JP4549702B2 - 自動取引装置の取引縮退処理方法、そのシステム及びその運営サーバ - Google Patents

自動取引装置の取引縮退処理方法、そのシステム及びその運営サーバ Download PDF

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Description

本発明は、顧客の操作で、自動取引を行う自動取引装置の取引縮退処理を行う自動取引装置の取引縮退処理方法、そのシステム及びその運営サーバに関し、特に、自動取引装置の状態に応じて、縮退取引を決定する自動取引装置の取引縮退処理方法、そのシステム及びその運営サーバに関する。
金融機関等で使用される自動現金取引装置や、自動現金貸出機は、顧客の操作により、現金の預金、支払い、通帳記帳、振込み、振替え等の各種取引を行う。近年の営業拠点の多様化や、営業時間の長期化に伴い、これらの自動取引装置が、単独で、無人店舗や、駅、コンビニエンスストアに設けられる利用形態が増加している。
近年のインターネットの発達と、自動取引装置の低コスト化の要請により、自動取引装置にブラウザを設け、Webで、自動取引装置を制御することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
一方この自動取引装置は、カード、通帳等の入力媒体や、各種金種の現金を取り扱う機構を有しており、これらの機構の状態や、装置内の媒体、現金の状態によって、特定の取引を実行できない状態が発生する。このような場合に、装置自体を休止することは、得策でなく、これらの状態によって、装置で実行できない取引を特定し、これを除外し、実行できる取引で、装置の運用を継続する必要がある。これを取引縮退という。
例えば、自動取引装置で可能な取引について、時間帯や平日・休日における取引縮退や、自動取引装置に搭載されているユニット(現金ユニットやカードユニットなど)状態および媒体状態による取引縮退がある。
このような取引縮退処理は、すべて自動取引装置内に内蔵されたプログラムにより制御されている。このプログラムで“縮退”と判定した場合は、自動取引装置の顧客操作部を表示するプログラムにより、取引キーを消去し、取引を不可とする。
特開2000−298752号公報(図1)
この従来の取引縮退制御は、すべて自動取引装置内のプログラムで行っているため、自動取引装置の台数分だけ、プログラムのインストールが必要である。
また、時間帯や平日・休日における取引縮退条件は、自動取引装置と接続される各銀行ホストより取得するため、これも自動取引装置の台数分だけ、ホストより取得しなければならないため、通信コストが高いことが想定される。
更に、銀行運用の仕様変更のため、取引サービスの追加や縮退条件の変更を行うには、自動取引装置の台数分、内蔵されたプログラムの変更が必要なため、メンテナンス性にかける。
従って、本発明の目的は、自動取引装置にプログラムをインストールすることなく、自動取引装置の取引縮退を行う自動取引装置の取引縮退処理方法、そのシステム及びその運営サーバを提供することにある。
又、本発明の他の目的は、自動取引装置の取引縮退条件を通信コストを低減して実行するための自動取引装置の取引縮退処理方法、そのシステム及びその運営サーバを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、取引サービスの追加や縮退条件の変更を容易に行うための自動取引装置の取引縮退処理方法、そのシステム及びその運営サーバを提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置の取引縮退処理方法は、少なくとも顧客が画面操作する顧客操作部と、取引機構と、ブラウザを備えた制御部とを有する前記自動取引装置が、前記顧客が前記顧客操作部から取引開始を指示したことに応じて、前記自動取引装置からネットワークを介し複数の前記自動取引装置の運営を行うWeb運営サーバに、前記自動取引装置の前記取引機構の収容媒体に関する媒体情報を送信するステップと、前記運営サーバのデータベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の前記媒体情報に応じて、前記自動取引装置の有効取引を決定するステップと、前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信するステップと、前記顧客操作部から前記有効取引を選択可能とするため、前記自動取引装置の前記ブラウザにより前記顧客操作部の画面に前記有効取引を表示するステップとを有する。
又、本発明の自動取引システムは、複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置と、ネットワークを介し複数の前記自動取引装置の運営を行うWeb運営サーバと、前記自動取引装置の運営情報を格納するデータベースとを有し、前記自動取引装置は、少なくとも顧客が画面操作する顧客操作部と、取引機構と、ブラウザを備えた制御部とを有し、前記自動取引装置は、前記顧客が前記顧客操作部から取引開始を指示したことに応じて、前記取引機構の収容媒体に関する媒体情報を前記Web運営サーバに送信し、前記Web運営サーバは、前記自動取引装置から送信された媒体情報に応じて、前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の有効取引を決定し、前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信し、前記顧客操作部から前記有効取引を選択可能とするため、前記自動取引装置の前記ブラウザにより前記顧客操作部の画面に前記有効取引を表示する
又、本発明の運営サーバは、複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置の運営情報を格納するデータベースと、複数の前記自動取引装置の運営を行うサーバとを有し、前記サーバは、前記自動取引装置から送信された前記自動取引装置の状態により、前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の有効取引を決定し、前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信する。
更に、本発明では、好ましくは、前記送信ステップは、前記顧客が前記自動取引装置に取引開始を指示した時に、前記自動取引装置の状態を送信するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記送信ステップは、前記自動取引装置の媒体を取り扱うユニットの状態情報と前記媒体の状態情報を送信するステップからなり、前記決定ステップは、前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報に応じて、前記自動取引装置の有効取引を決定するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記決定ステップは、前記媒体の状態情報から前記媒体を使用する取引が実行できるかを決定するステップを含む。
