JP4558598B2 - 平面アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、UHF帯で動作可能な平面アンテナに関し、特にUHF帯の地上デジタル放送を受信するUHFアンテナに適用して好適な平面アンテナに関する。
地上デジタル放送は、従来のアナログ放送と異なり、一定レベル以上での到来電波を受信できさえすればデジタル信号であることから鮮明な映像を得られる。従って、地上デジタル放送を受信するアンテナは必ずしも高利得である必要はない。このため、従来のアンテナに比べ、小型で扱いやすい形状のアンテナが期待されている。従来のUHF帯で動作可能なUHFテレビアンテナには、八木・宇田アンテナを動作原理とする放射素子と反射素子(反射板)とを配列したアンテナが知られている。
八木・宇田アンテナとされた従来のUHFアンテナの一構成例を図23に示す。図23に示すUHFアンテナ100はまっすぐな棒状のブーム105の一端部に導波素子101が設けられており、導波素子101の後方に所定間隔離してダイポールとされた放射素子102がブーム105に設けられている。そして、ブーム105の他端には反射素子103が設けられている。導波素子101、放射素子102および反射素子103はほぼ平行に配置されている。また、放射素子102には放射素子102の中央部に設けられた給電部104から給電され、放射素子102の形状は広帯域化のため次第に幅が広がる三角形状に形成されている。このUHFアンテナ100の動作周波数帯域を470MHzないし770MHzとした際に反射素子103から導波素子101までの間隔は約185mm、反射素子103の長さは約330mm、アンテナ高は約110mmとなり、このUHFアンテナ100の外形寸法は略185mm×略330mm×略110mmとなる。従来のUHFアンテナ100の動作利得の周波数特性を図24に示し、電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を図25に、半値幅の周波数特性を図26に、前方後方比(FB比)の周波数特性を図27に示す。
しかし、八木・宇田アンテナを原理とする従来のUHFアンテナにおいては、アルミ等の導体棒を導波素子および反射素子として使用すると共に金属板を放射素子として使用することから、上述したように必然的に相応の大きさを持たせなければならなく小型化することが困難であると云う問題点があった。また、八木・宇田式アンテナは、突起部(素子の先端)が多いため、軒先や室内のような場所に設置するアンテナとしては、安全面では不向きになるという問題点があった。この場合、八木・宇田アンテナを樹脂ケースで覆った形のUHFアンテナも知られているが、樹脂ケースがアンテナの特性に大きな影響を与えるため、アンテナと樹脂ケースの間隔を一定以上離さなければならず、安全面は達成されるものの外形寸法がさらに大型となり、軒先や室内で使用するには適さないと云う問題点があった。さらに、従来から室内アンテナが知られているが、室内アンテナは室内で使用するデザインとして設計されているため、得られる動作利得が不十分になるという問題点があった。
そこで、本発明は小型化することができ、かつUHF帯で動作する安全性の高い平面アンテナを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の平面アンテナは、およそ470MHzないし770MHzのUHF帯で少なくとも動作する平面アンテナであって、プリント基板の一面に導波素子、放射素子、反射素子が形成されており、前記導波素子は、前記プリント基板の上部に形成されており、前記放射素子は前記導波素子と所定の間隔を隔ててほぼ平行に形成されており、前記反射素子は前記放射素子と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置されていると共に、両側部が前記放射素子側に屈曲されて前記プリント基板の周縁に沿うよう形成され、前記導波素子と前記放射素子との間の前記プリント基板の両側に所定長の長さの切欠が設けられていると共に、前記放射素子と前記反射素子との間の前記プリント基板の両側に所定長の長さの切欠が設けられており、前記プリント基板が、樹脂ケースに密着されて収納されていることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、プリント基板の一面に導波素子、放射素子、反射素子が形成されて、動作周波数帯域の中心周波数の波長をλとした際に、プリント基板の幅を約0.45λ、長さを約0.25λと小型化することができるようになる。また、樹脂ケースの影響を補償して良好な電気的特性を得ることができると共に、突起のない平面アンテナとすることができることから安全で軒先や室内で使用するに適した平面アンテナとすることができる。
