JP4565758B2 - 成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 - Google Patents
成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4565758B2 JP4565758B2 JP2001061142A JP2001061142A JP4565758B2 JP 4565758 B2 JP4565758 B2 JP 4565758B2 JP 2001061142 A JP2001061142 A JP 2001061142A JP 2001061142 A JP2001061142 A JP 2001061142A JP 4565758 B2 JP4565758 B2 JP 4565758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- ferritic stainless
- rolling
- steel sheet
- formability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フェライト系ステンレス鋼は家電用、自動車排気系用等多くの用途に用いられている。しかしフェライト系ステンレス鋼は、SUS304などのオーステナイト系ステンレス鋼のに比べて成形加工性が劣るため、成形用材料として用いた場合には成形時に破断する等の問題が生じることがあった。
この問題を解決するために、C,Nを低減し、これらを固定するためにTiやNbを添加して深絞り性を向上させた高純フェライト系ステンレス鋼が開発されてきた。この代表鋼種はSUS430LXやSUS436Lである。
【0003】
最近ではこれらの鋼種をベースとして、成形性を向上させるために製造方法や成分系の検討がされている。特開平9−263900号公報では、成分、熱間圧延条件(温度、圧下率、速度等)を規定して、成形性を向上させる方法が提示されている。しかしこの方法では、熱間圧延での生産性低下を伴うと共に、圧下率が高いためにスケールキズの発生が生じることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、熱間圧延時に圧下率の高い圧延を行うことなく、すなわち熱間圧延時にスケールキズを生じることなく、成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明者らは、熱間圧延時に圧下率の高い圧延を行うことなく、熱間圧延後の工程で成形性を向上させる方法を鋭意検討してきたが、高純フェライト系ステンレス鋼熱延板を用いて、その後の工程条件と製品板の深絞り性の関係を調査したところ、熱間圧延板あるいはその後に焼鈍をした材料を、100〜500℃の温度域において温間圧延した後に冷間圧延、焼鈍をすることで、製品板の深絞り性が向上することを見出した。
【0006】
図1に製品板の平均r値に及ぼす温間圧延の影響を示す。供試鋼はSUS430LX,SUS436L,SUS444の3鋼種である。いずれも熱間圧延後に200℃で圧下率30%の圧延を実施した後、冷間圧延、焼鈍に供した。なお熱間圧延は、スケールキズが発生しない程度の軽圧下の条件で圧延を行っている。
図1に示すとおり、いずれの鋼種も温間圧延によってr値が向上している。
【0007】
本発明は上記知見に基づいて完成したものであって、その要旨とするところは以下の通りである。
(1)鋼成分として、mass%で、
C :0.0005〜0.03%、 N :0.0005〜0.03%、
Cr:10〜25%、 Si:0.01〜1%、
Mn:0.01〜1%、 P :0.04%未満、
S :0.01未満、 Al:0.005〜0.2%、さらに
Ti,Nb,Zrの1種または2種以上を下記(1)式を満足するように含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼鋳造片を熱間圧延あるいは熱延板焼鈍後に、100〜500℃の温度域において、圧下率20〜50%の温間圧延を施し、該温間圧延後に冷間圧延、焼鈍の一方もしくは両方を施すことを特徴とする成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
Ti/48+Nb/93+Zr/91≧C/12+N/14……(1)
(2)鋼成分として、さらにmass%で、Mg:0.0005〜0.01%を含有することを特徴とする前記(1)に記載の成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
(3)鋼成分として、さらにmass%で、B:0.0005〜0.005%を含有することを特徴とする前記(1)または(2)に記載の成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
(4)鋼成分として、さらにmass%で、Mo:0.1〜2%、Ni:0.1〜2%、Cu:0.1〜2%の1種もしくは2種以上を含有することを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明について詳細に説明する。なお、下記の説明における%とはmass%を示すものである。
C,N:C,Nを多量に添加すると成形性が低下するため、それぞれ上限は0.03%とした。一方、下限は精錬段階でのコストを考慮した場合には0.0005%である。厳しい加工用途等に用いる場合には、C,N共に0.0005〜0.015%とすることが好ましい。
【0009】
Cr:Crは10%未満ではステンレス鋼としての耐食性が不十分であり、25%を超えると靱性が低下する場合があるため、10〜25%を範囲とした。また、Cr量が多くなると加工性が低下するため、加工用途としては10〜19%が好ましい。
【0010】
Si:Siは成形性の観点から低い方が好ましく、上限を1%とした。下限は不純物として混入する最低レベルの0.01%とした。
【0011】
Mn:MnもSi同様、成形性の観点から低い方が好ましく、上限を1%とした。下限は不純物として混入する最低レベルの0.01%とした。
【0012】
P:Pは不純物として0.04%以上になると、材質の硬化が著しくなるため0.04%未満とした。成形加工量が大きい用途に使用される場合には、0.02%未満とすることが好ましい。
【0013】
S:Sは0.01%以上になると、ステンレス鋼の基本的特性である耐食性を劣化させるため0.01%未満とした。
【0014】
Al:Alは脱酸元素として活用されるが、0.2%を超えると成形性、製造性を低下させるため、0.2%を上限とした。但し、不純物レベルとして0.005%程度混入するため、これを下限とした。
【0015】
Ti,Nb,Zr:これらの元素はC,Nを固定して加工性を向上させる元素である。単独であっても2種以上の複合であっても化学量論的にC,Nを上回る量を添加すれば、その固定効果が発揮されるためその下限を次式とした。
Ti/48+Nb/93+Zr/91≧C/12+N/14……(1)
上限は特に規定しないが、添加量が多すぎると材料が硬化しすぎるため、各元素とも0.5%以下とすることが好ましい。
【0016】
上記の基本成分に加え、以下の成分を必要に応じて添加することができる。
Mg:Mgは凝固組織を微細化する効果がある。その効果を発揮するのは0.0005%以上であり、これを下限とした。また多量に添加してもその効果は飽和するため、0.01%を上限とした。
【0017】
B:加工性、特に二次加工性を向上させる元素である。0.0005%以上添加することで効果が現れる。しかし、0.005%より多くてもその効果は飽和する。
【0018】
Mo,Ni,Cu:これらは耐食性を向上する元素であり、耐食性が問題となる用途ではMo,Ni,Cuのうち1種又は2種以上を組み合わせて添加する。
それぞれ0.1%以上添加することにより効果が現れる。しかし、加工性を考慮すると上限はいずれも2%である。
【0019】
本発明は、深絞り性向上のために熱間圧延後あるいは熱延板焼鈍後に温間圧延を実施することを特徴としている。温間圧延温度範囲は100〜500℃であり、この温度範囲を外れると成形性向上効果が小さくなる。この温度範囲内であれば、熱間圧延後の冷却過程で圧延しても良い。また成形性向上に効く圧下率は5%以上である。但し、圧下率が50%を超えると生産性が低下するため、これを上限とした。温間圧延後の工程は、焼鈍、冷延、焼鈍とすることが好ましい。但し、温間圧延後の焼鈍を省略しても、また冷延途中に焼鈍を行っても良い。冷間圧延は1回以上行っても良い。なお、温間圧延の圧下率の下限は、実施例に基づいて20%以上とする。
【0020】
本発明法により深絞り性が向上する原因については現在のところ調査中であるが、温間圧延時に成形性向上に有利な集合組織が形成されるためと考えられる。
【0021】
【実施例】
以下に本発明の実施例を示す。
表1に示すフェライト系ステンレス鋼を溶製し、熱間圧延、一部を焼鈍した。
本材料を用いて一部を温間圧延し、その後に冷間圧延、焼鈍の組み合わせによって製品板を作製した。製品板より引張試験片を切り出し、r値を測定した。r値は圧延方向と平行、垂直及び45°の3方向にn=2で15%引張後の板幅及び板厚変化を測定し、平均のr値として算出した。
【0022】
製造条件及びr値測定結果を併せて表2に示す。同一の鋼種でも、本発明の属す製造方法によりr値が0.2以上も向上している。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、熱間圧延でスケールキズを発生させることのない、成形性、特に深絞り性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェライト系ステンレス鋼のr値に及ぼす温間圧延の影響を、鋼種毎に示した図である。
Claims (4)
- 鋼成分として、mass%で、
C :0.0005〜0.03%、
N :0.0005〜0.03%、
Cr:10〜25%、
Si:0.01〜1%、
Mn:0.01〜1%、
P :0.04%未満、
S :0.01%未満、
Al:0.005〜0.2%を含有し、さらに、Ti,Nb,Zrの1種または2種以上を下記(1)式を満足するように含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼鋳造片を熱間圧延あるいは熱延板焼鈍後に、100〜500℃の温度域において、圧下率20〜50%の温間圧延を施し、該温間圧延後に冷間圧延、焼鈍の一方もしくは両方を施すことを特徴とする成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
Ti/48+Nb/93+Zr/91≧C/12+N/14……(1) - 鋼成分として、さらにmass%で、
Mg:0.0005〜0.01%
を含有することを特徴とする請求項1に記載の成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。 - 鋼成分として、さらにmass%で、
B :0.0005〜0.005%
を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。 - 鋼成分として、さらにmass%で、
Mo:0.1〜2%、
Ni:0.1〜2%、
Cu:0.1〜2%
の1種もしくは2種以上を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001061142A JP4565758B2 (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001061142A JP4565758B2 (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002256344A JP2002256344A (ja) | 2002-09-11 |
JP4565758B2 true JP4565758B2 (ja) | 2010-10-20 |
Family
ID=18920480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001061142A Expired - Lifetime JP4565758B2 (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4565758B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001089815A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-03 | Kawasaki Steel Corp | 延性、加工性および耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法 |
-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001061142A patent/JP4565758B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001089815A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-03 | Kawasaki Steel Corp | 延性、加工性および耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002256344A (ja) | 2002-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3584881B2 (ja) | 成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板 | |
JP5396752B2 (ja) | 靭性に優れたフェライト系ステンレス鋼およびその製造方法 | |
JP5709875B2 (ja) | 耐酸化性に優れた耐熱フェライト系ステンレス鋼板 | |
WO2011118854A1 (ja) | 耐熱性と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法 | |
JP4065579B2 (ja) | 面内異方性が小さく耐リジング性に優れるフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法 | |
JP2009197307A (ja) | 高温強度、耐水蒸気酸化性および加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼 | |
JP2001288544A (ja) | 表面特性及び耐食性に優れた高純度フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法 | |
JP2010138444A (ja) | 曲げ加工性に優れた高比例限鋼板およびその製造方法 | |
JP4185425B2 (ja) | 成形性と高温強度・耐高温酸化性・低温靱性とを同時改善したフェライト系鋼板 | |
JP4105962B2 (ja) | 空気予熱器伝熱エレメント用の耐硫酸露点腐食鋼冷延鋼板およびその製造方法 | |
JP3463500B2 (ja) | 延性に優れたフェライト系ステンレス鋼およびその製造方法 | |
JP3706428B2 (ja) | 自動車排気系機器用フェライト系ステンレス鋼 | |
JP2002275595A (ja) | 耐リジング性および深絞り性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法 | |
JP7278079B2 (ja) | ステンレス冷延鋼板、ステンレス熱延鋼板及びステンレス熱延鋼板の製造方法 | |
JP2005325377A (ja) | 加工性に優れた耐熱フェライト系ステンレス鋼板の製造方法 | |
JP3142427B2 (ja) | 耐2次加工脆性に優れるフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法 | |
JP4565758B2 (ja) | 成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
JPH0741854A (ja) | 靱性に優れたフェライト単相ステンレス熱延鋼板の製造方法 | |
JPH08199237A (ja) | 低温靭性に優れたフェライト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法 | |
JP6678217B2 (ja) | ステンレス鋼 | |
JP3420373B2 (ja) | 成形加工性に優れるクロム鋼板 | |
JP3455047B2 (ja) | 加工性及びローピング特性に優れたフェライト系ステンレス鋼薄板及びその製造方法 | |
JP3420371B2 (ja) | 成形加工性と耐候性に優れるクロム鋼板 | |
JPH07126758A (ja) | 曲げ加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼板の製造方法 | |
JP3379826B2 (ja) | 面内異方性が小さいフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20071129 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100803 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4565758 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |