JP5278187B2 - 車両用制御装置および車両用制御方法 - Google Patents

車両用制御装置および車両用制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5278187B2
JP5278187B2 JP2009145574A JP2009145574A JP5278187B2 JP 5278187 B2 JP5278187 B2 JP 5278187B2 JP 2009145574 A JP2009145574 A JP 2009145574A JP 2009145574 A JP2009145574 A JP 2009145574A JP 5278187 B2 JP5278187 B2 JP 5278187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
wheel drive
drive state
upper limit
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009145574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011000955A (ja
Inventor
政行 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2009145574A priority Critical patent/JP5278187B2/ja
Publication of JP2011000955A publication Critical patent/JP2011000955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5278187B2 publication Critical patent/JP5278187B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

本発明は、車両の駆動状態を2輪駆動状態と4輪駆動状態とのうちのいずれかに変更可能な車両の制御に関し、特に、2輪駆動状態と4輪駆動状態とで車速上限値を変更する技術に関する。
従来、4輪駆動状態と2輪駆動状態とのうちのいずれかの駆動状態を選択可能な車両が公知である。たとえば、特開2003−136989号公報(特許文献1)は、トランスファにかかる負荷を軽減し潤滑用オイルの油温の上昇を抑えることができる4輪駆動車の駆動力配分方法及び配分制御装置を開示する。この4輪駆動車の駆動力配分方法は、内燃機関の駆動力を駆動力伝達装置にトランスファを介して入力させ、その駆動力伝達装置にて前輪と後輪の駆動力配分を可変制御させて2輪駆動モードと4輪駆動モードにする4輪駆動車の駆動力配分方法において、モード選択手段にて2輪駆動モード及び複数の4輪駆動モードのうちいずれか1つの駆動モードを選択したとき、記憶手段に記憶したその選択した駆動モードに対する駆動力伝達装置を制御するための制御データに基づいて駆動力伝達装置を駆動制御するとともに、複数の4輪駆動モードのうちいずれか1つの4輪駆動モードで駆動力伝達装置を駆動制御しているとき、トランスファの温度が予め定めた基準温度になったとき、駆動制御中の4輪駆動モードより駆動力配分の小さい記憶手段に記憶した駆動モードの制御データに基づく制御に切換えて駆動力伝達装置を駆動制御するようにしたことを特徴とする。
上述した公報に開示された4輪駆動車の駆動力配分方法によると、負荷軽減のための特別の制御データを用意することなく、トランスファにかかる負荷を軽減でき、潤滑用オイルの油温の上昇が抑えることができる。
特開2003−136989号公報
しかしながら、上述した公報に開示された4輪駆動車の駆動力配分方法においては、登坂路や低摩擦係数路面での走行など4輪駆動状態での走行を要する場合でもトランスファ機構の作動油の温度が上昇すれば2輪駆動状態になるため、運転者が意図する駆動力を発生させることができないという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、駆動状態を維持しつつ、作動油の温度の上昇を抑制する車両用制御装置および車両用制御方法を提供することである。
第1の発明に係る車両用制御装置は、2輪駆動状態と4輪駆動状態との間で車両の駆動状態を切換可能な駆動装置を搭載した車両を制御するための車両用制御装置である。この車両用制御装置は、車両の状態を検出するための車両状態検出手段と、2輪駆動状態である場合には第1の車速上限値を超えないように駆動装置を制御し、第4輪駆動状態である場合には第2の車速上限値を超えないように駆動装置を制御するための制御手段とを含む。制御手段は、車両状態検出手段によって検出された車両の状態に基づいて、第2の車速上限値が第1の車速上限値よりも低くなるように第1および第2の車速上限値を設定する。第6の発明に係る車両用制御方法は、第1の発明に係る車両用制御装置と同様の構成を有する。
第1の発明によると、2輪駆動状態と4輪駆動状態との間で車両の駆動状態を切換可能な駆動装置(たとえば、トランスファ機構)は、4輪駆動状態である場合には、4輪に動力を伝達するため、2輪駆動状態である場合と比較して作動する部品が増加する。その結果、駆動装置内部に貯留する作動油の温度は4輪駆動状態である場合の方が2輪駆動状態である場合よりも上昇する程度が大きくなる。そのため、4輪駆動状態である場合の第2の車速上限値が2輪駆動状態である場合の第1の車速上限値よりも低くなるように第1および第2の車速上限値を設定することにより、4輪駆動状態においての駆動装置の最大の作動量を低下させることができ、4輪駆動状態である場合における油温の上昇を抑制することができる。したがって、駆動状態を維持しつつ、作動油の温度の上昇を抑制する車両用制御装置および車両用制御方法を提供することができる。