更に、本発明では、好ましくは、前記決定ステップは、前記データベースに格納された前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報とに応じた有効取引を示すテーブルを参照して、前記有効取引を決定するステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記決定ステップは、前記媒体の状態情報から前記媒体による運用が可能かを判定するステップと、前記判定結果に応じた有効取引を示すテーブルを、前記判定結果で参照して、前記有効取引を決定するステップとを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記自動取引装置の取引選択画面に、前記有効取引を表示するステップを更に有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記送信ステップは、前記自動取引装置の取引記録用媒体と、前記自動取引装置の現金の枚数情報とを送信するステップを有する。
本発明では、取引縮退処理を、データベースを有するサーバ側で行うことにより、ATM台数分のプログラム、テーブルのインストールが必要なくなり、且つテーブルの仕様変更が容易となり、プログラムメンテナンスが向上される。
又、金融機関ホストの取引サービススケジュール及び各ATMのユニット状態/媒体状態を、データベースで一元管理することにより、データベースの利点である高いレベルのメンテナンス性を実現できる。更に、データベース化することにより、データの2次利用が可能となり、外部システムから検索して、表示することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、自動取引システム、自動取引装置の縮退処理の第1の実施の形態、自動取引装置の縮退処理の第2の実施の形態、他の実施の形態の順で説明するが、本発明は、この実施の形態に限られない。
[自動取引システム]
図1は、本発明の自動取引システムの一実施の形態のブロック図である。図1に示すように、各現金自動取引装置(ATMという)1は、後述する取引機構と、これを制御する制御部と、ネットワーク通信部(Web Browser)とを有する。各ATM1は、ネットワーク網(例えば、公衆回線)7を通じて、ATM運営センタ2に接続される。
ATM運営センタ2は、ATMの運営を制御するものであり、ネットワーク網8を介し金融機関のホストコンピュータ9と接続し、取引データの中継も行う。
この運営センタ2は、ネットワーク網7に接続されたWebサーバ3と、Webサーバ3を介し、ATM1と取引データのやりとり、運用制御、運用監視等を行うATM業務サーバ4と、ATM業務サーバ4が使用する各種データを格納するデータベースサーバ6と、ATM業務サーバ4とホストコンピュータ9とを接続するホストゲートウェイ5を有する。
データベース6には、ATM1のセンタ/店舗での各取引の運用モードを格納するセンタ/店舗モードテーブル60と、ATM1のユニット状態に応じた縮退取引を格納するユニットテーブル62と、媒体状態に応じた縮退取引を格納する媒体テーブル64と、ATM1からの状態情報によりエンド/フルを判定するための条件を格納するエンド/フル判定条件テーブル66とを有する。
業務サーバ4は、後述するように、ATM1からの状態情報に従い、これらのテーブル60,62,64,66を使用して、取引縮退チエックを行い、ATM1に通知する。
このように、取引縮退処理を、サーバ側で行うことにより、ATM台数分のプログラムインストールが必要なくなり、仕様変更などによりプログラムメンテナンスが向上される。即ち、ATM1に内蔵されている業務レベルを制御するプログラムをサーバ側へ移動し、Webアプリケーション化する。
又、銀行ホストの取引サービススケジュール及び各ATMのユニット状態/媒体状態を、データベースサーバ6で一元管理することにより、データベースサーバ6の利点である高いレベルのメンテナンス性を実現できる。
更に、データベース化することにより、データの2次利用が可能となり、外部システムから検索して、表示することが可能となる。
[取引縮退処理の第1の実施の形態]
図2は、図1の自動現金取引装置1の一実施の形態の外観図、図3は、図2の自動現金取引装置1の紙幣リサイクル機構の構成図、図4は、図2の自動現金取引装置のブロック図である。
図2に示すように、自動取引装置1は、磁気カードの挿入及び排出、レシートの排出のためのカード出入口(カードリーダ)12、磁気通帳の挿入及び排出のための通帳出入口(通帳プリンタ)13、紙幣の投入及び排出のための紙幣出入口(紙幣リサイクルユニット)14、硬貨の投入のための硬貨出口(硬貨ユニット)15、利用者の操作のためのUOP(User Operation Panel)16、利用者に運用状況を表示するための運用表示器17、利用者を検出する顧客センサ18を備える。
図4の自動取引装置1のブロック図に示すように、CRW(Card Reader Writer)ユニット12は、カード出入口(カード挿入口)から挿入された磁気カードを、図示しない搬送機構で搬送しながら、磁気ヘッドで読み取り、出入口へ返却する。又、CRWユニット12には、イメージセンサが設けられ、磁気カード(エンボス部)を光学的に読み取る。
RPR(Receipt Printer)ユニット19は、印字ヘッドで、レシート用紙に、取引結果の印字を行い、印字したレシートをカード出入口に排出する。又、RPRユニット19は、排出されたレシートが所定時間内に利用者に抜き取られない時に、出入口から戻されたレシートを収容する。同様に、排出された磁気カードが、所定時間内に利用者に抜き取られない時に、出入口から戻されたレシートを収容する。
UOP部(顧客操作部)16は、タッチパネル付きデイスプレイ(画面表示部とキー入力部)16−1,16−2で構成される。通帳印字部13は、通帳出入口から挿入された通帳に取引記録の印字を行い、通帳出入口から排出する。
リサイクル型紙幣入出金機14は、紙幣出入口から投入された紙幣を鑑別、計数する紙幣計数部14−1と、紙幣を収容する紙幣収容部(スタッカ)14−4と、紙幣を紙幣出入口と紙幣収容部14−4との間で搬送する紙幣搬送部14−3と、計数された紙幣をスタッカ14−4に収容する入金動作を行い、且つスタッカ14−4から要求された紙幣を取り出し、紙幣出入口へ放出する出金動作を行うユニット制御部14−2とを有する。
