JP2002280828A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2002280828A
JP2002280828A JP2001080783A JP2001080783A JP2002280828A JP 2002280828 A JP2002280828 A JP 2002280828A JP 2001080783 A JP2001080783 A JP 2001080783A JP 2001080783 A JP2001080783 A JP 2001080783A JP 2002280828 A JP2002280828 A JP 2002280828A
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antenna
line
folded dipole
meander
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JP2001080783A
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Hideo Suyama
英夫 陶山
Kazumi Yoshida
一三 吉田
Yoichi Ito
洋一 伊藤
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JAPAN TOTAL DESIGN COMM CO Ltd
JAPAN TOTAL DESIGN COMMUNICATION CO Ltd
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EE C II TEC KK
JAPAN TOTAL DESIGN COMM CO Ltd
JAPAN TOTAL DESIGN COMMUNICATION CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小寸法の薄い構成で、偏波ダイバーシティア
ンテナあるいは双方向性の円偏波アンテナにする。 【解決手段】 2つのL形状でメアンダライン状の折り
返しダイポールアンテナ20と21を、それらの中心軸
22、23が直交する配置で誘電体の基板11に設け、
インピーダンス変換比が1以下の平衡ー不平衡変換回路
32、33を介して並列に接続し、偏波ダイバーシティ
アンテナを構成する。あるいは、片方の平衡ー不平衡変
換回路32に90度位相遅延回路を直列に接続し、他方
の平衡ー不平衡変換回路33と並列に接続し、円偏波ア
ンテナを構成する。2つの平衡ー不平衡変換回路32、
33と90度位相遅延回路をマイクロストリップライン
で誘電体の基板11に形成してもよい。マイクロストリ
ップラインの少なくとも片側に地導体を誘電体を介して
対向させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器やカード
に搭載する偏波ダイバーシティアンテナあるいは円偏波
アンテナの機能を有する小さい寸法のアンテナ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アンテナを2つを用いてアンテナダイバ
ーシティを形成するのには、スペースダイバーシティや
偏波ダイバーシティおよび指向性ダイバーシティがあ
る。偏波ダイバーシティと指向性ダイバーシティは、ほ
ぼ同様なアンテナの形態と効果であるため偏波ダイバー
シティで考える。スペースダイバーシティは2つのアン
テナを半波長程度離して相関係数を0.5以下に小さく
する必要があり、2.4ギガヘルツでは60mmほどの
アンテナ間隔となるため、小寸法に収めるには限界があ
る。
【0003】直線偏波の電波を送受信する2つのアンテ
ナを、最大利得の方向を直交させる構成でアンテナ間隔
を小さくする偏波ダイバーシティのダイバーシティアン
テナが従来から提案されている。携帯電話機では、受信
を目的に、ホイップアンテナと逆F型アンテナなどで偏
波ダイバーシティのアンテナ構成を用いるものもあっ
た。しかし、誘電体の基板に形成するなどの、薄く小寸
法の偏波ダイバーシティアンテナで比帯域幅やインピー
ダンス値の選択範囲で十分なものはない。
【0004】円偏波アンテナは、従来からヘリカルアン
テナ、マイクロストリップアンテナおよびクロスダイポ
ールアンテナが用いられている。GPS(全世界測位シ
ステム)に用いる小型アンテナにはマイクロストリップ
アンテナが主に用いられてきた。理由として、比較的小
さい寸法で、厚さも薄くすることが可能なためである。
【0005】図8(a)で示されるマイクロストリップ
アンテナ1を携帯電話機等の携帯用のGPSアンテナに
用いるには20mm平方から16mm平方ほどの小寸法
