JP4552396B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本のレーザビームを出射する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高速高密度の画像形成を、複数ビームの同時走査により実現する画像形成装置が種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
特に、複数の発光点を一体的に備え、独立に制御可能とされた複数のレーザビームを出射するマルチビーム半導体レーザで、ビーム間隔を狭めたものを使用することにより、シングルビーム時とほぼ同じ部品で光学走査装置を構成でき、極めてコストパフォーマンスの高い画像形成装置が実現できる。
【0004】
【特許文献1】
特開昭57−22218号公報(第1〜4頁、第2図)
【特許文献2】
特開平9−197308号公報(第1〜9頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなマルチビーム半導体レーザは、通常同一の組成、形状からなる光共振器をひとつの基材上に複数並置して形成されているため、複数の発光ビームの特性は極めて揃ったものとなり発振波長もほぼ同一となる。従来独立した発光源による光同士は干渉しないといわれているが、短時間には独立した発光源による光の間でも干渉発生の条件(波長、位相、偏光方向)が整い可干渉状態となる。
【0006】
干渉が発生すると、カップリングレンズからの出射光には光強度の強弱の分布が発生し、この分布は光の位相が安定しないと時間と共に変動する。この時スリットを通過する光量が変動し画像上の目に見える欠陥となって表れることがある。
【0007】
例えば、複数のビームを連続的に点灯するような画像(一例として、全面黒画像)を形成しようとしたときに、不規則な白筋が発生する等の問題が発生する。
【0008】
また、干渉現象による光量変動が走査同期検知タイミングで発生すると、同期検知誤差が生じ、1走査ラインを通じジッタや筋等の画質欠陥が発生する。光量変動の発生する様子を図15、図16に示す。
【0009】
この問題を解決するため、走査光学系の各ビームに対する透過率を異ならせることにより、感光体上に各ビームが等しいパワーで照射されるときに、発光源では異なるパワーで発光させるようにすることにより、各ビームの発振波長をずらし、干渉を回避し画質欠陥を防止することが考えられる。
【0010】
例えば、2本ビームのレーザにおいて、A・B各2チャンネルのビームの発光量と光量変動の有無をプロットしたのが図17である。通常、変動が発生するポイントの領域はA・B両チャンネルのそれぞれの発光量PA、PBが等しいライン(直線)に沿う(図17の2点鎖線で示した領域)。このラインは、PA、PBによりU方向にばらつくが、上記の領域内では光量変動が発生する。
【0011】
量産されたレーザ素子に関しこの特性を確認すると、個々のレーザの特性は図18〜図20に示す様にA・B各チャンネルの発光量が等しいラインにほぼ平行にばらついて分布する。これはA・B各チャンネル間に一定量の発光量差があるときに変動が発生するということである。
【0012】
半導体レーザの駆動電流対発光量は図21のような特性を示すことから、これはまた、A・B各チャンネル間に一定量の駆動電流差があるときに変動が発生するということができる。A・B各チャンネル間に一定量の駆動電流差があるときには対応して発熱量に差が生じ、その結果発光部の温度はA・B各チャンネル間で異なるものとなる。
【0013】
半導体レーザの発振波長はその温度に依存し、硬きおよそ0.2〜0.3nm/℃で変化することが知られている(図22)。従って、予めレーザの各チャンネルの発振波長に差があるときには、これを補うような温度差が発生したときに各チャンネルの発振波が一致し、干渉による光量変動が発生すると考えられる。
【0014】
なお、各チャンネルの発振波長に差が発生する原因としては、素子そのものの組成の不均一と、素子の実装に絡み放熱特性が不均一になった場合が考えられる。
【0015】
このような干渉による光量変動の問題に対し、開口の幅を最適化することにより、変動を最小にする方法も提案されているが、ビームスポットサイズの制御等他の光学特性とのトレードオフが必要であり自由な設定が困難である。
【0016】
上記光量変動を抑制するためには、根本的には複数のビーム間の干渉を抑えることが有効である。このためには複数ビーム間の発振波長が互いに異なるような半導体レーザ素子を用いるか、或いは偏光方向を直交させることが有効であるが、これらのことを実現するには発光素子自体の組成や構造を変える必要があり、他の電気特性や光学特性が変化し画質に影響を与える恐れがある。
