JP4558126B2 - ブレーキシューを取り付けたピニオンを有する平行軸ギア差動装置 - Google Patents

ブレーキシューを取り付けたピニオンを有する平行軸ギア差動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般に、自動車の動力伝達経路に使用する差動装置、特に、ギアのアラインメントを改善し、かつトルク偏向を増大するブレーキシューを備えた遊星車ギアセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の動力伝達経路に使用される平行軸ギア差動装置のタイプは、乗り物の伝導機構によって回転して駆動されるハウジングと1対の同軸出力シャフトを相互に連結するハウジング内にサポートされるギアセットとを備えている。ギアセットは、一般に、出力シャフトの両端部に固定される1対のサイドギアと、サイドギアとそれぞれに噛合う1対組の噛合うピニオンとを備えている。ピニオンは、ハウジングに形成される長手方向のギアポケットに回転可能にサポートされている。ギアポケットは、サイドギアとハウジングとによって共有される回転軸に平行なピニオン軸まわりを回転するため複数組の噛合うピニオンをサポートするように周囲に配置されている。このような平行軸ギア差動装置の代表的な例は、米国特許第5,711,737号に示されている。
【0003】
周知のように、高トルクの場合、ギア荷重により、ピニオンの端部を急激に動かし(すなわち、「エンドチッピング(端部傾斜)」)、順番に、ピニオンをギアポケットのベアリング壁表面と強く噛合わされ、それによって、差動装置の耐久性を低下する可能性が有る。さらに、そのようなチッピングは、歯車の歯の寿命とギアセットの効率とに好ましくない悪影響を与えるギア接触表面のアラインメントを一直線にしない結果を生じる。平行軸ギア差動装置におけるピニオンアラインメントの安定を改善するために、様々な別のサポート構造が提案されてきた。例えば、米国特許第5,658,214号は、互いに噛合うピニオンセットの両端部をサポートするためベアリングプレートを使用することを開示している。別の装置において、米国特許第5,785,624号は、噛合うピニオンセットの両端部をサポートするために、別のピニオンの軸支柱にもたれかかる各ピニオンの1端部にサポートディスクを使用することを開示している。さらに、米国特許第5,730,679号は、ピニオンチッピングを最小にするためハウジングの端部壁に形成されるサポート穴に各ピニオンの端部シャフト部分を軸支することが記述されている。
【0004】
上述のピニオンサポート装置のほかに、いくつかの平行軸ギア差動装置は、速度微分に対して摩擦抵抗を増大するためピニオンの作動を限定するように設計されている。例えば、米国特許第5,415,599号、第5,433,673号および第5,462,497号には、それぞれ、摩擦ブレーキ力を印可するため隣接したピニオンの外径表面上で作用するベアリング表面を有する可動ギア取り付け構造(すなわち、旋回可能トグルまたは軸受台)を備える平行軸ギア差動装置が開示されている。さらに修正された形状において、米国特許第5,443,431号は、微分に対して摩擦抵抗をさらに増大するため隣接した噛合う複数対のピニオンの間のケーシング部分によってサポートされる摩擦ウェッジでハウジングのケーシング部分に取り付けられる類似の可動ギア取り付け構造を示している。最後に、米国特許第3,375,736号は、軸方向にピニオンで整列されるサポートブロックを有するリミテッド(限界)スリップ差動装置について説明している。コイルばねは、サポートブロックとピニオンとを対抗する軸方向に付勢するためそれらの間に、かつ順番にサイドギアで回転するように固定される一対の横方向に間隔が開けられた摩擦プレートと接触して配置され、それによって、ばねで付勢されるスリップ機能を限定する。その結果、簡単で、かつ費用に対して最も効率のよい方法で、ピニオンアラインメントの安定を改善するアンチチッピング特徴を有する平行軸差動装置のために異なる技術が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、全長に沿ってピニオンをサポートするアンチチッピングメカニズムを備えた遊星車ギアセットを有する平行軸作動装置を提供することである。
