JP2007505276A - 伝動装置アッセンブリ - Google Patents
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Abstract
本発明は、自動車のパワートレーンに用いられる伝動装置アッセンブリであって、当該伝動装置アッセンブリが、ディファレンシャルギヤ(2)と、第1の多板クラッチ(10)と、第2の多板クラッチ(20)とを有している形式のものに関する。ディファレンシャルギヤ(2)は遊星歯車伝動装置の形で形成されていて、ディファレンシャルケース(4)と、2つの出力軸(17,21)を駆動するための差動歯車セットとを有している。両多板クラッチ(10,20)は、所属の出力軸(17,21)に接続されたそれぞれ1つのハブ(41,44)と、このハブ(41,44)に相対回動不能に結合されたインナプレートと、それぞれ1つのクラッチケース(38,42)と、このクラッチケース(38,42)に相対回動不能に結合されたアウタプレートとを有している。両多板クラッチ(10,20)は作動装置(51,52)によって操作可能である。両クラッチケース(38,42)はディファレンシャルケース(4)に少なくとも1つの中間軸(31)と、平歯車対偶(28,29;32,36)とを介して駆動結合されている。この平歯車対偶(28,29;32,36)は、両クラッチケース(38,42)がディファレンシャルケース(4)よりも大きな回転数で回転するように形成されている。
Description
本発明は、自動車のパワートレーンに用いられる伝動装置アッセンブリであって、自動車が、ディファレンシャルギヤを有しており、該ディファレンシャルギヤが、ディファレンシャルケースと、差動歯車セットと、該差動歯車セットに結合された第1の出力軸および第2の出力軸とを備えている形式のものに関する。
特に全輪駆動式の自動車では、より良好なトラクションのほかに、走行動特性および敏捷性の向上も要求される。したがって、自動車の駆動モーメントを必要に応じて走行状態に相応して駆動輪に異なる量で分配する解決手段が求められる。このような形式のディファレンシャルギヤは、たとえばドイツ連邦共和国特許第4427493号明細書およびヨーロッパ特許第0662402号明細書に基づき公知である。
ドイツ連邦共和国特許第3900638号明細書に基づき、自動車のパワートレーンにおける2つのアクスルシャフトを駆動するための別のディファレンシャルギヤが公知である。この公知のディファレンシャルギヤは傘歯車伝動装置の形で形成されている。回転軸線に対して平行に中間軸が設けられている。この中間軸は、ディファレンシャルケースに設けられた歯列を介して駆動され、2つのクラッチに駆動結合されている。両クラッチは、それぞれ中間軸に相対回動不能に固定されたインナプレートと、このインナプレートに対して軸方向に交互にクラッチケースに相対回動不能に固定されたアウタプレートとを有している。クラッチケースはそれぞれ歯列を介して両アクスルシャフトの一方に駆動結合されている。ディファレンシャルケースと中間軸との間の歯列と、クラッチケースとアクスルシャフトとの間の歯列とは、アクスルシャフトをクラッチの作動によって付加的なトルクで負荷することができるように選択されている。
ここから出発して、本発明の課題は、簡単に形成されていて、両出力軸への非対称的なトルク配分、すなわち、アクティブなヨーモーメントの形成を可能にするディファレンシャルギヤを提案することである。
この課題は、本発明によれば、自動車のパワートレーンに用いられる伝動装置アッセンブリにおいて、遊星歯車伝動装置の形のディファレンシャルギヤが設けられており、該ディファレンシャルギヤが、入力軸によって回転軸線を中心として回転駆動可能であるディファレンシャルケースと、第1の出力軸および第2の出力軸を回転軸線を中心として駆動するための差動歯車セットとを備えており、回転軸線にセンタリングされて配置された第1の多板クラッチが設けられており、該第1の多板クラッチが、第1の出力軸に接続された第1のハブと、該第1のハブに相対回動不能に結合された第1のインナプレートと、第