JPH07240962A - 移動体通信機 - Google Patents

移動体通信機

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JPH07240962A
JPH07240962A JP6031523A JP3152394A JPH07240962A JP H07240962 A JPH07240962 A JP H07240962A JP 6031523 A JP6031523 A JP 6031523A JP 3152394 A JP3152394 A JP 3152394A JP H07240962 A JPH07240962 A JP H07240962A
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antenna
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Harufumi Bandai
治文 萬代
Teruhisa Tsuru
輝久 鶴
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送信電波による人体に与える影響を軽減した小
型の移動体通信機を提供する。 【構成】ホイップアンテナ4と、グランドパターン2a
を有する回路基板2と、回路基板2の人体頭部と反対側
に取り付けられた表面実装型アンテナ3とを備え、表面
実装型アンテナ3を送信用とするとともに、ホイップア
ンテナ4と表面実装型アンテナ3とでダイバーシティ装
置を構成したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナを内蔵した移
動体通信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信機として、例えば携帯
電話機は、図5に示すように、無指向性のホイップアン
テナ30を携帯電話機31の上部に突出して取り付ける
とともに、携帯電話機31の内部に板状の逆Fアンテナ
32を取り付け、送信時はホイップアンテナ30より電
波を送信し、受信時はホイップアンテナ30と逆Fアン
テナ32とでダイバーシティ装置を構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
携帯電話機においては、ホイップアンテナ30の指向性
が無指向性であるため、送信電波が人体の頭部にも放射
され、人体に悪影響を及ぼしていた。特に、高出力の携
帯電話機は、人体に与える影響がより大きくなってい
た。また、逆Fアンテナ32は、形状が大型で取り付け
位置が制約されるため、携帯電話機31の小型化及び設
計に制約を与えるとともに、送信用に用いた場合でも、
人体方向の電波を十分にシールドすることが困難であっ
た。
【0004】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、送信電波による人体に与える影
響を軽減した小型の移動体通信機を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、ダイバーシティ装置を有する
移動体通信機において、ホイップアンテナと、グランド
パターンを有する回路基板の一方の面に取り付けられた
表面実装型アンテナとでダイバーシティ装置を構成する
とともに、前記表面実装型アンテナを送信用としたこと
を特徴とするものである。
【0006】また、前記表面実装型アンテナが、放射部
と、該放射部の端部から下方に形成された固定部と、該
固定部の一方の先端と一体に形成された給電端子及びグ
ランド端子とからなる断面略コ字形の金属シャーシと、
該金属シャーシ内に空間を設けて取り付けられた、側面
にグランド電極を有する誘電体基板とで構成されたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、送信用の表面実装型アン
テナを移動体通信機に内蔵し、表面実装型アンテナの送
信電波の放射経路と人体との間に回路基板のグランドパ
ターンを介在させることで、グランドパターンのシール
ド効果により人体方向の送信出力を減衰させることがで
きる。
【0008】また、送信用の表面実装型アンテナは、金
属シャーシの放射部と誘電体基板の表面との間に空間を
設けることにより、放射電波の損失を抑制するととも
に、電波を送受信する放射部に金属を用いているため、
アンテナの抵抗成分が小さくなり、熱容量が大きくなっ
てジュール損が減少し、アンテナの利得が向上する。ま
た、内蔵した表面実装型アンテナとホイップアンテナと
で受信時にダイバーシティ装置を構成している。
【0009】
【実施例】以下、本発明による移動体通信機として、例
えば、携帯電話機の実施例を図面を用いて説明する。図
1は本発明による携帯電話機の部分断面図である。図1
