JP4558817B2 - 墓石 - Google Patents

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本発明は、墓石に関する。
墓石は通常角石を積層して、すなわち積み重ねられて構成される。墓石は通常下から芝台石(土台石、要台石)、中台石(箱石)、上台石(角石)およびはつ台石(サオ台石、仏石、棹石という場合もある。)を積み重ね構造であり、上台石とはつ台石との間にスリン石、蓮花台あるいは銅張りを入れる場合もある。
角石を積み上げる構造では、ずれたりして地震等の振動に弱く、雨水が浸入したり、破損したりするおそれがあるためにモルタルを塗って積むかあるいは接着剤で強固に接着することが行われる。しかしこのような構造では積層された墓石の安定が確保されない、あるいは補修や彫り作業に不便であるために支持棒を積み重ねた角石の中央部に設けた穿孔に設置することが行われている。
特許文献1には、竿石は底面中央にアンカーナットを有する孔を形成し、角石、箱石に設けた貫通孔を貫通してアンカーナットに螺合され、かつ下端が箱石の天井に締結されている通しボルトを備えた墓が記載されている。
特許文献2には、要台石と、それを受けるベースコンクリートとをアンカーを介して結合し、ベースコンクリートの上に打設される床コンクリートによって、そのアンカーを埋設し、要台石の上面中央に支軸を突設し、支軸に上台石を貫通し、棹石を中途まで刺し付けて積み上げた石積み墓標が記載されている。
特許文献3には、何段かに積み上げられた石材と、最上段のものを除く石材を上下に貫く支持ボルトと、該支持ボルトの上端に螺合する、最上段の石材の下面に穿った穴の中に収められる埋め込みナットと、該穴の内面と該埋め込みナットの間に充填硬化させた固着剤からなる石材構造物が記載されている。
特開平9−60348号公報 特開2002−38769号公報 特開2006−22487号公報
はつ台石、上台石、中台石および芝台石の各石に貫通孔を設けて、この貫通孔に支持ボルトを貫通させたものは、強度は増すがはつ台石の天端にボルト孔が現われるもので、墓石として見栄えが良くない。
はつ台石の中央部に天端に達しない穿孔を設け、各石の貫通孔を貫通した支持棒を穿孔まで貫通させ、該支持棒を穿孔部に設けた固定手段と芝石の下端に設けた固定手段とによって上下固定する構造にあってははつ台石、芝台石という上下両側の石を固定手段によって固定することになって剛構造になって石に損傷を与え易く、大きな地震に対する備えとして充分に強固な支持棒とその支持構造を設けなければならず、費用を要することになる。支持棒によってはつ台、上台、中台および芝台をそれぞれ固定し、全体として剛構造とした場合にあっても同じ問題が派生することになる。
本発明は、かかる点に鑑みて支持材としてステンレス棒ははつ台の天端に現われないようにして見栄えをよくしながら、固定拘束手段および弾性拘束手段の組合わせによって大きな地震があっても石に損傷を与えることなく、防震することができ、しかも単一なステンレス棒および単一な穿孔構造の採用によって高費用となることが回避される墓石を提供することを目的とする。
本発明は、下方から上方に向けて芝台石、中台石、上台石およびはつ台石が積層された墓石において、
上台石、中台石および芝台石に上下垂直方向に貫通する穿孔が設けられ、はつ台には底面から上方に向けてはつ台石の高さの2/3以上で貫通しない単一孔としてのはつ台孔が設けられて各穿孔およびはつ台孔は垂直に一直線状に連通され、
芝台石の下端面にステンレス材からなる支持板が設けられ、
該支持板に固定され、各穿孔を一直線状に貫通し、更に一直線状にはつ台孔内に、はつ台石の高さの2/3以上で単一棒としてのステンレス棒が配設され、該ステンレス棒には螺合部が形成されてナットが螺合され、該芝台石の上面上側からナット締めされることによって前記ステンレス棒が芝台石の上面および支持板間で固定的に締結されて、芝台石間下部固定締結手段が構成され、
上台石および中台石の各穿孔およびはつ台孔とステンレス棒との間の間隙に樹脂材が充填され、固定締結されない、はつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段が構成され、
以ってステンレス棒が前記芝台石間下部固定締結手段とはつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段とによって拘束されてはつ台がステンレス棒によって転倒防止されるようにされたこと
を特徴とする墓石を提供する。
また、本発明は、各穿孔の内壁とステンレス棒の外面との間隙が、5〜15mm/2とされたことを特徴とする墓石を提供する。
また、本発明は、はつ台孔の内壁とステンレス棒の外面との間隙には、はつ台孔の下端から1/3の範囲において樹脂材が充填され、1/3の上方部は空隙とされたことを特徴とする墓石を提供する。