が求められる。小型化するためには比誘電率の大きい誘
電体の基板2を用いる必要があるが、比誘電率のばらつ
きによる共振周波数のばらつきが問題になる。誘電体の
基板2の表面に形成された電極3に給電端4で給電さ
れ、裏面全体にアースである地導体が設けられる。した
がって、マイクロストリップアンテナ1は地導体と反対
方向の単向性を有する。また図8(b)で示すように、
マイクロストリップアンテナ1の誘電体の比誘電率を大
きくして小型化するほど利得が低くなり、比帯域幅も小
さくなる。比帯域幅が小さくなることと、共振周波数の
ばらつきが大きくなることで製造で調整することが難し
い。(日経エレクトロニクス、1998年7ー13号の
記事より引用)
【0006】また、比誘電率の大きいセラミックを用い
るとマイクロストリップアンテナのコストが高くなる。
マイクロストリップアンテナは円形状等の異なる形状
や、給電を1箇所あるいは2箇所からマイクロストリッ
プラインで行うなどの差はあれども、マイクロストリッ
プアンテナの円偏波アンテナとしての基本的特性や、小
型化に伴う特性の劣化は同じ傾向を示す。
【0007】図9(a)で示されるクロスダイポールア
ンテナ5は、90度の位相差で送受信回路に接続される
2つのダイポールアンテナ6、7を直交させて配置す
る。2つのダイポールアンテナ6、7は直線形状で長
く、クロスダイポールアンテナ5が大きくなる。2つの
ダイポールアンテナ6、7を直交したまま中心をずらす
構成も可能であるが、大きさ自体の改善はなされない。
また、比帯域幅を大きくするには、図9(b)で示すよ
うにV形状の導体8、9を対構成にしたダイポールアン
テナを用いて、反射板10を4分の1波長の距離に配置
する構成のクロスダイポールアンテナがあるが、全体が
厚いアンテナになり、電波の進行方向がアンテナ形成面
に対して平行に近づくほど偏波軸比がかなり1より小さ
くなる。偏波軸比が1とは円偏波を意味し、偏波軸比が
1より小さいと楕円偏波となる。
【0008】クロスダイポールアンテナ5の2つのダイ
ポールアンテナ6、7はそれぞれ70オームほどのイン
ピーダンスを有し、並列に接続することで35オームほ
どになる。ダイポールアンテナを、比誘電率の大きい基
板に導体パターンで形成したり、アンテナ長を短縮化し
て並列に接続した場合、アンテナのインピーダンスは3
0オーム以下になり、50オームの送受信回路のインピ
ーダンスと整合しにくい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】携帯機器等に搭載する
ために、小寸法で薄くしても比較的に大きい比帯域幅と
利得を有する偏波ダイバーシティアンテナ、あるいは共
振周波数のばらつきが小さく、偏波軸比が大きい双向性
の円偏波アンテナを可能にする。また、アンテナの入力
インピーダンスの実用的な値の選択を可能にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のアンテナ装置はメアンダライン状の対構成
の導体パターンで折り返しダイポールアンテナを形成し
てアンテナ長を短くする。また、折り返しダイポールア
ンテナをL形状に形成し、2つの折り返しダイポールア
ンテナの中心軸を直交させて誘電体の基板の平行な面に
配置する。この中心軸は、2つのL形状の折り返しダイ
ポールアンテナを配置した構成での個々のL形状の折り
返しダイポールアンテナの最大利得を示す方向と一致さ
せる。折り返しダイポールアンテナが形成された面と平
行な面内で、個々のL形状の折り返しダイポールアンテ
ナの中心軸に直交する2つの方向の直線偏波の電波を最
も効率よく送受信する。
【0011】直交した中心軸を有する2つのL形状のメ
アンダライン状の折り返しダイポールアンテナで、それ
ぞれの給電端に接続した独立の2つの平衡ー不平衡変換
回路の不平衡端子を並列に接続して、全体として偏波ダ
イバーシティアンテナを構成する。アンテナのインピー
ダンスは、ほぼ同じインピーダンスを有する2つのL形
状でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナの
インピーダンスの半分になる。100オーム以上のイン
ピーダンスを有するL形状でメアンダライン状の折り返
しダイポールアンテナに対応するため、インピーダンス
変換比が1以下の平衡ー不平衡変換回路を用いて、並列
接続後のインピーダンスを50オーム程度にする。
【0012】2つのL形状でメアンダライン状の折り返
しダイポールアンテナで、それぞれの給電端に2つの独
立の平衡ー不平衡変換回路を接続し、それぞれの平衡ー
不平衡変換回路の不平衡端子を並列に接続することで偏
波ダイバーシティアンテナを構成する。あるいは、さら
に一方の平衡ー不平衡変換回路の不平衡端子に90度位
