JP4548964B2 - コネクタ付き樹脂ホースの製造法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂ホースを配管接続するためのコネクタを、樹脂ホースに一体に形成したコネクタ付き樹脂ホースの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のラジエータホースとしては、ゴムホースが一般的に用いられていた。これは、エンジンやラジエータの配置に合せて自由に曲げられると共に、自動車運転中の振動によるエンジンとラジエータとの相対変位を吸収できるようにするためである。
【0003】
しかしながら、ゴムホースは、重くて取り扱い性が悪く、エンジンやラジエータのパイプに接続する際に、ホースクランプで締め付ける必要があるため、取付け作業性が悪いという問題点があった。
【0004】
一方、熱可塑性樹脂等からなるホースが知られており、このホースに可撓性を付与するため、軸方向に沿った断面が波形の凹凸をなすコルゲート部を形成したものも知られている。
【0005】
このような樹脂ホースは、ゴムホースに比べて著しく軽いので取り扱い性がよく、また、端部にエンジンやラジエータのパイプにワンタッチで接続できるコネクタを予め取付けておくことができるため、取付け作業性がよいという利点を有している。
【0006】
また、樹脂ホースにコネクタを取付ける方法として、例えば特許第2907251号公報には、表面に凹凸を有するコネクタの筒状接続部に樹脂製のホースを挿入した後、該ホースを挿入した状態の接続部を射出成形型内に配置し、接続部の線膨張係数以下の線膨張係数を有する樹脂材料を、少なくともホースの接続部に対応する外周部位に射出し、該射出時の熱と圧力によりホースを接続部の凹凸表面に相応した凹凸状態とすると共に、ホースと一体的に溶着されるカラー部を形成するホースの接続方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許第2907251号公報に開示されたホースの接続方法では、コネクタの筒状接続部に樹脂製のホースを挿入した後、該ホースを挿入した状態の接続部を射出成形型内に配置して射出成形を行うため、作業工程が多くなり、コスト高となるという問題があった。また、樹脂材料の線膨張係数等を考慮する必要があり、材料の選択余地が狭められるという問題があった。
【0008】
したがって、本発明の目的は、より簡単な工程で製造できるようにしたコネクタ付き樹脂ホースの製造法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1は、熱可塑性樹脂からなる樹脂ホースの端部を金型内に挿入し、コネクタ成形用の熱可塑性樹脂を射出して、前記樹脂ホースの端部外周にコネクタを一体成形するコネクタ付き樹脂ホースの製造法において、前記樹脂ホースの端部内周に挿入される中子と、前記樹脂ホースの外周に前記コネクタ成形用のキャビティ空間を形成する、3以上に分割された外型とを有する金型を用い、前記樹脂ホースの端部外周にリブを形成し、前記外型の各分割部を開いた状態で、前記中子に前記樹脂ホースの端部を挿入し、前記外型の各分割部を閉じて前記樹脂ホースの端部を前記外型と中子との間に挟着する際に、前記リブを前記外型で押えることによってシール性を高めるようにしたことを特徴とするコネクタ付き樹脂ホースの製造法を提供する。
【0016】
上記発明によれば、中子に樹脂ホースの端部を挿入した後、外型の各分割部を閉じて樹脂ホースの端部を外型と中子との間に挟着するようにしたので、樹脂ホースの肉厚に多少の偏りがあっても、樹脂ホースをシール性よく中子と外型との間に挟着することができる。また、外型を閉じるときに、樹脂ホースの端部外周に形成されたリブを押えることによって、樹脂ホースと金型との密着性をより良好にすることができるので、樹脂漏れによるバリの発生等を防止することができる。
【0017】
また、樹脂ホースにコネクタを一体に成形することにより、製造工程が簡略化されると共に、樹脂ホースとコネクタとの接合強度やシール性を向上させることができる。
【0018】
更に、本発明の第2は、前記第1の発明において、前記熱可塑性樹脂の射出を、前記樹脂ホースの端部外周を囲む複数箇所から行うコネクタ付き樹脂ホースの製造法を提供する。
【0019】
上記発明によれば、熱可塑性樹脂の射出を樹脂ホースの端部外周を囲む複数箇所から行うことにより、射出された樹脂の回りがよくなって成形が良好になされると共に、射出部(ゲート)を増やすことで射出圧を分散させ、チューブの変形等を防止することができる。
【0020】