【0017】
本発明は上記事実を考慮し、発光素子自体の組成や構造を変えることなく光量変動を抑えることができる画像形成装置を提供することが目的である。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、一体に形成され独立に制御可能な複数の発光部を持ち、前記複数の発光部の放熱特性がそれぞれ異なる構造を有するマルチビーム半導体レーザと、前記マルチビーム半導体レーザから出射された複数のレーザビームをそれぞれ収束する一つのカップリングレンズと、を有するマルチビームレーザ出射ユニットと、光照射により潜像が形成される像担持体と、前記マルチビームレーザ出射ユニットから出射された前記複数のレーザビームを偏向走査するビーム偏向器と、前記ビーム偏向器で偏向走査された前記複数のレーザビームを前記像担持体上に結像させる結像光学系と、前記像担持体上の潜像を現像して顕像化する現像装置と、を有し、放熱特性が低い発光部からのレーザビームを、放熱特性が高い発光部からのレーザビームよりも高い減衰率で減衰させる減衰手段が光路中に設けられたことを特徴とする
【0019】
マルチビーム半導体レーザチップの通電による発熱は、主としてチップの発光部(すなわち発熱部)と反対面側にダイボンディングしたサブマウントと、チップに接続したボンディングワイヤと介して放熱される。例えば、図12に示すように、マルチビーム半導体レーザチップ82の通電による発熱は、主としてチップ82の発光点84A、84Bと反対面側にダイボンディングしたサブマウント85と、チップ82に接続したボンディングワイヤ86A、86Bとを介して放熱される。
【0020】
従って、これらレーザチップあるいはボンディングワイヤの形状、構造を左右で異ならせ、複数の発光部の放熱特性を意図的に互いに異ならせることにより、発光部の温度を意図的に互いに異ならせることができる(図13、図14参照)。従って、それぞれの発光部の発振波長を互いに異ならせることができ、干渉が発生することを防止できる。このことは、複数の発光部を互いに等しい光出力で発光させる場合、複数の発光部から流出する単位時間あたりの熱量を互いに異ならせることにより、簡素な構造で干渉を防止できるという点で特に効果的である。
【0021】
干渉が発生しないための発振波長差は0.1nm以下でもよいが、実際には点滅による温度変動による発振波長の変動、個々の半導体レーザの特性バラツキ、走査光学系のバラツキによるビーム間の光量差を見込むと、発振波長差には余裕が必要と考えられる。この値は半導体レーザの発光点間隔や実装構造によって異なるが、実験によれば上記のバラツキを補うために発振波長差が0.3nm以上必要であった。一方、走査光学系の設計上、同一チップのそれぞれのビームの発振波長差は1nm以下であることが好ましい。半導体レーザの発振波長の温度特性より、上記の発振波長差を得るために半導体レーザの複数の発光部の温度差は1.5〜5℃程度にするとよい。
【0022】
また、マルチビームレーザ出射ユニットが、このマルチビーム半導体レーザと、マルチビーム半導体レーザから出射された複数のレーザビームをそれぞれ収束する一つのカップリングレンズと、を有する。これにより、一つのカップリングレンズを透過した複数のレーザビームの発振波長を互いに異ならせることができるので、この複数のレーザビームが干渉し合うことを防止できる。
【0023】
そして、画像形成装置が、このマルチビームレーザ出射ユニットと、光照射により潜像が形成される像担持体と、マルチビームレーザ出射ユニットから出射された複数のレーザビームを偏向走査するビーム偏向器と、ビーム偏向器で偏向走査された複数のレーザビームを像担持体上に結像させる結像光学系と、像担持体上の潜像を現像して顕像化する現像装置と、を有する。
【0024】
マルチビームレーザ出射ユニットから出射した複数のレーザビームは、互いに干渉し合うことがない。これにより、複数のレーザビームの光量変動を抑えることができるので、像担持体上に結像される複数のレーザビームの光量変動を抑えることができる。従って、複数のレーザビームを連続的に点灯するような画像(例えば、全面黒画像)を形成しようとしたときに、不規則な白筋などの画像欠陥が発生することを防止でき、高品質の画像を得ることができる。
【0025】
更に、画像形成装置では、放熱特性が低い(すなわち放熱し難い)発光部からのレーザビームを、放熱特性が高い(すなわち放熱し易い)発光部からのレーザビームよりも高い減衰率で減衰させる減衰手段が光路中に設けられている。
【0026】
以下、この減衰手段を有する画像形成装置の作用を説明する。
