JP2004092570A - 駆動力伝達制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動ライン系の過熱破損を防ぎ得る駆動力伝達制御装置を提供する。
【解決手段】駆動ライン系の温度が予め設定された温度を超える際に(S54:Yes)、エンジントルクを下げる要求信号をエンジンECU32へ送信し(S58)、エンジン30のトルクを低減させる。このため、カップリングの引きづりトルクが大きい場合やカップリングが固着した場合にも駆動ライン系の過熱破損を防止することができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、4輪駆動車の駆動力伝達制御装置に関し、特に、エンジンの発生する駆動力を前輪又は後輪に直接的に伝達するとともに、駆動力をトルク分配用クラッチを介して他方の輪に伝達し、車両の走行状態に対応してトルク分配用クラッチの係合力を制御して、前輪及び後輪に駆動力を分配する駆動力伝達制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記4輪駆動車として、たとえば、前輪と後輪の回転差に基づいて、トルク分配用クラッチの係合力を可変制御するものが知られている。該4輪駆動車の駆動力伝達制御装置の一例として、実開平6−16731号公報に開示されている「電磁クラッチ」や、本願出願人による特願2001−003937号に係る出願明細書に開示されている「駆動力伝達制御装置」のように、電磁石をデューティ制御して駆動力の伝達量を制御するものがある。このような駆動力伝達制御装置においては、電磁石の電磁コイルにデューティ制御された励磁電流を供給することにより電磁石にアーマチャを吸引作用する磁力を発生させることで、アーマチャを摩擦クラッチ側に吸引させ、当該クラッチを磁力の大きさに応じた押圧係合によって動力の伝達を行っている。つまり、電磁石の電磁コイルに流す励磁電流の電流値によって車両の前輪・後輪に伝達するトルクの配分を行っている。
【0003】
係る4輪駆動車においては、駆動ライン系の温度が予め設定された値を超える際に、トルク分配用クラッチの係合力を下げる、又は、指令値を零にすることで、駆動ライン系の過熱破損を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、トルク分配用クラッチの係合力の指令値を零にしても、トルク分配用クラッチの引きずりトルク分のトルクが発生し、走行条件によって、例えば、高速連続走行中には、駆動ライン系の温度が更に上昇することもある。また、トルク分配用クラッチのトルクコントロール部が固着するなどの故障が生じた場合には、制御部が指令値を零にしても駆動ライン系の温度が更に上昇することになる。係る場合には、車室に備えられたウォーニングランプで運転者に警告がなされるが、運転者がこれに気づかず走行し続けると、過熱により駆動ライン系が破損してしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、駆動ライン系の過熱破損を防ぎ得る駆動力伝達制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の作用・効果】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、エンジンの発生する駆動力を前輪又は後輪に直接的に伝達するとともに、前記駆動力をトルク分配用クラッチを介して他方の輪に伝達し、車両の走行状態に対応して前記トルク分配用クラッチの係合力を制御する4輪駆動車の駆動力伝達制御装置において、
駆動ライン系の温度を検出し、温度が予め設定された温度を超える際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御装置へ送信することを技術的特徴とする。
【0007】
請求項1の駆動力伝達制御装置では、駆動ライン系の温度が予め設定された値を超える際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御装置へ送信し、エンジントルクを低減させるため、カップリングの引きづりトルクが大きい場合やカップリングが固着した場合にも駆動ライン系の過熱破損を防止することができる。
【0008】
請求項2の発明は、エンジンの発生する駆動力を前輪又は後輪に直接的に伝達するとともに、前記駆動力をトルク分配用クラッチを介して他方の輪に伝達し、車両の走行状態に対応して前記トルク分配用クラッチの係合力を制御する4輪駆動車の駆動力伝達制御装置において、
駆動ライン系の温度を検出し、温度が予め設定された温度を超える際に、伝達トルクを下げる要求信号をオートマチックトランスミッション制御装置へ送信することを技術的特徴とする。