相遅延回路を直列に接続し、他方の平衡ー不平衡変換回
路の不平衡端子と並列に接続して円偏波アンテナを構成
する。
【0013】L形状でメアンダライン状の折り返しダイ
ポールアンテナを1つの面で形成するのと異なり、メア
ンダライン状の導体パターンを誘電体を間に介して2つ
の平行な面で対向させて形成してもよい。2つの平行な
面に対向して形成されたメアンダライン状の対構成の導
体パターンの端部を誘電体の基板を貫通して電気的に短
絡する。1の面に給電端を設け、2の面ではメアンダラ
イン状の導体パターンを連続させて折り返しダイポール
アンテナを構成する。対向するメアンダライン状の導体
パターンの間隔は、メアンダライン状の導体パターンの
ピッチ間隔より小さくするとよい。
【0014】2つのメアンダライン状の対構成の導体パ
ターンの片方の軸を共通にして、メアンダライン状の対
構成の導体パターンの片方の端部を近接させて配置す
る。それぞれのメアンダライン状の対構成の導体パター
ンを方形状の誘電体の基板の側辺に沿ってほぼ平行に配
置する。配置された導体パターンの内側に他の素子を配
置したり、地導体やマイクロストリップラインで平衡ー
不平衡変換回路や90度位相遅延回路を形成する。
【0015】2つのL形状の折り返しダイポールアンテ
ナの対構成のメアンダライン状の導体パターンを、ピッ
チや幅あるいは長さなどで異なる形状に形成し、2つの
L形状の折り返しダイポールアンテナの最大利得方向と
一致させた中心軸が直交するように対構成のメアンダラ
イン状の導体パターンを配置する。
【0016】L形状でメアンダライン状の折り返しダイ
ポールアンテナの給電端に接続する2つのコイル状の導
体パターンを三角形に近似した形状で形成し、他端を地
導体に接続し、L形状でメアンダライン状の折り返しダ
イポールアンテナの中心軸に対してほぼ対称に配置す
る。給電端に接続した三角形近似のコイル状の導体パタ
ーンに誘電体を介して対向するほぼ同形状の三角形近似
の2つのコイル状の導体パターンを、折り返しダイポー
ルアンテナの中心軸に対してほぼ対称に配置して直列に
接続し、一端を不平衡端子とする。2組の対向する三角
形近似のコイル状の導体パターンはトランス結合で平衡
ー不平衡変換回路を構成する。
【0017】マイクロストリップラインで形成される三
角形近似のコイル状の導体パターンを対向させてトラン
ス結合で構成する平衡ー不平衡変換回路は、対向する三
角形近似のコイル状の導体パターンの巻き数の比を変え
ることで平衡側と不平衡側のインピーダンス比を変える
構成にする。平衡側のインピーダンスが不平衡側のイン
ピーダンスより大きい場合に、1以下のインピーダンス
変換比で対応するには、給電端に接続した平衡側の三角
形近似のコイル状の導体パターンの巻き数を、対向する
不平衡側の三角形近似のコイル状の導体パターンの巻き
数より多くする。
【0018】あるいは、マイクロストリップラインを2
箇所の給電端から非平行に広げて引き出し、片方のマイ
クロストリップラインを複数箇所で屈曲させて連続さ
せ、対象周波数の2分の1波長の電気長相当の長さに形
成して、他方のマイクロストリップラインの端と連結
し、全体として平衡ー不平衡変換回路を形成する。ただ
しインピーダンス変換比が4:1ほどであり、並列接続
後のインピーダンスは50オームより相当小さいインピ
ーダンスの値になる。
【0019】また、円偏波アンテナに適用するための9
0度位相遅延回路を、マイクロストリップラインを複数
箇所で屈曲させ連続して構成するとよい。マイクロスト
リップラインで形成する90度位相遅延回路や平衡ー不
平衡変換回路を小面積にするためには、誘電体の基板を
介して少なくとも片方を地導体で覆い対向させる。折り
返しダイポールアンテナの対構成のメアンダライン状の
導体パターンに対向する部分には地導体を設けない。折
り返しダイポールアンテナの給電端の近傍で、地導体を
対構成のメアンダライン状の導体パターンに近づけて
も、他の部分では、地導体は対構成のメアンダライン状
の導体パターンからより離して配置するのがよい。
【0020】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を、実施例の図
面を参照して説明する。図1は本発明の実施例を示す。
誘電体の基板11にメアンダライン状の導体パターン1
2、13、14、15と16、17、18、19で構成
した2つのL形状でメアンダライン状の折り返しダイポ
ールアンテナ20と21の中心軸22と23を直交させ
る。メアンダライン状の導体パターン12、13と1
6、17を給電端24、25と給電端26、27を中心
にして対構成に配置する。また、メアンダライン状の導
体パターン14と15、および18と19を連続させ、
メアンダライン状の導体パターン12と13、および1
