JP4549003B2 - ポリマー碍子の製造方法及びそれに用いる端部加工装置 - Google Patents

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    • H01B17/325Single insulators consisting of two or more dissimilar insulating bodies comprising a fibre-reinforced insulating core member

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コアと、コアの周囲に設けた外被と、コア外被をそれらの両端で固定するための把持金具とからなり、外被の両端においてリング状に設けた凸部を有する外被と把持金具開口端内径との圧力接触でシール機能を持たせた上で把持金具とコアとをかしめ固定するポリマー碍子の製造方法及びそれに用いる端部加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4にその一例を示すように、送配電線用ポリマー碍子51は、FRPコア52と、FRPコア52の周囲に設けた外被53と、FRPコア52及び外被53をそれらの両端でかしめ固定するための把持金具54とから構成されている。上述した構成のポリマー碍子51において、以下の理由によりポリマー碍子51が離断したり機能を失う恐れがあるため、把持金具54内部への水分の侵入を避けなければならなかった。
(1)把持金具54の腐食で把持力が低下するため、
(2)外被53及びFRPコア52にトラッキングが起きて電気絶縁不良が発生するため、
(3)最も恐れている事態として、ストレスを持った状態のFRPコア52中のガラスに、ガラス内のアルカリ分が溶出してFRPコア52のぜい性破壊が起こるため。
【0003】
以上のことから、把持金具54と外被53との間を完全な水密状態とするための方法として、外被53の両端において凸部55をリング状に形成して、この凸部55を設けた部分を把持金具54でかしめ固定することで、凸部55にOリングの作用をさせる方法が、有効な方法として特許第2664616号公報で提案されており、実績を上げている。但し凸部55と把持金具とを圧力接触させて水密状態を得る方法として単に金具当該位置内径を適切な設定とし、これをはめ込んでも良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した外被53の端部に凸部55を設けたポリマー碍子51では、金型を使用してFRPコア52の周囲に外被53を成形しているため、必須機能の外被53と一体成形された凸部55は、一度成形されたら位置変更が不可能であった。そのため、凸部55の形状や形成すべき数の変更は実質上不可能な問題があった。また、ポリマー碍子51の笠枚数を減らして少し短い全長の製品を得ようとする際も、金型を変更しなければならず、そのような金型の変更には長時間を要する問題があった。さらに、例えば既成形物の笠枚数を減らして少し短い全長の製品に改作することも不可能であった。そのため、小口の注文に応じ難く、またそのような対応をしようとすると生産性が悪化する問題もあった。
【0005】
本発明の目的は上述した課題を解消して、金型を変換することなしに、凸部の形状や形成すべき数の変更ができ、しかも既成形物から笠枚数を変更して所望の長さの製品を得ることもできるポリマー碍子の製造方法及びそれに用いる端部加工装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のポリマー碍子の製造方法は、コアと、コアの周囲に設けた外被と、コアをそれらの両端で固定するための把持金具とからなり、外被の両端においてリング状に設けた凸部を有する外被と把持金具開口端内径との圧力接触でシール機能を持たせた上で把持金具とコアとを固定するポリマー碍子の製造方法において、コアの周囲に外被を形成した後、外被の端部に対し、外周に溝を有する砥石であって回転する砥石を、ポリマー碍子の軸心のまわりを回転させながら、砥石と外被とが接触していないアイドリング位置から砥石と外被とが接触する仕上げ位置へ移動させることで、外被の端部を加工することにより、リング状凸部を外被と一体に形成し、その後把持金具で固定することを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明のポリマー碍子の製造方法に用いる端部加工装置は、上述した構成のポリマー碍子を製造するのに用いる端部仕上げ装置であって、コアを保持するコアホルダと、コアホルダの周囲をコアの中心軸を中心に回転可能に設けられた回転駆動装置と、外周形状を形成したい凸部の形状とし、回転駆動装置にその中心軸を中心に回転可能に装着された砥石とからなり、保持したコアの周囲に設けた外被の端部において、砥石自身が回転するとともに回転する砥石を外被端部の周囲を回転させることで、端部に凸部を一体に形成することを特徴とするものである。