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記リブは前記樹脂ホースの先端から離れた位置に形成されており、前記外型の内周には前記リブに対応する凹部が形成されており、前記外型のコネクタ成形部と前記凹部との間に断熱層が設けられているコネクタ付き樹脂ホースの製造法を提供する。
【0021】
上記発明によれば、外型で樹脂ホース外周のリブを押えることにより、金型のキャビティ空間にコネクタ成形用の樹脂を射出したとき、その射出圧が樹脂ホースの端部にかかっても、樹脂ホースのリブと外型の凹部とが係合して樹脂ホースが動くことが防止されるので、樹脂ホースと金型との接触面に隙間が生じにくくなり、上記隙間に樹脂が侵入してバリが発生することを防止できる。
【0022】
また、射出成形を繰り返すことにより金型の温度が上昇するため、樹脂ホース外周のリブを外型で押えても、金型の熱によって樹脂ホースが軟化し、係合力が弱まる傾向があるが、この態様では、外型のコネクタ成形部と凹部との間に断熱層を設けたことにより、外型の凹部付近の温度上昇が抑制され、樹脂ホースのリブが当接する部分の温度を低くして、樹脂ホースのリブと外型の凹部との係合力を維持し、樹脂ホースと金型との密着性を維持して、バリの発生をより効果的に防止することができる。
【0023】
本発明においては、前記外型の前記凹部が形成された部分に近接して、冷却水の通路が形成されていることが好ましい。この態様によれば、上記通路に冷却水を流すことにより、外型がより効果的に冷却されるので、樹脂ホースのリブが外型の熱で軟化することをより確実に防止でき、樹脂ホースと金型との密着性をより高めることができる。
【0024】
また、外型に冷却水の通路を設けるだけでなく、外型に対向する中子内にも冷却水の通路を設けることが好ましく、それによって、冷却水で冷却された中子と外型とで樹脂ホースを挟むことができるので、樹脂ホースの軟化をより効果的に防止できる。
【0025】
更に、前記樹脂ホースのリブは、その軸方向に沿った断面形状において、前記コネクタから離れた方がより急斜面(径方向外側に向けてより立った面)となっていることが好ましい。この態様によれば、外型の凹部で樹脂ホースのリブを押え、キャビティ空間にコネクタ成形用の樹脂を射出したとき、射出圧によって樹脂ホースが動こうとする方向に上記急斜面があるため、樹脂ホースの動きをより確実に押えることができる。
【0026】
更にまた、前記外型の内面に露出する前記断熱層の厚さは、前記外型の内部に配置された前記断熱層の厚さよりも薄くされていることが好ましい。この態様によれば、外型の内面に露出する断熱層の部分を小さくして、外型の樹脂ホース押圧面に大きな凹凸が生じるのを防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1〜6には、本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の一実施形態が示されている。図1は、樹脂ホースを金型内にセットし、コネクタを射出成形した状態の部分断面図、図2は、コネクタ付き樹脂ホースの外観を示す斜視図、図3は、樹脂ホースを金型内にセットし、コネクタを射出成形した状態の断面図、図4は、樹脂ホースを中子と外型で挟着した状態を示す部分断面図、図5は金型の外型の分割構造を示す断面図、図6は、樹脂ホースとコネクタとの接合面の状態を示す横断面図である。
【0028】
図2に示すように、このコネクタ付き樹脂ホース10は、樹脂ホース11と、この樹脂ホース11の両端に取付けられた1対のコネクタ12とから構成されている。
【0029】
樹脂ホース11は、例えば、ポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を材料として、常法により管状に押出成形した後、内面に波形の凹凸を有する金型で挟んでブロー成形するなどの方法で製造される。この樹脂ホース11は、軸方向の中央部にコルゲート部11aを有している。コルゲート部11aは、軸方向に沿った断面が波形の凹凸をなし、周方向に沿った断面では上記凹凸が円周の一部で次第に小さくなり、平坦部11bにおいて消失した形状をなしている。
【0030】
また、コネクタ12は、樹脂ホース11の成形後に、樹脂ホース11の端部を金型内に挿入した状態で、上記と同様な熱可塑性樹脂を射出することによって、樹脂ホース11と一体に成形される。コネクタ12は、ラジエータやエンジンのパイプにワンタッチで接続できるような係合構造を有している。
【0031】
図1、3、4に示すように、上記コネクタ付き樹脂ホース10を製造するための金型20は、固定側外型21、可動側外型22と、中子30とを有しており、可動側外型22は、後述するように更に複数に分割されている。外型21、22は、後述する機構により開閉動作して中子30と樹脂ホース11との間にキャビティ空間23(図4参照)を形成する。なお、24は、熱可塑性樹脂を射出するためのゲートである。また、図1の(b)は(a)のB部を拡大して示す図である。
