JP2006324766A - 無線タグおよび無線タグのアンテナ特性の調整方法 - Google Patents

無線タグおよび無線タグのアンテナ特性の調整方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 アンテナの指向性を改善し通信距離を改善した無線タグおよび無線タグのアンテナ特性の調整方法を得る。
【解決手段】 アンテナ、およびICチップを有し、データを無線で送受信することが可能な無線タグにおいて、1周の長さが約1波長のループ構造を少なくとも2つ以上持つアンテナを用いることで指向性を持たせた無線タグであって、ICチップ2が接続されたダイポール型アンテナの上から、1辺の長さが1/2波長と1/4波長の長方形となるような無給電の長方形閉ループアンテナ8を重ねることで通信距離を延ばす無線タグとする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、RFIDタグの構造、および、その使用方法、特性改善方法に好適な、無線タグおよび無線タグのアンテナ特性の調整方法に関する。
情報を記憶できるICとアンテナからなる無線タグは、電磁波によって、質問器と呼ばれる無線機とデータを送受信することができる。電磁波によって通信するので、質問器との通信可能距離が長く、内部に電源を持たない無線タグは、半永久的に使用可能で、価格も比較的廉価であることから、バーコードの置き換え用途などに考えられている。
図9は、ダイポールアンテナを搭載した従来の無線タグの説明図である。また、図10は、折り返しダイポールアンテナを搭載した従来の無線タグの説明である。このように、一般的な無線タグは、ダイポールアンテナ(図9)や折り返しダイポールアンテナ(図10)にICチップを接続したものがよく用いられる。図9に示すように、3は誘電体基板であり、前記誘電体基板3の上にICチップ2とダイポールアンテナ100が搭載されている。また、図10に示すように、3は誘電体基板であり、前記誘電体基板3の上にICチップ2と、折り返しダイポールアンテナ200が搭載されている。特許文献1には、ダイポールアンテナとICチップが接続されたダイポール型無線タグを使用した物品管理システムについて 記載されている。
特開2004−50185号公報
しかし、従来の無線タグについて、実際の使用環境では、貼り付けた商品の誘電率や、周囲の金属の影響により、アンテナのインピーダンスが変化し、通信距離が短くなってしまう問題がある。その場合、質問器を無線タグに近づけて使用するか、実際の使用環境に最適化した無線タグのカスタム設計を新たに行う必要がある。
本発明の課題は、アンテナの指向性を改善してアンテナの通信距離を拡大させた無線タグおよび無線タグのアンテナ特性の調整方法を提供することである。
本発明は、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグであって、前記アンテナが、1周の長さが約1波長のループ構造を少なくとも2つ以上配置した構造であって、前記アンテナが、指向性を持つた無線タグとする。
また、本発明は、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグにおいて、前記アンテナは、ダイポールアンテナとICチップが接続されたダイポール型無線タグの上から、長辺の長さが1/2波長で、短辺の長さが1/4波長の長方形となるような無給電のループアンテナを重ねた構造であって、前記アンテナが通信距離を延ばす無線タグである。
即ち、本発明は、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグにおいて、前記アンテナが、1周の長さが約1波長のループ構造を少なくとも2つ以上配置した構造であって、前記アンテナが、指向性を持つた無線タグである。
また、本発明は、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグにおいて、前記アンテナは、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、1辺の長さが1/2波長と1/4波長の長方形となるような無給電のループアンテナを電気的に接続した構造であって、前記アンテナが通信距離を延ばす無線タグである。
また、本発明は、アンテナ、およびICチップを有し、データを無線で送受信することが可能な無線タグにおいて、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、軸の長さが1/2波長と1/4波長の楕円となる無給電のループアンテナを電気的に接続したことで通信距離を延ばす無線タグである。
