JP2000240759A - ブレーキシューを取り付けたピニオンを有する平行軸ギア差動装置 - Google Patents

ブレーキシューを取り付けたピニオンを有する平行軸ギア差動装置

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JP2000240759A
JP2000240759A JP2000040024A JP2000040024A JP2000240759A JP 2000240759 A JP2000240759 A JP 2000240759A JP 2000040024 A JP2000040024 A JP 2000040024A JP 2000040024 A JP2000040024 A JP 2000040024A JP 2000240759 A JP2000240759 A JP 2000240759A
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    • F16HGEARING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】全長に沿ってピニオンをサポートするアンチチ
ッピングメカニズムを備えた遊星車ギアセットを有する
平行軸作動装置を提供する。 【解決手段】ギアセット30は、ハウジング内に配置さ
れ、かつ出力シャフトで回転するために固定される1対
のサイドギア62,64と、ハウジングに形成されるギ
アポケットに軸支的に取り付けられる2対以上の噛合う
ピニオン70,74とを備え、各ピニオンは、別のピニ
オンのギアセグメントと、またサイドギアの1つと噛合
うギアセグメントを有する。アンチチッピングメカニズ
ムは、ピニオンのスタブシャフトセグメントに軸支され
るブレーキシュー90を備えている。各ブレーキシュー
は、対応するサイドギアの外径表面と噛合う第1サポー
ト表面94と、隣接した噛合うピニオンのギアセグメン
トの外径表面と噛合う第2サポート表面96と、ギアポ
ケットの壁表面と噛合う第3サポート表面98とを有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、自動車の動力
伝達経路に使用する差動装置、特に、ギアのアラインメ
ントを改善し、かつトルク偏向を増大するブレーキシュ
ーを備えた遊星車ギアセットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の動力伝達経路に使用される平行
軸ギア差動装置のタイプは、乗り物の伝導機構によって
回転して駆動されるハウジングと1対の同軸出力シャフ
トを相互に連結するハウジング内にサポートされるギア
セットとを備えている。ギアセットは、一般に、出力シ
ャフトの両端部に固定される1対のサイドギアと、サイ
ドギアとそれぞれに噛合う1対組の噛合うピニオンとを
備えている。ピニオンは、ハウジングに形成される長手
方向のギアポケットに回転可能にサポートされている。
ギアポケットは、サイドギアとハウジングとによって共
有される回転軸に平行なピニオン軸まわりを回転するた
め複数組の噛合うピニオンをサポートするように周囲に
配置されている。このような平行軸ギア差動装置の代表
的な例は、米国特許第5,711,737号に示されて
いる。
【0003】周知のように、高トルクの場合、ギア荷重
により、ピニオンの端部を急激に動かし(すなわち、
「エンドチッピング(端部傾斜)」)、順番に、ピニオ
ンをギアポケットのベアリング壁表面と強く噛合わさ
れ、それによって、差動装置の耐久性を低下する可能性
が有る。さらに、そのようなチッピングは、歯車の歯の
寿命とギアセットの効率とに好ましくない悪影響を与え
るギア接触表面のアラインメントを一直線にしない結果
を生じる。平行軸ギア差動装置におけるピニオンアライ
ンメントの安定を改善するために、様々な別のサポート
構造が提案されてきた。例えば、米国特許第5,65
8,214号は、互いに噛合うピニオンセットの両端部
をサポートするためベアリングプレートを使用すること
を開示している。別の装置において、米国特許第5,7
85,624号は、噛合うピニオンセットの両端部をサ
ポートするために、別のピニオンの軸支柱にもたれかか
る各ピニオンの1端部にサポートディスクを使用するこ
とを開示している。さらに、米国特許第5,730,6
79号は、ピニオンチッピングを最小にするためハウジ
ングの端部壁に形成されるサポート穴に各ピニオンの端
