JP2000074186A - 差動制限歯車装置 - Google Patents

差動制限歯車装置

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JP2000074186A
JP2000074186A JP11238500A JP23850099A JP2000074186A JP 2000074186 A JP2000074186 A JP 2000074186A JP 11238500 A JP11238500 A JP 11238500A JP 23850099 A JP23850099 A JP 23850099A JP 2000074186 A JP2000074186 A JP 2000074186A
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Japan
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differential gear
teeth
differential
side gears
gears
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JP11238500A
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English (en)
Inventor
Theodor Gasmann
テーオドーア・ガースマン
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GKN Viscodrive GmbH
Original Assignee
GKN Viscodrive GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/12Differential gearings without gears having orbital motion
    • F16H48/14Differential gearings without gears having orbital motion with cams
    • F16H48/147Differential gearings without gears having orbital motion with cams with driven cam followers or balls engaging two opposite cams
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/12Differential gearings without gears having orbital motion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/19Gearing
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  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な設計を有しかつ少数の部材からなる、
自己抑制または自己制限作用を備えた新しい型の差動歯
車駆動装置を提供することにある。 【解決手段】 軸線のまわりに回転し得るように駆動ハ
ウジング内に保持された差動歯車キャリアを有し、互い
に距離を置いて配置されかつ相対的に回転し得るように
前記差動歯車キャリア内に支持される2つのサイドギヤ
を有し、そして交互に係合する歯によって前記サイドギ
ヤと協働する差動歯車要素を有し、前記2つのサイドギ
ヤが互いに向かい合っている端部歯からなっておりそし
て差動要素が、その2組の端部歯の直径的に対向した部
分によって、サイドギヤの関連の端部歯に係合するよう
な方法においてサイドギヤ間で不安定に動き得る差動歯
車円板である差動制限歯車装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、軸線のまわりに回
転し得るように駆動ハウジング内に保持された差動歯車
キャリアを有し、互いに距離を置いて配置されかつ相対
的に回転し得るように前記差動歯車キャリア内に支持さ
れる2つのサイドギヤを有し、そして交互に係合する歯
