JP4551291B2 - 駆動力配分装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動力配分装置に関するものである。
従来、主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能な駆動力配分装置がある。そして、こうした駆動力配分装置の多くは、駆動伝達系の途中に設けられたトルクカップリングにより、入力側から出力側に伝達するトルクを変化させることにより、主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を制御するようになっている。
ところで、車両の駆動伝達系には、上記のようなトルクカップリングに用いられる摩擦クラッチに加え、トランスファやディファレンシャルのように、ギヤの噛み合い摩擦により発熱の生ずる箇所がある。このため、従来より、こうした発熱箇所の過熱抑制が一つの重要な課題となっている。
例えば、特許文献1に記載の駆動力配分装置では、駆動伝達系の各発熱箇所の温度を検出し、その検出された各発熱箇所の温度が、該各発熱箇所毎に設定された所定温度を超える場合には、その所定温度を超える温度が検出された発熱箇所の過熱を抑制すべくトルクカップリングの作動を制御する。即ち、トルクカップリングにおいては、摩擦クラッチの摩擦により発熱が生じ、トランスファやディファレンシャルにおいては、補駆動輪への駆動力配分率が大となるほど、その噛み合い摩擦により生ずる発熱もまた大となる。従って、トルクカップリングについては、その伝達トルクを最大化(全結合状態)又は最小化(フリー状態)とし摩擦熱の発生を抑えることにより、またトランスファ及びディファレンシャルについては、トルクカップリングの伝達トルクを低減することでその負荷を軽減することにより過熱を抑制することができる。そして、特許文献2には、回転数(差回転数)、伝達トルク、及び供給される作動油の油温に基づいてその温度を推定する方法が開示されている。
特開2003−136990号公報 特開平7−12155号公報
しかしながら、発熱箇所に温度センサを設けることで部品コスト及び組付け・配線コストが上昇してしまう。また、油温を用いて推定するとしても全ての車両が各発熱部の油温を検出可能な油温センサを備えているとは限らない。このため、より簡素な構成にて精度良く各発熱箇所の温度を検出可能とする構成が求められており、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた、
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡素な構成にて精度良く発熱箇所の温度を推定し該発熱箇所の過熱を効果的に抑制することのできる駆動力配分装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の駆動伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリングと、該トルクカップリングの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記駆動伝達系における少なくとも一の発熱箇所の温度を推定し、該推定された発熱箇所の温度が、所定温度を超える場合には、該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御する駆動力配分装置であって、前記制御手段は、前記発熱箇所における回転数及び前記伝達トルクに加え、及び外気温を考慮して前記発熱箇所の温度を推定するよう構成され、該発熱箇所の温度推定は、前記トルクカップリングと、該トルクカップリング以外の発熱箇所とにおいて行われ、該トルクカップリング以外の発熱箇所は、前記トルクカップリングと前記補駆動輪との間に介在されるディファレンシャル、又は駆動源と前記トルクカップリング及び主駆動輪との間に設けられたトランスファであって、前記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル又は前記トランスファの推定温度が所定温度以下であると判定された場合には、前記トルクカップリングにおける前記入力側と前記出力側との差回転数を低減すべく該トルクカップリングの作動を制御するとともに、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル又は前記トランスファの推定温度が所定温度より大きいと判定された場合には、前記伝達トルクを低減すべく該トルクカップリングの作動を制御すること、を要旨とする。