また、本発明は、アンテナ、およびICチップを有し、データを無線で送受信することが可能な無線タグにおいて、ICチップが接続されたダイポール型アンテナの上から、1辺の長さが1/2波長と1/4波長の長方形となるような無給電のループアンテナを重ねることで通信距離を延ばす無線タグである。
また、本発明は、アンテナ、およびICチップを有し、データを無線で送受信することが可能な無線タグにおいて、ICチップが接続されたダイポール型アンテナの上から、軸の長さが1/2波長と1/4波長の楕円となるような無給電のループアンテナを重ねることで通信距離を延ばす無線タグである。ここで、前記ダイポール型アンテナは、ダイポールアンテナ、あるいは折り返しダイポールアンテナとする。
また、本発明は、前記の無線タグにおいて、前記ダイポールアンテナ、もしくは折り返しダイポールアンテナと無給電のループアンテナの重なる位置を調整することにより、アンテナの指向性を調整する無線タグである。
また、本発明は、前記無線タグにおいて、前記ダイポールアンテナ、もしくは折り返しダイポールアンテナと無給電のループアンテナとの高さ方向の距離を調整することにより、アンテナの指向性を調整できる無線タグである。
また、本発明は、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成する無線タグのアンテナ調整方法において、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、長辺がλ/2長、短辺がλ/4長の長方形閉ループアンテナ、あるいは長軸がλ/2長、短軸がλ/4長の楕円状のループアンテナとを、電気的に接続して、アンテナの指向性を調整する無線タグのアンテナ特性の調整方法である。
また、本発明は、前記ダイポール型アンテナを、ダイポールアンテナ、あるいは折り返しダイポールアンテナのいずれかとする無線タグのアンテナ特性の調整方法である。
また、本発明は、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成する無線タグのアンテナ調整方法において、ICチップが接続されたダイポール型アンテナの平面方向に、長辺がλ/2長、短辺がλ/4長の長方形閉ループアンテナ、あるいは、長軸がλ/2長、短軸がλ/4長の楕円状のループアンテナを重ねて移動するか、前記ダイポール型アンテナの平面と垂直方向に長辺がλ/2長、短辺がλ/4長の長方形閉ループアンテナ、あるいは長軸がλ/2長、短軸がλ/4長の楕円状のループアンテナを移動することによりアンテナの指向性を調整する無線タグのアンテナ特性の調整方法である。
また、本発明は、前記ダイポール型アンテナを、ダイポールアンテナあるいは、折り返しダイポールアンテナのいずれかとする無線タグのアンテナ特性の調整方法である。
本発明によれば、アンテナの指向性を改善してアンテナの通信距離を拡大させた無線タグおよび無線タグのアンテナの調整方法を提供できる。
本発明の無線タグは、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグであって、前記アンテナが、1周の長さが約1波長のループ構造を少なくとも2つ以上配置した構造である。ここで、前記ICチップは、無線タグとして、別に配置されたリーダライタとの間にて、データの受信、送信、制御などを行う機能を有する。
また、本発明の無線タグは、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグであって、前記アンテナは、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、前記ダイポール型アンテナの上に重ねた、長辺の長さが1/2波長で、短辺の長さが1/4波長の長方形の無給電のループアンテナとで構成された構造である。
また、本発明の無線タグは、アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグであって、前記アンテナは、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、前記ダイポールアンテナの上に重ねた、長軸の長さが1/2波長と、短軸の長さが1/4波長の楕円である無給電のループアンテナとで構成された構造である。
本発明の無線タグのアンテナ特性の調整方法は、前記アンテナが、1周の長さが約1波長のループ構造を少なくとも2つ以上配置した構造であって、ダイポールアンテナ、長方形ループアンテナ、あるいは楕円形ループアンテナとの重なる位置を調整することにより、無線タグの指向性を変化させる無線タグのアンテナ調整方法である。ここで、ダイポールアンテナは、単純なダイポールアンテナでも、折り返しダイポールアンテナのどちらであっても良い。