【0032】
中子30は、段状に縮径された先細円筒状をなし、その先端部外周に所定の隙間t(図4参照)を介して可動リング31が遊嵌され、可動リング31の上端面には押え板32が被さり、この押え板32の中心がネジ33により中子30に固着されている。可動リング31の下端面は、押え板32によって中子30の段部34に圧接されている。
【0033】
樹脂ホース11の端部は、可動リング31の外周に挿入され、外型21、22が閉じるとき、樹脂ホース11は、可動リング31と縮径部21a,22aとで挟着され、キャビティ空間23をシールする。
【0034】
また、樹脂ホース11には、上記縮径部21a,22aの下縁部に当接する位置に、環状のリブ11dが形成されている。
【0035】
中子30内には、冷却水の通路35が形成され、この通路35は、中子30に隣接して配置されたブロック28の通路25に連通し、冷却水の通路25には、給水口26と、排水口27とが形成されている。
【0036】
図5(a)は外型21、22が閉じた状態、図5(b)は外型21、22が開いた状態を示している。同図に示すように、可動側外型22には、左右に対向する可動ブロック63、64が配置され、可動型外型22の中央には、可動側外型22本体に対して更に進退動作する可動ブロック65が配置されている。
【0037】
固定側外型21には、可動側外型22に向けて互いに広がるように、2本のガイド棒66、67が斜めに取付けられ、これらのガイド棒66、67は、可動ブロック63、64及び可動側外型22に挿入されている。可動ブロック63、64は、図示しないスライド機構により、可動側外型22に対して左右にスライド可能に支持されており、可動側外型22を固定側外型21に対して開くと、ガイド棒66、67に案内されて、可動ブロック63、64は左右に広がるようになっている。また、可動ブロック65は、可動側外型22が固定側外型21に対して開くとき、可動側外型22より大きく固定側外型21から離れるように動作する。
【0038】
したがって、図5(b)に示すように、可動側外型22を固定側外型21に対して開くと、固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、左右の可動ブロック63、64が、互いに離れるように開かれる。反対に、図5(a)に示すように、可動側外型22を固定側外型21に対して閉じると、上記固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、左右の可動ブロック63、64が、互いに近づくように近接して当接する。
【0039】
また、金型20の中心には、中子30が配置されており、前述したように、固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、左右の可動ブロック63、64が当接すると、それらの内周と中子30の外周との間にキャビティ空間23が形成される。
【0040】
また、固定側外型21には、射出ノズルから溶融した熱可塑性樹脂を注入するための射出ノズル挿入口70が設けられ、固定側外型21の内部にはノズル挿入口70に連通する湯道71が形成されている。湯道71は、先端が分岐しており、可動ブロック63、64に形成された湯道72、73を通って、キャビティ空間23の外周4箇所に配置されたゲート24a、24b、24c、24dに連通している。ゲート24a、24b、24c、24dは、固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、左右の可動ブロック63、64が当接する接合面に形成されている。
【0041】
次に、このコネクタ付き樹脂ホース10の製造工程を説明する。
まず、図5(b)に示すように、固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、左右の可動ブロック63、64を開いた状態で、中子30の外周に樹脂ホース11を挿入して樹脂ホース11を金型20内に配置する。このとき、樹脂ホース11の端面は中子30の段部34に当接させる(図4参照)。
【0042】
そして、図5(a)に示すように、可動側外型22を固定側外型21に近接させながら、固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、及び左右の可動ブロック63、64を互いに当接させると、樹脂ホース11は、中子30の外周と、固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、及び左右の可動ブロック63、64の内周との間に挟着されて、シール性よく保持される。