【0027】
マルチビームレーザ出射ユニットから出射されたレーザビームは、ビーム偏向器によって偏向走査され、結像光学系により像担持体上に結像させる。レーザビームの照射により潜像が形成された像担持体は、潜像が現像装置により顕像化される。
【0028】
ここで、マルチビーム出射ユニットと、ビーム偏向器と、結像光学系と、からなるレーザ走査光学系には、上記の複数のレーザビームの透過率がそれぞれ異なるような減衰手段が設けられている。これにより、像担持体上に結像される複数のレーザビームの光量が等しくなるように半導体レーザの複数の発光部の発光量を調整することにより、複数の発光部の発光量が自ずと異なるように調整される。
【0029】
この減衰手段には、放熱特性の低い方の発光部からのレーザビームの減衰率が、放熱特性の高い方の発光部からのレーザビームの減衰率よりも高くなるように、各レーザビームに対する透過率が設定されている。なお、放熱特性が高い方の発光部からのレーザビームの減衰率を0(すなわち減衰させない)にしてもよい。
【0030】
このため、放熱特性が低い方の発光部の発光量が、放熱特性が高い方の発光部の発光量に比べ、より高い発光量となる。この結果、放熱特性が低い方(放熱し難い方)の発光部の温度が、放熱特性が高い方(放熱し易い方)の発光部の温度に比べ、より高くなるように調整される。これにより、各発光部からのレーザビームの波長差を更に大きくすることができる。
【0031】
以下、レーザビームの本数が2本である場合を例に挙げ、図を用いて詳しく説明する。
【0032】
半導体レーザに設けられた2つの発光部は、等しい発光量でレーザビームを出射するときには、互いに異なる温度になる。すなわち、発光量が互いに異なるときに発光部の温度が等しくなって、発振波長も等しくなるということが起こり得る。従って、2本のレーザビームの発光部がある一定の範囲内の発光量差を持つときに、干渉が起こり光量変動が発生する(図18)。このとき、第1の発光部から出射されるレーザビームの光量をPA、第2の発光部から出射されるレーザビームの光量をPB、第1の発光部と第2の発光部との放熱特性の差やその他のレーザの特性によって決まる一定の値(この例では正の値)をCとした場合、PA=PB−Cの関係が満たされる。
【0033】
この時使用する2本のビームの光量バランスがPA<PBとなるように、すなわち、PA=E×PB、E<1となるように設定すればよい。
【0034】
複数の発光部の放熱特性がそれぞれ異なる構造にするには、例えば、請求項2に記載の発明のように、マルチビーム半導体レーザで、複数の発光部の配列の中心位置と、出射面側から見た半導体レーザ素子の幅方向の中心位置と、を異ならせても良いし、請求項3に記載の発明のように、マルチビーム半導体レーザで、複数の発光部にそれぞれ接続された給電用の配線の熱抵抗を互いに異ならせても良い。
【0035】
請求項2や請求項3に記載の発明では、半導体レーザ素子の基本構造を変更する必要がないので、画質に影響をおよぼす基本特性の変化を最小限に抑えることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施形態では、既に説明した実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0037】
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係る半導体レーザを説明する。図1は、第1実施形態に係る半導体レーザ素子(チップ)1をビーム出射面側から見た図である。通常、チップの幅方向の中心位置に、複数の発光部2A、2Bの配列の中心位置を揃えて作られるが、図1に示すように、本実施形態では、チップ1の幅方向Wの中心位置1Iに対し、複数の発光部2A、2Bの配列の中心位置2Iを紙面左側にずらして配置している。
【0038】
本実施形態では、発光部2A、2Bの発光量を同一にしたとき、すなわち同一光量の2本のレーザビームを出射させたとき、チップ内の温度分布は対称とならず、配列の中心位置2Iよりも紙面左側の発光部2Bの温度が、配列の中心位置2Iよりも紙面右側の発光部2Aの温度より高くなり、従って、発光部2Bからのレーザビームの発振波長が、発光部2Aからのレーザビームの発振波長よりも長くなる。
【0039】
従って、発光部2A、2Bからそれぞれ出射されたレーザビームが干渉し合うことが防止される。
【0040】
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る半導体レーザを説明する。図2は、第2実施形態に係る半導体レーザ素子(チップ)3をビーム出射面側の斜め上方から見た図である。