によって前記サイドギヤと協働する、差動制限歯車装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】差動歯車駆動装置の最も普通に使用され
る型は傘歯車差動装置である。自己抑制または自己制限
作用を有することができるには、制限装置と同じもの、
好ましくは実質上3つの部材(例えば差動キャリアと2
つのサイドギアであり、それらは軸線のまわりに相対的
に回転可能である)のうちの2つの間に配置された多重
板カップリングを備えることが必要である。
【0003】国際公開明細書WO96/41088か
ら、サイドギヤが互いに向かい合っている1つまたは2
つの傾斜円板面を備え、また、それらに対して不安定に
載っている円板要素を備え、その2つの円板要素が回転
固定方法において互いに接続され、そして一方が差動キ
ャリアとともに回転する新しい型の差動歯車装置が知ら
れている。かかる構体を形成することは極めて面倒であ
る。
【0004】ヨーロッパ特許EP0619863B1か
ら、対向端部歯を備えた2つのサイドギヤの間に、相対
的に軸方向に移動可能でありかつそれらの端部におい
て、二重クサビ面を備えている複数の摺動ブロックが配
置される、差動歯車駆動装置が知られている。かかる差
動歯車の製造および組み立ては非常に面倒である。
【0005】
【発明が解決すべき課題】したがって、差動歯車装置に
おいては、構成が簡単で、製造し易く、その組み立ても
容易である構造の開発が求められている。
【0006】本発明の目的は、簡単な設計を有しかつ少
数の部材からなる、自己抑制または自己制限作用を備え
た新しい型の差動歯車駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、2つのサイドギヤが互いに向かい合う端部歯を備
え、そして差動歯車要素が、両端面で、各々前記サイド
ギヤの数組の端部歯と協働する端部歯を有する差動歯車
円板であり、各組の相互に係合する端部歯の歯数が各場
合において1つだけ異なり両組の歯の歯数の比が等しく
なく、そして前記差動歯車円板が、2組の端部歯の径方
向に対向する部分によって、前記サイドギヤの関連組の
端部歯に係合するような方法において前記サイドギヤ間
に不安定に動き得ることによって達成される。さらに他
の実施例はその内容が本書で参照される従属の請求項に
記載されている。
【0008】差動歯車要素が回転固定方法においてとも
に回転するように差動歯車キャリアに結合される最初に
述べた型は、好ましくは軸差動歯車装置として使用され
るように、好ましくは対称に設計されている。サイドギ
ヤは差し込み側方の軸に接続可能である。差動歯車要素
が差動歯車キャリアに導入された駆動軸の1端に回転固
定方法において結合される記載された第2の型は中央差
動歯車装置として適する実施例を構成している。サイド
ギヤの一方は駆動軸に対して同軸的に延びる中空軸に接
続されねばならず、軸方向キャリアはサイドギヤと差動
歯車を軸方向に収納するためにのみ役立っている。しか
しながら、また、サイドギヤの一方は回転固定方法にお
いて差動歯車キャリアに接続されることも可能である。
【0009】用語「サイドギヤ」が本書を通して使用さ
れる。しかしながら、差動歯車は、その軸線により、車
両の長手方向に配置され得る。
【0010】軸線に対して不安定な差動歯車円板の回転
固定接続は、定速度自在継ぎ手の設計に対応し、かつと
くに、差動歯車キャリアの長手方向案内手段に、駆動軸
に固定されたハブによって係合する、差動歯車要素にお
いて周部に分布されたジャーナルからなる設計によって
行われることができ、トルク伝達ボールはハブのボール
溝内にかつ差動歯車円板内に保持されている。前記ジャ
ーナルには、ローラまたは摺動ブロックが角度を変えて
動くように配置され得る。前記ボールは共通平面におい
てボールケージ内に保持され得る。最初に記載された脚
部継ぎ手設計が、第2に記載されたボール継ぎ手設計が
同様に差動円板と差動キャリアとの間に使用され得るの
と同じく、また、駆動軸ハブと差動歯車円板との間に使
用されることができる。
【0011】第1実施例によれば、前記歯数の比は差動
円板が同一の歯数(z=n)を有する端部歯を有する場
合に存在し、一方のサイドギヤはその歯数が1(z=n
−1)だけ減少される1組の端部歯からなりそして他方
のサイドギヤはその歯数が1(z=n+1)だけ増加さ
れる1組の端部歯からなっている。この方法において、
サイドギヤ間の不均等なトルク分布を達成することがで
