JP4553532B2 - シート送出装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積層載置したシートを送出するシート送出装置に関し、詳しくはカード等のシートが重なって送出されたり、または送出順が入れ換わることなく集積することができるシート送出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシート送出装置は、例えば特開平9−12169号公報に開示されている。図6を参照して説明すると、従来のシート送出装置は、カード台紙等の左右で厚みの異なるシートSを1枚ずつ送り出す装置であり、図6は、そのシート送出装置の送り出し側から見た図を示している。ゲートローラ部1とシート搬送部2とが左右対称に設けられ、ゲートローラ部1をそれぞれ独立に上下動させることによって隙間を調整することができる。積層されたシートSは、これらのゲートローラ部1とシート搬送部2との間から1枚ずつ送出される。
【0003】
ゲートローラ部1は、分割ゲート部材1aの両側にそれぞれ複数のゴムリングを装着したローラ1bが形成され、ねじ棒3の一端が分割ゲート部材1aに接続され、ねじ棒3の他端がスプリング4とスリーブ管5とに挿通されて、ブラケット部6を貫通し、隙間調整ねじである制御ノブ7に螺合されている。スプリング4はローラ1bをシート搬送部2方向に付勢し、制御ノブ7で調整することでローラ1bを上下動させて、ローラ1bとシート搬送部2との隙間を調整することができる。シート搬送部2は、プーリに無端ベルト2aが掛け渡されている。シートSの両側は垂直ロッド8で規制されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、会員カード等の多種多様のカードが発行されており、これらのカードはシート状であって、積層状のこれらのカードは、用途に応じて厚さが異なっており、隙間の調整をカードの厚さに合わせて調整する必要がある。しかも、カードには、会員或いは契約番号が印刷やエンボス加工、或いはバーコードによって付与されており、エンボス加工されたシートでは、シートの左右の厚さが異なっており、微妙な調整が要求されている。このようなシートをシート送出装置から送出する際、シートが重送(2枚以上重なって搬送)されたり、シートが排出される順番が入れ替わったりしては問題が生じる。また、シート排出口に設けられる検出手段によって、送出されるカードの会員番号が確実に認識し得ることが要求されている。
【0005】
しかし、図6に示した従来のシート送出装置では、ゲートローラ部1とシート搬送部2との隙間がローラ1bの上下動によって調整が可能であったが、ローラ1bのシート搬送部2との左右の隙間の調整は困難であった。従って、ローラ1bの上下動による隙間の調整が可能であったとしても、ローラ1bの左右の隙間の調整が困難であったので、カード或いはシートが重なって搬送されたり、極端な場合、カードが斜行して排出されて搬送路から外れる場合等があって、カード集積部に確実に収納できない場合があった。
【0006】
一方、カード等では会員番号が印刷や刻印、或いはバーコード等が貼付されており、このようなカードをカード台紙等に挟み込む作業工程がある。このようなカード差し込み作業を自動化するには、カードに付与された連番順に集積されることが重要である。図7を参照して説明すると、シート送出装置から排出されるシートは、シートに付与された連続番号順にシート集積装置9に集積されねばならない。しかし、シート送出装置から排出されるシートの排出方向或いは角度にばらつきがあった場合は、シートS1が載置されたシート集積装置9に連番順にシートを集積する際に、シートS1の次の順番のシートS2がやや上方に排出され、そのシートS2より後の順番のシートS3が下方に排出されるおそれがあり、最悪の場合、シートS2の下方にシートS3が入り込んで、シート集積装置9には、集積順番が入れ替わったシートが集積されることになる。このようなシートの集積順番の入り繰り状態が発生し得ないようにするとともに、シートの入り繰り状態を監視すること重要となる。