形状を小型化することができ、かつ安全性の高いUHF帯で動作する平面アンテナを提供するという目的を、プリント基板の一面に導波素子、放射素子、反射素子が形成されて、動作周波数帯域の中心周波数の波長をλとした際に、プリント基板の幅を約0.45λ、長さを約0.25λとできることで実現した。
本発明の実施例1にかかる平面アンテナの構成を示す平面図を図1に示す。
図1に示す平面アンテナ1は矩形のプリント基板10の一面に導波素子11、放射素子12、反射素子13がプリントされて構成されている。ガラスエポキシ基板とされたプリント基板10は矩形とされており、プリント基板10の上部に細長い矩形状の所定の長さの導波素子11が形成され、ダイポールアンテナとされている細長い矩形状の放射素子12は導波素子11と所定の間隔を隔ててほぼ平行に形成されている。プリント基板10の下部に形成されている細長い矩形状の反射素子13は、放射素子12と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置されていると共に、両側部が放射素子12側に屈曲されてプリント基板10の周縁に沿うよう形成されている。放射素子12の対面する内側には給電点12aが設けられている。
実施例1の平面アンテナ1の動作周波数帯域を470MHzないし770MHzとした際に、プリント基板10の厚さtは約1.6mmとされ、横幅Wは約220mmとされ、長さDは約120mmとされる。また、プリント基板10の一面に形成されている導波素子11の長さAは約145mmとされ幅Lは約10mmとされ、放射素子12はプリント基板10の横幅とほぼ同じ長さとされ、その幅Mを約31mmとした際に放射素子12の下縁と導波素子11の下縁との間隔Yは約41mmとされる。さらに、反射素子13はプリント基板10の横幅一杯に形成されて放射素子12側へ折り返された長さNは約59mmとされ、その幅Bは約25mmとされる。反射素子13の上縁と放射素子12の下縁との間隔Zは約44mmとされ、反射素子13の折り返された上縁と放射素子12の下縁との間隔Xは約10mmとされる。このように、本発明の実施例1にかかる平面アンテナ1は、動作周波数帯域の中心周波数の波長をλとした際に、プリント基板10の幅Wが約0.45λとされ、プリント基板10の長さDが約0.25λとされ、プリント基板10の厚さtが約0.0033λとされており、図23に示す従来のUHFアンテナ100に比して部品点数も少なく、高さ方向、前後方向、左右方向の全てにおいて小型化することができ、軒先や室内で使用するにあたって扱いやすく、安全性の高いアンテナとすることができるようになる。
本発明にかかる実施例1の平面アンテナ1が上記した寸法とされた際の電気的特性を図2ないし図5に示す。図2は動作利得の周波数特性を示す図であり、図3は電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示す図であり、図4は半値幅の周波数特性を示す図であり、図5は前方後方比(FB比)の周波数特性を示す図である。これらの図に示すように、470MHzないし770MHzの周波数帯域において、動作利得は2.5dBd以上の高利得が得られていると共に、VSWRは約2以下と良好な特性を示している。また、470MHzないし770MHzの周波数帯域において、前方対後方比は8dB以上と良好な特性が得られている。なお、放射素子12の長さ(W=220mm)を半波長とすると、理論上は中心周波数f≒682MHzとなるが、図3に示すVSWRの周波数特性をみると、最良点は560MHz付近(VSWR=1.1)とされて理論値とズレが生じている。この理由は、プリント基板10の誘電率の影響が大きいものと考えられる。本発明の実施例1にかかる平面アンテナ1は、全体的に電気的特性が良好とされており、特に500MHz〜740MHzではVSWR=1.3以下ときわめて良好な電気的特性を示すようになる。
本発明の実施例2にかかる平面アンテナの構成を示す斜視図を図6に示す。
図6に示す平面アンテナ2において、矩形のプリント基板20の一面に導波素子21、放射素子22、反射素子23がプリントされて構成されており、この構成は図1に示す平面アンテナ1と同様の構成とされている。ガラスエポキシ基板とされたプリント基板20は矩形とされており、プリント基板20の上部に細長い矩形状の所定の長さの導波素子21が形成され、ダイポールアンテナとされている細長い矩形状の放射素子22は導波素子21と所定の間隔を隔ててほぼ平行に形成されている。プリント基板20の下部に形成されている細長い矩形状の反射素子23は、放射素子22と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置されていると共に、両側部が放射素子22側に屈曲されてプリント基板20の周縁に沿うよう形成されている。放射素子22の対面する内側には給電点22aが設けられている。このプリント基板20を挟持するように樹脂ケース24で上下を覆うことにより実施例2の平面アンテナ2が構成されている。この場合、樹脂ケース24はプリント基板20に密着されている。