図3により、リサイクル型紙幣入出金機16を説明する。リサイクル型入出金機16は、入出金口500、鑑別部502、プール部504、紙幣スタッカ505、506、回収金庫508、補充金庫510、リジェクトボックス512を有する。
ユニット制御部14−2は、紙幣受付/計数コマンドを受けると、入出金口500を開放する。続いて、入出金口500で、媒体(紙幣)を検出すると、入出金口500を閉じ、鑑別部502での鑑別(計数)を開始し、プール部504へ鑑別された紙幣を集積する。
次に、ユニット制御部14−2が、紙幣収納コマンドを受けると、プール部504の紙幣を計数しながら、紙幣スタッカ505、506に紙幣を収納し、金庫/スタッカ505、506に収納を完了する。又、ユニット制御部14−2は、紙幣入金返却コマンドを受けると、プール部504の紙幣を入出金口500へ搬送する。
更に、ユニット制御部14−2は、紙幣繰り出しコマンドを受けると、スタッカ505、506から紙幣を繰り出し、鑑別部502を経て、入出金口500へ搬送する。又、ユニット制御部14−2は、紙幣取込コマンドを受けると、入出金口500にある紙幣を、指定場所(例えば、ベンダ固有パラメータで指定された場所であり、図3では、リジェクトボックス512)へ搬送する。
ユニット制御部14−2は、紙幣放出コマンドを受けると、入出金口500を開放し、続いて、紙幣抜き取りを検出すると、入出金口500を閉じる。
図4に戻り、硬貨入出金機15は、硬貨を収容する硬貨収容部(スタッカ)15−4と、硬貨入出口から投入された硬貨を鑑別、計数する硬貨計数部15−1と、硬貨を硬貨入出口と硬貨収容部15−4との間で搬送する硬貨搬送部15−3と、計数された硬貨を硬貨収容部15−4に収容する入金動作を行い、且つ要求された硬貨を取り出し、硬貨入出口へ放出する出金動作を行うユニット制御部15−2とを有する。
通信制御部11は、運営センタ2のWebサーバと、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で、通信を行う。主制御部10は、これらのユニット11、12、13、14、15、16とバス20で接続し、これらユニットを制御する。
図5乃至図9は、図1のデータベース6に設けられたテーブル60、62、64、66の構成図である。図5は、センタ/店舗テーブル60の構成図である。図5の縦軸は、ATM1の取扱業務(取引)であり、横軸は、運用モードである。
図5に示すように、前述の構成のATM1では、出金業務として、カード出金、カード/通帳併用出金とがあり、入金業務として、カード入金、通帳入金とがある。又、(通帳)記帳、残高照会、振替と、振込とがある。振込は、振込カードなしの現金振込、振込カードを使用した現金振込、振込カードなしの口座振込、振込カードを使用した口座振込とがある。更に、キャッシングもでき、キャッシング、キャッシング照会、キャッシング返済ができる。
一方、縦軸の運用モードは、支払休止、預金休止、記帳休止、振込休止、硬貨休止、振替休止である。尚、図の○が、取扱可能であり、×が、取扱不可である。例えば、支払休止モードでは、カード出金、カード/通帳併用出金、振込カードなしの現金振込、振込カードを使用した現金振込、キャッシング(現金貸し出し)とが取り扱い不可となる。
又、入金業務であるカード入金、通帳入金と、(通帳)記帳、残高照会、振替と、振込カードなしの口座振込、振込カードを使用した口座振込、キャッシング照会、キャッシング返済とが取り扱い可能である。
このセンタ/店舗テーブル60は、金融機関ホスト9が、その店舗と時間帯で、決定し、ホスト9からデータベースにロードされる。そして、その店舗とスケジュール、即ち、時間帯(9時から16時まで、16時以降)により、6つの運用モードの1つが選択される。
次に、ATM1の媒体のフル/エンドを判定するフル/エンド判定条件テーブル66を、図6、図7により説明する。図6は、紙幣のフル/エンド判定条件テーブル66−1である。後述するように、ATM1から媒体(紙幣、硬貨)の現金カウンタの値(収納枚数、リジェクト枚数)が通知される。
図6は、判定結果(通知内容)と媒体状態のテーブルであり、スタッカや金庫のセンサがフル検出したか、現金カウンタの値がフル枚数以上の場合に、フルと判定する。このフル状態とは別に、フルに近い状態を示す2次ニアフルと、1次ニアフルがあり、(フル枚数−入金限度枚数以上)で、2次ニアフルと判定し、(フル枚数−400枚)で、1次ニアフルと判定する。
このフル枚数、入金限度枚数は、装置の運用状態(例えば、設置場所や時間帯)に応じて設定され、この例では、フル枚数は、10000枚、入金限度枚数は、200枚に設定されている。
同様に、スタッカや金庫のセンサがエンプテイ検出したか、現金カウンタの値が0枚数の場合に、エンプテイと判定する。このエンプテイ状態とは別に、エンプテイに近い状態を示す2次ニアエンドと、1次ニアエンドがあり、出金限度枚数以下で、2次ニアエンドと判定し、ニアエンド通知枚数以下で、1次ニアエンドと判定する。
このニアエンド枚数、出金限度枚数は、装置の運用状態(例えば、設置場所や時間帯)に応じて設定され、この例では、ニアエンド枚数は、万券で、200枚、千券で20枚、出金限度枚数は、万券で30枚、千券で8枚に設定されている。これ以外は、ノーマルと判定される。
同様に、図7は、硬貨のフル/エンプテイ判定条件テーブル66−2を示し、硬貨収容部のセンサがフル検出したか、現金カウンタの値がフル枚数以上の場合に、フルと判定する。又、硬貨収容部のセンサがエンプテイ検出したか、現金カウンタの値が0枚数の場合に、エンプテイと判定する。このエンプテイ状態とは別に、エンプテイに近い状態を示す1次ニアエンドがあり、ニアエンド通知枚数以下で、1次ニアエンドと判定する。
このフル枚数、ニアエンド通知枚数は、装置の運用状態(例えば、設置場所や時間帯)に応じて設定され、この例では、フル枚数は、1200枚、ニアエンド通知枚数は、20枚に設定されている。これ以外は、ノーマルと判定される。
このような判定結果に従い、図8に示す業務内容と媒体エンド/フルの縮退条件テーブル64により、縮退取引を決定する。図8のテーブル64は、縦軸に業務内容を、横軸に各ユニット(レシート、振込カード、紙幣、硬貨、通帳取込み部、リジェクト部)の媒体フル/エンドをとり、取扱不可を「×」、取扱可能を「○」で示す。
図8は、前述の構成のATM1の取扱業務として、図5と同一に、出金業務として、カード出金、カード/通帳併用出金、入金業務として、カード入金、通帳入金、(通帳)記帳、残高照会、振替、振込カードなしの現金振込、振込カードを使用した現金振込、振込カードなしの口座振込、振込カードを使用した口座振込、キャッシング、キャッシング照会、キャッシング返済を示す。
一方、横軸は、媒体エンドとして、レシート用紙のエンド、振込カードのエンド、万券の2次ニアエンド、千券の2次ニアエンド、硬貨の1次ニアエンドを示す。又、媒体フルとして、通帳取込部の取込通帳のフル、収納紙幣のニアフル、収納硬貨のニアフル、紙幣リジェクトボックスのニアフル、硬貨リジェクトボックスのニアフルを示す。
