JP2003031905A - 多ビーム半導体レーザ素子及び半導体レーザ装置 - Google Patents
多ビーム半導体レーザ素子及び半導体レーザ装置Info
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- JP2003031905A JP2003031905A JP2001212186A JP2001212186A JP2003031905A JP 2003031905 A JP2003031905 A JP 2003031905A JP 2001212186 A JP2001212186 A JP 2001212186A JP 2001212186 A JP2001212186 A JP 2001212186A JP 2003031905 A JP2003031905 A JP 2003031905A
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Abstract
導体基板の一面に並んで複数有し、前記各ビームの上面
に電極を有する多ビーム半導体レーザ素子であって、前
記半導体基板の一面に前記ビームと同じ高さになるとと
もに上面に電極を有するダミービームを1乃至複数設け
てある。前記ダミービームの幅は前記ビームの幅よりも
広くなるとともに、前記ダミービームの前記電極の幅は
前記ビームの前記電極の幅よりも広くなっている。前記
各ビームは前記半導体基板の一面に設けられた分離溝に
よって相互に電気的に分離されているとともに、前記分
離溝の幅は同じ幅になっている。多ビーム半導体レーザ
素子は、ビーム及びダミービームの上面の電極面が半田
を介してサブマウントの電極に固定される。
Description
ザ素子及びその多ビーム半導体レーザ素子を組み込んだ
半導体レーザ装置に関する。
用光源として多用されている。例えば、レーザビームプ
リンタやPPC(plain paper copier:普通紙複写機)
の光源として、半導体レーザが多用されている。レーザ
ビームプリンタの基本構成や、光学系と半導体レーザに
ついては、例えば、工学社発行「半導体レーザと応用技
術」1986年9月10日発行、P174〜P179に記載されてい
る。
ップ)に設けた複数のビームの端からレーザ光を出射す
るマルチビーム半導体レーザがある。マルチビームレー
ザについては、たとえば、工業調査会発行「電子材料」
1987年6月号、P107〜P111に記載されている。同文献に
は、モノリシック形3ビーム半導体レーザ素子(半導体
レーザアレイ素子)が開示されている。この文献には、
CD,VD機器,レーザプリンタ,POS,バーコード
リーダをはじめ、文書ファイルシステムなどに使用され
る信号読み取り用光源としての可視光半導体レーザにつ
いて記載されている。
やPPCの印刷の高速化のため、複数のレーザ光(マル
チビーム光)を照射しながら印刷することが要求されて
いる。
した多ビーム半導体レーザ素子(半導体レーザ)の斜視
図である。これら多ビーム半導体レーザ素子(半導体レ
ーザチップ:チップ)11は、半導体基板12の主面に
メサ構造からなる細長のビーム13を複数本形成すると
ともに、各ビーム13の上面に相互に独立した電極14
を形成し、かつ半導体基板12の裏面に共通の電極15
を形成した構造になっている。従って、共通の電極15
と所定の電極14間に所定の電圧を印加することによっ
て所定のビーム13の端面からレーザ光が発光される。
従って、全ての電極14と共通の電極15間に所定の電
圧を印加することによって全てのビーム(ビーム1,ビ
ーム2,ビーム3)の端面(出射面)からそれぞれレー
ザ光を出射することになる。
ーザ素子11では、ビーム13は平行に3本設けられて
いる。図17に示す多ビーム半導体レーザ素子11は、
両側のビーム13(ビーム1,2)のメサ幅が中央のビ
ーム13(ビーム2)よりも広くなっている。このため
ビーム2の電極幅よりもビーム1,3の電極幅が広くな