部シャフト部分を軸支することが記述されている。
【0004】上述のピニオンサポート装置のほかに、い
くつかの平行軸ギア差動装置は、速度微分に対して摩擦
抵抗を増大するためピニオンの作動を限定するように設
計されている。例えば、米国特許第5,415,599
号、第5,433,673号および第5,462,49
7号には、それぞれ、摩擦ブレーキ力を印可するため隣
接したピニオンの外径表面上で作用するベアリング表面
を有する可動ギア取り付け構造(すなわち、旋回可能ト
グルまたは軸受台)を備える平行軸ギア差動装置が開示
されている。さらに修正された形状において、米国特許
第5,443,431号は、微分に対して摩擦抵抗をさ
らに増大するため隣接した噛合う複数対のピニオンの間
のケーシング部分によってサポートされる摩擦ウェッジ
でハウジングのケーシング部分に取り付けられる類似の
可動ギア取り付け構造を示している。最後に、米国特許
第3,375,736号は、軸方向にピニオンで整列さ
れるサポートブロックを有するリミテッド(限界)スリ
ップ差動装置について説明している。コイルばねは、サ
ポートブロックとピニオンとを対抗する軸方向に付勢す
るためそれらの間に、かつ順番にサイドギアで回転する
ように固定される一対の横方向に間隔が開けられた摩擦
プレートと接触して配置され、それによって、ばねで付
勢されるスリップ機能を限定する。その結果、簡単で、
かつ費用に対して最も効率のよい方法で、ピニオンアラ
インメントの安定を改善するアンチチッピング特徴を有
する平行軸差動装置のために異なる技術が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、全長に沿ってピニオンをサポートするアンチチッピ
ングメカニズムを備えた遊星車ギアセットを有する平行
軸作動装置を提供することである。
【0006】本発明の関連目的として、アンチチッピン
グは、さらに、速度微分に対して摩擦抵抗を増大するた
めギアセットのコンポーネントに摩擦ブレーキ荷重を印
可するのに作動可能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、一対
の出力シャフトの共有軸まわりを回転可能なハウジング
と出力シャフトを相互に連結するハウジング内に取り付
けられる遊星車ギアセットとの従来の特徴を備える平行
軸ギア差動装置の改良として実施可能である。ギアセッ
トは、ハウジング内に配置され、かつ出力シャフトで回
転するために固定される一対のサイドギアと、ハウジン
グに形成されるギアポケットに軸支的に取り付けられる
2対以上の噛合うピニオンとを備え、各ピニオンは、別
のピニオンのギアセグメントと、またサイドギアの1つ
と噛合うギアセグメントを有する。アンチチッピングメ
カニズムは、ピニオンの一体化したスタブシャフトセグ
メントに軸支されるブレーキシューを備えている。各ブ
レーキシューは、対応するサイドギアの外径表面と噛合
う第1サポート表面と、隣接した噛合いピニオンのギア
セグメントの外径表面と噛合う第2サポート表面と、ギ
アポケットの壁表面と噛合う第3サポート表面とを有し
ている。このように、ブレーキシューは、ギアセグメン
トによって設けられる噛合い接触の長さに関連して、全
長に沿ってピニオンを効果的にサポートするように作用
するピニオンの一般にサポートされないスタブシャフト
セグメントをサポートする。
【0008】任意の特徴として、ピニオンのスタブシャ
フトセグメントとブレーキシューとの間のインターフェ
ースは、微分に対して摩擦抵抗を増大するのをさらに援
助するため、それらの間の軸方向の動きに対応して補足
的ブレーキ力を生成する円錐形クラッチを備えるように
変更可能である。
【0009】本発明の適応性の更なる範囲は、以下に与
えられている詳細な記述から明らかになるであろう。し
かし、本発明の好ましい実施の形態を示しているが、本
発明の範囲と精神内において様々な変更および修正は、
この詳細な記述から当業者には明白なので、詳細な記述
および特定の例示は、単に説明のために意図されるもの
であることは理解されよう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、詳細な記述および添付
の図面からより十分に理解されるであろう。図面を参照
すると、自動車の動力伝達経路の用途に使用される差動
装置10は、新規で、誰にでも容易に推考できない(進
歩性がある)構造、機能、特徴などを説明するため十分
詳細に記述されている。差動装置10は、自動車の動力
伝達経路の用途に使用される平行軸ギア差動装置のタイ
プとして示されているが、本発明は多数の様々な差動装
置10に対する使用に適用可能であり、示されている特
定の構造は、既存の典型的なものに過ぎないと言うこと
が理解されよう。
【0011】差動装置10と連結されるコンポーネント
について記述する前に、差動装置10を備える自動車用
の例示的な動力伝達経路は、図1を特に参照して説明さ
れている。具体的に言うと、自動車の動力伝達経路は、
エンジン12と、トランスミッション14と、リアアク
スル(後車軸)アセンブリ16と、トランスミッション
14からリアアクスル(後車軸)アセンブリ16に駆動
トルクを供給するプロぺラシャフト18とを備えている
ことが示されている。リアアクスル(後車軸)アセンブ
リ16は、差動キャリヤ20内に回転可能にサポートさ
れる差動装置10を備えている。リングギア22は、差
動装置10のハウジングアセンブリ24に固定され、か
つピニオンシャフト28に固定される駆動ピニオン26
と噛合わされる。従来のように、ピニオンシャフト28
は、プロペラシャフト18に接続されている。そのよう
に、エンジン動力は、プロペラシャフト18と、ピニオ
ンシャフト28と、ハウジングアセンブリ24を回転し
て駆動するリングギア22とを介してトランスミッショ
ン14によって伝動される。最後に、遊星車ギアセット
30は、ハウジングアセンブリ24を、順番にホイール
36と38をそれぞれに駆動するように接続される一対
のアクスルシャフト(車軸シャフト)32と34に作動
可能に相互に連結するハウジングアセンブリ24内にサ
ポートされている。
【0012】特に図2乃至5を参照すると、差動装置1
0の第1の実施形態は、より詳細に示されている。特
に、ハウジングアセンブリ24は、ギアセット30がサ
ポートされる内部区画42を形成するドラムハウジング
40を備えることが示されている。ハウジングアセンブ
リ24は、さらに、ドラムハウジング40の径方向フラ
ンジセグメント46にプレスばめされ、かつ一直線に整
列した取り付け開口44aと46aを介して延在する締
め具(図示せず)などによってそれに固定される端部キ
ャップ44を備えている。周知のように、リングギア2
2は、回転動力(すなわち、駆動トルク)をハウジング
アセンブリ24に伝動するため径方向フランジセグメン
ト46に固定されている。ハウジングアセンブリ24
は、さらに、区画42と通ずる軸方向に一直線に整列し
たアクスル開口54と56をそれぞれに形成する管状ア
クスルトラニオン50と52を備えている。アクスルト
ラニオン50は、端部キャップ44から外方向に延在
し、アクスルトラニオン52は、ドラムハウジング40
から外方向に延在する。アクスル開口54と56は、作
図線“A”で示される中心回転軸まわりを回転するため
にアクスルシャフト32と34の対応する端部セグメン
トを受けて、かつ回転可能にサポートするように構成さ
れている。同様に、差動装置10のハウジングアセンブ
リ24は、回転軸“A”まわりを回転するために適当な
アクスルベアリング(図示せず)によってキャリヤ20
から回転可能にサポートされている。さらに、環状ソケ
ット58と60は、ギアセット30のコンポーネントを
回転可能にサポートするために区画42に隣接したアク
スル開口54と56に形成されている。
【0013】示されているように、差動装置アセンブリ
10は、ハウジングアセンブリ24からアクスルシャフ
ト32と34に、それらの間の速度差動とトルク偏向と
を促進するように、駆動トルクを伝動するために作動可
能な遊星車ギアセット30を備えている。ギアセット3
0は、区画42に取り付けられ、かつアクスルシャフト
32と34の対応する端部セグメントの外側スプライン
と噛合うように構成されている内側スプラインを有する
一対のヘリカルサイドギア62と64を備えている。さ
らに、サイドギア62と64は、対応する環状ソケット
58と60に設置される第1軸方向ハブ62aと64a
をそれぞれに備えている。サイドギア62と64は、さ
らに、第2軸方向ハブ62bと64bを備えている。C
−クリップ66などの保持器は、ハウジングアセンブリ
24の端部壁表面と軸方向シャフト32と34の端部セ
グメントとの間にサイドギア62と64を軸方向に配置
し、かつ制止するために、シャフト溝32a、34aと
第2軸方向ハブ62b、64bとの間に保持される。ギ
アセット30は、さらに、互いに軸方向に間隔が開けら
れた状態にサイドギア62と64およびアクスルシャフ
ト32と34を維持し、一方、C−クリップ66を故意
に取り外さないために、スペーサブロックアセンブリ6
8を備えている。設置されると、スペーサブロックアセ
ンブリ66は、アクスルシャフト32と34およびハウ
ジングアセンブリ24のいずれに対しても自由に回転可
能である。
【0014】図2から最もよく分かるように、遊星車ギ
アセット30は、さらに、ドラムハウジング40に形成
される第1ギアポケット72に軸支的にサポートされる
1組の第1ヘリカルピニオン70と、ドラムハウジング
40に形成される第2ギアポケット76に軸支的にサポ
ートされる1組の第2ヘリカルピニオン74とを備えて
いる。それに限定されないが、差動装置10は、噛合い
ピニオンセットと呼ばれる2つ1組に噛合って配置され
る第1ピニオン70と第2ピニオン74の2つそれぞれ
を備えることが示されている。ギアポケット72と76
は、細長く、長手方向の、部分的に円筒形の孔であり、
かつそれら2つは区画42と通ずるように重なり合う対
のセットに形成されている。さらに、ギアポケット72
と76は、ハウジングアセンブリ24の回転軸“A”と
アクスルシャフト32と34とに平行である第1ピニオ
ン70のピニオン回転軸“B”と第2ピニオン74の回
転軸“C”とを形成するように周囲に整列されている。
第1ギアポケット72は、ドラムハウジング40の端部
壁から延在し、かつ半径方向端部表面80で終端する孔
である。同様に、第2ギアポケット76は、ドラムハウ
ジング40の端部壁から延在し、かつ半径方向端部表面
82で終端する孔である。端部キャップ44がドラムハ
ウジング40に設置されると、そのインナフェース表面
84は、ポケット72と76の開放端部を密閉する。少
なくとも1つ、好ましくは2つの大きいウインドー開口
(図示せず)は、ドラムハウジング40に形成される。
ウインドー開口は、サイドギア62と64およびC−ク
リップ66の設置のためのアクセスを可能にするため、
区画42とギアポケット72と76の部分とに通じてい
る。
【0015】第1ピニオン70は、長くて、大直径ギア
セグメント70aと、短くて、小直径スタブシャフトセ
グメント70bとを備えることが示されている。第1ギ
アポケット72に設置されるとき、ギアセグメント70
aの歯がサイドギア62と噛合い、またそれらの外径の
歯端部表面はポケット72のベアリング壁表面によって
軸支的にサポートされるように、第1ピニオン70は配
置される。同様に、第2ピニオン74は、長くて、大直
径ギアセグメント74aと、短くて、小直径スタブシャ
フトセグメント74bとを備えることが示されている。
第2ギアポケット76に設置されるとき、ギアセグメン
ト74aの歯がサイドギア64と噛合い、またそれらの
外径の歯端部表面は第2ギアポケット76のベアリング
壁表面によって軸支的にサポートされるように、第2ピ
ニオン74は配置される。ピニオン70と74は噛合い
セット状態に配置されるので、第1ピニオン70の1つ
のギアセグメント70aは、さらに、第2ピニオン74
の対応する1つのギアセグメント74aと噛合う。ギア
セグメント70aと74aは、略全長に沿って噛合い連
動状態を効果的に維持するために、軸方向の長さである
ことが好ましい。
【0016】本発明によれば、遊星車ギアセット30
は、対応する第1ギアポケット72のベアリング壁表面
に対して、またサイドギア64の外径歯端部表面と噛合
い第2ピニオン74のギアセグメント74aとに対し
て、各第1ピニオン70にスタブセグメント70bをサ
ポートするように機能するアンチチッピングメカニズム
を備えている。アンチチッピングメカニズムは、同様
に、対応する第2ギアポケット76のベアリング壁表面
に対して、またサイドギア62の外径歯端部表面と噛合
い第1ピニオン70のギアセグメント70bとに対し
て、各第2ピニオン74にスタブシャフトセグメント7
4bをサポートするために使用されている。このように
シャフトセグメント70bと74bをサポートすること
によって、ピニオン70と74は、ギアポケット72と
76の略全長に沿ってサポートされて、それによって、
回転軸に対するピニオンの角チッピングを実質的に最小
としたり、または防止したりする。
【0017】アンチチッピングの特徴は、ピニオン7
0,74をギアポケット72,76に設置する前に、ピ
ニオンスタブシャフトセグメント70b,74bに取り
付けられる、以下ブレーキシュー90と呼ばれる、1組
のサポート部材によって得られる。あるいは、ブレーキ
シュー90は、ピニオン70,74の設置前に、ギアポ
ケット72,76に挿入されることが可能である。ブレ
ーキシュー90は、ピニオンシャフトセグメント70b
と74bを軸支的にサポートし、半径方向の偏差を限定
する大きさに作られる。ブレーキシュー90は、第1サ
ポート表面94と、第2サポート表面96と、第3サポ
ート表面98とを有する。第1サポート表面94は、ア
ーチ形であり、サイドギア62と64の対応する1つの
外径歯端部表面を回転可能にサポートするように形成さ
れている。第2サポート表面96は、アーチ形であり、
対応するピニオンギアセグメント70a,74aの外径
歯端部表面を回転可能にサポートするように形成されて
いる。最後に、第3サポート表面98は、アーチ形であ
り、対応するギアポケット72,76の補足的ベアリン
グ壁表面によってサポートされるように形成されてい
る。このように、ブレーキシュー90に対するサイドギ
ア62,64および/またはピニオンギアセグメント7
0a,74aのあらゆる半径方向の動きにより、それら
の間の速度微分を限定するためにブレーキ力を生成する
摩擦連動状態をそれらの間に生じる。このブレーキの特
徴により、差動装置10のトルク偏向力を増大する結果
を生じる。ブレーキシュー90は、略全長に沿ってスタ
ブシャフト70b,74bをサポートするように選択さ
れて、ピニオンに対するギアポケット72,76におけ
るブレーキシュー90の軸方向の滑動を制限する軸方向
の長さである。通常の状況では、この横方向のクリアラ
ンスにより、ピニオンの結合を防止する。しかし、スラ
スト荷重によるピニオンの軸方向の動きは、ブレーキシ
ュー90のフェース表面100と102と隣接したピニ
オン端部表面70cと74cとの間に摩擦連動状態を生
じ、それによって、差動装置10のトルク偏向力率を増
大する。
【0018】特に図6を参照すると、ピニオンスタブシ
ャフトセグメントとブレーキシューとの間のインターフ
ェースの変更構造が示されている。特に、ピニオン7
0′のピニオンスタブシャフト70b′は、以前に開示
されているピニオン70の右側円筒形スタブシャフト7
0bと対照的に円錐台形先細りであることが示されてい
る。ピニオンスタブシャフト70b′は、ギアセグメン
ト70aの近くに大直径、かつその末端部には小直径を
有する先細り形状である。同様に、ブレーキシュー9
0′の開口92′は、先細りピニオンスタブシャフト7
0b′と噛合うように円錐台形先細りである。
【0019】このような先細りソケット式配置につい
て、ブレーキシュー90′の方へのピニオン70′の軸
方向の動きにより、先細りピニオンスタブシャフト70
b′とブレーキシューの開口92の先細り壁表面との間
に摩擦連動状態を生じる。ブレーキ90′は、摩擦セグ
メントがピニオン70′の回転を制止するために機能す
るように、サイドギア64とギアセグメント74aとそ
れぞれに噛合う第1と第2サポート表面94と96によ
る回転を防止する。このように、図6は、ブレーキシュ
ーに対するピニオンの軸方向の動程に対応して微分に対
する更なる抵抗を供給するためのピニオンシャフトとブ
レーキシュートとの間のクラッチ円錐部の一体化を図示
している。変更されたブレーキシュー90′は、同様に
先細りスタブシャフトセグメントを有する変更された第
2ピニオンに使用可能であることは明白である。
【0020】本発明は、明細書に記述され、また異なる
実施形態を参照にして図面に示されているが、請求項に
記載されている本発明の範囲を逸脱することなく、様々
な変更を行い、同等のものをそれらの要素に用いてよい
ことは当業者には理解されるであろう。さらに、本発明
の本質的な範囲を逸脱することなく、本発明の説明に対
する特定の構造または材料を適用するように多数の修正
を行ってもよい。従って、本発明は、本発明を実施する
ために現在熟考された最も好ましい実施例として、図面
によって示され、また明細書に記述されている特定の実
施形態に制約されるものでないことが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平行軸ギア差動装置を備える自動車用
の例示的な動力伝達経路の概略図である。
【図2】本発明の平行軸ギア差動装置の断面図である。
【図3】図2に示される平行軸ギア差動装置と連結され
る遊星車ギアセットの組み立て斜視図である。
【図4】(a)、(b)共に図3に示されるギアセット
と連結されるブレーキシューの斜視図である。
【図5】図4に示されるブレーキシューの端面図であ
る。
【図6】ピニオンとブレーキシューとの間の交互のイン
ターフェースを示している部分断面図である。
【符号の説明】
“A” ハウジングアセンブリ24の回転軸 “B” 第1ピニオン70のピニオン回転軸 “C” 第2ピニオン74のピニオン回転軸 10 差動装置 12 エンジン 14 トランスミッション 16 リアアクスル(後車軸) 18 プロペラシャフト 20 差動キャリヤ 22 リングギア 24 ハウジングアセンブリ 26 駆動ピニオン 28 ピニオンシャフト 30 遊星車ギアセット 32 34 アクスルシャフト(車軸) 32a 34a シャフト溝 36 38 ホイール 40 ドラムハウジング 42 内部区画 44 端部キャップ 44a 46a 一直線に整列した取り付け開口 46 径方向フランジセグメント 50 52 管状アクスルトラニオン 54 56 アクスル開口 58 60 環状ソケット 62 64 ヘリカルサイドギア 62a 64a 第1軸方向ハブ 62b 64b 第2軸方向ハブ 66 C−クリップ 68 スペーサブロックアセンブリ 70 第1ヘリカルピニオン 70′ ピニオン 70a 74a 長くて、大直径のギアセグメント 70b 74b 短くて、小直径のギアセグメント 70c 74c 隣接したピニオン端部表面 70a′ 70b′ ピニオンスタブシャフト 72 第1ギアポケット 74 第2ヘリカルピニオン 76 第2ギアポケット 80 82 半径方向端部表面 84 インナフェース表面 90 90′ サポート部材(ブレーキシュー) 92 ブレーキシューの開口 92′ ブレーキシューの開口 94 第1サポート表面 96 第2サポート表面 98 第3サポート表面 100 102 ブレーキシューのフェース表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ アール ツィンカ ツー アメリカ合衆国 ミシガン州 48371 オ ックスフォード イェール ドライブ 1090

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対のシャフトを相互に連結する差動装置
    であって、 出力シャフトの共有軸まわりを回転可能であり、かつ内
    部区画と、前記区画と通ずる第1と第2ピニオンポケッ
    トと、前記区画の方に延在する前記シャフトの端部セグ
    メントを受ける開口とを形成するハウジングと、 前記区画に回転可能にサポートされ、かつ前記シャフト
    の1つで回転するために固定されるように構成される第
    1サイドギアと、 前記区画に回転可能にサポートされ、かつ前記シャフト
    のもう1つで回転するために固定されるように構成され
    る第2サイドギアと、 第1ギアセグメントと第1シャフトセグメントとを有す
    る第1ピニオンであって、前記第1ギアセグメントが前
    記第1サイドギアと噛合わされるように、前記第1ピニ
    オンポケットに回転可能にサポートされている第1ピニ
    オンと、 第1ギアセグメントと第2シャフトセグメントとを有す
    る第2ピニオンであって、前記第2ギアセグメントが前
    記第2サイドギアと前記第1ギアセグメントと噛合わさ
    れるように、前記第2ピニオンポケットに回転可能にサ
    ポートされる第2ピニオンと、 前記第1シャフトセグメントを取り囲み、かつ第1、第
    2、および第3サポート表面を有するブレーキシューで
    あって、前記第1サポート表面が、前記第1サイドギア
    の外側表面と噛合い、前記第2サポート表面が、前記第
    2ギアセグメントの外側表面と噛合い、前記第3サポー
    ト表面が、前記第1ピニオンポケットの壁表面と噛合う
    ブレーキシューとを備えている差動装置。
  2. 【請求項2】前記第2シャフトセグメントを取り囲み、
    かつ前記第2サイドギアの外側表面と噛合う第1サポー
    ト表面と、前記第1ギアセグメントの外側表面と噛合う
    第2サポート表面と、前記第2ピニオンポケットの壁表
    面と噛合う第3サポート表面とを有するブレーキシュー
    を備えている請求項1に記載の差動装置。
  3. 【請求項3】前記第1ピニオンの前記第1シャフトセグ
    メントが、前記ブレーキシューに形成される開口に軸支
    される請求項1に記載の差動装置。
  4. 【請求項4】前記開口が先細りであり、かつ前記第1シ
    ャフトセグメントが、関連する軸方向の動きに対応して
    前記ブレーキシューに対して第1ピニオンの回転を制限
