JP2602347B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JP2602347B2
JP2602347B2 JP2184077A JP18407790A JP2602347B2 JP 2602347 B2 JP2602347 B2 JP 2602347B2 JP 2184077 A JP2184077 A JP 2184077A JP 18407790 A JP18407790 A JP 18407790A JP 2602347 B2 JP2602347 B2 JP 2602347B2
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正晴 八木
昌浩 又井
基 佐藤
好伸 中村
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は無線選択呼出受信機に関し特にアンテナ回路
の構造に関する。
[従来の技術] 近年,軽薄短小化の傾向にある無線選択呼出受信機
(以下受信機という)には,そのアンテナとして小型ア
ンテナが採用されている。
第5図に従来の小型アンテナの模式図を示す。この小
型アンテナは,板状の金属からなる第1及び第2のアン
テナ素子501,502を有している。これら第1のアンテナ
素子501と第2のアンテナ素子502とは電気的に短絡され
ると共に,第1のアンテナ素子501と第2のアンテナ素
子502との間にコンデンサ503が接続され小型アンテナを
構成している。
第6図は第5図の小型アンテナを利用した無線選択呼
受信機の分解斜視図である。
この無線選択呼出受信機は、第1のアンテナ素子501
と、プラスチック等の絶縁物を材料とするケース601が
接着された第2のアンテナ素子502との間に、コンデン
サ503を含む無線回路が形成された回路基板602を有する
サンドイッチ構造をしている。
第1のアンテナ素子501と第2のアンテナ素子502とは
板状の金属であり,これらは第2のアンテナ素子502に
スポット溶接されたナット型の接続部603及び604と、ネ
ジ605及び606により電気的に短絡される。又、第2のア
ンテナ素子502と回路基板602とは,第2のアンテナ素子
502にスポット溶接された接続部607と,回路基板602で
形成された自由度のある接続端子608とをネジ609により
固定して電気的接続がなされている。
コンデンサ503は所望の共振周波数を得る為のもので
あり,その一方の電極は回路基板602の接続端子608と接
続部607とを介して第2のアンテナ素子502に,もう一方
の電極は金属性のL字型の接続子610を介し第1のアン
テナ素子501に接続されている。ネジ611,612,613,及び6
14は、第1のアンテナ素子501と,ケース601が接着され
た第2のアンテナ素子502とを機械的に固定するもので
ある。
また,金属性のL字型接続子615,616,及び617は,第
1のアンテナ素子501上に回路基板602を載置する際,位
置決めの役をはたすと共に,回路基板602を第1のアン
テナ素子501に固定するのに利用される。
第7図は回路基板602と第1のアンテナ素子501との接
続部分の詳細図である。
銅ハクの露出したパターン701を有する接続端子608は
第6図に示す第2のアンテナ素子502にスポット溶接さ
れた接続部607と、ネジ609とにより接続される。パター
ン701はコンデンサ503の一方の電極Aと,残る他方の電
極Bはパターン702と,パターン702は接続子610と,そ
れぞれ半田付けにより接続されている。
第8図は第1のアンテナ素子501の斜視図である。第
1のアンテナ素子501に空けられた穴801はネジ609が貫
通するのに十分の大きさである。よって、ネジ609は、
第1のアンテナ素子501に接触することなく接続端子60
8,接続部607及び第2のアンテナ素子502を接続すること
ができる。又、アンテナ構成の一部を担う接続子610を
含め接続子615,616,及び617は、全て第1のアンテナ素
子501にスポット溶接で接着されており,回路基板602を
アンテナ素子501に搭載する際に回路基板602の位置決め
をするとともに、搭載後,半田付けにより回路基板602
を固定する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら,従来の無線選択呼出受信機では, アンテナ素子にL字状の接続子をスポット溶接等を用
いて取付けているため,部品点数及び製造工程数が多い
という問題点がある。
また,従来の無線選択呼出受信機では,無線回路に含
まれるコンデサと第1のアンテナ素子との接続にこの接
続庫のうちの1つを利用しているために,接続子とアン
テナ素子との接合面のインピーダンスが高くなり,受信
した電波が一部反射されアンテナ損失が大きくなり,受
信効率が無いという問題点がある。
更に,これら接続子とアンテナ素子との接続部には段
差ができる為薄型の受信機では,段差上に回路基板を重
ねて搭載することができず,回路基板の活用面積が狭く
なるという欠点を有している。
本発明は,部品点数及び製造工程数を減少させ,受信
効率を向上させた無線選択呼出受信機の提供を目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば,第1及び第2の金属性の板状アンテ
ナ素子を対向させ,前記第1のアンテナ素子と前記第2
のアンテナ素子との間に,無線回路が形成された回路基
板を配置した無線選択呼出受信機であって,前記回路基
板が前記第1のアンテナ素子に設けられた接続子によっ
て位置決めされている無線選択呼出受信機において,前
記接続子が前記第1のアンテナ素子から切り起こされて
形成されていることを特徴とする無線選択呼出受信機が
得られる。
[実施例] 次に本発明について図面を参照して説明する。
ここで、参照番号は、従来と同一のものには同一番号
を付してある。
第1図は本発明の無線選択受信機で使用される第1の
アンテナ素子の斜視図である。
アンテナ素子101は、金属板より成り、無線回路が形
成された回路基板602を搭載する際に、回路基板602の位
置決めを行い、回路基板602を固定するための接続子10
2,103,104,及び105が切り起こされている。ここで、接
続子とは、板状のアンテナ素子の表面に形成された突起
であって、アンテナ素子と電気的に接続されている突起
を指す。また、切り起こしとは、アンテナ素子に凸多角