きる。第2の実施例によれば、比の条件は両方のサイド
ギヤが同一の歯数(z=n)を有する端部歯からなりそ
して差動歯車円板が、一側で、歯数が1だけ減少され
(z=n−1)かつ他側で、その歯数が1だけ増加(z
=n+1)される1組の端部歯からなる場合に満足され
る。同一のサイドギヤを有しているこの実施例は種々の
部品の数を減少する。
【0012】その運動が異なる歯数のため、異なる回転
速度にサイドギヤを動かさせる、差動歯車円板の回転、
ぐらぐら運動(wobbling movement:揺動)のため、それ
ぞれのギヤまたは円板要素に関連して同一の摺動角度に
位置決めされる歯面において摺動摩擦を発生し、この摺
動摩擦は所定のトルク依存の制限作用を発生する。サイ
ドギヤは差動歯車上に軸方向に支持される。サイドギヤ
と差動キャリアとの間の軸方向ベアリングを使用するこ
とにより、制限作用を比較的僅かに保持することができ
る。簡単な摺動円板が軸方向ベアリングに代わって使用
されるならば、制限作用は増加される。摺動円板に代え
て、摩擦円板要素がサイドギヤと差動歯車キャリアとの
間に使用されるならば、制限作用はさらに増加される。
【0013】差動歯車キャリアの内部が粘性流体で充填
されるとき、密封体は密封された油圧ユニットへ差動歯
車キャリアを向けるのに使用され、相互係合端部歯は2
つの歯車ポンプと同じように作用するが、吸い込みおよ
び圧力チャンネルはなく、その結果差動歯車駆動装置の
歯車のトルク依存制限作用を増加する差動速度依存制限
作用を発生する実質的な追加の油圧摩擦損失を発生す
る。
【0014】本発明の好適な実施例を以下の図面におい
て説明する。
【0015】
【実施例】図1および図2は主として以下で共同して説
明される。これらの図は、各々、本発明の差動歯車の差
動歯車キャリア11を示しており、この差動歯車キャリ
ア11はフランジ部材14,15によって互いにボルト
止めされる2つのハウジング部材12,13から構成さ
れている。ボルト孔16,17は断面において示されて
いる。それぞれのボルトは図示してない。差動歯車キャ
リア11を駆動するための冠歯車は締め付けフランジ上
に通され得る。ハウジング部材12,13は、各々、そ
れらの外側で、駆動ハウジング内で差動歯車キャリア1
1を回転可能に支持するための支持座および支持面を形
成するスリーブ突起18,19からなっている。これら
のスリーブ突起18,19には、同軸的にかつ回転可能
に保持されそして差動歯車キャリア11内で間隔が置か
れる2つのサイドギヤ20,21に接続可能である車軸
を挿入することができる。サイドギヤ20,21は、差
動歯車円板25に対してサイドギヤが相対的に反対方向
に回転して動き得る差動歯車円板25の関連の端部歯に
係合する端部歯22,23を有している。
【0016】差動歯車円板25の端部歯は参照符号2
8,29で示されている。サイドギヤ20,21は軸方
向ベアリング30,31によって差動歯車キャリア11
上に外方に向かって支持されている。差動歯車円板25
には、図1において、ローラ27を回転可能に保持しか
つ図2において、摺動ブロック24を回転可能に保持す
る周部に分布されたジャーナル26の3つの内の一致し
得る1つがある。一方の側で、ジャーナル26は端部歯
28を機械加工するための空間を設けるために平らであ
る。それぞれのローラ27および、ジャーナル上の摺動
ブロック24は差動歯車キャリア11において長手方向
案内手段32で案内され、その結果差動歯車円板25は
同一速度において差動歯車キャリア11とともに回転す
るが、同時に差動歯車キャリアの長手方向軸線に対して
ぐらつくことができる。
【0017】図3は、同軸的にかつ互いに距離を置いて
配置されているサイドギヤ20,21および差動歯車円
板25を示している。かかる同軸的な配置は差動歯車が
組み立てられた状態にあるときは存在しない。3つのジ
ャーナル26のうちの2つが差動歯車円板25において
見ることができ、(ローラは取り付けられなかった)ジ
ャーナル26は端部歯28,29を機械加工するための
空間を設けるために対向端で平らにされている。第1の
サイドギヤ20の端部歯22は13個の歯を有しかつそ
れと協働している差動歯車円板25の端部歯28は14
個の歯を有している。差動歯車円板25の第2組の端部
歯29は、また、第2のサイドギヤ21の端部歯23と
協働する14個の歯を有し、前記組の端部歯23は15
