JP2009049655A - Rfidタグ用の補助アンテナ及びその取付方法 - Google Patents

Rfidタグ用の補助アンテナ及びその取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電波式RFIDタグを金属などを含む被識別対象体でも使用することを可能とするRFIDタグ用の補助アンテナ(アダプタ)を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、電波式RFIDタグ(20)に使用されるRFIDタグ用の補助アンテナ(10)であって、受信電波のうち磁界成分を主に受信して高周波電流を発生し、この高周波電流を上記RFIDタグ(10)との容量結合又は接触導通を介して上記RFIDタグのIC(22)に供給する。それにより、電波式のRFIDタグを磁界受信型のRFIDタグとして機能させる。
【選択図】図1

Description

本発明はRFID(無線識別)タグに関し、特に、電波(電磁波)受信型の電波式RFIDタグを磁界受信型のRFIDタグとして機能させるRFIDタグ用の補助アンテナに関する。
物流管理や入退場管理などにRFIDタグが使用されている。RFIDタグは、デジタル情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップとアンテナとを組み合わせたものである。リーダ/ライタによって数cmから数m離間した位置からRFIDタグに電波を照射し、ICチップの電源エネルギとすると共にデータ通信を行って識別情報等のやり取りを行う。
RFIDタグには、大別して電磁誘導方式及び電波方式がある。電磁誘導方式は、RFIDタグのコイルとリーダ/ライタのアンテナコイルとを直接磁束結合させて、エネルギー・信号を伝達する方式である。電磁誘導であるので通信可能距離は最大でも1m程度が限界である。この方式は、電波方式に比べてエネルギーを効率的に伝達できる。また、電波の送受信に影響を与える水を収容した容器などにも使用することができる。電波方式は、RFIDタグのアンテナとリーダ/ライタのアンテナとの間で電波をやりとりし、エネルギー・信号を伝達する方式である。電波を空間に放射してエネルギー・信号を伝達するので、電磁誘導方式に比べてより遠くのRFIDタグと通信が可能になる。例えば、電源を内蔵しないパッシブ方式のRFIDタグでは3−5mである。この方式では、RFIDタグが受け取るエネルギーが極めて微弱である。また、RFIDタグの近くに水や金属などが存在すると、それによって電波が減衰し、RFIDタグとして機能しなくなるので、電波方式RFIDタグは電波に影響を与えない対象物に使用される。電波方式のRFIDタグは、ダイポールなどの電波(電磁波)中の主に電界成分を受信(送信)するアンテナを使用するものが多い。電波方式のRFIDタグは電磁誘導方式に比べて交信範囲(距離)が広く、量産されて価格も安いので、物流管理では電波方式のRFIDタグが主流となっている。
物流管理で金属にRFIDタグを取り付ける必要がある場合には、金属用に特別に設計された金属対応のRFIDタグ、例えば、パッチアンテナ構造のRFIDタグ(例えば、特許文献1)を使用することができる。
特開2005−210676号公報
上述したように、電波式RFIDタグは物流管理などに広く使用されているが、RFIDタグが取り付けられた梱包箱の内部に金属体等(導電体)が含まれる場合、電波式RFIDタグは機能しない場合がある。
そこで、このような場合には金属対応のRFIDタグを使用する必要があるが、金属対応のRFIDタグは金属表面に直接貼り付ける必要があったり、パッチアンテナ構造のものを採用する必要がある。
しかしながら、例えば、段ボール紙を使用するマスター梱包箱内部に金属体(例えば、化粧品等の個別包装(個装)の金属紙、梱包箱内部の防湿用の金属薄膜シールド等を含む)が収納されている場合に、金属表面直接貼り付け用のRFIDタグを使用することはできない。また、パッチアンテナ構造のRFIDタグをマスター梱包箱に貼り付けると突起物となり、複数の梱包箱を積み重ねる場合、箱間に隙間を設けなくてはならない。また、突起したRFIDタグが他と接触して破損する等の不具合が考えられる。また、金属取付用のRFIDタグは、(普及している電界受信型の)電波式RFIDタグに比べて高価である。