1のクラッチケースと、該第1のクラッチケースに相対回動不能に結合された第1のアウタプレートとを有していて、第1の作動手段によって操作可能であり、回転軸線にセンタリングされて配置された第2の多板クラッチが設けられており、該第2の多板クラッチが、第2の出力軸に接続された第2のハブと、該第2のハブに相対回動不能に結合された第2のインナプレートと、第2のクラッチケースと、該第2のクラッチケースに相対回動不能に結合された第2のアウタプレートとを有していて、第2の作動手段によって操作可能であり、第1のクラッチケースと第2のクラッチケースとが、ディファレンシャルケースに少なくとも1つの中間軸と、平歯車対偶とを介して駆動結合されており、第1のクラッチケースと第2のクラッチケースとが、ディファレンシャルケースと異なる回転数で回転するように、平歯車対偶が形成されていることによって解決される。
この解決手段の利点は、相応の多板クラッチの操作によって、クラッチケースがディファレンシャルケースよりも迅速にまたは緩速に回転しているかどうかに応じて、付加的なトルクまたは制動モーメントを所属の出力軸に加えることができることにある。平歯車対偶の変速比から生ぜしめられる回転数を備えたクラッチケースが出力軸よりも迅速に回転し、これによって、クラッチケースが平歯車対偶に常に「先行して回転する」と、付加的なトルクを、カーブの通過時により迅速に回転するカーブ外側の車輪に加えることができる。択一的な構成によれば、クラッチケースが出力軸よりも緩速に回転すると、制動モーメントをカーブ内側の車輪に加えることができる。両構成により、ディファレンシャルケースに導入されたトルクを両出力軸に非対称的に分配することができ、これによって、迅速なカーブ走行時にアクティブなヨーモーメントが形成され、自動車の走行安定性が高められる。このヨーモーメントによって、著しく高いカーブ速度と、改善されたカーブ進入特性と、自動車の走行動特性への安定した調整介入とが可能となる。この場合、駆動力は失われていかない。
多板クラッチは、それぞれ所属の作動手段によって操作される。この作動手段はさらに自動車の走行安定性調整器を介して制御され得る。こうして、クラッチを異なる使用事例に対して異なる形式で操作することができる。
両出力軸への非対称的なトルク配分を伴うアクティブなヨーモーメントを形成するためには、一方のクラッチしか作動されない、すなわち、摩擦接続されない。こうして、入力軸を介して入力されたトルクが専ら差動歯車セットに伝達されず、トルクの一部がディファレンシャルケースと中間軸とを介して相応のクラッチに直接到達し、そこから所属の出力軸に到達する。したがって、この出力軸が、他方の出力軸よりも高いトルクで負荷される。
別の使用事例によれば、本発明による伝動装置アッセンブリはロッキングディファレンシャルとして使用されてもよい。このためには、たとえばスリップに基づき生ぜしめられる両車輪の回転数差で両クラッチが同時に作動される。したがって、両出力軸を同期化する、個々の両クラッチモーメントの総和に相当するロッキングモーメントが形成される。スリップが、好ましくない接地性を伴った車輪で減少させられ、走行路に伝達される駆動モーメントが増加させられる。
別の使用事例は、両クラッチが同時に操作されることを提案している。こうして、入力軸が連動させられ、これによって、車輪が同じ速度で回転する。このような保持機能は、たとえば山での始動補助のために使用することができる。
有利な構成によれば、第1の平歯車対偶が、ディファレンシャルケースに相対回動不能に結合された第1の平歯車と、該第1の平歯車に噛み合う第1のピニオンとを有しており、第2の平歯車対偶が、第1のピニオンに中間軸を介して相対回動不能に結合された第2のピニオンと、該第2のピニオンに噛み合う第2の平歯車とを有しており、該第2の平歯車が、少なくとも一方のクラッチケースを回転駆動するようになっていることが提案されている。この場合、平歯車対偶の、互いに噛み合う歯の比は、駆動される少なくとも1つのクラッチケースが、ディファレンシャルケースよりも迅速に回転軸線を中心として回転するように選択されている。こうして、相応のクラッチの切換によって、常にアクティブなヨーモーメントを所属の出力軸に加えることができる。