第2の発明に係る車両用制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、駆動装置は、内燃機関と、変速機と、トランスファ機構とを含む。トランスファ機構の内部には、作動油が貯留する。車両状態検出手段は、作動油の温度を検出する。制御手段は、作動油の温度がしきい値以上である場合に、第2の車速上限値が第1の車速上限値よりも低くなるように設定し、第1および第2の車速上限値を超えないように内燃機関および変速機のうちの少なくともいずれか一方を制御する。第7の発明に係る車両用制御方法は、第2の発明に係る車両用制御装置と同様の構成を有する。
第2の発明によると、トランスファ機構は、車両の駆動状態が4輪駆動状態である場合には、4輪に動力を伝達するため、2輪駆動状態である場合と比較して作動する部品が増加する。その結果、トランスファ機構内部に貯留する作動油の温度は4輪駆動状態である場合の方が2輪駆動状態である場合よりも上昇する程度が大きくなる。そのため、作動油の温度がしきい値以上となる場合に第2の車速上限値が第1の車速上限値よりも低くなるように設定することにより、4輪駆動状態においてのトランスファ機構の最大の作動量を低下させることができる。したがって、4輪駆動状態である場合におけるトランスファ機構内部の作動油の温度の上昇を抑制することができる。
第3の発明に係る車両用制御装置は、第2の発明の構成に加えて、制御手段は、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合に、第2の車速上限値を超えないように内燃機関の出力および変速機の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を変更する。第8の発明に係る車両用制御方法は、第3の発明に係る車両用制御装置と同様の構成を有する。
第3の発明によると、第2の車速上限値を超えないように内燃機関の出力および変速機の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を変更することにより、4輪駆動状態における作動油の温度の上昇を抑制することができる。
第4の発明に係る車両用制御装置は、第2または3の発明の構成に加えて、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合に、4輪駆動状態の継続と、2輪駆動状態への変更とのうちのいずれか一方を選択するための選択手段をさらに含む。第9の発明に係る車両用制御方法は、第4の発明に係る車両用制御装置と同様の構成を有する。
第4の発明によると、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合に、4輪駆動状態の継続と、2輪駆動状態への変更とのうちのいずれか一方を選択することにより、4輪駆動状態での走行を要する場合には、4輪駆動状態を継続することができ、4輪駆動状態での走行を要しない場合には、2輪駆動状態に変更することができる。これにより、作動油の温度の上昇を抑制しつつ、車両の走行状態に応じた適切な駆動状態を選択することができる。
第5の発明に係る車両用制御装置は、第4の発明の構成に加えて、車両に作用する走行抵抗を検出するための走行抵抗検出手段と、走行抵抗検出手段によって検出された走行抵抗に基づいて車両が走行する路面が登坂路および低摩擦係数路面のうちのいずれかであるかを判定するための判定手段とをさらに含む。選択手段は、車両が走行する路面が登坂路および低摩擦係数路面のうちのいずれかであると判定された場合に4輪駆動状態の継続を選択する。第10の発明に係る車両用制御方法は、第5の発明に係る車両用制御装置と同様の構成を有する。
第5の発明によると、車両が走行する路面が登坂路であるか、または、低摩擦係数路面であるかが判定された場合に4輪駆動状態を継続することにより、作動油の温度の上昇を抑制しつつ、車両の走行状態に応じて適切な駆動状態を選択することができる。
本実施の形態に係る車両用制御装置が搭載されるパワートレーンの構成を示す図である。 本実施の形態に係る車両用制御装置であるECUの機能ブロック図である。 作動油の温度と車両の駆動状態と車速の上限値との関係を示す図である。 本実施の形態に係る車両用制御装置であるECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に示すように、本実施の形態に係る車両用制御装置が搭載された車両300は、エンジン10と、変速機20と、前輪40L,40Rと、後輪50L,50Rと、ディファレンシャルギヤ60,80と、プロペラシャフト60a,60bと、リヤドライブシャフト70L,70Rと、フロントドライブシャフト90L,90Rと、トランスファ機構100と、ECU(Electronic Control Unit)200とを含む。
エンジン10には、電子スロットル12が設けられる。電子スロットル12は、吸入空気の流量を調整するスロットルバルブ14と、スロットルバルブ14の開度を検出するスロットルポジションセンサ16と、ECU200からの制御信号に基づいてスロットルバルブ14を駆動させるためのスロットルモータ(図示せず)とを含む。スロットルポジションセンサ16は、検出したスロットルバルブ14の開度を示す信号をECU200に送信する。