実施例2の平面アンテナ2の動作周波数帯域を470MHzないし770MHzとした際に、プリント基板20の寸法および導波素子21、放射素子22、反射素子23の寸法は実施例1の平面アンテナ1におけるプリント基板10の寸法および導波素子11、放射素子12、反射素子13の寸法と同様とされている。そして、平面アンテナ2の横幅W3は約224mmとされ、長さD3は約124mmとされ、高さH3は約6mmとされる。このように、本発明の実施例2にかかる平面アンテナ2は、動作周波数帯域の中心周波数の波長をλとした際に、平面アンテナ2の幅W3が約0.46λとされ、平面アンテナ2の長さD3が約0.256λとされ、高さH3は約0.012λとされており、図23に示す従来のUHFアンテナ100に比して部品点数も少なく、高さ方向、前後方向、左右方向の全てにおいて小型化することができ、軒先や室内で使用するにあたって扱いやすく、安全性の高いアンテナとすることができるようになる。
本発明にかかる実施例2の平面アンテナ2が上記した寸法とされた際の電気的特性を図7および図8に示す。図7は動作利得の周波数特性を示す図であり、図8は電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示す図である。これらの図に示すように、470MHzないし740MHzの周波数帯域において、動作利得は2.3dBd以上となる。また、470MHzないし660MHzの周波数帯域において、VSWRは約2以下となって、実施例1の平面アンテナ1より高域において電気的特性が若干劣化している。これは、樹脂ケース24の誘電率が影響しているものと考えられる。ただし、本発明の実施例2にかかる平面アンテナ2は、全体的に良好な電気的特性を示すようになっている。
次に、本発明の実施例3にかかる平面アンテナ3の構成を示す平面図を図9に示す。実施例3の平面アンテナ3は実施例2の平面アンテナ2の電気的特性を改善するようにしたものである。
図9に示す実施例3の平面アンテナ3においても実施例2の平面アンテナ2と同様にプリント基板の上下が樹脂ケースに覆われているが、実施例3の平面アンテナ3においてはプリント基板30に特徴を有していることから樹脂ケースを省略して示している。実施例3の平面アンテナ3において、プリント基板30の一面に導波素子31、放射素子32、反射素子33がプリントされて構成されており、この構成は図1に示す平面アンテナ1と同様の構成とされている。ガラスエポキシ基板とされたプリント基板30はほぼ矩形とされており、プリント基板30の上部に細長い矩形状の所定の長さの導波素子31が形成され、ダイポールアンテナとされている細長い矩形状の放射素子32は導波素子31と所定の間隔を隔ててほぼ平行に形成されている。プリント基板30の下部に形成されている細長い矩形状の反射素子33は、放射素子32と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置されていると共に、両側部が放射素子32側に屈曲されてプリント基板30の周縁に沿うよう形成されている。放射素子32の対面する内側には給電点32aが設けられている。このプリント基板30を挟持するように図示しない樹脂ケースで上下を覆うことにより実施例3の平面アンテナ3が構成されている。この場合、樹脂ケースはプリント基板30に密着されている。
実施例3の平面アンテナ3において特徴的な構成は、プリント基板30において複数箇所に切欠が設けられている構成である。まず、導波素子31と放射素子32との間においてプリント基板30の両側に所定長の長さの切欠34が設けられており、また、放射素子32と反射素子33との間においてプリント基板30の両側に所定長の長さの切欠35が設けられている。
実施例3の平面アンテナ3の動作周波数帯域を470MHzないし770MHzとした際に、プリント基板30の厚さtは約1.6mmとされ、横幅は約220mmとされ、長さは約120mmとされている。また、プリント基板30の一面に形成されている導波素子31の長さは約130mmとされ幅は約10mmとされ、放射素子32はプリント基板30の横幅とほぼ同じ長さとされ、その幅を約31mmとした際に放射素子32の下縁と導波素子31の下縁との間隔は約41mmとされる。さらに、反射素子33はプリント基板30の横幅一杯に形成されて放射素子32側へ折り返された長さは約54mmとされ、その幅は約25mmとされている。反射素子33の上縁と放射素子32の下縁との間隔は約44mmとされ、反射素子33の折り返された上縁と放射素子32の下縁との間隔は約15mmとされている。また、切欠34および切欠35の長さはそれぞれ約70mmとされ、その幅は約10mmとされている。このように、本発明の実施例3にかかる平面アンテナ3は、動作周波数帯域の中心周波数の波長をλとした際に、プリント基板30の幅が約0.45λとされ、プリント基板30の長さが約0.25λとされ、プリント基板30の厚さtが約0.0033λとされており、図23に示す従来のUHFアンテナ100に比して部品点数も少なく、高さ方向、前後方向、左右方向の全てにおいて小型化することができ、軒先や室内で使用するにあたって扱いやすく、安全性の高いアンテナとすることができるようになる。