個の歯を有している。理解され得ることは、差動歯車円
板25の端部歯28,29の歯の1つが対向歯22,2
3に完全に係合する場合に、端部歯28,29のそれぞ
れの直径的に対向した歯は、対向歯22,23の歯頭部
に接触するということである、このことは一方で、差動
歯車キャリアの差動歯車円板25の傾斜された位置を明
白にし、かつ他方で、差動歯車円板25の方向と相対的
に反対の方向に回転している車軸ギヤ20,21の可能
性を明白にしている。
【0018】図4は、上述したハウジング半体12,1
3、フランジ部材14,15およびスリーブ突起18,
19、ならびにそれによってサイドギヤ20,21が差
動キャリア11内に支持される軸方向ベアリング30,
31を備えた差動歯車キャリア11を示している。この
差動歯車キャリア11において、サイドギヤ20,21
は純粋な断面図示において示されている。差動歯車円板
25を通る断面はローラ27をその上に見ることができ
るジャーナル26を通って延びており、ローラ27はフ
ライス加工された長手方向案内手段32内に保持され、
この手段32の側壁上にローラ27が転動することがで
きる。この方法において、差動歯車円板25は差動歯車
キャリア11と同一速度で回転する。前記差動歯車円板
25は差動歯車キャリア11の長手方向軸線(図示せ
ず)に対して正しい方向に傾斜される(tilted in the p
ositive sense)。
【0019】第1サイドギヤ20と差動歯車円板25と
の間の状況に関連して、図の上方半分において見ること
ができるのは、端部歯22,28の2つの歯が頭部と頭
部を接している(図の平面に対して僅かに戻される)と
いうことであり、一方、図の下方半分において見ること
ができるのは、端部歯22の歯の1つが端部歯28の歯
元に係合するということである。図の上方半分におい
て、差動歯車円板25の端部歯29の歯の1つが第2サ
イドギヤ21の端部歯23の歯元に係合し、これに反し
て図の下方半分において、端部歯29の1つの歯が端部
歯23の歯と頭部と頭部を接している場合に、逆の状況
が差動円板25と第2サイドギヤ21との間に存在する
ことが理解され得る。軸方向ベアリング30,31は差
動歯車キャリアに対するサイドギヤ20,21の摩擦か
つしたがって差動歯車の制限作用を減少している。
【0020】図5に示される差動歯車は図4に示した差
動歯車と同様である。統一のブロックには同一の参照符
号を付した。その範囲で、図4の説明が参照される。サ
イドギヤを支持するための軸方向ベアリングは設けられ
ず、代わって、簡単な摺動円板34,35が存在してい
る。そのうえ、前記差動歯車は3つの密封体33,3
6,37を備え、密封体33は相対的にフランジ部材1
4,15の領域において2つのハウジング部材12,1
3を密封しそして密封体36,37はハウジング部材1
2,13に対してサイドギヤ20,21を密封してい
る。サイドギヤ20,21には、内部を密封するカバー
38,39が挿入されている。この実施例において、長
手方向案内手段32はハウジング半体13内に内方溝の
形において設けられる。第1の僅かに短くされたジャー
ナル26は長手方向案内手段32内に直接摺動する。こ
の実施例の場合に、密封された内部が十分に粘性の流体
で充填されるとき、2組の係合している歯に歯車ポンプ
状の作用が一定に存在し、その作用は相対的なかつ差動
歯車円板25に対するサイドギヤ20,21の相対的な
回転に対して抵抗を増大し、かくして差動速度依存のパ
ーセンテージだけ差動歯車の制限作用を増大する。
【0021】図6は、実質上、皿形状のハウジング部材
112およびこのハウジング部材の内方開口に挿入され
た保持リング113を有している差動歯車キャリア11
1を示している。第1サイドシャフト140が差し込ま
れるスリーブ突起118がハウジング部材112に形成
される。第1サイドギヤ120はサイドシャフト140
に一体に接続される。保持リング113を備えたハウジ
ング部材112の開放端には、スリーブ突起119が一
体に形成される第2のサイドシャフト121が挿入され
る。駆動軸149がスリーブ突起119を通って挿入さ
れる。サイドギヤ120,121は差動歯車円板125
の関連の端部歯と協働する内方に向けた端部歯122,
123を有しており、サイドギヤ120,121は差動
歯車円板125の回転方向と相対的に反対の方向に回転
可能になっている。サイドギヤ間で不安定に動き得る差