エンジン10においては、吸入空気と、燃料噴射装置(図示せず)から噴射される燃料との混合気を気筒内で燃焼させることにより、動力が発生する。エンジン10の出力軸には変速機20が連結される。エンジン10において発生した動力は、変速機20に伝達される。エンジン10の出力は、ECU200からの制御信号に基づいてスロットルモータを用いてスロットルバルブ14の開度を変更することにより制御される。
変速機20は、エンジン10の動力を変速してトランスファ機構100に伝達する。本実施の形態において、変速機20は、自動変速機であるとして説明するが、特にこれに限定されるものではなく、たとえば、手動変速機であってもよい。また、自動変速機は、複数の変速段を有する有段式自動変速機であってもよいし、変速比を連続的に変更する無段式自動変速機であってもよいものとする。
本実施の形態において、変速機20は、複数の走行レンジ(複数の前進レンジ(たとえば、D、L、2)、後進レンジ(たとえば、R))およびニュートラル(N)レンジのうちのいずれかのレンジに選択操作される。ECU200は、選択されたレンジに対応する走行レンジで作動するように変速機20に対して自動変速制御を実行する。
トランスファ機構100は、変速機20の出力軸に直列的に連結される。トランスファ機構100は、車両300の駆動状態が2輪駆動状態である場合には、エンジン10から変速機20を経由して入力される動力をプロペラシャフト60bに伝達する。また、トランスファ機構100は、車両300の駆動状態が4輪駆動状態である場合には、変速機20から入力される動力をプロペラシャフト60a,60bに分配して伝達する。
トランスファ機構100は、変速機20の出力軸およびプロペラシャフト60aに連結されるプーリ108と、プロペラシャフト60bに連結されるプーリ110と、プーリ108,110に巻き掛けられるチェーン106と、変速機20から入力される動力をプーリ110に伝達したり、プーリ110への伝達を遮断したりする動力伝達機構102とを含む。また、トランスファ機構100の内部には、作動油が貯留される。
動力伝達機構102は、アクチュエータ104の作動によって、変速機20から入力される動力をプーリ110に伝達したり、プーリ110への伝達を遮断したりする。なお、アクチュエータ104は、たとえば、油圧により作動するものであってもよいし、モータ等であってもよい。
動力伝達機構102が変速機20からの入力をプーリ110に伝達する場合には、変速機20から入力される動力は、プロペラシャフト60bおよびチェーン106を経由してプロペラシャフト60aに伝達され、4輪駆動状態となる。
一方、動力伝達機構102が変速機20からプーリ110への動力の伝達を遮断する場合には、変速機20から入力される動力は、チェーン106には伝達されず、プロペラシャフト60bにのみ伝達され、2輪駆動状態となる。
なお、本実施の形態において、動力伝達機構102は、ECU200からの切換信号に基づいて変速機20からの入力をプロペラシャフト60bのみに伝達したり、プロペラシャフト60a、60bに分配して伝達したりするものとして説明したが、特にこのような機能に限定されるものではない。
たとえば、動力伝達機構102は、アクチュエータ104の作動により変速機20からの入力を第1の変速比で変速してプロペラシャフト60a,60bに伝達する高速出力状態(Highモード)と、変速機20からの入力を第1の変速比よりも低速となる第2の変速比で変速してプロペラシャフト60a,60bに伝達する低速出力状態(Lowモード)と、変速機20からプロペラシャフト60aへの動力伝達を遮断する遮断状態とのうちのいずれか一つの動力伝達状態を選択する副変速機であってもよい。
また、動力伝達機構102には、前輪40L,40Rと後輪50L,50Rとの回転数差を吸収するセンターデフが設けられ、ECU200からの制御信号に基づいて、センターデフを作動させたり、センターデフをロックさせたりするようにしてもよい。
プロペラシャフト60bに伝達される動力は、リヤ側のディファレンシャルギヤ60からリヤドライブシャフト70L,70Rを経由して後輪50L,50Rに伝達される。
車両300の駆動状態が4輪駆動状態である場合、プロペラシャフト60aに伝達される動力は、フロント側ディファレンシャルギヤ80からフロントドライブシャフト90L,90Rを経由して前輪40L,40Rに伝達される。
ディファレンシャルギヤ60,80は、車両300の旋回走行時において、左右の前輪40L,40Rまたは後輪50L,50Rの回転数差をそれぞれ吸収する。
ECU200には、エンジン回転数センサ18と、車輪速センサ52と、入力軸回転数センサ112と、出力軸回転数センサ114と、油温センサ116とが接続される。
エンジン回転数センサ18は、エンジン10の出力軸の回転数(以下、エンジン回転数と記載する)を検出する。エンジン回転数センサ18は、検出されたエンジン回転数を示す信号をECU200に送信する。
車輪速センサ52は、後輪50Rの回転数(以下、車輪速と記載する)を検出する。車輪速センサ52は、検出された車輪速を示す信号をECU200に送信する。なお、図1に示す車両300において、車輪速センサ52は、後輪50Rにのみ設けられるが、前輪40L,40Rおよび後輪50Lのそれぞれにも車輪速センサ52と同様の車輪速センサが設けられ、各車輪の車輪速が検出され、検出された車輪速を示す信号がECU200に送信されるものとする。ECU200は、受信した各車輪の車輪速とタイヤ径等に基づいて車速を演算する。
入力軸回転数センサ112は、変速機20の入力軸回転数を検出する。たとえば、変速機20が自動変速機であって、トルクコンバータを含む場合には、入力軸回転数センサ112は、タービン回転数を検出する。入力軸回転数センサ112は、検出された入力軸回転数を示す信号をECU200に送信する。
