JP2009068705A - 端面歯列を備えたロッキングディファレンシャル - Google Patents

端面歯列を備えたロッキングディファレンシャル Download PDF

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Abstract

【課題】大きなロッキングモーメントを発生させることができ、この場合、簡単にかつコンパクトに形成されているロッキングディファレンシャルを提案する。
【解決手段】歯付きクラッチ12が、アダプタギヤ7の一方の端面に設けられた第1の端面歯列14と、アダプタギヤ7に係合するギヤ5,6の一方の端面に設けられた第2の端面歯列13とを有しているようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のパワートレーンに使用するためのロッキングディファレンシャル、特にトルク感応型のプラネタリギヤ式ディファレンシャルであって、支持エレメントが設けられており、該支持エレメントが、回転軸線を中心として回転駆動可能であり;複数のプラネタリピニオンが設けられており、該プラネタリピニオンが、支持エレメントと共に回転軸線を中心として周転するようになっており;該回転軸線を中心として回転可能に支承されたリングギヤが設けられており、該リングギヤが、少なくとも一部数のプラネタリピニオンに歯列係合しており;回転軸線を中心として回転可能に支承されたサンギヤが設けられており、該サンギヤが、少なくとも一部数のプラネタリピニオンに歯列係合しており;アダプタギヤが設けられており、該アダプタギヤが、一方のギヤ、つまり、リングギヤまたはサンギヤに歯付きクラッチを介して係合するようになっており、これによって、トルクが伝達されるようになっている形式のものに関する。
ドイツ連邦共和国特許第19750834号明細書に基づき、トルク感応型のロッキングディファレンシャルが公知である。この公知のロッキングディファレンシャルは、1つの支持エレメントと、2つのサイドシャフトと、2つのグループの補償ギヤとを有している。これらの補償ギヤは、支持エレメントに設けられた、回転軸線に対して平行な円筒状のポケット内に回転可能に支承されている。サイドギヤと補償ギヤとは斜歯列を有している。これによって、両サイドギヤ相互の相対回動時に摩擦力が生ぜしめられる。こうして、両アクスルシャフトギヤの間に、トルクに関連したロッキングモーメントが発生させられる。このロッキングモーメントは回転数の同調に繋がる。このような形式のロッキングディファレンシャルは出願人によって「Powr−Trak」ディファレンシャルという呼称で提供され、販売される。
米国特許第2006/0160652号明細書に基づき、平歯車式ディファレンシャルの形の類似のロッキングディファレンシャルが公知である。ここでは、両サイドギヤの間に、カムアッセンブリを備えたクラッチが設けられている。
欧州特許出願公開第1491796号明細書に基づき、支持エレメントを備えた別のトルク感応型のロッキングディファレンシャルが公知である。複数のプラネタリピニオンが設けられている。これらのプラネタリピニオンは、支持エレメント内に回転可能に保持されていて、この支持エレメントと一緒に周転する。プラネタリピニオンはリングギヤとサンギヤとに歯列係合している。リングギヤは斜歯列を介してクラッチギヤに相対回動不能に結合されており、これによって、ギヤ相互の相対回動時に軸方向力が発生させられる。この軸方向力は摩擦ディスクを介して支持エレメントに対して支持される。これによって、ロッキング作用が得られる。
ドイツ連邦共和国特許第19750834号明細書 米国特許第2006/0160652号明細書 欧州特許出願公開第1491796号明細書
本発明の課題は、大きなロッキングモーメントを発生させることができ、この場合、簡単にかつコンパクトに形成されているロッキングディファレンシャル、特に自動車のパワートレーンに使用するためのトルク感応型の平歯車式ディファレンシャルを提案することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、歯付きクラッチが、アダプタギヤの一方の端面に設けられた第1の端面歯列と、アダプタギヤに係合するギヤ、つまり、リングギヤまたはサンギヤの一方の端面に設けられた第2の端面歯列とを有しているようにした。