【0008】
本発明のポリマー碍子の製造方法では、外被端部を加工してリング状凸部を外被と一体に形成することで、金型を変更することなしに、凸部の形状や形成すべき数を簡単に変更することができる。また、好ましい態様として、成形体の外被を所定の長さに切断し、切断した外被の端部を加工することで、リング状凸部を外被と一体に形成した場合は、既成形体や在庫品から所望の長さのポリマー碍子を得ることができる。いずれも、小口注文ロットに対応できるとともに、金型交換回数を減らし生産性を上げることができる。さらに、本発明の端部加工装置では、上述したポリマー碍子の製造方法における加工を好適に達成できるとともに、コアの中心を基準に外被端部のリング状凸部を形成できるため、切断位置で外被が偏芯していても、それに関係なく、良好なかしめ固定ができるリング状凸部を得ることができる。
【0009】
【発明を実施するための最良の形態】
図1(a)〜(c)はそれぞれ本発明のポリマー碍子の製造方法の一例を説明するための図である。図1(a)〜(c)に示す図において、ポリマー碍子1は、FRPコア2と、FRPコア2の周囲に設けた例えばシリコーンゴムからなる外被3と、FRPコア2と外被3をそれらの両端でかしめ固定するための把持金具(図示せず)とからなり、外被3の両端においてリング状に設けた凸部11と把持金具開口端内径との圧力接触でシール機能を持たせた上で把持金具とFRPコア2とを把持金具でかしめ固定して構成している。なお、5は外被3の胴部、6は外被3の笠である。ここでは、本発明の特徴となる外被3端部への凸部11の形成方法を説明するとともに、その一端の製造方法を説明する。図1(a)〜(c)に示す凸部の加工の前に、圧縮成形、インジェクション成形、トランスファー成形などの方法で、FRPコア2の周囲に外被3が設けられるとともに、図1(a)〜(c)に示す凸部加工の後に把持金具をFRPコア2と外被3の両端でかしめ固定する。
【0010】
図1(a)〜(c)に従って、本発明のポリマー碍子の製造方法の特徴部分を説明する。まず、図1(a)に示すように、外被3の端部に外被3の胴部5の直径よりも大きい太径部12を設ける。太径部12の幅は、加工に用いる砥石21の幅とほぼ同じ幅とする。次に、図1(b)に示すように、高速回転する砥石21を、ポリマー碍子 1の軸心のまわりを回転させながら図1(a)に示すアイドリング位置から徐々に仕上げ加工位置へ移動させる。この際、砥石21の外周に溝22を設けることで、太径部12に凸部11を作製する。その結果、図1(c)に示すように、外被3の端部においてリング状に凸部11を設けることができる。なお、上述した例では、外被3の端部に太径部12を設け、太径部12に対して砥石21で研削加工することで、外被3の胴部5の直径よりも大きい直径の凸部11を作製した。しかし、太径部12を設けずに、外被3の胴部5の端部に砥石21で研削加工することもできる。この場合は、把持金具の開口端部の内径の設計を変更することで、対応することができる。
【0011】
上述したように、砥石21により加工で外被3の端部にシール用の凸部11を設けた場合は、金型を変更することなしに、凸部11の形状や形成すべき数の変更ができる。金型の変更は金型が高価なことからコストがかかり、また、金型の変更には時間がかかるため、上述した本発明はコスト削減や生産性の向上に大きく寄与する。
【0012】
図2(a)〜(d)はそれぞれ本発明のポリマー碍子の製造方法の他の例を説明するための図である。図2(a)〜(d)において、図1(a)〜(c)に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。図2(a)〜(d)に示す例は、図1(a)〜(c)に示す例と異なり、すでに製品として存在する既存の在庫品のポリマー碍子を短くする場合の例である。まず、図2(a)に示すように、FRPコア2の周囲に外被3を設け、さらに外被3の端部に凸部11を有するポリマー碍子1の成形体を準備する。次に、図2(b)に示すように、外被3の端部を所定の長さに切断して除去する。例えば、10笠を8笠とする。この際、笠6の根本部に太径部12を設けることが好ましい。次に、図2(c)に示すように、砥石21により太径部12を加工することにより、図2(d)に示すように所望の凸部11を有する外被3を得ることができる。
【0013】
上述したように、既存のポリマー碍子成形体の笠枚数を変更して所望の長さの製品を得ることにより、金型の保有数を減少することができ、小口注文ロットへの対応も迅速にでき、生産性を向上させることができる。
【0014】