【0043】
この場合、樹脂ホース11の肉厚の偏りの有無によって、可動リング31がそれを吸収するように移動する。すなわち、図4(a)に示すように、樹脂ホース11が均等な肉厚を有するときは、可動リング31と縮径部21a、22aとの間に均等な間隙がある状態で外型21、22を閉じると、可動リング31が動かされることなく、樹脂ホース11は中子30の可動リング31と外型21、22との間に挟着される。
【0044】
また、図4(b)に示すように、樹脂ホース11の肉厚に周方向における偏りがある場合には、外型21、22を閉じる過程で、可動リング31が中子30に対して径方向に移動し、可動リング31と縮径部21a、22aとの隙間に樹脂ホース11が密接するように、樹脂ホース11の偏肉によるずれを吸収する。したがって、可動リング31と縮径部21a、22aとの間に樹脂ホース11を常に密接させた状態で挟着でき、射出成形時のバリの発生を防止できる。
【0045】
更に、樹脂ホース11には、図1、4に示すような環状のリブ11dが形成されているので、外型21、22が閉じるとき、それらの縮径部21a、22aが上記リブ11dの上部に当接して下方に押え込むので、樹脂ホース11の端面が中子30の段部34に圧接され、縮径部21a、22a及び段部34でのシール性を良好にしてバリの発生を防止することができる。
【0046】
こうして、樹脂ホース11を挿入してセットすると、外型21、22と、中子30と、樹脂ホース11との間に、コネクタ12を成形するためのキャビティ空間23が形成される。この状態で、樹脂ホース11の外周4箇所に形成されたゲート24からキャビティ空間23内に溶融した熱可塑性樹脂を圧入し、射出成形を行う。このように4箇所のゲート24から射出させることにより、溶融樹脂の回り込みが円滑になされると共に、樹脂ホース11及びコネクタ12の外周に均等な溶着スポットを形成することができる。
【0047】
続いて、図3に示した給水口26から給水し、排水口27から排水することにより、冷却水の通路25、35内に通水して冷却し、樹脂を冷却硬化させる。更に、図5(b)に示すように、可動側外型22を固定側外型21に対して開くことにより、可動側外型22の可動ブロック65及び左右の可動ブロック63、64を可動させて、これらの外型のブロックを互いに離れるように開き、中子30を樹脂ホース11内から抜き出し、樹脂ホース11の端部に一体成形されたコネクタ12を取り出す。
【0048】
こうして得られたコネクタ付き樹脂ホース10は、図2に示すように、樹脂ホース11にコネクタ12が一体に成形され、樹脂ホース11とコネクタ12とが溶着して接合されているので、両者の接合強度に優れており、また、接合部の気密性が高くなる。また、樹脂ホース11の端部外周に環状のリブ11dが形成されており、これによって樹脂ホース11の端部における耐圧性(内圧に対する耐性)が向上するので、樹脂ホース11とコネクタ12との接合部における耐圧性がより向上する。
【0049】
更に、図6(a)に示すように、樹脂ホース11のゲート24が1つの場合には、樹脂ホース11に射出圧による凹部11eが形成されて肉薄となり、コネクタ12の上記と同じ位置には、上記凹部11eに入り込んで溶着された凸部12aが形成される。これに対して、図6(b)に示すように、この実施形態では、ゲート24を4つ設けたことにより、射出圧が分散し、チューブの変形が防止される。
【0050】
図7には、本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符合を付してその説明を省略することにする。
【0051】
この実施形態は、樹脂ホース11の環状のリブ11d上面にテーパ部11fを形成し、それに当接する外型(この図では便宜上可動側外型22のみを示しているが固定型外型21でも同様)22の縮径部22aには、上記テーパ部11fに適合する逆テーパ部22bが形成されている点が前記実施形態と相違している。
【0052】
すなわち、図7(a)、(b)、(c)に示されるように、外型22が閉じるとき、縮径部22aの逆テーパ部22bが、樹脂ホース11のテーパ部11fに当接し、樹脂ホース11を下方に押え込む力が作用するため、樹脂ホース11の下端面と中子30の段部34とのシール性が良好になると共に、樹脂ホース11と縮径部22aとのシール性も向上する。
【0053】
図8には、本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の更に他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符合を付してその説明を省略することにする。
