JP2004210028A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】リバースへの誤シフト時の車両操安性を保証するハイブリッド車両を提供する。
【解決手段】モータ20を、ギヤ27とディファレンシャルギヤ50を介して駆動軸51に結合する。車速度センサ130などの情報により、シフトレバー140でリバースへの誤シフトが行われたと判断した場合は、制御ユニット100は、アクセル開度センサ101の情報に基づいて、クラッチ30とインバータ120へ制御信号を出力する。インバータ120は制御信号によりモータ20を動かし、駆動輪51に制動トルクや駆動トルクを発生させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動力源としてエンジンと電動機とを備えるハイブリッド車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
車のエンジンは、変速機を介して車軸に結合されている。変速機には、流体のトルクコンバータと湿式多板クラッチなどを用いて、ギヤの切り換えとクラッチの切断/接続を自動で行なう自動変速機がある。かかる自動変速機では、流体のトルクコンバータや湿式多版クラッチにおいて、油による粘性抵抗を生じ、エネルギ効率を悪くしている。
【0003】
変速機の中には、変速時のギヤの切り換えはシフトレバーと連動してメカニカルに行ない、クラッチの切断/接続のみ自動で行なうものもある。このような変速機を、以下自動クラッチ変速機とよぶ。ハイブリッド車両は、エンジンと電動機とを駆動力源として走行する車両であるが、ハイブリッド車両で自動クラッチ変速機を用いる場合、変速時のクラッチ切断による減速感を回避するため、電動機を駆動力として用いるという提案がなされている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−69509号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
自動クラッチ変速機では、前進走行中にリバースへ誤シフトされた場合は、クラッチとエンジンを保護するため、クラッチを切断する必要がある。しかしながら、リバースへの誤シフトによってクラッチが切断されると、エンジンからの動力が車軸に伝達されないため、トルクの急変による違和感を生じると共に、車両操安性が低下する。ハイブリッド車両において、リバースへの誤シフト時のクラッチ切断による違和感や車両操安性を回避する提案は未だなされていない。
【0006】
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、リバースへの誤シフト時の車両操安性を保証するハイブリッド車両を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題の少なくとも一部を解決する本発明のハイブリッド車両は、
ハイブリッド車両であって、
エンジンと、
駆動軸に結合された変速機と、
前記変速機の変速比を運転者の操作によって切り換えるためのシフトレバーと、
前記エンジンと前記変速機との間に介装され、前記エンジンと前記変速機の切断および接続を行なうクラッチ装置と、
前記クラッチ装置の状態に関わらず、前記駆動軸にトルクを付加可能に該駆動軸に結合された電動機と、
アクセル開度を検出するアクセル開度センサと、
前進中に、前記シフトレバーにより前記変速機を後退に切り換える操作がなされたことを検出する検出部と、
前記検出部の検出に呼応して、前記クラッチ装置を切断するクラッチ制御部と、
前記検出部の検出に呼応して、前記アクセル開度に基づいて前記電動機のトルクを制御する電動機制御部と
を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、前進中に変速機が後退に切り換えられた場合に、電動機のトルク制御を行なうことで、クラッチ切断に伴うトルクの急変を緩和し、車両操安性を確保することができる。車両操安性を確保するのに加え、運転者に異常なシフトであることを知らせるような信号などを発しても構わない。
【0009】
電動機は、クラッチ装置の出力側から駆動軸に至る動力伝達系の所定の位置に設置されていても良いし、動力伝達系とは別系統で駆動軸に結合されていても良い。検出部は、シフトレバーの動きやシフトレバーから発する信号により、後退に切り換える操作がなされたことを検出するといった方式が考えられる。
【0010】
更に、車速度を検出する車速度検出手段を備えていても良く、検出部は所定の車速以上で前進中に、シフトレバーにより後退に切り換える操作がなされたことを検出しても良い。
【0011】
その場合、所定の車速は任意に設定可能であり、例えば5〜10kmの範囲とすることができる。5〜10km以上で前進中にリバースへシフトした場合に、車両操安性は悪化することが多く、その場合に電動機のトルク制御を行なえば、車両操安性を確保することができる。
【0012】
また、低速運転中には運転手が好んでリバースへシフトを変える場合もあるので、そのような場合にトルク制御は行わないように設定することができる。ここでいう所定の車速は、気温が所定の温度以下,路面が凍結,などに応じて変動させても良い。
【0013】