仮に、シート集積装置9に集積されたシートの集積順番が入れ替わっているにもかかわらず、自動化によるカード差し込み作業等が行われたとすると、異なった番号のカードが台紙に差し込まれることになり、カードの誤送等の重大な瑕疵が生じることになる。従って、カードを一枚ずつ確実に排出し得るシート送出装置が必要となるとともに、カードに付与された番号の読み取りが確実になし得るように、シートが定められた所定の位置を通過するように排出することができ、しかもカード順番の入れ替わりが発生したか否かを監視し得る検出手段が必要である。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、カード等のシートが重送されることなく、搬送路を確実に通過して排出され、シートに付与された番号順に集積部に集積し得るシート送出装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するためになされ、請求項1の発明は、積層したシートを下り傾斜した基台から順番に送出するシート送出装置において、
前記基台に、積層したシートの後端部を持ち上げて送出方向に下り傾斜を与える傾斜部材と該積層したシートの前端部を支持するガイド板とが設けられた給紙部と、
前記給紙部からシートを送り出す送出用ベルトと、
前記送出用ベルトに載置したシートを一枚ずつ送出するゲートローラ部と、
前記送出用ベルトと前記ゲートローラ部との間から送出されるシートを次段に搬送する搬送ベルトとを具備し、
前記ゲートローラ部はシートと接するローラ本体部が上下動可能に設けられ、かつ前記基台に立設した脚部材に架橋部材が設けられ、該架橋部材に該ゲートローラ部を設ける隙間調整板が設けられ、該ゲートローラ部に、該隙間調整板を偏芯ピンにより左右方向に揺動させて該ゲートローラ部と前記送出用ベルトとの隙間を調整する隙間調整手段を備えることを特徴とするシート送出装置である。
【0009】
請求項1の発明では、給紙部にカード等のシートが積層載置され、送出用ベルトにより給紙部の下部シートがゲートローラ部へと送出され、ゲートローラ部を通過するシートが搬送ベルトに送り込まれており、送出ベルトとゲートローラ部のローラ本体との隙間は、隙間調整手段によって、ローラ本体を上下方向に移動させたり、ローラ本体を搬送路に対して左右方向に揺動させることにより調整することができ、シートの厚さや紙質等に応じた適切な隙間に設定することができるので、シートが重送されることがなく、一枚ずつ搬送され、しかもシートが搬送路を斜行して左右方向にずれたりすることがなく、正確に搬送路を通して送出することができる作用を有する。なお、ローラ本体は、シートの重送を阻止するためのものであって、ローラ本体自体の回転を要しない。無論、ローラ本体自体を回転させるようにしてもよいし、ローラ本体自体の回転に適度な抵抗を与えるようにしてもよい。
【0010】
また、請求項2の発明は、前記送出ベルトが送り込み側プーリと送り出し側プーリとに掛け渡され、前記ローラ本体のローラ軸中心に対して、該送り込み側プーリの回転軸中心がシート搬送方向に張り出していることを特徴とする請求項1に記載のシート送出装置である。
【0011】
請求項2の発明では、送出ベルトが送り込み側プーリと送り出し側プーリとに掛け渡され、ローラ本体のローラ軸中心に対して、送り込み側プーリの回転軸中心がシート搬送方向に張り出しており、シートが重送されることなく、1枚ずつローラ本体を通過させるのに適している。すなわち、ローラ本体のローラ軸中心と送り込み側プーリの軸中心が一致するように配置されていないので、送出ベルトの弾力性を十分に生かすことができ、ローラ本体で規制してシートを1枚ずつ重送されるのを阻止できる作用を有する。また、送出ベルトの表面は、粗面であることが望ましく、さらには、送出ベルトの表面の硬度は60度以下とし、好ましくは40〜60度の範囲とするとよい。因みに、送出ベルトの表面の硬度が40度以下であると、積層されたシートの重量の影響を受け易く歪みが生じて、シートが重送される要因となり、60度以上であるとシートの送り込みが困難になる場合がある。
【0012】
また、請求項3の発明は、前記送出ベルトの送り込み側プーリと送り出し側プーリとの回転中心軸の間隔がシートの長手方向の幅より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート送出装置である。
【0013】
請求項3の発明では、積層載置されたシートの前方部分を送出ベルトで受けるようにし、かつシートの他端部分を傾斜部材で受けており、積層されたシートの前方部分にかかる重量を軽減することができ、積層された最下部のシートに加わる重量をシートの積層枚数に依存しないようにして、最下部のシートは、送出ベルトの適度な弾力性を十分に生かし、ローラ本体による最下部のシートを除くシートの搬送を阻止しながら最下部のシートのみを送り込み側プーリ上部へと搬送して、シートが重送されることがなく、確実に一枚ずつ送り出すことができる作用を有する。
【0014】
また、請求項4の発明は、前記給紙部に積層したシートの少なくとも一部が、前記ローラ本体上に載置されるように、前記ローラ本体の外周面より内側にガイド板を配置したことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のシート送出装置である。
【0015】
請求項4の発明では、ローラ本体の外周面より内側に位置するように、積層したシートを支持するガイド板が配置されており、積層したシートの少なくとも一部をローラ本体の外周面で受けるようにしている。ガイド板は、給紙部に積層されたシートが搬送路の傾斜に沿って流れるのを阻止し、かつガイド板に接触しているシートより下方のシートはローラ本体で支持されるようになされ、シートが接触するローラ本体の接触面が湾曲しているので、ローラ本体の湾曲面上側に載置されるシートの重量はローラ本体で受けるようにし、湾曲面上側のシートの重量をローラ本体の湾曲面下側に接触するシートに加わる重量を軽減することができる。従って、最下部のシートに加わる重量をシートの積層量(枚数)に依存することなく、最下部のシートに加わる重量を略一定の重量とすることができる。
ガイド板をこのように配置することで、シートの重送をローラ本体で阻止しながらシートを一枚ずつ送出ベルトで搬送することができる作用を有する。また、給紙部の後端部にブロック状の傾斜部材を配設して、傾斜部材で給紙部のシートを搬送方向に押すことで、送出ベルトに接する最下部のシートをローラ本体と送出ベルトと隙間の通過を一層容易とすることができる。
【0016】
また、請求項5の発明は、前記搬送ベルトのシート排出口に該搬送ベルトから排出されるシートを受けるシート集積装置を備え、該シートが該シート排出口からシート集積装置のシート受け入れ部に搬送される間に、シートを監視する検出手段を備えることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のシート送出装置である。
【0017】
請求項5の発明では、搬送ベルトのシート排出口にシート集積装置が備えられ、シート集積装置では、排出されるシートを略所定位置で受けて順次降下させて順番に集積し、シートがシート排出口から所定位置まで搬送される間に、シートに付与された連続番号を検出して、搬送されるシートを監視する検出手段を備えるものであり、さらに、シート集積装置には、昇降テーブルが備えられ、昇降テーブルでシートを略一定の位置で受け入れるようにして、この位置でシートに付与された連続番号を検出手段で監視して連続番号を確実に認識し得るようにしている。なお、検出手段は、シートに付与された連続番号をカメラで撮影して、その映像信号を画像処理することで認識することができる。無論、シートにバーコードが付与されている場合には、レーザ光をバーコードに照射して、その反射光を検出して、シートに書き込まれた情報を検出するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシート送出装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、本発明の実施形態を示す概略側面図である。図2は、送出ベルト部を示し、同図(a)がその平面図、同図(b)がその側面図である。
図3は、ゲートローラ部を示し、同図(a)がその正面図であり、同図(b)がその側面図である。図4は、本実施形態を説明するための説明図である。図5は、本発明の他の実施形態を示す要部概略側面図である。
【0019】
本実施形態のシート送出装置について、図1〜3を参照して説明する。図1において、シート送出装置10は、所定角度θで下り傾斜とした基台11に、カード等のシートSを積層載置する給紙部12が設けられ、給紙部12からシートSを送り出す送出ベルト部20が設けられ、送出ベルト部20の上部にゲートローラ部30が配置され、その後段に搬送ベルト機構60が配置されて、シートの搬送路が形成されている。給紙部12に積層載置されたシートSは、送出ベルト部20が駆動すると、ゲートローラ部30に装着されたローラ構成体40と送出ベルト部20とによって、シートがローラ構成体40で規制を受けながら一枚ずつ搬送ベルト機構60へと搬送される。シート送出装置10の搬送路は、基台11に平行であり、所定角度θでシート搬送方向に下り傾斜となっている。ゲートローラ部30には隙間調整機構50が設けられ、隙間調整機構50は、ローラ構成体40のローラ本体43と送出ベルト部20との上下方向の隙間と、ローラ本体43の搬送路に対して左右方向への揺動によって、ローラ本体43と搬送路との左右の隙間との調整がそれぞれ独立に設定できる。
【0020】
続いて、本実施形態の各部について詳細に説明すると、給紙部12は、ゲートローラ部30の前段に隣接して配置され、カード等のシートSを積層して載置する部分であり、シートSの搬送路の始点部に位置する。搬送路の始点部には、シートSの後端部を持ち上げて送出方向に下り傾斜を与えるブロック状の傾斜部材13が設けられている。傾斜部材13は、矢印Yaで示したように、搬送路に沿って前後に摺動し得るようになされ、シートSのサイズに合わせて調整することができ、適宜な位置で調整ねじ13aで固定することができる。給紙部12には、集積したシートSの前端部を支持し得るようにガイド板16が配置されている。
【0021】
次に、図2を参照して、送出ベルト部20について説明する。送出ベルト部20は、基台11に固定するための取付部材21に側壁部材22がそれぞれ固定され、側壁部材22間に送り込み側プーリ25aと送り出し側プーリ25bとが設けられ、これらのプーリ25a,25bに送出ベルト25が掛け渡されている。
送り出し側プーリ25bは、ボールベアリング24の内輪が回転軸23に固定され、その外輪にそれぞれ設けられている。送り込み側プーリ25aも同様な構成であり、送り込み側プーリ25aの回転軸には従動プーリ26が設けられている。従動プーリ26は、後段の搬送ベルト機構60のプーリとチェーンで掛け渡され、モータの駆動プーリに連動するように構成されている。側壁部材22には、搬送方向の位置決めのための調整ねじ27が設けられ、送出ベルト部20の交換も容易なものとなっている。シートは、送出ベルト25に載って、矢印Yaで示すシート搬送方向に送り出される。また、送出ベルト25は、天然ゴムや合成ゴム等が用いられ、そのゴム硬度は60度以下とし、好ましくは、40〜60度に設定するとよい。さらに、送出ベルト25の表面は粗面とすることで、シートとの適度な摩擦が得られることで、シートの送出を一層良好なものとすることができる。
【0022】
続いて、図3を参照して、送出ベルト部20の上部に設けられるゲートローラ部30について説明する。ゲートローラ部30には、ローラ構成体40を備えている。ローラ構成体40は、シートSの幅に応じて、ローラ本体43がローラ軸41に二つ設けられている。跨状の懸架部材31には切欠部31aが形成され、この切欠部31aにローラ構成体40を斜め上方からローラ軸41を装着し得るようにし、ローラ構成体40が懸架部材31に組み込めるようにしている。懸架部材31の上部には、2本のガイドシャフト32と隙間調整用シャフト34とが接続されている。ガイドシャフト32は、スプリング33が挿通されて、コ字状部材37に設けられた垂直軸受36に上下動可能に支持されている。スプリング33はローラ構成体40を送出ベルト部20方向に付勢している。調整ねじ51は、ガイドシャフト32間に設けられ、その一端がナット35で懸架部材31に固定され、その他端がコ字状部材37の下端部を貫通し、調整ねじ51が螺合されている。この隙間調整機構では、調整ねじ51を調整することで、懸架部材31が上下動(矢印Zで示す方向)して、ローラ本体43と送出ベルト部20との隙間の調整を行うことができる。
【0023】
さらに、コ字状部材37には、隙間調整機構50が設けられている。隙間調整機構50は、ローラ本体43と送出ベルト部20との搬送方向に対する左右の隙間を調整する機構である。隙間調整機構50は、隙間調整板52がコ字状部材37にボルトBで固定され、かつ隙間調整板52を架橋部材14に固定可能とした機構である。架橋部材14は、基台11に立設した脚部材15に固定され、架橋部材14は搬送路に直交する方向にそれぞれ張り出すように設けられている。隙間調整板52は、この架橋部材14に設けられている。隙間調整板52は、架橋部材14の一方に支点ピンBaで支持され、ボルトBb〜Bdで固定することで、隙間調整板52を架橋部材14に固定することができる。なお、隙間調整板52には、支点ピンBaが挿通される遊びのない貫通孔Haが形成され、かつボルトBb〜Bdが挿通される遊嵌状の貫通孔Hb〜Hdが形成されている。隙間調整板52には、架橋部材14に回動自在に設けられた偏芯ピン53がその底部側面に当接している。隙間調整板52は、ボルトBb〜Bdを緩めて、偏芯ピン53を矢印Tで示したように回転させることで、支点ピンBaを支点として矢印Rで示したように回動する。隙間調整板52が支点ピンBaを支点として回動することによって、コ字状部材37に組み込まれた懸架部材31に装着したローラ構成体40は、搬送路に対して左右方向(矢印Xで示す方向)に揺動し、ローラ本体43と送出ベルト部20との左右の隙間を調整することができる。偏芯ピン53を回動させて、左右の隙間を調整した後、ボルトBb〜Bdを緊縮することで、隙間調整板52が固定されて、隙間の設定ができる。
【0024】
なお、図1に示したように、隙間調整機構50に調整ねじ70を設けて、Bb〜Bdをピンとして、偏芯ピン53でローラ本体43の上下左右方向の隙間を調整した後、調整ねじ70で、隙間調整板52を架橋部材14に連結する部材に挟持するようにして固定してもよい。
【0025】
このように、隙間調整機構50では、偏芯ピン53を矢印Tで示したように回動させることによって、支点ピンBaを中心として隙間調整板52を矢印Rで示す方向に回動させて、ローラ本体43を左右方向(矢印Xで示す方向)に揺動させて、ローラ本体43と送出ローラ部20との隙間を調整することができる。さらに、調整ねじ51で懸架部材31を矢印Zで示すように上下動させることにより、ローラ本体43と送出ベルト部20との隙間を調整することができる。しかも、ローラ本体43の上下動による隙間調整と、ローラ本体43の左右方向の揺動による隙間調整とが、それぞれ独立に調整することができる。さらに、隙間調整機構50によって、ローラ本体43の左右方向の揺動による隙間調整を行った後、調整ねじ51を操作して、懸架部材31を上下動させて、ローラ本体43と送出ベルト部20との隙間を調整することができる。
【0026】
次に、搬送ベルト機構60について、図1を参照して説明する。搬送ベルト機構60は、送出ベルト部20とゲートローラ部30との間から搬送されたシートSを受け入れて次段に送り込む装置である。搬送ベルト機構60は、プーリ61a,61bに掛け渡された下部搬送ベルト61と、プーリ62a,62bに掛け渡された上部搬送ベルト62と等から構成されている。搬送ベルト機構60では、シートが二つの搬送ベルト61,62間に挟まれて搬送され、シート排出口に正確に搬送される。また、下部搬送ベルト61のプーリ61bの回転軸中心に対して、上部搬送ベルト62のプーリ62bの回転軸中心が僅かに前方(L2で示したシート搬送方向)に位置している。このように搬送ベルト機構60を構成することで、排出されるシートSが上方に跳ね上がるのを防止することができる。
【0027】
続いて、図1〜図3に示した本実施形態のシートの重送防止について、図4の概略図を参照して説明する。本実施形態では、シートの搬送路の傾斜角度θが約18度に設定されており、積層されたシートSは、傾斜した搬送路に設けた給紙部12に載置され、シートSが搬送方向に流れ込むのをガイド板16で受けている。なお、傾斜角度θは、シートの材質や厚さ、或いはシートの平滑度によっても異なることは明らかである。
【0028】
ガイド板16は搬送路に対して概ね垂直に設けられ、ガイド板16の配置位置は、ローラ本体43の外周面より僅か内側(ローラ軸41側)に設けられている。ガイド板16に接触しているシートSより下方のシートSは、ローラ本体43に接触している。ローラ本体43は、その外周面が湾曲しており、ローラ本体43の外周面上部に接触するシートSaは、その重量の一部がローラ本体43に加わり、ローラ本体43の外周面下部に接触するシートSbに、シートSaの重量の影響を受け難いようにしている。このようにガイド板16を配置することによって、ローラ本体43の外周面下部に接触する部分のシートSbに加わる重量を軽減することができ、最下部のシートには、積層されたシートの枚数に関わりなく、略一定の重量が加わるように調整されている。
【0029】
ガイド板16でシートSを支持して、それより下方のシートSはローラ本体43に接触するようにして、シートSbに加わる重量を軽減し、さらに、送出ベルト部20とゲートローラ部30とは、送り込み側プーリ25aの回転中心軸が、ローラ本体43のローラ軸42の軸中心より僅かに前方(L1で示したシート搬送方向)に張り出すように組み込まれている。このように構成することで、ローラ本体43と送出ベルト25との適度な弾力性によって、給紙部12の最下部のシートより上部のシートの送出をローラ本体43で阻止しながら最下部のシートを、送出ベルト25で一枚ずつローラ本体43の下部、そして送り込み側プーリ25a側へと搬送して搬送ベルト機構60へと送り込むことができる。すなわち、送り込み側プーリ25aの回転中心軸のシート搬送方向への張り出しによって、送出ベルト25の適度な弾力性を生かし、一枚ずつ確実にシートSの搬送が可能であり、シートの重送防止に効果的である。
【0030】
なお、ローラゲート部30を通過するシートの先端は、搬送ベルト機構60の下部搬送ベルト61と上部搬送ベルト62とに挟まれて搬送され、シートが斜行することなく、搬送ベルト機構60のシート排出口へと搬送される。搬送ベルト機構60の排出口からシートSは常に一定の角度で、しかも一定の速度でシート集積部へと排出される。
【0031】
続いて、図5を参照して、本発明に係るシート送出装置の他の実施形態について説明する。図5の実施形態は、シート送出装置10のシート排出口にシートを順番に集積するシート集積装置80が設けられ、シート集積装置80の上部には、カメラ90が設置されている。カード等のシートには、会員番号等の連続番号が付与されており、シートに付与された連続番号をカメラ90等の検出手段で検出して、シートを連続番号順に集積する装置である。なお、カードに付与されている連続番号は、シートの所定位置に設けられており、この連続番号を検出するには、シート送出装置から排出されるシートが正確な位置を通過して集積されることが重要であり、本実施形態のシート送出装置はこのような用途に適している。
【0032】
シートは、シート送出装置の搬送ベルト機構60から正確に排出されて、シート集積装置80に送り込まれる。シート集積装置80には、シートを受ける集積部81に昇降テーブル82が設けられ、昇降テーブル82でシートを受けながら徐々に降下させて集積している。昇降テーブル82は、軌道軸88に上下動可能なように支持されており、チェーン86がステッピングモータ等のモータ83の駆動によって回転する駆動プーリと、従動プーリ84,85とに掛け渡され、昇降テーブル82が係合部材87でチェーン86と係合している。昇降テーブル82は、チェーン86の回動によって、上下動するように構成されている。
【0033】
カメラ90は、所定の位置で昇降テーブル82に載置されたシートSに付与された連続番号を撮影し、その映像信号を制御装置100に伝送する。制御装置100では、シートの連続番号が撮影された映像信号を画像処理して、連続番号(N1,N2,N3,…)の読み込みが行われる。制御装置100で読み取られた連続番号N1は記憶領域に記憶される。昇降テーブル82は、連続番号N1が付与されたシートの上に次に送り込まれるシートを待ち受けのために、モータ83を駆動して、シートの受け入れ位置が所定位置とするように昇降テーブル82を降下させる。
【0034】
搬送ベルト機構60から次のシートが排出されて、所定位置に送り込まれる。
このシートの連続番号は、同様な検出方法によって検出されて、その連続番号がN2であれば、再び次ぎのシートを受け入れの準備を行う。また、シートの連続番号N1の次に受け入れられたシートの連続番号がN3のように飛んでいる場合では、積層されたシートの順番が入り繰っていることを確認できる。その場合は、制御装置100から停止信号を発信することで、シートの集積を中止することができる。
【0035】
なお、シートの撮影位置は、昇降テーブル82に載置されたシートSの位置に限定することなく、所定の角度で排出される搬送過程のシートSであってよい。その場合、カメラ90′は、シートSに対して直角となる位置が望ましい。なお、バーコードによる連続番号がシートに付与されている場合は、検出手段として、レーザ光を用い、その反射光を解析することで、シートに付与されたバーコードの内容を検出してもよいことは明らかである。
【0036】
また、モータ83は、モータ制御装置110で制御されており、制御装置100からのシート送出装置からのシートの排出信号を受けて、昇降テーブル82の降下動作の一連の動作を行い、シートに付与された連続番号の撮影をカメラ90で行って、その映像信号を制御装置100で画像処理して解析し、シートに付与された連続番号を検出してシートの順番を確認する。制御装置100では、このような一連の動作をシーケンシャルに行うことができる。無論、搬送ベルト機構60のシート送出口に光センサ等の検知器を設置して、検知器でシートの排出されるタイミング信号を得て、モータ83を駆動させてもよい。
【0037】
【発明の効果】
上記記載のように、本発明によれば、給紙部に積層載置されたシートを一枚ずつ確実に搬送し得るシート送出装置であって、ゲートローラ部に隙間調整機構が設けられ、ローラ本体の上下方向の移動と、ローラ本体の左右方向への揺動とによって、隙間調整をそれぞれ独立に行うことができるので、シートの紙厚、紙質或いはプラスチック材質等に応じて適切な隙間に調整することができる。従って、シートが重送されることがなく、しかもシートが搬送路を斜行して搬送されることがない利点がある。
【0038】
また、本発明によれば、ローラ本体のローラ軸中心に対して、送出ベルトの送り込み側プーリの回転軸中心がシート搬送方向に張り出すように配設されているので、送出ベルトの弾力性を十分に生かして、シートの先端分部をローラ本体に送り込むことができ、シートを1枚ずつ確実に送出することができる利点がある。
【0039】
また、本発明によれば、積層したシートの前端部分を送出ベルト部で受けるようにして、下方のシートの前方部に加わる重量を軽減することができ、積層されたシートの重量に依存することなく、シートを確実に一枚ずつ送り出すことができる効果を有する。さらに、シートの後端部をブロック状の傾斜部材でシートの後端部を持ち上げるようにして、シートを前方に押し出すことで、シートの送り込みが一層が容易となる利点がある。
【0040】
また、本発明によれば、給紙部に積層載置されたシートの前端部を支持するガイド板が配置され、ガイド板によって、シートの搬送方向への流れ込みを阻止し、シートをローラ本体の外周部に接触させるようにして、下方に位置するシートに加わる重量を軽減し、最下部のシートに加わる重量が積層したシートの枚数に依存することがないようにして、ローラ本体と搬送ベルトとの隙間を一枚ずつシートが送り込まれるようにすることができる効果を有する。
【0041】
また、本発明によれば、シート集積装置のシート排出口に、排出されるシートを受け入れて集積するシート集積装置が備えられ、シート送出装置のシート排出口からシート集積装置の受け入れ部までの搬送過程で、シートの順番を監視する検出手段を備えることで、シートに付与した連続番号を確実に読み取って、シートの連続番号の入れ替わりが生じたことを監視し、シートが連続番号順にシート集積装置に集積することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略側面図である。
【図2】本実施形態の送出ベルト部を示し、同図(a)がその平面図、同図(b)がその側面図である。
【図3】本実施形態のゲートローラ部を示し、同図(a)が正面図であり、同図(b)が側面図である。
【図4】本実施形態を説明するための説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す要部概略側面図である。
【図6】従来のシート送出装置を示す正面図である。
【図7】シート集積装置の説明図である。
【符号の説明】
10 シート送出装置
11 基台
12 給紙部
13 傾斜部材
14 架橋部材
15 脚部材
16 ガイド板
20 送出ベルト部
25 送出ベルト
25a 送り込み側プーリ
25b 送り出し側プーリ
30 ゲートローラ部
31 懸架部材
32 ガイドシャフト
33 スプリング
35 ナット
36 垂直軸受
37 コ字状部材
40 ローラ構成体
41 ローラ軸
42 ローラ部材
43 ローラ本体
50 隙間調整機構
52 隙間調整板
53 偏芯ピン
60 搬送ベルト機構
61 下部搬送ベルト
62 上部搬送ベルト
70 調整ねじ
80 シート集積装置

Claims (5)

  1. 積層したシートを下り傾斜した基台から順番に送出するシート送出装置において、
    前記基台に、積層したシートの後端部を持ち上げて送出方向に下り傾斜を与える傾斜部材と該積層したシートの前端部を支持するガイド板とが設けられた給紙部と、
    前記給紙部からシートを送り出す送出用ベルトと、
    前記送出用ベルトに載置したシートを一枚ずつ送出するゲートローラ部と、
    前記送出用ベルトと前記ゲートローラ部との間から送出されるシートを次段に搬送する搬送ベルトとを具備し、
    前記ゲートローラ部はシートと接するローラ本体部が上下動可能に設けられ、かつ前記基台に立設した脚部材に架橋部材が設けられ、該架橋部材に該ゲートローラ部を設ける隙間調整板が設けられ、該ゲートローラ部に、該隙間調整板を偏芯ピンにより左右方向に揺動させて該ゲートローラ部と前記送出用ベルトとの隙間を調整する隙間調整手段を備えることを特徴とするシート送出装置。
  2. 前記送出ベルトが送り込み側プーリと送り出し側プーリとに掛け渡され、前記ローラ本体のローラ軸中心に対して、該送り込み側プーリの回転軸中心がシート搬送方向に張り出していることを特徴とする請求項1に記載のシート送出装置。
  3. 前記送出ベルトの送り込み側プーリと送り出し側プーリとの回転中心軸の間隔がシートの長手方向の幅より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート送出装置。
  4. 前記給紙部に積層したシートの少なくとも一部が、前記ローラ本体上に載置されるように、前記ローラ本体の外周面より内側に前記ガイド板を配置したことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のシート送出装置。
  5. 前記搬送ベルトのシート排出口に該搬送ベルトから排出されるシートを受けるシート集積装置を備え、該シートが該シート排出口からシート集積装置のシート受け入れ部に搬送される間に、シートを監視する検出手段を備えることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のシート送出装置。
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