【0006】
本発明の関連目的として、アンチチッピングは、さらに、速度微分に対して摩擦抵抗を増大するためギアセットのコンポーネントに摩擦ブレーキ荷重を印可するのに作動可能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明は、一対の出力シャフトの共有軸まわりを回転可能なハウジングと出力シャフトを相互に連結するハウジング内に取り付けられる遊星車ギアセットとの従来の特徴を備える平行軸ギア差動装置の改良として実施可能である。ギアセットは、ハウジング内に配置され、かつ出力シャフトで回転するために固定される一対のサイドギアと、ハウジングに形成されるギアポケットに軸支的に取り付けられる2対以上の噛合うピニオンとを備え、各ピニオンは、別のピニオンのギアセグメントと、またサイドギアの1つと噛合うギアセグメントを有する。アンチチッピングメカニズムは、ピニオンの一体化したスタブシャフトセグメントに軸支されるブレーキシューを備えている。各ブレーキシューは、対応するサイドギアの外径表面と噛合う第1サポート表面と、隣接した噛合いピニオンのギアセグメントの外径表面と噛合う第2サポート表面と、ギアポケットの壁表面と噛合う第3サポート表面とを有している。このように、ブレーキシューは、ギアセグメントによって設けられる噛合い接触の長さに関連して、全長に沿ってピニオンを効果的にサポートするように作用するピニオンの一般にサポートされないスタブシャフトセグメントをサポートする。
【0008】
任意の特徴として、ピニオンのスタブシャフトセグメントとブレーキシューとの間のインターフェースは、微分に対して摩擦抵抗を増大するのをさらに援助するため、それらの間の軸方向の動きに対応して補足的ブレーキ力を生成する円錐形クラッチを備えるように変更可能である。
【0009】
本発明の適応性の更なる範囲は、以下に与えられている詳細な記述から明らかになるであろう。しかし、本発明の好ましい実施の形態を示しているが、本発明の範囲と精神内において様々な変更および修正は、この詳細な記述から当業者には明白なので、詳細な記述および特定の例示は、単に説明のために意図されるものであることは理解されよう。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、詳細な記述および添付の図面からより十分に理解されるであろう。
図面を参照すると、自動車の動力伝達経路の用途に使用される差動装置10は、新規で、誰にでも容易に推考できない(進歩性がある)構造、機能、特徴などを説明するため十分詳細に記述されている。差動装置10は、自動車の動力伝達経路の用途に使用される平行軸ギア差動装置のタイプとして示されているが、本発明は多数の様々な差動装置10に対する使用に適用可能であり、示されている特定の構造は、既存の典型的なものに過ぎないと言うことが理解されよう。
【0011】
差動装置10と連結されるコンポーネントについて記述する前に、差動装置10を備える自動車用の例示的な動力伝達経路は、図1を特に参照して説明されている。具体的に言うと、自動車の動力伝達経路は、エンジン12と、トランスミッション14と、リアアクスル(後車軸)アセンブリ16と、トランスミッション14からリアアクスル(後車軸)アセンブリ16に駆動トルクを供給するプロぺラシャフト18とを備えていることが示されている。リアアクスル(後車軸)アセンブリ16は、差動キャリヤ20内に回転可能にサポートされる差動装置10を備えている。リングギア22は、差動装置10のハウジングアセンブリ24に固定され、かつピニオンシャフト28に固定される駆動ピニオン26と噛合わされる。従来のように、ピニオンシャフト28は、プロペラシャフト18に接続されている。そのように、エンジン動力は、プロペラシャフト18と、ピニオンシャフト28と、ハウジングアセンブリ24を回転して駆動するリングギア22とを介してトランスミッション14によって伝動される。最後に、遊星車ギアセット30は、ハウジングアセンブリ24を、順番にホイール36と38をそれぞれに駆動するように接続される一対のアクスルシャフト(車軸シャフト)32と34に作動可能に相互に連結するハウジングアセンブリ24内にサポートされている。
