JP2005165462A - 無線タグ - Google Patents

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Koichi Sano
貢一 佐野
Masakazu Kato
雅一 加藤
Sadatoshi Oishi
禎利 大石
Hisahiro Matsushita
尚弘 松下
Nobuo Murofushi
信男 室伏
Yasuo Matsumoto
泰夫 松本
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q19/00Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
    • H01Q19/28Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using a secondary device in the form of two or more substantially straight conductive elements
    • H01Q19/30Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using a secondary device in the form of two or more substantially straight conductive elements the primary active element being centre-fed and substantially straight, e.g. Yagi antenna

Abstract

【課題】特定された使用環境で最適な通信特性が得られる無線タグを実現する。
【解決手段】本発明の無線タグ1は、ICチップ2とこのICチップ2に接続された折り返しダイポールアンテナ3とからなり、比誘電率ε3のプラスチック4で覆われて一体化されている。さらに無線タグ1は、比誘電率ε2のプラスチック5、6で挟み込まれている。比誘電率ε3のプラスチック4及び比誘電率ε2のプラスチック5,6により、特定の使用環境下においても最適な通信特性が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICチップとアンテナとから構成される無線タグに関する。
従来の無線タグ(RFID)は、ICチップとアンテナとから構成されている。アンテナは、例えば、折り返しダイポールアンテナ、八木・宇田アンテナ等が用いられている。
また、無線タグのICチップとアンテナとは、一般的に厚さT(1mm>T)程度のPETなどのプラスチック素材で覆われて一体化している。このとき、無線タグの使用状態としては、プラスチックの周りが空気であることを想定している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−92114号公報
しかし、無線タグの使用環境によっては、無線タグの周りが空気でない場合がある。この場合、アンテナの周波数特性がずれることにより、読取特性が劣化するという問題点があった。具体的には、リードあるいはライトできる距離が極端に短くなり、通信特性が劣化して読めなくなることがあった。
本発明は、このような問題を解決するために為されたもので、特定された使用環境で最適な通信特性が得られる無線タグを提供する。
本発明は、ICチップと、このICチップに接続されたアンテナとから構成される無線タグであって、上記無線タグの使用状態において、この無線タグ周辺に配置される材料の比誘電率に対応して上記アンテナを構成した。
本発明によれば、特定された使用環境で最適な通信特性が得られる無線タグが実現できる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る無線タグ(RFID)1の概略構成を示すものである。無線タグ1は、ICチップ2とこのICチップ2に接続された折り返しダイポールアンテナ3とからなり、比誘電率ε3のプラスチック4で覆われて一体化されている。本発明の無線タグ1は、比誘電率ε2のプラスチック5、6で挟み込まれている(密着されている)。
ここで、本発明の無線タグ1を説明する前に、従来の無線タグについて説明する。
図2は、従来の無線タグ20を示すもので、ICチップ22とこのICチップ22に接続された折り返しダイポールアンテナ23とからなり、プラスチック24で覆われて一体化されている。図2に示すように、アンテナ23の長さは、使用する電磁波の波長をλとすると、アンテナの長さa1=λ/2としている。
この場合のアンテナの受信特性は、従来の技術で述べたように無線タグの周りが空気の場合を想定している。
図3は、アンテナの受信特性の例を示すものである。例えば、周波数が2.4GHzの場合、受信特性としての利得が2.4GHzでピークとなるようにアンテナの長さが設けられている(実線a)。
しかしながら、無線タグの使用環境によっては、無線タグの周りが空気でない場合がある。例えば、封筒などに貼られた場合は、紙が使用環境となり、紙は固有の比誘電率を有している。その場合、図3に示すようにピークがずれてしまうことになる(点線b)
そこで、本発明の無線タグ1は、上述したように比誘電率ε2のプラスチック5、6で挟み込まれているので使用環境に影響されずに受信特性を保持することが可能となる。
すなわち、電磁波の真空中の波長λは、比誘電率εの物質内では、
λa=λ/√ε
となる。
本発明の無線タグ1は、比誘電率ε3のプラスチック4、比誘電率ε2のプラスチック5,6に、ほとんど影響を受ける。
従って、図4に示すように、この環境で等価的な比誘電率ε’或いは波長λ’から、折り返しダイポールアンテナの長さa2が算出される。
a2=λ’/2=λ’/2√ε’
これにより、特定の使用環境下においても、最適な通信特性が得られる無線タグ1を実現することができる。