動歯車円板の端部歯は参照符号128,129で示され
ている。
【0022】差動歯車円板125はボール継ぎ手ユニッ
トを経由して駆動軸149によって回転駆動され、ボー
ルハブ143が駆動軸149に接続され、外方継ぎ手部
材が差動円板125によって形成され、トルク伝達ボー
ル146がハブ部材143のボール溝145および差動
歯車円板125の円板本体のボール溝147に正確に周
部で係合し、ボール146はボール溝内で転動しかつ差
動歯車円板125のぐらぐら運動を許容する。ケージ要
素148によって、ボール部材146が共通平面内に保
持されかつハブ部材143の中央面と差動円板125の
中央面との間の角度の二等分平面に案内される。サイド
ギヤ120はハウジング部材112に対して軸方向ベア
リング130によって支持され、サイドギヤ121は保
持リング113上に直接支持されている。
【0023】差動歯車は、したがって、以下の機能的部
材、すなわち、サイドシャフト140によって駆動可能
であるサイドギヤ120、歯141によってスリーブ1
19を経由して駆動可能であるサイドギヤ121および
駆動軸149によって継ぎ手ユニットを経由して駆動可
能である差動円板125からなっている。差動歯車キャ
リア111は前記部材に対して自由に回転可能でありか
つそれらの部材を軸方向に収納するためにのみ役立ち、
差動歯車キャリアは、また、ハウジング内に支持されて
いる。差動歯車キャリア111に対して回転固定方法に
おいてサイドギヤ121を接続することにより前記構体
からずらしかつトルクを差動歯車キャリア111を通っ
てサイドギヤ121に導くことができる。
【0024】図7において、サイドギヤ20,21は同
一数の歯(z=n)を備えた端部歯からなっており、そ
れに反して中間の差動歯車円板25の歯数が一方の側で
1だけ増加され(z=n+1)そして他方の側において
1だけ減少され(z=n−1)、前記歯は360°の全
周のまわりに分布されている。しかしながら、図7にお
いては、180°の1部分のみが展開されている。差動
歯車円板の回転方向およびぐらぐら運動およびサイドギ
ヤの相対的な回転運動は矢印によって指示されている。
各ギヤの歯は連続的に番号が付されている。サイドギヤ
20,21間の差動運動は差動キャリア内の差動歯車円
板のぐらぐら運動に関連して差動円板の両側のサイドギ
ヤと差動歯車円板との間の異なる歯数の比によって達成
される。
【0025】差動歯車円板25の1回の完全なぐらぐら
運動の場合に、各場合に一方のサイドギヤは差動歯車円
板に対して1つの歯により後ろに留まり、それに反して
第2のサイドギヤは1つの歯だけ差動円板の前にある。
かくして、駆動装置の差動機能が達成される。差動歯車
円板25は回転固定の方法において差動歯車キャリアま
たは内方駆動軸に接続され得る。
【0026】図8は、両側で同一数の歯(z=n)を備
えた差動歯車円板25'およびその歯数がそれからずれ
る、すなわち、それぞれz=n−1およびz=n+1で
ある、2つの異なって設計されたサイドギヤ20',2
1'を示している。この場合に、また、部材の全周の半
分のみが、すなわち、180°が展開され、各場合に、
サイドギヤ20',21'の各々と差動歯車円板25'の
歯の完全な係合により画成される。差動歯車円板の回転
およびぐらぐら運動の方向およびサイドギヤの相対的な
回転運動は矢印によって示されている。各ギヤの歯は連
続的に番号が付されている。この場合に、また、差動歯
車円板25の両側のサイドギヤと差動歯車円板との間の
独特な歯数の比が得られ、その結果この場合に、また、
差動歯車円板の完全なぐらぐら運動により、一方のサイ
ドギヤは常に差動歯車円板に対して1つの歯により後ろ
に留まり、それに反して第2のサイドギヤは1つの歯だ
け差動円板の前にある。この実施例において、駆動装置
の差動機能は同一方法において実施される。
【0027】以下に本願発明の実施の形態を要約する。 1.軸線のまわりに回転し得るように駆動ハウジング内
に保持された差動歯車キャリア(11)を有し、互いに
距離を置いて配置されかつ相対的に回転し得るように前
記差動歯車キャリア(11)内に支持される2つのサイ
ドギヤ(20,21)を有し、交互に係合する歯によっ
て前記サイドギヤ(20,21)と協働しかつ回転固定
方法においてともに回転し得るように前記差動歯車キャ
リア(11)に結合された差動歯車要素を有し、差動歯
車キャリア(11)自身が回転駆動される差動制限歯車