【0012】
特に図2乃至5を参照すると、差動装置10の第1の実施形態は、より詳細に示されている。特に、ハウジングアセンブリ24は、ギアセット30がサポートされる内部区画42を形成するドラムハウジング40を備えることが示されている。ハウジングアセンブリ24は、さらに、ドラムハウジング40の径方向フランジセグメント46にプレスばめされ、かつ一直線に整列した取り付け開口44aと46aを介して延在する締め具(図示せず)などによってそれに固定される端部キャップ44を備えている。周知のように、リングギア22は、回転動力(すなわち、駆動トルク)をハウジングアセンブリ24に伝動するため径方向フランジセグメント46に固定されている。ハウジングアセンブリ24は、さらに、区画42と通ずる軸方向に一直線に整列したアクスル開口54と56をそれぞれに形成する管状アクスルトラニオン50と52を備えている。アクスルトラニオン50は、端部キャップ44から外方向に延在し、アクスルトラニオン52は、ドラムハウジング40から外方向に延在する。アクスル開口54と56は、作図線“A”で示される中心回転軸まわりを回転するためにアクスルシャフト32と34の対応する端部セグメントを受けて、かつ回転可能にサポートするように構成されている。同様に、差動装置10のハウジングアセンブリ24は、回転軸“A”まわりを回転するために適当なアクスルベアリング(図示せず)によってキャリヤ20から回転可能にサポートされている。さらに、環状ソケット58と60は、ギアセット30のコンポーネントを回転可能にサポートするために区画42に隣接したアクスル開口54と56に形成されている。
【0013】
示されているように、差動装置アセンブリ10は、ハウジングアセンブリ24からアクスルシャフト32と34に、それらの間の速度差動とトルク偏向とを促進するように、駆動トルクを伝動するために作動可能な遊星車ギアセット30を備えている。ギアセット30は、区画42に取り付けられ、かつアクスルシャフト32と34の対応する端部セグメントの外側スプラインと噛合うように構成されている内側スプラインを有する一対のヘリカルサイドギア62と64を備えている。さらに、サイドギア62と64は、対応する環状ソケット58と60に設置される第1軸方向ハブ62aと64aをそれぞれに備えている。サイドギア62と64は、さらに、第2軸方向ハブ62bと64bを備えている。C−クリップ66などの保持器は、ハウジングアセンブリ24の端部壁表面と軸方向シャフト32と34の端部セグメントとの間にサイドギア62と64を軸方向に配置し、かつ制止するために、シャフト溝32a、34aと第2軸方向ハブ62b、64bとの間に保持される。ギアセット30は、さらに、互いに軸方向に間隔が開けられた状態にサイドギア62と64およびアクスルシャフト32と34を維持し、一方、C−クリップ66を故意に取り外さないために、スペーサブロックアセンブリ68を備えている。設置されると、スペーサブロックアセンブリ66は、アクスルシャフト32と34およびハウジングアセンブリ24のいずれに対しても自由に回転可能である。
【0014】
図2から最もよく分かるように、遊星車ギアセット30は、さらに、ドラムハウジング40に形成される第1ギアポケット72に軸支的にサポートされる1組の第1ヘリカルピニオン70と、ドラムハウジング40に形成される第2ギアポケット76に軸支的にサポートされる1組の第2ヘリカルピニオン74とを備えている。それに限定されないが、差動装置10は、噛合いピニオンセットと呼ばれる2つ1組に噛合って配置される第1ピニオン70と第2ピニオン74の2つそれぞれを備えることが示されている。ギアポケット72と76は、細長く、長手方向の、部分的に円筒形の孔であり、かつそれら2つは区画42と通ずるように重なり合う対のセットに形成されている。