JP2005349917A - 四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 モーター4と、該モーター4と共に回転するモーター側回転部材と従駆動輪と共に回転する従駆動輪側回転部材との締結解放を切り換え可能な湿式多板クラッチ12と、を有する従駆動輪駆動ユニットを備えた四輪駆動車において、前記湿式多板クラッチ12の解放時であって、かつ、クラッチ引き摺りトルクが発生している場合、湿式多板クラッチ12を締結すると共に、従駆動輪回転数を主駆動輪回転数に対応させるように、モーター4を連れ回り制御する駆動ユニット制御手段を設けた。
【選択図】 図4
Description
前記クラッチの解放時であって、かつ、クラッチ引き摺りトルクが発生している場合、前記クラッチを締結すると共に、従駆動輪回転数を主駆動輪回転数に対応させるように、前記電動モーターを連れ回り制御する駆動ユニット制御手段を設けた。
図1は実施例1の従駆動輪駆動ユニット制御装置が適用されたモーター四輪駆動車(四輪駆動車の一例)を示す全体システム図であり、左右前輪1L,1R(主駆動輪)が内燃機関であるエンジン2によって駆動され、左右後輪3L,3R(従駆動輪)がモーター4(電動モーター)によって駆動可能な前輪駆動ベース車両の例である。すなわち、トランスファーやプロペラシャフトを持たず4WD機能を軽量・コンパクトに実現させた4WDシステムとし、2WD車と同様の広い足元空間を確保し、かつ、4WD作動を発進時と前輪スリップ時等の必要時に限ることで燃費の悪化を最小限に抑えている。
前記ジェネレーター7は、図2に示すように、回転子コイル70(界磁巻線)と永久磁石71とを備え、エンジン2のトルクによってプーリー73を介して回転子シャフト74が回転駆動され、回転子鉄心75に発生している磁束が回転磁界となり、ステータ77に誘導起電力を生じさせることで発電を行っている。
前記回転子鉄心75に発生する磁束には、発電機界磁巻線ハーネス72からスリップリング76を経て回転子コイル70に流れる界磁電流により回転子鉄心75に生じる磁束と、回転子鉄心75の間に埋め込まれた永久磁石71により回転子鉄心75に生じる磁束がある。回転子鉄心75に流れる界磁電流が多くなると、回転子鉄心75に生じる磁束も多くなり、ジェネレーター7が発電する発電電力を増加させることができる。一方で、界磁電流を通電しない状態でも、永久磁石71が回転子鉄心75に生じる磁束により、ジェネレーター7は僅かに発電を行う。
そして、前記ステータ77に生じた誘導起電力は、整流回路78にて整流されてパワーケーブル9a,9bを介してモーター4へ発電した電力を供給する。
前記ファイナルドライブ11は、ファイナルドライブケース40内に、モータ軸が連結される入力ギア軸41と、中間ギア軸42と、ドライブギア43を入力とし左右の後輪ドライブシャフトを出力とするディファレンシャルギア15と、の3軸が互いに平行に配置されている。なお、このファイナルドライブケース40内には、クラッチ類やギア類の潤滑性を確保し温度上昇を防止するため、ギアの一部が浸漬するレベルまで潤滑油が封入されている。前記油温センサ27は、この潤滑油の温度を計測するためのセンサである。
前記中間ギア軸42には、前記第1ギア部41bと噛み合う第2ギア42aが設けられると共に、ドライブギア43と噛み合う第3ギア部42bを形成している。
前記ディファレンシャルギア15は、ファイナルドライブケース40に対し回転可能に支持されたデフケース15aと、前記第3ギア部42bと噛み合うドライブギア43との間に湿式多板クラッチ12を介装させている。そして、前記デフケース15aと、該デフケース15aと一体に回転するピニオンメートシャフト15bと、該ピニオンメートシャフト15bに設けられたピニオン15cと、該ピニオン15cに噛み合うと共に左右の後輪ドライブシャフトがスプライン嵌合される左右のサイドギア15d,15eと、を有して構成されている。
実施例1は、主駆動輪である前輪がスリップした場合において、その余剰トルクを用いてジェネレーター7で発電し、モーター4で後輪を駆動する4WD車両である。スリップ検出法およびジェネレーター7の吸収トルク量、目標のジェネレーター負荷トルクの決め方は、特開2002−218605号公報の段落[0077]〜段落[0093]にて公知の方法を使用する。
実施例1は、特開2002−218605号公報にて公知である四輪駆動システムに、引き摺り判定、クラッチ締結とモーター連れ回り制御による引き摺り制御、引き摺り制御終了判定を行う図4に示すフローチャートを追加する。
図4は実施例1のe-4WDコントロールユニット8により実行される後輪駆動ユニット制御処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(駆動ユニット制御手段)。