装置において、前記2つのサイドギヤ(20,21)が
互いに向かい合う端部歯を有し、前記差動歯車要素が、
両端面に、各々前記サイドギヤ(20,21)の数組の
端部歯(22,23)と協働する端部歯(28,29)
を有する差動歯車円板(25)であり、各組の相互係合
する端部歯(22と28,23と29)の歯数が各場合
において1だけ異なり両組の歯(22と28,23と2
9)の歯数の比が等しくなく、前記差動歯車円板(2
5)が、2組の端部歯(28,29)の径方向に対向す
る部分によって、前記サイドギヤ(20,21)の関連
する端部歯(22,23)に係合するような方法におい
て前記サイドギヤ(20,21)間で動き得ることを特
徴とする差動制限歯車装置。 2.前記差動歯車円板(25)が、少なくとも1つの周
部に配置された駆動要素からなり、そして前記差動歯車
キャリアの中心からずれて、長手方向案内手段(27)
が設けられ、前記駆動要素と前記長手方向案内手段が回
転固定方法において前記差動歯車円板(25)および前
記差動歯車キャリア(11)を結合するために互いに係
合する上記1に記載の差動制限歯車装置。 3.前記サイドギヤ(11)が回転駆動用手段にボルト
止めするためのフランジ(14,15)を有しそして前
記サイドギヤ(20,21)が各々前記差動歯車キャリ
ア(11)に回転可能に挿入される出力軸に接続される
上記1または2に記載の差動制限歯車装置。 4.駆動要素の形において3つの周部に分布された、半
径方向外方に向いているジャーナル(26)が前記差動
歯車円板(25)に固定されかつ前記差動歯車キャリア
(11)内の3つの対応して周部に分布された長手方向
案内手段(27)に係合する上記2または3に記載の差
動制限歯車装置。 5.転動部材(27)が前記ジャーナル(26)に配置
される上記4に記載の差動制限歯車装置。 6.摺動ブロック(24)が前記ジャーナル(26)に
配置される上記4に記載の差動制限歯車装置。 7.軸線のまわりに回転し得るように駆動ハウジング内
に保持された差動歯車キャリア(111)を有し、互い
に距離を置いて配置されかつ相対的に回転し得るように
前記差動歯車キャリア(111)内に支持される2つの
サイドギヤ(120,121)を有し、交互に係合する
歯によって前記サイドギヤ(120,121)と協働し
かつ回転固定方法においてともに回転し得るように駆動
軸(149)に結合された差動歯車要素を有し、駆動軸
(149)が前記差動歯車キャリア(111)に延びて
いる差動制限歯車装置において、前記2つのサイドギヤ
(120,121)が互いに向かい合う端部歯を有し、
そして前記差動歯車要素が、両端面に、各々前記サイド
ギヤ(120,121)の数組の端部歯(122,12
3)と協働する端部歯(128,129)を有する差動
歯車円板(125)であり、各組の相互係合する端部歯
の歯数が各場合において1だけ異なり両組の歯の歯数の
比が等しくなく、前記差動歯車円板(125)が、2組
の端部歯(128,129)の径方向に対向する部分に
よって、前記サイドギヤ(120,121)の関連する
端部歯(122,123)に係合するような方法におい
て前記サイドギヤ(120,121)間で動き得ること
を特徴とする差動制限歯車装置。 8.前記差動歯車円板(125)が、少なくとも1組の
中心がずれて配置された内方長手方向案内手段からなり
そして、前記駆動軸(149)には少なくとも1つの周
部に配置された駆動要素が設けられ、前記駆動要素と前
記内方長手方向案内手段が回転固定方法において前記差
動歯車円板(125)および前記駆動軸(149)を結
合するために互いに係合する上記7に記載の差動制限歯
車装置。 9.前記差動歯車キャリア(111)が前記サイドギヤ
(120,121)に対して自由に回転可能である上記
7または8のいずれか1に記載の差動制限歯車装置。 10.前記差動歯車キャリア(111)に回転可能に支
持された前記サイドギヤ(120,121)が各々側方
軸に接続可能で、この側方軸の1つが前記駆動軸(14
9)に対して同軸的に延びる中空軸の形において設けら
れる上記5ないし7のいずれか1に記載の差動制限歯車
装置。 11.前記駆動軸(149)には、前記差動歯車円板
(125)の3つの内方溝に係合する、3つの周部に分
布された、半径方向のジャーナルを備えたハブ部材が配
置される上記7または10のいずれか1に記載の差動制
限歯車装置。 12.前記駆動軸(149)には外方ボール溝(14