さらに、ギアポケット72と76は、ハウジングアセンブリ24の回転軸“A”とアクスルシャフト32と34とに平行である第1ピニオン70のピニオン回転軸“B”と第2ピニオン74の回転軸“C”とを形成するように周囲に整列されている。第1ギアポケット72は、ドラムハウジング40の端部壁から延在し、かつ半径方向端部表面80で終端する孔である。同様に、第2ギアポケット76は、ドラムハウジング40の端部壁から延在し、かつ半径方向端部表面82で終端する孔である。端部キャップ44がドラムハウジング40に設置されると、そのインナフェース表面84は、ポケット72と76の開放端部を密閉する。少なくとも1つ、好ましくは2つの大きいウインドー開口(図示せず)は、ドラムハウジング40に形成される。ウインドー開口は、サイドギア62と64およびC−クリップ66の設置のためのアクセスを可能にするため、区画42とギアポケット72と76の部分とに通じている。
【0015】
第1ピニオン70は、長くて、大直径ギアセグメント70aと、短くて、小直径スタブシャフトセグメント70bとを備えることが示されている。第1ギアポケット72に設置されるとき、ギアセグメント70aの歯がサイドギア62と噛合い、またそれらの外径の歯端部表面はポケット72のベアリング壁表面によって軸支的にサポートされるように、第1ピニオン70は配置される。同様に、第2ピニオン74は、長くて、大直径ギアセグメント74aと、短くて、小直径スタブシャフトセグメント74bとを備えることが示されている。第2ギアポケット76に設置されるとき、ギアセグメント74aの歯がサイドギア64と噛合い、またそれらの外径の歯端部表面は第2ギアポケット76のベアリング壁表面によって軸支的にサポートされるように、第2ピニオン74は配置される。ピニオン70と74は噛合いセット状態に配置されるので、第1ピニオン70の1つのギアセグメント70aは、さらに、第2ピニオン74の対応する1つのギアセグメント74aと噛合う。ギアセグメント70aと74aは、略全長に沿って噛合い連動状態を効果的に維持するために、軸方向の長さであることが好ましい。
【0016】
本発明によれば、遊星車ギアセット30は、対応する第1ギアポケット72のベアリング壁表面に対して、またサイドギア64の外径歯端部表面と噛合い第2ピニオン74のギアセグメント74aとに対して、各第1ピニオン70にスタブセグメント70bをサポートするように機能するアンチチッピングメカニズムを備えている。アンチチッピングメカニズムは、同様に、対応する第2ギアポケット76のベアリング壁表面に対して、またサイドギア62の外径歯端部表面と噛合い第1ピニオン70のギアセグメント70bとに対して、各第2ピニオン74にスタブシャフトセグメント74bをサポートするために使用されている。このようにシャフトセグメント70bと74bをサポートすることによって、ピニオン70と74は、ギアポケット72と76の略全長に沿ってサポートされて、それによって、回転軸に対するピニオンの角チッピングを実質的に最小としたり、または防止したりする。
【0017】
アンチチッピングの特徴は、ピニオン70,74をギアポケット72,76に設置する前に、ピニオンスタブシャフトセグメント70b,74bに取り付けられる、以下ブレーキシュー90と呼ばれる、1組のサポート部材によって得られる。あるいは、ブレーキシュー90は、ピニオン70,74の設置前に、ギアポケット72,76に挿入されることが可能である。ブレーキシュー90は、ピニオンシャフトセグメント70bと74bを軸支的にサポートし、半径方向の偏差を限定する大きさに作られる。ブレーキシュー90は、第1サポート表面94と、第2サポート表面96と、第3サポート表面98とを有する。第1サポート表面94は、アーチ形であり、サイドギア62と64の対応する1つの外径歯端部表面を回転可能にサポートするように形成されている。第2サポート表面96は、アーチ形であり、対応するピニオンギアセグメント70a,74aの外径歯端部表面を回転可能にサポートするように形成されている。