車速度検出手段は、タイヤの回転数から車速を検出する車速度センサであっても良いし、エンジンの回転数とギヤ比から車速を算出したり、衛星などから車の移動距離と移動時間を検出して車速を計算したりするような車速計算装置であっても良い。
【0014】
前記電動機制御部は、クラッチ切断に伴うトルク変化を補償する制御とすることができる。例えば、前記アクセル開度が所定以上の場合は、前記電動機に前記駆動軸の駆動トルクを出力させるものであっても良い。
【0015】
このようにすることで、運転者がアクセルを開いている場合などには、車を減速しないようにすることも可能である。駆動トルクにより、緩加速とすることもできるし、現速度を維持することもできる。運転者に異常なシフトであることを知らせるためなど、場合によっては、緩減速としても構わない。
【0016】
前記電動機制御部は、前記アクセル開度が所定以下の場合は、前記電動機に前記駆動軸の制動トルクを出力させるものとしても良い。
【0017】
このようにすることで、運転者がアクセルを閉じている場合などには、車を減速することも可能である。制動トルクにより、エンジンブレーキ相当の減速になるよう調整することも可能である。
【0018】
前記クラッチ制御部及び前記電動機制御部は、前記シフトレバーが前記変速機を後退以外の状態に切り換える操作が行われた場合、前記制御を停止する構成としても良い。
【0019】
これにより、異常なシフトの状態が解除された場合には、制御を停止させることにより、エンジンの駆動力を用いた正常走行に移ることができる。シフトレバーは、前進することを示せば、1速,2速,など、どのシフトに切り換えられても制御を停止させても良いし、例えば1速にシフトを切り換えた場合のみ制御を停止させるようにしても良いなど、様々に適用可能である。
【0020】
前記クラッチ制御部及び前記電動機制御部は、車速が所定の車速以下になった場合、前記制御を停止する構成としても良い。
【0021】
これにより、シフトをリバースにしても車両操安性を確保できそうな場合には、制御を停止させることにより、運転者のシフトに従って、後退走行をすることもできる。所定の車速は任意に設定可能であり、例えば5〜10kmの範囲とすることもできるし、気温が所定の温度以下,路面が凍結,などに応じて変動させても良い。
【0022】
前記シフトレバーは、前記変速機の変速比を機械的に切り換え可能な機構であるものとしても良い。例えば、従来技術で説明した自動クラッチ変速機とすることができる。
【0023】
機械的にシフトを切り換えれば、油による粘性抵抗が減り、エネルギ効率が良くなるが、シフトは機械的に切り換わってしまう。しかし、本発明を利用すれば、異常なシフトによる車両操安性の悪化も防ぐことができるので、エネルギ効率がよく車両操安性も確保したハイブリッド車両を提供することができる。必ずしも機械的に変速する機構である必要はなく、シフトレバーの動きに連動して、流体のトルクコンバータや湿式多板クラッチを用いた機構であっても良い。
【0024】
本発明は、ハイブリッド車両の制御方法など、種々の態様で構成可能である。上述した各特徴は、必ずしも全てを備えている必要はなく、一部を省略したり、適宜、組み合わせたりしてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、以下の項目に分けて説明する。
A1.装置構成:
A2.制御:
A3.効果:
【0026】
A1.装置構成:
図1は実施例としてのハイブリッド車両の概略構成を示す説明図である。このハイブリッド車両は駆動力源として、エンジン10、モータ20を有する。エンジン10は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンのいずれであってもよい。
【0027】
エンジン10のクランクシャフト11は、クラッチ30に結合されている。クラッチ30は、湿式多板クラッチで、トランスミッション40の入力軸32に結合されている。クラッチ30は、制御により動かされることにより、エンジン10とトランスミッション40の切断および接続を行なう。トランスミッション40は、機械的に5段階の変速を行う周知の機構である。トランスミッション40としては、図示した構成に限らず、種々の構成を適用可能である。
【0028】
本実施例では、図示する通り、1速〜5速までのギヤ41〜45およびリバースのギヤ46を備える構成を用いた。1速および2速のギヤ41、42、リバースのギヤ46は入力軸32に常に結合されているが、3〜5速走行時やニュートラル状態では、中間伝達軸33、ひいては駆動軸51から切り離される。3速〜5速のギヤ43〜45は、常に中間伝達軸33、ひいては駆動軸51と結合されているが、1速、2速、リバース走行時およびニュートラル時には、入力軸32から切り離される。この機構では、図中に示すスプライン47〜49をそれぞれ図中の左右方向に移動させることにより、各変速を実現することができる。トランスミッション40からの出力は、ディファレンシャルギヤ50を介して駆動軸51、駆動輪52に伝達される。
【0029】
以上のトランスミッション40における変速は、シフトレバー140が運転者に動かされるのに連動して、機械的に行われる。シフトレバー140からは、シフトが換えられるたびに、何速に換わったのかを示す「シフト信号」が出力される。シフト信号は、1速に換えられたならば「1速」、リバースに換えられたならば「リバース」である。