5)を備えたハブ部材(143)が配置され、そして前
記差動歯車円板(125)が内方ボール溝(147)を
備え、そしてボール(146)およびボールケージ(1
48)とともに、前記ハブ部材(143)および前記差
動歯車円板(125)が、定速度自在継ぎ手を形成する
上記7ないし10のいずれか1に記載の差動制限歯車装
置。 13.前記差動歯車円板(25,125)が同一数の歯
(z=n)を有する端部歯(28,29,128,12
9)を備え、そして一方のサイドギヤ(20,120)
がその歯数が1(z=n−1)だけ減少される1組の端
部歯(22,122)からなり、そして他方の端部ギヤ
(21,121)がその歯数が1(z=n+1)だけ増
加される1組の端部歯(23,123)からなる上記1
ないし12のいずれか1に記載の差動制限歯車装置。 14.両サイドギヤ(20,21,120,121)が
同一の歯数(z=n)を有する端部歯(22,23,1
22,123)を備え、そして前記差動歯車円板(2
5,125)が、一方の側で、その歯数が1(z=n−
1)だけ減少される1組の歯(28,128)からな
り、かつ他方の側で、その歯数が1(z=n+1)だけ
増加される1組の端部歯(29,129)からなる上記
1ないし12のいずれか1に記載の差動制限歯車装置。 15.前記差動歯車キャリア(11,111)に対して
回転可能である少なくとも1つのサイドギヤ(21,1
21)が軸方向ベアリング(31)によって前記差動歯
車キャリア内に軸方向に支持されている上記1ないし1
4のいずれか1に記載の差動制限歯車装置。 16.前記差動歯車キャリア(11,111)に対して
回転可能である少なくとも1つのサイドギヤ(21,1
21)が摺動円板(35)によって前記差動歯車キャリ
ア内に軸方向に支持されている上記1ないし14のいず
れか1に記載の差動制限歯車装置。 17.前記差動歯車キャリア(11,111)に対して
回転可能である少なくとも1つのサイドギヤ(21,1
21)が摩擦円板によって前記差動歯車キャリア内に軸
方向に支持される上記1ないし14のいずれか1に記載
の差動制限歯車装置。 18.前記差動歯車キャリア(11,111)とそれに
対して回転可能である部材(20,21,120,12
1)との間に密封体(33,36,37)が設けられ、
その密封体(36,37)が、少なくとも部分的に粘性
流体で充填される、前記差動歯車キャリア(11,11
1)内で密封された内部を形成する上記1ないし17の
いずれか1に記載の差動制限歯車装置。
【0028】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、軸線のまわり
に回転し得るように駆動ハウジング内に保持された差動
歯車キャリアを有し、互いに距離を置いて配置されかつ
相対的に回転し得るように前記差動歯車キャリア内に支
持される2つのサイドギヤを有し、そして交互に係合す
る歯によって前記サイドギヤと協働しかつ差動歯車キャ
リア、それ自体が、回転駆動可能である回転固定方法に
おいてともに回転し得るように前記差動歯車キャリアに
結合される差動歯車要素を有する、トルクを感知する、
差動制限歯車装置において、前記2つのサイドギヤが互
いに向かい合っている端部歯からなり、そして前記差動
歯車要素が、両端面で、各々前記サイドギヤの数組の端
部歯と協働する差動歯車円板からなり、各組の相互係合
端部歯の歯の数が各場合において1だけ異なり両対の歯
の歯数の比が等しくなく、そして前記差動歯車円板が、
2組の端部歯の直径的に対向の部分によって、前記サイ
ドギヤの関連組の端部歯に係合するような方法において
前記サイドギヤ間に不安定に動き得る構成としたので、
簡単な設計を有しかつ少数の部材からなる、自己抑制ま
たは自己制限作用を備えた新しい型の差動制限歯車装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジャーナル上のローラを備えた第1実施例にお
ける部分破断ハウジングを有する本発明の差動歯車装置
を示す斜視図である。
【図2】ローラ上に摺動ブロックを備えた第2実施例に
おける部分破断ハウジングを有する本発明の差動歯車装
置を示す斜視図である。
【図3】図1および図2による差動歯車のギヤセツトを
示す分解斜視図である。
【図4】図1による実施例における差動歯車を示す長手
方向断面図である。
【図5】変形された実施例において図4に示した差動歯