また、本発明は、八木・宇田アンテナにも応用可能である。
図5は、従来の八木・宇田アンテナを用いた無線タグ30を示すものである。すなわち、無線タグ30は、ICチップ32、反射器33a、ICチップ32に接続された給電ダイポール33b,33b、及び導波器33cとからなり、プラスチック34で覆われて一体化されている。
反射器33aの長さa3>λ/2、給電ダイポール33b,33bの長さb3=λ/2、導波器33cの長さc3<λ/2、反射器33aと給電ダイポール33bの間隔d3=λ/4、給電ダイポール33bと導波器33cの間隔e3=λ/4としている。
図6は、本発明に係る八木・宇田アンテナを用いた無線タグ40を示すものである。すなわち、無線タグ40は、ICチップ42、反射器43a、ICチップ42に接続された給電ダイポール43b,43b、及び導波器43cとからなり、プラスチック44で覆われて一体化されている。
本発明の無線タグ40は、図1に示すように無線タグ1と同様に、比誘電率ε2のプラスチック5、6で挟み込まれている。
本発明の無線タグ40は、上述したように、比誘電率ε3のプラスチック44、比誘電率ε2のプラスチック5,6に、ほとんど影響を受ける。
従って、図6に示すように、この環境で等価的な比誘電率ε’或いは波長λ’から、八木・宇田アンテナの長さa4、b4、c4、d4、e4が算出される。
すなわち、反射器43aの長さa4>λ’/2、給電ダイポール43b,43bの長さb4=λ’/2、導波器43cの長さc4<λ’/2、反射器43aと給電ダイポール43bの間隔d4=λ’/4、給電ダイポール43bと導波器43cの間隔e4=λ’/4とされる。
これにより、特定の使用環境下においても、最適な通信特性が得られる無線タグ40を実現することができる。
なお、プラスチック5とプラスチック6の比誘電率が異なる場合においても、等価的な比誘電率と波長とから同様に構成すれば同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態に係る無線タグ(RFID)50の概略構成を示すものである。無線タグ50は、ICチップ2とこのICチップ2に接続された折り返しダイポールアンテナ3とからなり、比誘電率ε2のプラスチック51、52で挟み込まれている(密着されている)。すなわち、図1に示すプラスチック4を設けず、ICチップ2と折り返しダイポールアンテナ3とを直接プラスチック51上に設け、プラスチック52で挟み込んだ構成としている。
このように、プラスチック51、52が比誘電率ε2である場合には、
a5=λ’/2=λ’/2√ε’=λ/2√ε2
とする。
これにより、特定の使用環境下においても、最適な通信特性が得られる無線タグ50を実現することができる。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態に係る無線タグを用いた読み取りの構成例を示すものである。61は無線タグ60を取り付けた封筒である。62はこの封筒61を重ねるように並べて収納する収納箱で、この収納箱62は封筒61を局から局へ転送する場合に使用される。なお、ここでは収納箱62内に収納されている封筒61が見えるように、収納箱62は点線で示している。63は質問器であり、同軸ケーブル64を介してリーダ・アンテナ65が接続されている。リーダ・アンテナ65は、収納箱62の底面下方に配置されている。
この場合には、封筒(紙)、隣接する無線タグ60のアンテナ及びICチップの影響を受ける。この状態での等価的な比誘電率ε’或いは波長λ’から、無線タグ60のアンテナが構成される。
これにより、紙、アンテナ、ICチップとが隣接する環境下においても、最適な通信特性が得られる無線タグ60を実現することができる。
なお、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
第1の実施の形態に係る無線タグの概略構成を示す斜視図。 従来の無線タグの構成を示す図。 アンテナの受信特性の例を示す図。 折り返しダイポールアンテナの構成を説明するための図。 従来の八木・宇田アンテナを用いた無線タグの構成を示す図。 本発明の八木・宇田アンテナを用いた無線タグの構成を示す図。 第2の実施の形態に係る無線タグの概略構成を示す斜視図。 第3の実施の形態に係る無線タグを用いた読み取りの構成例を示す図。
符号の説明
1,40,50,60…無線タグ、2,22,32,42…ICチップ、3,23…折り返しダイポールアンテナ、4,5,6,24,34,44,51,52…プラスチック、61…封筒、62…収納箱、63…質問器、64…同軸ケーブル、65…リーダ・アンテナ。

Claims (4)

  1. ICチップと、このICチップに接続されたアンテナとから構成される無線タグであって、
    上記無線タグの使用状態において、この無線タグ周辺に配置される材料の比誘電率に対応して上記アンテナを構成したことを特徴とする無線タグ。
  2. 上記アンテナは、無線タグ周辺に配置される材料の比誘電率に対応した寸法とすることを特徴とする請求項1記載の無線タグ。
  3. ICチップと、このICチップに接続されたアンテナとから構成される無線タグにおいて、
    上記ICチップと上記アンテナとを比誘電率εのプラスチックで挟み込み、使用する電磁波の真空中の波長λに対して、等価的な波長をλ/√εとして上記アンテナを構成したことを特徴とする無線タグ。
  4. ICチップとこのICチップに接続されたアンテナとから構成される無線タグを封筒に設け、この封筒を複数並べて一方向からこれらの封筒に設けられた無線タグを読み取る使用状態において、これらの無線タグ周辺に配置される材料の比誘電率に対応して上記アンテナを構成したことを特徴とする無線タグ。
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