JP3770262B2 - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータと車輪との間にクラッチを介挿した車両の駆動力制御装置に関するものである。
従来、前輪をエンジンで駆動し、後輪を電動モータで駆動可能とし、モータから後輪までのトルク伝達経路にクラッチや減速機が介装されている車両の駆動力制御装置としては、例えば特許文献1に記載されるものがある。そして、一般に、クラッチは、モータの駆動停止に合わせて接続状態から切断状態に制御される。
特開平11−243608号公報
ここで、上記クラッチとして、特開2002−221241号公報に記載のようなクラッチを使用した場合に、クラッチをオフ(切断状態)に制御しても、車両の走行状態などによっては、係合子の噛み込みが解消されず当該クラッチが接続状態のままになっているおそれがある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、車両停止中にクラッチをオフに制御した際に、確実にクラッチを切断状態とすることができる車両の駆動力制御装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は、モータと、そのモータで駆動される車輪と、モータから車輪への動力伝達経路に介装されるクラッチとを備え、
上記クラッチは、モータ側の回転軸に連結する第1の回転部材と、車輪側の回転軸に連結する第2の回転部材と、その第1及び第2の回転部材の間に形成された係合空間に介挿される係合子と、その係合子の周方向の位置を規制する保持器と、第1及び第2の回転部材の一方に対する上記保持器の固定及び解放を行うことでクラッチの接続及び切断を制御するクラッチ操作部と、を備え、上記クラッチ操作部による上記保持器の固定状態で第1及び第2の回転部材の他方と保持器との間の位相が変わることによって、上記係合子が第1及び第2の回転部材の間に噛み込んで第1及び第2の回転部材間でトルク伝達可能となる機構のクラッチであって、当該クラッチは、モータ駆動中は上記保持器を固定状態として接続状態に制御され、上記モータの駆動を停止すると判定すると上記保持器を解放状態とすることで切断状態に制御される車両の駆動力制御装置であって、
上記モータは、車両停止中に、上記車輪を駆動可能なトルク未満で且つモータから車輪への動力伝達経路にあるガタを詰めるのに充分な大きさのトルクでモータ駆動可能となっていると共に、
両停止直前のモータの駆動回転方向を推定する回転方向推定手段と、車両停止中にモータ駆動停止するとき、上記保持器を解放状態とした後、回転方向推定手段が推定したモータ駆動回転方向とは逆方向にモータを回転駆動させた後に当該モータを停止する車両停止中モータ停止手段を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、車両停止中にモータの駆動を停止する際に、確実にクラッチを非接続状態とすることができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る車両のシステム構成を説明する図である。
この図1に示すように、本実施形態の車両は、左右前輪1L、1Rが、内燃機関であるエンジン2(主駆動源)によって駆動される主駆動輪であり、左右後輪3L、3Rが、モータ4によって駆動可能な従駆動輪である。
すなわち、エンジン2の出力トルクTeが、トランスミッション30及びディファレンスギア31を通じて左右前輪1L、1Rに伝達されるようになっている。
上記トランスミッション30には、現在の変速のレンジを検出するシフト位置検出手段32が設けられ、該シフト位置検出手段32は、検出したシフト位置信号を4WDコントローラ8に出力する。
上記エンジン2の吸気管路14(例えばインテークマニホールド)には、メインスロットルバルブ15とサブスロットルバルブ16が介装されている。メインスロットルバルブ15は、アクセル開度指示装置(加速指示操作部)であるアクセルペダル17の踏み込み量等に応じてスロットル開度が調整制御される。このメインスロットルバルブ15は、アクセルペダル17の踏み込み量に機械的に連動するか、あるいは当該アクセルペダル17の踏み込み量(アクセル開度)を検出するアクセルセンサ40の踏み込み量検出値に応じて、エンジンコントローラ18が電気的に調整制御することで、そのスロットル開度が調整される。上記アクセルセンサ40の踏み込み量検出値は、4WDコントローラ8にも出力される。