本発明の有利な構成によれば、歯付きクラッチが、冠歯列のように形成されている。
本発明の有利な構成によれば、歯付きクラッチが、セレーションの形で形成されている。
本発明の有利な構成によれば、第1の端面歯列と第2の端面歯列とが円錐形である。
本発明の有利な構成によれば、アダプタギヤが、第1の軸方向に少なくとも間接的に支持エレメントに対して軸方向で、特に介在された摩擦ディスクを介して支持されている。
本発明の有利な構成によれば、アダプタギヤが、第2の軸方向に少なくとも間接的に支持エレメントに対して軸方向で、特に介在された摩擦ディスクを介して支持されている。
本発明の有利な構成によれば、アダプタギヤが、少なくとも間接的にサンギヤの一方の端面に対して軸方向で支持されており、該サンギヤが、支持エレメントに対して少なくとも間接的に軸方向で支持されている。
本発明の有利な構成によれば、歯付きクラッチが、リングギヤとアダプタギヤとの間に設けられており、該アダプタギヤとサンギヤとが、トルク伝達のための、特に被駆動のためのそれぞれ1つの軸歯列を有している。
本発明の有利な構成によれば、リングギヤが、ポット状に形成されていて、ジャケット部材と、該ジャケット部材に続く底部材とを有しており、第2の端面歯列が、底部材の端面に設けられている。
本発明の有利な構成によれば、ジャケット部材と底部材とが、一体に製作されている。
本発明の有利な構成によれば、ジャケット部材と底部材とが、まず、別個に製作されていて、次いで、互いに固く、特に溶接によって結合されている。
本発明の有利な構成によれば、リングギヤが、スリーブ部材を有しており、第2の端面歯列が、スリーブ部材の端面に形成されている。
本発明の有利な構成によれば、歯付きクラッチが、サンギヤとアダプタギヤとの間に設けられており、該アダプタギヤとリングギヤとが、トルク伝達のための、特に被駆動のためのそれぞれ1つの軸歯列を有している。
本発明の有利な構成によれば、当該ロッキングディファレンシャルが、ダブルピニオン式ディファレンシャルとして形成されており、プラネタリピニオンが、第1のグループのプラネタリピニオンを有しており、該プラネタリピニオンが、リングギヤに歯列係合しており、さらに、プラネタリピニオンが、第2のグループのプラネタリピニオンを有しており、該プラネタリピニオンが、サンギヤに歯列係合しており、第1のグループのそれぞれ1つのプラネタリピニオンが、第2のグループの所属の1つのプラネタリピニオンに歯列係合している。
本発明の有利な構成によれば、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、円筒区分で見て、対称的に形成されている。
本発明の有利な構成によれば、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、円筒区分で見て、非対称的に形成されている。
本発明の有利な構成によれば、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、コンスタントな圧力角を歯高さにわたって有している。
本発明の有利な構成によれば、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、可変の圧力角を歯高さにわたって有している。
本発明の有利な構成によれば、ばね手段が設けられており、該ばね手段が、アダプタギヤを軸方向に負荷するようになっている。
本発明の有利な構成によれば、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、可変の圧力角を歯幅にわたって有している。
本発明によるロッキングディファレンシャルの利点は、端面歯列を備えた歯付きクラッチの構成にある。なぜならば、端面歯列が、出力ギヤの間の回転数差の発生時に特に高い軸方向の拡開力を発生させるからである。このことは、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、回転軸線に対して直角に延びる歯側面を有していることによって実現される。生ぜしめられる駆動モーメントは、軸方向に有効な拡開力を発生させる。この拡開力はアダプタギヤを、反対の側に位置するギヤから軸方向で離れる方向に負荷する。このことも、やはり高いロッキング作用を結果的に招く。このことは、出力ギヤの間の不均等なモーメント分配および回転数の同調に繋がる。