    するために、摩擦ブレーキ力を生成するように作動可能
    である円錐形クラッチを形成するよう噛合うように先細
    りである請求項3に記載の差動装置。
  5. 【請求項5】前記ハウジングが、端部表面から長手方向
    に延在する前記第1と第2ピニオンポケットを有するド
    ラムハウジングと、前記第1と第2ピニオンポケットの
    開放端部を密閉するため前記ドラムハウジングの前記端
    部表面と噛合う端部キャップとを備えている請求項1に
    記載の差動装置。
  6. 【請求項6】前記第1と第2ピニオンが、前記ハウジン
    グの共有軸と前記シャフトとに平行に整列される回転軸
    を有する請求項1に記載の差動装置。
  7. 【請求項7】前記ハウジング周囲に形成される別の2つ
    1組の第1と第2ピニオンポケットと、前記別の2つ1
    組のピニオンポケットに設置される対応する数の第1と
    第2ピニオンとを備えている請求項1に記載の差動装
    置。
  8. 【請求項8】差動装置であって、 内部区画と、共有シャフト軸まわりを回転するため第1
    と第2シャフトの端部セグメントをサポートするように
    構成される第1と第2開口と、前記シャフト軸に平行な
    軸に沿って延在する第1ピニオンポケットおよび前記第
    1ピニオンポケットと重なり合い、かつ前記シャフト軸
    と前記第1ピニオンポケット軸とに平行な軸に沿って延
    在する第2ピニオンポケットを各セットが有する少なく
    とも2つのピニオン孔セットとを有するハウジングと、 前記第1と第2シャフトで回転するために固定されるよ
    うに構成される前記内部区画に回転可能にサポートされ
    る第1と第2サイドギアと、前記第1サイドギアと噛合
    わされる前記第1ピニオンポケットの1つに取り付けら
    れる第1ピニオンおよび前記第2サイドギアと噛合わさ
    れる前記第2ピニオンポケットの1つに取り付けられる
    第2ピニオンを各セットが有する少なくとも2つの噛合
    うピニオンセットとを有するギアセットと、 前記第1ピニオンと軸方向に整列され、かつ前記第1ピ
    ニオンのシャフトセグメントを軸支的にサポートする開
    口と、前記第1サイドギアの外側表面と噛合う第1サポ
    ート表面と、前記噛合うピニオンセットの対応する第2
    ピニオンの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記
    第1ピニオンポケットの内側壁表面と噛合う第3サポー
    ト表面とを有するブレーキシューとを備えている差動装
    置。
  9. 【請求項9】前記開口が先細りであり、かつ前記第1シ
    ャフトセグメントが、関連する軸方向の動きに対応して
    前記ブレーキシューに対して前記第1ピニオンの回転を
    制限するために、摩擦ブレーキ力を生成するように作動
    可能である円錐形クラッチを形成するよう噛合うように
    先細りである請求項8に記載の差動装置。
  10. 【請求項10】前記ハウジングが、端部表面から長手方
    向に延在する前記第1と第2ピニオンポケットを有する
    ドラムハウジングと、前記第1と第2ピニオンポケット
    の開放端部を密閉するために前記ドラムハウジングの前
    記端部表面と噛合う端部キャップとを備えている請求項
    8に記載の差動装置。
  11. 【請求項11】前記第2ピニオンと整列され、かつ前記
    第2ピニオンのシャフトセグメントを軸支的にサポート
    する前記開口を有する別のブレーキシューを備え、前記
    ブレーキシューの前記第1サポート表面が、前記第2サ
    イドギアの外側表面と噛合い、前記ブレーキシューの前
    記第2サポート表面が、対応する第1ピニオンの外側表
    面と噛合い、前記ブレーキシューの前記第3サポート表
    面が、前記第2ピニオンポケットの内側壁表面と噛合う
    請求項8に記載の差動装置。
  12. 【請求項12】差動装置であって、 内部区画と、ハウジングの第1端部壁を介して前記区画
    から延在する第1アクスル開口と、前記ハウジングの第
    2端部壁を介して前記区画から延在する第2アクスル開
    口と、前記区画を渡って延在する第1と第2の重なり合
    うピニオンポケットを各セットが有する少なくとも2つ
    のピニオン孔セットと、前記第1アクスル開口と前記区
    画との間に配置される第1ソケットと、前記第2アクス
    ル開口と前記区画との間に配置される第2ソケットとを
    形成する差動ハウジングと、 前記区画内に配置され、かつ前記第1ソケットに設置さ
    れる第1サイドギアと、 前記区画内に配置され、かつ前記第2ソケットに設置さ
    れる第2サイドギアと、 前記第1ピニオンポケットの1つに配置され、かつ前記
    第1サイドギアと噛合わされる第1ピニオンと、前記第
    2ピニオンポケットの対応する1つに配置され、かつ前
    記第2サイドギアと前記第1ピニオンギアとに噛合わさ
    れる第2ピニオンとを各セットが有する少なくとも2つ
    の噛合うピニオンセットと、 前記第1ピニオンと軸方向に整列され、かつ前記第1ピ
    ニオンの1端部で一体化したシャフトセグメントを軸支
    的にサポートする開口を有するブレーキシューであっ
    て、前記ブレーキシューが、さらに、前記第1サイドギ
    アの外側表面と噛合う第1サポート表面と、前記噛合う
    ピニオンセットの対応する第2ピニオンの外側表面と噛
    合う第2サポート表面と、前記第1ピニオンポケットの
    内側壁表面と噛合う第3サポート表面とを有するブレー
    キシューとを備えている差動装置。
  13. 【請求項13】前記開口が先細りであり、かつ前記第1
    シャフトセグメントが、関連する軸方向の動きに対応し
    て前記ブレーキシューに対して前記第1ピニオンの回転
    を制限するために、摩擦ブレーキ力を生成するように作
    動可能である円錐形クラッチを形成するように先細りで
    ある請求項12に記載の差動装置。
  14. 【請求項14】前記ハウジングが、端部表面から長手方
    向に延在する前記第1と第2ピニオンポケットを有する
    ドラムハウジングと、前記第1と第2ピニオンポケット
    の開放端部を密閉するために前記ドラムハウジングの前
    記端部表面と噛合う端部キャップとを備えている請求項
    12に記載の差動装置。
  15. 【請求項15】差動装置であって、 内部区画と、共有シャフト軸まわりを回転するために第
    1と第2シャフトの端部セグメントをサポートするよう
    に構成される第1と第2開口とを有するハウジングであ
    り、前記ハウジングが、さらに、前記シャフト軸に平行
    な軸に沿って延在する第1ピニオンポケットと、前記第
    1ピニオンポケットと重なり合い、かつ前記シャフト軸
    と前記第1ピニオンポケット軸とに平行な軸に沿って延
    在する第2のニオンポケットとを備える各セットを有す
    る少なくとも2つのピニオン孔セット有するハウジング
    と、 前記第1と第2シャフトで回転するために固定されるよ
    うに構成される前記内部区画に回転可能にサポートされ
    る第1と第2サイドギアと、前記第1サイドギアと噛合
    わされる前記第1ピニオンポケットの1つに取り付けら
    れる第1ピニオンと、前記第2サイドギアと噛合わされ
    る前記第2ピニオンポケットの1つに取り付けられる第
    2ピニオンとを各セットが有する少なくとも2つの噛合
    うピニオンセットとを有するギアセットと、 前記第1ピニオンと軸方向に整列される第1セットのブ
    レーキシューであって、それぞれが、前記第1ピニオン
    のシャフトセグメントを軸支的にサポートする開口と、
    前記第1サイドギアの外側表面と噛合う第1サポート表
    面と、前記噛合うピニオンセットの対応する第2ピニオ
    ンの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記第1ピ
    ニオンポケットの内側壁表面と噛合う第3サポート表面
    とを有するブレーキシューと、 前記第2ピニオンと軸方向に整列される第2セットのブ
    レーキシューであって、それぞれが、前記第2ピニオン
    のシャフトセグメントを軸支的にサポートする開口と、
    前記第2サイドギアの外側表面と噛合う第1サポート表
    面と、前記噛合うピニオンセットの対応する第1ピニオ
    ンの外側表面と噛合う第2サポート表面と、前記第2ピ
    ニオンポケットの内側壁表面と噛合う第3サポート表面
    とを備えている差動装置。
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