JP4566474B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視カメラの映像の画像処理装置および画像処理方法に関し、特に、プライバシー保護のために画像の一部をマスキングして表示させるための画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、監視カメラ装置は、銀行や店舗、遊戯場、デパート、ならびに貴重品を展示している博物館や絵画館等において、主に防犯用として利用されることが多い。また、高層ビルなどでは、安全確認または災害防止用としても用いられている。
【0003】
監視カメラ装置は、CCDを内蔵したカメラを、屋外または屋内の所定位置に取り付け、このカメラで撮影した映像を他の場所でモニタテレビに映しながら監視を行うのが一般的である。カメラによる定点観測では、カメラを一方向に向けて固定するが、1台のカメラで周囲を観測する場合は、カメラを水平方向に旋回させるパン動作や、垂直方向に旋回させるチルト動作を行わせるための機構を備えている。さらに、カメラにズーム機構を取り付けて、必要に応じて映像を拡大できる装置もある。また、撮影した映像をビデオテープ等に記録しておき、後から映像をモニタ上で再現できる装置もある。
【0004】
また、こうした監視カメラを、公共の場所や住居地域に設置する場合には、近隣の民間の家などが画面に表示されないように、カメラの回転角度を制限したり、その家の方向を撮影したときの画像全体が真っ黒になるように画像処理する機能が付加されており、それによりプライバシー保護が図られている。
【0005】
しかし、このような監視カメラにおけるプライバシー保護の方法では、撮影方向の制限や画像全体の暗転のため、保護すべき領域以外の画像も見えなくなり、監視機能の低下を余儀なくされるのを防止するために、表示画像の一部をカメラ等の映像入力機器側で、マスキングする方法が考えられる。
【0006】
カメラなどの映像入力機器でマスキングする方法は、あらかじめカメラを設置時にマスキングする領域を決定しておき、カメラの向き(パン/チルトの位置)や、ズーム倍率に応じて、マスキングする領域を変更し、カメラから出力する映像にマスキングをかけて出力する方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の画像処理において、マスキング設定されていた領域に重要な情報があったとしても、画像データがすでにマスキングされているために、録画した後では見ることができない。また、画像データそのものが既にマスキングされているため、ユーザに応じてマスキングを適用したり外したりといった柔軟な対応ができないという問題があった。
【0008】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、ライブ画像や既にサーバに蓄積されている画像データに対して、端末からのユーザのリクエストにより表示する画像にマスキング処理を行う画像処理装置および画像処理方法を提供するものである。
【0009】
また、本発明は、画像データそのものに付加的な情報を合成して表示を行う際に、画像を要求しているユーザのユーザ情報に応じて、合成方法や合成する内容を変更する画像処理装置および画像処理方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、ユーザ情報と画像とを入力する入力手段と、前記ユーザ情報に従って前記画像の一部にマスキング処理を行う画像処理手段と、前記マスキング処理された画像を出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とした構成を有している。
【0011】
この構成により、マスクがかかっていない画像を入力し、ユーザ情報に従ってマスキング処理を行い、ユーザにはマスクがかけられた画像を出力するので、ユーザに応じたマスキング処理を行うことができる。したがって、ユーザに隠すべき情報を守ることができるとともに、ユーザレベルに応じてマスク領域の変更を行うことができることとなる。
【0012】
また、本発明の画像処理装置は、前記画像処理手段が、前記画像にマスキング処理を行う際に使用する補助情報を記憶し、この記憶された補助情報に基づいてマスキング処理を行う領域に情報を合成することを特徴とした構成を有している。
【0013】
この構成により、マスクされた領域に記憶された補助情報、例えば他の画像を表示させることができることとなる。
【0014】
また、本発明の画像処理装置は、前記画像処理手段が、前記補助情報として前記マスキング処理を行う領域に合成する情報の格納場所を記憶することを特徴とした構成を有している。
【0015】
この構成により、マスクされた領域に合成する情報を直接保有せず、合成処理を行うときに記憶された格納場所から読み出して合成することができ、合成させる情報量が大量であっても、本装置の記憶容量を圧迫させずに合成することができることとなる。また、マスキング処理を行う領域に合成する情報そのものを持つのではなく、格納場所を記憶しているので、表示する情報を動的に変更させることができるともに、記憶する領域を大幅に削減することができることとなる。