っている。この結果、ビーム1,3の半導体レーザ部
と、ビーム2の半導体レーザ部の接合容量や放熱性が異
なることになり、同じ駆動電流波形でも、周波数特性や
熱応答特性が異なり、光出力の波形が異なってしまう。
このような現象は、同一特性の3本のレーザ光を必要と
する場合、好ましくない。即ち、レーザビームプリンタ
の光源として使用する場合、印字ムラ等が発生し好まし
くない。
ム13のメサ幅及び電極幅を同じにすると、各ビーム1
3の電極幅が狭くなってしまう。周波数特性や熱特性は
各ビーム13の半導体レーザ部で揃う。しかし、各半導
体レーザ部の放熱性を良くするために、半導体レーザ部
のpn接合がサブマウント等に近くなるように、ビーム
13の表面がサブマウント側になるように固定する構
造、いわゆるジャンクションダウンで多ビーム半導体レ
ーザ素子11をサブマウント等に固定すると、電極幅が
狭いため接合部分の面積が小さくなり、チップ付け強度
が低下し、信頼性が低くなる。この結果、このような多
ビーム半導体レーザ素子11を組み込んだ光電子装置の
組立歩留りの低下や信頼性の低下を引き起こすことにな
る。
出射できる多ビーム半導体レーザ素子及び半導体レーザ
装置を提供することにある。
めることができる多ビーム半導体レーザ素子及び半導体
レーザ装置を提供することにある。
が優れかつ多ビーム半導体レーザ素子の接合の信頼性が
高い半導体レーザ装置を提供することにある。
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
を半導体基板の一面に並んで複数有し、前記各ビームの
上面に電極を有する多ビーム半導体レーザ素子であっ
て、前記半導体基板の一面に前記ビームと同じ高さにな
るとともに上面に電極を有するダミービームを1乃至複
数設けたことを特徴とする。前記ダミービームの幅は前
記ビームの幅よりも広くなるとともに、前記ダミービー
ムの前記電極の幅は前記ビームの前記電極の幅よりも広
くなっている。前記複数のビーム群の外側に前記ダミー
ビームが設けられている。前記各ビームは前記半導体基
板の一面に設けられた分離溝によって相互に電気的に分
離されているとともに、前記分離溝の幅は同じ幅になっ
ている。前記ビームはその途中高さに活性層を有すると
ともに、その活性層の上下には導電型が相互に異なる半
導体層を有し、前記活性層の上方の半導体層はビームの
上面の前記電極に電気的に接続され、前記活性層の下方
の半導体層は前記半導体基板の裏面に設けられた電極に
電気的に接続されている。
定のパッケージに組み込まれて半導体レーザ装置として
使用される。半導体レーザ装置は以下の構成になる。即
ち、半導体レーザ装置は、パッケージ本体およびレーザ
光を透過させる光透過窓を有する蓋体とからなるパッケ
ージと、前記パッケージ本体に固定されかつ複数のレー
ザ光を出射する多ビーム半導体レーザ素子と、前記パッ
ケージ本体に取り付けられかつ前記パッケージの内外に
亘って延在する複数の外部電極端子と、前記多ビーム半
導体レーザ素子の各電極と前記外部電極端子を接続する
接続手段とを有する半導体レーザ装置であって、前記多
ビーム半導体レーザ素子は前述の構成になっている。
分として使用されることから、チップ付け強度が確保で
き、チップ付け強度の信頼性が高くなる。
ム間の放熱性のバラツキが少なくなり、ビーム間の熱特
性バラツキが低減する。この結果、各レーザ光の特性が
同じになる。
ることから、ビーム毎の接合容量のバラツキが減り、周
波数特性のバラツキが減る。この結果各レーザ光の特性
が同じになる。
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
一実施形態(実施形態1)である多ビーム半導体レーザ
素子(半導体レーザ素子:半導体レーザチップ)に係わ
る図である。図1は多ビーム半導体レーザ素子の模式的
斜視図である。
11は、図1に示すように、半導体基板12の一面側に
3本のビーム13(ビーム1,ビーム2,ビーム3)を
有するとともに、これらビーム群の外側にそれぞれダミ
ービーム20を有している。ビーム13の上面にはそれ
ぞれ電極14が設けられている。また、半導体基板12
の裏面の略全域には共通の電極15が設けられている。
また、ダミービーム20の上面にも電極21が形成され
ている。ダミービーム20の電極21は、ビーム13の
電極14を形成するときに同時に形成されたものであ
る。そして、ビーム13及びダミービーム20はビーム
幅が相互に異なっていてもビーム高さは同じ高さに形成
されている。
となり、前記電極15と電極14に所定の電極を印加す
ると、ビーム13の端面からそれぞれレーザ光を出射す
る構成になっている。しかし、ダミービーム20は、電
極15と電極21との間に所定の電圧が印加されてもダ
ミービーム20の端面からはレーザ光は出射されない構
造になっている。3本のビーム13は同じ断面構造とな
るとともに、ビーム幅も同じであり、電極14の幅も同
じである。
がビーム13に比較して広く、かつ電極21の幅も電極
14の幅よりも広くなっている。
間の分離溝(アイソレーション溝)22の溝幅も同じ
幅、即ち、分離溝22の断面構造も全て同じになってい
る。また、電極14や電極21が設けられない半導体基
板12の一面側の表面、即ち分離溝22の表面をも含む
面は絶縁膜(酸化膜)23で被われている。
素子11のレーザ光を出射する端面(出射面)は、それ
ぞれ所定の反射率を有する被膜で被われている。
製造方法について説明する。この製法説明によって多ビ
ーム半導体レーザ素子11の構造を明らかにする。図2
乃至図11は多ビーム半導体レーザ素子の製造に係わる
図であり、図2は多ビーム半導体レーザ素子の製造方法
を示すフローチャートである。なお、これらの図におい
て各部のハッチングを省略して図の明瞭化を図ってい
る。
素子)は、図2のフローチャートで示すように、素子製
造作業開始後、多層成長(ステップ101:S10
1)、リッジストライプ形成(S102)、選択埋込成
長(S103)、キャップ層成長(S104)、分離溝
形成(S105)、酸化膜形成(S106)、P−電極
形成(S107)、裏面研磨(S108)、N−電極形
成(S109)、劈開(S110)、反射膜形成(S1
11)、チップ化(S112)の各工程を経て作業が終
了し製造される。
ビーム半導体レーザ素子11の製造においては、図3に
示すように半導体基板12が用意される。実際の製造に
おいては寸法の大きいウエハと呼称される半導体基板が
用意され、素子形成の最終段階でウエハを縦横に分断し
て小片からなる半導体レーザ素子を製造するものである
が、説明の便宜上単一の半導体レーザ素子を製造する状
態で以下説明する。
型(第1導電型)のGaAs基板で構成されている。こ
のN型GaAsからなる半導体基板12はSiを不純物
とし、不純物濃度が2.0×1018cm−3程度とな
っている。半導体基板12の主面は(001)結晶面と
なっている。
に半導体層を順次MOCVD(Metalorganic Chemical
Vapor Deposition)法やMBE(Molecular Beam Epita
xy)法で形成し、多層の半導体層を形成する(S10
1)。本実施形態1ではMOCVD法で形成する。半導
体層形成においては、図3に示すように、N型AlGa
InPクラッド層25(混晶比x=0.7、Se濃度
1.0×1018cm−3程度、厚さ1.5μm)、ア
ンドープのGaInP活性層26(厚さ0.06μ
m)、P型AlGaInPクラッド層27(混晶比x=
0.7、Zn濃度6.0×1017cm−3程度、厚さ
1.5μm)、P型GaAsキャップ層28(Zn濃度
1.0×1018cm−3程度、厚さ0.25μm)を
順次積層する。
ソグラフィ技術及びエッチング技術によって、半導体基
板12の主面に〈110〉方向に幅2.0μm(厚さ2
00nm)のSiO2膜からなるCVDマスク30を形
成する。その後、このCVDマスク30をマスクとして
P型AlGaInPクラッド層27の途中深さまでエッ
チングを行い、リッジ31を形成する(S102)。こ
のエッチングによって平坦部のP型AlGaInPクラ
ッド層27の厚さは0.2μm程度となり、この状態で
のリッジ31の幅(下部)は、例えば、5.0μmとな
る。エッチング液は例えば、H2SO4系を使用する。
これにより、3本のリッジストライプが形成される。リ
ッジストライプの配列ピッチは、例えば、30μmとな
る。
2の主面上に選択埋込成長を行ってブロック層を形成す
る(S103)。即ち、MOCVD法によって半導体基
板12の主面にN型GaAsブロック層35(Se濃度
2.0×1018cm−3程度、厚さ1.0μm)を形
成する。この際、リッジ形成のCVDマスク30は選択
埋込成長のマスクとして作用する。
系エッチ液で除去し、図6に示すように、P型GaAs
キャップ層36(Zn濃度2.0×1018cm−3程
度、厚さ3.0μmと、Zn濃度5.0×1019cm
−3程度、厚さ0.5μm)をMOCVD法によって形
成する(S104)。
2の主面に選択的にストライプ状のマスク37を形成す
るとともに、このマスク37をエッチング用マスクとし
て、N型AlGaInPクラッド層25を越えて半導体
基板12の表面に到達するV字状の分離溝(アイソレー
ション溝)22を所定本数形成する。隣り合う4本の分
離溝22によって3本のビーム13を形成するととも
に、その外側の分離溝22とによってダミービーム20
をそれぞれ形成する(S105)。アイソレーション溝
の形成は、例えば、Brメタノールエッチ液によって形
成する。アイソレーション溝22の深さは10μm程度
になる。
示すように、酸化膜(絶縁膜)23を形成する(S10
6)。例えば、半導体基板12の主面にPSG(リンシ
リケートガラス)膜と、このPSG膜上に重なるSiO
2CVD膜を形成する。PSG膜は100nm程度、S
iO2CVD膜は200nm程度とする。この段階で
は、3本のビーム13の上面平坦部分の幅aは10μm
程度、ダミービーム20の上面平坦部分の幅bは95μ
m程度、ビーム13同士またはビーム13とダミービー
ム20間の分離溝22の幅cは20μm程度、半導体レ
ーザ素子(半導体レーザチップ)同士の境界となる分離
溝22の幅dは60μm程度となっている。
びダミービーム20の平坦な上面部分の絶縁膜23を選
択的に除去するとともに、その開口部分に電極14及び
電極21を形成する(S107)。電極14はP−電極
となる。電極14及び電極21は同時に形成される。電
極14及び電極21は、例えば、下層がCr、上層がA
uからなる二層構造(厚さ0.5μm)となっている。
例えば、電極14の幅eは7μm程度、電極21の幅f
は85μm程度となっている。
108)して所定の厚さとした後、図10に示すよう
に、半導体基板12の裏面に共通の電極15を形成する
(S109)。この電極15はN−電極となり、例え
ば、最下層がAuGeNiからなるAuGeNi/Cr
/Auの多層構造(厚さ0.7μm)となっている。
在方向に直交する方向に劈開(S110)して図示しな
い短冊体を形成した後、劈開面に所定の反射率の被膜
(反射膜)を形成し(S111)、ついで前記短冊体を
所定位置で分断してチップ化する(S112)ことによ
って、図1に示すような多ビーム半導体レーザ素子11
を製造する。多ビーム半導体レーザ素子11は、例え
ば、ビームの延在方向の長さ、即ち光導波路の長さが4
00μm、幅が400μm、厚さが100μmとなる。
は、封止容器に組み込まれて半導体レーザ装置として使
用される。図11は多ビーム半導体レーザ素子11を組
み込んだ半導体レーザ装置40である。半導体レーザ装
置40は、アセンブリの主体部品となるパッケージ本体
41と、このパッケージ本体41の表面側に取り付けら
れる蓋体42とを有している。パッケージは、パッケー
ジ本体41と蓋体42によって形成されている。
円形の金属板からなり、その表面の中央から外れた部分
には銅製のヒートシンク43が鑞材等で固定されてい
る。前記ヒートシンク43の前記パッケージ本体41の
中央に面する側面(前面)の先端側にはシリコンカーバ
イト(SiC)からなるサブマウント44が固定されて
いる。
子(多ビーム半導体レーザ素子)11よりも大きい矩形
板からなり、図12に示すように、一面の実装面には5
本の電極45が設けられている。この5本の電極45
は、サブマウント44の一端から内側に平行に延在する
とともに、この5本の電極45は多ビーム半導体レーザ
素子11の各ビーム、即ちビーム13及びダミービーム
20の電極14,21に対面している。そして、この対
面部分の電極45上にはソルダー層46が形成されてい
る。ソルダー層46は例えばPbSnからなっている。
各ソルダー層46は多ビーム半導体レーザ素子11の各
電極14,21に一致するパターンになり、多ビーム半
導体レーザ素子11がフェイスダウンボンディングによ
り固定されるようになっている。図12ではサブマウン
ト44の上方にフェイスダウンボンディングされる多ビ
ーム半導体レーザ素子11を表示してある。このフェイ
スダウンボンディングでは、多ビーム半導体レーザ素子
11の電極14,21をソルダー層46に位置決めして
重ね、ソルダー層46を加熱して一時的に溶かして図1
3に示すように多ビーム半導体レーザ素子11をサブマ
ウント44に固定する。
46を支持する電極45は配線として使用され、かつワ
イヤが接続されるため、この電極45はチップ固定領域
の外側に延在している。これに対してダミービーム20
の電極21に対面するソルダー層46を支持する電極4
5は配線として使用しないのでチップ固定領域から外側
に長くは延在していない。また、サブマウント44の裏
面にも電極47が設けられている。
は、前記半導体レーザ素子11の後端から出射されるレ
ーザ光を受光する受光素子(PD)50が固定されてい
る。
外部電極端子(リード)51が固定されている。4本の
リード51(リード2〜リード5)は絶縁体52を介し
てパッケージ本体41に貫通状態で固定されている。残
りの1本のリード51(リード1)はパッケージ本体4
1の裏面に突き合わせ状態で固定されている。
ード51の先端と、前記サブマウント44の電極ワイヤ
ボンディング部や受光素子50の一方の電極は、導電性
のワイヤ53で電気的に接続されている。受光素子50
の裏面の電極はパッケージ本体41を介して1本のリー
ド51に電気的に接続される。なお、図11の左下の図
は半導体レーザ装置60の等価回路図である。
るとともに、その中央にレーザ光(レーザビーム)61
を透過させる光透過窓62を有している。この光透過窓
62は、蓋体42に設けた穴の部分に透明ガラス板63
を重ねて固定することによって形成される。
は、所定のリード51にそれぞれ所定の電圧を印加する
ことによって、一乃至複数の半導体レーザ部を動作させ
てレーザ光61を光透過窓62から放射することができ
る。また、これらの光出力は前記受光素子50でモニタ
ーできることになる。図11では3本のレーザ光61を
レーザ光1,レーザ光2,レーザ光3として示してあ
る。
ザビームプリンタに組み込んだ状態を示す模式図であ
る。半導体レーザ装置60から出射した3本のレーザビ
ーム61をコリメートレンズ69を通した後、回転制御
されるポリゴンミラー70で反射させ、結像レンズ71
及びfθレンズ72を通してレーザビームプリンタの感
光ドラム73の感光面74に集光させる。レーザビーム
61は感光ドラム73の軸方向に沿って走査される。ま
た、感光ドラム73は回転制御される。
に一様に帯電されていることから、レーザビーム61が
照射された部分は電位が抜け、そこにカーボン粉末(ト
ナー)が付着して現像されることになる。図示しない転
写部分で静電力によって前記トナーを紙に写し取ること
によってレーザビームプリンタが行われる。
ム61を出射することから、一回の走査で3本のレーザ