よって、本願は、普及している電波式RFIDタグを金属などを含む被識別対象体でも使用することを可能とするRFIDタグ用の補助アンテナ(アダプタ)を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のRFIDタグ用の補助アンテナは、電波式RFIDタグに使用されるRFIDタグ用の補助アンテナであって、受信電波のうち磁界成分を主に受信して高周波電流を発生し、この高周波電流を上記RFIDタグとの容量結合又は接触導通(電気的な接続)を介して上記RFIDタグのICに供給することを特徴とする。
かかる構成とすることによって、補助アンテナによって受信した電波(電磁波)の磁界成分を高周波電流に変換し、この高周波電流をRFIDタグに供給する。RFIDタグは、結果的に磁界受信方式のRFIDタグとして機能する。金属の周囲では電磁波の電界が低下するので電波式のRFIDタグは感度が低下するが、電磁波の磁界の低下は少なく、金属近傍でも電磁波を受信することができる。従って、RFIDタグには、例えば、ダイポールアンテナなどとICとを組み合わせた普及品の電波式(電界受信型)のRFIDタグを使用することができる。
好ましくは、上記RFIDタグは内部に導電性部材を含む被識別対象体に上記補助アンテナを介して取り付けられる。内部に金属、水などの導電体を含む識別対象にRFIDタグと補助アンテナとを組み合わせて使用することによって、電波式のRFIDタグを機能させることができるので具合がよい。
好ましくは、上記補助アンテナの形状が環状であり、その外周囲長が使用電波の波長の約1.2〜2波長、その内周囲長が約0.2〜1波長に形成される。補助アンテナの形状が環状、例えば、アンテナ形状がループ状、ドーナツ状であると環状に高周波電流が流れて磁界型アンテナとして機能する。また、補助アンテナの環状形状を外周囲長が使用電波の波長の約1.2〜2波長、その内周囲長が約0.2〜1波長になるように形成すると、アンテナの利得の特性が良いことが確認された。
好ましくは、上記補助アンテナの環状の形状の内周側の略対向する2点を上記RFIDタグのICとの接続点とすることを特徴とする。補助アンテナ上で幾何学的に対象となる位置は電気的平衡になるのでIC回路と整合させやすい。
好ましくは、上記RFIDタグと上記補助アンテナとがパッチアンテナの一方の導体面として機能し、上記被識別対象体内部の導電性部材を該パッチアンテナの他方の導体面として機能させる。RFIDタグと上記補助アンテナとが一体となって一方の導体面を構成し、被識別対象体内部の導電性部材が他方の導体面を構成し、これ等2つの導体間に絶縁性(誘電体)の被識別対象体が存在すると、パッチアンテナ(あるいはマイクロストリップアンテナ)類似の構造となるので磁界受信型アンテナとして機能させることができる。このような構造により、電磁波(電波)の磁界成分を受信可能となり、金属などの存在によって電磁波の電界成分が減少してもRFIDタグの受信感度を確保することが可能となる(近傍の導体による影響を減少することができる。)。
好ましくは、上記被識別対象体及び上記導電性部材がそれぞれ箱体及び該箱体内に収容される包装材であり、上記補助アンテナは該箱体の外面に取り付けられ、上記RFIDタグは該補助アンテナ上に取り付けられる。箱体の外面にRFIDタグ及び補助アンテナを貼り付けるだけであるのでパッチアンテナのような厚みを必要としない。箱体の外面に突起が生じない(あるいは生じても厚みが少ない)ので具合がよい。
好ましくは、上記電波式のRFIDタグのICが発生する高周波電流が上記容量結合又は接触導通を介して磁界型アンテナの補助アンテナに供給され、該補助アンテナから電波(磁界)が放出される。RFIDタグの受信と送信が同じ原理によって可逆的に行われる。
好ましくは、上記補助アンテナに上記被識別対象体に対応したRFIDタグの貼り付け位置が示される。各識別対象体毎に予め所望の性能を得ることができる貼り付け位置を実験などによって求めておき、この位置を補助アンテナあるいは識別対象体上に示しておくことによって、組立取付が簡単になる。各識別対象体の取付位置の表示(マーカ)は印刷、エッチングなどによって行うことが可能である。
