JPH0478350A - 遊星歯車式差動装置 - Google Patents

遊星歯車式差動装置

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JPH0478350A
JPH0478350A JP2188136A JP18813690A JPH0478350A JP H0478350 A JPH0478350 A JP H0478350A JP 2188136 A JP2188136 A JP 2188136A JP 18813690 A JP18813690 A JP 18813690A JP H0478350 A JPH0478350 A JP H0478350A
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    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/20Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
    • F16H48/28Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
    • F16H48/285Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の駆動系に使用される遊星歯車式差動装
置に関する。
(従来の技術) 従来、遊星歯車機構を利用した差動装置は周知であり、
その代表的な構造は、被駆動歯車及びデフケースに固定
された内歯歯車と、該内歯歯車と同軸でかつデフケース
に対して回転自在に配設された太陽歯車と、前記内歯歯
車に噛合う第1の遊星歯車と、該第1の遊星歯車に噛合
うとともに前記太陽歯車にも噛合う第2の遊星歯車と、
前記第1及び第2の遊星歯車をそれぞれ回転自在に軸支
するとともにそれ自体が前記デフケースに対して回転自
在に配設されたキャリアとを備え、前記太陽歯車を一方
の駆動軸例えば左車軸に連結し、前記キャリアを他方の
駆動軸例えば右車軸に連結してなるものである。
このような機INにおいて、被駆動歯車を介してデフケ
ースに回転力を与えると、該デフケースと一体結合した
内歯歯車が回転し、その回転力は第1及び第2の遊星歯
車を介して太陽歯車及びキャリアに伝達され、太陽歯車
に連結された左車軸及びキャリアに連結された右車軸を
回転駆動するようになっている。
しかしながら、例えば車両の直進時に路面状態等に起因
して左車輪がスリップして左車軸の駆動トルクが低下す
ると、右車軸の駆動トルクも低下してしまうという特性
があり、この特性を改善するために従来より内歯歯車と
キャリアとの相対回転又は内歯歯車と太陽歯車との相対
回転に制動をかけることにより、太陽歯車に連結した左
車軸とキャリアに連結した右車軸との差動回転を制限し
、反スリップ側車軸の駆動トルクの著しい低下を防止す
るようにした発明がなされている(特開昭61−962
38号、実開平1−1661.57号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記公報の各図面にみられるように、内
歯歯車とキャリアとの、又は内歯歯車と太陽歯車との相
対回転に制動をがけるためには多板式摩擦クラッチ機構
等を設けなければならず、それだけ構造が複雑なものと
なるばかりが多板式摩擦クラッチ機構を収容するスペー
スを要し、勢い装置自体が大型化し、かつ特殊な潤滑油
を使用しないと騒音を発するといった問題点があり、こ
れを如何に解決すべきかという課題が生じていたのであ
る。
二の発明は上記課題を解決し、摩擦クラッチ機構等を必
要としない、構造簡単でしかも適度な差動制限機能を有
する遊星歯車式差動装置を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本出願に係る請求項1記載の
遊星歯車式差動装置は、被駆動歯車及びデフケースに固
定された内歯歯車と、該内歯歯車と同軸でかつ前記デフ