において、1aは携帯電話機本体であり、携帯電話機本
体1aの内部に、人体側にアースに接続するグランドパ
ターン2aを形成し、グランドパターン2aを形成した
面の反対面に、給電線2b及びグランドパターン2cを
形成した回路基板2を、携帯電話機本体1aの表面と平
行して取り付け、回路基板2の給電線2b及びグランド
パターン2c上に、アンテナ3を取り付けるとともに、
携帯電話機本体1aの上部にホイップアンテナ4を突出
して取り付け、携帯電話機1を構成している。
【0010】図2は本発明による移動体通信機に用いる
アンテナの斜視図である。図2において、11はセラミ
ックや樹脂からなる直方体の誘電体基板であり、誘電体
基板11の長辺側の両側面にグランド電極12,12を
形成するとともに、短辺側の両側面に接続電極13a,
13b,13cを形成している。また、14は例えば銅
又は銅合金からなる断面略コ字形の金属シャーシであ
り、金属シャーシ14は長方形で平面形に形成した放射
部15と、放射部15の短辺側の両端から下方に垂直に
折り曲げた2つの固定部16,17とを有し、固定部1
6の先端には、給電端子18及びグランド端子19を一
体に形成している。ここで、固定部16は、固定部17
より給電端子18及びグランド端子19を設ける分短く
形成され、給電端子18及びグランド端子19を含む固
定部16と固定部17の長さは、誘電体基板11の厚み
に比べて大きく設定されている。
【0011】そして、金属シャーシ14の内部に、誘電
体基板11を挿入し、誘電体基板11の短辺側の側面
を、金属シャーシ14の固定部16,17の内側に当接
するとともに、金属シャーシ14の放射部15と、誘電
体基板11の表面との間に空間20を設け、誘電体基板
11の接続電極13aと金属シャーシ14の固定部1
7、及び、誘電体基板11の接続電極13b,13cと
金属シャーシ14の給電端子18,グランド端子19と
をはんだで接合して、アンテナ3を構成している。
【0012】その後、アンテナ3を、回路基板2に載置
し、グランド電極12,12及びグランド端子19と、
グランドパターン2cとをはんだ付けし、給電端子18
と給電線2bとをはんだ付けして表面実装する。
【0013】このように構成したアンテナ3は、金属シ
ャーシ14の放射部15に流れる高周波電流が、図3に
示すように、給電端子18からその対向する側面にかけ
て流れ、この高周波電流の回りに磁界が発生し、その磁
界の回りに電界が発生して放射部15より電波を放射す
る。このとき、金属シャーシ14の放射部15と誘電体
基板11の表面との間に空間20を設けているため、磁
界によりグランド面に発生する渦電流が抑制されるとと
もに、電界が誘電体基板11の内部に集中しにくくな
る。したがって、電波の放射効率が向上してアンテナ3
の利得が高まり、小型のアンテナでも十分な利得が確保
できる。
【0014】また、電波を送受信する放射部15に金属
を用いているため、アンテナ3の抵抗成分が小さくなる
とともに、熱容量が大きくなってジュール損が減少し、
よりアンテナ3の利得が向上する。また、アンテナ3
は、側面にグランド電極12,給電端子18及びグラン
ド端子19を形成し、誘電体基板11の底面を平坦にし
ているため、アンテナ3を回路基板2に表面実装するこ
とができる。
【0015】アンテナ3の具体例として、長さ10m
m,幅6.3mm,高さ4mmの形状で、共振周波数が
1.9GHzのアンテナの指向特性を図4に示す。図4
において、最大利得が−1dBという良好な値を示して
おり、小型でも高い利得が得られている。また、−18
0°の人体方向では利得が10dB以上減衰しており、
送信出力を1/10以下に低下することができる。
【0016】このように構成した携帯電話機1は、送信
用にアンテナ3を回路基板2に表面実装することによ
り、アンテナ3の送信電波の放射経路と人体の間に介在
した回路基板2のグランドパターン2aにより、人体方
向の送信電波がシールドされ送信出力が減衰し人体に与
える影響が軽減する。また、アンテナ3が小型で回路基
板2に表面実装することができるため、アンテナ3の取
り付け位置が制約されない。さらに、受信用としてアン
テナ3とホイップアンテナ4とでダイバーシティ装置を
構成することにより、高感度で良好な受信性能を得るこ
とができる。
【0017】なお、回路基板2は、グランドパターン2
aを内蔵する多層回路基板を用いることができる。ま
た、グランドパターン2aは、アンテナ3が取り付けら
れている面に形成してもよく、すなわち、アンテナ3か
ら人体方向の送信電波の放射経路にグランドパターン2
aを介在させることにより、送信出力を減衰することが
可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる移
動体通信機によれば、移動体通信機本体に内蔵された表
面実装型アンテナの送信電波が、回路基板のグランドパ
ターンによりシールドされるため、人体方向の送信出力
が減衰し、送信電波による人体に与える影響を軽減した
移動体通信機を提供することができる。
【0019】また、内蔵された表面実装型アンテナは、
放射部に金属シャーシを用い、誘電体基板との間に空間
を設けているため、アンテナの利得が大きくなり、アン
テナを小型にすることができる。その結果、アンテナの
取り付け位置に制約を受けないため、移動体通信機本体
内の最適な位置に取り付けることができ、人体方向の電
波を十分にシールドすることができる。さらに、移動体
通信機の設計が容易になり、移動体通信機の小型化に寄
与するものである。
【0020】また、受信用として内蔵された表面実装型
アンテナとホイップアンテナとでダイバーシティ装置を
構成することにより、高感度で良好な受信性能を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による移動体通信機を示す部分
断面図である。
【図2】図1の移動体通信機に用いる表面実装型アンテ
ナの斜視図である。
【図3】図2の表面実装型アンテナの金属シャーシ上を
流れる高周波電流の方向を示す平面図である。
【図4】図2の表面実装型アンテナの指向特性図であ
る。
【図5】従来の移動体通信機の部分断面斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 1a 携帯電話機本体 2 回路基板 2a,2c グランドパターン 2b 給電線 3 アンテナ 4 ホイップアンテナ 11 誘電体基板 12 グランド電極 14 金属シャーシ 15 放射部 16,17 固定部 18 給電端子 19 グランド端子 20 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01Q 17/00 21/28 H04B 7/08 A 4229−5K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイバーシティ装置を有する移動体通信
    機において、ホイップアンテナと、グランドパターンを
    有する回路基板の一方の面に取り付けられた表面実装型
    アンテナとでダイバーシティ装置を構成するとともに、
    前記表面実装型アンテナを送信用としたことを特徴とす
    る移動体通信機。
  2. 【請求項2】 前記表面実装型アンテナが、放射部と、
    該放射部の端部から下方に形成された固定部と、該固定
    部の一方の先端と一体に形成された給電端子及びグラン
    ド端子とからなる断面略コ字形の金属シャーシと、該金
    属シャーシ内に空間を設けて取り付けられた、側面にグ
    ランド電極を有する誘電体基板とで構成されたことを特
    徴とする請求項1記載の移動体通信機。
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US08/239,022 US5530919A (en) 1993-10-12 1994-05-06 Mobile communicator with means for attenuating transmitted output toward the user
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EP94107320A EP0648023B1 (en) 1993-10-12 1994-05-10 Portable communicator with diversity reception

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6064863A (en) * 1996-11-18 2000-05-16 Nec Corporation Constitution of protrusible external and fixed internal antenna for radio portable remote terminal device
JP2002171112A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Kyocera Corp 携帯電話機
KR20030010261A (ko) * 2001-07-26 2003-02-05 에스케이 텔레콤주식회사 루프 안테나를 갖는 휴대폰
KR100493073B1 (ko) * 2002-12-06 2005-06-02 삼성전자주식회사 휴대용 무선 단말기의 안테나 장치
KR100498936B1 (ko) * 2002-11-15 2005-07-04 삼성전자주식회사 휴대용 무선 단말기의 다이버시티 안테나 장치

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