好ましくは、上記電波式RFIDタグは、受信した電波の電界成分を高周波電流に変換するアンテナを備える。例えば、ダイポールアンテナで電磁波(電波)中の電界を受信するものは比較的に安価に入手することが可能である。
また、本発明のRFIDタグ用の補助アンテナの取付方法は、内部に導電性部材を含む被識別対象体の表面に電波の磁界成分を主に受信して高周波電流を発生する補助アンテナを取り付ける過程と、上記被識別対象体に対応して上記補助アンテナ上又はその近傍の予め定められた位置に電波式RFIDタグを取り付ける過程と、を含み、上記予め定められた位置において上記電波式RFIDタグと上記補助アンテナ側とのインピーダンスマッチングが図られる(所望の特性が得られる)。被識別対象体毎に予め補助アンテナとRFIDタグとの最適な取付位置を求めておき、被識別対象体への貼付作業を短時間化する。
好ましくは、上記被識別対象体の複数種類に対応して上記電波式RFIDタグを取り付ける位置が予め複数設定される。RFIDタグと補助アンテナの1つのセットを上記被識別対象体の複数種類に使用可能となり、補助アンテナとRFIDタグの取付組立が迅速化される。
好ましくは、上記電波式RFIDタグの取付位置が上記補助アンテナ上又はその近傍の被識別対象体の表面に予め、印刷やエッチングなどによって示されている。補助アンテナあるいは被識別対象体上の印に合わせてRFIDタグを貼ればよいので簡便である。
また、本発明のRFIDタグは、周囲長が約1.5〜2波長の円形または多角形の金属箔(板)の略中央に周囲長約0.5〜1波長の円形または多角形で抜いた形状の内周の略対向する2点をICとの接続点とすることを特徴とする。それにより、磁界受信型のRFIDタグを容易に得ることができる。
また、本発明のRFIDタグは、周囲長が約1.5〜2波長の円形または多角形の金属箔(板)の略中央に周囲長約0.5〜1波長の円形または多角形で抜いた形状の内周の略対向する2点にICを接続し両端に電極面をもつRFIDタグを張り合わせ等による容量結合又は接触導通させたことを特徴とする。RFIDタグとしては、電波式のRFIDタグを使用することができる。それにより、RFIDタグを磁界受信型のRFIDタグとして機能させることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。まず、本発明の着目点について説明する。
本発明は、導電体である金属周辺において電波(電磁波)の電界成分が弱まり、磁界成分が強くなる現象を利用する。普及している電波式のRFIDタグ(普及品)は、ダイポールアンテナ等によって電波の主に電界成分(電界)を受信するため、金属の周囲では電界が低下して受信(送信)感度が低下する。一方、ループアンテナや一部の平面アンテナ(磁界受信型アンテナ)では電波の主に磁界成分(磁界)を受信するため、金属に近くても電波を受信することができる。
本発明の補助アンテナは磁界受信型アンテナとして構成され、電波中の磁界成分を主に受信して高周波電流を発生し、高周波信号源として機能する。この補助アンテナにRFIDタグを電気的に結合することによってRFIDタグに高周波電流が誘起し、RFIDタグのICが作動する。従って、RFIDタグが電界を受信するタイプの電波式のRFIDタグであっても、金属等の導体の近くで使用することが可能となる。また、RFIDタグが磁界を受信するタイプの電波式のRFIDタグである場合には、より利得の大きい補助アンテナを用いることによって受信感度を向上させることが可能となる。
RFIDタグからの応答は上記の逆のルートで行われる。すなわち、高周波電流の供給を受けて起動したRFIDタグのICが供給された高周波電流にデジタル情報で変調をかける。このRFIDタグが磁界型補助アンテナに電気的に結合することによって補助アンテナから電波(放射磁界)が応答波として放射出力される。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明に係る補助アンテナとRFIDタグとを組み合わせた複合RFIDタグ1の例を示している。同図において、斜線で示される補助アンテナ10は環状の平面アンテナであり、外周が四角形、内周も四角形である。補助アンテナ10の形状は後述するように用途に応じて種々のものを使用することができる。この補助アンテナ10にRFIDタグ20が貼着されている。補助アンテナ10の表面には、RFIDタグ20を取り付ける位置を示すマーク11が印刷あるいはパターンのエッチングにより示されている。