また、サブスロットルバルブ16は、ステップモータ19をアクチュエータとし、そのステップ数に応じた回転角により開度が調整制御される。上記ステップモータ19の回転角は、モータコントローラ20からの駆動信号によって調整制御される。なお、サブスロットルバルブ16にはスロットルセンサが設けられており、このスロットルセンサで検出されるスロットル開度検出値に基づいて、上記ステップモータ19のステップ数はフィードバック制御される。ここで、上記サブスロットルバルブ16のスロットル開度をメインスロットルバルブ15の開度以下等に調整することによって、運転者のアクセルペダルの操作とは独立して、エンジン2の出力トルクを制御することができる。
また、エンジン2の回転数を検出するエンジン回転数検出センサ21を備え、エンジン回転数検出センサ21は、検出した信号をエンジンコントローラ18及び4WDコントローラ8に出力する。
また、符号34は制動指示操作部を構成するブレーキペダルであって、そのブレーキペダル34のストローク量がブレーキストロークセンサ35によって検出される。該ブレーキストロークセンサ35は、検出したブレーキストローク量を制動コントローラ36及び4WDコントローラ8に出力する。
制動コントローラ36は、入力したブレーキストローク量に応じて、各車輪1L、2R、3L、3Rに装備したディスクブレーキなどの制動装置37FL、37FR、37RL、37RRを通じて、車両に作用する制動力を制御する。
また、上記エンジン2の回転トルクTeの一部は、無端ベルト6を介して発電機7に伝達されることで、上記発電機7は、エンジン2の回転数Neにプーリ比を乗じた回転数Nhで回転する。
上記発電機7は、図2に示すように、出力電圧Vを調整するための電圧調整器22(レギュレータ)を備え、4WDコントローラ8によって発電機制御指令値c1(デューティ比)が制御されることで、界磁電流Ifhを通じて発電する電圧Vが制御される。すなわち、電圧調整器22は、4WDコントローラ8から発電機制御指令c1(デューティ比)を入力し、その発電機制御指令c1に応じた値に発電機7の界磁電流Ifhを調整すると共に、発電機7の出力電圧Vを検出しつつ4WDコントローラ8に出力可能となっている。なお、発電機7の回転数Nhは、エンジン2の回転数Neからプーリ比に基づき演算することができる。
その発電機7が発電した電力は、電線9を介してモータ4に供給可能となっている。その電線9の途中にはジャンクションボックス10が設けられている。上記モータ4の駆動軸は、減速機11及びクラッチ12を介して後輪3L、3Rに接続可能となっている。符号13はデフを表す。
また、上記ジャンクションボックス10内には電流センサ23が設けられ、該電流センサ23は、発電機7からモータ4に供給される電力の電流値Iaを検出し、当該検出した電機子電流信号を4WDコントローラ8に出力する。また、電線9を流れる電圧値(モータ4の電圧)が4WDコントローラ8で検出される。符号24は、リレーであり、4WDコントローラ8から指令によってモータ4に供給される電圧(電流)の遮断及び接続が制御される。
また、モータ4は、4WDコントローラ8からの指令によって界磁電流Ifmが制御され、その界磁電流Ifmの調整によって駆動トルクが目標モータトルクに調整される。なお、符号25はモータ4の温度を測定するサーミスタである。
上記モータ4の駆動軸の回転数Nmを検出するモータ用回転数センサ26を備え、該モータ用回転数センサ26は、検出したモータ4の回転数信号を4WDコントローラ8に出力する。
また、本実施形態のクラッチ12は、次に示すようなメカニカルな機構で接続・切断が行われるクラッチであって、4WDコントローラ8からのクラッチ制御指令に応じて電磁クラッチ部106が接続状態又は切断状態となって、クラッチ12の接続・切断の制御が行われるものである。
次に、そのクラッチ12の機構・構成について図3及び図4を参照して説明する。