出力軸回転数センサ114は、変速機20の出力軸回転数を検出する。出力軸回転数センサ114は、検出された出力軸回転数を示す信号をECU200に送信する。
以上のような構成を有する車両300においては、4輪駆動状態での走行時には、トランスファ機構100の内部において、プーリ108,110およびチェーン106が作動する。すなわち、4輪駆動状態である場合にトランスファ機構100の内部で作動する部品が増加するため、トランスファ機構100の内部に貯留する作動油の温度は、2輪駆動状態である場合よりも上昇の程度が大きくなる場合がある。
また、トランスファ機構100の内部の作動油の温度の上昇に応じて車両300の駆動状態を2輪駆動状態に切換えることも考えられるが、登坂路や低摩擦係数路面での走行など4輪駆動状態での走行を要する場合に2輪駆動状態に切換えられると、運転者が意図する駆動力を発生させることができない場合がある。
そこで、本実施の形態においては、ECU200が、2輪駆動状態である場合には車速上限値Vmax(1)を超えないように駆動装置を制御し、第4輪駆動状態である場合には車速上限値Vmax(2)を超えないように駆動装置を制御し、車両の状態に基づいて、車速上限値Vmax(2)が車速上限値Vmax(1)よりも低くなるように車速上限値Vmax(1)、Vmax(2)を設定する点に特徴を有する。本実施の形態において駆動装置は、エンジン10と、変速機20と、トランスファ機構100とを含む。
具体的には、ECU200は、トランスファ機構100の内部に貯留される作動油の温度がしきい値以上である場合に、車速上限値Vmax(2)が車速上限値Vmax(1)よりも低くなるように設定し、車速上限値Vmax(1)、Vmax(2)を超えないようにエンジン10および変速機20のうちの少なくともいずれか一方を制御する。
本実施の形態においては、ECU100は、車速上限値Vmax(2)を超えないようにエンジン10の出力および変速機20の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を変更する。
さらに、本実施の形態において、ECU200は、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合に、4輪駆動状態の継続と、2輪駆動状態への変更とのうちのいずれか一方を選択する。
具体的には、ECU200は、車両300に作用する走行抵抗に基づいて車両300が走行する路面が登坂路および低摩擦係数路面のうちのいずれかであると判定された場合に4輪駆動状態の継続を選択する。
さらに、ECU200は、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合に、車速上限値Vmax(2)を超えないようにエンジン10の出力および変速機20の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を変更する。
図2に、本実施の形態に係る車両用制御装置であるECU200の機能ブロック図を示す。ECU200は、駆動状態判定部202と、油温判定部204と、走行状態判定部206と、上限値変更部208と、切換制御部210と、車速制御部212とを含む。
駆動状態判定部202は、車両300の駆動状態が4輪駆動状態であるか否かを判定する。駆動状態判定部202は、たとえば、動力伝達機構102のアクチュエータ104の制御状態に基づいて車両300の駆動状態が4輪駆動状態であるか否かを判定するようにしてもよいし、動力伝達機構102のアクチュエータ104を制御するECUが別途設けられる場合には、当該ECUから車両300の駆動状態が4輪駆動状態であることを示す信号を受信することにより、車両300の駆動状態が4輪駆動状態であるか否かを判定するようにしてもよい。
駆動状態判定部202は、たとえば、動力伝達機構102が変速機20から伝達される動力をプーリ110に伝達するようにアクチュエータ104が作動している場合には、車両300の駆動状態が4輪駆動状態であると判定し、動力伝達機構102が変速機20からプーリ110への動力の伝達を遮断するようにアクチュエータ104が作動している場合には、車両300の駆動状態が2輪駆動状態である、すなわち、4輪駆動状態でないと判定するようにしてもよい。
なお、駆動状態判定部202は、たとえば、車両300の駆動状態が4輪駆動状態であると判定した場合に、4輪駆動判定フラグをオンするようにしてもよい。
油温判定部204は、車両300の駆動状態が4輪駆動状態である場合に、トランスファ機構100の内部に貯留される作動油の温度が許容範囲内であるか否かを判定する。本実施の形態において油温判定部204は、作動油の温度がしきい値以上であるか否かを判定する。
しきい値は、特に限定されるものではないが、たとえば、実験的あるいは設計的に予め設定される値であって、作動油が潤滑油として所望の機能を発揮し得る温度の上限値である。
油温判定部204は、たとえば、4輪駆動判定フラグがオンである場合に、作動油の温度が許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲内である場合(作動油の温度がしきい値よりも低い場合)に油温判定フラグをオンするようにしてもよい。
走行状態判定部206は、作動油の温度が許容範囲内でない場合に、4輪駆動状態の継続を要するか否かを判定する。走行状態判定部206は、たとえば、車両300が走行する路面が予め定められた勾配以上の登坂路であったり、あるいは、路面の摩擦係数が予め定められた値以下の低摩擦係数路面であったりした場合に、4輪駆動状態の継続を要すると判定し、そうでない場合に、4輪駆動状態の継続を要しないと判定する。