請求項2に記載の発明は、車両の駆動伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリングと、該トルクカップリングの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記駆動伝達系における少なくとも一の発熱箇所の温度を推定し、該推定された発熱箇所の温度が、所定温度を超える場合には、該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御する駆動力配分装置であって、前記制御手段は、前記発熱箇所における回転数及び前記伝達トルクに加え、及び外気温を考慮して前記発熱箇所の温度を推定するよう構成され、該発熱箇所の温度推定は、前記トルクカップリングと、該トルクカップリング以外の発熱箇所とにおいて行われ、該トルクカップリング以外の発熱箇所は、前記トルクカップリングと前記補駆動輪との間に介在されるディファレンシャル、及び駆動源と前記トルクカップリング及び主駆動輪との間に設けられたトランスファであって、前記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル及び前記トランスファの推定温度が所定温度以下であると判定された場合には、前記トルクカップリングにおける前記入力側と前記出力側との差回転数を低減すべく該トルクカップリングの作動を制御するとともに、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル及び前記トランスファの少なくとも一方の推定温度が所定温度より大きいと判定された場合には、前記伝達トルクを低減すべく該トルクカップリングの作動を制御すること、を要旨とする。
上記請求項1及び請求項2に記載の発明の構成によれば、発熱箇所に温度センサや油温センサを設けることなく、簡素な構成にて該発熱箇所の温度を推定することができ、また回転数及び伝達トルクのみから推定した場合よりも、高い精度を確保することができる。従って、より的確に発熱箇所の過熱抑制制御を行うことができ、その結果、発熱箇所の過熱を効果的に抑制することができる。
また、トルクカップリングの発熱は、多くの場合、同トルクカップリングを構成する電磁クラッチの摩擦係合に起因するものであり、その摩擦熱は、その差回転数及び伝達トルクの積に比例する。従って、上記構成のように、その差回転数又は伝達トルクを小さくし、差回転数及び伝達トルクの積が小さくなるように制御することで、同トルクカップリングの過熱を効果的に抑制することができる。
請求項に記載の発明は、前記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記トルクカップリング以外の発熱箇所の推定温度が所定温度以下であると判定された場合には、前記伝達トルクを最大化すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、を要旨とする。
即ち、伝達トルクを最大化することでトルクカップリングは全結合状態となり、これによりその差回転数は略ゼロとなる。従って、上記構成とすることで、その摩擦熱の発生を抑えて、同トルクカップリングの過熱を効果的に抑制することができる。
請求項に記載の発明は、前記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記トルクカップリング以外の発熱箇所に推定温度が所定温度より大きいと判定される箇所が含まれた場合には、前記伝達トルクを最小化すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、を要旨とする。
即ち、伝達トルクを最大化し補駆動輪側への駆動力配分を最大化した場合、トルクカップリング以外の発熱箇所(トランスファやディファレンシャル)に大きな負荷がかかるため、該トルクカップリング以外の発熱箇所の過熱が問題となる。この点、上記構成のように、トルクカップリングの伝達トルクを最小化(ゼロ、フリー状態)し、補駆動輪側への駆動力配分を略ゼロとすることで、同トルクカップリングにおける摩擦熱の発生を抑えつつ、それ以外の発熱箇所の負荷を最小化することができる。その結果、これら発熱箇所の過熱を効果的に抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度以下であると判定され、且つ前記トルクカップリング以外の発熱箇所に推定温度が所定温度より大きいと判定される箇所が含まれた場合には、前記伝達トルクを低減すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、を要旨とする。
即ち、トランスファ及びディファレンシャルの発熱は、補駆動輪側により多くの駆動力を配分する場合に顕著となる。従って、上記構成のようにトルクカップリングの伝達トルクを低減し、トランスファ及びディファレンシャルの負荷を軽減することで、その過熱を抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記発熱箇所における回転数及び前記伝達トルクに基づき該発熱箇所における理論温度を求めるとともに、外気温と補正値とが関連付けられたマップから前記発熱箇所の温度を推定するとき検出された外気温に対応する補正値を求め、前記発熱箇所における理論温度を前記マップから求めた補正値で補正することにより、前記発熱箇所の推定温度を求めるよう構成され、前記理論温度を求めるときに考慮する前記発熱箇所における回転数として、前記トルクカップリングの回転数は前記主駆動輪の車輪速と前記補駆動輪の車輪速との差分により求められ、前記ディファレンシャルの回転数は前記補駆動輪の車輪速により求められ、前記トランスファの回転数は前記主駆動輪の車輪速により求められること、を要旨とする。
本発明によれば、簡素な構成にて精度良く発熱箇所の温度を推定し該発熱箇所の過熱を効果的に抑制することの可能な駆動力配分装置を提供することができる。