6、17に入れ込んで配置し、端部28、29および3
0、31で電気的に短絡する。
【0021】L形状のメアンダライン状の折り返しダイ
ポールアンテナ20と21を並列に接続してダイバーシ
ティアンテナあるいは円偏波アンテナとして動作させる
ためには、平衡型のアンテナであるL形状でメアンダラ
イン状の折り返しダイポールアンテナ20と21を不平
衡型に変換する必要がある。給電端24、25および2
6、27に2つの独立の平衡ー不平衡変換回路を接続
し、2つの独立の平衡ー不平衡変換回路32、33の不
平衡端子34、35を送受信回路に対して位相差なく接
続するとよい。2つのL形状でメアンダ状の折り返しダ
イポールアンテナ20、21を並列に接続することで偏
波ダイバーシティアンテナを構成する。偏波ダイバーシ
ティアンテナとして動作させるため、L形状でメアンダ
ライン状の折り返しダイポールアンテナ20と21の給
電端24、25と26、27をほぼ同位相にする必要が
ある。
【0022】あるいは、図2の実施例で示すように、給
電端24、25および26、27に2つの独立の平衡ー
不平衡変換回路32、33を接続し、一方の平衡ー不平
衡変換回路32の不平衡端子34に90度位相遅延回路
36を接続して、その端子37と他方の平衡ー不平衡変
換回路33の不平衡端子35とを接続する。2つのL形
状でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナを
並列に接続し、給電端24、25と給電端26、27で
90度の位相差を設けて円偏波アンテナを構成する。端
子37と不平衡端子35は同位相にする。図1と対応す
る部分は、図2でも同じ符号で示す。2つのL形状でメ
アンダライン状の折り返しダイポールアンテナ20、2
1の中心は離して配置されるが、対象周波数の波長に較
べて小さい間隔にすることで、円偏波アンテナとしての
偏波軸比への影響を小さくする。
【0023】L形状でメアンダライン状の折り返しダイ
ポールアンテナ20、21は、150オームほどのイン
ピーダンスを有する。平衡ー不平衡変換回路32、33
を介して並列に接続し、インピーダンスを50オームほ
どにするには、平衡側と不平衡側のインピーダンス変換
比が1以下である3:2の平衡ー不平衡変換回路を用い
る必要がある。
【0024】図3は、本発明の他の実施例を示す。L形
状のメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ3
7、38を誘電体の基板39の2つの平行な面に形成す
る。メアンダライン状の導体パターン40、41と4
2、43および44、45と46、47を誘電体の基板
39を間に介して対向させて2つの平行な面に設ける。
1の面に給電端48、49と50、51を配置し、端5
2、53および54、55を誘電体の基板39を貫通し
て電気的に短絡して、2の面で対向するメアンダライン
状の導体パターン42と43および46と47を連続さ
せる。給電端48と49および給電端50と51の間は
誘電体の基板39を間に介して導通されたL形状でメア
ンダライン状の折り返しダイポールアンテナ37、38
となる。
【0025】給電端48、49および給電端50、51
に2つの独立した平衡ー不平衡変換回路を接続し、2つ
のL形状でメアンダライン状の折り返しダイポールアン
テナ37、38を並列に接続することで偏波ダイバーシ
ティアンテナとなる。また、片方の平衡ー不平衡変換回
路に90度位相遅延回路を直列に接続し、2つのL形状
でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ3
7、38を並列に接続することで円偏波アンテナとな
る。
【0026】図1と図2の実施例で示すL形状でメアン
ダライン状の折り返しダイポールアンテナ20、21
は、中心軸22、23に直交し、誘電体の基板11の面
と平行な直線状のダイポールアンテナと最大利得の方向
は同じであり、近似した放射パターンを有する。2つの
L形状でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテ
ナ37と38を等価的な直線状のダイポールアンテナに
置き換えると、それらの中心は、中心軸22、23と、
対構成の導体パターン12、13および16、17の中
間を結んだ線の交点と近似した位置になる。
【0027】図1と図2のL形状でメアンダライン状の
折り返しダイポールアンテナ20あるいは21の放射パ
ターンを図4で示す。標準アンテナである半波長の直線
状ダイポールアンテナの放射パターン56に較べて、L
形状でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ
20、21の放射パターン57は、最大利得の方向は同