走行状態判定部206は、車両300に作用する走行抵抗に基づいて車両300が走行する路面が登坂路であるか、あるいは、低摩擦係数路面であるかを判定する。
走行状態判定部206は、たとえば、エンジン10の出力と、変速機20の変速比とに基づく車両300の加速度の推定値と、車輪速センサ52から受信する車輪速に基づく加速度の実測値との差から走行抵抗を算出する。走行状態判定部206は、たとえば、スロットル開度がエンジン10の出力を推定する。エンジン10の出力は、スロットル開度に加えてまたは代えて吸入空気量に基づいて推定されるようにしてもよい。また、走行状態判定部206は、変速機20の入力軸回転数と出力軸回転数とに基づいて変速比を算出する。
走行状態判定部206は、算出された走行抵抗が第1の値よりも大きい場合には、車両300が走行する路面が登坂路であると判定し、算出された走行抵抗が第2の値よりも小さい場合には、車両300が走行する路面が低摩擦係数路面であると判定する。なお、第2の値は、第1の値よりも小さい値である。
走行状態判定部206は、たとえば、油温判定フラグがオフである場合に、4輪駆動状態の継続を要するか否かを判定し、4輪駆動状態の継続を要すると判定した場合に、継続判定フラグをオンするようにしてもよい。
上限値変更部208は、作動油の温度が許容範囲内でなく、かつ、4輪駆動状態の継続を要すると判定された場合に、車速上限値をVmax(2)に変更する。なお、上限値変更部208は、たとえば、油温判定フラグがオフであって、かつ、継続判定フラグがオンである場合に、車速上限値をVmax(2)に設定するようにしてもよい。
図3に示すように、本実施の形態においては、上限値変更部208は、作動油の温度がしきい値以上の場合であって、かつ、4輪駆動状態である場合には、車速上限値Vmax(2)を設定する。さらに、上限値変更部208は、その他の場合、すなわち、作動油の温度がしきい値以上の場合であって、かつ、2輪駆動状態である場合、作動油の温度がしきい値よりも小さく、かつ、4輪駆動状態である場合、および、作動油の温度がしきい値よりも小さく、かつ、2輪駆動状態である場合には、車速上限値Vmax(1)を設定する。
なお、たとえば、油温にかかわらず、車両上限値Vmax(2)は、車両上限値Vmax(1)よりも小さくなるように設定するようにしてもよい。
切換制御部210は、作動油の温度が許容範囲内でなく、かつ、4輪駆動状態の継続を要しない場合に、車両300の駆動状態を4輪駆動状態から2輪駆動状態に切換える。切換制御部210は、変速機20からプーリ110への動力伝達が遮断されるように動力伝達機構102のアクチュエータ104に対して切換制御信号を送信する。
なお、切換制御部210は、たとえば、油温判定フラグがオフであって、かつ、継続判定フラグがオフである場合に、車両300の駆動状態を4輪駆動状態から2輪駆動状態に切換えるようにしてもよい。
なお、本実施の形態においては、切換制御部210は、作動油の温度が許容範囲内でなく、かつ、4輪駆動状態の継続を要しない場合には、自動的に車両300の駆動状態を4輪駆動状態から2輪駆動状態に切換えるものとして説明したが、たとえば、4輪駆動状態から2輪駆動状態に切換えることに代えて運転者に対して車両300の駆動状態を4輪駆動状態から2輪駆動状態に切換えることを促す通知をたとえば、ブザー、インジケータなどを用いて行なうようにしてもよい。
車速制御部212は、2輪駆動状態である場合、および、4輪駆動状態であって、かつ、作動油の温度がしきい値よりも小さい場合に、車速上限値Vmax(1)を超えないように、エンジン10の出力を制御する。具体的には、車速制御部212は、2輪駆動状態である場合、および、4輪駆動状態であって、かつ、作動油の温度がしきい値よりも小さい場合に、エンジン10の回転数が回転数の上限値を超えないようにエンジン10を制御することにより車速が車速上限値Vmax(1)を超えないようにしてもよいし、車両300の速度がVmax(1)に到達した場合あるいはVmax(1)よりも予め定められた速度だけ低い速度に到達した場合に、エンジン10のスロットル開度等を減少させて、車両300の速度がVmax(1)よりも上昇しないようにしてもよい。
車速制御部212は、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合には、車速上限値Vmax(2)を超えないように、エンジン10の出力および変速機20の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を制御する。
具体的には、車速制御部212は、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合には、上述と同様に、エンジン10の回転数の上限値、スロットル開度等を減少させて、車速がVmax(2)を超えないようにしてもよいし、あるいは、変速線図の最高段へのアップシフト線を車速の増加側にオフセットして、最高変速段へのアップシフトを抑制することにより車両300の速度がVmax(2)よりも上昇しないようにしてもよい。なお、車速制御部212は、変速機20の最高変速段へのアップシフトそのものを禁止したり、変速機20の変速段が最高変速段である場合に、ダウンシフトするようにしたりしてもよい。