第2の回転部材である内輪部材100と第1の回転部材である外輪部材101とが同軸に配置され、その内輪部材100の外径面と外輪部材101の内径面との間の空間に係合子であるローラ102が周方向に沿って複数介挿されている。外輪部材101の内径面は円筒面となっているが、内輪部材100の外径面には、周方向に沿って所定間隔毎にカム面100aが形成されている。該カム面100aは、例えば平坦面となることで、径方向で対向する外輪部材101の内径面との間に、それぞれ係合空間103を形成し、その係合空間103の円周方向両側が、両側に行くほど狭くなる楔空間103aとなっている。なお、係合空間103は円周方向両側に楔空間103a(内輪部材100と外輪部材102との対向距離がローラ102よりも小さくなる空間)が形成されれば、上記カム面100aは凹面形状などの他の輪郭形状の面となっていても良い。また、隣り合うカム面100a同士は連続している必要はなく、所定間隔だけ開くようにして形成されていても良い。そして、上記各係合空間103内に上記ローラ102がそれぞれ配置されると共に、上記複数のローラ102は、上記内輪部材100と外輪部材101との間に介在された保持器104の各ポケットに収容されている。すなわち、保持器104によって各ローラ102間の間隔が一定に規制されつまり周方向の位置が規制されている。保持器104は、スイッチバネ105を介して内輪部材100に連結している。該スイッチバネ105は、保持器104に対して円周方向に向かうバネ力を発揮可能となっていて、保持器104のポケットに収容されている各ローラ102の位置が対応する係合空間103の略中央位置に配置される中立位置に向けて、保持器104を付与支持している。
さらに、上記クラッチ12には、クラッチ操作部を構成する電磁クラッチ部106を備え、通電をオン(クラッチ制御電流オン)にすることで、上記保持器104を外輪部材101に接続状態(外輪部材101に対し保持器104を固定)とし、通電をオフ(クラッチ制御電流オフ)にすることで上記保持器104と外輪部材101とを非接続状態(外輪部材101に対し保持器104を解放)とする。符号107はアーマチュアを、符号108はローラ102を、符号109は電磁コイルをそれぞれ示している。
そして、上記外輪部材101がモータ4の駆動軸側に接続され、内輪部材100が車輪側の回転軸に接続されている。
上記機構のクラッチ12にあっては、上記保持器104が解放状態では、ローラ102がスイッチバネ105の作用で係合空間103の中央位置に保持されることから、内輪部材100と外輪部材101との間でローラ102を介したトルクの伝達は行われず、内輪部材100と外輪部材101とは独立して回転可能な状態となっている。
一方、保持器104が固定状態では、内輪部材100と外輪部材101との間の相対的な回転差によって内輪部材100と保持器104との間に位相差が発生すると、上記スイッチバネ105の弾性力に抗してローラ102が左右の楔空間103aの一方へ移動しその一方の楔空間103aに噛み込む、つまり、内輪部材100と外輪部材101との間にローラ102が噛み込むことで、内輪部材100と外輪部材101との間でトルクの伝達が可能となる。なお、トルク伝達方向は、左右のどちらの楔空間103aにローラ102が噛み込むかで異なる。
すなわち、上記構成のクラッチ12にあっては、電磁クラッチ部106への通電のオン・オフ(クラッチ制御電流のオン・オフ)によって、クラッチ12の接続・切断を制御する。
また、各車輪1L、1R、3L、3Rには、車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRが設けられている。各車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRは、対応する車輪1L、1R、3L、3Rの回転速度に応じたパルス信号を車輪速検出値として4WDコントローラ8に出力する。
また、符号41は、2輪駆動モードと4輪駆動モードのいずれかを指示する駆動モードスイッチであって、指示された駆動モード情報を4WDコントローラ8に出力する。ここで、この駆動モードスイッチ41は、運転者が直接指示することで選択される場合に限定されない。他の4輪駆動条件に応じて、2輪駆動モードと4輪駆動モードのいずれかが選択されるようになっていても良い。例えば、前輪が所定以上の加速スリップを生じたり、発進直後の所定時間だけ、自動的に4輪駆動モードとなるように設定されていても良い。
4WDコントローラ8は、図5に示すように、4WDコントローラ本体8A、目標モータトルク算出部8B、発電機制御部8C、リレー制御部8D、モータ制御部8E、及びクラッチ制御部8Fを備える。
上記発電機制御部8Cは、電圧調整器22を通じて、発電機7の発電電圧Vをモニターしながら、当該発電機7の発電機指令値c1を出力して界磁電流Ifhを調整する。
リレー制御部8Dは、発電機7からモータ4への電力供給の遮断・接続を制御する。