ここで、本発明のダイポールアンテナとループアンテナとの併合ループアンテナの構造について説明する。図1は、併合ループアンテナの構造を示す説明図である。図1において、併合ループアンテナ5は1辺(図1中にてaと示す)の長さがλ/2と、他辺(図1中にてbと示す)の長さがλ/4の長方形ループ形状の中央から給電され、辺aの中心に、ダイポール型アンテナの端部が接続される構造からなる。このとき、アンテナの電流分布6が、図1中の点線のようになるため、間隔λ/4の3素子アレーアンテナの電流分布と等価になり、所望の指向性が得られる。
図2は、図1に示したダイポールアンテナとループアンテナを併合した指向性パターンの一例を示すグラフである。図3は、本発明のアンテナの指向性の回転方向を示す図である。図2において、16はダイポールアンテナの指向性パターンであり、また17はループアンテナを併合した指向性パターンである。x方向について、ループアンテナを併合した指向性パターン17のアンテナの利得は、ダイポールアンテナの指向性パターン16のアンテナの利得より3dB改善されている。
併合ループアンテナを無線タグに用いることで、ダイポールアンテナと比較し、3dB程度アンテナ利得が得られ、通信距離を延ばすことが可能である。また、ダイポールアンテナ型のタグに対し、電気的に接続されないループ構造のアンテナを上から重ねたとしても、同様の効果が得られる。つまり、本発明のアンテナでは、ダイポールアンテナにループ構造のアンテナを重ねた構造としても良く、併合ループアンテナ型の無線タグを新たに作りなおす手間をかけずに、例えば、ループ構造のパターンを印刷したフィルムを上から重ねるだけで、通信距離を延ばすことが可能である。
(実施の形態1)
図4は、本発明の実施の形態1の無線タグの説明図である。図4に示すように、無線タグは、ガラスエポキシ基板からなる誘電体基板31上に、銅からなるアンテナパターンが形成されている。具体的には、ICチップ2とアンテナパターン9の一端が電気的に接続され、さらに長辺がλ/2長、短辺がλ/4長の長方形閉ループアンテナ8とアンテナパターン9の他端は接続点10で電気的に接続される。一方、アンテナパターン11の一端とICチップ2のグランド側が接続され、アンテナパターン11の他端と長方形閉ループ8は接続点12で電気的に接続される。
ここで、アンテナパターン9と、アンテナパターン11との長さの合計は、λ/4となっている。このように、単体でのダイポールアンテナの寸法が、長さλ/2から、図4のように長さλ/4に、短縮されたのは、長方形閉ループアンテナ8を、ダイポールアンテナに接続する事によって、もとのダイポールアンテナから見たインピーダンスが、変化するためである。なお、誘電体基板31は、ガラスエポキシ基板に限られるものではなく、例えば、PET、ポリイミドなども使用可能である。また、アンテナパターンの材質は、銅に限られるものではなく、銀、金なども使用可能である。
図11は、図4に示す無線タグにおけるアンテナの指向性特性の説明図である。図11(a)は、本発明の無線タグの外観図であり、図11(b)は、無線タグのアンテナの指向性特性の説明図である。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2の無線タグの説明図である。第1の実施の形態と同様に、図中ICチップ2とアンテナパターン9の一端が電気的に接続され、さらに長軸の長さがλ/2長、短軸の長さλ/4の楕円形ループアンテナ13とアンテナパターン9の他端が接続点10で電気的に接続される。一方、アンテナパターン11の一端とICチップ2のグランド側が接続され、アンテナパターン11の他端と楕円形ループアンテナ13は接続点12で電気的に接続される。
ここで、アンテナパターン9とアンテナパターン11との長さの合計は、λ/4となっている。このように、単体でのダイポールアンテナの寸法が、長さλ/2から、図4のように長さλ/4に、短縮されたのは、楕円形ループアンテナ13を、ダイポールアンテナに接続する事によって、もとのダイポールアンテナから見たインピーダンスが変化するためである。なお、誘電体基板32は、ガラスエポキシ基板を使用しているが、これに限られるものではなく、例えば、PET、ポリイミドなども使用可能である。また、アンテナパターンの材質は、銅を使用しているが、これに限られるものではなく、銀、金なども使用可能である。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3の無線タグの説明図である。ガラスエポキシ基板からなる誘電体基板33a上に、銅からなるダイポールアンテナとICチップ2が接続されたダイポールアンテナ型無線タグ1がある。前記ダイポールアンテナ型無線タグ1に、ガラスエポキシ基板からなる誘電体基板33b上に、銅からなる一辺がλ/2長、短辺がλ/4の長方形閉ループアンテナ14を重ねた。長方形閉ループアンテナを重ねることにより、併合ループアンテナと同様の特性が得られる。