本実施の形態において、駆動状態判定部202と、油温判定部204と、走行状態判定部206と、上限値変更部208と、切換制御部210と、車速制御部212とは、いずれもECU200のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記憶媒体に記録されて車両に搭載される。
図4を参照して、本実施の形態に係る車両用制御装置であるECU200で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU200は、車両300の駆動状態が4輪駆動状態であるか否かを判定する。車両300の駆動状態が4輪駆動状態である場合に(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでない場合(S100にてNO)、この処理は終了する。
S102にて、ECU200は、作動油の温度が許容範囲内であるか否かを判定する。作動油の温度が許容範囲内である場合に(S102にてYES)、この処理は終了する。もしそうでない場合(S102にてNO)、処理はS104に移される。
S104にて、ECU200は、4輪駆動状態を継続して車両300を走行させる必要があるか否かを判定する。ECU200は、車両300が走行する路面が登坂路および低摩擦係数路面のうちのいずれかである場合に4輪駆動状態を継続して車両300を走行させる必要があると判定する。4輪駆動状態を継続して車両300を走行させる必要があると判定した場合(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでない場合(S104にてNO)、処理はS108に移される。
S106にて、EUC200は、車両300の駆動状態が4輪駆動状態である場合の車速上限値をVmax(2)に変更する制御を実行する。S108にて、ECU200は、車両の駆動状態を4輪駆動状態から2輪駆動状態に切換える制御を実行する。
S110にて、ECU200は、車速制御を実行する。すなわち、ECU200は、2輪駆動状態である場合、および、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値よりも小さい場合に、車速が車速上限値Vmax(1)を超えないようにエンジン10を制御する。また、ECU200は、4輪駆動状態である場合であって、かつ、作動油の温度がしきい値以上である場合に、車速が車速上限値Vmax(2)を超えないようにエンジン10および変速機20のうちの少なくともいずれか一方を制御する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る車両用制御装置であるECU200の動作について説明する。
たとえば、車両300の駆動状態が4輪駆動状態である場合であって(S100にてYES)、かつ、トランスファ機構100の作動油の温度が許容範囲内である場合(S102にてYES)、Vmax(1)を車速上限値として車両300の速度が制御される(S110)。
一方、外気温あるいは4輪駆動状態を継続することにより作動油の温度が上昇し、作動油の温度がしきい値以上となり、許容範囲内でない場合(S102にてNO)、4輪駆動状態の継続を要するか否かが判定される(S104)。
スロットル開度、変速比および加速度に基づいて走行抵抗が算出され、算出された走行抵抗に基づいて、車両300が走行する路面が登坂路であるかまたは低摩擦係数路面であると判定された場合には、4輪駆動状態の継続を要すると判定され(S104にてYES)、車速上限値Vmax(2)が設定されて(S106)、車速が設定された車速上限値Vmax(2)を超えないようにエンジン10および変速機20のうちの少なくともいずれか一方が制御される(S110)。
一方、車両300が走行する路面が登坂路でも低摩擦係数路面でもないと判定された場合には、4輪駆動状態の継続を要しないと判定され(S104にてNO)、車両300の駆動状態が4輪駆動状態から2輪駆動状態に切換えられる(S108)。そのため、車速上限値Vmax(1)が設定されて、車速が設定された車速上限値Vmax(1)を超えないようにエンジン10が制御される(S110)。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両用制御装置によると、トランスファ機構は、4輪駆動状態である場合には、4輪に動力を伝達するため、2輪駆動状態である場合と比較して作動する部品が増加する。その結果、トランスファ機構内部に貯留する作動油の温度は4輪駆動状態である場合の方が2輪駆動状態である場合よりも上昇する程度が大きくなる。そのため、作動油の温度がしきい値以上となる場合に第2の車速上限値が第1の車速上限値よりも低くなるように設定することにより、4輪駆動状態においてのトランスファ機構の最大の作動量を低下させることができ、4輪駆動状態である場合におけるトランスファ機構内部の作動油の温度の上昇を抑制することができる。したがって、駆動状態を維持しつつ、作動油の温度の上昇を抑制する車両用制御装置および車両用制御方法を提供することができる。
また、エンジンの出力および変速機の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を変更することにより、4輪駆動状態である場合の車速上限値Vmax(2)を超えないようにすることができる。これにより4輪駆動状態における作動油の温度の上昇を抑制することができる。
