JP2000196327A - フィルムアンテナ装置 - Google Patents

フィルムアンテナ装置

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JP2000196327A
JP2000196327A JP10369500A JP36950098A JP2000196327A JP 2000196327 A JP2000196327 A JP 2000196327A JP 10369500 A JP10369500 A JP 10369500A JP 36950098 A JP36950098 A JP 36950098A JP 2000196327 A JP2000196327 A JP 2000196327A
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antenna
coupling
film
case
mounting
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Shiyoushiro Ishibayashi
勝志郎 石林
Yutaka Imamura
豊 今村
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Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナ本体とフィーダ側との接続が容易で迅
速・的確な接続を行なえ接続部の機械的強度の低下や外
観不良を来さないフィルムアンテナ装置を提供。 【解決手段】結合端(11a) をもつ樹脂フィルム製のアン
テナ素子保持シート(11)に細長い薄膜導体からなるアン
テナ素子(12)を形成し、この素子(12)の給電端子(16A,1
6B) を結合端(11a) に設けたアンテナ本体(10)と、この
本体(10)とフィーダ(30)との間を結合する結合装置(20)
とを備え、結合装置(20)は本体(10)の結合端(11a) に対
し機械的に結合可能な結合部(M) と取付け対象物へ取付
けを行なう取付け部(N) とをもつケース(21)と、このケ
ース(21)に収容される配線基板(22)と、この基板(22)に
固定され基端部がフィーダ(30)の一端と接続され、ケー
ス(21)の結合部(M) を本体(10)における結合端(11a) に
対し近接配置した時、先端部が給電端子(16A,16B) に対
し接触導通する接触子(23A,23B)とを具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のリアウイ
ンドウ等に装着され、例えばGPS波受信用等として用
いられるフィルムアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にGPS波を受信可能な如く構成さ
れたアンテナ装置としては、トランジスタなどにより構
成されるLNA(Low Noise Amplifier)と呼ばれる低雑
音増幅器を外面に組み付けられたプリント配線基板と、
このプリント配線基板の上面に接合されたセラミックス
等からなる誘電体ブロックと、この誘電体ブロックの上
面に被着されたアンテナ素子としての機能を発揮する電
極板と、この電極板の中央部に設けられた給電ピンと、
この給電ピンに接続された給電ケーブルとからなってい
る。なお上記アンテナ装置は、実際に使用される際に
は、パッチアンテナ部と低雑音増幅器とを含むアンテナ
本体が樹脂製保護ケースに収容された態様で使用され
る。
【0003】上記アンテナ装置は、パッチアンテナ部自
体に厚みがある上、これが保護ケース内に収容されたも
のとなるため、かなり大きな厚み寸法を有するものとな
る。従ってこのアンテナ装置を自動車のリアウンドウ等
へ装着して使用することは無理である。また、パッチア
ンテナ部が取付け面から大きく突出することになるた
め、車体上の何処に取付けるにしても、その突出部分が
車体の外観を損なうおそれがある上、洗車時等において
邪魔になるため好ましくない。さらに、アンテナの特性
上、パッチアンテナ部の上方に電波を遮るものがない箇
所へ取付ける必要がある。かくして取付け箇所に大きな
制約が加わるという問題がある。
【0004】本発明者らは、このような問題点を解決す
べく、樹脂フィルムからなるアンテナ素子保持シート
と、このアンテナ素子保持シートに形成された細長い薄
膜導体からなるGPS波受信用の円偏波アンテナ素子
と、この円偏波アンテナ素子の給電部に一端が接続され
他端がフィーダと接続される低雑音増幅器と、この低雑
音増幅器を収容保持するとともに、前記アンテナ素子保
持シートの一端を支持する支持部および取付け対象物へ
所定姿勢で取付け可能な取付け部を有する保持ケース部
とを備えたGPS波用フィルムアンテナ装置を開発し、
特願平9ー118222号(特開平10ー308620
号公報参照)として既に出願済みである。
【0005】上記新たに開発されたフィルムアンテナ装
置においては、GPS波を良好に受信可能である上、厚
み寸法が小さく、自動車の窓ガラス等に対して何等支障
なく装着可能であり、加えて取付け箇所の状況に応じ
て、安定かつ的確な取付けを行なうことができる、とい
った利点を有する。しかるに上記アンテナ装置には、ア
ンテナ部とフィーダ側との接続手段において、以下指摘
するような解決すべき課題が残されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3は、前記特開平1
0ー308620号公報に示されているような、フィル
ムアンテナ装置におけるアンテナ部100とフィーダ部
200との接続手段の一般的構成を示す要部断面図であ
る。図3に示すように、アンテナ素子保持シート上に所
定パターンのアンテナ素子を形成したアンテナ部100
は、取付け対象物である例えば窓ガラス140上に密着
接合される。
【0007】一方、フィーダ部200は、フィーダ(不
図示)とその端部に設けられたケース221とからな
り、そのケース221は前記アンテナ部100と共に取
付け対象物である窓ガラス140上に密着接合される。
ケース221の内部には低雑音増幅器等(不図示)を搭
載された配線基板222が収容保持されている。
【0008】上記配線基板222のフィーダ接続端に
は、ケース221内に導入されたフィーダ(不図示)の
一端が接続されている。また配線基板222のアンテナ
接続端には、図示の如くアンテナ部100の給電部11
1が接続されている。
【0009】ところでアンテナ部100とフィーダ部2
00とを窓ガラス140上に密着接合させた場合、図示
の如く、配線基板222のアンテナ接続端とアンテナ部
100の給電部111の間には一定の段差hが生じる。
このため上記給電部111を配線基板222のアンテナ
接続端に接続するに際しては、給電部111を配線基板
222の高さレベルまで持ち上げた状態にしたのち、配
線基板222のアンテナ接続端に対してハンダ付け等に
より接続する必要がある。なお図中130はハンダ付け
部を示している。
【0010】上記接続手段は、作業性が悪いうえ、的確
な接続を行ない難いという問題を有している。しかもア
ンテナ部100のアンテナ素子保持シートを形成してい
る樹脂フィルムは、一般に耐熱性に乏しいため、素早く
ハンダ付けしないと樹脂フィルムの溶解範囲が広がって
しまう。その結果、給電部111が形成されているアン
テナ素子保持シート部分の機械的強度が低下したり、外
観不良を来したりするおそれがある。
【0011】本発明の目的は、良好な受信特性を有する
のは勿論、厚み寸法が小さく、自動車の窓ガラス等に対
して何等支障なく装着可能である上、取付け箇所の状況
に応じた最適な態様で安定かつ的確に取付けることがで
き、加えてアンテナ本体とフィーダ側との接続作業が容
易で、迅速かつ的確な接続を行なうことができ、しかも
アンテナ素子保持シートを損傷するおそれがなく、その
損傷に起因する接続部の機械的強度の低下や外観不良を
来すことのないフィルムアンテナ装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成する為に、本発明は以下の如く構成されている。な
お下記以外の本発明の特徴ある構成については実施形態
の中で明らかにする。 本発明のフィルムアンテナ装置
は、一端に結合端を有する樹脂フィルムからなるアンテ
ナ素子保持シートに、細長い薄膜導体からなる所定パタ
ーンのアンテナ素子を形成し、このアンテナ素子の給電
端子を前記結合端に設けたアンテナ本体と、このアンテ
ナ本体と送/受信セットとの間を結ぶフィーダと、この
フィーダと前記アンテナ本体との間を結合する結合装置
とを備え、前記結合装置は、前記アンテナ本体における
結合端に対し機械的に結合可能な結合部と取付け対象物
へ取付けを行なうための取付け部とを有するケースと、
このケースの中に収容保持される配線基板と、この配線
基板に固定され、基端部が前記フィーダの一端と電気的
に接続され、前記ケースの結合部を前記アンテナ本体に
おける結合端に対して近接配置したとき、先端部が前記
給電端子に対し電気的に導通可能な如く接触する接触子
とを備えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1の(a)
(b)は、本発明の第1実施形態に係るフィルムアンテ
ナ装置の概略的構成を示す図で、(a)は外観斜視図、
(b)はアンテナ本体10の部分と結合装置20および
フィーダ30の部分とが二分された状態を示す平面図で
ある。
【0014】図1の(a)(b)に示すように、アンテ
ナ本体10は、アンテナ素子保持シート11の上に円偏
波アンテナ素子12を例えば印刷手段を用いて形成した
ものとなっている。
【0015】アンテナ素子保持シート11は、適度の柔
軟性と適度の剛性(結合端11aの支持状態に応じてシ
ート全体が所定の姿勢を保ち得る程度の剛性)とを合わ
せ持つ透光性樹脂フィルム(例えばポリエステル材製の
もの)にて形成されている。 円偏波アンテナ素子12
は、細長い薄膜導体(例えば銅製のストリップ導線)を
用いて形成された右旋円偏波アンテナ素子である。すな
わち上記アンテナ素子12は、平行に配設されている複
合線13,14と、上記複合線13,14を一方の短辺
として含むほぼ長方形のループ15とからなり、この長
方形ループ15が形成されている平面に対して垂直な方
向に円偏波を放射する如く設けられている。
【0016】アンテナ素子12の基端12aは、アンテ
ナ素子保持シート11の結合端11aまで導かれてお
り、その各導線の端部には給電端子16A,16Bが設
けられている。
【0017】なお円偏波アンテナ素子12は、一例とし
て例えば次のような寸法に形成されている。ストリップ
導線の幅a=約0.5mm,複合線間隔b=約9.5m
m,と長辺長Lx=約40.5mm,短辺長Ly=約3
3.5mm。
【0018】フィーダ30は、アンテナ本体10と、送
/受信セット(「送信,受信の少なくとも一方の機能を
有するセット」を表すものとする)(不図示)との間を
接続するためのもので、例えば同軸ケーブルにて形成さ
れている。
【0019】結合装置20は、前記アンテナ本体10と
フィーダ30との間を結合するためのものである。この
結合装置は、全体が偏平状をなすケース21を有してい
る。このケース21はケース本体部21aとケース蓋部
21bとの二部分からなっている。ただし使用時におい
ては、図示の如く一体的に接合された状態を呈する。こ
のケース21の表裏両面は、前記アンテナ本体10の両
面と平行な平坦面となっている。またケース21の端面
には、上記表裏両面と直交する複数の平坦面が設けられ
ている。これらの各平坦面は取付け箇所の状況に応じて
アンテナ装置を例えば窓ガラス、窓枠等に対して所定姿
勢で接着固定するための複数の取付け部となる。
【0020】ケース21の底面には、アンテナ本体10
における結合端11aに対し機械的に結合可能な結合部
Mと、取付け対象物へ取付けを行なうための取付け部N
とが隣接して設けられている。上記結合部Mには窓が設
けてあり、この窓から後述する一対の接触子23A,2
3Bの先端部が外方へ若干突出している。
【0021】図2は、結合装置20の具体的構成を示す
図で、(a)は窓ガラスに実装された状態のアンテナ本
体10および結合装置20の要部断面図、(b)は同要
部の拡大断面図、(c)は(a)の変形例を示す図であ
って、窓ガラスに他の実装法で実装された状態のアンテ
ナ本体10および結合装置20の要部断面図である。
図2の(a)に示すように、ケース21の中には表裏両
面に印刷配線が施された配線基板22が収容保持されて
いる。この配線基板22には、図示はしてないが、必要
に応じて低雑音増幅器やバラン(平衡/不平衡線路の変
換用整合トランス)等の電子部品が搭載されている。上
記配線基板22のアンテナ接続端には、一対の接触子2
3(23A,23B)の基端部が接続固定されている。
上記一対の接触子23(23A,23B)は、例えば燐
青銅等からなる弾性導電部材にて形成されており、その
先端部は円弧状に湾曲した状態を呈している。この円弧
状に湾曲した状態を呈している部分が、前述したように
結合部Mに設けてある窓から外方へ若干突出している。
上記一対の接触子23(23A,23B)の基端部は、
前記電子部品及び配線基板22の印刷配線を経由して前
記フィーダ30の一端と電気的に接続されている。
【0022】図2の(b)に示すように、アンテナ本体
10における結合端11aまで導かれているアンテナ素
子12の基端部12aは、その表面を覆っているカバー
部材17が剥がされており、上記基端部12aに設けら
れている給電端子16(16a,16b)の部分が露出
している。
【0023】図1に説明を戻す。上記の如く構成された
結合装置20とアンテナ本体10とを一体化するには、
ケース本体部21aの底面に設けてある結合部Mを、ア
ンテナ本体における結合端11aに対して図1の(b)
に矢印で示す如く接合し、且つ接着剤51(図2の
(a)参照)等により接着固定する。かくしてアンテナ
本体10と結合装置20とは一体的に組付けられる。し
たがってケース21を所定の姿勢に設定することによ
り、アンテナ本体10を任意な姿勢で支持し得るものと
なる。
【0024】図2に説明を戻す。上記組付け作業に伴っ
て、上記ケース21における結合部Mがアンテナ本体1
0における結合端11aに対して近接配置(密着した状
態も含むものとする)されたとき、接触子23と給電端
子16とは自ら導通状態となる。すなわち、図2の
(b)示すように、接触子23は組付け前においては、
符号23′として二点鎖線で示すような形態を呈してい
る。そして組付け時において、接触子23の円弧状に湾
曲している先端部が給電端子16と圧接することによ
り、接触子23は実線で示す如く撓ませられる。これに
よって発生する反発力により、接触子23は給電端子1
6に対し、P点を中心とする領域にて所定圧力で接する
ことになる。かくしてアンテナ本体10における結合端
11aを全く持ち上げることなく、給電端子16を配線
基板22のアンテナ接続端に接続することができる。
【0025】このように一体的に結合されたアンテナ本
体10と結合装置20とを、取付け対象物である例えば
自動車の窓ガラス40に対して実装するには、ケース本
体部21aの底面に設けてある取付け部Nを、例えば両
面テープ52により上記窓ガラス40に接着固定する。
このとき必要に応じてアンテナ本体10も窓ガラス40
に対して接着固定する。こうすることにより、本アンテ
ナ装置を自動車の窓ガラス40に対して何等支障なく容
易かつ的確に装着することができる。
【0026】(変形例)実施形態に示されたフィルムア
ンテナ装置は、下記の変形例を含んでいる。 ・アンテナ装置を、取付け対象物である例えば自動車の
窓ガラス40に対して実装する場合において、アンテナ
本体10のみを予め上記窓ガラス40に対して貼り付け
ておき、そのアンテナ本体10における結合端11aに
対し結合装置20の結合部Mが近接配置される如く、結
合装置20の取付け部Nを窓ガラス40に対し両面テー
プ52等で接着固定するようにしたもの。この場合、ア
ンテナ本体10の結合端11aと結合装置20の結合部
Mとの対向部は、図2の(c)に示すように、間隙Gが
存在したままとし、この部分を接着剤等で接着しない状
態にしておく。つまり機械的な結合を行なわないように
しておく。こうすることにより、例えば結合装置20の
みを新品と交換するような場合の作業性を向上すること
ができる。 ・結合装置20に対し、フィーダ30をコネクタを介し
て着脱自在に接続可能としたもの。 ・結合装置20のケース21を平坦面上に安定に載置固
定することのできるスタンド等を備えたもの。 ・アンテナ素子保持シート11の表面に、例えば国旗そ
の他の装飾デザインを施すことにより、アンテナ素子で
あることをカムフラージュしたもの。
【0027】(実施形態における特徴点のまとめ)実施
形態(変形例を含む)に示されたフィルムアンテナ装置
の特徴点をまとめると次の通りである。 [1]実施形態に示されたフィルムアンテナ装置は、一
端に結合端(11a) を有する樹脂フィルムからなるアンテ
ナ素子保持シート(11)に細長い薄膜導体からなる所定パ
ターンのアンテナ素子(12)を形成し、このアンテナ素子
(12)の給電端子(16A,16B) を前記結合端(11a) に設けた
アンテナ本体(10)と、このアンテナ本体(10)と送/受信
セットとの間を結ぶフィーダ(30)と、このフィーダ(30)
と前記アンテナ本体(10)との間を結合する結合装置(20)
とを備え、前記結合装置(20)は、前記アンテナ本体(10)
における結合端(11a) に対し機械的に結合可能な結合部
(M) と取付け対象物へ取付けを行なうための取付け部
(N) とを有するケース(21)と、このケース(21)の中に収
容保持される配線基板(22)と、この配線基板(22)に固定
され、基端部が前記フィーダ(30)の一端と電気的に接続
され、前記ケース(21)の結合部(M) を前記アンテナ本体
(10)における結合端(11a) に対して近接配置したとき、
先端部が前記給電端子(16A,16B) に対し電気的に導通可
能な如く接触する接触子(23A,23B) とを備えたことを特
徴としている。
【0028】上記フィルムアンテナ装置においては、基
本的には特開平10ー308620号公報に示されてい
るフィルムアンテナ装置と同様の構成を有しているた
め、良好な受信特性を有する上、厚み寸法が小さく、自
動車の窓ガラス(40)等に対して何等支障なく装着可能で
ある。
【0029】そして特に本実施形態のフィルムアンテナ
装置においては、結合装置(20)の結合部(M) をアンテナ
本体(10)の結合端(11a) に対して単に接合操作するのみ
で、アンテナ本体(10)をフィーダ側と確実に接続するこ
とができる。このためアンテナ本体(10)をフィーダ側と
接続するための接続作業が極めて容易であり、迅速かつ
的確に接続することができる。しかも従来のようにアン
テナ素子保持シート(11)がハンダ付け時の熱により損傷
するといったおそれが全くない。したがって接続部、す
なわちアンテナ本体(10)における結合端(11a) の機械的
強度が低下したり外観不良を来したりするおそれがな
い。 [2]実施形態に示されたフィルムアンテナ装置は、前
記[1]に記載のアンテナ装置であって、前記アンテナ
本体(10)と結合装置(20)とは別体に形成され、実装時に
おいて一体化可能な如く設けられていることを特徴とし
ている。
【0030】上記フィルムアンテナ装置においては、ア
ンテナ本体(10)と結合装置(20)とを分離した状態で、製
造から実装直前までそれぞれ単独に取り扱うことができ
る。したがって例えば取付け対象物へ実装するに際し、
先ずアンテナ本体(10)のみを取付け対象物の任意な箇所
に取付けておき、しかるのち、予めフィーダとの接続を
はかった結合装置(20)を上記アンテナ本体(10)に一体的
に結合させるといった実装法を採用することができる。
このため実装作業が一層簡単なものとなる。またアンテ
ナ本体(10)における結合端(11a) と結合装置(20)におけ
る結合部(M) との機械的な結合を行なわずに、給電端子
(16A,16B) と接触子(23A,23B) との電気的接続のみを行
なうように実装すれば、例えば低雑音増幅器等を内蔵し
ている結合装置(20)を新品と交換するような場合、その
作業性を大幅に向上することができ、保守管理上、大変
好都合である。 [3]実施形態に示されたフィルムアンテナ装置は、前
記[1]に記載のアンテナ装置であって、樹脂フィルム
は透光性のものであることを特徴としている。
【0031】上記フィルムアンテナ装置においては、ア
ンテナ本体(10)が透光性を有するものとなるため、窓ガ
ラス等へ装着して使用する場合に視界が遮られずに済
み、窓ガラス本来の機能を損なわずに済むという利点が
ある。 [4]実施形態に示されたフィルムアンテナ装置は、前
記[1]に記載のアンテナ装置であって、前記アンテナ
素子(12)は、当該素子(12)を含む平面に対して垂直な方
向に円偏波を放射する如く設けられた円偏波アンテナ素
子であることを特徴としている。
【0032】上記フィルムアンテナ装置においては、G
PS波を良好に受信可能な小型で軽量なアンテナ装置を
容易かつ的確に得ることができるいう利点がある。 [5]実施形態に示されたフィルムアンテナ装置は、前
記[1]に記載のアンテナ装置であって、前記ケース(2
1)は、アンテナ素子保持シート(11)と平行な表裏両面を
有する偏平形をなしていることを特徴としている。
【0033】上記のフィルムアンテナ装置においては、
アンテナ素子保持シート(11)とアンテナ素子(12)とから
なるアンテナ本体(10)が、大きな突起部等をもたず薄型
であるため、窓ガラス(40)等へ装着して使用するガラス
アンテナ装置として好適である。また上記のフィルムア
ンテナ装置においては、アンテナ素子保持シート(11)を
窓ガラス(40)へ貼り付け、偏平形をなすケース(21)を窓
枠へ固定するといった具合に、取付け操作を連係させ得
ることから、取付け操作が簡単でしかも確実な取付けを
行なえるものとなる。 [6]実施形態に示されたフィルムアンテナ装置は、前
記[1]に記載のアンテナ装置であって、前記取付け部
を前記ケース(21)の外側面の複数箇所に設けたことを特
徴としている。
【0034】上記のフィルムアンテナ装置においては、
ケース(21)に複数の取付け部が設けられているため、ア
ンテナ本体(10)を窓ガラス(40)等へ貼り付けることが困
難な場合であっても、上記取付け部のうちの最適なもの
を選択使用することにより、例えば車体の窓枠やその他
の箇所へ、所定姿勢で安定かつ的確に取付けることが可
能となる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、良好な受信特性を有す
るのは勿論、厚み寸法が小さく、自動車の窓ガラス等に
対して何等支障なく装着可能である上、取付け箇所の状
況に応じた最適な態様で安定かつ的確に取付けることが
でき、加えてアンテナ本体とフィーダ側との接続作業が
容易で、迅速かつ的確な接続を行なうことができ、しか
もアンテナ素子保持シートを損傷するおそれがなく、そ
の損傷に起因する接続部の機械的強度の低下や外観不良
を来すことのないフィルムアンテナ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るフィルムアンテナ
装置の概略的構成を示す図で、(a)は外観斜視図、
(b)はアンテナ本体の部分と結合装置及びフィーダの
部分とが二分されている状態を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るフィルムアンテナ
装置の具体的構成を示す図で、(a)は窓ガラスに実装
された状態のアンテナ本体及び結合装置の要部断面図、
(b)は同要部の拡大断面図、(c)は(a)の変形例
を示す図であって、窓ガラスに他の実装法で実装された
状態のアンテナ本体及び結合装置の要部断面図。
【図3】従来例に係るフィルムアンテナ装置の一例を示
す要部断面図。
【符号の説明】
10…アンテナ本体 11…アンテナ素子保持シート 12…アンテナ素子 13,14…複合線 15…長方形ループ 16(16A,16B)…給電端子 17…カバー部材 20…結合装置 21…ケース 22…配線基板 23(23A,23B)…接触子 30…フィーダ 40…窓ガラス 51…接着剤 52…両面テープ G…間隙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に結合端を有する樹脂フィルムからな
    るアンテナ素子保持シートに、細長い薄膜導体からなる
    所定パターンのアンテナ素子を形成し、このアンテナ素
    子の給電端子を前記結合端に設けたアンテナ本体と、 このアンテナ本体と送/受信セットとの間を結ぶフィー
    ダと、 このフィーダと前記アンテナ本体との間を結合する結合
    装置とを備え、 前記結合装置は、 前記アンテナ本体における結合端に対し機械的に結合可
    能な結合部と、取付け対象物へ取付けを行なうための取
    付け部とを有するケースと、 このケースの中に収容保持される配線基板と、 この配線基板に固定され、基端部が前記フィーダの一端
    と電気的に接続され、前記ケースの結合部を前記アンテ
    ナ本体における結合端に対して近接配置したとき、先端
    部が前記給電端子に対し電気的に導通可能な如く接触す
    る接触子と、 を備えたことを特徴とするフィルムアンテナ装置。
  2. 【請求項2】前記アンテナ本体と前記接続装置とは別体
    に形成され、実装時において一体化可能な如く設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のフィルムアン
    テナ装置。
  3. 【請求項3】前記樹脂フィルムは透光性のものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のフィルムアンテナ装
    置。
  4. 【請求項4】前記アンテナ素子は、当該素子を含む平面
    に対して垂直な方向に円偏波を放射する如く設けられた
    円偏波アンテナ素子であることを特徴とする請求項1に
    記載のフィルムアンテナ装置。
  5. 【請求項5】前記ケースは、アンテナ素子保持シートと
    平行な表裏両面を有する偏平形をなしていることを特徴
    とする請求項1に記載のフィルムアンテナ装置。
  6. 【請求項6】前記取付け部を前記ケースの外側面の複数
    箇所に設けたことを特徴とする請求項1に記載のフィル
    ムアンテナ装置。
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