【0016】
また、本発明の画像処理装置は、前記画像処理手段が、前記補助情報として前記マスキング処理を行う領域に合成する情報と、この情報がアクセスされた際に表示する情報の格納場所とを記憶することを特徴とした構成を有している。
【0017】
この構成により、マスクした領域に表示する情報のリンク情報を持つことができ、表示情報としてバナー広告等のタグを表示し、ユーザから表示情報にアクセスされたとき、リンク先を表示させることもできることとなる。
【0018】
さらに、本発明の画像処理装置は、前記ユーザ情報が、ユーザの表示許可段階を示すユーザレベルを有し、前記画像処理手段が、前記ユーザレベルに従ってマスキング処理を行うことを特徴とした構成を有している。
【0019】
この構成により、ユーザレベルに応じてマスキング処理を変更することができるので、1ユーザごとに設定を行わなくてもよく、ユーザレベル単位でマスキング領域の大小や付加情報の変更を行うことができることとなる。
【0020】
また、本発明の画像処理装置は、前記ユーザ情報が、ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報を有し、前記画像処理手段が、前記ユーザ嗜好情報に従ってマスキング処理を行う領域に合成する情報を変更することを特徴とした構成を有している。
【0021】
この構成により、マスキング処理を行う領域に合成する情報が、ユーザの嗜好にあった情報とすることができるので、ユーザごとに有効な情報を提供することができることとなる。
【0022】
また、本発明の画像処理装置は、前記ユーザ情報に従ってユーザ登録を行うユーザ登録手段と、前記入力手段に入力されたユーザ情報がユーザ登録されているか否かを判定するユーザ登録判定手段とを備え、前記画像処理手段が、前記ユーザ登録判定の結果に従ってマスキング処理を行うことを特徴とした構成を有している。
【0023】
この構成により、登録ユーザと非登録ユーザとで別のマスキング処理を行うことができるので、マスクをかける領域や表示情報を区別することができ、登録ユーザにより有効な情報提供を行うことができることとなる。
【0024】
また、本発明の画像処理装置は、前記ユーザ情報が、ユーザの操作する端末の操作端末情報を有し、前記画像処理手段が、前記操作端末情報に従ってマスキング処理を行うことを特徴とした構成を有している。
【0025】
この構成により、ユーザの操作する端末に応じてマスキング処理を変更することができるので、ユーザが操作する端末ごとにマスキング処理の変更を行うことができることとなる。例えば、監視カメラの近くの端末では、マスクがかからない全ての情報を観ることができるが、屋外の端末では、マスク領域を大きくして監視領域を限定し、プライバシー保護を図るといった使用方法を行うことができることとなる。
【0026】
また、本発明の画像処理装置は、前記ユーザ登録判定手段によって前記ユーザ情報が非ユーザから入力されたユーザ情報であると判定したときのみ、前記画像処理手段が、前記マスキング処理を行う領域に広告情報を合成することを特徴とした構成を有している。
【0027】
この構成により、非登録ユーザにのみマスキング領域に広告情報が合成されるので、登録ユーザに対して特に必要のない広告表示を行わずに、すっきりとした画像表示を提供することができることとなる。
【0028】
また、本発明の画像処理装置は、前記ユーザ情報がマスキング領域を指定するユーザ契約情報を有し、前記画像処理手段が、前記ユーザ契約情報に従って前記画像にマスキング処理を行うことを特徴とした構成を有している。
【0029】
この構成により、ユーザ契約情報に基づいてマスキングをかける領域とマスキングをかけない領域との処理が行われるので、契約内の領域を確実に監視しつつ、契約外の領域のプライバシーを保護することができることとなる。
【0030】
さらに、本発明の画像処理装置は、前記入力手段に入力された画像中の人物認識を行う画像認識手段を備え、前記画像処理手段が、前記画像認識処理の結果に従って前記画像にマスキング処理を行う位置を変更することを特徴とした構成を有している。
【0031】
この構成により、映像に映った人物をマスキングすることができ、映像に映り込んできた人物のプライバシーを保護することができることとなる。
【0032】
また、本発明の画像処理装置は、前記画像処理手段が、前記画像認識手段によって認識された人物に所定の識別子を付与することを特徴とした構成を有している。
【0033】
この構成により、マスキングされた人物ごとに識別子が付与されるので、映像内に複数の人物が写っていてもそれぞれを把握することができることとなる。
【0034】
また、本発明の画像処理装置は、前記入力手段に入力された画像中の移動体を認識し、この移動体の追跡処理を行う移動体追跡手段を備え、前記画像処理手段が、前記移動体追跡処理の結果に従って前記画像にマスキング処理を行うことを特徴とした構成を有している。
【0035】
この構成により、映像に映り込んできた移動体の移動に合わせてマスキングを行うことができることとなる。
【0036】
また、本発明の画像処理装置は、前記画像処理手段が、前記移動体追跡手段によって1つの物体として認識されたものに所定の識別子を付与することを特徴とした構成を有している。
【0037】
この構成により、マスキングされた移動体ごとに識別子が付与されるので、映像内に複数の移動体が写っていてもそれぞれを把握することができることとなる。
【0038】
さらに、本発明の画像処理装置は、ユーザのカメラ操作信号を入力するカメラ操作入力手段を備え、前記画像処理手段が、前記カメラ操作信号に従って前記マスキング処理を行うことを特徴とした構成を有している。
【0039】
この構成により、ユーザのカメラ操作に応じてマスキング領域を移動させることができることとなる。
【0040】
さらに、本発明の画像処理装置は、前記入力手段が、前記ユーザ情報と前記画像とが一体となった画像情報を入力し、この画像情報が前記画像の付加情報として前記ユーザ情報が格納されていることを特徴とした構成を有している。
【0041】
この構成により、JPEGやMPEGなどのヘッダ部にユーザ情報を格納することができ、ユーザ情報を別に取り込む必要がなく、通常の画像情報のデータ入力量で取り込むことができることとなる。また、ユーザ情報が画像情報の付加情報として格納されているので、特別な通信手順等を用いる必要がなく、画像情報およびユーザ情報を扱うことができることとなる。
【0042】
また、本発明の画像処理装置は、前記入力手段が入力する画像情報が暗号化された画像情報であることを特徴とした構成を有している。
【0043】
この構成により、入出力または送受信するデータが暗号化されているので、情報の漏洩を防止することができることとなる。
【0044】
さらに、本発明の画像処理装置は、前記入力手段に入力された画像およびユーザ情報を記憶する画像情報記憶手段を備え、前記画像処理手段が、前記記憶された画像に対して前記マスキング処理をバッチ処理で行うことを特徴とした構成を有している。
【0045】
この構成により、画像蓄積時や画像表示時に負荷をかけることがないので、それぞれにおける機能や動作を向上させることができることとなる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0047】
本発明の実施の形態の画像処理装置を図1に示す。図1においては、画像処理装置100とともに、ユーザが操作する操作端末200を示す。
【0048】
操作端末200は、画像処理装置100と接続し、ユーザが操作端末200の操作部を操作することにより、ユーザのリクエストを画像処理装置100に送信するとともに、画像処理装置100から送信された表示画像を受信して、表示するものである。ユーザのリクエスト端末と、画像表示端末は、必ずしも同一のものでなくてもよい。
【0049】
また、画像処理装置100は、認証データベース111、ユーザ認証部112、タイマー113、スケジュールデータベース114、スケジューラ115、合成ルールデータベース116、ルール決定部117、領域データベース118、付加情報データベース119、付加画像データベース120、マスクデータ作成部121、マスク画像バッファ122、画像データベース123、画像バッファ124、およびマスキング部125を備えている。
【0050】
認証データベース111は、ユーザ情報の認証を行うため、登録されたユーザ情報を格納するものである。ユーザ情報としては、ユーザIDとパスワードが一般的であるが、虹彩情報、指紋、声紋などのバイオメトリクス情報を使用してもよい。
【0051】
ユーザ認証部112は、操作端末200から受信したユーザ情報を入力し、認証データベース111に格納されているユーザ認証データにより入力されたユーザ情報の認証を行うものである。
【0052】
タイマー113は、時刻を計時するものであり、スケジュールデータベース114は、時刻別の予定を格納したデータベースであり、スケジューラ115は、タイマー113とスケジュールデータベース114との情報からスケジュールを管理するものである。
【0053】
合成ルールデータベース116は、画像のマスキング処理、情報付加を行うためのルールが格納されたものであり、ルール決定部117は、ユーザ認証部112、スケジューラ115、画像データベース123からそれぞれ入力される情報により、合成ルールデータベース116を検索して、対応するルールを決定するものである。
【0054】
領域データベース118、付加情報データベース119、付加画像データベース120は、画像に対応するマスキング領域、マスキング領域に表示する画像、付加情報等がそれぞれ格納されたものである。
【0055】
マスクデータ作成部121は、ルール決定部117から画像ID、合成ルールを受け取り、該当画像に対応するマスキング領域、マスキング領域に表示する画像、付加情報を領域データベース118、付加情報データベース119、付加画像データベース120から呼び出し、マスク画像を作成するものである。
【0056】
マスク画像バッファ122は、マスクデータ作成部121から入力されたマスク画像を、元画像と合成させるため一時的に蓄積するバッファである。
【0057】
画像データベース123は、画像表示を行うための画像、すなわちマスクがかけられる画像が蓄積されたデータベースであり、あらかじめ蓄積された画像とともに、リアルタイムで入力された画像を蓄積してもよい。
【0058】
画像バッファ124は、画像データベース123から、またはリアルタイムで入力された画像を直接入力して、マスク画像と合成させるため一時的に画像を蓄積するバッファである。
【0059】
マスキング部125は、画像バッファ124に格納されている元画像と、マスク画像バッファ122に格納されているマスク画像とを合成するものである。
【0060】
このような画像処理装置100において、操作端末200から画像のリクエストがあってから表示画像の出力を行うまでの画像処理手順を以下に説明する。
【0061】
図2に、本発明の画像処理装置における画像処理のフローチャートを示す。
【0062】
画像処理装置100では、ユーザから画像表示のリクエストがあると、ユーザ認証部112でユーザ認証処理を行う(S101)。
【0063】
ユーザ認証処理では、ユーザから入力されたユーザID、パスワードおよび操作端末のID、電話番号、機種、IPアドレスなどの識別子や過去のアクセス履歴情報により、認証データベース111に格納されたデータを参照しながらユーザ認証を行う。ユーザ認証処理において、ユーザ認証のために入力させるユーザ情報として、ユーザID、パスワードの代わりに虹彩情報やバイオメトリクス情報を使用してもよい。
【0064】
ユーザ認証の結果(S102)により、認証されなかった場合には、終了し、認証された場合には、ルール決定部117にユーザ情報を受け渡し、画像の取り出し処理を行う(S103)。
【0065】
画像の取り出し処理では、ユーザから要求された画像を画像データベース123から抽出し、画像バッファ124へ取り出し、一時的にためる。マスク画像と同期を取るため、画像IDをルール決定部117に受け渡す。また、画像は、蓄積された画像データベース123上の画像の他、リアルタイムで入力される入力映像等でもよい。
【0066】
スケジューラ115は、タイマー113とスケジュールデータベース114からの情報により、スケジュールの確認を行い、スケジュールの変更があれば変更通知をルール決定部117に通知する。
【0067】
次に、ルール決定部117において、ユーザ認証部112からユーザID、パスワード、ユーザレベルおよび操作端末のID、電話番号、機種、IPアドレスなどの識別子や過去のアクセス履歴情報等のユーザ情報、対象情報、スケジューラ115からスケジュール変更通知情報または時間情報、画像データベース123からマスキングを行う画像の画像IDを入力し、合成ルールデータベース116からマスキング処理、情報付加のためのルールを検索し、決定するルール決定処理を行う(S104)。
【0068】
ルール決定処理では、ユーザ認証部112から得たユーザID、ユーザレベル、スケジューラ115から得た現在時刻の時刻パラメータ等から、これらの情報に適合する合成ルールを合成ルールデータベース116より引き出す。合成ルールとなるものは、マスク対象(非対象)の場所を特定するための対象パラメータ、領域の大小などのレベルパラメータ、マスキング領域以外の場所に合成する各種付加情報の表示ON/OFFパラメータ、マスキング領域に表示する付加情報のファイル情報等のデータである。同一条件から引き出される合成ルールは、複数存在することも可能であり、優先度により、あるいはランダムに決定する。画像IDと本処理で得られた合成ルールデータは、マスクデータ作成部121に受け渡し、データ作成の指示を出す。
【0069】
次に、マスクデータ作成部121でマスクデータの作成を行う(S105)。
ここでは、ルール決定部117から受け取った画像IDと合成ルールにより、領域データベース118からマスキングする領域データを、付加情報データベース119から撮影時刻情報や位置情報などの文字列情報と表示位置を、付加画像データベース120からマスキング領域に貼り付ける画像データを取得し、マスクデータを作成する。例えば、付加情報データベース119から取得した端末の識別子(製造番号など)やユーザ情報を用いて、文字列情報や表示位置をユーザの環境(言語や表示形式)に適合させるように変換する。作成したマスクデータは、マスク画像バッファ122に受け渡す。
【0070】
次に、マスキング部125でマスキング処理を行う(S106)。ここでは、画像バッファ124に格納されている元画像と、マスク画像バッファ122に格納されているマスク画像と、を合成する。このとき、上記画像IDで同期を取る。
【0071】
画像バッファ124に格納されている元画像126、マスク画像バッファ122に格納されているマスク画像127を図3(a)、図3(b)に、合成処理された画像128を図4に示す。