以下、本発明を四輪駆動車の駆動力配分装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、前輪駆動車をベースとする四輪駆動車であり、エンジン2に組み付けられたトランスアクスル3には、一対のフロントアクスル4が連結されている。また、トランスアクスル3には、上記各フロントアクスル4とともにプロペラシャフト5が連結されており、該プロペラシャフト5は、ピニオンシャフト(ドライブピニオンシャフト)7と連結されている。そして、ピニオンシャフト7は、ディファレンシャルとしてのリヤディファレンシャル8を介して一対のリヤアクスル9と連結されている。即ち、エンジン2の駆動力は、トランスアクスル3からフロントアクスル4を介して前輪10fに伝達される。そして、トランスアクスル3からプロペラシャフト5、ピニオンシャフト7、リヤディファレンシャル8及び各リヤアクスル9を介して後輪10rに伝達されるようになっている。
また、本実施形態の車両1は、上記のように構成された駆動伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより、主駆動輪である前輪10fと補駆動輪である後輪10rとの間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリング11と、その作動を制御する制御手段としてのECU12とを備えている。そして、本実施形態では、これらトルクカップリング11及びECU12により駆動力配分装置13が構成されている。
詳述すると、本実施形態では、トルクカップリング11は、プロペラシャフト5とピニオンシャフト7との間に介在されている。即ち、本実施形態では、ディファレンシャルとしてのリヤディファレンシャル8は、トルクカップリング11と補駆動輪である後輪10rとの間に介在され、トランスファとしてのトランスアクスル3(のトランスファ部分)は、駆動源であるエンジン2とトルクカップリング11との間に設けられている。そして、本実施形態では、トルクカップリング11は、ピニオンシャフト7、及びリヤディファレンシャル8とともに、ディファレンシャルキャリヤ14内に収容されている。
本実施形態のトルクカップリング11は、電磁コイルに供給される電流量に応じて、プロペラシャフト5側及びピニオンシャフト7側のそれぞれに設けられた各クラッチプレート間の摩擦係合力が変化する電磁クラッチ15を備えており、その摩擦係合力に基づくトルクを入力側のプロペラシャフト5から出力側のピニオンシャフト7へと伝達する。そして、ECU12は、電磁クラッチ15に対する電流供給を通じてトルクカップリング11の作動、即ちその伝達トルクを制御し、これにより主駆動輪である前輪10fと補駆動輪である後輪10rとの間の駆動力配分を制御する。
さらに詳述すると、本実施形態では、ECU12には、スロットル開度センサ16及び車輪速センサ17f,17rが接続されており、ECU12は、これら各センサの出力信号に基づき、スロットル開度Ra、車速V、及び前輪10fと後輪10rとの間の車輪速差Wthを検出する。そして、ECU12は、これら車速V及びスロットル開度Ra、並びに車輪速差Wthに基づいて上記駆動力配分を決定し、その伝達トルクが該決定された駆動力配分に対応する値となるようにトルクカップリング11の作動を制御する。
(過熱抑制制御)
次に、本実施形態の駆動力配分装置における過熱抑制制御について説明する。
本実施形態の駆動力配分装置13は、駆動伝達系における各発熱箇所、即ちトランスアクスル3、リヤディファレンシャル8及びトルクカップリング11の過熱抑制機能を有している。そして、これら各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcが、該各発熱箇所毎に予め設定された各所定温度T1〜T3を超える場合には、その過熱を抑えるべくトルクカップリング11の作動を制御する。
詳述すると、本実施形態では、ECU12には、上記車輪速センサ17f,17r等とともに外気温センサ21が接続されている。そして、ECU12は、各発熱箇所における回転数(差回転数)及びトルクカップリング11の伝達トルクに加え、外気温センサ21により検出される外気温Tmpに基づいて、上記各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcを推定する。尚、外気温センサ21は、例えば車室内の空調制御のために外気導入口付近に設けられた温度センサや、エンジンの吸気管に設けられた吸気温センサである。
具体的には、図2のフローチャートに示すように、ECU12は、先ず、所定のサンプリング周期毎に、以下の(1)式に基づいて上記各発熱部の理論温度Hを演算する(ステップ101)。
H(n)=K1×Σ(K2×伝達トルク×回転数−K3×H(n−1))・・・(1)
尚、上記(1)式において、H(n−1)は前回演算値、K1,K2,K3は定数であり、各発熱箇所の理論温度H(Htf,Hdf,Htc)は、このK1,K2,K3を該各発熱箇所に応じた値として演算することにより求められる。そして、「回転数」は、車輪速センサ17f,17rにより検出される前車輪速Vf、後車輪速Vrに基づいて求められる。即ち、駆動源であるエンジン2と主駆動輪である前輪10f(及びトルクカップリング11)との間に設けられたトランスアクスル3の回転数は、前車輪速Vfにより求められ、トルクカップリング11と補駆動輪である後輪10rとの間に設けられたリヤディファレンシャル8の回転数は、後車輪速Vrにより求められる。そして、トルクカップリング11の回転数(差回転数)は、前車輪速Vfと後車輪速Vrとの差分により求められる。