最後に、第3サポート表面98は、アーチ形であり、対応するギアポケット72,76の補足的ベアリング壁表面によってサポートされるように形成されている。このように、ブレーキシュー90に対するサイドギア62,64および/またはピニオンギアセグメント70a,74aのあらゆる半径方向の動きにより、それらの間の速度微分を限定するためにブレーキ力を生成する摩擦連動状態をそれらの間に生じる。このブレーキの特徴により、差動装置10のトルク偏向力を増大する結果を生じる。ブレーキシュー90は、略全長に沿ってスタブシャフト70b,74bをサポートするように選択されて、ピニオンに対するギアポケット72,76におけるブレーキシュー90の軸方向の滑動を制限する軸方向の長さである。通常の状況では、この横方向のクリアランスにより、ピニオンの結合を防止する。しかし、スラスト荷重によるピニオンの軸方向の動きは、ブレーキシュー90のフェース表面100と102と隣接したピニオン端部表面70cと74cとの間に摩擦連動状態を生じ、それによって、差動装置10のトルク偏向力率を増大する。
【0018】
特に図6を参照すると、ピニオンスタブシャフトセグメントとブレーキシューとの間のインターフェースの変更構造が示されている。特に、ピニオン70′のピニオンスタブシャフト70b′は、以前に開示されているピニオン70の右側円筒形スタブシャフト70bと対照的に円錐台形先細りであることが示されている。ピニオンスタブシャフト70b′は、ギアセグメント70aの近くに大直径、かつその末端部には小直径を有する先細り形状である。同様に、ブレーキシュー90′の開口92′は、先細りピニオンスタブシャフト70b′と噛合うように円錐台形先細りである。
【0019】
このような先細りソケット式配置について、ブレーキシュー90′の方へのピニオン70′の軸方向の動きにより、先細りピニオンスタブシャフト70b′とブレーキシューの開口92の先細り壁表面との間に摩擦連動状態を生じる。ブレーキ90′は、摩擦セグメントがピニオン70′の回転を制止するために機能するように、サイドギア64とギアセグメント74aとそれぞれに噛合う第1と第2サポート表面94と96による回転を防止する。このように、図6は、ブレーキシューに対するピニオンの軸方向の動程に対応して微分に対する更なる抵抗を供給するためのピニオンシャフトとブレーキシュートとの間のクラッチ円錐部の一体化を図示している。変更されたブレーキシュー90′は、同様に先細りスタブシャフトセグメントを有する変更された第2ピニオンに使用可能であることは明白である。
【0020】
本発明は、明細書に記述され、また異なる実施形態を参照にして図面に示されているが、請求項に記載されている本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変更を行い、同等のものをそれらの要素に用いてよいことは当業者には理解されるであろう。さらに、本発明の本質的な範囲を逸脱することなく、本発明の説明に対する特定の構造または材料を適用するように多数の修正を行ってもよい。従って、本発明は、本発明を実施するために現在熟考された最も好ましい実施例として、図面によって示され、また明細書に記述されている特定の実施形態に制約されるものでないことが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平行軸ギア差動装置を備える自動車用の例示的な動力伝達経路の概略図である。
【図2】本発明の平行軸ギア差動装置の断面図である。
【図3】図2に示される平行軸ギア差動装置と連結される遊星車ギアセットの組み立て斜視図である。
【図4】(a)、(b)共に図3に示されるギアセットと連結されるブレーキシューの斜視図である。
【図5】図4に示されるブレーキシューの端面図である。
【図6】ピニオンとブレーキシューとの間の交互のインターフェースを示している部分断面図である。
【符号の説明】
“A” ハウジングアセンブリ24の回転軸
“B” 第1ピニオン70のピニオン回転軸
“C” 第2ピニオン74のピニオン回転軸
10 差動装置
12 エンジン
14 トランスミッション