本発明にかかる実施例3の平面アンテナ3が上記した寸法とされた際の電気的特性を図10ないし図13に示す。図10は動作利得の周波数特性を示す図であり、図11は電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示す図であり、図12は半値幅の周波数特性を示す図であり、図13は前方後方比(FB比)の周波数特性を示す図である。これらの図に示すように、470MHzないし770MHzの周波数帯域において、動作利得は2.5dBd以上の高利得が得られていると共に、VSWRは約2以下と良好な特性を示している。また、470MHzないし770MHzの周波数帯域において、前方対後方比は8dB以上と良好な特性が得られている。このように、実施例3の平面アンテナ3は樹脂ケースを有していない実施例1の平面アンテナ1と同様の改善された電気的特性を示すようになる。これは、プリント基板30に切欠34および切欠35を設けることにより樹脂ケースの影響を補償することができたものと考えられる。本発明の実施例3にかかる平面アンテナ3は、図10ないし図13に示すように全体的に電気的特性が良好とされている。
次に、実施例4の平面アンテナ4の構成を図14に示す。実施例4の平面アンテナ4は実施例2の平面アンテナ2の電気的特性を改善するようにしたものである。
図14に示す実施例4の平面アンテナ4においても実施例2の平面アンテナ2と同様にプリント基板の上下が樹脂ケースに覆われているが、実施例4の平面アンテナ4においてはプリント基板40に特徴を有していることから樹脂ケースを省略して示している。実施例4の平面アンテナ4において、プリント基板40の一面に導波素子41、放射素子42、反射素子43がプリントされて構成されており、この構成は図1に示す平面アンテナ1と同様の構成とされている。ガラスエポキシ基板とされたプリント基板40はほぼ矩形とされており、プリント基板40の上部に細長い矩形状の所定の長さの導波素子41が形成され、ダイポールアンテナとされている細長い矩形状の放射素子42は導波素子41と所定の間隔を隔ててほぼ平行に形成されている。プリント基板40の下部に形成されている細長い矩形状の反射素子43は、放射素子42と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置されていると共に、両側部が放射素子42側に屈曲されてプリント基板40の周縁に沿うよう形成されている。放射素子42の対面する内側には給電点42aが設けられている。このプリント基板40を挟持するように図示しない樹脂ケースで上下を覆うことにより実施例4の平面アンテナ4が構成されている。この場合、樹脂ケースはプリント基板40に密着されている。
実施例4の平面アンテナ4において特徴的な構成は、プリント基板40の一面に形成されている導波素子41、放射素子42および反射素子43の間隔を狭くしてプリント基板40の形状を小型にした構成である。実施例4の平面アンテナ4の動作周波数帯域を470MHzないし770MHzとした際に、プリント基板40の厚さtは約1.6mmとされ、横幅は約220mmとされ、長さは約105mmと短くされる。また、プリント基板40の一面に形成されている導波素子41の長さは約125mmと若干短くされ幅は約10mmとされ、放射素子42はプリント基板40の横幅とほぼ同じ長さとされ、その幅を約31mmとした際に放射素子42の下縁と導波素子41の下縁との間隔は約41mmとされる。さらに、反射素子43はプリント基板40の横幅一杯に形成されて放射素子42側へ折り返された長さは約44mmと短くされ、その幅は約25mmとされる。反射素子43の上縁と放射素子42の下縁との間隔は約32mmと短くされ、反射素子43の折り返された上縁と放射素子42の下縁との間隔は約10mmと短くされる。このように、本発明の実施例4にかかる平面アンテナ4は、動作周波数帯域の中心周波数の波長をλとした際に、プリント基板40の幅が約0.45λとされ、プリント基板40の長さが約0.22λとされ、プリント基板40の厚さが約0.0033λとされており、図23に示す従来のUHFアンテナ100に比して部品点数も少なく、高さ方向、前後方向、左右方向の全てにおいて小型化することができ、軒先や室内で使用するにあたって扱いやすく、安全性の高いアンテナとすることができるようになる。