ここで、「走行中」の判断は、例えば、ABSコントロールユニット21からの車輪速情報や自動変速機コントロールユニット22からのシフト位置情報等を用いて判断される。
ここで、「(1)引き摺り判定」は、下記の3項の何れかで行う。
1) 前輪回転数(主駆動輪回転数)>後輪回転数(従駆動輪回転数)の場合、クラッチ引き摺りトルクが発生していると判定する。
2) クラッチ温度検出値(=潤滑油温検出値)が第1設定温度(例えば、-30℃)以下の場合、クラッチ引き摺りトルクが発生していると判定する。
3) クラッチ温度検出値が第1設定温度以下であり、かつ、前輪回転数>後輪回転数である場合、クラッチ引き摺りトルクが発生していると判定する。
ここで、「モーター連れ回り制御」とは、後輪回転数が前輪回転数に一致するように、モーター4の回転数を制御する。つまり、前輪回転数を読み込み、フィードバック制御をかけ、後輪回転数を調整する。
ここで、「引き摺り制御の終了判定」は、下記の4項目の何れかにより実施する。
1) クラッチ油温検出値(=潤滑油温検出値)が、第2設定油温(>第1設定油温)以上となった場合、引き摺り制御を終了する。なお、第2設定油温は、事前に実験で求めておく。
2) 引き摺り制御を開始してから予め定められた所定時間を経過した場合、引き摺り制御を終了する。なお、所定時間は、引き摺り制御によってクラッチ油が十分暖まる程度の時間を予め実験により求めておく。但し、引き摺り制御中、車両が停止した場合、時間のカウントはリセットする。時間のカウントは、車両が停止した場合に即座にリセットしても良いが、例えば、車両が停止した時にカウントを停止し、車両の停止時間が油温に影響しない様な短時間の間に発進した場合にはカウントを再開し、車両の停止時間が油温に影響する様な長時間の停止であればカウントをリセットする様にしても良い。また、車両停止後の油温を計測し、油温が所定値以下に低下した場合にリセットする等、リセット条件は適宜変更しても良い。
3) モーター回転数相当値(モーター回転数もしくは後輪回転数)と引き摺り制御実施時間(モーター駆動時間)とに基づいて引き摺り制御時間を算出し、引き摺り制御を開始してから算出された引き摺り制御時間を経過した場合、引き摺り制御を終了する。
例えば、図5に示すようなモーター回転数−引き摺り制御時間のマップを用い、判定時点でのモーター回転数と引き摺り制御実施時間により決まる動作点が、マップの引き摺り制御実施の枠内に存在する場合には、引き摺り制御を継続し、判定時点でのモーター回転数と引き摺り制御時間により決まる動作点が、マップの引き摺り制御実施の枠外となった場合には、引き摺り制御を終了する。つまり、モーター4の回転数が高い場合には早期タイミングにて引き摺り制御を終了し、モーター4の回転数が低い場合には遅いタイミングにて引き摺り制御を終了する。但し、引き摺り制御中、車両が停止した場合、時間のカウントはリセットする。
4) クラッチ油温検出値とモーター回転数相当値とに基づいて引き摺り制御時間を算出し、引き摺り制御を開始してから算出された引き摺り制御時間を経過した場合、引き摺り制御を終了する。
例えば、図6に示すようなモーター回転数−クラッチ油温−引き摺り制御時間のマップを用い、判定時点でのモーター回転数とクラッチ油温により決まる動作点が、マップの引き摺り制御時間の例えば10分の枠内に存在する場合には、10分間だけ引き摺り制御を継続し、10分を経過した後、引き摺り制御を終了する。つまり、モーター4の回転数が高いほど早期タイミングにて引き摺り制御を終了し、また、クラッチ油温が高いほど早期タイミングにて引き摺り制御を終了する。但し、引き摺り制御中、車両が停止した場合、時間のカウントはリセットする。
車両の前後輪の一方をエンジンで駆動し、他方は減速ギア、クラッチを介して電動機で駆動する四輪駆動車が知られている(例えば、特開2002−200932号公報)。
このような四輪駆動車においては、通常、運転者により操作される4WDスイッチを備え、この4WDスイッチがオンである場合には、クラッチを接続してエンジンと電動機によって四輪を駆動する四輪駆動状態で走行し、4WDスイッチがオフである場合には、電動機を停止すると共にクラッチを解放して、エンジンのみによって前後輪の一方を駆動する二輪駆動状態で走行するように構成されている。
これに対し実施例1では、湿式多板クラッチ12の解放時であって、かつ、クラッチ引き摺りトルクが発生している場合、湿式多板クラッチ12を締結すると共に、後輪回転数を前輪回転数に対応させるように、モーター4を連れ回り制御する駆動ユニット制御手段を設けることで、湿式多板クラッチ12の解放時、クラッチ引き摺りトルクを有効に抑え、良好な低μ路走行性能を確保するようにした。