形状(例えば長方形)を描くよう、その一辺を残して切
り込みを入れ(長方形であれば、コの字型に切り込みを
入れ)、凸多角形状の小領域が、アンテナ素子に対し垂
直となるように、残した一辺のところで折り曲げること
をいう。
また,アンテナ素子101にはネジ用の穴が複数設けら
れており、そのうち穴801は、ネジ609が貫通するのに十
分な大きさにしてある。
本実施例ではL字型接続子を用いないので、部品点数
が減少し、溶接の手間も省ける。また、段差も無い。
第2図は本発明の一実施例のアンテナ分解斜視図であ
る。
第1のアンテナ素子101と同様,第2アンテナ素子502
も板状の金属からなる。アンテナ素子101と、アンテナ
素子502とは、第2のアンテナ素子502にスポット溶接さ
れたナット型の接続部603及び604と、ネジ605及び606に
より電気的に短絡されている。
又、第2アンテナ素子502と、回路基板602とは、第2
のアンテナ素子502にスポット溶接された接続部607と,
回路基板602に形成された自由度のある接続端子608とを
ネジ609により固定することで電気的に接続されてい
る。ここで前述したように、ネジ609はアンテナ素子101
の穴801を貫通するので、アンテナ素子502にのみ電気的
接続が成される。
コンデンサ503は、所望の共振周波数を得る為のもの
である。コンデンサ503の一方の電極は接続端子608及び
接続部607を介して第2のアンテナ素子502と接続され,
他方の電極は,第1のアンテナ素子101の一部を切り起
こして形成した接続子102と接続されている。
ネジ611,612,613,及び614は第1のアンテナ素子101
と,ケース601に接着された第2のアンテナ素子502とを
機械的に固定するためのものである。
第3図は回路基板602とアンテナ素子101との接続部分
の拡大平面図である。
銅ハクの露出したパターン701を有する接続端子608は
第1図に示すアンテナ素子502にスポット溶接された接
続部607とネジ609とによって接続されている。パターン
701はコンデンサ503の一方の電極Aと,残る他方の電極
Bはパターン702と,パターン702は接続子102とそれぞ
れ半田付けにより接続されている。
接続子102は切り起こしにより形成されているので、
接合面による受信電波の反射がなく、受信効率が向上す
る。
第4図は接続子104付近の拡大斜視図である。
部品401は接続子104により位置決めされ、部品401の
リード402を半田付することで回路基板602に固定,接続
されている。
このように、接続子104を切り起こしによって形成し
ているので、接続子104の周囲に段差がなく、部品や回
路基板を近接させて設けることができる。即ち、回路基
板の活用面積が広くなる。
[発明の効果] 本発明によれば,回路基板の位置決めを行う接続子を
アンテナ素子から切り起こして形成するようにしたこと
で,部品点数及び製造工程数を減少させることができ
る。
また,アンテナ素子の表面に不必要な凹凸がないた
め,回路基板の活用面積を広くすることができる。
更に,切り起こしにより形成された接続子を介して,
アンテナ素子と無線回路との電気的接続を得るようにし
たことで,受信効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアンテナ素子の一実施例の斜視図,第
2図は第1図のアンテナ素子を用いた無線選択呼出受信
機の分解斜視図,第3図は回路基板とアンテナ素子の接
続部分の拡大斜視図,第4図は部品の取付けを説明する
ための拡大斜視図,第5図は従来の小型アンテナの模式
図,第6図は従来の無線選択呼出受信機の分解斜視図,
第7図は第6図の回路基板とアンテナ素子との接続部分
の拡大図,第8図は従来のアンテナ素子の斜視図であ
る。 101……アンテナ素子,102,103,104,105……接続子、401
……部品、402……リード、501,502……アンテナ素子、
503……コンデンサ、601……ケース、602……回路基
板、603,604,607……接続部、605,606,609,611,612,61
3,614……ネジ、608……接続端子、610,615,616,617…
…L字型接続子、701,702……パターン、801……穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 基 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中村 好伸 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 審査官 井関 守三 (56)参考文献 特開 平1−241927(JP,A) 実開 昭61−62443(JP,U) 実開 昭63−136394(JP,U) 実開 昭63−78447(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の金属性の板状アンテナ素子
    を対向させ,前記第1のアンテナ素子と前記第2のアン
    テナ素子との間に,無線回路が形成された回路基板を配
    置した無線選択呼出受信機であって, 前記回路基板が前記第1のアンテナ素子に設けられた接
    続子によって位置決めされている無線選択呼出受信機に
    おいて, 前記接続子が前記第1のアンテナ素子から切り起こされ
    て形成されていることを特徴とする無線選択呼出受信
    機。
  2. 【請求項2】前記第1のアンテナ素子と前記無線回路と
    の電気的接続が前記接続子を介して行われていることを
    特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】無線回路が形成された回路基板を搭載し,
    前記無線回路の所定の部品に電気的に接続されてアンテ
    ナを構成する,無線選択呼出受信機に使用される金属性
    の板状アンテナ素子において, 前記回路基板の位置決めを行うための接続子が切り起こ
    しにより形成されていることを特徴とするアンテナ素
    子。
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JPH01241927A (ja) * 1988-03-24 1989-09-26 Kokusai Electric Co Ltd 無線呼出用受信機

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