ここで、ダイポールアンテナ1の長さは、λ/2となっており、基本形態での長さは、変わっていない。なお、誘電体基板33a,33bは、ガラスエポキシ基板を使用しているが、これに限られるものではなく、例えば、PET、ポリイミドなども使用可能である。また、アンテナパターンの材質は銅を使用しているが、これに限られるものではなく、銀、金なども使用可能である。
(実施の形態4)
実施の形態4の無線タグの例は、実施の形態3の無線タグの例においてダイポールアンテナ型無線タグ1を折り返しダイポールアンテナ型無線タグ200(図10参照)に変えたものである。折り返しダイポールアンテナ型無線タグ200でも同様の効果が得られる。ここで、折り返しダイポール型アンテナは、その長さはλ/2となっており、基本形態(図10)での長さと同一である。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5の無線タグの説明図である。図7に示すように、無線タグは、ダイポールアンテナ型無線タグ1の上に、楕円の長軸がλ/2、短軸がλ/4の楕円形ループアンテナ15に重ねた形式である。楕円形ループアンテナ15を重ねることによって、実施の形態4の無線タグと同様の特性が得られる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6の無線タグの説明図である。図8(a)は、ダイポ−ル型アンテナを誘電体基板34bの平面内にて移動する場合の説明図であり、図8(b)は、ダイポール型アンテナを誘電体基板34bの平面垂直方向に移動する場合の説明図である。
図13は、図8(a)に示す無線タグにおけるアンテナの指向性特性の説明図である。図13(a)は、本発明の無線タグの外観図、図13(b)は、無線タグのアンテナの指向性特性の説明図である。図13(a)に示すように、ダイポール型アンテナをダイポール型アンテナ型無線タグ1a,2a,3aのように、誘電体基板34bのy方向、平面上を移動することにより、指向性パターンは、図13(b)に示すように、1aの放射パターン,2aの放射パターン,3aの放射パターンとなる。1aの放射パターンでは、x方向の指向性があるが、3aの放射パターンでは、y方向へ指向性がシフトしている。
図12は、図8(b)に示す無線タグにおけるアンテナの指向性特性の説明図である。図12(a)は、本発明の無線タグの外観図、図12(b)は、無線タグのアンテナの指向性特性の説明図である。図12(a)に示すように、長方形閉ループアンテナ14a,14b,14cのごとく、x方向上を移動することにより、指向性パターンは、図12(b)に示すように、14aの放射パターン,14bの放射パターン,14cの放射パターンとなり、14aの放射パターンでは、x方向の指向性があるが、14cの放射パターンでは、均等な指向性へとシフトしている。
なお、以上説明した実施の形態の無線タグでは、ダイポール型アンテナを基本としているが、これを、折り返しダイポールアンテナに置き換えても、同様の効果、および指向性が得られる。
併合ループアンテナの構造を示す説明図。 図1に示す併合ループアンテナの指向特性を示すグラフ。 本発明のアンテナの指向特性の回転方向を示す傾視図。 本発明の実施の形態1の無線タグの説明図。 本発明の実施の形態2の無線タグの説明図。 本発明の実施の形態3の無線タグの説明図。 本発明の実施の形態5の無線タグの説明図。 本発明の実施の形態6の無線タグの説明図。図8(a)は、ダイポール型アンテナを誘電体基板の平面内にて移動する場合の説明図、図8(b)は、ダイポール型アンテナを誘電体基板の平面垂直方向に移動する場合の説明図。 ダイポールアンテナを搭載した従来の無線タグの説明図。 折り返しダイポールアンテナを搭載した従来の無線タグの説明図。 図4に示す無線タグにおけるアンテナの指向性特性の説明図。図11(a)は、本発明の無線タグの外観図、図11(b)は、無線タグのアンテナの指向性特性の説明図。 図8(b)に示す無線タグにおけるアンテナの指向性特性の説明図。図12(a)は、本発明の無線タグの外観図、図12(b)は、無線タグのアンテナの指向性特性の説明図。 図8(a)に示すの無線タグにおけるアンテナの指向性特性の説明図。図13(a)は、本発明の無線タグの外観図、図13(b)は、無線タグのアンテナの指向性特性の説明図。
符号の説明
1,2a,3a ダイポールアンテナ型無線タグ
2 ICチップ
3,31 誘電体基板
4 折り返しダイポール型無線タグ
5 併合ループアンテナ
6 電流分布