第1の構成によれば、第2の平歯車が、第2の出力軸に対して同軸的に外側に位置する第2の中空軸を回転駆動するようになっており、該第2の中空軸が、少なくとも一方のクラッチケースに固く結合されている。この場合、第1の平歯車と第2の平歯車とが、互いに軸方向で隣り合って配置されていて、互いにかつハウジングに対してスラスト軸受けによって、回転するように保持されていると有利である。こうして、両平歯車をハウジングの切欠き内に配置することができ、これによって、軸方向の構造長さが僅かに保たれる。
これに対して択一的な構成によれば、第2の平歯車が、少なくとも一方のクラッチケースに直接設けられていてよい。この場合、第2の平歯車が、外側でクラッチケースに固定された歯列の形で形成されていると有利である。この構成は、ただ1つの中実の第1の平歯車しか中間軸の駆動のために必要とならず、これによって、慣性モーメントが全体的に僅かとなり、軸方向の構造長さが短くなるという利点を有している。
有利な構成では、中間軸が中空軸として形成されており、この中空軸がラジアル軸受けによって、ハウジング内に保持されたピンに回転可能に支承されていて、スラスト軸受けによってハウジングに対して軸方向で支持されている。この場合、第1のピニオンと、第2のピニオンと、中間軸とが一体に製作されていると有利である。平歯車対偶を備えた複数の中間軸が設けられていてもよく、該中間軸が、それぞれ回転軸線に対して平行にかつ同じ間隔を置いて配置されていて、迅速にクラッチケースを駆動するための変速段を形成している。複数の中間軸の使用は、それぞれ1つの平歯車対偶の歯に作用する力が僅かとなるという利点を提供する。
有利な構成によれば、ディファレンシャルケース内のキャリヤを介して第1の出力軸に相対回動不能に結合された第1の中空軸が設けられており、該第1の中空軸が、ディファレンシャルケースを基準として同一の側に第2の出力軸を備えてかつ該第2の出力軸に対して同軸的に外側に位置して配置されている。この場合、クラッチケースを駆動するための第2の中空軸は、ハブを駆動するための第1の中空軸に同軸的に外側に位置して回転可能に支承されている。具体的な構成では、第1の多板クラッチと第2の多板クラッチとが、互いに軸方向で隣り合って配置されており、第1のクラッチケースと第2のクラッチケースとが互いに固く結合されている。この構成は特に有利である。なぜならば、両クラッチを、入力軸を基準としてディファレンシャルギヤに対して軸方向で逆の共通の側に配置することができるからである。こうして、同じく伝動装置アッセンブリの小さな構造サイズが達成される。
有利な構成では、ディファレンシャルギヤが、二重遊星歯車伝動装置の形で形成されていて、ディファレンシャルケースに相対回動不能に結合されたリングギヤと、キャリヤに回転可能に保持された第1および第2のプラネタリピニオンと、第2の出力軸に相対回動不能に結合された、回転軸線を中心として回転可能なサンギヤとを有しており、プラネタリピニオンと、サンギヤと、リングギヤとが、差動歯車セットを形成しており、第1のプラネタリピニオンが、リングギヤと第2のプラネタリピニオンとに噛み合っており、該第2のプラネタリピニオンが、サンギヤに噛み合っている。二重遊星歯車伝動装置の形でのディファレンシャルギヤの構成は特に有利である。なぜならば、こうして、両出力軸、すなわち、第1の出力軸に相対回動不能に結合された第1の中空軸と、第2の出力軸とを、それぞれ所属のクラッチによって駆動するためにディファレンシャルギヤの共通の側に案内することができるからである。このことは、構造サイズと、自動車のパワートレーンへの組付けに対する「パッケージ」とに関して有利である。キャリヤは、有利には、第1の出力軸に結合された第1のフランジと、第1の中空軸に結合された第2のフランジとを有している。この場合、サンギヤとプラネタリピニオンとは軸方向で両フランジの間に配置されている。