【0041】
本実施形態では、ビーム出射面側から見て、チップ3の幅方向の中心位置3Iと複数の発光部4A、4Bの配列の中心位置4Iと、は従来と同様に一致させている。また、チップ3には、ビーム出射面側から見て左側の発光部4Bに接続された電極層5Bには1本のボンディングワイヤ6Bが、ビーム出射面側から見て右側の発光部5Aに接続された電極層5Aには2本のボンディングワイヤ6A1、6A2が、それぞれ、給電のために接続されている。ボンディングワイヤ6A1、6A2、6Bの材質、線径は、何れも同じである。
【0042】
発光部2A、2Bで発生した熱はボンディングワイヤ6A1、6A2、6Bを伝導して放熱されるため、接続されているボンディングワイヤの本数が多ければそれだけ放熱される熱量が増加する。
【0043】
本実施形態では、2つの発光部4A、4Bを同一発光量で発光させて同一光量の2本のレーザビームを出射させたとき、発光部4Bの温度が発光部4Aの温度より高くなり、従って、発光部4Bからのレーザビームの発振波長が発光部4Aからのレーザビームの発振波長よりも長くなる。
【0044】
従って、発光部4A、4Bからそれぞれ出射されたレーザビームが干渉し合うことが防止される。
【0045】
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る半導体レーザを説明する。図3は、第4実施形態に係る半導体レーザ素子(チップ)7をビーム出射面側の斜め上方から見た図である。
【0046】
本実施形態では、発光部4Aに接続された電極層5Aにボンディングワイヤ8Aが、発光部4Bに接続された電極層5Bにボンディングワイヤ8Bが、それぞれ給電のために接続されている。
【0047】
ボンディングワイヤ8Aとボンディングワイヤ8Bとは材質が同じであるが、ボンディングワイヤ8Aの線径は、ボンディングワイヤ8Bの線径よりも太い。従って、ボンディングワイヤ8Aの熱抵抗は、ボンディングワイヤ8Bの熱抵抗よりも低い。
【0048】
これにより、2つの発光部4A、4Bを同一発光量で発光させて同一光量の2本のレーザビームを出射させたとき、発光部4Bの温度が発光部4Aの温度より高くなり、従って、発光部4Bからのレーザビームの発振波長が発光部4Aからのレーザビームの発振波長よりも長くなる。
【0049】
従って、発光部4A、4Bからそれぞれ出射されたレーザビームが干渉し合うことが防止される。
【0050】
[第4実施形態]
次に、第4実施形態に係る半導体レーザを説明する。図4は、第4実施形態に係る半導体レーザ素子(チップ)9をビーム出射面側の斜め上方から見た図である。
【0051】
本実施形態では、チップ9上に形成された熱放散性が高い電極層の表面積を、発光部4Aと発光部4Bとで異ならせている。すなわち、発光部4Bに接続された電極層9Bの表面積が、発光部4Aに接続された電極層5Aの表面積よりも狭くされている。なお、電極層9Bには第1実施形態で説明したボンディングワイヤ6Bが、電極層5Aにはボンディングワイヤ6A1が、それぞれ給電のために接続されている。
【0052】
これにより、2つの発光部4A、4Bを同一発光量で発光させて同一光量の2本のレーザビームを出射させたとき、発光部4Bの温度が発光部4Aの温度より高くなり、従って、発光部4Bからのレーザビームの発振波長が発光部4Aからのレーザビームの発振波長よりも長くなる。
【0053】
従って、発光部4A、4Bからそれぞれ出射されたレーザビームが干渉し合うことが防止される。
【0054】
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。図5は第5実施形態に係る画像形成装置10の概略構成図であり、図6は画像形成装置10に組込まれたレーザ走査装置の斜視図である。図7は画像形成装置10の光走査光学系の展開した光路を主走査方向に沿って見た図(レーザビームを主光軸で示す)であり、図8(A)は画像形成装置10の光走査光学系の展開した光路を主走査方向に沿って見た図(レーザビームが重なって広がっている状態で示す)であり、図8(B)は画像形成装置10の光走査光学系の展開した光路を副走査方向に沿って見た図(レーザビームが重なって広がっている状態で示す)である。
【0055】
画像形成装置10は、例えば、複写機や、図示しないワークステーションやコンピュータ等の情報処理装置に接続され、情報処理装置から入力される画像信号に基づいて用紙等の記録媒体上に画像の記録を行うプリンタである。
【0056】
図5に示すように、画像形成装置10はレーザ走査装置12を備えている(レーザ走査装置の構成)。
【0057】