16 リアアクスル(後車軸)
18 プロペラシャフト
20 差動キャリヤ
22 リングギア
24 ハウジングアセンブリ
26 駆動ピニオン
28 ピニオンシャフト
30 遊星車ギアセット
32 34 アクスルシャフト(車軸)
32a 34a シャフト溝
36 38 ホイール
40 ドラムハウジング
42 内部区画
44 端部キャップ
44a 46a 一直線に整列した取り付け開口
46 径方向フランジセグメント
50 52 管状アクスルトラニオン
54 56 アクスル開口
58 60 環状ソケット
62 64 ヘリカルサイドギア
62a 64a 第1軸方向ハブ
62b 64b 第2軸方向ハブ
66 C−クリップ
68 スペーサブロックアセンブリ
70 第1ヘリカルピニオン
70′ ピニオン
70a 74a 長くて、大直径のギアセグメント
70b 74b 短くて、小直径のギアセグメント
70c 74c 隣接したピニオン端部表面
70a′ 70b′ ピニオンスタブシャフト
72 第1ギアポケット
74 第2ヘリカルピニオン
76 第2ギアポケット
80 82 半径方向端部表面
84 インナフェース表面
90 90′ サポート部材(ブレーキシュー)
92 ブレーキシューの開口
92′ ブレーキシューの開口
94 第1サポート表面
96 第2サポート表面
98 第3サポート表面
100 102 ブレーキシューのフェース表面

Claims (15)

  1. 1対のシャフトを相互に連結する差動装置であって、
    出力シャフトの共有軸まわりを回転可能であり、かつ内部区画と、前記区画と通ずる第1と第2ピニオンポケットと、前記区画の方に延在する前記シャフトの端部セグメントを受ける開口とを形成するハウジングと、
    前記区画に回転可能にサポートされ、かつ前記シャフトの1つで回転するために固定されるように構成される第1サイドギアと、
    前記区画に回転可能にサポートされ、かつ前記シャフトのもう1つで回転するために固定されるように構成される第2サイドギアと、
    第1ギアセグメントと第1シャフトセグメントとを有する第1ピニオンであって、前記第1シャフトセグメントが前記第1ギアセグメントに取り付けられており、前記第1ギアセグメントが前記第1サイドギアと噛合わされるように、前記第1ピニオンポケットに回転可能にサポートされている第1ピニオンと、
    ギアセグメントと第2シャフトセグメントとを有する第2ピニオンであって、前記第2ギアセグメントが前記第2サイドギアと前記第1ギアセグメントと噛合わされるように、前記第2ピニオンポケットに回転可能にサポートされる第2ピニオンと、
    前記第1シャフトセグメントを取り囲み、かつ第1、第2、および第3サポート表面を有するブレーキシューであって、前記第1サポート表面が、前記第1サイドギアの外側表面と噛合い、前記第2サポート表面が、前記第2ギアセグメントの外側表面と噛合い、前記第3サポート表面が、前記第1ピニオンポケットの壁表面と噛合うブレーキシューとを備えており、前記第1ピニオンポケット内で、第1ギアセグメントが傾斜しないようにしているブレーキシューと第1シャフトセグメントが軸支される差動装置。
  2. 前記第2シャフトセグメントを取り囲み、かつ前記第2サイドギアの外側表面と噛合う第1サポート表面と、前記第1ギアセグメントの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記第2ピニオンポケットの壁表面と噛合う第3サポート表面とを有するブレーキシューを備えている請求項1に記載の差動装置。
  3. 前記第1ピニオンの前記第1シャフトセグメントが、前記ブレーキシューに形成される開口に軸支される請求項1に記載の差動装置。
  4. 前記開口が先細りであり、かつ前記第1シャフトセグメントが、関連する軸方向の動きに対応して前記ブレーキシューに対して第1ピニオンの回転を制限するために、摩擦ブレーキ力を生成するように作動可能である円錐形クラッチを形成するよう噛合うように先細りである請求項3に記載の差動装置。