第1の作動手段と第2の作動手段とが、それぞれねじりモーメントを軸方向力に変換するための機械的な手段の形で形成されていると有利である。この場合、軸方向力はプレッシャディスクの軸方向移動のために働く。具体的な構成では、作動手段が、それぞれボールカムアッセンブリの形で形成されている。ボールカムアッセンブリが、それぞれハウジング内に相対回動不能に保持された第1のディスクと、該第1のディスクに対して回動駆動可能な第2のディスクとを有しており、両ディスクが、互いに向かい合って配置されていて、それぞれ周方向で見て逆方向に可変の深さを備えたボール溝を有しており、該ボール溝内で、両ディスクの間に保持されたボールが運動するようになっていると有利である。ディスク相互の回動時には、両ディスクが軸方向に移動し、プレッシャディスクを介して相応のクラッチのクラッチプレートに作用する。こうして、より迅速に回転するクラッチケースから付加的なトルクが、より緩速に回転する第1もしくは第2の出力軸に形成される。
これに対して択一的な構成によれば、第1の作動手段と第2の作動手段とが、それぞれハイドロリック的に負荷可能なシリンダと、該シリンダ内で軸方向に移動可能なピストンとを備えたハイドロリックアッセンブリの形で形成されていてもよい。
以下に、本発明の有利な実施例を図面につき説明する。
以下に一緒に説明する図1および図2には、自動車におけるパワートレーンに用いられる伝動装置アッセンブリ1が示してある。この伝動装置アッセンブリ1は分配伝動装置(図示せず)から入力軸6を介して駆動され、入力されたトルクを2つの車軸に分配する。伝動装置アッセンブリ1は1つのディファレンシャルギヤ2と2つのクラッチ10,20とをハウジング9内に有している。
ディファレンシャルギヤ2は、相対回動不能に結合された大傘歯車5を備えたディファレンシャルケース4を有している。大傘歯車5は、入力軸6に固く結合された小傘歯車7に噛み合っていて、この小傘歯車7によって駆動される。入力軸6は転がり軸受け8によってハウジング9内に長手方向軸線Aを中心として回転可能に支承されている。図2a)に横断面図で示したディファレンシャルギヤ2は二重遊星歯車伝動装置の形で形成されていて、第1の出力軸17と第2の出力軸21とを駆動するための差動歯車セットを有している。この差動歯車セットは、ディファレンシャルケース4の内周面に設けられた1つのリングギヤ12と、それぞれ回転軸線Bに対して平行に位置する回転軸線B′を中心として回転可能にキャリヤ14に支承された4対の第1および第2のプラネタリピニオン11,13と、1つのサンギヤ15とを有している。この場合、第1のプラネタリピニオン11の歯列はリングギヤ12の内側歯列に噛み合っており、第2のプラネタリピニオン13の歯列はサンギヤ15の外側歯列に噛み合っている。それぞれ1対の第1および第2のプラネタリピニオン11,13の歯列は互いに噛み合っている。二重遊星歯車伝動装置の形のディファレンシャルギヤの構成は、アクスルディファレンシャルに使用するための前提条件を成している。キャリヤ14は、長手方向歯列を介して第1の出力軸17に相対回動不能に結合された第1のフランジ16と、第1の中空軸19に相対回動不能に結合された第2のフランジ18とを有している。サンギヤ15は回転軸線Bにセンタリングされて配置されていて、長手方向歯列を介して第2の出力軸21に相対回動不能に結合されている。この場合、サンギヤ15は軸方向で第1のフランジ16と第2のフランジ18との間に配置されていて、スラスト軸受け22,22′によって、このスラスト軸受け22,22′に対して回転可能に支承されている。ディファレンシャルケース4は、互いに逆方向に向けられた2つの支承区分23,23′を有している。両支承区分23,23′でディファレンシャルケース4は転がり軸受け24,24′によってハウジング9内に回転軸線Bを中心として回転可能に支承されている。第1の出力軸17は第1の中空軸の形で形成されていて、ディファレンシャルギヤ2と反対の側の端部にフランジ25を有している。このフランジ25は、自動車のサイドシャフト(図示せず)を相対回動不能に接続するために働く。第1の出力軸17とハウジング9との間に形成された環状室はラジアルシール26によって外部に対してシールされている。こうして、潤滑媒体がハウジング9から流出するかもしくは汚物がハウジング9内に侵入することが阻止される。