ケースに対して回転自在に配設された太陽歯車と、前記
内歯歯車に噛合う第1の遊星歯車と、該第1の遊星歯車
に噛合うとともに前記太陽歯車にも噛合う第2の遊星歯
車と、前記第1及び第2の遊星歯車をそれぞれ回転可能
に軸支するとともにそれ自体が前記デフケースに対して
回転自在に配設されたキャリアとを備え、前記太陽歯車
を一方の駆動軸に連結し、前記キャリアを他方の駆動軸
に連結してなる遊星歯車式差動装置において、前記第1
の遊星歯車及び又は前記第2の遊星歯車と前記キャリア
との回転部に差動制限手段を設けたことを特徴とするも
のである。
また、本願の請求項2に記載の遊星歯車式差動装置は、
請求項1に記載の差動制限手段が、第1及び第2の遊星
歯車にそれぞれ設けられた円孔と、キャリアに固定され
かつ前記円孔にそれぞれ密に嵌合しかつ外周に油溝を備
えた第1及び第2のビンとで構成されたことを特徴とす
るものである。
また、本願の請求項3に記載の遊星歯車式差動装置は、
請求項1に記載の差動制限手段が、中実体で形成された
第1及び第2の遊星歯車の両側端にそれぞれ設けられた
大径軸部と、キャリアに設けられかつ前記大径軸部にそ
れぞれ密に嵌合する大径円孔とで構成されたことを特徴
とするものである。
また、本願の請求項4に記載の遊星歯車式差動装置は、
請求項1に記載の差動制限手段が、中実体で形成された
第1及び第2の遊星歯車の一側端に設けられた大径軸部
及び他側端に設けられた小径軸部と、キャリアに設けら
れかつ前記大径軸部に嵌合する大径円孔及び前記小径軸
部に嵌合する小径円孔とで構成され、かつ大径軸部と小
径軸部の軸方向の位置が、第1の遊星歯車と第2の遊星
歯車とで互いに反対側とされたことを特徴とするもので
ある。
また、本願の請求項5に記載の遊星歯車式差動装置は、
請求項1,2.3又は4に記載の遊星歯車式差動装置に
おいて、第1及び又は第2の遊星歯車とキャリアとの回
転部の表面粗度を粗くしたことを特徴とするものである
また、本願の請求項6に記載の遊星歯車式差動装置は、
被駆動歯車及びデフケースに固定された内歯歯車と、該
内歯歯車と同軸でかつ前記デフケースに対して回転自在
に配設された太陽歯車と、前記内歯歯車に噛合う第1の
遊星歯車と、該第1の遊星歯車に噛合うとともに前記太
陽歯車にも噛合う第2の遊星歯車と、前記第1及び第2
の遊星歯車をそれぞれ回転可能に軸支するとともにそれ
自体が前記デフケースに対して回転自在に配設されたキ
ャリアとを備え、前記太陽歯車を一方の駆動軸に連結し
、前記キャリアを他方の駆動軸に連結してなる遊星歯車
式差動装置において、前記内歯歯車と前記第1の遊星歯
車との噛合背隙、前記第1の遊星歯車と前記第2の遊星
歯車との噛合背隙及び前記第2のa星歯車と前記太陽歯
車との噛合背隙のうち、いづれか少なくとも1つの噛合
背隙の量を極めて小さくしたことを特徴とするものであ
る。
また、本願の請求項7に記載の遊星歯車式差動装置は、
第2の遊星歯車を、内歯歯車の前進駆動方向即ち前方に
対して第1の遊星歯車よりも後方に配置したことを特徴
とするものである。
(作用) 車両のエンジンからの出力が変速機、出力ギヤ等を介し
て被駆動歯車に伝達されると、被駆動歯車と一体のデフ
ケース及び内歯歯車が回転駆動され、良好な路面での直
進時等には、デフケース及び内歯歯車と、第1及び第2
の遊星歯車と、太陽歯車と、キャリアとは殆んど一体と
なって回転駆動され、−左右両車軸の駆動トルクはほぼ
相等しい。   ・ ところが、差動制限手段がなんら設けられていない場合
、例えば路面状態等に起因して一方の車輪がスリップし
てそのスリップ側駆動軸の駆動トルクが低下すると、他
方の駆動軸の駆動トルクも低下してしまう。
しかしながら、本出願の請求項1,2,3.4及び5に
記載の差動装置にあっては、第1の遊星歯車及び又は第
2の遊星歯車とキャリアとの回転部に差動制限手段が設
けであるため、該回転部に適度な摩擦トルクが発生し、
これにより一方の駆動軸と他方の駆動軸間の駆動トルク
の配分が適切に行なわれる。
また、本出願の請求項6に記載の差動装置にあっては、
遊星歯車組を構成する内歯歯車、第1の遊星歯車、jf
I2の遊星歯車及び太陽歯車の各噛合背隙のうち、いづ
れか少なくとも1つの噛合背隙が極めて小さな値となっ
ているため、各歯車間の相対回転に適度な制動トルクが
発生し、これにより一方の駆動軸と他方の駆動軸との駆
動トルクの配分が適切に行なわれる。
また、本出願の請求項7に記載の差動装置にあっては、
第2の遊星歯車が、内歯歯車の前進駆動方向即ち前方に
対して第1の遊星歯車よりも後方に配置されているため
、前進駆動時において左右の駆動軸間に差動回転が生じ
たとき、各歯車の噛合ピッチ点を含む作用線に沿って生
じる押圧力とそれらの反力との関係から、各遊星歯車の
自転に適度な制動がかかり、左右再駆動軸間の駆動トル
ク配分が適切に行なわれる。
また、後進駆動時又はコーステイング時においては、前
進駆動時に比較して各遊星歯車の自転に弱い制動がかか
り、左右再駆動軸間の駆動トルク配分が適切に行なわれ
る。
(実施例) 以下、本発明を車両の終減速機に適用した場合の実施例
につき説明する。
第1図は請求項1,2又は5に係る実施例の縦断面図、
第2図は遊星歯車組を構成する各可動部材の配列状態を
示す横断面図である。
第1図にみられるように、デフケース1には複数のビス
2により内歯歯車3のフランジ部3aが固定され、内歯
歯車3のフランジ部3aには複数のボルト4によりリン
グギア5(被駆動歯車)がデフケース1と共線めされて
いる。
リングギア5には、図示しない変速機、プロペラシャフ
ト等を介して回転駆動されるドライブピニオンギヤ6が
噛合っている。
デフケース1内には、太陽歯車7が回転自在に配置され
、太陽歯車7の内周に設けられたスプライン7aには左
車軸8(一方の駆動軸)の外周に設けられたスプライン
が係合しており、左車軸8の外側軸部はデフケースlに
設けられた案内面lbに回転自在に嵌装されている。
第2図に示すように、内歯歯車3に噛合う複数個(本例
では3個)の第1の遊星歯車9は、複数個(本例では3
個)の第2の遊星歯車10とそれぞれ噛合い、これら第
2の遊星歯車10はそれぞれ太陽歯車7に噛合っている
複数の第1の遊星歯車9及び複数の第2の遊星歯車10
をそれぞれ回転可能に軸支するキャリア11は、第1図
で右方に延びる円筒部12を有し、その円筒部12の外
周はデフケース1に設けられた案内面1cに回転自在に
嵌装されている。なお第2図の符号11aは左右のキャ
リア間に固設されたブリッジを示す。
また、この実施例においては、左右のキャリア11に第
1及び第2のピン13.14が固定してあり、これらの
ピンに第1及び第2の遊星歯車9゜10に設けられた円
孔が嵌合することにより、各遊星歯車はキャリア11に
回転可能に軸支される。
そして摩擦トルクを生じさせる目的で、上記嵌合部即ち
回転部の嵌合度合は従来よりも密に設定しである。上記
回転部の材料としては耐摩耗性のある材料、例えば表面
硬化された鋼材等を使用するのが良い。
また、第1図に示す実施例では、ピン13.14の外周
に螺旋状の油溝16を設け、これにより回転部に形成さ
れる油膜の厚さを制御して摩擦トルクの大きさを制御す
るようにしている。
キャリア11の円筒部12の内周面に設けられたスプラ
イン12aには右車軸15(他方の駆動軸)の外周に設
けられたスプラインが係合し、また右車軸15の外側軸
部はデフケース1に設けられた案内面1dに回転自在に
嵌装されている。
なお、17,18,19,21.22,23゜24はい
づれもワッシャであり、25.26は潤滑油の流入流出
孔である。
なお、第1及び又は第2の遊星歯車とキャリアとの回転
部即ちビン13.14の外周面及び遊星歯車の円孔の内
周面の表面粗度を粗くすることによっても摩擦トルクを
増大させることができる。
次に請求項1又は3に係る第2の実施例を第3図により
説明する。この実施例が第1図に示した実施例と異なる
箇所は遊星歯車を軸支する部分の構造だけなので、同じ
機能を果す部材には第1図と同じ符号′を付して重複説
明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
この実施例においては、各遊星歯車109,110が一
体的に設けられた中実体であり、両側端にそれぞれ大径
軸部111,112及び113゜114を一体に備えて
いる。キャリア11側には大径軸部111,112及び
113.114にそれぞれ嵌合する円孔115,116
及び117.118が設けである。このように回転部の
径を大きくすることにより、第1図の実施例と同一の摩
擦係数であっても、さらに摩擦トルクを増大させること
ができる。
この場合においても、相対回転部の材料としては耐摩耗
性のある材料、例えば表面硬化された鋼材等を使用する
のが良い。
次に、請求項1又は4に係る第3の実施例につき、第4
図を参照して説明する。この実施例が第3図に示した実
施例と異なる箇所は、遊星歯車を軸支する部分の構造だ
けなので同じ機能を果す部材には第3図と同じ符号を付
して重複説明を省略し、異なる部分についてのみ説明す
る。
この実施例においては、第1及び第2の遊星歯車がそれ
ぞれ中実体で形成され、第1の遊星歯車109aの左側
端には大径軸部121が形成され、右側端には小径軸部
122が形成され、また第2の遊星歯車110aの右側
端には大径軸部123が形成され、左側端には小径軸部
124が形成されている。そしてこれらの大径軸部及び
小径軸部に密に嵌合する大径円孔125、小径円孔12
6、大径円孔127及び小径円孔128がキャリア11
に設けである。
このような構造とすることにより、第1の遊星歯車と第
2の遊星歯車との軸間距離が比較的短かくて大径軸部同
士では干渉するような場合に有利である。
なお、第3図及び第4図に示した実施例においても、大
径又は小径軸部と、これらに嵌合する大径又は小径円孔
との表面粗度を従来よりも粗くすることによって、さら
に摩擦トルクを増大させることができる。
次に請求項6に係る実施例につき主として第2図を参照
して説明する。この実施例においては、内歯歯車3と第
1の遊星歯車9とのバックラッシュ即ち噛合背隙、第1
の遊星歯車9と第2の遊星歯車10との噛合背隙、及び
第2の遊星歯車1゜と太陽歯車7との噛合背隙の量をい
づれも極めて小さな値に設定しである。
場合によっては、各噛合背隙のうち少なくとも1つを極
めて小さな値に設定しても良い。
上記のように各歯車の噛合いのうち少なくとも1つの噛
合背隙を極めて小さな値に設定することにより、遊星歯
車組を構成する内歯歯車、第1及び第2の遊星歯車及び
太陽歯車間の相対回転に制動をかけ、もって太陽歯車7
、キャリア11間の差動回転を制限することができる。
次に、請求項7に係る実施例につき、第5図及び第6図
を参照して説明する。
第5図は矢印P方向に内歯歯車が回転された時の前進駆
動時における各歯車の噛合状態を示し、第6図は矢印Q
方向に内歯歯車が回転された時の後進駆動時又はコース
テイング時における各歯車の噛合状態を示す。
両図を通して、R,は内歯歯車3の噛合ピッチ円半径、
R2は太陽歯車7の吻合ピッチ円半径、γ1は第1及び
第2の遊星歯車9,1oのピッチ円半径、aは噛合圧力
角を示す。
第5図及び第6図にみられるように、第2の遊星歯車1
0は、内歯歯車3の前進駆動回転方向即ち第5図の矢印
Pの方向(前方)に対して、第1の遊星歯車9よりも後
方に配置されている。
第5図において、良好な路面での前進駆動時には、内歯
歯車3が矢印P方向に駆動回転され、その時各遊星歯車
9.10と、これらを軸支しているピン13.14と、
太゛陽歯車7とは殆んど相対回転することなく、はぼ一
体となって回転し、キャリア11に連結された右車軸と
太陽歯車7に連結された左車軸との回転速度及び駆動ト
ルクはほぼ同じである。
そのとき各噛合ピッチ点P+ 、P2 、P3を通る各
作用線の方向にはそれぞれ、矢印P方向の力の分力たる
力F1とその反力FIRs力F2とその反力F2R及び
力F、とその反力F3Rが生じている。
そして第1の遊星歯車9には力F1と反力FARが作用
しているのでその合力Mは当該遊星歯車をキャリアに固
定したピン13に対し矢印Mの向きに押圧し、そのため
ピン13と当該遊星歯車との間に大きな摩擦力が生じて
おり、これにより当該遊星歯車の自転が適度に制限され
る。
また、第2の遊星歯車10には力F2と反力F3Rとが
作用しているのでその合力Nは当該遊星歯車をキャリア
に固定されたピン14に対し、矢印Nの向きに押圧し、
そのためピン14と当該遊星歯車との間に大きな摩擦力
が生じ、これにより当該遊星歯車の自転が適度に制限さ
れる。
このように第1及び第2の遊星歯車の自転が適度に制限
されることにより、太陽歯車7とキャリア11との差動
回転が適度に制限される。
次に、第6図において、良好な路面での後進駆動時又は
コーステイング時には、内歯歯車3が矢印Qの方向に駆
動回転され、その時各遊星歯車9゜10と、これらを軸
支しているピン13.14と、太陽歯車7とは殆んど相
対回転することなく、殆んど一体となって回転し、キャ
リア11側の右車軸と、太陽歯車7側の左車軸との回転
速度及び駆動トルクはほぼ同じである。
そのとき各噛合ピッチ点p 1.  P 2 、  P
 iを通る各作用線の方向にはそれぞれ、矢印Q方向の
力の分力たる力Flとその反力FIR%力F2とその反
力F2R及び力F3とその反力F3Rが生じている。
そして第1の遊星歯車9には力F1と反力FARが作用
しているのでその合力Mは当該遊星歯車をキャリアに固
定されたピン13に対し、矢印Mの向きに押圧し、その
ためピン13と当該遊星歯車との間に、第5図の場合よ
りは小さな摩擦力が生じ、これにより当該遊星歯車の自
転が適度に制限される。
また、第2の遊星歯車10には力F2と反力Fi11と
が作用しているので、それらの合力Nは当該遊星歯車を
キャリアに固定されたピン14に対し、矢印Nの向きに
押圧し、そのためピン14と当該遊星歯車との間に、第
5図の場合よりは小さな摩擦力が生じ、これにより当該
遊星歯車の自転が適度に制限される。
このように、第1及び第2の遊星歯車の自転が適度に制
限されることにより、太陽歯車7とキャリア11との差
動回転換言すれば左車軸と右車軸との差動回転が、後進
駆動時又はコーステイング時に適する程度に制限される
なお、第5図及び第6図における合力M及びNの値を大
きくするためには、噛合圧力角αの値を大きくするのが
良い。
上記構成による各実施例の作用を説明する。
車両走行中、例えば路面の状態等に起因して左車輪がス
リップし、左軸トルクが低下しても請求項1,2,3.
4及び5記載の差動装置の場合は、第1及び又は第2の
遊星歯車とキャリアとの回転部の摩擦トルクにより、太
陽歯車7及びこれに連結された左車軸8の過回転とそれ
に伴なう右車軸15の回転速度低下が防止され、右車軸
の駆動トルクは然程低下せず、左右両車軸間に適度な駆
動トルクの配分が得られる。
また、請求項6記載の差動装置の場合は、遊星歯車組を
構成する各歯車間の噛合背隙の量を極めて小さくしたの
で、各歯車の相対回転に制動トルクがかかり、例えば左
車輪スリップ時に右車軸の駆動トルクは然程低下せず、
左右両車軸間に適度な駆動トルクの配分が得られる。
また、請求項7記載の差動装置の場合は、第2の遊星歯
車を第1の遊星歯車よりも後方に配置したため、前進駆
動時には比較的大きな制動トルクを、後進又はコーステ
イング時には比較的小さな制動トルクを各遊星歯車に生
じさせることができ、これにより左右両車軸間の適度な
駆動トルクの配分が得られる。
第7図は実験により得られた、本発明に係るトルク配分
特性図であり、横軸に右車軸トルクTRを、縦軸に左車
軸トルクTLをとったものである。
同図で線イは右車軸のトルク低下時の左車軸のトルク配
分限界を示し、線口は左車軸のトルク低下時の右車軸の
トルク配分限界を示すものである。
車両走行中、通常は限界線イと限界線口で囲まれた範囲
即ち斜線が施された範囲内で走行している。例えば左車
輪がスリップして左車軸トルクTLが点Aにて示すよう
にTLIまで低下した時であっても、右車軸トルクTR
は比較的大きく、適度な駆動トルクTi11が得られる
逆に、例えば右車輪がスリップして右車軸トルクTRが
低下した時でも、線イで示す限界特性により、線口で述
べたと同様に左車軸トルクTLは比較的大きく、適度な
駆動トルクが得られる。
なお、同図の第三象限に示した特性図の線ハ及び二は、
実験により得られた、車両後進時又はコーステイング時
の本発明に係る限界特性を示すもので、第1象限にて示
した前進駆動時の特性よりも若干弱い特性が得られた。
この特性により、車両のコーナ進入時にアンダステアが
強くなるのを抑えることができ、かつABS(アンチ・
スキッド・ブレーキ・システム)との干渉を起さないと
いう効果がある。
第8図は従来良く行なわれていた、遊星歯車とキャリア
の相対回転部にニードルベアリングを介装し、摩擦係数
の値を小さくして実験した結果得られたトルク配分特性
図である。この場合、例えば左車輪がスリップ等して左
車軸トルクTLが低下して線への点Bにて示すようにT
L2まで低下した時、右車軸トルクTRも非常に低下し
てTR2となってしまうことがわかった。
同様に、右車輪がスリップ等して右車軸トルクTRが低
下した時も、線ホかられかるように、左車軸トルクTL
も非常に小さくなってしまうのである。
以上述べたように、本発明によるトルク配分特性は従来
の特性に較べて優れている。
〔発明の効果〕
以上述べたように、請求項1,2,3.4及び5に係る
発明は、第1の遊星歯車及び又は第2の遊星歯車とキャ
リアとの回転部に差動制限手段を設けたことにより、一
方の駆動軸の駆動トルクが低下しても、他方の駆動軸の
駆動トルクが著しく低下するようなことがなく、一方の
駆動軸と他方の駆動軸との間に適度な駆動トルクの配分
が得られ、また摩擦クラッチ機構等を設ける必要がなく
、簡単な構造とすることができ、小型化、軽量化に寄与
できるという効果がある。
また、請求項6に係る発明は、内歯歯車と第1の遊星歯
車との噛合背隙、第1の遊星歯車と第2の遊星歯車との
噛合背隙及び第2の遊星歯車と太陽歯車との噛合背隙の
うち、いづれか少なくとも1つの噛合背隙の量を極めて
小さくしたので、遊星歯車組を構成する内歯歯車、第1
の遊星歯車、第2の遊星歯車及び太陽歯車間の相対回転
に適度の制動がかかり、そのため一方の駆動軸の駆動ト
ルクが低下しても他方の駆動軸の駆動トルクが著しく低
下するようなことがなく、一方の駆動軸と他方の駆動軸
との間に適度な駆動トルクの配分が得られ、また摩擦ク
ラッチ機構等を設ける必要がなく、簡単な構造とするこ
とができ、小型化、軽量化に寄与できるという効果があ
る。
また、請求項7に係る発明は、第2の遊星歯車を、内歯
歯車の前進駆動方向に対して第1の遊星歯車よりも後方
に配置したため、前進駆動時には比較的大きな制動トル
クを各歯車に与えることができ、後進駆動時又はコース
テイング時には比較的小さな制動トルクを各歯車に与え
ることができ、これにより一方の駆動軸と他方の駆動軸
との間に、前進駆動時と後進駆動時又はコーステイング
時とに応じて適切な駆動トルクの配分が得られ、また摩
擦クラッチ機構等を設ける必要がなく、構造簡単で小型
化、軽量化に寄与できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の請求項1.2及び5の実施例の縦断面
図、第2図は遊星歯車機構を構成する各可動部材の横断
面図、第3図は本発明の請求項1゜3及び5の実施例の
縦断面図、第4図は本発明の請求項1,4及び5の実施
例の縦断面図、第5図及び第6図は本発明の請求項7の
実施例の説明図で、第5図は前進駆動時、第6図は後進
駆動時又はコーステイング時をそれぞれ示す。第7図は
本発明に係るトルク配分特性図、第8図は従来の差動装
置に係るトルク配分特性図である。 1・・・デフケース 3・・・内歯歯車 5・・・リングギア(被駆動歯車) 7・・・太陽歯車 8・・・左車軸(一方の駆動軸) 9.1.09,109a・・・第1の遊星歯車10.1
10.110a・・・第2の遊星歯車11・・・キャリ
ア 13・・・第1のビン 14・・・第2のピン 15・・・右車軸(他方の駆動軸) 代理人  弁理士   三 好 秀 和 妬6図 @ 7図 1!8図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被駆動歯車及びデフケースに固定された内歯歯車
    と、該内歯歯車と同軸でかつ前記デフケースに対して回
    転自在に配設された太陽歯車と、前記内歯歯車に噛合う
    第1の遊星歯車と、該第1の遊星歯車に噛合うとともに
    前記太陽歯車にも噛合う第2の遊星歯車と、前記第1及
    び第2の遊星歯車をそれぞれ回転可能に軸支するととも
    にそれ自体が前記デフケースに対して回転自在に配設さ
    れたキャリアとを備え、前記太陽歯車を一方の駆動軸に
    連結し、前記キャリアを他方の駆動軸に連結してなる遊
    星歯車式差動装置において、前記第1の遊星歯車及び又
    は前記第2の遊星歯車と前記キャリアとの回転部に差動
    制限手段を設けたことを特徴とする遊星歯車式差動装置
  2. (2)差動制限手段が、第1及び第2の遊星歯車にそれ
    ぞれ設けられた円孔と、キャリアに固定されかつ前記円
    孔にそれぞれ密に嵌合しかつ外周に油溝を備えた第1及
    び第2のピンとで構成された請求項1記載の遊星歯車式
    差動装置。
  3. (3)差動制限手段が、中実体で形成された第1及び第
    2の遊星歯車の両側端にそれぞれ設けられた大径軸部と
    、キャリアに設けられかつ前記大径軸部にそれぞれ密に
    嵌合する大径円孔とで構成された請求項1記載の遊星歯
    車式差動装置。
  4. (4)差動制限手段が、中実体で形成された第1及び第
    2の遊星歯車の一側端に設けられた大径軸部及び他側端
    に設けられた小径軸部と、キャリアに設けられかつ前記
    大径軸部に嵌合する大径円孔及び前記小径軸部に嵌合す
    る小径円孔とで構成され、かつ前記大径軸部と小径軸部
    の軸方向の位置が、第1の遊星歯車と第2の遊星歯車と
    で互いに反対側とされた請求項1記載の遊星歯車式差動
    装置。
  5. (5)第1の遊星歯車及び又は第2の遊星歯車とキャリ
    アとの回転部の表面粗度を粗くした請求項1、2、3又
    は4記載の遊星歯車式差動装置。
  6. (6)被駆動歯車及びデフケースに固定された内歯歯車
    と、該内歯歯車と同軸でかつ前記デフケースに対して回
    転自在に配設された太陽歯車と、前記内歯歯車に噛合う
    第1の遊星歯車と、該第1の遊星歯車に噛合うとともに
    前記太陽歯車にも噛合う第2の遊星歯車と、前記第1及
    び第2の遊星歯車をそれぞれ回転可能に軸支するととも
    にそれ自体が前記デフケースに対して回転自在に配設さ
    れたキャリアとを備え、前記太陽歯車を一方の駆動軸に
    連結し、前記キャリアを他方の駆動軸に連結してなる遊
    星歯車式差動装置において、前記内歯歯車と前記第1の
    遊星歯車との噛合背隙、前記第1の遊星歯車と前記第2
    の遊星歯車との噛合背隙及び前記第2の遊星歯車と前記
    太陽歯車との噛合背隙のうち、いづれか少なくとも1つ
    の噛合背隙の量を極めて小さくしたことを特徴とする遊
    星歯車式差動装置。
  7. (7)被駆動歯車及びデフケースに固定された内歯歯車
    と、該内歯歯車と同軸でかつ前記デフケースに対して回
    転自在に配設された太陽歯車と、前記内歯歯車に噛合う
    第1の遊星歯車と、該第1の遊星歯車に噛合うとともに
    前記太陽歯車にも噛合う第2の遊星歯車と、前記第1及
    び第2の遊星歯車をそれぞれ回転可能に軸支するととも
    にそれ自体が前記デフケースに対して回転自在に配設さ
    れたキャリアとを備え、前記太陽歯車を一方の駆動軸に
    連結し、前記キャリアを他方の駆動軸に連結してなる遊
    星歯車式差動装置において、前記第2の遊星歯車を前記
    内歯歯車の前進駆動方向に対して前記第1の遊星歯車よ
    りも後方に配置したことを特徴とする遊星歯車式差動装
    置。
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