  5. 前記ハウジングが、端部表面から長手方向に延在する前記第1と第2ピニオンポケットを有するドラムハウジングと、前記第1と第2ピニオンポケットの開放端部を密閉するため前記ドラムハウジングの前記端部表面と噛合う端部キャップとを備えている請求項1に記載の差動装置。
  6. 前記第1と第2ピニオンが、前記ハウジングの共有軸と前記シャフトとに平行に整列される回転軸を有する請求項1に記載の差動装置。
  7. 前記ハウジング周囲に形成される別の2つ1組の第1と第2ピニオンポケットと、前記別の2つ1組のピニオンポケットに設置される対応する数の第1と第2ピニオンとを備えている請求項1に記載の差動装置。
  8. 差動装置であって、
    内部区画と、共有シャフト軸まわりを回転するため第1と第2シャフトの端部セグメントをサポートするように構成される第1と第2開口と、前記シャフト軸に平行な軸に沿って延在する第1ピニオンポケットおよび前記第1ピニオンポケットと重なり合い、かつ前記シャフト軸と前記第1ピニオンポケット軸とに平行な軸に沿って延在する第2ピニオンポケットを各セットが有する少なくとも2つのピニオン孔セットとを有するハウジングと、
    前記第1と第2シャフトで回転するために固定されるように構成される前記内部区画に回転可能にサポートされる第1と第2サイドギアと、第1ピニオンと第2ピニオンを各セットが有する少なくとも2つの噛合うピニオンセットとを有し、前記第1ピニオンは第1ギアセグメントと第1ギアセグメントに取り付けられている第1シャフトセグメントを有し、第1ピニオンはその第1ギアセグメントが前記第1サイドギアと噛合わされるように前記第1ピニオンポケットの1つに取り付けられ、第2ピニオンはその第2ギアセグメントが前記第2サイドギアと噛合わされるように前記第2ピニオンポケットの1つに取り付けられているギアセットと、
    前記第1ピニオンと軸方向に整列され、かつその中に前記第1ピニオンの第1シャフトセグメントを受ける開口と、前記第1サイドギアの外側表面と噛合う第1サポート表面と、前記噛合うピニオンセットの対応する第2ピニオンの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記第1ピニオンポケットの内側壁表面と噛合う第3サポート表面とを有するブレーキシューとを備えている差動装置。
  9. 前記開口が先細りであり、かつ前記第1シャフトセグメントが、関連する軸方向の動きに対応して前記ブレーキシューに対して前記第1ピニオンの回転を制限するために、摩擦ブレーキ力を生成するように作動可能である円錐形クラッチを形成するよう噛合うように先細りである請求項8に記載の差動装置。
  10. 前記ハウジングが、端部表面から長手方向に延在する前記第1と第2ピニオンポケットを有するドラムハウジングと、前記第1と第2ピニオンポケットの開放端部を密閉するために前記ドラムハウジングの前記端部表面と噛合う端部キャップとを備えている請求項8に記載の差動装置。
  11. 前記第2ピニオンと整列され、かつ前記第2ピニオンのシャフトセグメントを軸支的にサポートする前記開口を有する別のブレーキシューを備え、前記ブレーキシューの前記第1サポート表面が、前記第2サイドギアの外側表面と噛合い、前記ブレーキシューの前記第2サポート表面が、対応する第1ピニオンの外側表面と噛合い、前記ブレーキシューの前記第3サポート表面が、前記第2ピニオンポケットの内側壁表面と噛合う請求項8に記載の差動装置。
  12. 差動装置であって、
    内部区画と、ハウジングの第1端部壁を介して前記区画から延在する第1アクスル開口と、前記ハウジングの第2端部壁を介して前記区画から延在する第2アクスル開口と、前記区画を渡って延在する第1と第2の重なり合うピニオンポケットを各セットが有する少なくとも2つのピニオン孔セットと、前記第1アクスル開口と前記区画との間に配置される第1ソケットと、前記第2アクスル開口と前記区画との間に配置される第2ソケットとを形成する差動ハウジングと、
    前記区画内に配置され、かつ前記第1ソケットに設置される第1サイドギアと、
    前記区画内に配置され、かつ前記第2ソケットに設置される第2サイドギアと、
    前記第1ピニオンポケットの1つに配置され、かつ前記第1サイドギアと噛合わされる第1ピニオンと、前記第2ピニオンポケットの対応する1つに配置され、かつ前記第2サイドギアと前記第1ピニオンギアとに噛合わされる第2ピニオンとを各セットが有する少なくとも2つの噛合うピニオンセットと、
    前記第1ピニオンと軸方向に整列され、かつ前記第1ピニオンの1端部で一体化したシャフトセグメントを軸支的にサポートする開口を有するブレーキシューであって、前記ブレーキシューが、さらに、前記第1サイドギアの外側表面と噛合う第1サポート表面と、前記噛合うピニオンセットの対応する第2ピニオンの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記第1ピニオンポケットの内側壁表面と噛合う第3サポート表面とを有するブレーキシューとを備えている差動装置。
  13. 前記開口が先細りであり、かつ前記第1シャフトセグメントが、関連する軸方向の動きに対応して前記ブレーキシューに対して前記第1ピニオンの回転を制限するために、摩擦ブレーキ力を生成するように作動可能である円錐形クラッチを形成するように先細りである請求項12に記載の差動装置。
  14. 前記ハウジングが、端部表面から長手方向に延在する前記第1と第2ピニオンポケットを有するドラムハウジングと、前記第1と第2ピニオンポケットの開放端部を密閉するために前記ドラムハウジングの前記端部表面と噛合う端部キャップとを備えている請求項12に記載の差動装置。
  15. 差動装置であって、
    内部区画と、共有シャフト軸まわりを回転するために第1と第2シャフトの端部セグメントをサポートするように構成される第1と第2開口とを有するハウジングであり、前記ハウジングが、さらに、前記シャフト軸に平行な軸に沿って延在する第1ピニオンポケットと、前記第1ピニオンポケットと重なり合い、かつ前記シャフト軸と前記第1ピニオンポケット軸とに平行な軸に沿って延在する第2ニオンポケットとを備える各セットを有する少なくとも2つのピニオン孔セット有するハウジングと、
    前記第1と第2シャフトで回転するために固定されるように構成される前記内部区画に回転可能にサポートされる第1と第2サイドギアと、第1ピニオンと第2ピニオンとを各セットが有する少なくとも2つの噛合うピニオンセットとを有し、前記第1ピニオンのそれぞれは第1ギアセグメントと第1シャフトセグメントを有し、第1ピニオンのそれぞれはその第1ギアセグメントが前記第1サイドギアと噛合わされるように前記第1ピニオンポケットの1つに取り付けられ、第2ピニオンのそれぞれは第2ギアセグメントと第2シャフトセグメントとを有し、第2ピニオンのそれぞれはその第2ギアセグメントが前記第2サイドギアと噛合わされるように前記第2ピニオンポケットの1つに取り付けられているギアセットと、
    前記第1ピニオンと軸方向に整列される第1セットのブレーキシューであって、それぞれが、前記第1ピニオンの第1シャフトセグメントを軸支的にサポートする開口と、前記第1サイドギアの外側表面と噛合う第1サポート表面と、前記噛合うピニオンセットの対応する第2ピニオンの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記第1ピニオンポケットの内側壁表面と噛合う第3サポート表面とを有するブレーキシューと、
    前記第2ピニオンと軸方向に整列される第2セットのブレーキシューであって、それぞれが、前記第2ピニオンの第2シャフトセグメントを軸支的にサポートする開口と、前記第2サイドギアの外側表面と噛合う第1サポート表面と、前記噛合うピニオンセットの対応する第1ピニオンの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記第2ピニオンポケットの内側壁表面と噛合う第3サポート表面とを備えている差動装置。
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