例えば、レシート媒体がエンドとなると、レシート発行が不能となり、通帳記帳以外の業務は、取扱不可と決定する。又、カード出金の場合には、万券の2次ニアエンドで、取扱不可とするが、千券の2次ニアエンドのみでは、万券の出金に代行する。これを「△」で示す。
同様に、収納紙幣のニアフル状態では、現金の入金を行うカード入金、通帳入金、現金振込、キャッシング返済を取扱不可とし、それ以外の出金等は、取扱可能と決定する。
次に、ユニットの状態に応じて取引縮退を決定するユニットテーブル62を、図9で説明する。この例では、全取引縮退と、記帳取引縮退のユニット条件を示す。
全取引縮退の条件は、ジャーナルプリンタユニットの未接続、障害不良、セット不良で、且つ電子ジャーナル(ジャーナルメモリ)の使用不可能の場合と、ハードデイスクの状態エラーの場合である。更に、紙幣ユニット又はカードユニット又はレシートユニットの何れかが、未接続、障害発生、セット不良、内部保留又は論理残留有りの場合である。
同様に、記帳取引縮退は、通帳ユニットの未接続、障害発生、セット不良、内部保留又は論理残留有りの場合である。
次に、自動取引システムの業務サーバ4の取引縮退処理を、図10乃至図13で説明する。図10は、取引開始時の取引縮退処理のシーケンス図、図11は、図10の取引縮退処理のシーケンス図、図12及び図13は、取引縮退処理の説明図である。
図10に示すように、ATM1のUOP6の「画面にふれてください」との待ち受け画面において、顧客が、UOP6の画面を触れると、取引開始となる。先ず、ATM1は、クライアントID,イベントタイプ、カレントフェーズ(取引開始)、データ(装置状態と媒体枚数)等を、Webサーバ3に通知する。
図2乃至図4の構成のATM1では、装置状態として、紙幣/硬貨装置14、15の状態情報(センサ情報、残留情報等)EB、カード装置12の状態情報EW、レシート装置19の状態情報ER、通帳装置13の状態情報EP等である。又、媒体情報としては、各スタッカ、リジェクトボックスの万券、千券、硬貨の枚数G0〜G3である。
Webサーバ3は、これを受け、トランザクションスタートコントローラ(プログラム)をスタートし、業務サーバ4に、カレントフェーズ、イベントタイプ、データ(装置状態EB,EW,ER,EP,媒体情報G0〜G3)を通知する。
業務サーバ4は、図11で説明するように、データベース6のテーブル60、62、64、66を参照して、取引縮退チエックを行い、各取引に対する縮退の有無を判定し、各取引の縮退判定結果を、Webサーバ3に返答する。
Webサーバ3では、トランザクションコントローラが、これを受け、次画面のデータを作成する。即ち、次画面は、取引選択画面であるため、各取引(出金、入金、残高照会、記帳等)の縮退の有無を決定し、次画面の表示キーを示す画面ビューを作成し、HTTL(Hyper Text Transfer Language)で、ATM1に送信する。
ATM1では、ブラウザでこれを閲覧し、UOP6の画面に、表示と指定された取引キーを表示する。
図11により、図5乃至図9のテーブルを参照して、前述の取引縮退処理を説明する。
(S10)先ず、ATM1のユニット状態(媒体状態を含む)を取得し、図6、図7のエンド/フル条件テーブル66−1、66−2を参照して、エンド/フル判定する。即ち、万券、千券の枚数情報から、図6のエンド/フル判定条件テーブル66−1を参照し、万券の状態が、ニアエンドか、千券の状態が、ニアエンドか、紙幣収納枚数が、フルか、硬貨の状態がニアエンドか、収納硬貨の状態がフルかを判定する。同様に、リジェクトボックスの紙幣、硬貨の枚数から、リジェクト枚数が、フルかを判定する。
(S12)次に、図5のセンタ/店舗テーブル60のモード情報を取得し、図5の取扱業務の取引ポインタiを「0」に初期化する。
(S14)図5の運用モードテーブル60から、取扱業務の取引[i]について、クライアントIDから決まる店舗及びスケジュールで指定される1つの運用モードの欄を参照し、その取引[i]に休止が設定されているかを判定する。休止が設定されていれば、縮退と判定し、縮退ポインタ[i]に縮退をセットする。
(S16)取引[i]が稼動であれば、取引[i]のATMユニット状態を判定する。先ず、前述のATM1からのユニット状態情報で、ユニット縮退条件テーブル62(図9)を参照し、縮退取引に該当するかを判定する。縮退取引に該当すると、縮退と判定し、縮退ポインタ[i]に縮退をセットする。次に、縮退取引に該当しないと、取引[i]について、媒体縮退条件テーブル64(図8)の前述のフル/エンド判定結果による縮退に該当するかを判定する。縮退取引に該当すると、縮退と判定し、縮退ポインタ[i]に縮退をセットする。そして、ここでも、縮退取引に該当しないと、縮退ポインタ[i]に、稼動をセットする。
(S18)取引業務ポインタ[i]を「1」インクリメントし、図5、図8の全取引業務について、判定を完了したかを、ポインタ[i]の値から判定する。全取引業務について、判定を完了していないと、ステップS14に戻る。
(S20)全取引業務について、判定を完了すると、図10で示した判定結果が得られる。この各取引の縮退判定結果を、Webサーバ3に返答し、Webサーバ3では、トランザクションコントローラが、これを受け、次画面のデータを作成する。即ち、次画面は、取引選択画面であるため、各取引(出金、入金、残高照会、記帳等)の縮退の有無を決定し、次画面の表示キーを示す画面ビューを作成し、HTTL(Hyper Text Transfer Language)で、ATM1に送信する。そして、縮退処理を終了する。
図12は、全取引可能な取引選択画面図である。取引開始時の縮退チエックにより、縮退取引が、通帳記入である場合には、図13に示すように、通帳記入のキーが消去される。
このように、取引縮退処理を、データベースを有するサーバ側で行うことにより、ATM台数分のプログラム、テーブルのインストールが必要なくなり、テーブルの仕様変更が容易となり、プログラムメンテナンスが向上される。
又、銀行ホストの取引サービススケジュール及び各ATMのユニット状態/媒体状態を、データベースサーバ6で一元管理することにより、データベースサーバ6の利点である高いレベルのメンテナンス性を実現できる。更に、データベース化することにより、データの2次利用が可能となり、外部システムから検索して、表示することが可能となる。
しかも、顧客の画面タッチ毎に、即ち、取引開始毎に、取引縮退判定するので、最新の条件で、取引縮退判定できるとともに、顧客がいない時は、取引縮退判定しないため、冗長な判定処理を防止できる。
[取引縮退処理の第2の実施の形態]
図14は、図1の自動取引装置の他の実施の形態の外観図、図15は、図14の自動取引装置の横面図、図16は、図14の自動取引装置のブロック図、図17は、図14の現金ユニットの構成図である。
図14及び図15に示すように、自動取引装置1は、UOP(顧客操作部)16の下に、磁気カードの挿入及び排出のためのカード出入口を持つカードリーダ12、レシートの排出のためのレシート出口を持つレシートプリンタ19が配置され、その下に、紙幣の投入のための紙幣入金口142、出金紙幣の排出のための第2の出金口140を持つ紙幣入出機14、第1の出金口141を持つ紙幣出金機21が配置される。
即ち、この自動取引装置1は、紙幣のみで、通帳を取り扱わない簡易型のATMであり、コンビニエンスストアやスーパーマーケットに設置するのに好適である。
図16は、図14及び図15の自動取引装置のブロック図である。図16に示すように、カードリーダ部(Card Reader Writer)12は、カード出入口(カード挿入口)から挿入された磁気カードを、図示しない搬送機構で搬送しながら、磁気ヘッドで読み取り、出入口へ返却する。
又、カードリーダ部12には、イメージセンサが設けられ、磁気カード(エンボス部)を光学的に読み取る。UOP部(顧客操作部)16は、タッチパネル付きデイスプレイ(画面表示部とキー入力部)16−1,16−2で構成される。レシートプリンタ(RPR)19は、レシートに取引記録を印字し、レシート出口から排出する。
現金ユニットは、リサイクル型紙幣入出金機14と紙幣出金機21で構成されている。リサイクル型紙幣入出金機14は、紙幣入口142から投入された紙幣を鑑別、計数する紙幣計数部14−1と、紙幣を収容する紙幣収容部(スタッカ)14−4と、紙幣を紙幣入口142、出口140と紙幣収容部14−4との間で搬送する紙幣搬送部14−3と、計数された紙幣をスタッカ14−4に収容する入金動作を行い、且つスタッカ14−4から要求された紙幣を取り出し、紙幣出口140へ放出する出金動作を行うリサイクルユニット制御部14−2とを有する。
このリサイクル型紙幣入出金機14は、図17に示すように、紙幣収納部14−4として、万券スタッカ505、千券スタッカ506、回収金庫508、リジェクト部512、一時保留スタッカ(補助スタッカ)510とを有し、図3で示したリサイクル型紙幣入出金機と同様の構成である。
又、紙幣出金機21は、紙幣を収容する紙幣収容部(スタッカ)21−4と、紙幣収容部21−4から取り出された紙幣を鑑別、計数する紙幣計数部21−1と、紙幣を紙幣出口141と紙幣収容部21−4との間で搬送する紙幣搬送部21−3と、要求された紙幣を取り出し、紙幣出口141へ放出する出金動作を行うユニット制御部21−2とを有する。
図17に示すように、この紙幣出金機21は、紙幣収納部21−4として、リジェクト部212を有する上部(万券)スタッカ210と、リジェクト部222を有する下部(千券)スタッカ220を有する。
主制御部(CPU)10は、バス20を介し、これらレシートプリンタ19、カードリーダ部12、紙幣計数部14−1、21−1,顧客操作部16−1,16−2、通信制御部11を接続し、ATMの取引制御を行う。通信制御部11は、運営センタ2のWebサーバ3と、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で、通信を行う。
図18乃至図20は、このATM1の縮退処理のため、図1のデータベース6に設けられたテーブル60、64、66の構成図である。
図18は、このATM1のためのセンタ/店舗テーブル60の構成図である。図18の縦軸は、ATM1の取引キー及び取扱業務(取引)であり、横軸は、運用モードである。
図18に示すように、前述の構成のATM1では、引き出し(出金)業務として、カード出金、キャッシングとがあり、預け入れ(入金)業務として、カード入金、キャッシング返済とがある。又、残高照会として、カードによる残高照会と、キャッシング照会と、残高照会後カード出金を行う連続カード出金とがある。振込は、口座振込のみである。
一方、縦軸の運用モードは、預入れとして、カード入金休止、クレジット返済休止とが、引出しとして、カード出金休止、クレジット借入休止、照会後支払休止とが、残高照会として、残高照会休止、クレジット照会休止とがあり、更に、口座振込休止が設けられている。尚、図の○が、取扱可能であり、×が、取扱不可である。
例えば、カード出金休止モードでは、カード出金、キャッシング、連続カード出金とが取り扱い不可となる。又、入金業務であるカード入金、キャッシング返済と、カード残高照会、キャッシング返済、口座振込とが取り扱い可能である。
このセンタ/店舗テーブル60は、金融機関ホスト9が、その店舗と時間帯で、決定し、ホスト9からデータベースにロードされる。そして、その店舗とスケジュール、即ち、時間帯(9時から16時まで、16時以降)により、8つの運用モードの1つが選択される。
次に、ATM1の媒体のフル/エンドを判定するフル/エンド判定条件テーブル66を、図19により説明する。図19は、紙幣のフル/エンド判定条件テーブル66である。後述するように、ATM1から媒体(紙幣、硬貨)の現金カウンタの値(収納枚数、リジェクト枚数)が通知される。
図19は、判定条件(エンド/フル)とユニット(媒体)とのテーブルであり、レシートでは、エンドセンサがエンドを検出すると、エンドと判定する。尚、フルはない。カード取込部では、エンドはなく、20枚以上取り込むと、フルと判定する。
リサイクル部の万券スタッカ505では、21枚以下かエンドセンサがエンドを検出すると、エンドと判定し、200枚以上かフルセンサがフルを検出すると、フルと判定する。リサイクル部の千券スタッカ506では、9枚以下かエンドセンサがエンドを検出すると、エンドと判定し、500枚以上かフルセンサがフルを検出すると、フルと判定する。
リサイクル部の回収庫508では、0枚で、エンドと判定し、2000枚以上かフルセンサがフルを検出すると、フルと判定する。リサイクル部のリジェクト庫512では、0枚で、エンドと判定し、100枚以上かフルセンサがフルを検出すると、フルと判定する。
次に、紙幣出金部21では、上部又は下部スタッカ210の万券が、21枚以下の場合に、エンドと判定し、1500枚以上の場合に、フルと判定する。下部又は上部スタッカ220の千券が、9枚以下の場合に、エンドと判定し、1500枚以上の場合に、フルと判定する。
上部/下部リジェクト部212、222では、0枚でエンドと判定し、20枚以上でフルと判定する。このエンド枚数、フル枚数は、装置の運用状態(例えば、設置場所や時間帯)に応じて設定される。
このようなフル/エンド判定結果に従い、図20に示す業務内容と媒体エンド/フルの縮退条件テーブル64により、縮退取引を決定する。図20のテーブル64は、縦軸に業務内容を、横軸に各ユニット(レシート、カード取込部、リサイクル部の万券、千券、回収庫、リジェクト部、出金部の上部スタッカ、リジェクト部、下部スタッカ、リジェクト部)の媒体フル/エンドをとり、取扱不可を「×」、取扱可能を「○」、条件有りを、「▲」で示す。