【0009】
請求項2の駆動力伝達制御装置では、駆動ライン系の温度が予め設定された値を超える際に、伝達トルクを下げる要求信号をオートマチックトランスミッション制御装置へ送信し、伝達トルクを低減させるため、カップリングの引きづりトルクが大きい場合やカップリングが固着した場合にも駆動ライン系の過熱破損を防止することができる。
【0010】
また、請求項3の発明は、エンジンの発生する駆動力を前輪又は後輪に直接的に伝達するとともに、前記駆動力をトルク分配用クラッチを介して他方の輪に伝達し、車両の走行状態に対応して前記トルク分配用クラッチの係合力を制御する4輪駆動車の駆動力伝達制御装置において、
駆動ライン系の温度を検出し、温度が予め設定された温度を超える際に、前記トルク分配用クラッチの係合力を下げ、
前記トルク分配用クラッチの係合力を下げても前記駆動ライン系の温度が上昇する際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御装置へ送信することを技術的特徴とする。
【0011】
請求項3の駆動力伝達制御装置では、駆動ライン系の温度が予め設定された値を超える際に、まず、トルク分配用クラッチの係合力を下げることで、駆動ライン系の保護を図る。そして、トルク分配用クラッチの係合力を下げても駆動ライン系の温度が上昇する際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御装置へ送信し、エンジントルクを低減させる。このため、エンジントルクを下げることにより運転者へ違和感を与えることを最小限に止めながら、カップリングの引きづりトルクが大きい場合やカップリングが固着した場合にも駆動ライン系の過熱破損を防止することができる。
【0012】
請求項4では、駆動ライン系の温度として、前後輪の回転差と伝達トルクの積算値からトルク分配用クラッチの温度を求める。温度センサを用いることなくトルク分配用クラッチの温度を検出することができ、廉価に駆動力伝達制御装置を構成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の駆動力伝達制御装置について図を参照して説明する。本実施形態では、四輪駆動車の駆動力伝達装置を制御する駆動力伝達制御装置に本発明を適用した例を説明する。
【0014】
[第1実施形態]
ここで、図1は、本実施形態に係る駆動力伝達制御装置19を搭載した四輪駆動車の概略構成を示す説明図である。また図2は、本実施形態に係る駆動力伝達装置10の構成を示す部分断面図で、駆動力伝達装置10は回転軸線Lに対して略対称の構成を採るため、同図おいては駆動力伝達装置10の略半分の部位を示し、他の略半分の部位は省略してあることに留意されたい。
【0015】
図1に示すように、駆動力伝達制御装置19は、駆動力伝達装置10と駆動力制御ECU18とから構成されている。駆動力伝達制御装置19、駆動力伝達装置10の構成を説明する前に、駆動力伝達制御装置19を搭載した四輪駆動車の構成概要から図1を参照して説明する。
【0016】
四輪駆動車において、トランスアクスル40は、オートマチックトランスミッション42、トランスファ、フロントディファレンシャル44を一体に備えるもので、エンジン30の駆動力をトランスアクスル40のフロントディファレンシャル23を介して、両アクスルシャフト24a,24bに出力することにより左右の前輪24c,24dを駆動させ、またこの駆動力はプロペラシャフト25側にも出力される。オートマチックトランスミッション42は、トランスミッションECU46により制御される。
【0017】
プロペラシャフト25は、後述する駆動力伝達装置10を介してリヤディファレンシャル27に連結されている。プロペラシャフト25とリヤディファレンシャル27がトルク伝達可能に連結された場合、エンジン30の駆動力は、リヤディファレンシャル27にも伝達され、リヤディファレンシャル27から両アクスルシャフト28a,28bに出力されて、左右の後輪28c,28dを駆動させる。
【0018】
なお、各車輪24c、24d、28c、28dには、それぞれに車輪の回転速度を検出する回転センサ5、6、7、8が設けられており、この回転センサ5〜8からはそれぞれ車輪速度信号N1〜N4が出力される。各車輪速度信号N1〜N4は、各車輪の回転数(rpm) に一致または比例したデータである。
【0019】
エンジン30は、エンジン制御ECU32により制御される。エンジン30の吸気経路の途中に設けられる図示のスロットル弁には、スロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサ2が設けられており、スロットル開度センサ2からはスロットル開度信号mが出力される。また、駆動力伝達装置10には、温度センサ3が設けられ、温度信号TPが出力される。