7 給電点
8 長方形閉ループアンテナ
9 アンテナパターン
10 接続点
11 アンテナパターン
12 接続点
13 楕円形ループアンテナ
14 長方形閉ループアンテナ
15 円形閉ループアンテナ
16 ダイポールアンテナの指向特性パターン
17 ループアンテナを併合した指向特性パターン
31,32,33,33a,33b,34,34b 誘電体基板

Claims (12)

  1. アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグにおいて、前記アンテナが、1周の長さが1波長のループ構造を少なくとも2つ以上配置した構造であることを特徴とする無線タグ。
  2. アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成された無線タグにおいて、前記アンテナは、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、長辺の長さが1/2波長で、短辺の長さが1/4波長の長方形の無給電のループアンテナを電気的に接続した構造であることを特徴とする無線タグ。
  3. アンテナ、およびICチップを有し、データを電磁波で送受信することが可能な無線タグにおいて、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、長軸の長さが1/2波長と、短軸の長さが1/4波長の楕円の無給電のループアンテナを電気的に接続した構造であることを特徴とする無線タグ。
  4. アンテナ、およびICチップを有し、データを電磁波で送受信することが可能な無線タグにおいて、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、1辺の長さが1/2波長と1/4波長の長方形の無給電のループアンテナを重ねた構造であることを特徴とする無線タグ。
  5. アンテナ、およびICチップを有し、データを電磁波で送受信することが可能な無線タグにおいて、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、軸の長さが1/2波長と1/4波長の楕円となるような無給電のループアンテナを重ねることで通信距離を延ばすことを特徴とする無線タグ。
  6. 前記ダイポール型アンテナは、ダイポールアンテナ、あるいは折り返しダイポールアンテナのいずれかであることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の無線タグ。
  7. 請求項6記載の無線タグにおいて、前記ダイポールアンテナ、もしくは折り返しダイポールアンテナと無給電のループアンテナとの重なる位置を調整することにより、アンテナの指向性が調整されたことを特徴とする無線タグ。
  8. 請求項6記載の無線タグにおいて、前記ダイポールアンテナ、または折り返しダイポールアンテナと無給電のループアンテナとの高さ方向の距離を調整することにより、アンテナの指向性が調整されたことを特徴とする無線タグ。
  9. アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成する無線タグのアンテナ調整方法において、ICチップが接続されたダイポール型アンテナと、長辺がλ/2長、短辺がλ/4長の長方形閉ループアンテナ、あるいは長軸がλ/2長、短軸がλ/4長の楕円状のループアンテナとを電気的に接続して、アンテナの指向性を調整することを特徴とする無線タグのアンテナ特性の調整方法。
  10. 前記ダイポール型アンテナは、ダイポールアンテナあるいは、折り返しダイポールアンテナのいずれかとすることを特徴とする請求項9に記載の無線タグのアンテナ特性の調整方法。
  11. アンテナ、およびICチップ、およびそれらを搭載する基板とで構成する無線タグのアンテナ特性の調整方法において、ICチップが接続されたダイポール型アンテナの平面方向に、長辺がλ/2長、短辺がλ/4長の長方形閉ループアンテナ、あるいは長軸がλ/2長、短軸がλ/4長の楕円状のループアンテナを重ねて移動するか、前記ダイポール型アンテナの平面と垂直方向に長辺がλ/2長、短辺がλ/4長の長方形閉ループアンテナ、あるいは長軸がλ/2長、短軸がλ/4長の楕円状のループアンテナを移動することにより、アンテナの指向性を調整することを特徴とする無線タグのアンテナ特性の調整方法。
  12. 前記ダイポール型アンテナは、ダイポールアンテナあるいは、折り返しダイポールアンテナのいずれかとすることを特徴とする請求項11に記載の無線タグのアンテナ特性の調整方法。
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