本発明は、上述のように、ステンレス棒が芝台間下部固定締結手段とはつ台石および中台石間上部樹脂中間振動吸収手段によって固定および弾性組み合わせになる拘束がなされて、はつ台石がステンレス棒によって転倒防止されるようにしたので、ステンレス棒ははつ台石の天端に現われないようにして見栄えをよくすることができるばかりでなく、大きな地震があっても石に損傷を与えることがなく、防震することができ、単一なステンレス棒および単一な穿孔構造が採用可能にされることによって高費用となることが回避される墓石が提供される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例である墓石の構成を示す。図1において、墓石100は上方から下方に向けてはつ台石1、上台石2、中台石3および芝台石4によって構成される。すなわち墓石100は下方から上方に向けて芝台石4、中台石3、上台石2およびはつ台石1が積層されて構成される。各石角状石から構成され、通常横断は正方断面形状とされる。芝台石4は土台石あるいは要台石と、中台石は箱石と、上台石は角石と、はつ台は、竿台、仏台、棹台と呼ばれることがあり、他の名称によって呼ばれる場合がある。そして上台石2とはつ台石1との間にスリン石5蓮花台あるいは銅張りと呼ばれる場合もあるが入れられた構造とされる場合がある。芝台石4、中台石3、上台石2、スリン石5から更にはつ台石1に上方に積層されるにつれて各石の横断面積は小さくされ、はつ台石1は最小横断面積とされ、その高さ方向の長さは最長の縦長形状として構成される。従ってはつ台石1は支持手段がないと地震の振動によって転倒し易い。
上台石2、スリン石5、中台石3および芝台石4に上下垂直方向に貫通する穿孔12、15、13,14が設けられる。
はつ台石1には底面から上方に向けてはつ台石の高さの2/3以上で天端まで貫通しない単一孔としてのはつ台孔11が設けられる。
各穿孔15、12、13、14およびはつ台孔11は垂直に一直線状に連通される。
芝台石4の下端面に座金より充分に大きな座金より充分に大きなステンレス材からなる支持板(ステンレス板)6が設けられる。この支持板6には単一棒としてのステンレス棒7に固定される。
ステンレス棒7は支持板6に固定され、各穿孔を一直線状に貫通し、更に一直線状にしてはつ台孔11内に、はつ台石1の高さの2/3以上で、前述した単一棒としてのステンレス棒7が配設される。従って、ステンレス棒7は形状が簡単な単一棒として形成されている。
ステンレス棒7の下端部には螺合部が形成されてナット8,9が螺合される。
芝台石4はGL上の基礎となるカロード16上に配設される。
支持板6に固定されたステンレス棒7は芝台石4の穿孔14を貫通して配設され、ナット9が螺合され、ナット9をスパナで回動させることによってステンレス棒7を芝台石4にしっかりと固定締結する。このように芝台石4の上面上側からナット締めされることによってステンレス棒7が芝台石4の上面および支持板6間で固定的に締結される。従って、ステンレス棒7の変形は芝台石の上面から許容されることになる。
この場合に、ステンレス棒7を支持板6に固定していること及び一定の板幅を備えた芝台間の上下間で締結していることが重要である。従って、単に座金配置によって締結する構成でないことに注目されるべきである。このようにして、芝台石4とステンレス棒7とは支持板6を配置してのナット締めによって芝台石間下部固定締結手段21が形成される。ここで下部とはステンレス棒7の下端部においてという意味であり、後述の上部と対比される。
上台石2および中台石3の各穿孔12、13、図1に示す例ではスリン石5の穿孔15を貫通してステンレス棒7が配設される。各穿孔15とステンレス棒7との外面との間の間隙30には樹脂材が充填される。この樹脂材は上台石2、中台石3、スリン石5とステンレス棒7とを連結し、あるいは連接し、地震による振動が発生した場合に振動吸収する緩衝部材として作用する。振動が発生すると各石はゆれ、ステンレス棒7は樹脂材の柔らかさによって穿孔間を振れることになるが樹脂材による緩衝作用による力が働くことになって、各石には元の中央の位置に戻される力が働くことになる。従って、各石とステンレス棒7とのずれはまったくないかあっても極めて少ないものとなる。
このように、ステンレス棒7はいかなる固定手段によって固定されておらず、樹脂材によって固めの弾性を持って拘束される。樹脂材は各穿孔の内面に連結するのもであってもよいし、あるいは接着状態が形成されるものであってもよい。熱可塑性樹脂を充填してもよいし、あらかじめ間隙内に樹脂材を埋め込んでおいてもよい。
このようにして、上台石2および中台石3、場合によってはスリン石5を加えて、これに形成した各穿孔とステンレス棒7との間の間隙30に樹脂材が充填されて固めの弾性で締結され、止め具などによって固定締結されない、上台石2および中台石3間、あるいはスリン石5および中台石3間の中間樹脂振動吸収手段22が形成される。ここで中間とは芝台石4とはつ台石1との間に形成されるという意味である。
芝台石4、中台石3および上台石2(場合によってはスリン石5を加えて)とステンレス棒7とは、芝台石間下部固定締結手段21と上台石および中台石間中間樹脂振動吸収手段22を形成し、この拘束状態ではつ台石1がスリン石5上に載置される。この時に、ステンレス棒7ははつ台石1のはつ台孔11内に挿入される。そして、この挿入の時に、はつ台孔11内には下端部に前述と同様の樹脂が装着してあり、ステンレス棒7が挿入完了した時点で、樹脂層ははつ台孔11の1/3程度とされる。
このように、はつ台孔11の内壁とステンレス棒7の外面との間隙31には、はつ台孔11の下端から1/3の範囲において樹脂材が充填され、1/3の上方部は空隙とされる。全域において樹脂材を充填してもよいが、その必要はない。これによって、はつ台石樹脂振動吸収手段23が形成される。そして、上台石および中台石間中間樹脂振動吸収手段22とはつ台石樹脂振動吸収手段23によってはつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段24が構成される。
図2は、上台石2と中台石3との間に接着剤33が設けられている状態を示す。カロード16と芝台石4との間、芝台席4と中台石3との間、上台石2とスリン石5との間、スリン石5とはつ台石1との間にも同様に接着剤30が設けられる。
図3はステンレス棒7の形状、および支持板6にステンレス棒7を取り付けて固着した状態を示す。ステンレス棒7は全長Hの高さを有し、全長に亘って同一の太さの丸棒からなり、下端部に螺合部32が形成された単一状とされる。ここで単一状とは複雑形状しない、単純形状であることをいう。ステンレス棒7は丸棒が望ましいが角棒であってもよい。
螺合部32には上下に2個のナット9、8が螺合され、各ナットはステンレスのダブルナットで構成される。中台石3の下端面にはナット9を配置するくぼみが形成される。この例では支持板6に穿孔16を形成し、この穿孔16にステンレス棒7を貫通させて下部側においてナット8を螺合しているが、このナット8を廃してステンレス棒7を支持板6に直接溶接によって固定してもよい。しかし、図に示すようにナット8を設けたほうが作業性がよい。ステンレス棒7は、例えば径が25mm、高さH=1590mmが採用され、支持板6は縦横共300mmで厚さ5mmのステンレス板で構成される。このように幅広の支持板6は芝台石間下部固定締結手段21を形成した時に、ステンレス棒7をしっかりと芝台石間に固定する作用をなす。座金の大きさではこの固定作用を期待することは出来ない。
このようにして形成したステンレス棒7を図1に示すように、間隙30、31に挿入する場合、各穿孔、はつ台孔11は内径30〜40mmに形成するものとし、従って片側の間隙は5〜15mm/2となる。両側間隙で5〜15mmとなる。このようにして形成された間隙30に樹脂材が圧入充填される。樹脂材32を圧入して接着剤としても機能させた場合を図4に示す。
図4において、ステンレス棒7は、はつ台石1の高さHの2/3以上の長さ(2/3H)がはつ台孔11に挿入されるようにして安定性を確保する。
図5(a)は、上述したように芝台石間下部固定締結手段21および上台石および中台石間中間樹脂振動吸収手段22を形成した状態を示し、図5(b)は支持板6の平面を示す。本実施例は最下部に、芝台間下部固定締結手段21を形成し、中間部に上台石および中台石間中間振動吸収手段を形成し、最上部のはつ台石1に上部振動吸収手段を形成し、このようにして下部固定、上部弾性拘束したステンレス棒7を利用して上部に設けたはつ台石11を拘束し、はつ台石にステンレス棒7を直接接触させることなく、転倒防止している。
図6は本実施例の作用を比較例1−4と比較して説明する図である。図6において、比較例1はステンレス棒7が下端部をナットおよび座金で、各石間を接着剤によって拘束された例であり、比較例2は比較例1のものに更に下端部を本実施例間隙の支持板で拘束された例であり、比較例3は比較例2のものに更に芝台石4の上面に設けたナットによって締付を行なって芝台石間下端部締結手段が構成された例であり、比較例4は比較例3のものに更に各石間をナット締めによって固定した例である。本実施例は、前述のように芝台石間下部固定締結手段が構成され、更に上台石2および中台石3の各穿孔およびはつ台孔とステンレス棒7、との間の間隙に樹脂材が充填され、止め具による固定締結されない、はつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段が構成された例である。図6(a)は各例のステンレス棒7の拘束手段を示し、図6(b)は図(a)の拘束手段が採用された時の各石の振動に影響されたステンレス棒7の地震が続いた状態での挙動を模式的に、すなわち誇張して示す図である。
比較例1にあっては、芝台石下端からステンレス棒7は大きく揺れる。このために、ステンレス棒7はは各石の穿孔、はつ台孔に亀裂を生ぜしめることになる。ゆれが続くと、座金が外れ、ステンレス棒7は落下するに至り、墓石は容易に倒壊する。
比較例2にあっては、芝台石下端からステンレス棒7は大きく揺れるが揺れは比較例1に比べて小さい。しかし、大きな揺れのために、ステンレス棒7は各石の穿孔に亀裂を生ぜしめることになる。ゆれが続くと支持板は外れ、ステンレス棒7は落下するに至り、墓石は容易に倒壊する。各穿孔に樹脂材のみを設けた拘束例にあっては比較例と同様となる。
比較例3にあっては、芝台石上端からステンレス棒7は大きく揺れるが揺れは比較例2に比べて小さい。しかし、大きな揺れのためにステンレス棒7は中台、上台の穿孔、はつ台孔に亀裂を生ぜめることになる。ゆれが続いても止め具(ナット)によってステンレス棒7は落下するには至らないが、墓石は傾き、ついには倒壊する。
比較例4にあっては、各石間に止め具が設けられて固定され、剛性体構造とされているためにステンレス棒7の振れは各石と共振して揺れは小さい。各石に働く力が隣接する右にそのまま伝達して、ステンレス棒と各穿孔あるいははつ台石間には大きな力が働いてステンレス棒7は各穿孔あるいははつ台孔に亀裂を生ぜしめる。ゆれが続いても、止め具によってステンレス棒7が落下することがないが、ステンレス棒7との間の大きな力の相互作用によって墓石は傾き倒壊し易い。はつ台石のはつ台孔に止め手段を設けた場合にもこの例と同様になる。
本実施例にあっては、下部を芝台間下部固定締結手段で固定拘束し、中間部および上部が、すなわちはつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段による弾性拘束によって竹材あるいはつり竿の如くのしなり機能によってステンレス棒の下部は芝台石の振動に対して相対的にほとんど揺動せず、上部はしなり機能による緩衝機能によって各穿孔およびはつ台孔とステンレス棒との間に働く力が吸収されて元に復帰し、各石も先に復帰するように作用する。従って、墓石が倒壊することがない。特にはつ台石が転倒することが防止され、はつ台孔に亀裂が入ることが防止される。
本発明の実施例の構成を示す一部断面を含む図。 中台石と上台石との間接着剤で接着した状態を示す図。 ステンレス棒および支持板の詳細を示す図。 本実施例の上部構成を示す図。 本実施例の下部構成を示す図。 本発明の実施例の作用を説明する図。
符号の説明
1…はつ台石、2…上台石、3…中台石、4…芝台石、5…スリン石、6…支持板(ステンレス板)、7…ステンレス棒(支持棒)、8,9…ナット、11…はつ台孔、12,13,14,15,16…穿孔、21…芝台間下部固定締結手段、22…上台石および中台石間中間樹脂振動吸収手段、23…はつ台石上部樹脂振動吸収手段、24…はつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段、100…墓石。

Claims (3)

  1. 下方から上方に向けて芝台石、中台石、上台石およびはつ台石が積層された墓石において、
    上台石、中台石および芝台石に上下垂直方向に貫通する穿孔が設けられ、はつ台には底面から上方に向けてはつ台石の高さの2/3以上で貫通しない単一孔としてのはつ台孔が設けられて各穿孔およびはつ台孔は垂直に一直線状に連通され、
    芝台石の下端面にステンレス材からなる支持板が設けられ、
    該支持板に固定され、各穿孔を一直線状に貫通し、更に一直線状にはつ台孔内に、はつ台石の高さの2/3以上で単一棒としてのステンレス棒が配設され、該ステンレス棒には螺合部が形成されてナットが螺合され、該芝台石の上面上側からナット締めされることによって前記ステンレス棒が芝台石の上面および支持板間で固定的に締結されて、芝台石間下部固定締結手段が構成され、
    上台石および中台石の各穿孔およびはつ台孔とステンレス棒との間の間隙に樹脂材が充填され、固定締結されない、はつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段が構成され、
    以ってステンレス棒が前記芝台石間下部固定締結手段とはつ台石および中台石間上部樹脂振動吸収手段とによって拘束されてはつ台がステンレス棒によって転倒防止されるようにされたこと
    を特徴とする墓石。
  2. 請求項1において、各穿孔の内壁とステンレス棒の外面との間隙が、5〜15mm/2とされたことを特徴とする墓石。
  3. 請求項1または2において、はつ台孔の内壁とステンレス棒の外面との間隙には、はつ台孔の下端から1/3の範囲において樹脂材が充填され、1/3の上方部は空隙とされたことを特徴とする墓石。
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