さらに、車両が走行する路面が登坂路であったり、低摩擦係数路面であったりするなど4輪駆動状態での走行を要する場合には、4輪駆動状態を継続することができ、4輪駆動状態での走行を要しない場合には、2輪駆動状態に変更することができる。これにより、作動油の温度の上昇を抑制しつつ、車両の走行状態に応じて適切な駆動状態を選択することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 エンジン、12 電子スロットル、14 スロットルバルブ、16 スロットルポジションセンサ、18 エンジン回転数センサ、20 変速機、40L,40R 前輪、50L,50R 後輪、52 車輪速センサ、60,80 ディファレンシャルギヤ、60a,60b プロペラシャフト、70L,70R リヤドライブシャフト、90L,90R フロントドライブシャフト、100 トランスファ、102 動力伝達機構、104 アクチュエータ、106 チェーン、108,110 プーリ、112 入力軸回転数センサ、114 出力軸回転数センサ、116 油温センサ、202 駆動状態判定部、204 油温判定部、206 走行状態判定部、208 上限値変更部、210 切換制御部、212 車速制御部、300 車両。

Claims (4)

  1. 2輪駆動状態と4輪駆動状態との間で車両の駆動状態を切換可能な駆動装置を搭載した車両を制御するための車両用制御装置であって、前記駆動装置は、内燃機関と、変速機と、トランスファ機構とを含み、前記トランスファ機構の内部には、作動油が貯留し、
    前記作動油の温度を検出するための車両状態検出手段と、
    前記車両に作用する走行抵抗を検出するための走行抵抗検出手段と、
    前記走行抵抗検出手段によって検出された走行抵抗に基づいて前記車両が走行する路面が登坂路および低摩擦係数路面のうちのいずれかであるかを判定するための判定手段と
    前記2輪駆動状態である場合には第1の車速上限値を超えないように前記駆動装置を制御し、前記4輪駆動状態である場合には第2の車速上限値を超えないように前記駆動装置を制御するための制御手段とみ、
    前記制御手段は、前記車両状態検出手段によって検出された前記作動油の温度がしきい値以上である場合に、前記第2の車速上限値が前記第1の車速上限値よりも低くなるように前記第1および第2の車速上限値を設定し、前記第1および第2の車速上限値を超えないように前記内燃機関および前記変速機のうちの少なくともいずれか一方を制御し、
    前記車両用制御装置は、前記4輪駆動状態である場合であって、かつ、前記作動油の温度が前記しきい値以上である場合に、前記4輪駆動状態の継続と、前記2輪駆動状態への変更とのうちのいずれか一方を選択するための選択手段をさらに含む、
    前記選択手段は、前記車両が走行する路面が前記登坂路および前記低摩擦係数路面のうちのいずれかであると判定された場合に前記4輪駆動状態の継続を選択する、両用制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記4輪駆動状態である場合であって、かつ、前記作動油の温度が前記しきい値以上である場合に、前記第2の車速上限値を超えないように前記内燃機関の出力および前記変速機の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を変更する、請求項に記載の車両用制御装置。
  3. 2輪駆動状態と4輪駆動状態との間で車両の駆動状態を切換可能な駆動装置を搭載した車両を制御するための車両用制御方法であって、前記駆動装置は、内燃機関と、変速機と、トランスファ機構とを含み、前記トランスファ機構の内部には、作動油が貯留し、
    前記作動油の温度を検出するステップと、
    前記車両に作用する走行抵抗を検出するステップと、
    記走行抵抗に基づいて前記車両が走行する路面が登坂路および低摩擦係数路面のうちのいずれかであるかを判定するステップと
    前記2輪駆動状態である場合には第1の車速上限値を超えないように前記駆動装置を制御し、前記4輪駆動状態である場合には第2の車速上限値を超えないように前記駆動装置を制御するステップとみ、
    前記駆動装置を制御するステップは、前記作動油の温度がしきい値以上である場合に、前記第2の車速上限値が前記第1の車速上限値よりも低くなるように前記第1および第2の車速上限値を設定し、前記第1および第2の車速上限値を超えないように前記内燃機関および前記変速機のうちの少なくともいずれか一方を制御し、
    前記車両用制御方法は、前記4輪駆動状態である場合であって、かつ、前記作動油の温度が前記しきい値以上である場合に、前記4輪駆動状態の継続と、前記2輪駆動状態への変更とのうちのいずれか一方を選択するステップをさらに含み、
    前記4輪駆動状態の継続と、前記2輪駆動状態への変更とのうちのいずれか一方を選択するステップは、前記車両が走行する路面が前記登坂路および前記低摩擦係数路面のうちのいずれかであると判定された場合に前記4輪駆動状態の継続を選択する、両用制御方法。
  4. 前記駆動装置を制御するステップは、前記4輪駆動状態である場合であって、かつ、前記作動油の温度が前記しきい値以上である場合に、前記第2の車速上限値を超えないように前記内燃機関の出力および前記変速機の変速タイミングのうちの少なくともいずれか一方を変更する、請求項に記載の車両用制御方法。
JP2009145574A 2009-06-18 2009-06-18 車両用制御装置および車両用制御方法 Expired - Fee Related JP5278187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145574A JP5278187B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 車両用制御装置および車両用制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145574A JP5278187B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 車両用制御装置および車両用制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011000955A JP2011000955A (ja) 2011-01-06
JP5278187B2 true JP5278187B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=43559297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009145574A Expired - Fee Related JP5278187B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 車両用制御装置および車両用制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5278187B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115027478A (zh) * 2021-11-03 2022-09-09 长城汽车股份有限公司 一种车辆行驶模式切换方法、系统及车辆

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1182089A (ja) * 1997-09-11 1999-03-26 Nissan Motor Co Ltd 車両用パワートレーン保護装置
JP3541821B2 (ja) * 2000-11-14 2004-07-14 日産自動車株式会社 車両の駆動力制御装置
JP2003136989A (ja) * 2001-10-31 2003-05-14 Toyoda Mach Works Ltd 4輪駆動車の駆動力配分方法及び配分制御装置
JP4551291B2 (ja) * 2005-08-02 2010-09-22 株式会社ジェイテクト 駆動力配分装置
JP2009052436A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Nissan Diesel Motor Co Ltd 駆動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011000955A (ja) 2011-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5388303B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
WO2011118254A1 (ja) ハイブリッド車輌の制御装置
JP4840318B2 (ja) 自動変速機の制御装置
EP1950466B1 (en) Control device for automatic transmission
US8475334B2 (en) Load-sensitive automatic transmission system for agricultural electric vehicle
JP5780104B2 (ja) 車両の制御装置
JP3788192B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
US8380403B2 (en) Vehicle and control method thereof
JP4386095B2 (ja) 無段変速機の制御装置、制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体
US8965647B2 (en) Control apparatus for continuously variable transmission
WO2012124626A1 (ja) 駆動源のトルク制御装置
JP5278187B2 (ja) 車両用制御装置および車両用制御方法
JP2010077997A (ja) 自動変速機の制御装置
JP7139035B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP5100825B2 (ja) 四輪駆動車両の自動変速機の変速制御方法
JP4329210B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP2004257518A (ja) 変速機の制御装置
JP2006292110A (ja) 車両用制御装置
JP4232322B2 (ja) 車両の走行制御装置
JP5050774B2 (ja) 車両の制御装置
JP5322707B2 (ja) 車両の動力伝達制御装置
JP4712295B2 (ja) 自動変速制御装置
JP5195534B2 (ja) 動力伝達装置
JP4397364B2 (ja) 変速機の制御装置
JP4415310B2 (ja) 自動変速制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130506

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5278187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees