、目標位置Sと実際の位置S′とが同じでないときには(YESの判断)ステップ12に進んで、そこで目標位置Sと中間転写ベルト10の実際の位置S′とのベルト表面における位置差S″を計算する。
そして、次のステップ13で、その位置差S″がS″>0であるか否かを判断し、S″>0であれば(YESの判断)目標位置Sよりも、中間転写ベルト10の実際の位置S′の方が遅れていると判断できるので、ステップ14へ進んで、目標位置Sに位置差S″を加えた位置S1になるように、ベルト駆動モータ7の回転数を制御し、その後ステップ2へ戻る。
また、ステップ13の判断で位置差S″がS″>0でないときには(NOの判断)、位置差S″はS″<0であって中間転写ベルト10の実際の位置S′のベルト表面位置が目標位置Sよりも進んでいると判断できるので、ステップ15へ進んで、そこで目標位置(基本位置)Sから位置差S″を差し引いた位置S2になるように、ベルト駆動モータ7の回転数を制御し、その後ステップ2へ戻る。
そして、そのステップ2以降の処理及び判断を繰返すことにより、中間転写ベルト10の表面の実際の位置S′が目標位置Sになるように補正制御する。
そして、ステップ3でベルト駆動モータ7をOFFにする信号の入力を判断すると、ステップ4へ進んでベルト駆動モータ7をOFFにし、次のステップ5でベルト位置の累積をクリアし、この処理を終了してメインルーチンへリターンする。
なお、図12のステップ6Aにおけるカラー画像形成工程とは、感光体40を2つ以上使用して画像形成する工程であり、ステップ6AでNOの判断をした場合にステップ7へ進むカラー画像形成工程中以外とは、感光体40を1つのみ使用して行うモノクロ画像形成、イエロー単色、シアン単色、マゼンダ単色の各画像を形成する工程のことである。
そして、この感光体40を1つのみ使用して行うときには、制御ループの切換えはどのタイミングでも行う。すなわち、画像形成中のタイミングであっても制御ループの切換えを行う。
また、上記のカラー画像形成工程であるか否かの判断は、ユーザが操作パネルで「カラー」または「白黒」を指定した際に画像形成装置の中央処理装置(CPU)が入力する信号により判断する。
あるいは、このカラーの画像形成装置は、図2に示したように自動原稿給送装置(ADF)4を設けており、自動原稿給送装置4を使用して複数枚の原稿を読み込んだときには、その読込終了と同時に読み込んだ原稿がカラー画像であるか否かを画像形成装置の中央処理装置が判断するようになっていて、それがカラーであるか否かによって画像形成の線速を変更するようになっているので、その際にモータ制御部73(図5等を参照)に送信される線速条件から、カラー画像形成中か否かを判断するようにしてもよい。
ところで、中間転写ベルト10に設けるスケール5は、それをベルトの内側に設けてもよいし、外側に設けてもよい。
この実施例のように、ベルトの内側に設けた場合の利点としては、それが汚れにくくなると共に、そこに異物も付着しにくくなるということがある。さらに、スケール5が傷つきにくくなったり、そのスケール5を読み取るセンサ6もベルトの内側に配設するようになるため、それが汚れにくくなるということもある。
一方、スケール5をベルトの内側に設けた場合の欠点としては、センサ6にあまり大きなものを使用できなくなることや、そのセンサを配設する方向や距離等についての制約が生じること等が挙げられる。
逆に、スケール5をベルトの外側に設けた場合の利点としては、それを読み取るセンサ6の配置に関して制約が少なくなることがあるが、その反面スケール5が汚れやすくなったり、そこに異物が付着しやすくなったり、さらに傷がつきやすくなったりする欠点が生じる。
この実施例によるベルト駆動装置20では、図1に示したようにスケール5を中間転写ベルト10の内側に設けているが、やはり経時となると目盛5a(図3及び図4参照)に細かな傷がついたり、トナー等の異物が付着することにより汚れて反射面の反射率が低下したりする。そのようになると、その目盛5aを検知してセンサ6が出力するパルスの周波数は異常になりやすい。
中間転写ベルト10のベルト位置が一定に制御されていれば、その中間転写ベルト10上のスケール5を読み取ってセンサ6が出力するパルス信号の周波数は一定となる。すなわち、予め設定した規定時間内にカウントされる上記パルス信号のカウント値は一定になる。
しかしながら、図10に示したようにスケール5の目盛5aの一部に傷SCがついたり、図11に示すように目盛5aの一部にトナーTnの塊等の異物が付着したりすることによりスケール5が劣化したりすると、センサ6から図示のように振幅fで本来は規則正しく出力されるはずのアナログ出力信号の一部が出なくなる。
また、本来は1パルスであるところが2パルスになってしまったりする。このようになると、2値化のデジタル信号(パルス)出力の周波数も変化して、基準の周波数(傷や汚れ等が無いときの周波数)と異なる異常状態になる。
このような周波数の異常が発生すると、図5に示した制御装置70のモータ制御部73は、通常は上記2値化のパルス信号に基づいてベルト駆動モータ7を制御しているので、そのベルト駆動モータ7を定速で駆動することができなくなる。その結果、中間転写ベルト10を正確なベルト位置に補正制御できなくなるので、カラー画像を形成した場合に色ずれ等が発生するようになる。
しかしながら、この実施の形態によるベルト駆動装置20及びそれを備えたカラー複写機では、図1に示した制御装置70が、スケール5の目盛5a(図3,図4)の劣化状態をセンサ6からの信号により判断すると共に、その目盛の劣化を判断したときにはその劣化していると判断した回数(予め設定する閾値となる回数)を超えたとき、あるいは異常な劣化状態と判断したときに、制御ループを正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2に切換える。
すなわち、制御装置70は、センサ6がスケール5を読み取って出力した出力値の周波数(パルスのカウント値)を、予め設定した基準の周波数と比較することにより上記スケール5の劣化(スケール5の傷つきや汚れ摩耗等)を判断する。そして、その劣化を判断した回数(状態であってもよい)を既定値と比較し、そこで異常な劣化と判断したときに、正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2に切換える。
なお、上記の異常な劣化状態とは、例えば図13に示すように、スケール5の複数の目盛5aに亘ってトナーTn等の汚れが長く付着することにより、センサ6の出力(パルス)間隔が予め設定した所定時間よりも図示のように長くなる場合である。あるいは、スケール5を検知するセンサを後述するように2つ設けている場合には、その2つのセンサ間のパルス差分(図16のαを参照)を規定値と比較して、それが長かった場合である。
図14は中間転写ベルト10の異常時制御処理に関するルーチンを示すフロー図である。
図1に示した制御装置70が有するマイクロコンピュータは、所定のタイミングで図14に示すルーチンをスタートさせる。
まずステップ21で、制御ループの切換え判断の処理、すなわちカラー画像の画像形成工程中を除いたタイミングのときにのみ制御ループを正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2に切換えるようにする処理を行う。
これは、使用する制御ループを正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2に切換えると、制御に使用する検知信号がスケール5をセンサ6が検知した第1の出力信号から、ベルト駆動モータ7の周波数発電機8からの第2の出力信号(FG信号)に切換わるため、その信号が切換わった瞬間に中間転写ベルト10に位置変動が発生する恐れがあるからである。
次のステップ22では、目標位置を設定する。それにより、中間転写ベルト10が目標位置になるように回動される。
次のステップ23からステップ26までは、図12で説明したステップ3からステップ6までと同様な判断及び処理を行う(但し、ステップ25はモータ位置の累積をクリア)。
そして、そのステップ26の判断で、正規位置制御ループR1が正常動作しているか否かを判断し、それが正常に動作していなければステップ27に進むが、正常に動作していればステップ28に進む。
そのステップ28では、カラー画像形成工程中であるか否かを判断する。そこでカラー画像形成工程中であればステップ27に進むが、カラー画像形成工程中でなければステップ29へ進んで、スケール5を検知することによりセンサ6が出力した第1の出力信号を使用してフィードバック制御を行う正規位置制御ループR1で、ベルト位置の補正制御を行ってメインルーチンへリターンする。
また、ステップ26の判断で、正規位置制御ループR1が正常動作していなくてステップ27に進んだとき、あるいはステップ28の判断でカラー画像形成工程中であるためにステップ27に進んだときには、異常時制御ループR2による制御動作を継続し、そこでベルト駆動モータ7に付いている周波数発電機(FG)8からフィードバックされる第2の出力信号であるFG信号入力し、そのFG信号からモータの位置を累積し、次のステップ28AでそのFG信号からベルト駆動モータ7の実際の位置F′を検出する。
さらに、次のステップ29で、ベルト駆動モータ7の目標位置Fと実際の位置F′との位置比較を行う。次のステップ30では、その目標位置Fと実際の位置F′とが同じでないか(F≠F′)を判断し、それらが同じであって、その間に位置差がなければ(許容できる位置の差)、ベルト駆動モータ7は目標位置Fと同じ位置でベルト駆動モータ軸も回転していると判断できるので、そのまま目標位置Fで制御を継続してステップ22へ戻り、再びそのステップ22以降の処理及び判断を繰り返す。
また、ステップ30の判断で、目標位置Fと実際の位置F′とが同じでないときには(YESの判断)ステップ31に進んで、そこで目標位置Fとベルト駆動モータ7の実際の位置F′との位置差F″を計算する。
そして、次のステップ32で、その位置差F″がF″>0であるか否かを判断し、F″>0であれば(YESの判断)、目標位置Fよりも、ベルト駆動モータ7の実際の位置F′の方が遅れていると判断できるので、ステップ33に進んで、目標位置Fに位置差F″を加えた位置F1になるように、ベルト駆動モータ7の回転数を制御し、その後ステップ22へ戻る。
また、ステップ32の判断で位置差F″がF″>0でないときには(NOの判断)、位置差F″はF″<0であってベルト駆動モータ7の実際の位置F′が目標位置Fよりも進んでいると判断できるので、ステップ34へ進んで、そこで目標位置(基本位置)Fから位置差F″を差し引いた位置F2になるように、ベルト駆動モータ7の回転数を制御し、その後ステップ22へ戻る。
そして、そのステップ22以降の処理及び判断を繰返すことにより、ベルト駆動モータ7の実際の位置F′が目標位置Fになるように補正制御する。そして、ステップ23でベルト駆動モータ7をOFFにする信号の入力を判断すると、ステップ24へ進んでベルト駆動モータ7をOFFにし、次のステップ25でモータ位置の累積をクリアし、この処理を終了してメインルーチンへリターンする。
このように、この実施例では、正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2への切換と、その逆の異常時制御ループR2から正規位置制御ループR1への切換は、カラーの画像形成工程中には行わないようにし、その制御ループの切換えタイミングはカラーの画像形成工程中を除いたタイミングとしている。
このようにすることで、2色以上のトナー画像を重ね合わせて合成カラー画像を得る場合には、制御に使用する検知信号が正規位置制御ループR1の場合にはスケール5からの信号であり、異常時制御ループR2の場合にはベルト駆動モータ7の周波数発電機8の信号であってスケール5からの信号と異なるために、その制御ループを切換えたタイミングのときに中間転写ベルト10に位置変動が発生して中間転写ベルト10上に転写される画像に色ずれが生じやすいが、制御ループの切換えタイミングを上記のタイミングにすることで、色ずれのないカラー画像を得ることができる。
そして、この制御は、全て図1に示した制御装置70が行う。すなわち、この実施例では、その制御装置70が、第1のフィードバックループである正規位置制御ループR1と第2のフィードバックループである異常時制御ループR2を用いて駆動モータ7の制御を行う制御手段として機能する。
そして、この制御装置70は、正規位置制御ループR1に異常が生じた場合に、単色画像形成中であれば異常時制御ループR2に切換えた後、その異常が生じた正規位置制御ループR1が正常な状態に戻った場合には、カラー画像形成中でなければ異常時制御ループR2から正規位置制御ループR1に切換える制御も行う。
すなわち、その制御装置70は、単色画像形成時には正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2への切換えと、その異常時制御ループR2から正規位置制御ループR1への切換えを画像形成中のタイミングであっても行う手段としても機能する。
このように、この実施例では、単色画像作成中には正規位置制御ループR1と異常時制御ループR2との間の制御ループの切換えを、画像形成中のタイミングであっても行うようにしている。このようにしても、単色画像作成時(例えば黒一色時)には、中間転写ベルト10上には1色(単色)の画像だけが転写されるだけであって、そこには重ね合わせの合成画像が形成されるわけではないので、色ずれの心配がない。したがって、単色画像作成時には、スケールの異常を判断したときには、すぐに制御ループを異常時制御ループR2に切換えるようにしている。
以上、述べたように、この実施例による画像形成装置は、基本的には正規位置制御ループR1に異常が生じたときに、その正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2に切換えを行なう。しかし、画像形成装置をオンしたときに既に正規位置制御ループR1に異常が検出されれば、正規位置制御ループR1に入ることなく、ベルト駆動モータ7の立ち上げ後にすぐに異常時制御ループR2に入る。つまり、中間転写ベルト10上のスケール5の劣化状況によっては、正規位置制御ループR1から異常時制御ループR2へ切換えない場合もある。
図15は中間転写ベルトに形成したスケールを読み取るセンサを2つ設けたベルト駆動装置の実施例を示す図1と同様な概略構成図、図16は同じくその2つのセンサの出力波形を示す波形図であり、図1と対応する部分には同一の符号を付してある。
この実施例によるベルト駆動装置を備えた画像形成装置は、感光体40C,40M間(それ以外の感光体40間であってもよい)にセンサ6A,6Bを中間転写ベルト10の移動方向に互いの位置をずらして配置している。そのセンサ6A,6Bは、同じタイプで同じ性能のセンサである。したがって、そのセンサ6A,6Bが、中間転写ベルト10上のスケール5をそれぞれ検出して出力する第1の出力信号の波形は、図16に示すようになる。
そして、この実施例では、センサ6A,6Bがそれぞれ出力するパルスの差αの値を一定にするように制御装置70′が制御することにより、中間転写ベルト10の実際のベルト速度を等速にするように制御している。
このように、中間転写ベルト10の駆動制御は、図1等で説明した中間転写ベルト10のベルト位置を補正制御するだけでなく、中間転写ベルト10の実際のベルト速度を検出して、その速度変動を等速にする補正制御を行うようにしてもよい。
なお、図15では異常時制御ループR2は、ベルト駆動モータ7に付いている周波数発電機8からの信号を第2の出力信号として制御装置70′(より詳しくはモータ制御部)にフィードバックするようにした例を示したが、その異常時制御ループR2は図6で説明したようにベルト駆動モータ7のモータ軸7aにエンコーダ38を取り付け、そのエンコーダ38からの信号を第2の出力信号として制御装置70′のモータ制御部にフィードバックするようにしてもよい。
あるいは、図6に合わせて記載したように、中間転写ベルト10を回動可能に支持する駆動ローラ9の一端側の外周にスリット39を円周方向に形成すると共に、そのスリット39を検出するセンサ41をスリット39の近傍に設け、そのセンサ41からの信号を第1の出力信号として制御装置70′のモータ制御部にフィードバックするようにしてもよい。
この発明は、複数の感光体と回動するベルトを備えた画像形成装置、特にベルト上に2色以上のカラー画像を重ね合わせるカラーの画像形成装置への適用に有用である。
この発明による画像形成装置におけるベルト駆動装置の一例を制御系と共に示す概略構成図である。 同じくそのベルト駆動装置を備えた画像形成装置であるカラー複写機の一例を示す全体構成図である。 ベルト位置検出用のスケールが全周に亘って設けられた中間転写ベルトの一部を示す平面図である。 中間転写ベルトに設けたスケールを読み取るセンサとそのセンサが出力するセンサ出力を示す概略図である。 図2のカラー複写機の中間転写ベルトの位置制御系を示すブロック図である。 ベルト駆動モータのモータ軸にエンコーダを取り付けるようにした例と中間転写ベルトを回動可能に支持する駆動ローラの一端側にスリットを形成するようにした例を説明するための斜視図である。 同じくそのエンコーダからの信号をモータ制御部にフィードバックするようにした例を示すブロック図である。 図6の駆動ローラの一端側に形成したスリットを検出したセンサからの信号をモータ制御部にフィードバックするようにした例を示すブロック図である。 図2のカラー複写機が有する2つのフィードバックループを説明するためのブロック図である。
スケールの目盛の1つに傷がついた状態のときのセンサ出力を説明するための図である。 同じくスケールの目盛の1つにトナーによる汚れができた状態のときのセンサ出力を説明するための図である。 図1のベルト駆動装置が有する制御装置のマイクロコンピュータが行う中間転写ベルトの正規位置制御処理に関するルーチンを示すフロー図である。 スケールの異常な劣化状態を説明するための図である。 図1のベルト駆動装置が有する制御装置のマイクロコンピュータが行う中間転写ベルトの異常時制御処理に関するルーチンを示すフロー図である。 中間転写ベルトに形成したスケールを読み取るセンサを2つ設けたベルト駆動装置の実施例を示す図1と同様な概略構成図である。 同じくその2つのセンサの出力波形を示す波形図である。 従来の直接転写方式の画像形成装置の一例を画像形成部のみ示す構成図である。 従来の間接転写方式の画像形成装置の一例を画像形成部のみ示す構成図である。
符号の説明
5:スケール 5a:目盛 6,6A,6B,41:センサ 7:ベルト駆動モータ 7a:モータ軸 8:周波数発電機 10:中間転写ベルト(無端状のベルト) 20:ベルト駆動装置 38:エンコーダ 39:スリット 70:制御装置(ループ切換タイミング制御手段) R1:正規位置制御ループ R2:異常時制御ループ

Claims (6)

  1. 複数の感光体を備える画像形成装置であって、
    数の目盛からなるスケールが形成された回動するベルトと、
    前記スケールを読み取って第1の出力信号を出力するセンサと、
    前記ベルトを駆動するモータと、
    前記第1の出力信号に基づいて前記モータの制御を行う第1のフィードバックループと、
    前記モータの回転に基づく第2の出力信号を出力する周波数発電機と、
    前記第2の出力信号に基づいて前記モータの制御を行う第2のフィードバックループと、
    前記第1の出力信号に基づいて前記第1のフィードバックループの異常を判断する異常判断手段と、
    該異常判断手段が前記第1のフィードバックループが異常と判断しない場合は、前記第1のフィードバックループを用いて前記モータの制御を行う制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記異常手段が前記第1のフィードバックループが異常と判断した際には、前記複数の感光体を用いて画像を形成するカラー画像形成中の場合は前記第1のフィードバックループを用いて前記モータの制御を行い、前記複数の感光体のうちの1つのみを用いて画像を形成する単色画像形成中の場合は前記第2のフィードバックループに切り替えて前記モータの制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の感光体を備える画像形成装置であって、
    数の目盛からなるスケールが形成された回動するベルトと、
    前記スケールを読み取って第1の出力信号を出力するセンサと、
    前記ベルトを駆動するモータと、
    前記第1の出力信号に基づいて前記モータの制御を行う第1のフィードバックループと、
    前記モータのモータ軸に取り付けられ、該モータの回転に基く第2の出力信号を出力するエンコーダと、
    前記第2の出力信号に基づいて前記モータの制御を行う第2のフィードバックループと、
    前記第1の出力信号に基づいて前記第1のフィードバックループの異常を判断する異常判断手段と、
    該異常判断手段が前記第1のフィードバックループが異常と判断しない場合は、前記第1のフィードバックループを用いて前記モータの制御を行う制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記異常手段が前記第1のフィードバックループが異常と判断した際には、前記複数の感光体を用いて画像を形成するカラー画像形成中の場合は前記第1のフィードバックループを用いて前記モータの制御を行い、前記複数の感光体のうちの1つのみを用いて画像を形成する単色画像形成中の場合は前記第2のフィードバックループに切り替えて前記モータの制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 複数の感光体を備える画像形成装置であって、
    複数の目盛からなるスケールが形成された回動するベルトと、
    前記スケールを読み取って第1の出力信号を出力する第1のセンサと、
    前記ベルトを駆動するモータと、
    前記第1の出力信号に基づいて前記モータの制御を行う第1のフィードバックループと、
    前記モータの回転によって回動するローラの外周に円周方向に形成されたスリットを検知して第2の出力信号を出力する第2のセンサと、
    前記第2の出力信号に基づいて前記モータの制御を行う第2のフィードバックループと、
    前記第1の出力信号に基づいて前記第1のフィードバックループの異常を判断する異常判断手段と、
    該異常判断手段が前記第1のフィードバックループが異常と判断しない場合は、前記第1のフィードバックループを用いて前記モータの制御を行う制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記異常手段が前記第1のフィードバックループが異常と判断した際には、前記複数の感光体を用いて画像を形成するカラー画像形成中の場合は前記第1のフィードバックループを用いて前記モータの制御を行い、前記複数の感光体のうちの1つのみを用いて画像を形成する単色画像形成中の場合は前記第2のフィードバックループに切り替えて前記モータの制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記第1のフィードバックループは、前記第1の出力信号から前記ベルトの実際のベルト位置を検出して、その実際のベルト位置に応じて前記モータの制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のフィードバックループは、前記第1の出力信号から前記ベルトの実際のベルト速度を検出して、その実際のベルト速度に応じて前記モータの制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2のフィードバックループで前記モータの制御を行っているときに前記異常判断手段が異常と判断しなくなった場合、カラー画像形成中でなければ前記第1のフィードバックループに切り替えて前記モータの制御を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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