ディファレンシャルケース4は2つの部分から形成されていて、ポット状の部分とカバー状の部分とを有している。このカバー状の部分はフランジ結合を介して大傘歯車5に結合されている。カバー状の部分は管状の区分27を有している。この管状の区分27は内側で第1の中空軸19に支承されていて、半径方向外側に、ディファレンシャルケース4をハウジング9内に支承するための転がり軸受け24′に対する支承区分23′を形成している。管状の区分27の、ディファレンシャルギヤ2と反対の側の端部には、第1の平歯車28が相対回動不能に接続されている。この第1の平歯車28は第1のピニオン29に噛み合っている。この第1のピニオン29は中間軸31の一部である。さらに、この中間軸31は、第1のピニオン29に比べて大きな歯数を備えた第2のピニオン32を有している。中間軸31は中空軸として形成されていて、ラジアル軸受け33によって、ハウジング9内に保持されたピン34に回転可能に支承されていて、スラスト軸受け35によってハウジング9に対して軸方向で支持されている。第2のピニオン32は第2の平歯車36に噛み合っている。この第2の平歯車36もやはり第2の中空軸37に相対回動不能に結合されている。この場合、この第2の中空軸37は第1の中空軸19に回転可能に支承されていて、クラッチ10,20に駆動結合されている。図2b)に示したように、ディファレンシャルケース4からクラッチ10,20へのトルク伝達のためには、平歯車対偶28,29;32,36を備えた複数の中間軸31が全周にわたって分配されている。図示の構成では、平歯車対偶を備えた3つの中間軸が設けられている。この場合、中間軸の数は変えることもでき、伝達したいトルクに関連している。
第1のクラッチ10は多板クラッチの形で形成されていて、第1のクラッチケース38と、この第1のクラッチケース38に相対回動不能に結合されたアウタプレートならびに第1のハブ41に相対回動不能に結合されたインナプレートから成るクラッチプレートの第1のセット39とを有している。第1のハブ41自体は第1の中空軸19に相対回動不能に結合されていて、スラスト軸受けによってクラッチケース38内に支承されている。第2のクラッチも同じく多板クラッチ20の形で形成されていて、第2のクラッチケース42とクラッチプレートの第2のセット43とを有している。この場合、この第2のセット43のアウタプレートは第2のクラッチケース42に相対回動不能に結合されており、所属のインナプレートは第2のハブ44を介して第2の出力軸21に相対回動不能に結合されている。
第1のクラッチケース38と第2のクラッチケース42とは構成ユニットを形成しており、これによって、両クラッチケース38,42が一緒に回転軸線Bを中心として回転し、第1の中空軸19と、平歯車対偶と、第2の中空軸37とを介して回転駆動される。このためには、第1のクラッチケース38が第2の中空軸37に相対回動不能に結合されている。さらに、第2のクラッチケース42は管状の付設部46を有している。この付設部46は、クラッチ10,20を基準として第2の中空軸37と逆方向に配置されていて、ハウジング9内での転がり軸受け47による支承のために働く。さらに、付設部46に対して軸方向で隣接して、第2の出力軸21をハウジング9内に支承するための支承手段48が設けられている。第2の出力軸21とハウジング9との間に形成された環状室はラジアルシール49によってシールされ、これによって、伝動装置アッセンブリからの潤滑媒体の流出ならびに伝動装置アッセンブリ内への汚物の侵入が阻止される。