ビーム61による幅の広い顕像化が可能になり、1本の
レーザビームの場合に比較して印刷時間は1/3程度と
短くなる。
る。
が半導体チップの固定部分として使用されるが、これに
加えてダミービーム20の電極部分(電極21)が半導
体チップの固定部分として使用されることから、チップ
付け強度が確保でき、チップ付け強度の信頼性が高くな
る。
いて3本設けられるビーム13のビーム幅が同じとなる
ことから、ビーム間の放熱性のバラツキが少なくなり、
ビーム間の熱特性バラツキが低減する。この結果、各レ
ーザ光の特性が均質になる。
同じになることから、ビーム毎の接合容量のバラツキが
減り、周波数特性のバラツキが減る。この結果各レーザ
光61の特性が同じになる。従って、ビーム間の特性バ
ラツキ低減から、各種電子装置に組み込んだ場合、レー
ザビームごとの調整も不要となり、調整コストが低減さ
れる。
ーザ素子11を組み込んだ半導体レーザ装置60を光源
とするレーザビームプリンタでは、3本のレーザ光61
を使用するため、1本のレーザビームを使用する場合に
比較して、プリント時間が約1/3と短縮され、高速な
レーザビームプリンタを提供することができる。
ーム半導体レーザ素子の模式的斜視図である。この変形
例の多ビーム半導体レーザ素子11は、実施形態1の多
ビーム半導体レーザ素子11において、中央の3本のビ
ーム13の両側のダミービーム20も、そのメサ構造は
ビーム13と同様な半導体レーザ部を構成する構造にな
っている。この構造では3本のビーム13とダミービー
ム20の電極14,21が同じ高さの面上に配置される
ため、半導体レーザ装置に組み込んだ際にソルダー層と
接触しやすくなり、ソルダーの濡性が改善され、チップ
接着強度のより向上を図ることができる。
る多ビーム半導体レーザ素子の模式的斜視図である。こ
の変形例による多ビーム半導体レーザ素子11は、ビー
ム13の半導体レーザ部がエアーリッジ構造の例であ
る。エアーリッジ構造の場合、各ビーム13のリッジ上
の平坦部の幅は2μm程度と狭いことから、ジャンクシ
ョンダウン組立では、チップ付け面積が不足してしま
う。そこで、3本のビーム13の両側にダミービーム2
0を設ける構造とする。ダミービーム20では半導体レ
ーザ部はエアーリッジ構造となるが、この場合電極21
の幅が広くなるようにリッジ幅も広くする。ビーム13
及びダミービーム20におけるエアーリッジ構造の高さ
も同じ高さとし、電極14及び電極21をチップ固定に
利用する。
ーム13及びダミービーム20のエアーリッジ構造の高
さが同じであることから、ビーム13のリッジ部にダメ
ージが加わり難い構造となり多ビーム半導体レーザ素子
11を半導体レーザ装置60に組み込んだ際の品質が安
定する。
するならば、通常のリッジ構造において、リッジ側面部
への埋込成長を行わない点が異なり、リッジ部分とリッ
ジ外側とのクラッド層の厚さの差により生じる屈折率の
差により、リッジ部分に光を閉じ込めてレーザ発振させ
る構造である。GaAs埋込層による光吸収がないた
め、低動作電流であるとともに、埋込成長工程がないた
め構造が簡単で高歩留りが得やすく、安価に製造できる
などの特長があるものである。
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、
本発明による多ビーム半導体レーザ素子はレーザビーム
プリンタやPPC等の印刷機器の光源以外に、DVD等
の光源としても使用することができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
多ビーム半導体レーザ素子及び半導体レーザ装置を提供
することができる。
る多ビーム半導体レーザ素子及び半導体レーザ装置を提
供することができる。
ーム半導体レーザ素子の接合の信頼性が高い半導体レー
ザ装置を提供することができる。
ザビームプリンタを提供することができる。
ーム半導体レーザ素子の模式的斜視図である。
造方法を示すフローチャートである。
造において多層成長が終了した基板の一部を示す断面図
である。
造においてリッジストライプ形成が終了した基板の一部
を示す断面図である。
造において選択埋込成長によってブロック層形成が終了
した基板の一部を示す断面図である。
造においてキャップ層形成が終了した基板の一部を示す
断面図である。
造において分離溝形成が終了した基板の一部を示す断面
図である。
造において酸化膜形成が終了した基板の一部を示す断面
図である。
造においてP−電極形成が終了した基板の一部を示す断
面図である。
製造においてN−電極形成が終了した基板の一部を示す
断面図である。
半導体レーザ装置の斜視図である。
れるサブマウントと、サブマウントに固定される半導体
レーザ素子を示す斜視図である。
定された半導体レーザ素子を示す斜視図である。
組み込んだレーザビームプリンタの概要を示す模式図で
ある。
半導体レーザ素子の模式的斜視図である。
半導体レーザ素子の模式的斜視図である。
ム半導体レーザ素子の模式的斜視図である。
ビーム半導体レーザ素子の模式的斜視図である。
子)、12…半導体基板、13…ビーム、14…電極、
15…電極、20…ダミービーム、21…電極、22…
分離溝(アイソレーション溝)、23…絶縁膜(酸化
膜)、25…N型AlGaInPクラッド層、26…G
aInP活性層、27…P型AlGaInPクラッド
層、28…P型GaAsキャップ層、30…CVDマス
ク、31…リッジ、35…N型GaAsブロック層、3
6…P型GaAsキャップ層、37…マスク、40…半
導体レーザ装置、41…パッケージ本体、42…蓋体、
43…ヒートシンク、44…サブマウント、45…電
極、46…ソルダー層、47…電極、50…受光素子
(PD)、51…外部電極端子(リード)、52…絶縁
体、53…ワイヤ、60…半導体レーザ装置、61…レ
ーザ光(レーザビーム)、62…光透過窓、63…透明
ガラス板、69…コリメートレンズ、70…ポリゴンミ
ラー、71…結像レンズ、72…fθレンズ、73…感
光ドラム、74…感光面。
Claims (5)
- 【請求項1】 端面からレーザ光を出射するビームを半
導体基板の一面に並んで複数有し、前記各ビームの上面
に電極を有する多ビーム半導体レーザ素子であって、 前記半導体基板の一面に前記ビームと同じ高さになると
ともに上面に電極を有するダミービームを1乃至複数設
けたことを特徴とする多ビーム半導体レーザ素子。 - 【請求項2】 前記ダミービームの幅は前記ビームの幅
よりも広くなるとともに、前記ダミービームの前記電極
の幅は前記ビームの前記電極の幅よりも広くなっている
ことを特徴とする請求項1に記載の多ビーム半導体レー
ザ素子。 - 【請求項3】 前記複数のビーム群の外側に前記ダミー
ビームが設けられていることを特徴とする請求項1に記
載の多ビーム半導体レーザ素子。 - 【請求項4】 前記各ビームは前記半導体基板の一面に
設けられた分離溝によって相互に電気的に分離されてい
るとともに、前記分離溝の幅は同じ幅になっていること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
載の多ビーム半導体レーザ素子。 - 【請求項5】 パッケージ本体およびレーザ光を透過さ
せる光透過窓を有する蓋体とからなるパッケージと、前
記パッケージ本体に固定されかつ複数のレーザ光を出射
する多ビーム半導体レーザ素子と、前記パッケージ本体
に取り付けられかつ前記パッケージの内外に亘って延在
する複数の外部電極端子と、前記多ビーム半導体レーザ
素子の各電極と前記外部電極端子を接続する接続手段と
を有する半導体レーザ装置であって、前記多ビーム半導
体レーザ素子は請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
記載の構成になっていることを特徴とする半導体レーザ
装置。
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