次に、ECU12は、検出された外気温Tmpに基づいて、上記理論温度Hを補正する補正値αを演算する(ステップ102)。本実施形態では、ECU12は、外気温Tmpと補正値αとが関連付けられたマップ22を有しており(図3参照)、同マップ22において、補正値αは外気温Tmpが高いほど大きくなるように設定されている。そして、ECU12は、検出された外気温Tmpをこのマップ22に参照することにより、同外気温Tmpに対応した補正値αを演算する。
そして、ECU12は、上記(1)式により演算された理論温度Hを外気温Tmpに基づいて求められた補正値αで補正することにより(Tx=Hx+α、x=tf,df,tc)、各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcを推定する(ステップ103)。
つまり、本実施形態では、ECU12は、回転数及び伝達トルクに基づき演算される各発熱箇所の発熱エネルギーを積算することで該各発熱箇所に蓄積する熱エネルギー、即ち理論温度Hを求める。そして、その外気温Tmpによる影響(冷却効果)を補正することにより、各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcを推定するのである。
次に、過熱抑制制御の処理手順について詳述する。
図4のフローチャートに示すように、ECU12は、各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcを推定すると(ステップ201、図2参照)、先ず、推定されたトルクカップリング11の温度Ttcが該トルクカップリング11について予め設定された所定温度T0を超えるか否かを判定する(ステップ202)。そして、トランスアクスル3の温度Ttf又はリヤディファレンシャル8の温度Tdfの何れかがそれぞれに対応して設定された所定温度T1,T2を超えるか否かを判定する(ステップ203,204)。
そして、トルクカップリング11の温度Ttcが所定温度T0以下であると判定し(Ttc≦T0、ステップ202:NO)、且つトランスアクスル3の温度Ttf又はリヤディファレンシャル8の温度Tdfの何れかが対応する各所定温度T1,T2を超えると判定した場合(Ttf>T1又はTdf>T2、ステップ203:YES)には、その伝達トルクを低減すべくトルクカップリング11の作動を制御する(ステップ205、過熱抑制制御A)。
即ち、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の発熱は、補駆動輪である後輪10r側により多くの駆動力を配分する場合に顕著となる。従って、トルクカップリング11の伝達トルクを低減し、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の負荷を軽減することで、その過熱を抑制することができる。尚、本実施形態では、この過熱抑制制御Aは、伝達トルクの決定、即ち前輪10fと後輪10rとの間の駆動力配分を決定する際に用いるマップを、通常時のものよりもその伝達トルクを低く設定した過熱抑制制御用のものに切り替えることにより行われる。
一方、上記ステップ202において、トルクカップリング11の温度Ttcが所定温度T0を超えると判定した場合(Ttc>T0、ステップ202:YES)には、ECU12は、入力側のプロペラシャフト5と出力側のピニオンシャフト7と間の差回転数又は伝達トルクが小さくなるようにトルクカップリング11の作動を制御する。
即ち、トルクカップリング11の発熱は、その電磁クラッチの摩擦係合に起因するものであり、その摩擦熱は、その差回転数及び伝達トルクの積に比例する。従って、その差回転数及び伝達トルクの積が低減されるように、差回転数又は伝達トルクを小さくすることで、同トルクカップリング11の過熱を抑制することができる。
具体的には、ECU12は、ステップ204においてトランスアクスル3の温度Ttf又はリヤディファレンシャル8の温度Tdfの何れかが対応する各所定温度T1,T2を超えるものではないと判定した場合(Ttf≦T1且つTdf≦T2、ステップ204:NO)には、その伝達トルクを最大化すべくトルクカップリング11の作動を制御する(ステップ206、過熱抑制制御B)。そして、トランスアクスル3の温度Ttf又はリヤディファレンシャル8の温度Tdfの何れかが対応する各所定温度T1,T2を超えると判定した場合(Ttf>T1又はTdf>T2、ステップ204:YES)には、その伝達トルクを最小化すべくトルクカップリング11の作動を制御する(ステップ207、過熱抑制制御C)。
即ち、伝達トルクを最大化することでトルクカップリング11は全結合状態となり、これによりその差回転数は略ゼロとなる。従って、その摩擦熱の発生を抑えて、同トルクカップリング11の過熱を効果的に抑制することができる。