第1の多板クラッチ10と第2の多板クラッチ20とは第1の作動手段51もしくは第2の作動手段52によって操作される。この場合、両作動手段は別個に切換可能である。両作動手段の代わりに、以下に第1の作動手段51の構造および機能形式を説明する。第1の作動手段51はボールカムアッセンブリの形で形成されていて、ハウジング9内に固定された第1のディスク53と、この第1のディスク53に対して軸方向に間隔を置いて配置された第2のディスク54とを有している。この第2のディスク54は第1のディスク53に対して歯列57を介して、図2b)に示したモータ50によって回動駆動可能である。両ディスク53,54はそれぞれ少なくとも3対のボール溝55を有している。これらのボール溝55は、周方向にわたって逆方向で可変の深さを有している。ボール溝内にはボール56が保持されており、これによって、第2のディスク54が回動時に第1のディスク53に対して軸方向に移動させられる。スラスト軸受け58と、プレッシャディスク59と、クラッチ10,20と一緒に回転軸線Bを中心として回転可能に配置された押圧片61とを介して、ディスク53,54の互いに相対的な軸方向移動がクラッチプレートの第1のセット39に作用する。この場合、第1のクラッチケース38は第2のクラッチケース42に支持されており、さらに、この第2のクラッチケースは第2の作動手段52に対してハウジング9に支持されており、逆に、第2のクラッチケース42は第1のクラッチケース38に支持されており、さらに、この第1のクラッチケース38は第1の作動手段51に対してハウジング9に支持されている。
両ディスク53,54の間の軸方向の間隔が増加させられると、クラッチプレートの第1のセット39が負荷され、これによって、付加的なトルクが、より迅速に回転するクラッチケース38から第1の中空軸19を介して第1の出力軸17に伝達され得る。第1の作動手段51の操作されない状態では、両ディスクが互いに軸方向でより近くに配置されており、これによって、クラッチプレートの第1のセット39が切断されており、したがって、第2の中空軸37が第1の中空軸19に対して相対的に自由に回転することができる。クラッチプレートの第1のセット39が第1の作動手段51のスイッチオフ時に再び切断されるように、プレッシャディスク59をクラッチ10から離れる方向に押圧するばね手段62が設けられている。これに対して、第2の出力軸21を付加的なトルクで負荷したい場合には、このトルクが自動車の走行安定性に必要となるので、第2の作動手段52が操作され、これによって、この第2の作動手段52のディスクが互いに軸方向で離され、クラッチプレートの第2のセット43が負荷される。こうして、トルクが、より迅速に回転軸線Bを中心として回転する第2の中空軸37から、より緩速に回転する第2の出力軸21に伝達される。
図3には、図1に示した伝動装置アッセンブリにほぼ合致する伝動装置アッセンブリが示してある。相応の部材には同じ符号が付してあり、異なる構成部材には、「′」を備えた符号が付してある。しかし、ここでは、互いに軸方向で隣り合って配置された平歯車の代わりに、第2の平歯車36′が直接第1のクラッチケース38に固く結合されている。この場合、中間軸31′はより長く寸法設定されていて、第1の作動手段51に跨っている。この構成でも、ディファレンシャルケース4もしくは第2の中空軸27から第1のクラッチケース38への変速比は、この第1のクラッチケース38と、これに相対回動不能に結合された第2のクラッチケース42とが、ディファレンシャルケース4もしくは出力軸17,21よりも迅速に回転するように選択されている。第1の平歯車28′は2つのスラスト軸受けによってハウジング9′内に回転可能に支承されている。第1のピニオン29′と、第2のピニオン32′と、中間軸31′とは一体に製作されていて、ハウジング9′内に固定されたピン34′に回転可能に支承されている。第2の平歯車36′は第1のクラッチケース38と一体に製作されている。ディファレンシャルギヤの横断面は図2a)に示してある。図示の構成でも、図2b)に相応して、トルクをディファレンシャルケース4からクラッチケース38,42に伝達するために、複数の中間軸31′が全周にわたって分配されている。