図1(a)〜(c)及び図2(a)〜(d)で説明した例では、FRPコア2の周囲に圧縮成形、インジェクション成形、トランスファー成形などの方法で外被3を形成した。しかし、外被3の成形方法はこれに限られず、例えばFRPコア2と外被3の胴部5を金型成形またはクロスヘッド押し出し成形で形成した後、別途金型成形した笠6を胴部5に接着配置してポリマー碍子1の成形体を製造する場合にも、本発明を適用できることは言うまでもない。その場合も、シール用の凸部11を形成する際、この直径を胴部5より大きくする場合は外被3の端部における胴部5にRTVゴムなどで肉盛りして太径部12を形成し硬化後砥石21で加工することで形成しても良い。凸部11を胴部5と同じかそれ以下の直径とする場合は肉盛り不要であることは当然である。
【0015】
図3(a)、(b)はそれぞれ本発明のポリマー碍子の製造方法で用いる端部加工装置の一例を示す図である。図3(a)、(b)に示す例において、端部加工装置31は、FRPコア2を保持するFRPコアホルダ32と、FRPコアホルダ32の周囲をFRPコア2の中心軸を中心にベアリング33を利用して回転可能に設けられた高速エアグラインダ34と、外周形状を形成したい凸部11の形状とし、高速エアグラインダ34にその中心軸を中心に回転可能に装着された砥石21とから構成されている。そして、保持したFRPコア2の周囲に設けた外被3の端部において、砥石21自身が回転するとともに回転する砥石21を外被3端部の周囲をノブ35を利用して回転させることで、端部に凸部11を一体に形成している。高速エアグラインダ34は、グラインダホルダ36に偏芯ブッシュ37を介して取り付けられており、偏芯ブッシュ37には止めネジ38で固定されている。グラインダホルダ36内で偏芯ブッシュ37の位置をつまみ39により変えることで、加工状態の仕上げ位置と、加工しない状態のアイドリング位置とをとり得るよう構成している、この間の任意の位置でノブ35を締めて停止できる。なお、40はホルダ固定ピン、41はストッパである。
【0016】
上述した構成の端部加工装置31における端部加工は以下の通りである。
(1)ポリマー碍子成形体を必要長に全長切断後、FRPコア2の露出部(金具把持部)の外被3を適切な方法で除去清掃する。
(2)一体成形する凸部11に位置する笠を根本部で除去し、太径部12を形成する。
(3)FRPコア2の露出部をFRPコアホルダ32に挿入し、当て面32aに当てた後、部品32bを回して固定する。FRPコア2の露出部をFRPコアホルダ32に挿入固定する時、砥石21はアイドリング位置にあり、砥石21は挿入固定の邪魔にならない。
(4)FRPコア2の露出部をFRPコアホルダ32内に固定した後、高速エアグラインダ34にエアを送って砥石21を回転させる。
(5)ノブ35をゆるめてつまみ39をアイドリング位置から仕上げ位置方向へ動かし(その結果砥石21が外被3の太径部12に近づき)、適当量の研削を確認したところでノブ35をめて固定する。次いで、ホルダ固定ピン40を回転位置まで抜く。
【0017】
(6)グラインダホルダ36の本体またはノブ35を手で保持しながらグラインダホルダ36(砥石21)をゆっくりとFRPコア2の軸の周りを回転させる。外被3の端部の直径Aは偏芯や凹凸があるため、研削量の増減に応じて速度を調節する。揺動させながら回すのも良い。
(7)一周の研削が終わったら、ホルダ固定ピン40を回転位置から固定位置へ押し込み、グラインダホルダ36を固定する。
(8)上述した(5)〜(7)の工程を3〜5回繰り返し、偏芯ブッシュ37のつまみ39が仕上げ位置に達し、ストッパ41に当たったところでグラインダホルダ36を一周させる。これにより、新しい外被3の端部に一体成形の凸部11(円形、半円形状以外の形状の可)形状Gが、砥石21の側面に設けられた溝22の形状G’にならって形成される。
(9)エアを止め(砥石21の回転を止め)、ホルダ固定ピン40を固定位置に戻す。次いで、ノブ35をゆるめ偏芯ブッシュ37のつまみ39を仕上げ位置からアイドリング位置へ戻し、ノブ35を締める。部品32bをゆるめ、FRPコアホルダ32をFRPコア2から抜き去る。
【0018】
上述した工程において、(3)〜(9)の所要時間はFRPコア2の直径24mmクラスで約5分である。笠除去の丁寧さ加減で、またこの位置でFRPコア2と外被3とに偏芯があるかないかになどによって、直径Aが増減または偏芯し、研削量が増せば時間も多少延びる。また図3(a)、(b)に示す例では、偏芯ブッシュ37の偏芯量は4mmであり、従って砥石21の仕上げ位置からアイドリング位置までのストロークは8mmとしている。そのため、太径部の直径Aはこの範囲内としなければならない。
【0019】
