JP4660365B2 - ループアンテナ及びループアンテナの車両への設置方法 - Google Patents

ループアンテナ及びループアンテナの車両への設置方法 Download PDF

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Description

本発明はループアンテナ及びループアンテナの車両への設置方法に関し、特に、自動車のような移動体の誘電体部分に取り付けられる透明な誘電体シートに設置され、放送などの電波を送受信するためのループアンテナ及びループアンテナの車両への設置方法に関する。
従来、自動車等の車両(移動体)には、移動中にも電波の受信等を可能にするアンテナが搭載されている。車両が受信する電波は、長年に渡ってAMラジオ用の中波(MW)とFMラジオ用やテレビ用の超短波(VHF)や極超短波(UHF)が主であったが、近年、GPS(全地球測位システム)用のアンテナや、地上波デジタル放送用を受信するアンテナ等の高周波帯の電波を送受信するアンテナが車両に必要となりつつある。更には、ETC(自動料金所システム)や、VICS(道路交通情報通信システム)の電波ビーコンに対しても電波の送受信を行うアンテナが必要となってきている。
これらのアンテナを移動体である自動車に取り付ける場合は、アンテナを透明なフィルム上に形成し、この透明なフィルム状アンテナを自動車のフロントガラス等のガラスに貼り付けることが一般的に行われている。
このような透明なフィルム状アンテナを自動車のフロントガラス等のガラスに貼り付けるものは、例えば、特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載のアンテナは、透明フィルムの上に、GPS用アンテナ、衛星デジタル放送用アンテナ、ETC用アンテナ、TV放送用アンテナ、等が形成された統合アンテナであり、フィルム上に導電性インク、或いは導体箔等により複数のアンテナ素子が形成されたものである。
そして、車載型アンテナの大部分は、水平面内無指向性を狙って設計されたものであった。また、フィルム上に形成されたループアンテナは、矩形状をしているので、ループアンテナが形成されたフィルムシートも矩形状をしていた。
特開2005−102183
しかしながら、従来の車載型のフィルム上に形成されたアンテナが、水平面内無指向性であると、このアンテナを用いて地上波デジタルテレビ放送を受信しようとした場合、この放送波の変調方式によって、自動車が高速移動する場合において、マルチパス及びフェージングの影響によって送受信品質が劣化する虞があった。また、ループアンテナが形成されたフィルムシートが矩形状であると、前方視認性が損なわれやすく、見栄えも良くなかった。
そこで、本発明は、車両のフロントガラスに取り付けるループアンテナの指向性を車両の前方に固定すると共に、ループアンテナを形成するフィルムシートの形状を矩形状にせず、前方視認性を確保する形状にして見栄えも良くしたループアンテナ及びループアンテナの車両への設置方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明のループアンテナは、透明な誘電体シート上に形成され、ループ状のアンテナエレメントで囲まれた領域が第1と第2の直線状の領域からなり、第1と第2の直線状の領域はL字形状をなし、誘電体シートが、第1の直線状の領域が配置される第1の誘電体シートと、第2の直線状の領域が配置される第2の誘電体シートとからなり、第1と第2の誘電体シートの接続部分近傍に、アンテナエレメントの両端が接続する2つの給電端子が形成され、給電端子は、第1と第2の誘電体シートの外側に位置するアンテナエレメントに接続されて設けられていることを特徴としている。
前記目的を達成する本発明のループアンテナの車両への設置方法は、透明な誘電体シート上に形成され、ループ状のアンテナエレメントで囲まれた領域が第1と第2の直線状の領域からなり、第1と第2の直線状の領域はL字形状をなし、誘電体シートが、第1の直線状の領域が配置される第1の誘電体シートと、第2の直線状の領域が配置される第2の誘電体シートとからなり、第1と第2の誘電体シートの接続部分近傍に、アンテナエレメントの両端が接続する2つの給電端子が形成され、給電端子は、第1と第2の誘電体シートの外側に位置するアンテナエレメントに接続されて設けられているループアンテナの車両への設置方法であって、ループアンテナを、車両の一部として構成された誘電体に設置する場合に、第1又は第2の直線状の領域の何れか一方を、誘電体に近接する車両の導体部分に平行かつ近接して配置することを特徴としている。
以上説明したように、本発明のループアンテナによれば、車両のフロントガラスに取り付けるループアンテナの指向性を車両の前方に固定すると共に、ループアンテナを形成するフィルムシートの形状を鉤型に形成したので、前方視認性が確保できると共に、見栄えを良くすることができる。
以下添付図面を用いて本発明に係るループアンテナ及びループアンテナの車両への設置方法の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。ここでは、シート状のフィルムに形成されて自動車のフロントガラスに貼付するループアンテナの場合について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る2つのループアンテナ10、TVチューナ5、及び表示器を備えたナビゲーション装置8が搭載された自動車100を示すものである。この例では、自動車のフロントガラス1の左右の上部に、透明フィルムを用いたループアンテナ10が貼付されている。ループアンテナ10は、この実施形態では、地上波デジタルテレビ電波を受信するものとする。
ループアンテナ10には後述するコネクタを介して同軸ケーブル22が接続されており、この同軸ケーブル22は、自動車のAピラー3に沿って配線され、その後に自動車100のリヤシートの下方等に設置されたTVチューナ5に接続されている。そして、TVチューナ5で受信された信号(画像と音声)は、インストルメントパネル9に設けられたカーナビゲーション装置8に、同じく同軸ケーブル22で入力され、カーナビゲーション装置8がテレビモードの時にその表示器に受信画像が表示される。
図2は図1に示した2つのループアンテナ10を、同軸ケーブル22を用いてナビゲーション装置8に接続する構成の一例を示すブロック回路図である。図1に示した例では、TVチューナ5がナビゲーション装置8と別体になっていたが、この例ではTVチューナ5はナビゲーション装置8に内蔵されている。ループアンテナ10が地上波デジタルテレビ電波を受信するアンテナの場合は、ループアンテナ10で受信された信号は、後述するアンテナと同軸ケーブルを接続するコネクタに内蔵される増幅等を行う集積回路40を介して、同軸ケーブル22によってTVチューナ5に導かれ、復調された画像は、ナビゲーション装置8がテレビモードの時にその表示器6に表示される。
なお、この実施例では、一例としてナビゲーション装置8に内蔵されるTVチューナ5に、ループアンテナ10が同軸ケーブル22を通じて接続される例を説明し、ナビゲーション装置8の他の構成については図示及び説明を省略した。これは、ループアンテナ10がGPS用アンテナや衛星デジタル放送用のアンテナであっても、その構成は、この実施例の回路と大差がないからである。
図3は図1に示す2つのループアンテナ10とこれに接続するコネクタ20及び同軸ケーブル22の配置を示すものである。自動車のフロントガラス1の右側の最上部には、シート状フィルムに形成されたループアンテナ10が取り付けられ、その給電端子にはコネクタ20を介して同軸ケーブル22が接続している。また、フロントガラス1の左側の最上部には、一般に車検標章やアナログテレビ電波を受信するためのフィルムアンテナ7が貼付されているので、本発明のループアンテナ10は、車検標章やフィルムアンテナ7の下方の左端側に取り付けられ、その給電端子にはコネクタ20を介して同軸ケーブル22が接続している。同軸ケーブル22は自動車のAピラー3に沿って配設され、本図には図示しないが、図1に示したチューナに接続する。8はインストルメントパネル9に設置されたカーナビゲーション装置であり、チューナからの画像信号が入力される。
図4(a)は、ループアンテナ10のうち、自動車のフロントガラスの右側の上方に車室内側から貼付する、第1の実施例の右側用ループアンテナ10Rの構成を示すものである。右側用ループアンテナ10Rは、透明なシート状フィルム19の上に形成されており、ループ状のアンテナエレメント11は、水平方向に伸びて途中で折り返されて平行に戻る第1のアンテナエレメント11Aと、垂直方向に伸びて途中で折り返されて平行に戻る第2のアンテナエレメント11Bとから構成されている。そして、第1のアンテナエレメント11Aで囲まれた第1の直線状の領域と、第2のアンテナエレメント11Bで囲まれた第2の直線状の領域はL字形状(鉤型)となっている。第1と第2の直線状の領域の長手方向の長さには差が殆ど無い。
なお、ループアンテナのループ長は、受信対象の電波の波長と略同じ長さで、デジタルテレビ放送の場合は60cmが好ましい。
デジタルテレビ放送の場合、周波数帯域470〜770MHzで、周波数帯域の低域側に放送波が多い点、及びアンテナ特性が中心周波数の上側が下側より緩やかに減衰していく特性のため、アンテナの中心周波数を500MHzとするのが望ましいことが、出願人の実験等により確認されている。これにより、周波数帯域470〜770MHzに対する波長64cm〜39cmが、ループ長として好ましく、特に、周波数500MHzに対する波長60cmがループ長としてより好ましい。
そして、この実施例のシート状フィルム19は、第1の直線状の領域が配置される第1のフィルム部19Aと、第2の直線状の領域が配置される第2のフィルム部19Bとから構成されている。なお、この実施例のシート状フィルム19は、第1のフィルム部19Aと第2のフィルム部19BとからなるL字状をしているが、シート状フィルム19を長方形状に形成しても問題はない。
第1のフィルム部19Aと第2のフィルム部19Bとの接続部分の、第2のフィルム部19B側には、第1のフィルム部19Aと第2のフィルム部19Bの外側に位置するアンテナエレメント11の両端が接続する2つの給電端子12,13が形成されている。給電端子12,13は、第1のフィルム部19Aと第2のフィルム部19Bの外側に位置するアンテナエレメント11に接続されて設けられている。
右側用ループアンテナ10Rのシート状フィルム19の裏面には、図4(c)に示すように粘着材14が塗布されており、使用前にはこの粘着材14を覆う剥離紙であるセパレータ18が取り付けられている。右側用ループアンテナ10Rをフロントガラスに貼り付ける時には、このセパレータ18は剥がされる。セパレータ18にはこれを剥がすために使用される耳部が設けられている。シート状フィルム19の表の面に形成された給電端子12、13とアンテナエレメント11は銀ペーストで形成され、アンテナエレメント11はその上面を覆うクリア印刷15で保護されている。
これに対して図4(b)は、本発明に係るループアンテナ10のうち、フロントガラスの左側の上方に車室内側から貼付する第2の実施例の左側用ループアンテナ10Lの構成を示すものである。左側用ループアンテナ10Lは、図4(a)で説明した右側用ループアンテナ10Rと鏡像関係にあり、何も形成されていない右側用ループアンテナ10Rの透明なシート状フィルム19の裏面側に、ループ状のアンテナエレメント11と2つの給電端子12,13の鏡像パターンを形成して構成される。そしてその後、粘着材の塗布、セパレータの貼付が行われ、フィルムアンテナが完成される。従って、左側用ループアンテナ10Lの構成は、右側用ループアンテナ10Rと鏡像関係にあることを除いて右側用ループアンテナ10Rの構造と全く同じにすれば良い。よって、同じ構成部材には同じ符号を付してこれ以上の説明を省略する。
また、左側用ループアンテナ10Lと右側用ループアンテナ10Rに形成された2つの給電端子12,13の形状は、これらの給電端子12,13に接続されるコネクタ20の筐体の外形と同じか僅かに小さく形成されている。これは、コネクタ20を、その筐体で2つの給電端子12,13が隠れるようにシート状フィルム19に接続させた時に、コネクタ20が給電端子12,13に正しく接続されるようにするためである。
そして、この実施例の給電端子12,13は、コネクタ20をシート状フィルム19に接続した時に、コネクタ20内の給電回路に接続する同軸ケーブル22の給電回路上の軸線と、給電端子12,13の近傍のアンテナエレメント11とが平行になるように、シート状フィルム19の上に設けられている。
図5(a)は図3及び図4(b)に示したコネクタ20の外観を示すものである。コネクタ20の筐体21の底面(給電端子12,13への取り付け面)24には2つの開口部23があり、この開口部23からばね性を有する接続端子31,32が突出している。接続端子31,32は、筐体21に内蔵された回路基板(誘電体基板)30に取り付けられており、この回路基板30には同軸ケーブル22が接続している。
コネクタ20は、その底面24が両面テープなどの粘着剤によって、ループアンテナ10の給電端子12,13に取り付けられる。この実施例では、接続端子31がホット側(信号伝達側)の端子であり,接続端子32がアース側の端子である。
図5(b)は、図5(a)に示したコネクタ20の内部にある回路基板30の構成を、筐体21を除いて示すものである。接続端子31,32は回路基板30の裏面側に取り付けられており、スルホール33,34で回路基板30の表側に導かれ、回路基板30の表側に取り付けられた集積回路40に接続され、アンテナで受信された信号が増幅等の処理を施される。同軸ケーブル22は、その中心導体22Aが回路40に接続しており、アース線22Bは、回路基板30の上のアース側の接続端子32に接続している。
図5(c)は図5(b)に示した回路40の内部構成を示すものである。回路40の内部にはループアンテナ10に接続するフィルタ41、フィルタ41から出力される信号を増幅するアンプ42、アンプ42から出力される信号帯域を定めるフィルタ43があり、このフィルタ43は直流を阻止するコンデンサ44を介して同軸ケーブル22の中心導体に接続している。この同軸ケーブル22は電源重畳ケーブルであり、重畳された電源電圧は、交流成分を遮断するコイル45を通じてアンプ42に供給される。
図6(a)は本発明の実施例に係るループアンテナ10のうち、フロントガラスの左右の上方に車室内側から貼付することができる第3の実施例の左右兼用ループアンテナ10Cの構成を示すものである。左右兼用ループアンテナ10Cが前述の右側用ループアンテナ10R及び左側用ループアンテナ10Lと異なる点は、給電端子12,13の配置のみである。その他の部位の構成は右側用ループアンテナ10R及び左側用ループアンテナ10Lと同じであるので、同じ構成部材には同じ符合を付してその説明を省略する。
第3の実施例の左右兼用ループアンテナ10Cは、2つの給電端子12,13が、第1のフィルム部19Aと第2のフィルム部19Bのなす角を二等分する直線(中心線)に対して、左右対称に形成されている。このため、図6(a)に示すように、フロントガラスの右側の上部に車室内側から取り付けることができるように置かれた左右兼用ループアンテナ10Cは、反時計回りに90度回転させれば、この左右兼用ループアンテナ10Cは、フロントガラスの左側の上部に取り付けることができる。左右兼用ループアンテナ10Cは、フロントガラスの左右のどちらの側の上部にも取り付けることができるので使い勝手が良く、金型も1種類で済むので、コストダウンを図ることができる。
図6(a)のように構成された左右兼用ループアンテナ10Cの給電端子12,13には、図6(b)に示すような形状のコネクタ20Aを接続することができる。コネクタ20Aの内部構成は、図5で説明したコネクタ20と同じで良い。
本発明に係る2つのループアンテナ、TVチューナ、及び表示器を備えたナビゲーション装置を備えた自動車の透視図である。 図1に示す2つのアンテナのナビゲーション装置への接続を示すブロック回路図である。 図1に示す2つのループアンテナとこれに接続するコネクタ及び同軸ケーブルの配置を示す部分斜視図である。 (a)はフロントガラスの右側の上方に車室内側から設置する本発明の第1の実施例の右側用ループアンテナの構成を示す平面図、(b)はフロントガラスの左側の上方に車室内側から設置する本発明の第2の実施例の左側用ループアンテナの構成及びこれに接続するコネクタを示す平面図、(c)は(a)のC−C線における局部断面図である。 (a)は図4(b)に示したループアンテナに接続するコネクタ部分と同軸ケーブルの外観を示す斜視図、(b)は(a)に示したコネクタの内部にある回路基板の構成を示す平面図、(c)は(b)に示した回路の内部構成を示すブロック回路図である。 (a)はフロントガラスの左右のどちらの上方にも車室内側から設置することができる、本発明の第3の実施例の左右兼用ループアンテナの構成を示す平面図、(b)は(a)の給電端子に接続されるコネクタを示す斜視図である。
符号の説明
1 フロントガラス
3 Aピラー
5 TVチューナ
8 カーナビゲーション装置
10 ループアンテナ
11 アンテナエレメント
12 第1の給電端子
13 第2の給電端子
14 粘着材
18 セパレータ
19 透明なシート状フィルム
19A 第1のフィルム部
19B 第2のフィルム部
20 コネクタ
22 同軸ケーブル
40 集積回路
100 自動車子

Claims (13)

  1. 透明な誘電体シート上に形成されたループアンテナであって、
    ループ状のアンテナエレメントで囲まれた領域が第1と第2の直線状の領域からなり、前記第1と第2の直線状の領域はL字形状をなし、
    前記誘電体シートが、前記第1の直線状の領域が配置される第1の誘電体シートと、前記第2の直線状の領域が配置される第2の誘電体シートとからなり、
    前記第1と第2の誘電体シートの接続部分近傍に、前記アンテナエレメントの両端が接続する2つの給電端子が形成され、
    前記給電端子は、前記第1と第2の誘電体シートの外側に位置する前記アンテナエレメントに接続されて設けられていることを特徴とするループアンテナ。
  2. 請求項1に記載のループアンテナであって、
    前記第1と第2の直線状の領域の長手方向の長さに差が殆ど無いことを特徴とするループアンテナ。
  3. 請求項に記載のループアンテナであって、
    前記2つの給電端子が、前記第1と第2の誘電体シートにそれぞれ1つずつ設けられており、
    前記ループアンテナが前記第1と第2の誘電体シートがなす角度を2等分する中心線に対して左右対称となっていることを特徴とするループアンテナ。
  4. 請求項1又は3に記載のループアンテナであって、
    前記2つの給電端子の形状が、外部に2つの接続端子を備えると共に内部に給電回路を備えて前記2つの給電端子に接続されるコネクタの筐体の外形と同じか僅かに小さく形成されており、
    前記コネクタを、その筐体で前記2つの給電端子が隠れるように前記誘電体シートに接続させた時に、前記コネクタが前記給電端子に正しく接続されるように構成されていることを特徴とするループアンテナ。
  5. 請求項に記載のループアンテナであって、
    前記コネクタを前記誘電体シートに接続した時に、前記給電回路に接続する同軸ケーブルの前記給電回路上の軸線と、前記給電端子近傍の前記アンテナエレメントとが平行になるように、前記給電端子が前記誘電体シート上に設けられていることを特徴とするループアンテナ。
  6. 請求項1からの何れか1項に記載のループアンテナであって、
    前記ループアンテナのループ長が、前記ループアンテナが送受信する周波数の波長と略同じに形成されていることを特徴とするループアンテナ。
  7. 請求項1からの何れか1項に記載のループアンテナであって、
    前記ループアンテナのループ長が64cm〜39cmであり、
    前記ループアンテナがデジタルテレビ放送用であることを特徴とするループアンテナ。
  8. 請求項1からの何れか1項に記載のループアンテナであって、
    前記ループアンテナのループ長が60cmであり、
    前記ループアンテナがデジタルテレビ放送用であることを特徴とするループアンテナ。
  9. 請求項1からの何れか1項に記載のループアンテナの車両への設置方法であって、
    前記ループアンテナを、車両の一部として構成された誘電体に設置する場合に、前記第1又は第2の直線状の領域の何れか一方を、前記誘電体に近接する車両の導体部分に平行かつ近接して配置することを特徴とするループアンテナの車両への設置方法。
  10. 請求項に記載のループアンテナの車両への設置方法であって、
    前記誘電体が車両のフロントガラスであり、前記導体部分が前記フロントガラスに隣接するAピラーであることを特徴とするループアンテナの車両への設置方法。
  11. 請求項に記載のループアンテナの車両への設置方法であって、
    前記第1又は第2の直線状の領域の他方を、前記車両のルーフ近傍に配置したことを特徴とするループアンテナの車両への設置方法。
  12. 請求項に記載のループアンテナの車両への設置方法であって、
    前記ループアンテナを、前記車両のフロントガラスの左右の、前記Aピラーの近傍且つルーフの近傍に、それぞれ配置するようにしたことを特徴とするループアンテナの車両への設置方法。
  13. 請求項に記載のループアンテナの車両への設置方法であって、
    前記第1又は第2の直線状の領域と、前記前記Aピラー及び前記ルーフとの距離を、前記ループアンテナが受信する電波の波長の1/4の長さにすることを特徴とするループアンテナの車両への設置方法。
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