一方、このように伝達トルクを最大化、即ち補駆動輪である後輪10r側への駆動力配分を最大化することで、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8に大きな負荷がかかるため、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の過熱が問題となる。そこで、本実施形態では、トルクカップリング11に加え、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の過熱が問題となった場合には、トルクカップリング11の伝達トルクを最小化する。即ち、後輪10r側への駆動力配分を略ゼロとし電磁クラッチの摩擦係合を解除(フリー状態)とすることで、摩擦熱の発生を抑えることができるとともに、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の負荷を最小化することができる。その結果、これら各発熱箇所の過熱を効果的に抑制することができる。
以上、本実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
ECU12は、各発熱箇所における回転数(差回転数)及びトルクカップリング11の伝達トルクに加え、外気温センサ21により検出される外気温Tmpに基づいて、駆動伝達系における各発熱箇所、トランスアクスル3、リヤディファレンシャル8及びトルクカップリング11の温度Ttf,Tdf,Ttcを推定する。そして、その推定された各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcが、該各発熱箇所毎に予め設定された各所定温度T1〜T3を超える場合には、その過熱を抑えるべくトルクカップリング11の作動を制御する。
このような構成とすれば、各発熱箇所に温度センサや油温センサを設けることなく、簡素な構成にて該各発熱箇所の温度を推定することができ、また回転数及び伝達トルクのみから推定した場合よりも、高い精度を確保することができる。従って、より的確に各発熱箇所の過熱抑制制御を行うことができ、その結果、各発熱箇所の過熱を効果的に抑制することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、本発明を、前輪10fを主駆動輪とする車両1の駆動力配分装置13に具体化したが、後輪10rを主駆動輪とする車両の駆動力配分装置に具体化してもよい。また、センタディファレンシャル装置にECUを組み合わせた四輪駆動装置や前後及び/又は左右輪のトルク配分装置に具体化してもよい。
・本実施形態では、先ず、各発熱箇所における回転数(差回転数)及びトルクカップリング11の伝達トルクに基づく(1)式により該各発熱箇所の理論温度Hを求め、続いて外気温Tmpに基づいてその補正値αを求める。そして、理論温度Hを補正値αで補正することにより各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcを求めることとした。しかし、これに限らず、検出される外気温Tmpを予めパラメータとして組み込んだ計算式を用いて、各発熱箇所の温度Ttf,Tdf,Ttcを推定する構成としてもよい。
・本実施形態では、駆動伝達系における各発熱箇所を、トランスアクスル3、リヤディファレンシャル8及びトルクカップリング11としたが、これに限らず、これらのうちの少なくとも何れか一つを過熱抑制制御の対象の発熱箇所とするものに具体化してもよい。
駆動力配分装置を備えた車両の概略構成図。 各発熱箇所の温度推定の処理手順を示すフローチャート。 外気温と補正値とが関連付けられたマップの概略構成図。 過熱抑制制御の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…車両、2…エンジン、3…トランスアクスル、5…プロペラシャフト、7…ピニオンシャフト、8…リヤディファレンシャル、10f…前輪、10r…後輪、11…トルクカップリング、12…ECU、13…駆動力配分装置、15…電磁クラッチ、17f,17r…車輪速センサ、21…外気温センサ、Ttf,Tdf,Ttc…温度、T1〜T3…所定温度、Tmp…外気温、H…理論温度、α…補正値、Vf…前車輪速、Vr…後車輪速。

Claims (6)

  1. 車両の駆動伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリングと、該トルクカップリングの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記駆動伝達系における少なくとも一の発熱箇所の温度を推定し、該推定された発熱箇所の温度が、所定温度を超える場合には、該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御する駆動力配分装置であって、
    前記制御手段は、前記発熱箇所における回転数及び前記伝達トルクに加え、及び外気温を考慮して前記発熱箇所の温度を推定するよう構成され、該発熱箇所の温度推定は、前記トルクカップリングと、該トルクカップリング以外の発熱箇所とにおいて行われ、該トルクカップリング以外の発熱箇所は、前記トルクカップリングと前記補駆動輪との間に介在されるディファレンシャル、又は駆動源と前記トルクカップリング及び主駆動輪との間に設けられたトランスファであって、
    前記制御手段は、