本発明にかかる実施例4の平面アンテナ4が上記した寸法とされた際の電気的特性を図15ないし図18に示す。図15は動作利得の周波数特性を示す図であり、図16は電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示す図であり、図17は半値幅の周波数特性を示す図であり、図18は前方後方比(FB比)の周波数特性を示す図である。これらの図に示すように、470MHzないし770MHzの周波数帯域において、動作利得は2dBd以上の利得が得られていると共に、VSWRは約2以下と良好な特性を示している。また、470MHzないし770MHzの周波数帯域において、前方対後方比は7dB以上と良好な特性が得られている。このように、実施例4の平面アンテナ4は実施例2の平面アンテナ2より優れた電気的特性を示すようになる。これは、各素子の長さや間隔を詰めることにより樹脂ケースの影響を補償することができたものと考えられる。本発明の実施例4にかかる平面アンテナ4は、図15ないし図18に示すように全体的に電気的特性が良好とされている。
以上説明した本発明の実施例2にかかる平面アンテナ2においては、樹脂ケース24はプリント基板20に密着されているようにしたが、樹脂ケースとプリント基板との間に所定のスペースが設けられていても良い。このスペースが約10mm以上とされると樹脂ケースが平面アンテナに与える影響をほぼ無視することができ、平面アンテナは実施例1にかかる平面アンテナ1と同様の良好な電気的特性を示すようになる。
また、スペースが約10mmを満たさずプリント基板に樹脂ケースが近接して配置されている場合は、樹脂ケースが平面アンテナに影響を与えるようになる。この場合には、実施例3にかかる平面アンテナ3のように、導波素子と放射素子との間においてプリント基板の両側に所定長の長さの切欠を設けると共に、放射素子と反射素子との間においてプリント基板の両側に所定長の長さの切欠を設けるようにする。これにより、樹脂ケースの平面アンテナに与える影響を補償して実施例1の平面アンテナ1と同様の電気的特性を示すようになる。
さらに、スペースが約10mmを満たさずプリント基板に樹脂ケースが近接して配置されている場合に、実施例4にかかる平面アンテナ4のように動作周波数帯域の中心周波数の波長をλとした際に、プリント基板の幅を約0.45λとし、プリント基板の長さを約0.22λとして、このプリント基板に導波素子、放射素子および反射素子の間隔を狭くして形成することによっても、樹脂ケースの平面アンテナに与える影響を補償して良好な電気的特性を示す平面アンテナとすることができるようになる。
ここで、本発明の実施例1にかかる平面アンテナ1において放射素子12の幅Wを変化させた場合の電気的特性の変化を説明する。
図19は、放射素子12の幅MをM=11mm、M=21mm、M=31mmと変化させた場合のVSWRの周波数特性であり、図20(a)(b)(c)は、M=11mm、M=21mm、M=31mmと変化させた場合の75Ωで正規化したインピーダンスを示すスミスチャートである。これらの図を参照すると、M=11mm、M=21mm、M=31mmと変化させるにつれて、徐々にVSWR特性は広帯域化されるようになり、全体的なインピーダンス特性が徐々に75Ω付近に推移するようになる。このように、放射素子12の幅Mを広くすることで広帯域化できるようになり、導波素子11と反射素子13を設ける事により、さらに低域と高域の特性が改善されて、さらに広帯域化されるようになる。また、反射素子13の両側部を放射素子側に屈曲させることにより、UHF帯における低域およびUHF全帯域の前方対後方比を向上することができるようになる。さらに、導波素子11を放射素子12に近接させることにより、UHF帯の高域の特性を向上させることができる。
このことは、実施例1の平面アンテナ1に限るものではなく、実施例2ないし実施例4の平面アンテナ2ないし平面アンテナ4でも同様とされている。
次に、実施例2の平面アンテナ2の変形例とされる実施例5の平面アンテナ5の構成を図21および図22に示す。
実施例5の平面アンテナ5では、プリント基板を用いておらず、各素子を樹脂ケース54に直接形成している。そこで、樹脂ケース54の構成を示す斜視図を図21に示す。図21に示すように、周囲に周壁部54dが立設されている一面が開口された矩形の樹脂ケース54の内面から突出するように、導波素子用凸部54aと、一対の放射素子用凸部54bと、反射素子用凸部54cとが設けられている。各凸部が形成されている位置は、実施例2の平面アンテナ2における各素子の位置に対応している。そして、導波素子用凸部54aと、一対の放射素子用凸部54bと、反射素子用凸部54cの表面に、金属を蒸着、金属箔を貼着あるいは導電塗料を塗布する。これにより、図22に斜視図で示す実施例5の平面アンテナ5のように導波素子用凸部54a上に導波素子51が形成され、一対の放射素子用凸部54b上にダイポールアンテナとされる放射素子52が形成され、反射素子用凸部54c上に両側部が放射素子52側に屈曲された反射素子53が形成されるようになる。放射素子52の対面する内側には給電点52aが設けられている。この樹脂ケース54の開口面には蓋部を嵌合して導波素子51,放射素子52,反射素子53が直接見えないようにしてもよい。