【0020】
そして、これらの車輪速度信号N1〜N4、スロットル開度信号m、温度信号TP、駆動モード切換スイッチ1の出力信号が、駆動力制御ECU18に入力される。
【0021】
このように駆動力伝達装置10は、プロペラシャフト25とリヤディファレンシャル27との間に配設されており、プロペラシャフト25により入力された駆動力をリヤディファレンシャル27に伝達し出力する役割を担っている。ここで、駆動力伝達装置10の構成を図2に基づいて説明する。
【0022】
図2に示すように、駆動力伝達装置10は、アウタケース10a、インナシャフト10b、メインクラッチ機構10c、パイロットクラッチ機構10d、カム機構10e等を備えている。
【0023】
アウタケース10aは、有底筒状のハウジング11aと、ハウジング11aの後端開口部に嵌合螺着されて同開口部を覆蓋するリヤカバー11bとにより形成されている。なお、アウタケース10aを構成するハウジング11aの前端部には、図1に示すプロペラシャフト25の末端部がトルク伝達可能に連結されている。
【0024】
インナシャフト10bは、リヤカバー11bの中央部を液密に貫通してアウタケース10a内に同軸状に挿入されており、軸方向を規制された状態で、ハウジング11aとリヤカバー11bとに回転可能に支持されている。そして、このインナシャフト10bには、図1に示すリヤディファレンシャル27の先端部がトルク伝達可能に連結されている。
【0025】
メインクラッチ機構10cは、湿式多板式の摩擦クラッチであり、インナクラッチプレート12aおよびアウタクラッチプレート12bからなる複数のクラッチプレートを備え、ハウジング11a内に配設されている。各インナクラッチプレート12aは、インナシャフト10bの外周にスプライン嵌合して軸方向へ移動可能に組み付けられている。また、各アウタクラッチプレート12bは、ハウジング11aの内周にスプライン嵌合して軸方向へ移動可能に組み付けられている。各インナクラッチプレート12aと各アウタクラッチプレート12bとは交互に配置され、互いに当接して摩擦係合すると共に、互いに離間して自由状態となる。
【0026】
パイロットクラッチ機構10dは、電磁クラッチであり、電磁石13、摩擦クラッチ14、アーマチャ15、ヨーク16から構成されている。
環状の電磁石13は、回転軸線L周りに巻回された電磁コイル13aから構成され、ヨーク16に嵌着された状態でリヤカバー11bの環状凹所11dに所定の隙間を介して嵌合されている。ヨーク16は、リヤカバー11bの後端部の外周に回転可能に支持された状態で車体側に固定されている。
【0027】
リヤカバー11bは、半径方向の断面形状が略L字形の磁性材料からなる内筒部と、その内筒部の外周に設けられた略環状の磁性材料からなる外筒部と、その内筒部と外筒部との間に固定された略環状の非磁性材料からなる遮断部材11cとから形成されている。
【0028】
摩擦クラッチ14は、アウタクラッチプレート14aおよびインナクラッチプレート14bからなる複数のクラッチプレートを備えた湿式多板式の摩擦クラッチである。各アウタクラッチプレート14aは、ハウジング11aの内周にスプライン嵌合して軸方向へ移動可能に組み付けられている。また、各インナクラッチプレート14bは、後述するカム機構10eを構成する第1カム部材17aの外周にスプライン嵌合して軸方向へ移動可能に組み付けられている。
【0029】
環状のアーマチャ15は、ハウジング11aの内周にスプライン嵌合して軸方向へ移動可能に組み付けられており、摩擦クラッチ14の前側に配置されて摩擦クラッチ14と対向している。
【0030】
このように構成されたパイロットクラッチ機構10dでは、電磁石13を励磁する励磁電流を電磁コイル13aに通電することにより、電磁石13を基点としてヨーク16→リヤカバー11b→摩擦クラッチ14→アーマチャ15の経路で循環する磁束が通るループ状の循環磁路が形成される。電磁石13の電磁コイル13aに流れる励磁電流は、駆動力制御ECU18におけるデューティ制御により設定された所定の電流値に制御される。
【0031】
電磁石13の電磁コイル13aに流す励磁電流の断続は、図1に示す駆動モード切換スイッチ1の切換操作によりなされ、3つの駆動モードを選択できるようになっている。駆動モード切換スイッチ1は、車室内の運転席の近傍に配設されており、運転者が容易に操作できるようになっている。なお、駆動力伝達制御装置19を後述するAUTOモードのみの構成とした場合には、駆動モード切換スイッチ1を省略することができる。