モータ制御部8Eは、モータ4の界磁電流Ifmを調整することで、当該モータ4のトルクを所要の値に調整する。
クラッチ制御部8Fは、上記クラッチ12の電磁クラッチ部106への通電のオン・オフによってクラッチ12の状態を制御し、4輪駆動状態と判定している間は電磁クラッチ部106を通電状態とする。
また、4WDコントローラ本体8Aは、所定のサンプリング時間毎に、図6に示すような処理を行う。
まず、ステップS10において、駆動モードスイッチ41に基づき、4輪駆動モード状態か否かを判定し、4輪駆動モードの場合にはステップS20に移行する。一方、2輪駆動モード若しくは2輪駆動モードへの移行の場合にはステップS100に移行する。
ステップS20では、シフト位置検出信号31からの信号に基づいて、変速が駆動レンジ(D・R・1・2)つまり、パーキングやニュートラル以外のレンジか否かを判定し、駆動レンジつまりエンジンから前輪にトルク伝達される状態若しくは次回の発進時に4輪駆動モードで発進すると判定した場合には、ステップS30に移行し、そうでない場合には、2輪駆動に移行すべく、ステップS100に移行する。
ステップS30では、モータ回転数が仕様的に許容される回転数か否かを判定し、許容回転数の範囲で有ればステップS40に移行し、許容限界に近づいた場合にはステップS100に移行する。
ステップS40では、モータ用回転数センサ21が検出したモータ4の回転数Nmに応じた目標モータ界磁電流Ifmを算出し、当該目標モータ界磁電流Ifmをモータ制御部8Cに出力した後、ステップS50に移行する。
ここで、上記モータ4の回転数Nmに対する目標モータ界磁電流Ifmは、回転数Nmが所定回転数以下の場合には一定の所定電流値とし、モータ4が所定の回転数以上になった場合には、公知の弱め界磁制御方式でモータ4の界磁電流Ifmを小さくする。すなわち、モータ4が高速回転になるとモータ誘起電圧Eの上昇によりモータトルクが低下することから、上述のように、モータ4の回転数Nmが所定値以上になったらモータ4の界磁電流Ifmを小さくして誘起電圧Eを低下させることでモータ4に流れる電流を増加させて所要モータトルクを得るようにする。この結果、モータ4が高速回転になってもモータ誘起電圧Eの上昇を抑えてモータトルクの低下を抑制するため、所要のモータトルクを得ることができる。また、モータ界磁電流Ifmを所定の回転数未満と所定の回転数以上との2段階で制御することで、連続的な界磁電流制御に比べ制御の電子回路を安価にできる。なお、所要のモータトルクに対しモータ4の回転数Nmに応じて界磁電流Ifmを調整することでモータトルクを連続的に補正するモータトルク補正手段を備えても良い。すなわち、2段階切替えに対し、モータ回転数Nmに応じてモータ4の界磁電流Ifmを調整すると良い。この結果、モータ4が高速回転になってもモータ4の誘起電圧Eの上昇を抑えモータトルクの低下を抑制するため、所要のモータトルクを得ることができる。また、なめらかなモータトルク特性にできるため、2段階制御に比べ車両は安定して走行できるし、常にモータ駆動効率が良い状態にすることができる。
次に、ステップS50では、目標モータトルク算出部8Bを起動し、モータ4の目標モータトルクTmを求めた後にステップS60に移行する。
ここで、目標モータトルク算出部8Bは、車速やアクセル開度などの諸条件に基づき目標モータトルクTmを算出する。また、車両が停止状態(車輪速がゼロ若しくは略ゼロの状態)の場合には、目標モータトルクTmを、次回の発進に備えて、後輪を駆動するだけのトルクはないが、モータ4から後輪までに存在するガタ分を詰めることができるだけのモータトルクに設定する。
次に、ステップS60では、上記目標モータトルクTm及び目標モータ界磁電流Ifmを変数として、マップなどに基づき、対応する目標電機子電流Iaを求め、ステップS70に移行する。ステップS70では、上記目標電機子電流Iaに基づき、発電機制御指令値であるデューティ比c1を演算し出力した後に、ステップS80に移行する。
ステップS80では、駆動軸回転数(クラッチ出力回転数)とモータ回転数/減速比(クラッチ入力回転数)の差回転数が許容差回転数未満かを判定し、許容差回転数未満ならステップS90に移行しクラッチ制御部8Fに対してクラッチ・オン指令を出力した後に復帰する。許容差回転数以上ならそのまま(クラッチ・オンしないで)復帰する。