又、前述の構成のATM1の取扱業務として、図18と同一に、引き出し(出金)業務として、カード出金、キャッシング、預け入れ(入金)業務として、カード入金、キャッシング返済、残高照会として、カードによる残高照会と、キャッシング照会と、残高照会後カード出金を行う連続カード出金、口座振込を示す。
例えば、レシート媒体がエンドとなると、レシート発行が不能となり、全ての取扱業務は、取扱不可と決定する。又、リサイクル部の千券がエンドとなると、カード出金、キャッシング、連続カード出金の場合には、リサイクル部、出金部の何れかが、万券エンドとなっていない場合には、取扱可能とし、いずれも万券エンドで出金縮退、千券エンドで、千券出金縮退とする(「▲1」)。
出金部の上部スタッカのエンドと、下部スタッカのエンドも同様である。又、キャッシング返済は、いずれかの千券が、11枚以上なければ、カード系取引と同様とする。
同様に、カード取込部のフル状態の場合には、全ての取扱業務を取扱不可と判定する。リジェクト部のフルの場合には、カード出金、キャッシング、連続カード出金の場合には、対応するスタッカを除いたスタッカで万券運用が行えない場合に、出金縮退、同様に、千券運用が行えない場合には、千券出金縮退と判定する(「▲4」)。
リサイクル部のリジェクト部の媒体フルの場合には、預入の取扱を不可とし、引出は、出金部が利用可能であれば、代行運用可能と判定する(「▲3」)。リサイクル部の回収庫の媒体フルの場合には、預入は、取扱不可と決定する。
尚、ユニットの状態に応じて取引縮退を決定するユニットテーブル62を、図9と同一であるが、記帳取引縮退はない。
次に、自動取引システムの業務サーバ4の取引縮退処理を、図21乃至図23で説明する。図21は、取引開始時の取引縮退処理のシーケンス図、図22及び図23は、取引縮退処理の説明図である。
図21に示すように、ATM1のUOP6の「画面にふれてください」との待ち受け画面において、顧客が、UOP6の画面を触れると、取引開始となる。先ず、ATM1は、クライアントID,イベントタイプ、カレントフェーズ(取引開始)、データ(装置状態と媒体枚数)等を、Webサーバ3に通知する。
図14乃至図17の構成のATM1では、装置状態として、紙幣装置14、15の状態情報(センサ情報、残留情報等)EB、カード装置12の状態情報EW、レシート装置19の状態情報ER等である。又、媒体情報としては、リサイクル部(AD−X),出金部の万券、千券の枚数G0〜G2である。
Webサーバ3は、これを受け、トランザクションスタートコントローラ(プログラム)をスタートし、業務サーバ4に、カレントフェーズ、イベントタイプ、データ(装置状態EB,EW,ER,媒体情報G0〜G2)を通知する。
業務サーバ4は、図11で説明したように、データベース6のテーブル60、62、64、66を参照して、取引縮退チエックを行い、各取引に対する縮退の有無を判定し、各取引の縮退判定結果を、Webサーバ3に返答する。
Webサーバ3では、トランザクションコントローラが、これを受け、次画面のデータを作成する。即ち、次画面は、取引選択画面であるため、各取引(出金、入金、残高照会等)の縮退の有無を決定し、次画面の表示キーを示す画面ビューを作成し、HTTL(Hyper Text Transfer Language)で、ATM1に送信する。
ATM1では、ブラウザでこれを閲覧し、UOP6の画面に、表示と指定された取引キーを表示する。図22は、全取引可能な取引選択画面図である。取引開始時の縮退チエックにより、縮退取引が、預入れである場合には、図23に示すように、お預入れのキーが消去される。
この例でも、第1の実施の形態と同様に、取引縮退処理を、データベースを有するサーバ側で行うことにより、ATM台数分のプログラム、テーブルのインストールが必要なくなり、且つテーブルの仕様変更が容易となり、プログラムメンテナンスが向上される。
又、銀行ホストの取引サービススケジュール及び各ATMのユニット状態/媒体状態を、データベースサーバ6で一元管理することにより、データベースサーバ6の利点である高いレベルのメンテナンス性を実現できる。更に、データベース化することにより、データの2次利用が可能となり、外部システムから検索して、表示することが可能となる。
[他の実施の形態]
図24は、本発明の他の実施の形態の自動取引システムの構成図である。この例では、複数の金融機関のATMシステムを、ATM運用センタ2で統合したものである。
図24に示すように、各現金自動取引装置(ATMという)1は、ネットワーク網(例えば、公衆回線)7を通じて、ATM運営センタ2に接続される。ATM運営センタ2は、ネットワーク網8−1,8−2を介し金融機関のホストコンピュータ9−1,9−2と接続し、取引データの中継を行う。
この運営センタ2は、ネットワーク網7に接続されたWebサーバ3−1,3−2と、Webサーバ3−1,3−2を介し、ATM1と取引データのやりとり、運用制御、運用監視等を行うATM業務サーバ4−1,4−2と、ATM業務サーバ4−1,4−2が使用する各種データを格納する共用データベースサーバ6と、ATM業務サーバ4−1,4−2とホストコンピュータ9−1,9−2とを接続するホストゲートウェイ5−1,5−2を有する。
データベース6には、ATM1のセンタ/店舗での各取引の運用モードを格納するセンタ/店舗モードテーブル60と、ATM1のユニット状態に応じた縮退取引を格納するユニットテーブル62と、媒体状態に応じた縮退取引を格納する媒体テーブル64と、ATM1からの状態情報によりエンド/フルを判定するための条件を格納するエンド/フル判定条件テーブル66とを有する。
業務サーバ4−1,4−2は、後述するように、ATM1からの状態情報に従い、これらのテーブル60,62,64,66を使用して、取引縮退チエックを行い、ATM1に通知する。これにより、複数の金融機関のホストに対し、データの経路を別にして、データベースを共用した縮退運用が可能となる。