この取付位置は、複合RFIDタグ1を取り付ける後述の被識別対象体の種類(被識別対象体の構造、材料、収容内容物など)に応じて定められている。具体的には、予め複合RFIDタグ1の最適感度が得られるRFIDタグの貼着位置(整合位置)を計算や実験などによって求めて被識別対象体の種類に応じた貼着位置が決定される。これをデータベース化して、補助アンテナ10の製造の際に、パターン印刷やエッチングによって取付マーク11を形成する。更に、このマーク21の近傍に対象となる被識別対象体の名称や番号を示すと組立容易となって具合がよい。
上述したように、補助アンテナ10は、受信した電波の磁界成分を高周波電流に変換してRFIDタグ20に供給する。補助アンテナ10とRFIDタグ20との間は容量成分又は接触導通によって電気的に結合される。接触導通は、例えば、補助アンテナ10とRFIDタグ20の互いに対応する部分の金属を部分的に露出することによって行うことができる。また、補助アンテナ10とRFIDタグ20間まの接着剤に部分的に導電性接着剤などを用いて電気的に結合しても良い。RFIDタグ20のICは高周波電流から電源を得、受信信号に応じた反応、例えば、商品番号の書き込み、読み出しなどを行う。
図2は、補助アンテナとRFIDタグを個別に示している。同図(A)は、補助アンテナ10を示している。実施例では、補助アンテナの環状導体は四角形であり、使用高周波信号の波長をλとすると、外周囲長が1.2〜2λに、内周囲長が0.2〜1λ程度に設定されている。これ等のサイズは、使用対象、使用環境になどに応じてより好ましいサイズにチューニングされる。
例えば、物流管理システムで使用する電波の周波数が953MHzの場合、補助アンテナの外周の一辺の長さは約12.5cm、内周の一辺の長さは約5.0cmである。補助アンテナの厚さは0.1mm程度であり、片側貼着の紙に金属蒸着によって上記環状形状のアンテナパターンが形成されている。
図2(B)は、実施例で使用したRFIDタグの例を示している。この例では、RFIDタグ20は、使用電波の周波数が953MHzの電界受信型であり、中央にIC22が配置され、その上下の給電点に折り返し型ダイポールアンテナが接続されている。
例えば、RFIDタグ20は、長さ約8cm、幅約2cm、厚さ約0.1mmである。RFIDタグ20は、PETフィルム等の基材に金属蒸着あるいは金属箔の貼り付けによってアンテナパターンを形成している。当該金属膜の上には接着層が形成され、難粘着性の剥離紙が貼り合わされている。
図3は、複合RFIDタグ1の組み立てを概略的に示している。補助アンテナ10は、PETフィルム等の基材12の上にアンテナパターンとしてアルミニウム箔などの金属膜13が形成され、基材12の下面には弱粘着剤層14が形成され、剥離紙15が貼り合わせされている。金属膜13の適宜な位置(例えば、図示しないマーカ位置)にRFIDタグ20が貼り合わされる。更に、全体を保護紙で覆って、複合RFIDタグ1が構成される。
前述したように、補助アンテナ10とRFIDタグ20との間を接触導通する場合には、RFIDタグ20の裏面の接着剤を一部剥離した状態(金属露出)あるいは当該一部に導電性接着剤を使用した状態で補助アンテナ10とRFIDタグ20とを貼り合わせ、RFIDタグ20のIC給電端子(あるいはアンテナ)を補助アンテナ10の金属膜13上の給電点に電気的に接続する。
図4は、薬品や化粧品のマスターカートン(外箱)に複合RFIDタグ1を使用する場合を説明する図である。薬品や化粧品の個装箱51は金属箔などによる梱包処理が施されていて、厚さ3〜5mm程度の段ボール紙製のマスターカートン50内に複数収納される。マスターカートン50の表面に本願の複合RFIDタグ1が貼着される。