なお、上述した例では、必要長に切断されFRP露出部の外被3を除去、清掃された製品は適当な、架台上に水平に置かれ、それ自身は回転せず、砥石21がFRPコア2の軸のまわりを回転する例を示したが、製品側を回転させても差し支えない。また、ポリマー碍子の長幹タイプの例を示したが、FRPコア2の直径に限定はなく、LP碍子や碍管であっても適用できる。さらに、砥石21は金属製の台金にダイヤモンド粉を電着させたダイヤモンド砥石が実用性に優れるが、これに限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、外被端部を加工してリング状凸部を外被と一体に形成しているため、金型を変更することなしに、凸部の形状や形成すべき数を簡単に変更することができる。また、好ましい態様として、成形体の外被を所定の長さに切断し、切断した外被の端部を加工することで、リング状凸部を外被と一体に形成した場合は、既成形体や在庫品から所望の長さのポリマー碍子を得ることができる。いずれも、小口注文ロットに対応できるとともに、金型交換回数を減らし生産性を上げることができる。さらに、本発明の端部加工装置では、上述したポリマー碍子の製造方法における加工を好適に達成できるとともに、コアの中心を基準に外被端部のリング状凸部を形成できるため、切断位置で外被が偏芯していても、それに関係なく、良好なかしめ固定ができるリング状凸部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)はそれぞれ本発明のポリマー碍子の製造方法の一例を説明するための図である。
【図2】(a)〜(d)はそれぞれ本発明のポリマー碍子の製造方法の他の例を説明するための図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ本発明のポリマー碍子の製造方法で用いる端部加工装置の一例を示す図である。
【図4】従来のポリマー碍子の一例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ポリマー碍子
2 FRPコア
3 外被
5 胴部
6 笠
11 凸部
12 太径部
21 砥石
22 溝
31 端部加工装置
32 FRPコアホルダ
33 ベアリング
34 高速エアグラインダ
35 ノブ
36 グラインダホルダ
37 偏芯ブッシュ
38 止めネジ
39 つまみ
40 ホルダ固定ピン
41 ストッパ

Claims (8)

  1. コアと、コアの周囲に設けた外被と、コアをそれらの両端で固定するための把持金具とからなり、外被の両端においてリング状に設けた凸部を有する外被と把持金具開口端内径との圧力接触でシール機能を持たせた上で把持金具とコアとを固定するポリマー碍子の製造方法において、コアの周囲に外被を形成した後、外被の端部に対し、外周に溝を有する砥石であって回転する砥石を、ポリマー碍子の軸心のまわりを回転させながら、砥石と外被とが接触していないアイドリング位置から砥石と外被とが接触する仕上げ位置へ移動させることで、外被の端部を加工することにより、リング状凸部を外被と一体に形成し、その後把持金具で固定することを特徴とするポリマー碍子の製造方法。
  2. 外被の端部に、この外被の端部と一体に形成した、外被の胴部よりも直径の大きい太径部を設け、太径部を加工することにより、胴部よりも直径の大きいリング状凸部を外被と一体に形成する請求項1記載のポリマー碍子の製造方法。
  3. コアの周囲に外被を形成した後、外被を所定の長さに切断し、切断した外被の端部を加工することにより、リング状凸部を外被と一体に形成する請求項1記載のポリマー碍子の製造方法。
  4. 複数の笠と胴部とを交互に形成してなる外被を所定の長さに切断するに際し、外被を胴部で切断し、その後切断した端部に面する外被の笠の根元部を切断して外被端部に外被の胴部よりも直径の大きい太径部を設け、太径部を加工することにより、胴部よりも直径の大きいリング状凸部を外被と一体に形成する請求項3記載のポリマー碍子の製造方法。
  5. 外被を、コアと外被の胴部を形成した後、別途成形した外被の笠を胴部に接着配置することで作製する請求項1記載のポリマー碍子の製造方法。
  6. 外被の端部に、この外被の端部と一体に形成した、外被の胴部よりも直径の大きい太径部を設け、太径部を加工することにより、胴部よりも直径の大きいリング状凸部を外被と一体に形成する請求項5記載のポリマー碍子の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のポリマー碍子を製造するのに用いる端部加工装置であって、コアを保持するコアホルダと、コアホルダの周囲をコアの中心軸を中心に回転可能に設けられた回転駆動装置と、外周形状を形成したい凸部の形状とし、回転駆動装置にその中心軸を中心に回転可能に装着された砥石とからなり、保持したコアの周囲に設けた外被の端部において、砥石自身が回転するとともに回転する砥石を外被端部の周囲を回転させることで、端部に凸部を一体に形成することを特徴とする端部仕上げ装置。
  8. 回転駆動装置は、コアホルダに装着されたグラインダホルダに偏芯ブッシュを介して取り付けられており、グラインダホルダ内で偏芯ブッシュの位置を変えることで、加工対象の外被端部に対し、砥石により加工を行う状態の仕上げ位置と、砥石により加工しない状態のアイドリング位置とを取りうるよう構成した請求項7記載の端部仕上げ装置。
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