【0054】
この実施形態では、樹脂ホース11の環状のリブ11dが山形断面をなし、上下の斜面11d1、11d2を有している。また、外型22の縮径部22aの凸面に環状の凹部22cが形成されており、凹部22cはその内部に上下の斜面22c1、22c2を有している。
【0055】
この実施形態では、図8(a)、(b)、(c)に示されるように、外型22が閉じるとき、最初にリブ11dの上方の斜面11d1と、凹部22cの上方の斜面22c1とが当接し、樹脂ホース11を下方に押し下げてその下端面を中子の段部に圧接させる。次に、リブ11dの下方の斜面11d2と、凹部22cの下方の斜面22c2とが当接し、リブ11dが凹部22cに嵌合保持される。その結果、リブ11d及び凹部22cが上下2箇所の斜面で密接し、樹脂ホース11と金型20とのシール性が更に良好になる。
【0056】
図9〜12には、本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の更に他の実施形態が示されている。図9は樹脂ホースを金型内にセットし、コネクタを射出成形した状態を示す断面図、図10は金型の可動ブロックと樹脂ホースのリブとの当接部を示す部分断面図、図11は同可動ブロックの平面断面図及び側面断面図、図12は同可動ブロックの斜視図である。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符合を付してその説明を省略することにする。
【0057】
図9に示すように、樹脂ホース11は、中子30の可動リング31の外周に装着されており、樹脂ホース11及び中子30の外側には、可動ブロック63、64が配置されている。なお、図10〜12には、一方の可動ブロック63のみ図示されているが、他方の可動ブロック64も基本的に同じ形状をなす。
【0058】
可動ブロック63、64は、複数のブロック63a、63b、63c、63d及び64a、64b、64c、64dから構成されている。このうちのブロック63c、64cには、図5に示したガイド棒66、67が挿通されるガイド孔80が形成されている。そして、可動ブロック63、64は、図5に示した構造により、可動側外型22の開閉に連動して、中子30に対して開閉動作する。
【0059】
可動ブロック63、64を構成するブロックのうち、上方内側のブロック63a、64aの内周には、樹脂ホース11のリブ11dが嵌合する凹部82が形成されている。なお、リブ11dは、コネクタ12から離れた方向の斜面11d3が、コネクタ12に近接した方向の斜面11d4に比べて、より急斜面(径方向外側に向けてより立った面)となっており、上記凹部82は、上記リブ11dに適合する内周形状をなしている。
【0060】
上記ブロック63a、64aの下方には、断熱層83を介して、ブロック63b、64bが配置されている。断熱層83は、例えばフェノール樹脂のような耐熱性の樹脂材料、セラミックス材料、石綿等の無機繊維材料などで構成される。
なお、ブロック63aと63b及びブロック64aと64bの間隙は、それらの内周面において小さくされており、可動ブロック63、64の内周に露出する断熱層83の幅t(図10参照)ができるだけ小さくなるようにされている。
【0061】
上記ブロック63a、64aに対して、断熱層83を介して下方に配置されたブロック63b、64bは、樹脂ホース11の外周に当接する突部63b1と、樹脂ホース11の外周に対して所定の間隔を有する内周63b2とを有し、内周63b2と樹脂ホース11外周との間に、コネクタ12を成形するキャビティ空間23が形成されている。
【0062】
上方のブロック63a、64a内には冷却水の通路84が形成され、この通路84の両端部には冷却水の導入管85及び導出管86が連結されている。なお、前述したように、中子30の内部にも冷却水の通路35が形成されている。
【0063】
また、上記説明は、可動側外型22の開閉に連動して、中子30に対して開閉動作する可動ブロック63、64について行ったが、図5における固定側外型21及び可動ブロック65についても、同様な構造をなしている。
【0064】
この実施形態によれば、可動ブロック63、64を閉じると、樹脂ホース11のリブ11dに、可動ブロック63、64の凹部82が嵌合する。この状態で、図5のゲート24a〜24dからキャビティ空間23内に溶融した熱可塑性樹脂を射出する。このとき、樹脂ホース11の端部に強い射出圧がかかり、樹脂ホース11を軸方向に押す力が作用するが、樹脂ホース11のリブ11dが、可動ブロック63、64の凹部82に嵌合していることにより、樹脂ホース11の軸方向への移動が防止される。その結果、樹脂ホース11の端部と金型との密着性が維持され、バリの発生を防止することができる。
【0065】
また、射出成形サイクルを繰り返すことにより、金型温度が上昇して樹脂ホース11の金型接触部が軟化しやすくなる。特にリブ11dが軟化すると、射出圧による軸方向に押す力に対して、金型による押えがきかなくなり、樹脂ホース11のずれを防止できなくなる。
【0066】
しかしながら、この実施形態によれば、コネクタ12を形成するキャビティ空間12に接する可動ブロック63b、64bと、樹脂ホース11のリブ11dを押える凹部82を有する可動ブロック63a、64aとの間に、断熱層83が設けられているので、キャビティ空間12内の溶融樹脂に接触して加熱される可動ブロック63b、64bの熱が、可動ブロック63a、64aに伝わりにくくなり、樹脂ホース11のリブ11dが軟化しにくくなっている。
【0067】
更に、可動ブロック63a、64aは、冷却水の導入管85、86を連結されて、内部の冷却水通路84に冷却水を通されて冷却されている。また、中子30も、内部の冷却水の通路35に冷却水が通されて冷却されている。したがって、樹脂ホース11のリブ11d付近は、内側の中子30と、外側の可動ブロック63a、64aとで挟まれて、加熱による軟化をより効果的に防止される。
【0068】
更にまた、樹脂ホース11のリブ11dは、コネクタ12から離れた方向の斜面11d3が、コネクタ12に近接した方向の斜面11d4に比べて、より急斜面(径方向外側に向けてより立った面)となっているので、射出圧によって軸方向に押圧されたとき、可動ブロック63a、64aの凹部82にしっかりと係合し、樹脂ホース11の軸方向移動をより効果的に防止する。
【0069】
なお、上記実施形態では、ブロック63aと63b及びブロック64aと64bの間隙は、それらの内周面において小さくされており、断熱層83は、上記ブロックの内周面までは充填されていないが、図13に示すように、可動ブロック63、64の内周の幅tに至るまで断熱層83が充填されていてもよい。その場合には、金型で押えたとき、樹脂ホース11の外周に上記間隙による凹凸が形成されるのを軽減することができる。
【0070】
また、樹脂ホース11のリブ11dは、必ずしも環状に形成されている必要はなく、例えば周方向のところどころで切れた突条であってもよい。
【0071】
【実施例】
試験例
樹脂ホース11のリブ11dにより、軸方向の押圧力をどの程度受け止められるかについて試験を行った。
【0072】
図14に示すように、樹脂ホース11は外周に環状のリブ11dを有し、このリブ11dは断面が直角三角形状をなしている。樹脂ホース11の中心にはコアピン90を挿入し、樹脂ホース11の外周を固定治具91で把持し、コアピン90と固定治具91との間で樹脂ホース11を挟持した。樹脂ホース11のリブ11dの急斜面の部分を固定治具91の端面に当接し、ピストン92によって樹脂ホース11の上端面を押圧した。そして、20℃、40℃、60℃の各温度で、何kgの荷重でリブ11dの切れやつぶれが生じるかを観察した。
【0073】
なお、樹脂ホース11は、ポリアミド12からなる外層と、変性ポリオレフィン系エラストマーからなる内層とを積層した構造からなり、外層の厚さ1.8〜2.3mm、内層の厚さ1.4〜2.2mm、内径は14.5mmで、リブ11dの高さは0.7mmである。また、リブ11dの樹脂ホース11外周から立ちあがる角部Aの形状を、R無し、R0.2mm、R0.5mmにして、それぞれ試験した。この結果を下記表1に示す。
【0074】
【表1】
Figure 0004548964
【0075】
上記表1に示されるように、リブ11dの角部Aの形状は、R0.2mmのときに最も抵抗力があった。また、常温においても、リブ11dによって対抗できる最大荷重は、620〜590kgであることが分かった。そして、成形時に近い温度である40℃になると、最高でも450kgでリブが潰れてしまうことがわかった。
【0076】
これに対して、射出成形時に樹脂ホース11にかかる射出成形圧は、平均2075kg/cm2であり、樹脂ホース11の断面積が0.87cm2であるとすると、樹脂ホース11の軸方向にかかる合計荷重は632kgとなり、上記のリブ11dでは潰れたりして、樹脂ホース11を十分に保持できない可能性があることがわかる。
【0077】
したがって、射出成形時に樹脂ホース11を挟む金型部分の温度上昇を抑え、好ましくは冷却することにより、上記リブ11dの軟化を防いで、射出成形圧に対する十分な剛性を付与することが好ましいことが分かった。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、樹脂ホースの端部外周に形成されたリブによって、樹脂ホース内が高圧になったときの耐圧性が向上し、樹脂ホースとコネクタとの接続部におけるシール性を良好に維持することができる。
【0079】
また、樹脂ホースの端部を金型内に挿入し、コネクタ成形用の熱可塑性樹脂を射出して、樹脂ホースの端部外周にコネクタを一体成形する際に、上記環状のリブを金型で押えることによって、樹脂ホースと金型とのシール性を良好にし、バリの発生等を防止することができる。
【0080】
更に、樹脂ホースの端部外周にコネクタが溶着されて一体に成形されるので、樹脂ホースとコネクタとの接合強度やシール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の一実施形態であって、樹脂ホースを金型内にセットし、コネクタを射出成形した状態を示す部分断面図である。
【図2】 同実施形態によるコネクタ付き樹脂ホースの外観を示す斜視図である。
【図3】 同実施形態において樹脂ホースを金型内にセットし、コネクタを射出成形した状態を示す断面図である。
【図4】 同実施形態において樹脂ホースを中子と外型で挟着した状態を示す部分断面図である。
【図5】 同実施形態において使用する金型の外型の分割構造を示す断面図である。
【図6】 同実施形態における樹脂ホースとコネクタとの接合面の状態を示す横断面図である。
【図7】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の他の実施形態における金型と樹脂ホースとの当接部を示す部分拡大断面図である。
【図8】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の他の実施形態における金型と樹脂ホースとの当接部を示す部分拡大断面図である。
【図9】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の他の実施形態であって、樹脂ホースを金型内にセットし、コネクタを射出成形した状態を示す断面図である。
【図10】 上記実施形態における金型の可動ブロックと樹脂ホースのリブとの当接部を示す部分断面図である。
【図11】 同可動ブロックの平面断面図及び側面断面図である。
【図12】 同可動ブロックの斜視図である。
【図13】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホースの製造法の他の実施形態であって、金型の可動ブロックと樹脂ホースのリブとの当接部を示す部分断面図である。
【図14】 試験例における試験方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 コネクタ付き樹脂ホース
11 樹脂ホース
11d リブ
11f テーパ部
12 コネクタ
20 金型
21 固定側外型
22 可動側外型
21a、22a 縮径部
22b 逆テーパ部
22c 凹部
23 キャビティ空間
24、24a、24b、24c、24d ゲート
25 通路
26 給水口
27 排水口
28 ブロック
30 中子
31 可動リング
32 押え板
33 ネジ
34 段部
35 冷却水の通路
63、64 可動ブロック
65 可動ブロック
66、67 ガイド棒
70 ノズル挿入口
71、72、73 湯道
80 ガイド孔
82 凹部
83 断熱層
84 冷却水の通路
85 導入管
86 導出管

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂からなる樹脂ホースの端部を金型内に挿入し、コネクタ成形用の熱可塑性樹脂を射出して、前記樹脂ホースの端部外周にコネクタを一体成形するコネクタ付き樹脂ホースの製造法において、
    前記樹脂ホースの端部内周に挿入される中子と、前記樹脂ホースの外周に前記コネクタ成形用のキャビティ空間を形成する、3以上に分割された外型とを有する金型を用い、
    前記樹脂ホースの端部外周にリブを形成し、前記外型の各分割部を開いた状態で、前記中子に前記樹脂ホースの端部を挿入し、前記外型の各分割部を閉じて前記樹脂ホースの端部を前記外型と中子との間に挟着する際に、前記リブを前記外型で押えることによってシール性を高めるようにしたことを特徴とするコネクタ付き樹脂ホースの製造法。
  2. 前記熱可塑性樹脂の射出を、前記樹脂ホースの端部外周を囲む複数箇所から行う請求項2記載のコネクタ付き樹脂ホースの製造法。
  3. 前記リブは前記樹脂ホースの先端から離れた位置に形成されており、前記外型の内周には前記リブに対応する凹部が形成されており、前記外型のコネクタ成形部と前記凹部との間に断熱層が設けられている請求項1又は2記載のコネクタ付き樹脂ホースの製造法。
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