より具体的に述べれば、複合RFIDタグの取付は、上述したように内部に導電性部材を含む被識別対象体であるマスターカートン50の表面に電波の磁界成分を主に受信して高周波電流を発生する補助アンテナ10を取り付ける。マスターカートン50に対応して上記補助アンテナ上又はその近傍の予め定められた位置に電波式RFIDタグ20を取り付ける。前述したように、予め定められた位置において電波式RFIDタグ20と補助アンテナ10側とのインピーダンスマッチングが図られる。
マスターカートン50の各種類毎に予め補助アンテナ10とRFIDタグ20との最適な取付位置を求めておいて、被識別対象体への貼付作業を短時間化する。
このようにして取り付けられた複合RFIDタグ1は全体として薄いのでマスターカートン50の表面の突起部分とはならない。
図5乃至図7は、本発明の補助アンテナを使用した複合RFIDタグ1の特性を説明する説明図である。
図5は、測定条件を説明する図であり、被識対象別体としての外箱50に相当する段ボール紙の表面に上述した実施例の複合RFIDタグ1が配置されている。段ボール紙の背面には、金属膜が取り付けられている。この複合RFIDタグ1に正対する、金属膜から距離2.5mの位置にリーダライタ60を配置し、所定周波数(例えば、953MHz)で複合RFIDタグ1の受信感度を測定した。RFIDタグ20のの限界読み取り距離は自由空間において約5mであったので、その半分の2.5mの距離において、RFタグの違いによる対金属との距離による性能差を見ることとした。
また、図6(A)に示すように、外箱50に相当する段ボール紙の厚さは5mmであり、その背面には金属膜(アルミニウム箔)52が張り合わされている。この金属膜52の位置から複合RFIDタグ1までの距離Lを変化して複合RFIDタグ1の受信感度をリーダライタ60の受信信号強度表示(RSSI)によって測定した。
また、比較例として、図6(B)に示すように、段ボール紙にRFIDタグ20のみ(補助アンテナなし)が取り付けられている。このRFIDタグ20についても、上記例と同じ条件で金属膜52の位置からRFIDタグ20までの距離Lを変化してRFIDタグ20の受信感度を測定した。
図7は、それ等の測定結果を示すグラフであり、図中の実線が複合RFIDタグ1の感度特性を示している。また、図中の点線が比較例の標準的なRFIDタグの感度特性を示している。
同図に示されるように、本願の補助アンテナを使用した複合RFIDタグ1は、段ボール紙の表面(金属箔から5mmの位置に相当する)であっても、−55dBm程度の良好な受信感度を有する。また、金属箔から約2cm程度離間した位置でも、約−64dBmの感度が有り、段ボール箱、木箱、プラスチックケースなどの厚みのあるものにも使用できることが判る。しかしながら、金属箔から約2.5cm離間すると、読み取り不能となる。
一方、比較例の電波式のRFIDタグ20は、金属面から6cmの距離で−60dBm、4cmの距離で−68dBmである。RFIDタグ20を金属面から約3.6cmに接近させると、読み取り不能となる。
このように、電波式のRFIDタグ20を金属板に約4cmまで近づけると読み取り不能になる。これに対し複合RFIDタグ1はダンボール箱を想定した5mmで最良読み取り能力となり約3cm離すと読み取り不能になる。このことは電波式のRFIDタグ20は自由空間でよい性能を示し、複合RFIDタグ1は金属に接近しているときによい性能を示すことを意味する。
なお、上記測定は、金属貼りの段ボール紙50とリーダライタ60とを2.5mの距離において行ったが、これを約7mまで離間した位置でも複合RFIDタグ1は読み取り可能であった。これは金属板により電波の広がりが一方向に収束するためアンテナ利得が向上したからであると考えられる。
図8及び9は、環状形状の補助アンテナの感度特性例を説明するグラフである。
図8は、実施例の補助アンテナの感度特性例を示しており、横軸は環状体の外周囲長のサイズ、右側の縦軸は、アンテナのピーク値を0dBとしたときの相対利得を示しており、左側の縦軸は内周囲長のサイズを示している。
この実施例では、補助アンテナの外周長を1.63λ(波長)とし、内周長を0.63λ、内周長・外周長間の寸法差を約1λとして設計している。使用周波数は953MHzである。
この種のアンテナ(環状形状の平面アンテナ)では、アンテナの環状形状の外周囲長はアンテナの共振周波数に関係し、2波長×1/√εで表される。εは絶縁体の誘電率で、段ボールの場合は、1.5程度である。この場合、外周囲長は1.63λ(波長)(=2λ×1/√1.5)となる。包装材としては、誘電率の低い発泡体から誘電率の高いプラスチックまで使用されている。これ等の材料の誘電率を考慮すると、補助アンテナの外周囲長は、約1.2波長〜2波長に設定すると具合がよい。
補助アンテナの環状形状の内周囲長は、主にICとの整合の見地から選定される。金属板の中央を切り抜いた環状体内周の対称な2点をパッチアンテナの平衡給電点としているが、ICの種類により内部インピーダンスが異なり、絶縁体の誘電率や厚さによりアンテナのインピーダンスが変わるので、アンテナの内周形状を変えてICと整合するように調整する。このため、補助アンテナの環状形状の内周囲長は0.2波長〜1波長とすると具合が良い。図8中に、補助アンテナの内周囲長・外周囲長の範囲をハッチングの領域で示している。
図9は、補助アンテナの内周長と外周長の感度特性への影響を説明するグラフである。上述のように、補助アンテナは、補助アンテナの外周長を1.63λとし、内周長を0.63λ、内周長・外周長間の寸法差を約1λとして基準形状が設計された。
同図(A)は、補助アンテナの外周長を1.63λとし、内周長を0.63λの前後に変化させた場合の感度特性を示している。また、同図(B)は、補助アンテナの内周長を0.63λとし、外周長を1.6λの前後に変化させた場合の感度特性を示している。これ等の特性より、補助アンテナの外周長がより利得特性に影響を与えることが判る。また、内周長の変化の利得特性への影響が相対的に少ないことが判る。
図10は、本願の補助アンテナの他の実施例を示している。この例では磁界受信型の補助アンテナ10にRFIDタグのIC22をRFIDタグのアンテナを介さずに直接接続するようにしている。環状の形状の対称な位置となる2点間にIC22を接続することによってアンテナ10に誘起した高周波電流をIC22に直接供給している。
なお、補助アンテナ10の内周形状をICの内部回路とのインピーダンスマッチングがし易い形状に形成することができる。上述のように外周長の変更に比べて内周長の変更は影響が少ない。
図11は、補助アンテナ10の他の形状例を示している。上述した実施例では、四角形の環状体を使用したがこれに限られない。
同図(A)は、環状体10の外周を円形に、内周を四角形に形成している。同図(B)は、環状体10の外周を円形に、内周も円形に形成している。同図(C)は、環状体10の外周を楕円形に、内周も楕円形に形成している。
以上説明したように、本発明の実施例では、補助アンテナと電波式のRFIDタグとを組み合わせてパッチアンテナの一方の金属板とし、段ボール箱内の収納物(導体)をパッチアンテナの他方の金属板とし、段ボール紙を両金属板間の絶縁物としてパッチアンテナ構造類似のものとしているので、金属の近くでも電波の受信が可能なRFIDタグとして機能する。そして、段ボール箱表面には補助アンテナと電波式のRFIDタグのみが存在するので、一般的な金属対応タグとしてのパッチアンテナよりも厚さが薄くてすむ。
(発明の効果)
本発明によれば、規格品として物流管理等に広く使用される安価な電波式のRFIDタグに補助アンテナを組み合わせて磁界受信型のRFIDタグとして機能させるので、金属の近くで動作させることが可能となる。また、ダンボール箱等の内部の金属をアンテナ板として活用することができるのでRFIDタグの厚さが薄くてすみ、ダンボール箱等表面に貼っても突起部分とならないので具合がよい。また、RFIDタグ単体の場合よりもより長い距離において作動するので具合がよい。
本願の補助アンテナにRFIDタグを取り付けた状態を説明する説明図である。 補助アンテナ及びRFIDタグを説明する説明図である。 補助アンテナ及びRFIDタグの組立を説明する説明図である。 複合RFIDタグを金属梱包材使用されたダンボール箱に貼り付けて使用する例を説明する説明図である。 複合RFIDタグの特性測定を説明する説明図である。 複合RFIDタグの離間距離Lと、比較対象のRFIDタグの離間距離Lを説明する説明図である。 金属面からの離間距離Lによる受信感度特性を説明するグラフである。 補助アンテナの特性例を説明するグラフである。 外周長と内周長の変化による感度特性変化を説明するグラフである。 他の実施例を説明する説明図である。 補助アンテナの他の形状例を説明する説明図である。