前述の実施の形態では、自動取引装置として、現金自動預金支払機を例に説明したが、現金を扱う現金支払機、現金預金機、現金貸付機等にも適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置の取引縮退処理方法において、前記自動取引装置から複数の前記自動取引装置の運営を行う運営サーバに、前記自動取引装置の状態を送信するステップと、前記運営サーバのデータベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の状態に応じて、前記自動取引装置の有効取引を決定するステップと、前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信するステップとを有することを特徴とする自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記2)前記送信ステップは、前記顧客が前記自動取引装置に取引開始を指示した時に、前記自動取引装置の状態を送信するステップからなることを特徴とする付記1の自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記3)前記送信ステップは、前記自動取引装置の媒体を取り扱うユニットの状態情報と前記媒体の状態情報を送信するステップからなり、前記決定ステップは、前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報に応じて、前記自動取引装置の有効取引を決定するステップからなることを特徴とする付記1の自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記4)前記決定ステップは、前記媒体の状態情報から前記媒体を使用する取引が実行できるかを決定するステップを含むことを特徴とする付記3の自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記5)前記決定ステップは、前記データベースに格納された前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報とに応じた有効取引を示すテーブルを参照して、前記有効取引を決定するステップからなることを特徴とする付記3の自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記6)前記決定ステップは、前記媒体の状態情報から前記媒体による運用が可能かを判定するステップと、前記判定結果に応じた有効取引を示すテーブルを、前記判定結果で参照して、前記有効取引を決定するステップとを有することを特徴とする付記3の自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記7)前記自動取引装置の取引選択画面に、前記有効取引を表示するステップを更に有することを特徴とする付記1の自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記8)前記送信ステップは、前記自動取引装置の取引記録用媒体と、前記自動取引装置の現金の枚数情報とを送信するステップを有することを特徴とする付記1の自動取引装置の取引縮退処理方法。
(付記9)複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置と、複数の前記自動取引装置の運営を行う運営サーバと、前記自動取引装置の運営情報を格納するデータベースとを有し、前記運営サーバは、前記自動取引装置から送信された状態に応じて、前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の有効取引を決定し、前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信することを特徴とする自動取引システム。
(付記10)前記自動取引装置は、前記顧客が前記自動取引装置に取引開始を指示した時に、前記自動取引装置の状態を送信することを特徴とする付記9の自動取引システム。
(付記11)前記自動取引装置は、前記自動取引装置の媒体を取り扱うユニットの状態情報と前記媒体の状態情報を送信し、前記運営サーバは、前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報に応じて、前記自動取引装置の有効取引を決定することを特徴とする付記9の自動取引システム。
(付記12)前記運営サーバは、前記媒体の状態情報から前記媒体を使用する取引が実行できるかを決定することを特徴とする付記11の自動取引システム。
(付記13)前記運営サーバは、前記データベースに格納された前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報とに応じた有効取引を示すテーブルを参照して、前記有効取引を決定することを特徴とする付記11の自動取引システム。
(付記14)前記運営サーバは、前記媒体の状態情報から前記媒体による運用が可能かを判定し、前記判定結果に応じた有効取引を示すテーブルを、前記判定結果で参照して、前記有効取引を決定することを特徴とする付記11の自動取引システム。
(付記15)前記自動取引装置は、取引選択画面に、前記有効取引を表示することを特徴とする付記9の自動取引システム。
(付記16)前記自動取引装置は、取引記録用媒体と、前記自動取引装置の現金の枚数情報とを送信することを特徴とする付記9の自動取引システム。
(付記17)複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置の運営情報を格納するデータベースと、複数の前記自動取引装置の運営を行うサーバとを有し、前記サーバは、前記自動取引装置から送信された前記自動取引装置の状態により、前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の有効取引を決定し、前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信することを特徴とする自動取引装置のための運営サーバ。
(付記18)前記サーバは、前記顧客が前記自動取引装置に取引開始を指示した時に、前記自動取引装置から前記自動取引装置の状態を受信し、前記有効取引を決定することを特徴とする付記17の自動取引装置のための運営サーバ。
(付記19)前記サーバは、前記自動取引装置の媒体を取り扱うユニットの状態情報と前記媒体の状態情報を受信し、前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報に応じて、前記自動取引装置の有効取引を決定することを特徴とする付記17の運営サーバ。
(付記20)前記サーバは、前記媒体の状態情報から前記媒体を使用する取引が実行できるかを決定することを特徴とする付記19の運営サーバ。
(付記21)前記サーバは、前記データベースに格納された前記ユニットの状態情報と前記媒体の状態情報とに応じた有効取引を示すテーブルを参照して、前記有効取引を決定することを特徴とする付記19の運営サーバ。
(付記22)前記サーバは、前記媒体の状態情報から前記媒体による運用が可能かを判定し、前記データベースに格納された前記判定結果に応じた有効取引を示すテーブルを、前記判定結果で参照して、前記有効取引を決定することを特徴とする付記19の運営サーバ。
(付記23)前記サーバは、前記自動取引装置の取引選択画面に、前記有効取引を表示するデータを送信することを特徴とする付記17の運営サーバ。