車と同様な差動歯車を示す長手方向断面図である。
【図6】さらに他の実施例において本発明の差動歯車を
示す断面図である。
【図7】中間の差動歯車を第1実施例において示す、相
互係合サイドギヤを備えた差動制限歯車装置のギヤセッ
トを示す半分の展開図(180°)である。
【図8】中間の差動歯車を第2実施例において示す、相
互係合サイドギヤを備えた差動制限歯車装置のギヤセッ
トを示す半分の展開図(180°)である。
【符号の説明】 11 差動歯車キャリア 12 ハウジング半体 13 ハウジング半体 20 サイドギヤ 21 サイドギヤ 22 端部歯 23 端部歯 24 摺動ブロック 25 差動歯車円板 26 ジャーナル 27 ローラ 28 端部歯 29 端部歯 30 軸方向ベアリング 31 軸方向ベアリング 33 密封体 34 摺動円板 35 摺動円板 36 密封体 37 密封体 111 差動歯車キャリア 112 ハウジング部材 113 ハウジング部材 118 スリーブ突起 119 スリーブ突起 120 サイドギヤ 121 サイドギヤ 122 端部歯 123 端部歯 125 差動歯車円板 130 軸方向ベアリング 143 ボールハブ 145 溝 146 ボール 147 溝 148 ボールケージ 149 駆動軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線のまわりに回転し得るように駆動ハ
    ウジング内に保持された差動歯車キャリア(11)を有
    し、互いに距離を置いて配置されかつ相対的に回転し得
    るように前記差動歯車キャリア(11)内に支持される
    2つのサイドギヤ(20,21)を有し、交互に係合す
    る歯によって前記サイドギヤ(20,21)と協働し、
    かつ回転固定方法においてともに回転し得るように前記
    差動歯車キャリア(11)に結合された差動歯車要素を
    有し、作動歯車キャリア(11)自身が回転駆動される
    差動制限歯車装置において、 前記2つのサイドギヤ(20,21)が互いに向かい合
    う端部歯を有し、 前記差動歯車要素が、両端面に、各々前記サイドギヤ
    (20,21)の数組の端部歯(22,23)と協働す
    る端部歯(28,29)を有する、差動歯車円板(2
    5)であり、各組の相互係合する端部歯(22と28,
    23と29)の歯数が各場合において1だけ異なり両組
    の歯(22と28,23と29)の歯数の比が等しくな
    く、 前記差動歯車円板(25)が、2組の端部歯(28,2
    9)の径方向に対向する部分によって、前記サイドギヤ
    (20,21)の関連する端部歯(22,23)に係合
    するような方法において前記サイドギヤ(20,21)
    間で動き得ることを特徴とする差動制限歯車装置。
  2. 【請求項2】 軸線のまわりに回転し得るように駆動ハ
    ウジング内に保持された差動歯車キャリア(111)を
    有し、互いに距離を置いて配置されかつ相対的に回転し
    得るように前記差動歯車キャリア(111)内に支持さ
    れる2つのサイドギヤ(120,121)を有し、交互
    に係合する歯によって前記サイドギヤ(120,12
    1)と協働しかつ回転固定方法においてともに回転し得
    るように駆動軸(149)に結合された差動歯車要素を
    有し、駆動軸(149)が前記差動歯車キャリア(11
    1)に延びている差動制限歯車装置において、 前記2つのサイドギヤ(120,121)が互いに向か
    い合う端部歯を有し、 前記差動歯車要素が、両端面に、各々前記サイドギヤ
    (120,121)の数組の端部歯(122,123)
    と協働する端部歯(128,129)を有する差動歯車
    円板(125)であり、各組の相互係合する端部歯の歯
    数が各場合において1だけ異なり両組の歯の歯数の比が
    等しくなく、 前記差動歯車円板(125)が、2組の端部歯(12
    8,129)の径方向に対向する部分によって、前記サ
    イドギヤ(120,121)の関連する端部歯(12
    2,123)に係合するような方法において前記サイド
    ギヤ(120,121)間で動き得ることを特徴とする
    差動制限歯車装置。
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