1 伝動装置アッセンブリ、 2 ディファレンシャルギヤ、 4 ディファレンシャルケース、 5 大傘歯車、 6 入力軸、 7 小傘歯車、 8 転がり軸受け、 9,9′ ハウジング、 10 クラッチ、 11 プラネタリピニオン、 12 リングギヤ、 13 プラネタリピニオン、 14 キャリヤ、 15 サンギヤ、 16 フランジ、 17 出力軸、 18 フランジ、 19 中空軸、 20 クラッチ、 21 出力軸、 22,22′ スラスト軸受け、 23,23′ 支承区分、 24,24′ 転がり軸受け、 25 フランジ、 26 ラジアルシール、 27 区分、 28,28′ 平歯車、 29,29′ ピニオン、 31,31′ 中間軸、 32,32′ ピニオン、 33 ラジアル軸受け、 34,34′ ピン、 35 スラスト軸受け、 36,36′ 平歯車、 37 中空軸、 38 クラッチケース、 39 セット、 41 ハブ、 42 クラッチケース、 43 セット、 44 ハブ、 46 付設部、 47 転がり軸受け、 48 支承手段、 49 ラジアルシール、 50 モータ、 51 作動手段、 52 作動手段、 53 ディスク、 54 ディスク、 55 ボール溝、 56 ボール、 57 歯列、 58 スラスト軸受け、 59 プレッシャディスク、 61 押圧片、 62 ばね手段、 A 長手方向軸線、 B,B′ 回転軸線
Claims (15)
- 自動車のパワートレーンに用いられる伝動装置アッセンブリにおいて、
遊星歯車伝動装置の形のディファレンシャルギヤ(2)が設けられており、該ディファレンシャルギヤ(2)が、入力軸(6)によって回転軸線(B)を中心として回転駆動可能であるディファレンシャルケース(4)と、第1の出力軸(17)および第2の出力軸(21)を回転軸線(B)を中心として駆動するための差動歯車セットとを備えており、
回転軸線(B)にセンタリングされて配置された第1の多板クラッチ(10)が設けられており、該第1の多板クラッチ(10)が、第1の出力軸(17)に接続された第1のハブ(41)と、該第1のハブ(41)に相対回動不能に結合された第1のインナプレートと、第1のクラッチケース(38)と、該第1のクラッチケース(38)に相対回動不能に結合された第1のアウタプレートとを有していて、第1の作動手段(51)によって操作可能であり、
回転軸線(B)にセンタリングされて配置された第2の多板クラッチ(20)が設けられており、該第2の多板クラッチ(20)が、第2の出力軸(21)に接続された第2のハブ(44)と、該第2のハブ(44)に相対回動不能に結合された第2のインナプレートと、第2のクラッチケース(42)と、該第2のクラッチケース(42)に相対回動不能に結合された第2のアウタプレートとを有していて、第2の作動手段(52)によって操作可能であり、
第1のクラッチケース(38)と第2のクラッチケース(42)とが、ディファレンシャルケース(4)に少なくとも1つの中間軸(31)と、平歯車対偶(28,29;32,36)とを介して駆動結合されており、第1のクラッチケース(38)と第2のクラッチケース(42)とが、ディファレンシャルケース(4)と異なる回転数で回転するように、平歯車対偶(28,29;32,36)が形成されていることを特徴とする、自動車のパワートレーンに用いられる伝動装置アッセンブリ。 - 第1の平歯車対偶が、ディファレンシャルケース(4)に相対回動不能に結合された第1の平歯車(28)と、該第1の平歯車(28)に噛み合う第1のピニオン(29)とを有しており、
第2の平歯車対偶が、第1のピニオン(29)に中間軸(31)を介して相対回動不能に結合された第2のピニオン(32)と、該第2のピニオン(32)に噛み合う第2の平歯車(36)とを有しており、該第2の平歯車(36)が、少なくとも一方のクラッチケースを回転駆動するようになっている、請求項1記載の伝動装置アッセンブリ。 - 第2の平歯車(36)が、第2の出力軸(21)に対して同軸的に外側に位置する中空軸(37)を回転駆動するようになっており、該中空軸(37)が、少なくとも一方のクラッチケース(38,42)に固く結合されている、請求項1または2記載の伝動装置アッセンブリ。
- 平歯車(28,36)が、互いに軸方向で隣り合って配置されていて、互いにかつハウジング(9)に対してスラスト軸受けによって回転可能に保持されている、請求項2または3記載の伝動装置アッセンブリ。
- 第2の平歯車(36)が、少なくとも一方のクラッチケース(38,42)に直接設けられている、請求項1または2記載の伝動装置アッセンブリ。
- 平歯車対偶(28,29;32,36)を備えた複数の中間軸(31)が設けられており、該中間軸(31)が、それぞれ回転軸線(B)に対して平行にかつ同じ間隔を置いて配置されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- 第1のピニオン(29)と、第2のピニオン(32)と、中間軸(31)とが一体に製作されている、請求項2から6までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- ディファレンシャルケース(4)内のキャリヤ(14)を介して第1の出力軸(17)に相対回動不能に結合された第1の中空軸(19)が設けられており、該第1の中空軸(19)が、ディファレンシャルケース(4)を基準として同一の側に第2の出力軸(21)を備えてかつ該第2の出力軸(21)に対して同軸的に外側に位置して配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- 第1の多板クラッチ(10)と第2の多板クラッチ(20)とが、互いに軸方向で隣り合って配置されており、第1のクラッチケース(38)と第2のクラッチケース(42)とが互いに固く結合されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- ディファレンシャルギヤ(2)と多板クラッチ(10,20)とが、入力軸(6)の長手方向軸線(A)を基準として逆の側に配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- ディファレンシャルギヤ(2)が、二重遊星歯車伝動装置の形で形成されていて、ディファレンシャルケース(4)に相対回動不能に結合されたリングギヤ(12)と、キャリヤに回転可能に保持された第1および第2のプラネタリピニオン(11,13)と、第2の出力軸(21)に相対回動不能に結合された、回転軸線(B)を中心として回転可能なサンギヤ(15)とを有しており、プラネタリピニオン(11,13)と、サンギヤ(15)と、リングギヤ(12)とが、差動歯車セットを形成しており、第1のプラネタリピニオン(11)が、リングギヤ(12)と第2のプラネタリピニオン(13)とに噛み合っており、該第2のプラネタリピニオン(13)が、サンギヤ(15)に噛み合っている、請求項1から10までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- 第1の作動手段(51)と第2の作動手段(52)とが、それぞれねじりモーメントを軸方向力に変換するための機械的な手段の形で形成されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- 第1の作動手段(51)と第2の作動手段(52)とが、それぞれボールカムアッセンブリの形で形成されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
- ボールカムアッセンブリが、それぞれハウジング(9)内に相対回動不能に保持された第1のディスク(53)と、該第1のディスク(53)に対して回動駆動可能な第2のディスク(54)とを有しており、両ディスク(53,54)が、互いに向かい合って配置されていて、それぞれ周方向で見て逆方向に可変の深さを備えたボール溝(55)を有しており、該ボール溝(55)内で、両ディスク(53,54)の間に保持されたボール(56)が運動するようになっている、請求項13記載の伝動装置アッセンブリ。
- 第1の作動手段(51)と第2の作動手段(52)とが、それぞれハイドロリック的に負荷可能なシリンダと、該シリンダ内で軸方向に移動可能なピストンとを備えたハイドロリックアッセンブリの形で形成されている、請求項1から14までのいずれか1項記載の伝動装置アッセンブリ。
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