この「(1)引き摺り判定」は、
1) 前輪回転数>後輪回転数の場合
2) クラッチ温度検出値が第1設定温度(例えば、-30℃)以下の場合
3) クラッチ温度検出値が第1設定温度以下であり、かつ、前輪回転数>後輪回転数である場合
上記3項目の条件のうち、少なくとも何れか1つの条件が成立すると、クラッチ引き摺りトルクが発生していると判定する。
また、クラッチ引き摺りトルクは潤滑油の粘度が高いとき、つまり、潤滑油温度(=クラッチ温度)が低い場合にのみ発生する。よって、2WD走行中にクラッチ温度検出値が第1設定温度以下であることにより、クラッチ引き摺りトルクの発生を推定することができる(上記2)の条件)。
さらに、上記クラッチ温度条件と上記前輪後輪回転数差条件とを組み合わせれば、例えば、単にアクセル踏み込み過ぎによる前輪スリップの発生で前輪後輪回転数差条件が成立するときにクラッチ引き摺りトルクの発生であると誤判定することなく、1)の条件や2)の条件による判定に比べ、より精度良くクラッチ引き摺りトルクの発生を推定することができる(上記3)の条件)。
この4WD走行により、左右後輪3L,3Rにより湿式多板クラッチ12を介してモーター4を回そうとする制動方向の引き摺りトルクが解消され、湿式多板クラッチ12や潤滑油に課せられる上記制約が緩和され、コストダウンした構成を採用することができると共に、湿式多板クラッチ12が負荷となって左右後輪3L,3Rが引き摺られる状態が解消されるため、氷結した路面のような摩擦抵抗が小さい低μ路における走行安定性を確保することができる。
この「引き摺り制御の終了判定」は、
1) クラッチ油温検出値が、第2設定油温以上となった場合
2) 引き摺り制御を開始してから予め定められた所定時間を経過した場合
3) モーター回転数相当値と引き摺り制御実施時間とに基づいて引き摺り制御時間を算出し、引き摺り制御を開始してから算出された引き摺り制御時間を経過した場合
4) クラッチ油温検出値とモーター回転数相当値とに基づいて引き摺り制御時間を算出し、引き摺り制御を開始してから算出された引き摺り制御時間を経過した場合
上記4項目の条件うち、少なくとも何れか1つの条件が成立すると、引き摺り制御を終了する。
また、クラッチ油温は時間の経過に伴って攪拌熱や摩擦熱等により上昇するため、引き摺り制御を開始してから予め定められた所定時間を経過した場合には、その後、クラッチ引き摺りトルクの発生が無いとみなして引き摺り制御を終了することができる(上記2)の条件)。
さらに、引き摺り制御実施時間は長時間であるほど引き摺り対策としては好ましい。しかし、モーター連れ回り制御で、モーター4を高速にて回転しつづけると、モーター負荷が高くなり耐久性を低下させることになる。そこで、引き摺り解消の実効とモーター耐久性の確保とを両立させるため、モーター回転数相当値と引き摺り制御実施時間とに基づいて算出された引き摺り制御時間を経過した場合に引き摺り制御を終了する(上記3)の条件)。
加えて、上記のように、クラッチ油温が高くなるとクラッチ引き摺りトルクの発生が無くなる。一方、上記のように、モーター4を高速にて回転しつづけると、モーター負荷が高くなり耐久性を低下させる。そこで、引き摺り解消の実効とモーター耐久性の確保とを両立させるため、クラッチ油温検出値とモーター回転数相当値とに基づいて算出された引き摺り制御時間を経過した場合に引き摺り制御を終了する(上記4)の条件)。
実施例1の四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
実施例2の四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置にあっては、実施例1の(1)〜(10)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
さらに、電動モーターとクラッチとを有する従駆動輪駆動ユニットを備えた四輪駆動車であれば、バッテリ電源により駆動する電動モーターを備え、主駆動輪を電動モーターにより駆動するような電気自動車や燃料電池車にも適用することができるし、さらに、バッテリ電源により駆動する電動モーターを備え、主駆動輪をエンジンや電動モーターにより駆動するシリーズあるいはパラレルによるハイブリッド車にも適用することができる。
2 エンジン
3L,3R 左右後輪(従駆動輪)
4 モーター(電動モーター)
5 変速機&デフギア
6 無端ベルト
7 ジェネレーター(発電機)
8 e-4WDコントロールユニット
9a,9b パワーケーブル
10 ジャンクションボックス
RT,RT' 後輪駆動ユニット(従駆動輪駆動ユニット)