【0072】
最後に、画像処理装置100からリクエストのあった操作端末200に対して上記マスク処理を施した画像を送信する(S107)。
【0073】
さらに、ルール決定部117における上記ルール決定処理について、補足説明を行う。
【0074】
図5に、ルール決定処理のフローチャートを示す。ルール決定処理では、まず、ユーザ認証部112から入力されるユーザID、ユーザレベルなどのユーザ情報の確認を行う(S121)。次に、スケジューラ115により変更される現在のスケジュールを確認する(S122)。次に、合成ルールデータベース116からユーザ、スケジュールの条件に合うルールを参照する(S123)。次に、参照した合成ルールより使用するルールを決定する(S124)。使用するルールが複数ある場合、優先度により、またはランダムに決定する。
【0075】
以上の処理により、蓄積されている画像または入力した画像に対して、ユーザに応じたマスキング処理を行うことができる。したがって、ユーザに届く画像にはマスクがかけられるので、ユーザに隠すべき情報を守ることができるとともに、表示される元の画像はマスクがかけられずに残っているので、ユーザレベルに応じてマスク領域の変更を行うことができる。
【0076】
また、上記マスクデータ作成処理において、マスクした領域に表示する情報をデータベースに直接持っていなくても、情報の格納場所、例えばURL等を記憶しておけば、必要なときのみ情報を獲得して表示させることができる。
【0077】
また、マスクした領域に表示する情報のリンク情報を持つことにより、表示情報としてバナー広告等のタグを表示し、ユーザから表示情報にアクセスされたとき、リンク先を表示させることもできる。
【0078】
さらに、上記ルール設定において、ユーザにユーザレベルを設けて、リクエストされたユーザのレベルに応じてマスキング領域を変更したり、ユーザの嗜好情報を有して、ユーザの嗜好に応じた情報をマスキング領域に表示させることもできる。
【0079】
このユーザによりマスキング領域、マスキング領域上の表示変更例を図6に示す。図6に示すように、ユーザAとユーザBとでは、マスキング領域がユーザAの方が小さくなっており、また、マスキング領域内の表示が、ユーザAの方は「ニュース」となっており、ユーザBの方は「広告」となっている。
【0080】
また、ユーザ登録処理またはユーザ登録情報の参照を可能とし、登録ユーザか否かでマスキング領域を変更したり、非ユーザにのみ広告表示を行い、ユーザ登録されたユーザに対しては、特に必要のない広告表示を表示しないといったこともできる。
【0081】
また、マスキング領域を指定またはマスキング領域の解除領域を指定するユーザ契約情報を有して、このユーザの契約情報に応じたマスキング処理もできる。
例えば、図7に示すように、駐車場の監視契約において、契約区域71、契約区域72のみをマスキング解除領域とし、非契約区域73、非契約区域74などにマスキングをかけることにより、ユーザの駐車スペースのみ監視させることができ、他の駐車スペースにおけるプライバシーを保護することができる。
【0082】
さらに、画像内の人物、移動体の認識処理を行い、認識された人物にラベルを付けることにより、マスキングされた画像でも人物の動き等が分かる。例えば、図8に示すように、通行人81、通行人82がマスキングされていても、ラベルA、Bが付与されていることにより、通行人81、通行人82が移動して、位置が変わっても、ラベルにより認識が容易である。したがって、通行人自体はマスキングされるためプライバシーが守られ、監視者も通行人の行動は把握できるので、監視処理は不都合なく行うことができる。
【0083】
また、ユーザがカメラ操作を行う場合に、ユーザからカメラ操作信号を入力して、入力したカメラ操作信号に従ってマスキング処理を行うことにより、カメラのパン、チルト、ズーム等に応じてマスキング領域を変更することができる。例えば、図9に示すように、カメラ動作の「パン」に従って、マスキング領域92も左右に移動し、「ズーム」が行われれば、マスキング領域92が拡大する。
【0084】
さらに、画像を入力する際には、JPEGやMPEGといったフォーマット形式があるが、これらのヘッダ情報からユーザ情報を取り出すようにすることにより、ヘッダ情報にユーザ情報が格納された画像情報を入力することができ、ユーザ情報をあらためて入力する必要がない。また、この画像情報を暗号化して入力することにより、情報の漏洩を防止することができる。
【0085】