本発明の実施例5にかかる平面アンテナ5の寸法は、実施例2の平面アンテナ2の寸法あるいは実施例3の平面アンテナ3の寸法と同様とすることができ、図23に示す従来のUHFアンテナ100に比して部品点数も少なく、高さ方向、前後方向、左右方向の全てにおいて小型化することができ、軒先や室内で使用するにあたって扱いやすく、安全性の高いアンテナとすることができるようになる。
以上説明した各実施例の平面アンテナにおいて、実施例1の平面アンテナ1はプリント基板10の誘電率の影響のみを受けるようになり、上述したように良好な電気的特性を示すようになる。また、実施例2の平面アンテナ2においては、樹脂ケース24の誘電率の影響及びプリント基板20の誘電率の影響の両方を受けることになり、上述したように若干劣化した電気的特性を示すようになる。さらに、実施例5の平面アンテナ5においてはプリント基板を用いていないことからプリント基板の誘電率の影響を受けることがなく、樹脂ケース54の誘電率の影響だけを受けるようになる。したがって、平面アンテナ5はその分だけ誘電率の影響が軽減されるので、実施例2の平面アンテナ2よりも実施例1の良好な電気的特性を示す平面アンテナ1に近い電気的特性を示すようになる。
なお、実施例5の平面アンテナ5において、導波素子51や反射素子53の寸法を変化させることにより電気的特性の調整をすることができる。また、導波素子用凸部54a、放射素子用凸部54bおよび反射素子用凸部54cのそれぞれの高さを変化させることにより、樹脂ケース54における誘電率の影響を自在に変化させて平面アンテナ5の電気的特性の調整をすることが可能とされている。
以上説明した本発明の平面アンテナにおいては、放射素子の幅が広くされている(例えば、約31mm)ことから、平面アンテナのインピーダンスが75Ωに近くなり、一般的に家庭用テレビで使用するインピーダンスに整合できるようになる。
また、以上説明した本発明の実施例1ないし実施例5の平面アンテナにおける各部の寸法は一例であり、その寸法に限るものではなくある程度はずれた寸法としても十分アンテナとして動作する。ただし、電気的特性は若干劣化するようになる。
ところで、樹脂ケースとしては塩化ビニルのような比較的誘電率が高い材質を用いることにより、本発明にかかる平面アンテナを小型化することができる。ただし、誘電率が高いとその影響も大きくなることからAES(アクリロニトリル−エチレン・プロピレン・ジエンゴム−スチレン共重合体)樹脂やアクリル樹脂のように誘電率の低い樹脂材を樹脂ケースとして用いるようにしてもよい。さらに、樹脂ケースの厚さは肉厚が薄いほど誘電率による影響は小さくなる。従って、本発明の平面アンテナにかかる樹脂ケースの厚さは約2mm以下とするのが好適となる。さらにまた、本発明の平面アンテナにかかるプリント基板は、ガラスエポキシ基板やエポキシ基板とされるがその誘電率も影響する。従って、プリント基板の厚みを1mm程度まで薄くすることによっても、誘電率による影響を小さくすることができる。従って、プリント基板の厚みを変えることによって、樹脂ケースの誘電率の影響を調整することもできる。この場合、プリント基板に替えて誘電率の影響が無視できるフィルムシート上に導波素子、放射素子および反射素子を形成するようにしても、本発明にかかる平面アンテナの小型化が可能になる。
なお、以上の説明では地上デジタル放送を受信する平面アンテナとしたが、本発明は、これに限るものではなくUHF帯を送受信する平面アンテナに適用することができるものである。
本発明の実施例1にかかる平面アンテナの構成を示す平面図である。 本発明の実施例1にかかる平面アンテナの動作利得の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例1にかかる平面アンテナの電圧定在波比の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例1にかかる平面アンテナの半値幅の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例1にかかる平面アンテナの前方後方比の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例2にかかる平面アンテナの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例2にかかる平面アンテナの動作利得の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例2にかかる平面アンテナの電圧定在波比の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例3にかかる平面アンテナの構成を示す平面図である。 