アダプタギヤの端面歯列と、反対の側に位置する歯車の端面歯列とは、基本的に任意に形成されていてよい。第1の可能性によれば、歯付きクラッチが冠歯列のように形成されている。この場合、両端面歯列は冠歯車の形で形成されている。この冠歯車は相応に形成されていて、可変の係合角を有している。すなわち、この係合角が歯長さにわたって変化させられる。第2の可能性は、歯付きクラッチがセレーションの形で形成されていることにある。この場合、このセレーションの歯がコンスタントな係合角を歯長さにわたって有している。別の可能性によれば、歯付きクラッチが円錐歯列の形で形成されていてもよい。この場合、両端面歯列が円錐形である。端面歯列の歯が円弧状に形成されていることも可能である。
有利な構成によれば、アダプタギヤは、拡開力が作用する第1の軸方向に少なくとも間接的に支持エレメントに対して軸方向で支持されている。これに相俟って、「少なくとも間接的に」とは、アダプタギヤと支持エレメントとの間に別の増摩性の構成部材、特に介在された1つまたはそれ以上の摩擦ディスクが使用されてよいことを意味している。有利には、少なくとも1つの摩擦ディスクが、アダプタギヤの後方の半径方向の端面と、支持エレメントの、反対の側に位置する半径方向の支持面との間に配置されている。プラネタリキャリヤまたは枠エレメントとも呼ぶことができる支持エレメントは、ポット状のハウジング部材と、このハウジング部材に固く結合されたカバー部材とを有している。この場合、アダプタギヤの軸方向の支持は、前述した構成部材の一方に対して常に行われる。
第1の方向と逆の第2の方向には、アダプタギヤが同じく少なくとも間接的に支持エレメントに対して軸方向で支持されている。この場合、この軸方向の支持は、アダプタギヤに係合する対応ギヤ、すなわち、リングギヤもしくはサンギヤを介して行われる。この対応ギヤもやはり支持エレメントに対して軸方向で支持されている。この場合、高いロッキングモーメントを発生させるために、少なくとも1つの摩擦ディスクが支持エレメントの支持面と対応ギヤの端面との間に配置されていると有利である。
有利な構成によれば、さらに、アダプタギヤに係合しない第2の出力ギヤ、つまり、サンギヤまたはリングギヤが、両軸方向に軸方向で支持されていることが提案されている。有利には、第2の出力ギヤが第1の方向にアダプタギヤに対して軸方向で支持されている。このアダプタギヤもやはり支持エレメントに対して軸方向で支持されている。この場合、高いロッキング作用に対して、少なくとも1つの摩擦ディスクが、アダプタギヤの半径方向の接触面と第2の出力ギヤの端面との間に嵌め込まれていると有利である。逆方向では、第2の出力ギヤが、有利には摩擦ディスクを介在して直接的に支持エレメントに対して軸方向で支持されている。
第1の構成によれば、歯付きクラッチがリングギヤとアダプタギヤとの間で有効となる。この場合、アダプタギヤとサンギヤとは、特に被駆動体として働き、所属の被駆動軸へのトルク伝達のためのそれぞれ1つの軸歯列を有している。有利な構成によれば、リングギヤが、特に円筒状のスリーブ部材の形で形成されている。この場合、端面歯列はスリーブ部材の端面に形成されている。これによって、簡単な製造の利点、つまり、プラネタリピニオンに噛み合う内側歯列の簡単な製造の利点だけでなく、アダプタギヤとの相対回動不能な連結のための端面歯列の簡単な製造の利点も得られる。択一的な構成によれば、リングギヤがポット状に形成されていてもよい。この場合、リングギヤは、スリーブ部材と、このスリーブ部材に続く底部材とを有している。この構成では、リングギヤの端面歯列が、有利には底部材の端面に設けられている。この場合、スリーブ部材と底部材とは一体に製作されていてもよいし、まず、別個に製作され、次いで、互いに固く、特に溶接によって結合されてもよい。後者の構成は、スリーブ部材の内側歯列を簡単に製造することができる点において有利である。
第2の構成によれば、歯付きクラッチがサンギヤとアダプタギヤとの間で有効となる。この場合、アダプタギヤとリングギヤとは、特に被駆動体として働き、所属の被駆動軸へのトルク伝達のためのそれぞれ1つの軸歯列を有している。