一方、2輪駆動状態、若しくは4輪駆動状態から2輪駆動への移行と判定されてステップS100に移行すると、クラッチ12がオフ状態(クラッチ制御電流がオフ)つまり2輪駆動状態か否かを判定し、2輪駆動状態であれば、そのまま復帰する。一方、現在のクラッチ12がオン状態、つまり4輪駆動状態から2輪駆動状態への移行と判定した場合には、ステップS110に移行する。
ステップS110では、クラッチ・オフ指令をクラッチ制御部8Fに出力して、クラッチ12の制御状態を切断状態に変更してステップS120に移行する。
ステップS120では、車両が停止中か否かを判定し、停止中と判定した場合にはステップS140に移行し、走行中と判定した場合にはステップS130に移行する。
車両が停止中とは、車輪速がゼロ、若しくはクリープによる移動などほぼゼロの状態を指す。例えば車輪速センサで速度が検出できない状態のときに車両が停止中と判定する。
ステップS130では、走行時用のモータ停止処理を行ってステップS170に移行する。この走行時用のモータ停止処理にあっては、後輪の加速度及びモータトルクに基づきクラッチ12の噛み込み状態を判定し、その噛み込みを解消するモータトルクを出力した後にモータ4を停止する。
ステップS140では、モータ4の駆動回転方向を検出してステップS150に移行する。モータ4の駆動回転方向は、モータ電気子電流及び界磁電流の向き(モータ電流の向き)で判定したり、変速のレンジで判定すればよい。変速のレンジで判定する場合にはモータ電流の向きを検出する必要がない。なお、モータ駆動回転方向を検出を、車両停止中における2輪駆動移行の際に判定しているが、これに限定されない。例えば四輪駆動状態での走行中に連続的にモータ駆動回転方向を検出して、車両の停止直前の検出値を採用しても良い。
ステップS150では、上記検出したモータ駆動回転方向とは反対方向に所定時間(例えば500msec)だけ回転させてステップS160に移行する。なお、このときのモータトルクは、クラッチ12から後輪までのフリクションに打ち勝つだけのトルク若しくはそれ以上のトルクに設定すれていればよい。
ステップS160では、モータ4を停止した後にステップS170に移行する。
ステップS170では、発電機制御指令値であるデューティ比c1にゼロを代入し出力した後に、復帰する。
また、エンジンコントローラ18では、アクセル開度や車速などに基づき制御量(スロットル開度など)を演算してエンジンを目標出力トルクに制御する。また、車両が停止状態であっても、発電機制御指令値であるデューティ比c1がゼロより大きければ、発電機7を作動させるだけの出力トルクを出せるだけの制御量を演算してエンジン2を稼働させる。
次に、上記構成の装置における作用などについて説明する。
運転者による4輪駆動モードの選択や、予め決められた4輪駆動状態に合致と自動判定されると、車速やアクセル開度、前輪の加速スリップ量などに応じたモータトルクでモータ4が駆動されることで、4輪駆動状態となって車両の加速性が向上する。
また、この4輪駆動状態から、駆動モードスイッチ41が2輪駆動モードに切り替わると、2輪駆動状態への移行処理として、クラッチ12が切断状態に制御されると共にモータ4の停止処理が行われる。
ここで、本実施形態で採用する上記クラッチ12の作動について説明すると、電磁クラッチ部106が通電状態となると、保持器104を介して各ローラ102の円周方向位置が外輪に拘束(固定)された状態となる。この状態でモータ4からの駆動トルクが外輪部材101に伝達されると、外輪部材101及びローラ102と内輪部材100との間に位相差が発生し、相対的に係合空間103の中央部に位置していた各ローラ102がそれぞれ左側の楔空間103aに噛み込むことで、図7に示すように、当該ローラ102を介して外輪部材101から内輪部材100へトルクが伝達可能な状態となり、この結果、モータ4のトルクによって従駆動輪である後輪3L、3Rが駆動される。
また、このモータ4からのトルク伝達状態で、電磁クラッチ部106の通電を停止すると、つまりクラッチ制御電流をオフ状態にして保持器104を解放すると、モータ4からのトルク伝達トルクが徐徐に小さくなり、スイッチバネ105のばね力が勝った時点でローラ102が係合空間103の中央部位置に復帰して、実際にクラッチ12がオフ状態となる。
したがって、上述のような機構のクラッチ12を採用すると、モータトルクが大きい状態でクラッチ12をオフに制御(電磁クラッチ部106の通電を停止)してもクラッチ12の実際の切断はモータトルクの小さい状態のときに(クラッチ位置におけるモータ4側の加速度と車輪側の加速度とが同じ値に近づいたとき)常に実施される結果、実際のクラッチ12の切断時に発生するショックを抑えることができ、しかもクラッチ12のオフ制御が容易となる。また、上記クラッチ12は安価である。
一方、電磁クラッチ部106が通電状態、つまりクラッチ制御オンでの走行中において、例えば急勾配の下り坂を走行中などの走行状態を想定した場合には、後輪3L、3Rの車輪速が大きくなって、外輪部材101よりも内輪部材100の加速が大きくなると、つまり、車輪側からのトルクがモータ4側からのトルクを上回る状態になると、上記外輪部材101及びローラ102と内輪部材100との間にあった上記位相差が解消し、さらに反対方向の位相差が発生する結果、上記ローラ102の噛み込みが外れ、続けて図8のように、反対側に位置する右側の楔空間103aに対してローラ102が噛み込む。つまり、いわゆる逆噛み込み状態となって、後輪側からモータ4側に向けてのトルク伝達状態となる。この状態で、電磁クラッチ部106の通電を中止して保持器104を解放した場合には、モータ4のトルクを大きくしないと(若しくは車輪からのトルクが小さくならないと)、上記逆噛み込み状態が解消することない。
これを解消するために、本実施形態では、走行時のモータ停止処理(ステップS130)にて、例えば後輪の加速度に基づきクラッチ伝達トルクをゼロとするようなモータトルクを一旦出力させてから、モータ4を停止する。クラッチ伝達トルクがゼロなるようなモータトルクとは、後輪加速度と同じ方向であって、後輪加速度×(モータ4−クラッチ間の等価イナーシャ)の大きさである。
また、4輪駆動モード状態で車両が停止した場合に、変速のレンジが駆動レンジの場合には、次回の発進に備えて4輪駆動状態を維持しておく。
一方、車両が停止しているときに、駆動モードスイッチ41が4輪駆動モードから2輪駆動モードに切り替わるか、変速がパーキング若しくはニュートラルのレンジに変更されると、2輪駆動状態に移行すべく、クラッチ12を切断状態に制御(保持器104を固定状態から解放する)すると共にモータ4を停止する。このとき、単に停止するとクラッチ12の楔空間103aにローラ102が噛み込んだ状態となっているおそれがあるが、本実施形態では、クラッチ12から車輪3L、3Rまでの間のフリクション相当以上のモータトルクをモータ4の駆動回転方向とは反対方向に掛けてからモータ4を停止することで、ローラ102の噛み込みを確実に解除、つまりクラッチ12を確実に解除してからモータ4を停止することができる。
なお、クラッチ12のローラ102が噛み込んだままの場合には、次回の発進を2輪駆動状態で行っても、モータ4が後輪3L、3Rによって連れ回るという状態が発生するおそれがある。本実施形態では、これを確実に防止することができる。
ここで、車両走行時におけるクラッチ12をオフに制御した場合には、上述のようにローラ102の噛み込み方向は、必ずしもモータ4の駆動回転方向とは限られない。しかしながら、車両停止時にあっては、車両停止直前でローラ102がモータ駆動回転方向とは逆方向に噛み込んでいたとしても、車両停止によって後輪からのトルクが無くなることから、モータトルクによってローラ102の噛み込み方向がモータ4の駆動回転方向に変更される。
また、上記実施形態では、発電機7の発電した電圧でモータ4を駆動して4輪駆動を実施する構成の場合で説明しているが、これに限定されない。モータ4ヘ電力供給できるバッテリを備える駆動システムに採用しても良い。この場合には、バッテリから電力を供給するようにすればよいし、さらにはバッテリからの供給と共に発電機7からの電力供給も併行して行うようにしてもよい。
または、上記実施形態では、主駆動源として内燃機関を例示しているが、主駆動源をモータ等から構成しても良い。また、上記実施形態では、4輪自動車を例に説明しているが、モータを駆動源とする2輪車に適用しても構わない。
また、上記クラッチ12の説明では、内輪部材100と外輪部材101との径方向で対向する部分に係合空間103が形成されるとしているが、これに限定されず、軸方向などに係合空間103が形成するような構造であっても良い。また、カム面100aを外輪部材101側に設けて、内輪部材100と保持器104とをクラッチ作動部で固定・解放するようにしても良い。また、クラッチ操作部として、電磁クラッチ以外のクラッチ機構を採用しても良い。
本発明に基づく実施形態に係る概略装置構成図である。 本発明に基づく実施形態に係るシステム構成図である。 本実施形態に係るクラッチの構造を示す断面図である。 本実施形態に係るクラッチの機構を示す模式図である。 本発明に基づく実施形態に係る4WDコントローラを示すブロック図である。 本実施形態に係る4WDコントローラ本体の処理を示す図である。 モータから車輪にトルク伝達がある状態を示す図である。 車輪からモータにトルク伝達がある状態を示す図である。
符号の説明
1L、1R 前輪
2 エンジン
3L、3R 後輪
4 モータ
6 ベルト
7 発電機
8 4WDコントローラ
8A 4WDコントローラ本体
8B 目標モータトルク算出部
8C 発電機制御部
8D リレー制御部
8E モータ制御部
8F クラッチ制御部
9 電線
10 ジャンクションボックス
11 減速機
12 クラッチ
13 デフ
14 吸気管路
15 メインスロットルバルブ
16 サブスロットルバルブ
18 エンジンコントローラ
19 ステップモータ
20 モータコントローラ
21 エンジン回転数センサ
22 電圧調整器
23 電流センサ
26 モータ用回転数センサ
27FL、27FR、27RL、27RR
車輪速センサ
30 トランスミッション
31 ディファレンシャル・ギヤ
32 シフト位置検出手段
34 ブレーキペダル
35 ブレーキストロークセンサ
36 制動コントローラ
37FL、37FR、37RL、37RR
制動装置
40 アクセルセンサ
41 駆動モードスイッチ
100 内輪部材
101 外輪部材
102 ローラ(係合子)
103 係合空間
103a 楔空間
104 保持器
105 スイッチバネ
106 電磁クラッチ部
Ifh 発電機の界磁電流
V 発電機の電圧
Nh 発電機の回転数
Ia 目標電機子電流
Ifm 目標モータ界磁電流
E モータの誘起電圧
Nm モータの回転数(回転速度)
Th 目標発電機負荷トルク
Tm モータの現在の目標トルク
Te エンジンの出力トルク

Claims (4)

  1. モータと、そのモータで駆動される車輪と、モータから車輪への動力伝達経路に介装されるクラッチとを備え、
    上記クラッチは、モータ側の回転軸に連結する第1の回転部材と、車輪側の回転軸に連結する第2の回転部材と、その第1及び第2の回転部材の間に形成された係合空間に介挿される係合子と、その係合子の周方向の位置を規制する保持器と、第1及び第2の回転部材の一方に対する上記保持器の固定及び解放を行うことでクラッチの接続及び切断を制御するクラッチ操作部と、を備え、上記クラッチ操作部による上記保持器の固定状態で第1及び第2の回転部材の他方と保持器との間の位相が変わることによって、上記係合子が第1及び第2の回転部材の間に噛み込んで第1及び第2の回転部材間でトルク伝達可能となる機構のクラッチであって、当該クラッチは、モータ駆動中は上記保持器を固定状態として接続状態に制御され、上記モータの駆動を停止すると判定すると上記保持器を解放状態とすることで切断状態に制御される車両の駆動力制御装置であって、
    上記モータは、車両停止中に、上記車輪を駆動可能なトルク未満で且つモータから車輪への動力伝達経路にあるガタを詰めるのに充分な大きさのトルクでモータ駆動可能となっていると共に、
    車両停止直前のモータの駆動回転方向を推定する回転方向推定手段と、車両停止中にモータ駆動を停止するとき、上記保持器を解放状態とした後に、回転方向推定手段が推定したモータ駆動回転方向とは逆方向にモータを回転駆動させた後に当該モータを停止する車両停止中モータ停止手段を備えることを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  2. 上記回転方向推定手段は、モータ電流の方向から上記モータの駆動回転方向を推定することを特徴とする請求項1に記載した車両の駆動力制御装置
  3. 主駆動輪を駆動する主駆動源を備えると共に、上記モータで駆動される車輪を従駆動輪とした車両の駆動力制御装置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した車両の駆動力制御装置。
  4. 主駆動源から主駆動輪への動力伝達経路の途中に変速機を備えた車両の駆動力制御装置において、上記回転方向推定手段は、モータ電流の方向又は変速機のシフト位置によって上記モータの駆動回転方向を推定することを特徴とする請求項3に記載した車両の駆動力制御装置。
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