じ方向で放射パターンの形状も似ている。最大利得は3
dBほど小さいが(−3dBd)、最小利得であるヌル
点では7dBほど大きい。L形状でメアンダライン状の
折り返しダイポールアンテナ20、21の放射パターン
57は相対的に広い指向特性を有する。図3のL形状で
メアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ37、
38もほぼ同様な放射パターンと利得を有す。
【0028】図1と図2で示した本発明のアンテナ装置
は、2つのL形状でメアンダライン状の折り返しダイポ
ールアンテナ20と21が形成された面に平行で、中心
軸22あるいは23と直交する方向の直線偏波の電波を
最も効率よく送受信する偏波ダイバーシティアンテナと
して機能する。図4で示したように、L形状でメアンダ
ライン状の折り返しダイポールアンテナ20と21が個
々に相対的に広い指向特性を有すると同時に、直交され
て配置されて偏波ダイバーシティアンテナとして用いら
れることでさらに広い指向特性を示す。ブルートゥース
規格のような短距離無線のように、広い指向特性で機器
間の相互接続性を確保する必要がある場合には、図1と
図3で示した本発明のアンテナ装置が有効になる。
【0029】さらに、L形状でメアンダライン状の折り
返しダイポールアンテナの比帯域幅は4%ほどで、円偏
波アンテナとして用いると、小型のマイクロストリップ
アンテナに較べて比帯域幅が広い。図2の2つのL形状
でメアンダライン状のダイポールアンテナ20と21
は、円偏波の電波が到来する方向が垂直方向から傾いて
も偏波軸比が0.7以上の値を有する。この値は、図9
(b)のV形状の導体8、9と反射板10で構成される
従来のクロスダイポールアンテナに較べて、方向依存の
少ない偏波軸比を有する。比帯域幅が大きいことは、使
用環境の変化や製造上でのアンテナの共振周波数のばら
つきを吸収することを可能にする。
【0030】ただし、図2のL形状でメアンダライン状
の折り返しダイポールアンテナ20と21の中心(中心
軸と対構成の導体パターンの中間を結んだ線との交点)
の間隔を対象周波数の波長に較べて小さくすることが必
要で、図2の本発明の実施例では1.575GHzの波
長190mmに対して12分の1の16mmほどにして
いる。円偏波の電波の到来する方向が前記2つの中心を
結んだ直線方向に平行に近づく方向ほど、また2つのL
形状でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ
20、21が形成された面の垂直方向から傾いた方向か
ら円偏波の電波が入るほど偏波軸比が1.0からより小
さい値になる。図2の本発明の円偏波アンテナは実用的
な偏波軸比を有する。図3の実施例を円偏波アンテナに
適用した場合にもほぼ同様な結果になる。
【0031】図1、図2および図3で示した、L形状で
メアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ20、
21および37、38の利得は比較的大きいため、図8
の従来の円偏波アンテナであるマイクロストリップアン
テナ1を、20mm平方より小さい寸法にするものに較
べて相対的に大きい利得を得ることができる。2つのL
形状でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ
20、21および37、38に対向する部分にはアース
である地導体を設けない。結果として、図2と図3で示
した本発明の円偏波アンテナは、誘電体基板11あるい
は39に垂直な方向に最大利得を有する双向性を有する
ことになる。この双向性の特性は、アンテナ装置を携帯
電話機に搭載して所有者の所在地を第三者が知る必要が
ある場合に、携帯電話機の表裏の向きを問わずにGPS
用のアンテナとして機能することができる利点にもな
る。
【0032】図1、図2および図3の実施例で示したよ
うに、2つのL形状でメアンダライン状の折り返しダイ
ポールアンテナ20と21、あるいは37と38の対構
成のメアンダライン状の導体パターンの片方の軸を共通
にし、片方の端部を近接させて配置することで、本発明
のアンテナ装置の配置される寸法を15mm×32mm
ほどの横長の小さい寸法にしている。横長に誘電体の基
板の端部に配置することで、携帯機器に内蔵し、カード
に搭載する用途に適用しやすい。片方の端部の近接間隔
は3mm以上にするとよい。
【0033】図1、図2および図3で示したL形状のメ
アンダライン状の折り返しダイポールアンテナ20、2
1および37、38の対構成のメアンダライン状の導体
パターンを、給電端に対して非対称な構成にしてもよ
い。対象周波数に対して、メアンダライン状の導体パタ
ーンのピッチ、幅によってアンテナ長やインピーダンス
