JP4549875B2 - シュリンク包装機及びシュリンク包装体の製造方法 - Google Patents
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Description
ピロー包装機では、二つ折りにした熱収縮性フラットフィルムの間に商品を送り込み、縦方向にセンターシールしたのち発生するシール端部のスクラップを巻き取り、横方向にトップシールし、商品を三方シールされた状態で1個ずつ切り離し、シュリンクトンネルへ送ってフィルム全体を収縮させて、商品全体を効率的に包装する。
しかし、ピロー包装機ではスクラップフィルムの発生が避けられず、原材料をむだにしてコスト高となる上に、スクラップフィルムの産業廃棄物としての処理費用も必要であり、社会的にも廃棄物を発生すること自体が許されないこととなっている。また、従来のシュリンク包装機では、シールをした袋状のフィルムをそのままで包装するために、シール目が必ず商品の外側にきて、シール目を手などでつかんだ際、シール目のギザギザなどで手指を傷つけるという事態が少なからず発生している。また、三方シールされた被包装物をシュリンクトンネルへ送ってフィルム全体を収縮させても、フィルムは完全には商品の形状には収縮せず、仕上がり製品のコーナー部に突起が残って、包装体の美観を損なうという問題があり、デザイン的にもシール目のために、商品のイメージを悪くしていた。
このために、スクラップフィルムの発生がなく、美観に優れた包装をすることができるシュリンク包装機及びシュリンク包装体の製造方法が求められていた。
すなわち、本発明は、
(1)(A)対向する2個のクランプを一対とするフィルムクランプを一定間隔ごとに多数対取り付け、水平面内においてフィルムクランプを回転移動させるフィルムクランプ回転機構、(B)二つ折りにした熱収縮性フィルムを折り目を下にしてフィルムクランプ回転機構に同期した速度で供給し、フィルムの二つの上縁を一対のフィルムクランプによりそれぞれ挟持するフィルム供給機構、(C)フィルムクランプの両側でフィルムを溶断して、フィルムクランプにより開口部が挟持された袋状のフィルムとするシール・カット装置、(D)フィルムクランプにより挟持された袋状のフィルムが開口され、フィルムクランプ回転機構と同期した速度で移動しつつ、上部よりガイド棒が下降して、ガイド棒が袋内に挿入されるガイド棒挿入機構、(E)フィルムクランプ回転機構と同期した速度で移動しつつ、下部より送気管が上昇し、ガイド棒と送気管により袋状のフィルムの底部を把持する送気管移動機構、(F)フィルムクランプ回転機構と同期した速度で移動しつつ、袋状のフィルムの底部を把持したガイド棒と送気管が上昇し、袋状のフィルムの表裏を反転させる袋状フィルム反転機構、(G)反転した袋状フィルム内に送気管を通じて送気し、送られた気体により袋状のフィルムを拡げる送気機構、(H)フィルムクランプ回転機構と同期する速度で、送気により拡げられた袋状のフィルムの真下に商品を送致する商品移送機構、(I)フィルムクランプ回転機構と同期する速度で移動しつつ、商品を拡げられた袋状のフィルム内に押し上げ挿入する押し上げ棒、(J)商品が挿入された袋状のフィルムのフィルムクランプによる挟持を解除するクランプ解除機構、及び、(K)袋状のフィルムの開口部を収縮させて商品の底面へフィルムを巻き込み、商品の下部を仮包装する予備加熱装置を備えてなることを特徴とするシュリンク包装機、及び、
(2)連続した二つ折りにした熱収縮性フィルムを折り目を下にして、フィルムの二つの上縁を一対のフィルムクランプによりそれぞれ挟持し、フィルムクランプの両側でシール・カット装置によりフィルムを溶断して袋状とし、フィルムクランプにより袋状のフィルムを開口して上部よりガイド棒を挿入し、袋状のフィルムの下部から送気管を上昇させてガイド棒と送気管により袋状のフィルムの底部を把持し、ガイド棒と送気管をさらに上昇させることにより袋状のフィルムの表裏を反転させ、送気管から気体を送って袋状のフィルムを拡げ、袋状のフィルムの真下に商品移送手段により商品を送致し、拡げられた袋状のフィルム内に商品を押し上げて挿入し、袋状のフィルムの開口部を加熱して収縮させ、商品の底面へフィルムを巻き込んで商品の下部を仮包装し、商品を覆う袋状のフィルム全体を加熱して収縮させ、商品を包装することを特徴とするシュリンク包装体の製造方法、
を提供するものである。
本発明において、フィルムクランプ、袋状のフィルム、商品などの移動の形態に特に制限はなく、例えば、連続移動とすることができ、ピッチ移動とすることもでき、あるいは、連続移動とピッチ移動を組み合わせた形態とすることもできる。ピッチ移動する場合は、停止の状態は速度0であり、例えば、(I)フィルムクランプ回転機構と同期する速度で移動しつつ、商品を拡げられた袋状のフィルム内に押し上げ挿入する押し上げ棒の運動は、フィルムクランプ回転機構と押し上げ棒が、ともにフィルムクランプ回転方向の移動速度が0であり、一定の位置において押し上げ棒が上方へ移動する運動となる。
2 フィルムクランプ
3 シール・カット装置
4 袋状のフィルム
5 ガイド棒
6 送気管
7 商品
8 押し上げ棒
9 開口部
10 原反ロール
11 熱収縮性フィルム
12 フィルムクランプ回転機構
13 フィルムクランプ
14 シール・カット装置
15 商品供給スターホイール
16 商品供給コンベア
17 予備加熱装置
18 排出コンベア
19 受け取りベルト
20 シュリンクトンネル
Claims (2)
- (A)対向する2個のクランプを一対とするフィルムクランプを一定間隔ごとに多数対取り付け、水平面内においてフィルムクランプを回転移動させるフィルムクランプ回転機構、(B)二つ折りにした熱収縮性フィルムを折り目を下にしてフィルムクランプ回転機構に同期した速度で供給し、フィルムの二つの上縁を一対のフィルムクランプによりそれぞれ挟持するフィルム供給機構、(C)フィルムクランプの両側でフィルムを溶断して、フィルムクランプにより開口部が挟持された袋状のフィルムとするシール・カット装置、(D)フィルムクランプにより挟持された袋状のフィルムが開口され、フィルムクランプ回転機構と同期した速度で移動しつつ、上部よりガイド棒が下降して、ガイド棒が袋内に挿入されるガイド棒挿入機構、(E)フィルムクランプ回転機構と同期した速度で移動しつつ、下部より送気管が上昇し、ガイド棒と送気管により袋状のフィルムの底部を把持する送気管移動機構、(F)フィルムクランプ回転機構と同期した速度で移動しつつ、袋状のフィルムの底部を把持したガイド棒と送気管が上昇し、袋状のフィルムの表裏を反転させる袋状フィルム反転機構、(G)反転した袋状フィルム内に送気管を通じて送気し、送られた気体により袋状のフィルムを拡げる送気機構、(H)フィルムクランプ回転機構と同期する速度で、送気により拡げられた袋状のフィルムの真下に商品を送致する商品移送機構、(I)フィルムクランプ回転機構と同期する速度で移動しつつ、商品を拡げられた袋状のフィルム内に押し上げ挿入する押し上げ棒、(J)商品が挿入された袋状のフィルムのフィルムクランプによる挟持を解除するクランプ解除機構、及び、(K)袋状のフィルムの開口部を収縮させて商品の底面へフィルムを巻き込み、商品の下部を仮包装する予備加熱装置を備えてなることを特徴とするシュリンク包装機。
- 連続した二つ折りにした熱収縮性フィルムを折り目を下にして、フィルムの二つの上縁を一対のフィルムクランプによりそれぞれ挟持し、フィルムクランプの両側でシール・カット装置によりフィルムを溶断して袋状とし、フィルムクランプにより袋状のフィルムを開口して上部よりガイド棒を挿入し、袋状のフィルムの下部から送気管を上昇させてガイド棒と送気管により袋状のフィルムの底部を把持し、ガイド棒と送気管をさらに上昇させることにより袋状のフィルムの表裏を反転させ、送気管から気体を送って袋状のフィルムを拡げ、袋状のフィルムの真下に商品移送手段により商品を送致し、拡げられた袋状のフィルム内に商品を押し上げて挿入し、袋状のフィルムの開口部を加熱して収縮させ、商品の底面へフィルムを巻き込んで商品の下部を仮包装し、商品を覆う袋状のフィルム全体を加熱して収縮させ、商品を包装することを特徴とするシュリンク包装体の製造方法。
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- 2005-01-26 JP JP2005018121A patent/JP4549875B2/ja not_active Expired - Fee Related
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