さらに、画像表示がリアルタイムにライブ映像を必要としているものではない場合、上記画像処理またはマスキング処理をバッチ処理で行うことにより、画像蓄積や画像表示のパフォーマンスを向上させることができる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ユーザ情報と画像とを入力する入力手段と、前記ユーザ情報に従って前記画像の一部にマスキング処理を行う画像処理手段と、前記マスキング処理された画像を出力する画像出力手段とを備えることにより、マスクがかかっていない画像を入力し、ユーザ情報に従ってマスキング処理を行い、ユーザにはマスクがかけられた画像を出力するので、ユーザに応じたマスキング処理を行うことができる。したがって、ユーザに隠すべき情報を守ることができるとともに、ユーザレベルに応じてマスク領域の変更を行うことができるというすぐれた効果を有する画像処理装置および画像処理方法を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像処理装置を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態の画像処理を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態のマスキング処理される前の画像、この画像にマスクをかける画像を示す画像図
【図4】本発明の実施の形態のマスキング処理後の画像を示す画像図
【図5】本発明の実施の形態のルール決定処理を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態のユーザによりマスキング領域、マスキング領域上の表示変更を示す画像図
【図7】本発明の実施の形態のユーザの契約情報に応じたマスキング処理の表示画像を示す画像図
【図8】本発明の実施の形態の認識画像にラベルを付与した表示画像を示す画像図
【図9】本発明の実施の形態のカメラ操作信号に応じてマスキング領域変更を行う表示画像図
【符号の説明】
71、72 契約領域
73、74 非契約領域
81、82 通行人
91 人物
92 マスキング領域
100 画像処理装置
111 認証データベース
112 ユーザ認証部
113 タイマー
114 スケジュールデータベース
115 スケジューラ
116 合成ルールデータベース
117 ルール決定部
118 領域データベース
119 付加情報データベース
120 付加画像データベース
121 マスクデータ作成部
122 マスク画像バッファ
123 画像データベース
124 画像バッファ
125 マスキング部
126 元画像
127 マスク画像
128 合成画像
200 操作端末
500 端末
511 画像表示処理部
512 画像合成処理部
513 情報データベース
600 サーバ
611 ユーザ認証部
612 認証データベース
613 画像データ入力部
614 情報データベース

Claims (6)

  1. ユーザ情報と画像とを入力する入力手段と、
    前記ユーザ情報に従って前記画像の一部にマスキング処理を行う画像処理手段と、
    前記マスキング処理された画像を出力する画像出力手段と
    前記ユーザ情報に従ってユーザ登録を行うユーザ登録手段と、
    前記入力手段に入力されたユーザ情報がユーザ登録されているか否かを判定するユーザ登録判定手段とを備え、
    前記ユーザ情報が、ユーザの操作する端末の操作端末情報を有し、前記画像処理手段が前記操作端末情報に従ってマスキング処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. ユーザ情報と画像とが一体となった画像情報を入力する入力手段と、
    前記ユーザ情報に従って前記画像の一部にマスキング処理を行う画像処理手段と、
    前記マスキング処理された画像を出力する画像出力手段とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記入力手段が入力する画像情報が暗号化された画像情報であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. ユーザ情報と画像とを入力する入力ステップと、
    前記ユーザ情報に従って前記画像の一部にマスキング処理を行う画像処理ステップと、
    前記マスキング処理された画像を出力する画像出力ステップと
    前記ユーザ情報に従ってユーザ登録を行うユーザ登録ステップと、
    前記入力ステップに入力されたユーザ情報がユーザ登録されているか否かを判定するユーザ登録判定ステップとを備え、
    前記ユーザ情報が、ユーザの操作する端末の操作端末情報を有し、前記画像処理ステップが、前記操作端末情報に従ってマスキング処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  5. ユーザ情報と画像とを一体となった画像情報を入力する入力ステップと、
    前記ユーザ情報に従って前記画像の一部にマスキング処理を行う画像処理ステップと、
    前記マスキング処理された画像を出力する画像出力ステップとを備えていることを特徴とする画像処理方法。
  6. 前記入力ステップが入力する画像情報が暗号化された画像情報であることを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。
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