本発明の実施例3にかかる平面アンテナの動作利得の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例3にかかる平面アンテナの電圧定在波比の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例3にかかる平面アンテナの半値幅の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例3にかかる平面アンテナの前方後方比の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例4にかかる平面アンテナの構成を示す平面図である。 本発明の実施例4にかかる平面アンテナの動作利得の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例4にかかる平面アンテナの電圧定在波比の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例4にかかる平面アンテナの半値幅の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例4にかかる平面アンテナの前方後方比の周波数特性を示す図である。 本発明の実施例1にかかる平面アンテナにおいて放射素子の幅を変化させた場合の電圧定在波比特性の変化を示す図である。 本発明の実施例1にかかる平面アンテナにおいて放射素子の幅を変化させた場合のインピーダンス特性の変化を示すスミスチャートである。 本発明の実施例5の平面アンテナにおける樹脂ケースの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例5にかかる平面アンテナの構成を示す斜視図である。 従来のUHFアンテナの構成を示す平面図である。 従来の平面アンテナの動作利得の周波数特性を示す図である。 従来のUHFアンテナの電圧定在波比の周波数特性を示す図である。 従来のUHFアンテナの半値幅の周波数特性を示す図である。 従来のUHFアンテナの前方後方比の周波数特性を示す図である。
符号の説明
1 平面アンテナ、2 平面アンテナ、3 平面アンテナ、4 平面アンテナ、5 平面アンテナ、10 プリント基板、11 導波素子、12 放射素子、12a 給電点、13 反射素子、20 プリント基板、21 導波素子、22 放射素子、22a 給電点、23 反射素子、24 樹脂ケース、30 プリント基板、31 導波素子、32 放射素子、32a 給電点、33 反射素子、34 切欠、35 切欠、40 プリント基板、41 導波素子、42 放射素子、42a 給電点、43 反射素子、51 導波素子、52 放射素子、52a 給電点、53 反射素子、54 樹脂ケース、54a 導波素子用凸部、54b 放射素子用凸部、54c 反射素子用凸部、54d 周壁部、100 アンテナ、101 導波素子、102 放射素子、103 反射素子、104 給電部、105 ブーム

Claims (3)

  1. およそ470MHzないし770MHzのUHF帯で少なくとも動作する平面アンテナであって、
    プリント基板の一面に導波素子、放射素子、反射素子が形成されており、前記導波素子は、前記プリント基板の上部に形成されており、前記放射素子は前記導波素子と所定の間隔を隔ててほぼ平行に形成されており、前記反射素子は前記放射素子と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置されていると共に、両側部が前記放射素子側に屈曲されて前記プリント基板の周縁に沿うよう形成され
    前記導波素子と前記放射素子との間の前記プリント基板の両側に所定長の長さの切欠が設けられていると共に、前記放射素子と前記反射素子との間の前記プリント基板の両側に所定長の長さの切欠が設けられており、
    前記プリント基板が、樹脂ケースに密着されて収納されていることを特徴とする平面アンテナ。
  2. およそ470MHzないし770MHzのUHF帯で少なくとも動作する平面アンテナであって、
    周囲に周壁部が立設されている一面が開口された樹脂ケースの内面に形成されている所定高さの複数の凸部の表面に、それぞれ導波素子、放射素子、反射素子が形成されており、前記導波素子は、前記樹脂ケースの内面の上部に形成され前記放射素子は前記導波素子と所定の間隔を隔ててほぼ平行に形成され前記反射素子は前記放射素子と所定の間隔を隔ててほぼ平行に配置されていると共に、両側部が前記放射素子側に屈曲されて前記樹脂ケースの周縁に沿うよう形成され、前記樹脂ケースの開口面に蓋部が嵌合されていることを特徴とする平面アンテナ。
  3. 前記樹脂ケースの内面に形成されている所定高さの複数の前記凸部において、複数の前記凸部のそれぞれの所定高さを変えるようにしたことを特徴とする請求項2記載の平面アンテナ。
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