符号の説明
10 補助アンテナ、11 マーカ、12 基材、13 金属(アルミ)箔、20 RFIDタグ、22 IC、30 保護紙

Claims (12)

  1. 電波式のRFIDタグに使用されるRFIDタグ用の補助アンテナであって、
    電波の磁界成分を主に受信して高周波電流を発生し、この高周波電流を前記RFIDタグとの容量結合又は接触導通を介して前記RFIDタグのICに供給することを特徴とするRFIDタグ用の補助アンテナ。
  2. 前記RFIDタグが内部に導電性部材を含む被識別対象体に前記補助アンテナを介して取り付けられる、請求項1に記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  3. 前記補助アンテナの形状が環状であり、その外周囲長が使用電波の波長の約1.2〜2波長、その内周囲長が約0.2〜1波長に形成される、請求項1又は2に記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  4. 前記環状の形状の内周側の略対向する2点を前記ICとの接続点とすることを特徴とする、請求項3に記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  5. 前記RFIDと前記補助アンテナとがパッチアンテナの一方の導体面として機能し、前記被識別対象体内部の導電性部材を該パッチアンテナの他方の導体面として機能させる、請求項1乃至4のいずれかに記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  6. 前記被識別対象体及び前記導電性部材がそれぞれ箱体及び該箱体内に収容される包装材であり、前記補助アンテナは該箱体の外面に取り付けられ、前記RFIDタグは該補助アンテナ上に取り付けられる、請求項2に記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  7. 前記RFIDタグのICが発生する高周波電流が前記容量結合又は接触導通を介して前記補助アンテナに供給され、該補助アンテナから電波が放出される、請求項1乃至6のいずれかに記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  8. 前記補助アンテナに前記被識別対象体に対応したRFIDタグの貼り付け位置が示される、請求項1乃至7のいずれかに記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  9. 前記電波式RFIDタグは、受信した電波の電界成分を高周波電流に変換するアンテナを備える、請求項1乃至8のいずれかに記載のRFIDタグ用の補助アンテナ。
  10. 内部に導電性部材を含む被識別対象体の表面に電波の磁界成分を主に受信して高周波電流を発生する補助アンテナを取り付ける過程と、
    前記被識別対象体に対応して前記補助アンテナ上又はその近傍の予め定められた位置に電波式RFIDタグを取り付ける過程と、を含み、
    前記予め定められた位置において前記電波式RFIDタグと前記補助アンテナ側とのインピーダンスマッチングが図られる、ことを特徴とするRFIDタグ用の補助アンテナの取付方法。
  11. 前記被識別対象体の複数種類に対応して前記電波式RFIDタグを取り付ける位置が予め複数設定される、請求項10に記載のRFIDタグ用の補助アンテナの取付方法。
  12. 前記電波式RFIDタグの取付位置が前記補助アンテナ上又はその近傍の被識別対象体の表面に予め示されている、請求項10又は11に記載のRFIDタグ用の補助アンテナの取付方法。
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