図6乃至図7に示すように、レーザ走査装置12は、マルチビームレーザ出射ユニット14を備えており、このマルチビームレーザ出射ユニット14は、半導体レーザ16、カップリングレンズ22、及び光ビーム整形用のスリット部材24を内蔵している。
【0058】
半導体レーザ16は、互いに隣接する発光点18A、及び発光点18Bを有し、発光点18Aからはレーザビーム20A、発光点18Bからはレーザビーム20Bを発光する。
【0059】
なお、発光点18Aと発光点18Bとは極めて接近して配置されており(本実施形態では間隔dが14μm)、図7においては、分かり易くするために互いに誇張して離間させており、図8(A)では、レーザビーム20Aとレーザビーム20Bとが重なって記載されている。なお、図7の符号20A,Bはレーザビームのそれぞれの光軸を示している。
【0060】
一方、発光点18Aと発光点18Bとの中間点が半導体レーザ素子の幅方向の中心位置に対して発光点18Bの側に変位しているように、発光点18A、Bが配置されている。そのため発光点18Aと発光点18Bとが同じレーザパワーで発光するとき、発光点18Aよりも発光点18Bの温度が高くなり、従って、レーザビーム20Aよりもレーザビーム20Bのほうが発振波長が長くなる(第1実施形態で説明した半導体レーザ1(図1参照)と同様の構成である)。
【0061】
レーザ走査装置12には、マルチビームレーザ出射ユニット14から出射されるレーザビーム20A,20Bの光路に沿ってエキスパンダレンズ26、シリンドリカルレンズ28、折り曲げミラー30がマルチビームレーザ出射ユニット14側から順に配置されている。
【0062】
本実施形態では、半導体レーザ16において、発光点18A、及び発光点18Bが鉛直方向(矢印Y方向)に配置されている。
【0063】
また、スリット部材24には、横方向に細長い長方形の制限開口32が形成されている。
【0064】
半導体レーザ16の発光点18Aから出射したレーザビーム20A、及び発光点18Bから出射したレーザビーム20Bは、各々円錐状に広がった後、カップリングレンズ22により略平行光となり、その後、光軸周辺のビームの一部のみが制限開口32を通過する(図8(A),(B)参照)。
【0065】
制限開口32を通過したレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bは、球面凹レンズであるエキスパンダレンズ26により拡散光とされた後、主走査方向に直交する方向にのみパワーを持つシリンドリカルレンズ28により主走査方向に直交する方向には集束光となる(図8(A)参照)。
【0066】
その後、折り曲げミラー30により光路を曲げて2枚組みのfθレンズ34,36を通過した後、ポリゴンミラー38に入射する。
【0067】
ポリゴンミラー38は、周方向に複数の反射面38Aを備えている。
【0068】
ポリゴンミラー38には、同軸的にDCモータ等からなる偏向駆動手段(図示省略)が連結されており、この偏向駆動手段により、ポリゴンミラー38は軸心38Cを中心として一方向へ等角速度で回転する。
【0069】
ポリゴンミラー38により反射偏向されたレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bは、fθレンズ34,36により主走査方向に結像され、副走査方向にはシリンドリカルミラー40により感光体ドラム42上にビームスポットを結ぶ。
【0070】
感光体ドラム42は円柱状に形成され、その外周面がレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bに感応する感光面とされている。
【0071】
感光体ドラム42は、その軸方向(矢印X方向)がレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bの主走査方向と一致するように支持されている。
【0072】
すなわち、画像形成装置10では、マルチビームレーザ出射ユニット14から出射されたレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bが感光体ドラム42上に各々光スポットとして収束し、この光スポットが主走査方向に沿って感光体ドラム42上を移動して主走査線上に沿って潜像が記録される。
【0073】
発光点18Aと発光点18Bからの発光量が同じなので、感光体ドラム42上に照射するレーザビーム20Aとレーザビーム20Bのパワーは等しくなる。
【0074】
素子(チップ)の構造は、上述したようにレーザビーム20Aよりレーザビーム20Bで発振波長が長くなるように構成されているが、上記のビームパワーの差により発光点18Bの温度が発光点18Aに比べて高くなるので、レーザビーム20Bの発振波長はさらに長くなる。
【0075】
また、感光体ドラム42には副走査駆動手段(図示省略)が連結されており、この副走査駆動手段は、感光体ドラム42に対する1回の主走査期間に感光体表面が画素密度に対応する距離だけ移動するよう、感光体ドラム42を一定速度で回転させる。
【0076】
これにより、感光体ドラム42における副走査方向(周方向)に沿って画素密度に対応する距離だけ異なる部位が順次、レーザビーム20A、及びレーザビーム20Bにより主走査され、感光体ドラム42に2次元的な潜像が形成されて行く。
【0077】
図5に示すように、感光体ドラム42の外周側には矢印Rで示す回転方向に沿って帯電コロトロン44、現像器46が順に配設されている。
【0078】
帯電コロトロン44は、回転する感光体ドラム42上に電子等を付着させて一定のマイナス電位に帯電する。
【0079】
レーザ走査装置12は、前記情報処理装置等から入力される画像信号に応じて明滅するレーザビームを射出し、予め帯電コロトロン44によって帯電された感光体ドラム42上をその軸線方向(主走査方向:図5の紙面裏表方向)に沿って露光走査することで、画像信号に応じて帯電電荷を除去(徐電)した静電潜像を感光体ドラム42上に形成する。
【0080】
現像器46は、感光体ドラム42上に形成された静電潜像に対して現像剤であるトナーを付着させて顕像化する。
【0081】
感光体ドラム42の下方には記録用紙48の搬送路が形成され、感光体ドラム42とは記録用紙48の搬送路を挟んで反対側に転写コロトロン50が配設されている。転写コロトロン50は、記録用紙48の裏側から付与した静電力により前記トナー像を記録用紙48上に転写する。
【0082】
転写コロトロン50により記録用紙48搬送方向下流側には定着フューザ52が配設されている。定着フューザ52は記録用紙48上に転写されたトナー像に熱又は圧力を加えて定着させる。
【0083】
感光体ドラム42の外周側には更にクリーニングブレード54が配設されている。クリーニングブレード54は、転写コロトロン50を通過した感光体ドラム42表面に残留しているトナーを除去する。
【0084】
残留トナーが除去された感光体ドラム42の表面には、再び上述した帯電、露光走査、現像、転写等の一連の処理が施されて記録用紙48上に画像が形成される。
【0085】
図6に示すように、レーザ走査装置12には、シリンドリカルミラー40の外側へ反射されたレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bの光路上に平面ミラー56が配置されており、この平面ミラー56により反射されたレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bの光路上には、シリンドリカルレンズ58及び同期センサ60が順に配置されている。
【0086】
このレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bの入射と同時に、同期センサ60は主走査同期信号をビデオコントローラ(図示せず)へ出力し、この主走査同期信号に基づいて、ビデオコントローラは、感光体ドラム42に対する主走査方向に沿った書出しタイミングを決定する。
【0087】
本実施形態で、半導体レーザ16から出射されるレーザビーム20A、Bの動作状態は図9に示すようになる。
【0088】
図9に示すように、像担持体上に到達する2本のレーザビームの光量を等しくしたときの半導体レーザ16の動作領域は、発光点18Aから出射されるレーザビーム20Aの光量PAと、発光点18Bから出射されるレーザビーム20Bの光量PBと、が同じであるPA=PBのライン上となる。すなわち、半導体レーザ駆動回路の基準電圧信号Vrefを変化させると、半導体レーザ16の動作点はPA=PBのライン上を移動する。
【0089】
ここで、発光点18Aと発光点18Bとの発光量が同じである場合、すなわちPA=PBである場合、レーザビーム20Aの発振波長λAよりも、レーザビーム20Bの発振波長λBのほうが長い(λA<λB)。
【0090】
一方、λA=λBになってしまう場合は、必ずPA>PBとなる。すなわち、干渉による光量変動が発生する領域は、図9でPA=PBのラインの下側の領域となり、PA=PBのライン上では光量変動が発生しない。
【0091】
本実施形態では、このように、PA=PBの動作条件(発光点18A、Bの発光量を同じにした条件)では、開口24から出射するレーザビーム20A、Bの発振波長が互いに異なっている。従って、レーザビーム20A、Bの光量を同一にしても(すなわちPA=PBとしても)、レーザビーム20A、Bが干渉し合って光量変動が生じることが防止される。これにより、レーザビーム20A、及びレーザビーム20Bを連続的に点灯するような画像(例えば、全面黒画像)を形成しようとしたときに、不規則な白筋が発生するなどの、画像欠陥を防止することができる。
【0092】
さらに、同期センサ60に入射するレーザビーム20A、及びレーザビーム20Bの光量変動が抑えられるので、同期誤差を発生せず、画像にジッターが発生するなどの問題が生じない。
【0093】
[第6実施形態]
次に、第6実施形態に係る画像形成装置を説明する。図10は第6実施形態に係る画像形成装置の光走査光学系の展開した光路を主走査方向に沿って見た図である(レーザビームを主光軸で示す)。全体的構成は第5実施形態に係るレーザ走査装置12と同様であるが、シリンドリカルレンズ28に代えて、光入射面の半分に透過率減衰コーティング69が施されているシリンドリカルレンズ68を備えている。
【0094】
マルチビームレーザ出射ユニット14の半導体レーザ16は、発光点18Aの放熱特性が、発光点18Bの放熱特性よりも低くされ、発光点18Aの温度より発光点18Bの温度が高くなるよう構成されている。従って、発光点18Aから出射したレーザビーム70Aの発振波長よりも、発光点18Bから出射したレーザビーム70Bの発振波長のほうが長くなる。
【0095】
更に、シリンドリカルレンズ68の透過率減衰コーティング69を施した部位にはレーザビーム70Bの主光線が通過する。レーザビーム70Aの主光線はシリンドリカルレンズ68の透過率減衰コーティング69を施していない部位を通過する。従って、この透過率減衰コーティング69により、レーザビーム70Aよりもレーザビーム70Bに大きな減衰効果が生じる。
【0096】
本実施形態の画像形成装置を用いて画像を形成するには、像担持体上のレーザビーム70A、Bの光量が等しくなるように、半導体レーザ16の発光点18A、Bの発光量を調整する。その際、図11に示すように、比較器72に接続された駆動回路74上の感度調整可変抵抗76により光量モニタ回路のAMPの増幅率を調整して行う。光量モニタ回路のAMPの増幅率をあげると発光量が下がり、増幅率をさげると発光量が上がる。
【0097】
像担持体上のレーザビーム70A、Bの光量を等しくすると、透過率減衰コーティング69が設けられていることによって、温度の高い発光点18Bからのレーザビーム70Bの発光量が、温度の低い発光点18Aからのレーザビーム70Aよりも高くなるように半導体レーザ16が駆動される。
【0098】
本実施形態では、透過率減衰コーティング69により、像担持体上に到達する2本のレーザビームの光量を等しくしたときの半導体レーザ16の動作領域は、図9に示すように、PA<PBの領域のライン上となる。半導体レーザ16の動作点は半導体レーザ駆動回路の基準電圧信号Vrefを変化させるとPA<PBの領域のライン上を移動する。
【0099】
このように、本実施形態では、光量変動発生領域をPAとPBとがアンバランスな領域(PA=PBの下側の領域、すなわちPA>PBの領域)に寄せることに加え、透過率減衰コーティング69という光減衰手段を用いることにより、第5実施形態に比べ、光量変動発生領域に対しさらに余裕を持って半導体レーザ16の動作点を設定することができる。従って、光量変動発生領域が、第5実施形態に比べて更にばらついた場合においても光量変動の発生を防ぐことができる。
【0100】
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、素子の基本構造や組成を変更することなくビーム干渉による光量変動を防ぐことができる。従って、高速で画像欠陥の無い高書き込み密度の画像を形成することができる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る半導体レーザを出射面側から見た正面図である。
【図2】 第2実施形態に係る半導体レーザの斜視図である。
【図3】 第3実施形態に係る半導体レーザの斜視図である。
【図4】 第4実施形態に係る半導体レーザの斜視図である。
【図5】 第5実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
【図6】 第5実施形態に係る画像形成装置の光学系の概略構成を示す斜視図である。
【図7】 第5実施形態に係る画像形成装置の光走査光学系の展開した光路を主走査方向に沿って見た図である(レーザビームを主光軸で示す)。
【図8】 図8(A)及び(B)は、それぞれ、第5実施形態に係る画像形成装置の光走査光学系の展開した光路を主走査方向及び副走査方向に沿って見た図である(レーザビームが重なって広がっている状態で示す)。
【図9】 第5実施形態及び第6実施形態で、光量バランスと光量変動の発生との関係を示すグラフ図である(光量変動が生じるポイントの領域を2点鎖線で示す)。
【図10】 第6実施形態に係る画像形成装置の光走査光学系の展開した光路を主走査方向に沿って見た図である(レーザビームを主光軸で示す)。
【図11】 第6実施形態で、感度調整可変抵抗により発光量を調整できることを示す回路図である。
【図12】 本発明に係るマルチビーム半導体レーザの実装構造を示す、出射面側から見た正面図である。
【図13】 半導体レーザの発光点に温度差が生じていない状態を示すグラフ図である。
【図14】 本発明において、半導体レーザの発光点に温度差が生じる状態を示すグラフ図である。
【図15】 従来のマルチビーム半導体レーザで、干渉による光量変動が発生する様子を示すグラフ図である。
【図16】 従来のマルチビーム半導体レーザで、干渉による光量変動が発生する様子を示すグラフ図である。
【図17】 従来の半導体レーザで、光量バランスと光量変動の発生との関係を示すグラフ図である(光量変動が生じるポイントの領域を2点鎖線で示す)。
【図18】 図17に示した領域を分割して示したグラフ図である。
【図19】 図17に示した領域を分割して示したグラフ図である。
【図20】 図17に示した領域を分割して示したグラフ図である。
【図21】 半導体レーザの駆動電流と光出力との関係を示すグラフ図である。
【図22】 半導体レーザの温度と発振波長との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ素子(半導体レーザ)
1I 幅方向の中心位置
2A 発光部
2B 発光部
2I 配列の中心位置
3 半導体レーザ素子(半導体レーザ)
3I 幅方向の中心位置
4A 発光部
4B 発光部
4I 配列の中心位置
6A1 ボンディングワイヤ(配線)
6A2 ボンディングワイヤ(配線)
6B ボンディングワイヤ(配線)
7 半導体レーザ素子(半導体レーザ)
8A ボンディングワイヤ(配線)
8B ボンディングワイヤ(配線)
9 半導体レーザ素子(半導体レーザ)
10 画像形成装置
14 マルチビームレーザ出射ユニット
16 半導体レーザ
18A 発光点(発光部)
18B 発光点(発光部)
22 カップリングレンズ
26 エキスパンダレンズ(結像光学系)
28 シリンドリカルレンズ(結像光学系)
30 ミラー(結像光学系)
34 fθレンズ(結像光学系)
36 fθレンズ(結像光学系)
38 ポリゴンミラー(ビーム偏向器)
40 シリンドリカルミラー(結像光学系)
42 感光体ドラム(像担持体)
46 現像器(現像装置)
68 シリンドリカルレンズ
69 透過率減衰コーティング
84A 発光点(発光部)
84B 発光点(発光部)
86A ボンディングワイヤ(配線)
86B ボンディングワイヤ(配線)

Claims (3)

  1. 一体に形成され独立に制御可能な複数の発光部を持ち、前記複数の発光部の放熱特性がそれぞれ異なる構造を有するマルチビーム半導体レーザと、前記マルチビーム半導体レーザから出射された複数のレーザビームをそれぞれ収束する一つのカップリングレンズと、を有するマルチビームレーザ出射ユニットと、
    光照射により潜像が形成される像担持体と、
    前記マルチビームレーザ出射ユニットから出射された前記複数のレーザビームを偏向走査するビーム偏向器と、
    前記ビーム偏向器で偏向走査された前記複数のレーザビームを前記像担持体上に結像させる結像光学系と、
    前記像担持体上の潜像を現像して顕像化する現像装置と、
    を有し、
    放熱特性が低い発光部からのレーザビームを、放熱特性が高い発光部からのレーザビームよりも高い減衰率で減衰させる減衰手段が光路中に設けられたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記マルチビーム半導体レーザでは、前記複数の発光部の配列の中心位置と、出射面側から見た半導体レーザ素子の幅方向の中心位置と、を異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記マルチビーム半導体レーザでは、前記複数の発光部にそれぞれ接続された給電用の配線の熱抵抗を互いに異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
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