    前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル又は前記トランスファの推定温度が所定温度以下であると判定された場合には、前記トルクカップリングにおける前記入力側と前記出力側との差回転数を低減すべく該トルクカップリングの作動を制御するとともに、
    前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル又は前記トランスファの推定温度が所定温度より大きいと判定された場合には、前記伝達トルクを低減すべく該トルクカップリングの作動を制御すること、を特徴とする駆動力配分装置。
  2. 車両の駆動伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリングと、該トルクカップリングの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記駆動伝達系における少なくとも一の発熱箇所の温度を推定し、該推定された発熱箇所の温度が、所定温度を超える場合には、該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御する駆動力配分装置であって、
    前記制御手段は、前記発熱箇所における回転数及び前記伝達トルクに加え、及び外気温を考慮して前記発熱箇所の温度を推定するよう構成され、該発熱箇所の温度推定は、前記トルクカップリングと、該トルクカップリング以外の発熱箇所とにおいて行われ、該トルクカップリング以外の発熱箇所は、前記トルクカップリングと前記補駆動輪との間に介在されるディファレンシャル、及び駆動源と前記トルクカップリング及び主駆動輪との間に設けられたトランスファであって、
    前記制御手段は、
    前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル及び前記トランスファの推定温度が所定温度以下であると判定された場合には、前記トルクカップリングにおける前記入力側と前記出力側との差回転数を低減すべく該トルクカップリングの作動を制御するとともに、
    前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記ディファレンシャル及び前記トランスファの少なくとも一方の推定温度が所定温度より大きいと判定された場合には、前記伝達トルクを低減すべく該トルクカップリングの作動を制御すること、を特徴とする駆動力配分装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の駆動力配分装置において、
    前記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記トルクカップリング以外の発熱箇所の推定温度が所定温度以下であると判定された場合には、前記伝達トルクを最大化すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、を特徴とする駆動力配分装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の駆動力配分装置において、
    前記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度より大きいと判定され、且つ前記トルクカップリング以外の発熱箇所に推定温度が所定温度より大きいと判定される箇所が含まれた場合には、前記伝達トルクを最小化すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、を特徴とする駆動力配分装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の駆動力配分装置において、
    記制御手段は、前記トルクカップリングの推定温度が所定温度以下であると判定され、且つ前記トルクカップリング以外の発熱箇所に推定温度が所定温度より大きいと判定される箇所が含まれた場合には、前記伝達トルクを低減すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、を特徴とする駆動力配分装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の駆動力配分装置において、
    前記制御手段は、前記発熱箇所における回転数及び前記伝達トルクに基づき該発熱箇所における理論温度を求めるとともに、外気温と補正値とが関連付けられたマップから前記発熱箇所の温度を推定するとき検出された外気温に対応する補正値を求め、前記発熱箇所における理論温度を前記マップから求めた補正値で補正することにより、前記発熱箇所の推定温度を求めるよう構成され、
    前記理論温度を求めるときに考慮する前記発熱箇所における回転数として、前記トルクカップリングの回転数は前記主駆動輪の車輪速と前記補駆動輪の車輪速との差分により求められ、前記ディファレンシャルの回転数は前記補駆動輪の車輪速により求められ、前記トランスファの回転数は前記主駆動輪の車輪速により求められること、を特徴とする駆動力配分装置。
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