(付記24)前記サーバは、前記自動取引装置の取引記録用媒体と、前記自動取引装置の現金の枚数情報とを受信することを特徴とする付記17の運営サーバ。
以上説明したように、Web技術により、自動取引装置の媒体に関する取引縮退処理を、データベースを有するサーバ側で行うことにより、ATM台数分のプログラム、テーブルのインストールが必要なくなり、且つテーブルの使用変更が容易となり、プログラムメンテナンスが向上される。又、顧客操作部で顧客が取引開始を指示したことに応じて、取引機構の媒体情報を送信し、運営サーバで有効取引を決定するため、顧客の取引開始時点での有効取引を決定できる。更に、ブラウザで送信された有効取引を画面表示し、選択可能としたため、プログラム等のインストールを必要とせずに、有効取引の選択が可能となる。
又、金融機関ホストの取引サービススケジュール及び各ATMのユニット状態/媒体状態を、データベースで一元管理することにより、データベースの利点である高いレベルのメンテナンス性を実現できる。特に、無人出張所やコンビニATM等、単独で設置を行う場合に極めて有効である。
本発明の一実施の形態の自動取引システムの構成図である。 図1の自動取引装置の第1の実施の形態の外観図である。 図2の自動取引装置のリサイクル型入出金機の構成図である。 図2の自動取引装置のブロック図ある。 図2の自動取引装置のセンサ/店舗テーブルの構成図である。 図2の自動取引装置の紙幣ユニットのエンド/フル判定条件テーブルの構成図ある。 図2の自動取引装置の硬貨ユニットのエンド/フル判定条件テーブルの構成図ある。 図2の自動取引装置の媒体フル/エンドによる運用テーブルの構成図である。 図2の自動取引装置のユニット状態による縮退テーブルの構成図である。 図2の自動取引装置の取引開始時の取引縮退処理のシーケンス図である。 本発明の一実施の形態の取引縮退処理フロー図である。 図2の自動取引装置の全取引選択画面の説明図である。 図2の自動取引装置の取引縮退時の選択画面の説明図である。 図1の自動取引装置の第2の実施の形態の外観図である。 図14の自動取引装置の横面図である。 図14の自動取引装置のブロック図ある。 図14の自動取引装置の現金ユニットの構成図ある。 図14の自動取引装置のセンサ/店舗テーブルの構成図である。 図14の自動取引装置のユニットのエンド/フル判定条件テーブルの構成図ある。 図14の自動取引装置の媒体フル/エンドによる運用テーブルの構成図である。 図14の自動取引装置の取引開始時の取引縮退処理のシーケンス図である。 図14の自動取引装置の全取引選択画面の説明図である。 図14の自動取引装置の取引縮退時の選択画面の説明図である。 本発明の他の実施の形態の自動取引システムの構成図である。
符号の説明
1 自動取引装置
2 ATM運営センタ
3 Webサーバ
4 業務サーバ
5 ホストゲートウェイ
6 データベースサーバ
7,8 ネットワーク網
9 金融機関ホスト
60 センタ/店舗テーブル
62 ユニット状態による縮退判定テーブル
64 媒体状態による縮退判定テーブル
66 媒体エンド/フル条件テーブル

Claims (5)

  1. 複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置の取引縮退処理方法において、
    少なくとも顧客が画面操作する顧客操作部と、取引機構と、ブラウザを備えた制御部とを有する前記自動取引装置が、前記顧客が前記顧客操作部から取引開始を指示したことに応じて、前記自動取引装置からネットワークを介し複数の前記自動取引装置の運営を行うWeb運営サーバに、前記自動取引装置の前記取引機構の収容媒体に関する媒体情報を送信するステップと、
    前記運営サーバのデータベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の前記媒体情報に応じて、前記自動取引装置の有効取引を決定するステップと、
    前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信するステップと
    前記顧客操作部から前記有効取引を選択可能とするため、前記自動取引装置の前記ブラウザにより前記顧客操作部の画面に前記有効取引を表示するステップとを有する
    ことを特徴とする自動取引装置の取引縮退処理方法。
  2. 前記送信ステップは、前記自動取引装置は前記取引機構の状態情報と前記媒体情報とを前記Web運営サーバに送信するステップを有し
    前記決定ステップは、前記Web運営サーバは、前記自動取引装置から送信された前記状態情報と前記媒体情報に応じて、前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の有効取引を決定するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1の自動取引装置の取引縮退処理方法。
  3. 複数の取引の内、顧客の操作により、指定された取引を実行する自動取引装置と、
    ネットワークを介し複数の前記自動取引装置の運営を行うWeb運営サーバと、
    前記自動取引装置の運営情報を格納するデータベースとを有し、
    前記自動取引装置は、少なくとも顧客が画面操作する顧客操作部と、取引機構と、ブラウザを備えた制御部とを有し、
    前記自動取引装置は、前記顧客が前記顧客操作部から取引開始を指示したことに応じて、前記取引機構の収容媒体に関する媒体情報を前記Web運営サーバに送信し
    前記Web運営サーバは、前記自動取引装置から送信された媒体情報に応じて、前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の有効取引を決定し、前記決定した有効取引を前記自動取引装置に送信し、前記顧客操作部から前記有効取引を選択可能とするため、前記自動取引装置の前記ブラウザにより前記顧客操作部の画面に前記有効取引を表示する
    ことを特徴とする自動取引システム。
  4. 前記自動取引装置は前記取引機構の状態情報と前記媒体情報とを前記Web運営サーバに送信し
    前記Web運営サーバは、前記自動取引装置から送信された前記状態情報と前記媒体情報に応じて、前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置の有効取引を決定する
    ことを特徴とする請求項3の自動取引システム。
  5. 前記Web運営サーバは、前記自動取引装置から送信された前記媒体情報から前記データベースに格納された運営情報を参照して、前記自動取引装置が前記媒体情報の媒体を使用可能であるか否かを決定し、前記有効取引を送信する
    ことを特徴とする請求項3の自動取引システム
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