別の構成によれば、本発明によるロッキングディファレンシャルがダブルピニオン式ディファレンシャルとして形成されている。この場合、プラネタリピニオンが第1のグループのプラネタリピニオンと第2のグループのプラネタリピニオンとを有している。第1のグループのプラネタリピニオンはリングギヤに歯列係合している。第2のグループのプラネタリピニオンはサンギヤに歯列係合している。この場合、第1のグループのそれぞれ1つのプラネタリピニオンは、第2のグループのプラネタリピニオンの所属の1つのプラネタリピニオンに噛み合っている。この構成は、特に横向きに組み込まれた原動機を備えたフロントアクスルへの使用の可能性を提供する。この場合、有利には、一方のギヤ、つまり、リングギヤまたはサンギヤがロッキングディファレンシャルの入力ギヤを形成している。この場合、支持エレメントと、それぞれ他方のギヤ、つまり、サンギヤまたはリングギヤとが、ロッキングディファレンシャルの出力ギヤとなる。
更なる利点は、本発明によるロッキングディファレンシャルのロッキング特性を歯付きクラッチの歯の構成によって変えることができ、具体的な要求に適合させることができることにある。したがって、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、円筒区分で見て、対称的に形成されていてよい。このことは、両トルク伝達方向への等しいロッキング挙動に繋がる。互いに異なるロッキング挙動が両トルク伝達方向に対して所望されている場合には、端面歯列の歯が非対称的に形成されてよい。さらに、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが、可変の圧力角を備えて歯高さにわたって形成されることによって、ロッキング量を軸方向の調節ストロークを介して変えることが可能となる。これに対して、歯がコンスタントな圧力角を歯高さにわたって有している場合には、ロッキング挙動が軸方向の調節ストロークにわたってコンスタントとなる。本発明によるロッキングディファレンシャルのロッキング特性の構成に対する更なる可能性は、冠歯列の事例にように、第1の端面歯列の歯と第2の端面歯列の歯とが可変の圧力角を歯幅にわたって有していることにある。冠歯列の使用時には、歯形状の構成によって、歯列を備えた両部材相互の拡幅と、これに相俟った歯当たり位置とから生ぜしめられる累減的な特性線を得ることが可能となる。
前述した全ての構成に当てはまる有利な構成によれば、アダプタギヤを軸方向に負荷するばね手段が設けられている。このばね手段は、支持エレメントの、互いに反対の側に位置する両支持面の間の力伝達路における任意の箇所に配置されていてよい。たとえば、ばね手段は両端面歯列の間に位置していてもよいし、アダプタギヤと所属の支持面との間に位置していてもよい。この支持面には、アダプタギヤが軸方向で支持されている。たとえば皿ばねの形で形成されていてよいばね手段によって、軸方向のプリロードが発生させられ、これによって、再び高められたロッキングモーメントが両出力ギヤ相互の相対回動時に達成される。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図1および図2を以下に一緒に説明する。ロッキングディファレンシャル2を認めることができる。このロッキングディファレンシャル2は支持エレメント3を有している。この支持エレメント3は回転軸線Aを中心として回転駆動可能である。さらに、ロッキングディファレンシャル2は、支持エレメント3内に収容された遊星ギヤ機構を有している。この遊星ギヤ機構は、全周にわたって分配された複数のプラネタリピニオン4を有している。これらのプラネタリピニオン4は、それぞれ支持エレメント3に対して回転保持されていて、この支持エレメント3と一緒に回転軸線Aを中心として周転する。さらに、遊星ギヤ機構はリングギヤ5とサンギヤ6とを有している。両ギヤ5,6は支持エレメント3内に収容されている。プラネタリピニオン4は、有利には斜歯列の形で形成された歯列で、リングギヤ5の相応の内側歯列と、サンギヤ6の相応の外側歯列とに噛み合っている。リングギヤ5は支持エレメント3内に回転軸線Aに対して同軸的に自由に回転可能に支承されていて、歯付きクラッチ12を介してアダプタギヤ7に歯列係合し、これによって、トルクが伝達される。