が変わる。当然ながら最大利得の方向に対応する中心軸
は、対構成のメアンダライン状の導体パターンの2つの
軸のなす角の中心から少しずれる場合もある。本発明の
アンテナ装置は非対称な対構成のメアンダライン状の導
体パターンを用いる場合も含める。
【0034】図5は、本発明の他の実施例を示す。図3
の実施例で示したL形状でメアンダライン状の折り返し
ダイポールアンテナ37、38の構成と配置を同様にす
る。片方のL形状でメアンダライン状の折り返しダイポ
ールアンテナ58、59の給電端60、61および6
2、63に平衡ー不平衡変換回路64、65を接続す
る。対向するコイル状の導体パターンのトランス結合で
構成した平衡ー不平衡変換回路を用いる。片方の平衡ー
不平衡変換回路64については、2つの三角形近似のコ
イル状の導体線パターン66、67をL形状のメアンダ
ライン状の折り返しダイポールアンテナ58の中心軸6
8に対してほぼ対称に配置し、一方の端を給電端60、
61に接続し、他方の端69、70を地導体に接続す
る。三角形近似のコイル状の導体パターン66、67に
誘電体の基板71を介して対向する2つの三角形近似の
コイル状の導体パターン72、73を中心軸68に対し
てほぼ対称に配置し、直列に接続して一端を不平衡端子
74とする。
【0035】対向する三角形近似のコイル状の導体パタ
ーン66と72および67と73の巻き数を同じにする
とほぼ1:1のインピーダンス変換比となり、巻き数比
を変えることでインピーダンス変換比が1:1と異なる
ものになる。対向するコイル状の導体パターン66、6
7、72および73を誘電体を介して覆う形状の地導体
を配置することで、コイル状の導体パターン66、6
7、72および73を形成するマイクロストリップライ
ン全体の形状を小さくでき、電磁波の漏れが小さくでき
る。平衡ー不平衡変換回路59についても同様のインピ
ーダンス変換および効果となる。2つのL形状でメアン
ダライン状の折り返しダイポールアンテナ58、59が
150オームのインピーダンスの場合、3:2のインピ
ーダンス変換比の平衡ー不平衡変換回路64、65を介
して不平衡端子74、75で並列に接続すると、50オ
ームのインピーダンスになる。
【0036】図6は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。迂回ラインの平衡ー不平衡変換回路を用いた実施
例である。L形状でメアンダライン状の折り返しダイポ
ールアンテナ76、77を、中心軸78、79を直交さ
せて誘電体の基板80に設ける。マイクロストリップラ
イン81、82および83、84を給電端85、86お
よび87、88から非平行に引き出す。片方のマイクロ
ストリップライン81と83を複数箇所で屈曲させ連続
させて、全体の電気長を対象周波数の2分の1波長相当
にして、他方のマイクロストリップライン82と84に
連結して迂回ラインの平衡ー不平衡変換回路89、90
を構成する。マイクロストリップライン81、82、8
3および84に誘電体の基板80を間に介して、少なく
とも片側に地導体93を設ける。2つの迂回ラインの平
衡ー不平衡変換回路89、90の不平衡端子91、92
を並列に接続することで偏波ダイバーシティアンテナを
構成する。
【0037】迂回ラインの平衡ー不平衡変換回路89、
90で、L形状でメアンダライン状の折り返しダイポー
ルアンテナ76、77のインピーダンスを4分の1ほど
のインピーダンスに変換して不平衡端子91、92とし
て取り出す。不平衡端子91と92を並列に接続してさ
らに2分の1のインピーダンスになる。個々のL形状で
メアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ76、
77のインピーダンスが150オームの場合には、アン
テナ装置全体では20オーム以下になる。このインピー
ダンスは送受信回路が50オームのインピーダンスの場
合には整合をとりにくい。
【0038】図7は、本発明のアンテナ装置を円偏波ア
ンテナとして用いた実施例を示すものである。図6の実
施例と対応する箇所には同じ符号をつける。2つのL形
状でメアンダライン状の折り返しダイポールアンテナ7
6、77の給電端85、86および87、88にマイク
ロストリップライン81、82および83、84で形成
した2つの迂回ラインの平衡ー不平衡変換回路89、9
0を接続する。一方の迂回ラインの平衡ー不平衡変換回
路89の不平衡端子91に、複数箇所で屈曲させた対象
周波数の4分の1波長の電気長相当のマイクロストリッ
プライン93で形成した90度位相遅延回路94を直列
に接続し、他方の迂回ラインの平衡ー不平衡変換回路9
0の不平衡端子92と並列に接続する。図2の実施例で
もすでに記述したが、誘電体の基板80に形成した2つ
のL形状でメアンダライン状の折り返しダイポールアン
テナ76、77で構成される円偏波アンテナは、誘電体
の基板80に垂直な方向に最大利得を有する双向性の放
射特性を示す。
【0039】マイクロストリップライン81、82、8
3、84、および93に、誘電体を介して対向して覆う
アースの地導体93を少なくとも片方に配置して構成す
る。地導体93は、給電端85、86および87、88
の近傍で対構成のメアンダライン状の導体パターンに近
づけても、給電端85、86および87、88の近傍以
外の箇所では地導体93はL形状のメアンダライン状の
折り返しダイポールアンテナ76、77を構成する対構
成の導体パターンから可能なかぎり離すとよい。
【0040】50オームの特性インピーダンスに対応す
るためには、マイクロストリップラインの幅が0.2ミ
リメートルほどの場合には、0.4ミリメートル以下の
厚さの誘電体の基板を介して片側に地導体を対向させる
とよい。幅が0.1ミリメートルより狭い場合には誘電
体の基板を介して両側に地導体を対向配置させてもよ
い。さらに大きい特性インピーダンスに対応するために
も、少なくとも片側に地導体を設けてマイクロストリッ
プラインを構成する必要がある。
【0041】本発明のアンテナ装置に用いる誘電体の基
板は、必ずしも大きい比誘電率のセラミック基板を用い
る必要がない。ギガヘルツ帯での誘電体損失が比較的小
さい高分子とガラスクロスなどで構成した誘電体の基板
で対応できる。8図の従来例で示したマイクロストリッ
プアンテナでは、アンテナの小型化をはかるには比誘電
率20以上の誘電体を用いる必要があり、セラミックを
選択せざるを得なくなる。本発明のアンテナ装置はプリ
ント基板に一体化することができる。また、実施例のよ
うに、誘電体基板の側辺に沿ってアンテナを配置できる
ことで、アンテナの実効的な占有面積を小さくできる。
さらに、共振周波数のばらつきが小さい。
【0042】本発明のアンテナ装置をカードに適用する
とよい。カードは携帯機器などのスロットに挿入して使
用する。カードの非挿入側の端部に2つのL形状でメア
ンダライン状の折り返しダイポールアンテナを配置し
て、挿入時に機器の外側にアンテナを出す構成にでき
る。偏波ダイバーシティアンテナとして使用すること
で、広い指向性を有することができる。パーソナルコン
ピュータの側部のスロットに挿入して用いる場合などの
目的に適応するため、カードの非挿入側の端部の角度を
変えることができる勘合構成にしてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】小さい寸法で、厚さの薄い偏波ダイバーシ
ティアンテナあるいは円偏波アンテナができ、比較的大
きい比帯域幅と利得を得ることができる。
【0045】偏波ダイバーシテイアンテナの構成をとる
ことによる広い指向特性で短距離無線通信での機器間の
接続性を確保しやすい。
【0046】偏波軸比を小さくせずに双向性を有する円
偏波アンテナにすることができる。携帯電話機に用いた
場合、裏表の向きに依存せずに測位できる。
【0047】L形状でメアンダライン状の折り返しダイ
ポールアンテナを並列に接続し、平衡ー不平衡変換回路
のインピーダンス変換比を1以下にすることで、送受信
回路の50オームのインピーダンスと整合しやすい。
【0048】誘電体基板は非誘電率が4.0程度のもの
でも小型化でき、プリント基板に一体化することができ
るため実装が容易で、共振周波数のばらつきが小さいこ
とと合わせて低コスト化しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏波ダイバーシティアンテナの実施例
を示す。
【図2】本発明の円偏波アンテナの実施例を示す。
【図3】本発明の他の実施例を示す。
【図4】本発明の実施例の放射パターンを示す。
【図5】本発明の他の実施例を示す。
【図6】本発明の他の実施例を示す。
【図7】本発明の他の実施例を示す。
【図8】従来のマイクロストリップアンテナと特性を示
す。
【図9】従来のクロスダイポールアンテナを示す。
【符号の説明】
2、11、39、71、80 誘電体の基板 20、21、37、38、58、59、76、77
L形状のメアンダライ ン状ダイポールアンテナ 32、33、64、65、89、90 平衡ー平衡変
換回路 36、94 90度位相遅延回路 93 地導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 洋一 宮城県仙台市青葉区中山1丁目17−12 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA09 AB03 AB06 CA06 DB03 FA05 FA32 FA34 GA08 HA05 HA06 HA10 JA05 JA06 5J046 AA04 AB07 AB10 AB13 PA04 PA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電端を中心にメアンダライン状の対構
    成の導体パターンで形成したL形状の折り返しダイポー
    ルアンテナの2つを誘電体の基板に配し、2つのL形状
    でメアンダライン状の前記折り返しダイポールアンテナ
    の中心軸を直交させ、2つの独立の平衡ー不平衡変換回
    路を介して並列に接続し、前記平衡ー不平衡変換回路の
    インピーダンス変換比を1以下で構成することを特徴と
    するアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 一方の前記平衡ー不平衡変換回路に90
    度位相遅延回路を直列に接続し、他方の前記平衡ー不平
    衡変換回路と並列に接続して構成することを特徴とする
    請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 L形状の前記折り返しダイポールアンテ
    ナを、誘電体を間に介してメアンダライン状の導体パタ
    ーンを2つの平行な面に対向して設け、端部を前記誘電
    体の基板を貫通して電気的に短絡し、1の面に前記給電
    端を配置し、2の面にメアンダライン状の導体パターン
    を連続して構成することを特徴とする請求項1、2記載
    のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 2つのL形状でメアンダライン状の前記
    折り返しダイポールアンテナを、前記対構成の導体パタ
    ーンの片方の軸を共通にし、前記対構成の導体パターン
    の片方の端部を近接させて配置することを特徴とする請
    求項1、2および3記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 2つのL形状でメアンダライン状の前記
    折り返しダイポールアンテナを、前記対構成の導体パタ
    ーンを前記給電端を中心に異なる形状で形成し、放射パ
    ターンの最大利得に一致する軸を中心軸として配置する
    ことを特徴とする請求項1から3記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 L形状でメアンダライン状の2つの前記
    折り返しダイポールアンテナを、前記対構成の前記導体
    パターンの軸を方形の誘電体基板の側辺に近接させて平
    行に配置することを特徴とする請求項4記載のアンテナ
    装置。
  7. 【請求項7】 L形状でメアンダライン状の2つの前記
    折り返しダイポールアンテナの給電端に接続される前記
    平衡ー不平衡変換回路を、2組の三角形近似のコイル状
    の導体パターンのマイクロストリップラインを誘電体を
    間に介して対向して配置し、給電端に接続する2つの三
    角形近似の前記コイル状の導体パターンの端部を地導体
    に接続し、対向する2つの三角形近似の前記コイル状の
    導体パターンを直列に接続し、片方の端部を不平衡端子
    とする構成にすることを特徴とする請求項1、2記載の
    アンテナ装置。
  8. 【請求項8】 L形状でメアンダライン状の2つの前記
    折り返しダイポールアンテナの給電端に接続される前記
    平衡ー不平衡変換回路を、前記給電端の2箇所から2つ
    のマイクロストリップラインを非平行に引き出し、一方
    の前記マイクロストリップラインを複数箇所で屈曲して
    連続させ、他端で他方の前記マイクロストリップライン
    に連結して構成することを特徴とする請求項1、2記載
    のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 前記90度位相遅延回路をマイクロスト
    リップラインを複数箇所で屈曲して連続させて構成する
    ことを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 前記マイクロストリップラインの少な
    くとも片側を誘電体を介して覆う形状に地導体を配置
    し、前記地導体を前記L形状でメアンダライン状の折り
    返しダイポールアンテナに前記給電端の近傍で近接さ
    せ、前記給電端の近傍以外においては間隔を大きくして
    配置することを特徴とする請求項8、9記載のアンテナ
    装置。
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