【0032】
変換機構であるカム機構10eは、第1カム部材17a、第2カム部材17b、カムフォロアー17cから構成されている。第1カム部材17aは、インナシャフト10bの外周に回転可能に嵌合され、かつ、リヤカバー11bに回転可能に支承されており、その外周に摩擦クラッチ14のインナクラッチプレート14bがスプライン嵌合している。
【0033】
第2カム部材17bは、インナシャフト10bの外周にスプライン嵌合されて一体回転可能に組み付けられており、メインクラッチ機構10cのインナクラッチプレート12aの後側に対向して配置されている。第1カム部材17aと第2カム部材17bとの互いに対向するカム溝には、ボール状のカムフォロアー17cが嵌合されている。
【0034】
このように構成された駆動力伝達装置10においては、パイロットクラッチ機構10dを構成する電磁石13の電磁コイル13aが非通電状態、即ち、励磁電流が供給されていない場合には磁路は形成されず、摩擦クラッチ14は非係合状態になり、パイロットクラッチ機構10dは非作動状態になる。すると、カム機構10eを構成する第1カム部材17aはカムフォロアー17cを介して第2カム部材17bと一体回転可能になり、メインクラッチ機構10cは非作動状態になるため、車両は、二輪駆動である2WDモードとなる。
【0035】
また、電磁石13の電磁コイル13aに励磁電流が通電されると、パイロットクラッチ機構10dには電磁石13を基点とするループ状の循環磁路が形成されて磁力が発生し、電磁石13はアーマチャ15を吸引する。そのため、アーマチャ15は摩擦クラッチ14を押圧し摩擦係合してトルクを発生させ、カム機構10eの第1カム部材17aをアウタケース10a側へ連結させて、第2カム部材17bとの間に相対回転を生じさせる。すると、カム機構10eでは、カムフォロアー17cが両カム部材17a,17bを互いに離間する方向ヘ移動させるスラスト力が発生する。
【0036】
そのため、第2カム部材17bはメインクラッチ機構10c側へ押動され、ハウジング11aの奥璧部と第2カム部材17bとでメインクラッチ機構10cを押圧し、摩擦クラッチ14の摩擦係合力に応じてメインクラッチ機構10cを摩擦係合させる。これにより、アウタケース10aとインナシャフト10bとの間でトルク伝達が生じ、車両は、プロペラシャフト25とリヤディファレンシャル27とが非連結状態とロック状態との間で四輪駆動であるAUTOモードとなる。このAUTOモードでは、車両の走行状態に応じて、前後輪間の駆動力分配比を100:0(二輪駆動状態)からロック状態の範囲で制御することができる。
【0037】
また、AUTOモードでは、各回転センサ5〜8、スロットル開度センサ2、アクセル踏込み量センサ9等の各種のセンサからの信号に基づいて、車両の走行状態や路面状態に応じて電磁石13の電磁コイル13aへの励磁電流の供給をデューティ制御することにより、摩擦クラッチ14の摩擦係合力(即ち後輪側への伝達トルク)を制御する。
【0038】
そして、電磁石13の電磁コイル13aへの励磁電流を一定値である所定のロック電流まで高めると、電磁石13のアーマチャ15に対する吸引力が増大し、アーマチャ15は強く吸引されて摩擦クラッチ14の摩擦係合力を増大させ、両カム部材17a,17b間の相対回転を増大させる。その結果、カムフォロアー17cは第2カム部材17bに対する押圧力を高めて、メインクラッチ機構10cを結合状態とする。そのため、車両は、プロペラシャフト25とリヤディファレンシャル27がロック状態の四輪駆動であるLOCKモードとなる。
【0039】
図3を参照して駆動力伝達制御装置の駆動力制御ECU18が実行する処理を説明する。
【0040】
まず、S12にて、駆動モード切換スイッチ1が2WDモードに設定されているか否かを判断し、2WDモードが設定されている時は(S12:Yes)、2輪駆動を設定する(S14)。2WDモードが設定されていない時には(S12:No)、LOCKモードが設定されているかを判断し(S16)、LOCKモードが設定されているときには(S16:Yes)、プロペラシャフト25とリヤディファレンシャル27とを直結状態にする4輪駆動であるLOCKモードとする(S18)。
【0041】
LOCKモードでもない場合(S16:No)、すなわちAUTOモードの場合にには、S20にて、スロットルバルブ開度m及び各車輪速N1〜N4を入力し、S22へ移行して車速を演算する。なお、車速は、スリップの少ない従動輪である後輪28c、28dの車輪速の平均値(N3+N4)/2を用いる。
【0042】