支持エレメント3は二分割式に形成されていて、カバー部材8を有している。このカバー部材8はフランジ結合部11を介して支持エレメント3のジャケット部材9に固く結合されている。特に図2から明らかであるように、カバー部材8は、周方向に延びる複数のウェブ22を有している。これらのウェブ22は空所によって中断されている。全周にわたって分配された2つのウェブ22の間の各空所内には、1つのプラネタリピニオン4が収容されている。したがって、このプラネタリピニオン4は支持エレメント3と一緒に回転軸線Aを中心として周転する。自動車の、駆動される2つのアクスルの間のセンタディファレンシャルとしての本発明によるロッキングディファレンシャル2の使用時には、支持エレメント3もしくはプラネタリピニオン4が入力体として働き、サンギヤ6とアダプタギヤ7とが出力部材として働く。したがって、支持エレメント3に導入されたトルクがサンギヤ6とアダプタギヤ7とに伝達される。トルクを導入するためには、支持エレメント3がスリーブ付設部23を有している。このスリーブ付設部23は軸歯列10を備えている。この軸歯列10内には、駆動軸を相対回動不能に差し込むことができる。相応して、サンギヤ6が孔を有している。この孔は内側歯列16を備えている。この内側歯列16内には、被駆動軸を相対回動不能に差し込むことができる。さらに、アダプタギヤ7は、第2の被駆動軸(図示せず)へのトルク伝達のための別の軸歯列15を備えたハブ24を有している。
以下に、本発明によるロッキングディファレンシャル2の機能形式を説明する。自動車の両被駆動軸(図示せず)に同じ回転数が生ぜしめられる限り、サンギヤ6も、アダプタギヤ7も、両ギヤ6,7に相対回動不能に結合されたリングギヤ5もブロックで一緒に回転軸線Aを中心として回転する。これに対して、両被駆動ギヤの間、つまり、サンギヤ6とアダプタギヤ7との間に差回転数が生ぜしめられると、歯付きクラッチ12に軸方向力が生ぜしめられる。この軸方向力はアダプタギヤ7とリングギヤ5とを軸方向で見て逆方向に負荷する。この場合、アダプタギヤ7は、異なる回転数で回転軸線Aを中心として回転する支持エレメント3の底部25の方向に負荷される。アダプタリング7の半径方向の端面26と、支持エレメント3の相応の半径方向の支持面27との間には、摩擦ディスク17が嵌め込まれている。この摩擦ディスク17によって、互いに異なる回転数で回転軸線Aを中心として回転する構成部材7,3が互いに制動される。さらに、リングギヤ5が支持エレメント3のカバー部材8に対して、別の摩擦ディスク18を介在して軸方向で支持されていることが明らかである。この摩擦ディスク18も同じく、回転数差の発生時に摩擦効果ひいては回転数の同調ひいてはディファレンシャル2のロッキングを生ぜしめる。
全周にわたって分配されたプラネタリピニオン4は、それぞれ1つの端面28,38を有している。この場合、端面28と、アダプタギヤ7の、軸方向で反対の側に位置する当付け面29との間には、別の摩擦ディスク21が設けられている。アダプタギヤ7と逆方向に向けられた端部では、プラネタリピニオン4がその端面38で直接的に支持エレメント3のカバー部材8に対して軸方向で支持されている。サンギヤ6は別の摩擦ディスク19,20を介して軸方向に支持されている。
本発明によるロッキングディファレンシャル2は、端面歯列を備えた歯付きクラッチ12の構成によって、特に高いロッキング効果を有している。なぜならば、被駆動ギヤ6,7の間の回転数差の発生時に、軸方向の大きなロッキング力が発生させられるからである。ディファレンシャルギヤセットのギヤ4,5,6は、拡開力に基づき摩擦ディスク17,18,19,20,21を介して少なくとも間接的に支持エレメント3に対して負荷され、これによって、回転数の同調ひいてはロッキング効果が生ぜしめられる。図示の構成では、歯付きクラッチ12が、アダプタギヤ7の一方の端面に設けられた第1の端面歯列13と、リングギヤ5の一方の端面に設けられた第2の端面歯列14とを有している。
図3には、図1および図2によるロッキングディファレンシャルに用いられるリングギヤ5とアダプタギヤ7とから成るアッセンブリが概略的に示してある。図示のこのアッセンブリは、支持エレメント(図示せず)内に挿入することができる。この場合、リングギヤ5とアダプタギヤ7とは、少なくとも間接的に支持エレメントに対して軸方向で支持される。同じ構成部材は図1と同じ符号を備えており、変更された構成部材は、相応に桁下げされた指数を備えている。図示の構成では、リングギヤ5がポット状に形成されていて、ジャケット部材32と、このジャケット部材32に続く底部材33とを有している。この場合、ジャケット部材32の内面には、内側歯列31が認められる。この内側歯列31には、プラネタリピニオン(図示せず)が歯列係合される。さらに、平歯車歯列13を認めることができる。この平歯車歯列13は底部材33の端面に配置されている。底部材33に対して軸方向で反対の側には、アダプタギヤ7が位置している。このアダプタギヤ7は、ハブ24と、このハブ24に続く半径方向区分34とを有している。この場合、第1の端面歯列13がトルク伝達のために係合する第2の端面歯列14が半径方向区分34に形成されている。
図4には、リングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリの別の構成が概略的に示してある。このアッセンブリも同じく図1もしくは図2によるロッキングディファレンシャルに使用することができる。同じ構成部材は同じ符号を備えており、変更された構成部材は、相応に指数3だけ桁下げされた符号を備えている。図示の構成の特殊性は、リングギヤ5がスリーブ状に形成されていることにある。この場合、第1の端面歯列13はスリーブ部材32の端面に形成されている。アダプタギヤ7の第2の端面歯列14もより大きな半径で相応している。図示の構成の利点は、リングギヤ5の簡単なかつ廉価な製作にある。このリングギヤ5では、内側歯列31を軸方向の送り運動による製造法によって簡単に製作することができる。
図5に示したリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリの構成は、図3に示したリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリにほぼ相当している。この限りにおいて、図3の説明が参照される。ただ1つの違いは、リングギヤ5が、まず、別個に2つの部材、つまり、ジャケット部材32と底部材33とから製作され、両部材32,33が、追補的に互いに、たとえば溶接によって結合されることにある。全周にわたって延びる溶接シームは符号39で示してある。便宜上、アダプタギヤ7は、ここには図示していない。
図6には、別の構成におけるリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリが示してある。このリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリは図1もしくは図2によるロッキングディファレンシャルに使用することができる。同じ構成部材は、図3と同じ符号で示してある。この限りにおいて、その説明が共通して参照される。図示の構成は、歯付きクラッチ12が、リングギヤ5の底部材33に設けられた第1の円錐形の端面歯列13と、アダプタギヤ7に設けられた相応の円錐形の端面歯列14とを有していることによって特徴付けられている。この構成によって、軸方向に極めて短い構造のアッセンブリが得られる。
図7には、別の構成における本発明によるロッキングディファレンシャル2が縦断面図で概略的に示してある。ここに示したロッキングディファレンシャル2はその構造および機能形式に関して、図1もしくは図2に示したロッキングディファレンシャルにほぼ相当しており、これによって、共通して上記説明が参照される。この場合、同じ構成部材は同じ符号を備えており、変更された構成部材は、数字6だけ桁下げされた符号を備えている。図1による構成と異なり、図示の構成では、アダプタギヤ7が歯付きクラッチ12を介してサンギヤ6に係合している。リングギヤ5はポット状に形成されていて、円筒区分35と半径方向の底区分36とを有している。この底区分36は内側の軸歯列37を備えている。この軸歯列37は、差し込まれた軸へのトルクの伝達のために働く。サンギヤ6はアダプタギヤ7の外側円筒状の面に回転可能に支承されている。プラネタリピニオン4は、カバー部材8の、全周にわたって分配されたポケット内に収容されていて、このカバー部材8と一緒に長手方向軸線Aを中心として回転する。支持エレメント3のジャケット部材は、この図面には示していない。
図8a)および図8b)には、別の構成における本発明によるロッキングディファレンシャル2が示してある。図示のロッキングディファレンシャルはその構造および機能形式に関して、図7に示したロッキングディファレンシャルにほぼ相当している。この限りにおいて、図7の説明が参照される。この場合、同じ部材は同じ指数を備えており、変更された構成部材は、数字7だけ桁下げされた指数を備えている。図示の構成の特殊性は、いわゆる「ダブルピニオン式ディファレンシャル」であるということにある。この場合、特に図8b)から明らかであるように、2つのグループのプラネタリピニオン4’,4’’が設けられている。この場合、第1のプラネタリピニオン4’はリングギヤ5に歯列係合しており、第2のプラネタリピニオン4’’はサンギヤ6に噛み合っている。第1のグループのプラネタリピニオンのそれぞれ1つのプラネタリピニオン4’は、第2のグループのプラネタリピニオンの1つのプラネタリピニオン4’’に噛み合っている。ダブルピニオン式アッセンブリによって、リングギヤ5とサンギヤ6とが同じ回転方向に回転することが達成される。その他の点では、図示のロッキングディファレンシャルは上記構成に相当している。特にサンギヤ6とアダプタギヤ7との間に歯付きクラッチ12が設けられている。この歯付きクラッチ12は両被駆動ギヤの間の回転数差の発生時に高いロッキング作用を発生させる。図示のロッキングディファレンシャル2は、リングギヤ5またはサンギヤ6を駆動ギヤとして使用することもできるという利点を有している。これによって、ディファレンシャルが、特に横置きの原動機を備えた自動車のフロントアクスルに使用するために適しているはずである。
以下に、歯付きクラッチ12の種々異なる歯列対偶を説明する。図9〜図12に概略的に示した歯形は、基本的に、図1〜図8による前述した各ロッキングディファレンシャルに使用することができる。
図9に示した歯付きクラッチ12’の歯形はセレーションの形で形成されていることが認められる。この場合、第1の端面歯列13’の歯側面と第2の端面歯列14’の歯側面とが対称的に形成されている。この構成によって、正のトルクと負のトルクとの間、すなわち、アクセルオン運転またはアクセルオフ運転の間の発生させられたロッキングモーメントが等しくなる。
これに対して、図10に示した歯付きクラッチ12’’の歯形は非対称的に形成されている。これによって、アクセルオン運転中にロッキングディファレンシャル2の、アクセルオフ運転中と異なるロッキング特性が達成されることが達成される。歯側面の具体的なジオメトリによって、ロッキングディファレンシャル2のロッキング特性を変えることができる。緩傾斜の歯側面を備えた歯列が、2つの出力ギヤの間の回転数のより緩速な同調を生ぜしめるのに対して、急傾斜の歯側面を備えた歯列は迅速なロッキング作用を生ぜしめる。
図11に示した構成では、第1の端面歯列13’’’の歯と第2の端面歯列14’’’の歯とが可変の傾きを歯高さにわたって有している。このためには、歯もしくは歯溝が凹状にもしくは凸状に形成されている。これによって、図示の構成では、軸方向の拡開力が、互いに離れる方向への両クラッチ部材の軸方向に移動につれて増加することが生ぜしめられる。
図12には、歯付きクラッチ12’’’’が冠歯列の形で形成されている構成が示してある。この場合、第1の端面歯列13’’’’の歯と第2の端面歯列14’’’’の歯とは可変の圧力角を歯幅にわたって有している。この歯幅が半径方向内側から半径方向外側に向かって増加していることが認められる。冠歯列を備えたこの構成では、歯形状の構成によって、累減的な特性線を得ることができる。トルクが加えられていない場合には、両端面歯列は押し合わされている。トルク伝達時には、トルクが半径方向の一部区分でしか伝達されない。この場合、歯列係合線は端面歯列の軸方向の拡開の増加時に半径方向外向きに移動する。こうして、軸方向力の累減的な増加が得られる。このことは、ロッキングモーメントの相応に累減的な増加に繋がる。
前述した全ての構成には、第1の端面歯列13の歯と第2の端面歯列14の歯とが、回転軸線Aに対して直角に延びる歯側面を有していることが共通している。これは、回転軸線Aに交差する半径方向の直歯列であってもよし、回転軸線Aに間隔を置いて交差する斜歯列であってもよい。この構成によって、両出力ギヤの間の回転数差の発生時に特に高い軸方向の拡開力ひいてはロッキングディファレンシャルの高いロッキング作用が得られる。
第1の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルの縦断面図である。 分解した図1に示したロッキングディファレンシャルの部分的に切り欠いた斜視図である。 分解した図1に示したロッキングディファレンシャルの縦断面図である。 第2の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルに用いられるリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリの概略図である。 第3の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルのリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリの概略図である。 第4の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルのリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリの概略図である。 第5の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルのリングギヤ・アダプタギヤ・アッセンブリの概略図である。 第6の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルの概略的な縦断面図である。 第7の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルの概略的な縦断面図である。 第7の構成における本発明によるロッキングディファレンシャルの概略的な横断面図である。 図1〜図8に示した1つの構成による本発明による1つのロッキングディファレンシャルの第1の構成における歯付きクラッチの歯形を概略的に示す図である。 図1〜図8に示した1つの構成による本発明による1つのロッキングディファレンシャルの第2の構成における歯付きクラッチの歯形を概略的に示す図である。 図1〜図8に示した1つの構成による本発明による1つのロッキングディファレンシャルの第3の構成における歯付きクラッチの歯形を概略的に示す図である。 図1〜図8に示した1つの構成による本発明による1つのロッキングディファレンシャルの第4の構成における歯付きクラッチの三次元的な部分断面図である。
符号の説明
2 ロッキングディファレンシャル、 3 支持エレメント、 4 プラネタリピニオン、 5 リングギヤ、 6 サンギヤ、 7 アダプタギヤ、 8 カバー部材、 9 ジャケット部材、 10 軸歯列、 11 フランジ結合部、 12 歯付きクラッチ、 13 端面歯列、 14 端面歯列、 15 軸歯列、 16 内側歯列、 17 摩擦ディスク、 18 摩擦ディスク、 19 摩擦ディスク、 20 摩擦ディスク、 21 摩擦ディスク、 22 ウェブ、 23 スリーブ付設部、 24 ハブ、 25 底部、 26 端面、 27 支持面、 28 端面、 29 当付け面、 31 内側歯列、 32 ジャケット部材、 33 底部材、 34 半径方向区分、 35 円筒区分、 36 底区分、 37 軸歯列、 38 端面、 39 溶接シーム、 A 回転軸線

Claims (1)

  1. 特に自動車のパワートレーンに使用するためのロッキングディファレンシャルであって、
    支持エレメント(3)が設けられており、該支持エレメント(3)が、回転軸線(A)を中心として回転駆動可能であり;
    複数のプラネタリピニオン(4)が設けられており、該プラネタリピニオン(4)が、支持エレメント(3)と共に回転軸線(A)を中心として周転するようになっており;
    該回転軸線(A)を中心として回転可能に支承されたリングギヤ(5)が設けられており、該リングギヤ(5)が、少なくとも一部数のプラネタリピニオン(4)に歯列係合しており;
    回転軸線(A)を中心として回転可能に支承されたサンギヤ(6)が設けられており、該サンギヤ(6)が、少なくとも一部数のプラネタリピニオン(4)に歯列係合しており;
    アダプタギヤ(7)が設けられており、該アダプタギヤ(7)が、一方のギヤ、つまり、リングギヤ(5)またはサンギヤ(6)に歯付きクラッチ(12)を介して係合するようになっており、これによって、トルクが伝達されるようになっている形式のものにおいて、
    歯付きクラッチ(12)が、アダプタギヤ(7)の一方の端面に設けられた第1の端面歯列(14)と、アダプタギヤ(7)に係合するギヤ(5,6)の一方の端面に設けられた第2の端面歯列(13)とを有していることを特徴とする、ロッキングディファレンシャル。
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