【0030】
モータ20は、本実施例では、同期モータを用いるものとしたが、誘導モータその他のタイプの交流モータや直流モータを用いてもよい。モータ20は、ロータ25とステータ26で構成されている。モータの電源は、バッテリ110である。バッテリ110から供給される直流電流は、インバータ120によって3相交流化され、モータ20に供給される。モータ20は発電機としても機能し、この電力でバッテリ110を充電することもできる。電源は、バッテリ110に限らず、キャパシタなど充放電可能な種々の蓄電手段を用いることができる。
【0031】
モータ20は、ギヤ27に結合しており、モータ20の発する駆動力または制動力は、ギヤ27とディファレンシャルギヤ50を介して駆動軸51、駆動輪52に伝達される。
【0032】
車速度センサ130は、駆動輪52の回転速度から「車速度」を求め、出力する。「車速度」の単位は「km/時」である。
【0033】
ハイブリッド車両の各部の動作は、制御ユニット100によって制御される。制御ユニット100は、内部にCPU、RAM、ROMを備えるマイクロコンピュータであり、制御用のソフトウェアに従って、本実施例のハイブリッド車両の制御を実行する。
【0034】
この制御を実現するため、制御ユニット100には、種々の入出力が行われる。図中には、本実施例のハイブリッド車両の制御で使用する入出力のみを図示した。入力は、アクセル開度センサ101の検出結果である「アクセル開度」と、シフトレバー140から出力される「シフト信号」と、車速度センサ130から出力される「車速度」である。出力は、クラッチ30を制御するための制御信号と、インバータ120へのモータ駆動用の制御信号である。
【0035】
A2.制御:
以下、制御ユニット100で行われる本実施例のハイブリッド車両の制御について説明する。この制御は、シフトレバー140が換えられたとき、つまりシフトレバー140から「シフト信号」を受信した時に行われる。「シフト信号」は、車両の前進を示す「1速」,「2速」などの信号(以下、「前進信号」とよぶ)と、車両の後退を示す「リバース信号」の2種類に分けられ、どちらの種類の信号を受信したかにより、制御ユニット100で行われる処理は異なる。
【0036】
図2は、「リバース信号」を受信した際に行なわれる処理を示したフローチャートである。「リバース信号」を受信すると、制御ユニット100は、車速度センサ130から「車速度」を入力する(ステップS20)。
【0037】
「車速度」が、所定車速度以上で車両が前進していることを示している場合には(ステップS25)、制御ユニット100はクラッチ30を切断する制御信号を出力する(ステップS30)。所定車速度は、本実施例では10km/時とした。
【0038】
次に制御ユニット100は、アクセル開度センサ101から「アクセル開度」を入力する(ステップS35)。「アクセル開度」が0ならば(ステップS40)、インバータ120へ、モータ20が制動トルクを出力するための制御信号を出力する(ステップS45)。制動トルクは、車両がエンジンブレーキ相当の減速になるように発生させる。モータ20で電力が回生される場合には、バッテリ110の充電を行なっても良い。
【0039】
「アクセル開度」が0でなければ(ステップS40)、モータ20が駆動トルクを出力するための制御信号をインバータ120へ出力する(ステップS50)。駆動トルクは、回転域に応じて、車両が緩加速したり速度維持したりするように発生させる。
【0040】
本実施例では、「車速度」と「アクセル開度」に応じて、予め駆動トルク,制動トルクを記憶したマップを用意し、これを参照してステップS45,S50の制御を行なうものとした。
【0041】
一方、「車速度」が車両が後退していることを示しているか、又は所定車速度に満たなければ(ステップS25)、リバースへの正常な切り換えと判断し、クラッチ30を切断する制御信号を出力する(ステップS51)。そして、トランスミッション40におけるギヤの切り換えを確認し(ステップS54)、クラッチ30を接続する制御信号を出力する(ステップS57)。トランスミッション40におけるギヤの切り換えに関する信号は、図面上からは簡単のために省略したが、通常の自動クラッチで行われている方法で取得可能である。
【0042】
図2の処理は、車両がリバースで走行中に繰り返し行なうようにしても良い。こうすれば、「車速度」が所定車速度以下となった時点で、ステップS51〜S57により、正常なリバースへの切り換えを実行することができる。
【0043】
次に、制御ユニット100が「前進信号」を受信した際に行われる処理について説明する。図3は、「前進信号」を受信した際に行われる処理を示したフローチャートである。「前進信号」を受信すると、制御ユニット100は、クラッチ30が切断されているかどうか調べる(ステップS60)。クラッチ30を切断する制御信号を出力した後に、接続する制御信号を出力していなければ、クラッチ30が切断されていると判断できる。
【0044】
クラッチ30が切断されていれば(ステップS60)、先に説明したリバースへの誤操作に応じた制御が行われていると判断できる。この状態で前進位置への切り換えが行われた場合には、誤操作が解除されたことを意味するため、制御ユニット100はクラッチ30を接続する制御信号を出力する(ステップS65)。そして、インバータ120へ、モータ20の制御終了指示を出力する(ステップS70)。
【0045】
一方、クラッチ30が接続されていれば(ステップS60)、正常な変速操作と判断されるため、クラッチ30を切断する制御信号を出力し(ステップS75)、トランスミッション40におけるギヤの切り換えを確認して(ステップS80)、クラッチ30を接続する制御信号を出力する(ステップS85)。
【0046】
A3.効果:
以上で説明した本実施例のハイブリッド車両によれば、運転者がリバースへ誤シフトしたと判断された場合に、モータを制御して制動トルクや駆動トルクを発生させることにより、車両操安性を確保し、クラッチ切断による違和感を回避することができる。
【0047】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、更に様々な形態で実施しうることは勿論である。例えば、以上の制御処理はソフトウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものとしてもよい。モータ20も、クラッチ30の出力側、つまり入力軸32から駆動軸51に至るまでの間ならば、様々な箇所に設置可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としてのハイブリッド車両の概略構成を示す説明図である。
【図2】「リバース信号」を受信した際に行なわれる処理を示したフローチャートである。
【図3】「前進信号」を受信した際に行われる処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…エンジン
11…クランクシャフト
20…モータ
25…ロータ
26…ステータ
27…ギヤ
30…クラッチ
32…入力軸
33…中間伝達軸
40…トランスミッション
41〜46…ギヤ
47〜49…スプライン
50…ディファレンシャルギヤ
51…駆動軸
52…駆動輪
100…制御ユニット
101…アクセル開度センサ
110…バッテリ
120…インバータ
130…車速度センサ
140…シフトレバー

Claims (7)

  1. ハイブリッド車両であって、
    エンジンと、
    駆動軸に結合された変速機と、
    前記変速機の変速比を運転者の操作によって切り換えるためのシフトレバーと、
    前記エンジンと前記変速機との間に介装され、前記エンジンと前記変速機の切断および接続を行なうクラッチ装置と、
    前記クラッチ装置の状態に関わらず、前記駆動軸にトルクを付加可能に該駆動軸に結合された電動機と、
    アクセル開度を検出するアクセル開度センサと、
    前進中に、前記シフトレバーにより前記変速機を後退に切り換える操作がなされたことを検出する検出部と、
    前記検出部の検出に呼応して、前記クラッチ装置を切断するクラッチ制御部と、
    前記検出部の検出に呼応して、前記アクセル開度に基づいて前記電動機のトルクを制御する電動機制御部と
    を備えたハイブリッド車両。
  2. 請求項1記載のハイブリッド車両であって、
    前記電動機制御部は、前記アクセル開度が所定以上の場合は、前記電動機に前記駆動軸の駆動トルクを出力させるハイブリッド車両。
  3. 請求項1記載のハイブリッド車両であって、
    前記電動機制御部は、前記アクセル開度が所定以下の場合は、前記電動機に前記駆動軸の制動トルクを出力させるハイブリッド車両。
  4. 請求項1記載のハイブリッド車両であって、
    前記クラッチ制御部及び前記電動機制御部は、前記シフトレバーが前記変速機を後退以外の状態に切り換える操作が行われた場合、前記制御を停止するハイブリッド車両。
  5. 請求項1記載のハイブリッド車両であって、
    前記クラッチ制御部及び前記電動機制御部は、車速が所定の車速以下になった場合、前記制御を停止するハイブリッド車両。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか記載のハイブリッド車両であって、
    前記シフトレバーは、前記変速機の変速比を機械的に切り換え可能な機構であるハイブリッド車両。
  7. コンピュータによりハイブリッド車両の制御を行なうハイブリッド車両制御方法であって、
    前記ハイブリッド車両は、
    エンジンと、
    駆動軸に結合された変速機と、
    前記変速機の変速比を運転者の操作によって切り換えるためのシフトレバーと、
    前記エンジンと前記変速機との間に介装され、前記エンジンと前記変速機の切断および接続を行なうクラッチ装置と、
    前記クラッチ装置の状態に関わらず、前記駆動軸にトルクを付加可能に該駆動軸に結合された電動機と、
    アクセル開度を検出するアクセル開度センサと
    を備え、
    前記コンピュータが、
    前進中に、前記シフトレバーにより前記変速機を後退に切り換える操作がなされたことを検出する検出工程と、
    前記検出に呼応して、前記クラッチ装置を切断するクラッチ制御工程と、
    前記検出に呼応して、前記アクセル開度に基づいて前記電動機のトルクを制御する電動機制御工程と
    を実行するハイブリッド車両の制御方法。
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