そして、S24へ移行し、駆動力制御ECU18の図示しないROMに記憶されたマップからスロットルバルブ開度mに対応した伝達トルクT1と車速に対応したゲインG1を決定する。なお、スロットルバルブ開度mが大きいほど伝達トルクT1は大きくなり、車速が高速であるほどゲインG1は小さくなるように設定されている。
【0043】
次に、S26にて、前後輪間の差動回転速度ΔN=(N1+N2−N3−N4)/2を演算する。そして、S28へ移行し図示しないROMに記憶されたマップから差動回転速度ΔNに対応した伝達トルクT2と車速に対応したゲインG2を決定する。なお、差動回転速度ΔNが大きいほど伝達トルクT2は大きくなり、車速が高速であるほどゲインG2は小さくなるように設定されている。
【0044】
引き続き、S30へ移行し、S24、S28にて決定された伝達トルクT1、T2及びゲインG1、G2から伝達トルク指令値T3を決定する(T3=G1・T1+G2・T2)。
【0045】
そして、伝達トルク指令値T3に応じたデューティ比を演算し(S32)、このこデューティ比に基づき、電磁石13の電磁コイル13aに電圧を印加し、リヤディファレンシャル27側へ伝達するトルクを調整する(S34)。
【0046】
引き続き、図4及び図5を参照して駆動力制御ECU18による駆動ライン系(オートマチックトランスミッション40、フロントディファレンシャル44、プロペラシャフト25、駆動力伝達装置10、リヤディファレンシャル27)の過熱保護について説明する。図4は、駆動力制御ECU18による過熱保護処理の流れを示すフローチャートであり、図5は、過熱保護処理中の信号のタイミングチャートである。
駆動力制御ECU18は、所定の割り込み周期で図4に示す過熱保護処理を実行する。まず、温度センサ3からの温度信号TPにより、駆動力伝達装置10の温度を検出する(S52)。そして、検出した温度が設定された温度(例えば、100℃)を越えるか否かにより、駆動力伝達装置10が異常過熱しているかを判断する(S54)。ここで、異常過熱していない場合には(S54:No)、処理を終了する。
【0047】
一方、駆動力伝達装置10が異常過熱している場合には(S54:Yes)、過熱異常フラグを時刻t1でセットすると共に駆動力伝達装置10へのトルク指令を零にし(S56)、時刻t2にエンジンを制御するエンジン制御ECU32へエンジントルク低減要求信号を出力する(S58)。エンジン制御ECU32は、時刻t3にて、このエンジントルク低減要求信号を受信すると、エンジン30のトルクを低減させる。
【0048】
第1実施形態の駆動力伝達制御装置では、駆動ライン系の温度が予め設定された値を超える際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御ECU32へ送信し、エンジントルクを低減させるため、駆動力伝達装置10の引きづりトルクが大きい場合やカップリングが固着した場合にも駆動ライン系の過熱破損を防止することができる。なお、温度センサ3は、駆動力伝達装置10に設置したが、これに限らず、リヤデファレンシャル27等の駆動ライン系に取り付けるようにしてもよい。
【0049】
[第2実施形態]
引き続き、本発明の第2実施形態に係る駆動力伝達制御装置について図1及び図6を参照して説明する。駆動力制御ECU18は、トランスミッションECU46側へ伝達トルクの低減要求信号を送出する。
【0050】
第2実施形態の駆動力伝達制御装置での駆動力制御ECU18による過熱保護について図6のフローチャートを参照して説明する。
駆動力制御ECU18は、所定の割り込み周期で図4に示す過熱保護処理を実行する。まず、温度センサ3からの温度信号TPにより、リヤディファレンシャル27等の駆動ライン系の温度を検出する(S52)。そして、検出した温度が設定された温度(例えば、90℃)を越えるか否かにより、リヤディファレンシャル27等の駆動ライン系が異常過熱しているかを判断する(S54)。ここで、異常過熱していない場合には(S54:No)、処理を終了する。
【0051】
一方、リヤディファレンシャル27等の駆動ライン系が異常過熱している場合には(S54:Yes)、駆動力伝達装置10へのトルク指令を零にし(S56)、トランスミッションECU46へ伝達トルク低減要求信号を出力する(S58)トランスミッションECU46は、伝達トルク低減要求信号を受信すると、リヤディファレンシャル27等の駆動ライン系の伝達トルクを低減させる。
【0052】
第2実施形態の駆動力伝達制御装置では、駆動ライン系の温度が予め設定された値を超える際に、伝達トルクを下げる要求信号をトランスミッションECU46へ送信し、オートマチックトランスミッション42の伝達トルクを低減させるため、駆動力伝達装置10の引きづりトルクが大きい場合やカップリングが固着した場合にも駆動ライン系の過熱破損を防止することができる。
【0053】
[第3実施形態]
引き続き、本発明の第3実施形態に係る駆動力伝達制御装置について図7及び図8を参照して説明する。第1、第2実施形態では、駆動ライン系に温度センサが設けられた。これに対して、この第3実施形態では、図7に示すように温度センサ3が設けれておらず、演算により駆動力伝達装置10の温度を推定する。
【0054】
第3実施形態の駆動力伝達制御装置での駆動力制御ECU18による過熱保護について図8のフローチャートを参照して説明する。
駆動力制御ECU18は、所定の割り込み周期で図4に示す過熱保護処理を実行する。まず、上述した前後輪間の差動回転速度ΔN=(N1+N2−N3−N4)/2に、図3に示すS30にて演算した伝達指令トルクT3の積算値を乗算することで、駆動力伝達装置10の温度を演算する(S52)。そして、算出した温度が設定された温度(例えば、100℃)を越えるか否かにより、駆動力伝達装置10が異常過熱しているかを判断する(S54)。ここで、異常過熱していない場合には(S54:No)、処理を終了する。
【0055】
一方、駆動力伝達装置10が異常過熱している場合には(S54:Yes)、駆動力伝達装置10へのトルク指令を零にし(S56)、エンジンを制御するエンジン制御ECU32にエンジントルク低減要求信号を出力する(S58)。エンジン制御ECU32は、このエンジントルク低減要求信号を受信すると、エンジン30のトルクを低減させる。
【0056】
第3実施形態では、駆動ライン系の温度として、前後輪の回転差と伝達指令トルクの積算値からトルク分配用クラッチの温度を求める。温度センサを用いることなくトルク分配用クラッチの温度を検出することができ、廉価に駆動力伝達制御装置を構成できる。
【0057】
ここでは、駆動ライン系の温度として、前後輪の回転差と伝達指令トルクの積算値から、駆動力伝達装置10のメインクラッチ機構10cの発熱量とパイロットクラッチ機構10dの発熱量とを合計したクラッチ部発熱量(発熱エネルギー)を求めた。この演算方法に関しては、本出願人による特願2001−089542号を参照されたい。なお駆動ライン系温度としては、駆動力伝達装置10以外の温度検出方法として、カップリングの伝達トルクの積算値から放熱温度値を差し引くことで、駆動力伝達装置の温度を推定することも可能である。
【0058】
[第4実施形態]
引き続き、本発明の第4実施形態に係る駆動力伝達制御装置について説明する。第1〜第3実施形態では、異常過熱が検出された際には、直ちに、トルク指令を零にすると共にエンジントルク(伝達トルク)低減要求信号を出力した。これに対して、この第4実施形態では、まず、トルク指令を零にした後も温度上昇が続く際に、エンジントルク(或いは伝達トルク)低減要求信号を出力する。この第4実施形態の駆動力伝達制御装置は、図1を参照して上述した第1実施形態と機械的構成は同じであるため、同図を参照するとともに説明を省略する。
【0059】
第4実施形態の駆動力伝達制御装置での駆動力制御ECU18による過熱保護について図9のフローチャートを参照して説明する。
駆動力制御ECU18は、所定の割り込み周期で図4に示す過熱保護処理を実行する。まず、温度センサ3からの温度信号TPにより、駆動力伝達装置10の温度を検出する(S52)。そして、算出した温度が設定された温度(例えば、95℃)を越えるか否かにより、駆動力伝達装置10が異常過熱しているかを判断する(S54)。ここで、異常過熱していない場合には(S54:No)、処理を終了する。
【0060】
一方、駆動力伝達装置10が異常過熱している場合には(S54:Yes)、駆動力伝達装置10へのトルク指令を零にする(S56)。そして、トルク指令を零にした後も駆動力伝達装置10の温度上昇が続くか否かを判断する(S57)。温度上昇が続かないときには(S57:No)、処理を終了する。他方、温度上昇が続き例えば温度が100℃に達した場合には(S58:Yes)、エンジンを制御するエンジン制御ECU32にエンジントルク低減要求信号を出力する(S58)。エンジン制御ECU32は、このエンジントルク低減要求信号を受信すると、エンジントルクを低減させる。
【0061】
第4実施形態に係る駆動力伝達制御装置では、駆動ライン系の温度が予め設定された値を超える際に、まず、駆動力伝達装置10の係合力を下げることで、駆動ライン系の保護を図る。そして、駆動力伝達装置10の係合力を下げても駆動ライン系の温度が上昇する際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御ECU32へ送信し、エンジントルクを低減させる。このため、エンジントルクを下げることにより運転者へ違和感を与えることを最小限に止めながら、カップリングの引きづりトルクが大きい場合やカップリングが固着した場合にも駆動ライン系の過熱破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る駆動力伝達制御装置を搭載した四輪駆動車の概略構成を示す説明図である。
【図2】図1に示す駆動力伝達装置の構成を示す部分断面図である。
【図3】第1実施形態に係る駆動力制御ECUによる処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態に係る駆動力制御ECUによる過熱保護処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】過熱保護処理中の信号のタイミングチャートである。
【図6】第2実施形態に係る駆動力制御ECUによる処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】第3実施形態に係る駆動力伝達制御装置を搭載した四輪駆動車の概略構成を示す説明図である。
【図8】第3実施形態に係る駆動力制御ECUによる処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】第4実施形態に係る駆動力制御ECUによる処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1      駆動モード切換スイッチ
2      スロットル弁開度センサ
3      温度センサ
10     駆動力伝達装置(トルク分配用クラッチ:駆動ライン系)
13     電磁石
13a    電磁コイル
15     アーマチャ
16     ヨーク
18     駆動力制御ECU(駆動力伝達制御装置)
18h    電流検出回路
18i    電流検出部
19     駆動力伝達制御装置
22     エンジン
24c    前輪
24d    前輪
25     プロペラシャフト(駆動ライン系)
27     リヤディファレンシャル(駆動ライン系)
28c    後輪
28d    後輪
30     エンジン
32     エンジン制御ECU(エンジン制御装置)
40     トランスアクスル(駆動ライン系)
42     オートマチックトランスミッション(駆動ライン系)
44     フロントディファレンシャル(駆動ライン系)
46     トランスミッションECU(オートマチックトランスミッション制御装置)
N1〜N4  車輪速度信号
m      スロットル弁開度信号
TP     温度信号

Claims (4)

  1. エンジンの発生する駆動力を前輪又は後輪に直接的に伝達するとともに、前記駆動力をトルク分配用クラッチを介して他方の輪に伝達し、車両の走行状態に対応して前記トルク分配用クラッチの係合力を制御する4輪駆動車の駆動力伝達制御装置において、
    駆動ライン系の温度を検出し、温度が予め設定された温度を超える際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御装置へ送信することを特徴とする駆動力伝達制御装置。
  2. エンジンの発生する駆動力を前輪又は後輪に直接的に伝達するとともに、前記駆動力をトルク分配用クラッチを介して他方の輪に伝達し、車両の走行状態に対応して前記トルク分配用クラッチの係合力を制御する4輪駆動車の駆動力伝達制御装置において、
    駆動ライン系の温度を検出し、温度が予め設定された温度を超える際に、伝達トルクを下げる要求信号をオートマチックトランスミッション制御装置へ送信することを特徴とする駆動力伝達制御装置。
  3. エンジンの発生する駆動力を前輪又は後輪に直接的に伝達するとともに、前記駆動力をトルク分配用クラッチを介して他方の輪に伝達し、車両の走行状態に対応して前記トルク分配用クラッチの係合力を制御する4輪駆動車の駆動力伝達制御装置において、
    駆動ライン系の温度を検出し、温度が予め設定された温度を超える際に、前記トルク分配用クラッチの係合力を下げ、
    前記トルク分配用クラッチの係合力を下げても前記駆動ライン系の温度が上昇する際に、エンジントルクを下げる要求信号をエンジン制御装置へ送信することを特徴とする駆動力伝達制御装置。
  4. 前記駆動ライン系の温度として、前後輪の回転差と伝達トルクの積算値からトルク分配用クラッチの温度を求めることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項の駆動力伝達制御装置。
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