11 ファイナルドライブ
12 湿式多板クラッチ(クラッチ)
13 電磁クラッチ
14 ギア減速機
15 ディファレンシャルギア
16 オイルポンプ
17 ベルトCVT(減速機)
18 油圧式湿式多板クラッチ(クラッチ)
20 4WDスイッチ
21 ABSコントロールユニット
22 自動変速機コントロールユニット
23 エンジンコントロールユニット
24 コンビネーションメーター
25 4WD警告灯
26 4WD表示灯
27 油温センサ(油温検出手段)
Claims (11)
- 電動モーターと、該電動モーターと共に回転するモーター側回転部材と従駆動輪と共に回転する従駆動輪側回転部材との締結解放を切り換え可能なクラッチと、を有する従駆動輪駆動ユニットを備えた四輪駆動車において、
前記クラッチの解放時であって、かつ、クラッチ引き摺りトルクが発生している場合、前記クラッチを締結すると共に、従駆動輪回転数を主駆動輪回転数に対応させるように、前記電動モーターを連れ回り制御する駆動ユニット制御手段を設けたことを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、クラッチ解放状態による走行中であって、主駆動輪回転数が従駆動輪回転数よりも大きくなった場合、引き摺りトルクが発生したと判定することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、クラッチ解放状態による走行中であって、クラッチ温度検出値が第1設定温度以下の場合、引き摺りトルクが発生したと判定することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、クラッチ解放状態による走行中であって、クラッチ油温検出値が第1設定温度以下であり、かつ、主駆動輪回転数が従駆動輪回転数よりも大きくなった場合、引き摺りトルクが発生したと判定することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、モーター連れ回り制御時、主駆動輪回転数を読み込み、従駆動輪回転数が主駆動輪回転数に一致するように電動モーターの回転数制御を行うことを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、クラッチ油温検出値が第2設定温度以上になった場合、クラッチ締結とモーター連れ回り制御による引き摺り制御を終了することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、引き摺り制御を開始してから予め定められた所定時間を経過した場合、クラッチ締結とモーター連れ回り制御による引き摺り制御を終了することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、モーター回転数相当値と引き摺り制御実施時間とに基づいて引き摺り制御時間を算出し、引き摺り制御を開始してから算出された引き摺り制御時間を経過した場合、クラッチ締結とモーター連れ回り制御による引き摺り制御を終了することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記駆動ユニット制御手段は、クラッチ油温検出値とモーター回転数相当値とに基づいて引き摺り制御時間を算出し、引き摺り制御を開始してから算出された引き摺り制御時間を経過した場合、クラッチ締結とモーター連れ回り制御による引き摺り制御を終了することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1乃至9の何れか1項に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記従駆動輪駆動ユニットは、モーターとクラッチとの間に減速比を変更可能な減速機を備え、
前記駆動ユニット制御手段は、モーター連れ回り制御時、電動モーターの回転数が予め定められた所定回転数以上とならないように減速比を変更することを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。 - 請求項1乃至10の何れか1項に記載された四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置において、
前記四輪駆動車は、主駆動輪をエンジンにより駆動し、従駆動輪を電動モーターにより駆動し、前記電動モーターは、前記エンジンにより駆動される発電機にて発電される電気エネルギーによって駆動されるモーター四輪駆動車であることを特徴とする四輪駆動車の従駆動輪駆動ユニット制御装置。
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