JP2001343092A - コネクタ付き樹脂ホース及びその製造法 - Google Patents

コネクタ付き樹脂ホース及びその製造法

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JP2001343092A JP2001101991A JP2001101991A JP2001343092A JP 2001343092 A JP2001343092 A JP 2001343092A JP 2001101991 A JP2001101991 A JP 2001101991A JP 2001101991 A JP2001101991 A JP 2001101991A JP 2001343092 A JP2001343092 A JP 2001343092A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡単な工程で製造できるようにしたコネ
クタ付き樹脂ホース及びその製造法を提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる樹脂ホース11の
端部外周にリブ11dを形成する。金型の外型21、2
2を開いた状態で、樹脂ホース11の端部を中子30に
外挿し外型21、22を閉じることにより、樹脂ホース
11の外周にコネクタ成形用のキャビティ空間23を形
成する。このキャビティ空間23にゲート24から熱可
塑性樹脂を射出して、樹脂ホース11の端部外周にコネ
クタを一体成形する。なお、上記金型を閉じる際、前記
リブ11dを外型で押えることによりシール性を高める
ことができる。また、外型は3以上に分割されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂ホースを配管
接続するためのコネクタを、樹脂ホースに一体に形成し
たコネクタ付き樹脂ホース及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のラジエータホースとして
は、ゴムホースが一般的に用いられていた。これは、エ
ンジンやラジエータの配置に合せて自由に曲げられると
共に、自動車運転中の振動によるエンジンとラジエータ
との相対変位を吸収できるようにするためである。
【0003】しかしながら、ゴムホースは、重くて取り
扱い性が悪く、エンジンやラジエータのパイプに接続す
る際に、ホースクランプで締め付ける必要があるため、
取付け作業性が悪いという問題点があった。
【0004】一方、熱可塑性樹脂等からなるホースが知
られており、このホースに可撓性を付与するため、軸方
向に沿った断面が波形の凹凸をなすコルゲート部を形成
したものも知られている。
【0005】このような樹脂ホースは、ゴムホースに比
べて著しく軽いので取り扱い性がよく、また、端部にエ
ンジンやラジエータのパイプにワンタッチで接続できる
コネクタを予め取付けておくことができるため、取付け
作業性がよいという利点を有している。
【0006】また、樹脂ホースにコネクタを取付ける方
法として、例えば特許第2907251号公報には、表
面に凹凸を有するコネクタの筒状接続部に樹脂製のホー
スを挿入した後、該ホースを挿入した状態の接続部を射
出成形型内に配置し、接続部の線膨張係数以下の線膨張
係数を有する樹脂材料を、少なくともホースの接続部に
対応する外周部位に射出し、該射出時の熱と圧力により
ホースを接続部の凹凸表面に相応した凹凸状態とすると
共に、ホースと一体的に溶着されるカラー部を形成する
ホースの接続方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許第2907251号公報に開示されたホースの接続方
法では、コネクタの筒状接続部に樹脂製のホースを挿入
した後、該ホースを挿入した状態の接続部を射出成形型
内に配置して射出成形を行うため、作業工程が多くな
り、コスト高となるという問題があった。また、樹脂材
料の線膨張係数等を考慮する必要があり、材料の選択余
地が狭められるという問題があった。
【0008】したがって、本発明の目的は、より簡単な
工程で製造できるようにしたコネクタ付き樹脂ホース及
びその製造法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、熱可塑性樹脂からなる樹脂ホース
と、同じく熱可塑性樹脂からなる筒状のコネクタとを備
え、前記樹脂ホースの端部外周と前記コネクタの内周と
が溶着されて連結されており、前記樹脂ホース外周の前
記コネクタの端部に当接又は近接した位置にリブが形成
されていることを特徴とするコネクタ付き樹脂ホースを
提供する。
【0010】上記第1の発明によれば、樹脂ホースの端
部外周に形成されたリブによって、樹脂ホース内が高圧
になったときの耐圧性が向上し、樹脂ホースとコネクタ
との接続部におけるシール性を良好に維持することがで
きる。
【0011】また、樹脂ホースの端部を金型内に挿入
し、コネクタ成形用の熱可塑性樹脂を射出して、樹脂ホ
ースの端部外周にコネクタを一体成形する際に、上記リ
ブを金型で押えることによって、樹脂ホースと金型との
シール性を良好にし、バリの発生等を防止することがで
きる。
【0012】更に、樹脂ホースの端部外周にコネクタが
溶着されて一体に成形されているので、樹脂ホースとコ
ネクタとの接合強度やシール性を向上させることができ
る。
【0013】また、本発明の第2は、前記第1の発明に
おいて、前記樹脂ホースと前記コネクタとの接触面に、
互いに入り組んで接合された凹凸が形成されているコネ
クタ付き樹脂ホースを提供する。
【0014】上記第2の発明によれば、樹脂ホースとコ
ネクタとの接触面積が広くなって溶着によるシール性や
接合力が向上すると共に、樹脂ホースとコネクタとが機
械的に係合することにより、抜け止め強度が高められ
る。
【0015】更に、本発明の第3は、熱可塑性樹脂から
なる樹脂ホースの端部を金型内に挿入し、コネクタ成形
用の熱可塑性樹脂を射出して、前記樹脂ホースの端部外
周にコネクタを一体成形するコネクタ付き樹脂ホースの
製造法において、前記樹脂ホースの端部内周に挿入され
る中子と、前記樹脂ホースの外周に前記コネクタ成形用
のキャビティ空間を形成する、3以上に分割された外型
とを有する金型を用い、前記樹脂ホースの端部外周にリ
ブを形成し、前記外型の各分割部を開いた状態で、前記
中子に前記樹脂ホースの端部を挿入し、前記外型の各分
割部を閉じて前記樹脂ホースの端部を前記外型と中子と
の間に挟着する際に、前記リブを前記外型で押えること
によってシール性を高めるようにしたことを特徴とする
コネクタ付き樹脂ホースの製造法を提供する。
【0016】上記第3の発明によれば、中子に樹脂ホー
スの端部を挿入した後、外型の各分割部を閉じて樹脂ホ
ースの端部を外型と中子との間に挟着するようにしたの
で、樹脂ホースの肉厚に多少の偏りがあっても、樹脂ホ
ースをシール性よく中子と外型との間に挟着することが
できる。また、外型を閉じるときに、樹脂ホースの端部
外周に形成されたリブを押えることによって、樹脂ホー
スと金型との密着性をより良好にすることができるの
で、樹脂漏れによるバリの発生等を防止することができ
る。
【0017】また、樹脂ホースにコネクタを一体に成形
することにより、製造工程が簡略化されると共に、樹脂
ホースとコネクタとの接合強度やシール性を向上させる
ことができる。
【0018】更に、本発明の第4は、前記第3の発明に
おいて、前記熱可塑性樹脂の射出を、前記樹脂ホースの
端部外周を囲む複数箇所から行うコネクタ付き樹脂ホー
スの製造法を提供する。
【0019】上記第4の発明によれば、熱可塑性樹脂の
射出を樹脂ホースの端部外周を囲む複数箇所から行うこ
とにより、射出された樹脂の回りがよくなって成形が良
好になされると共に、射出部(ゲート)を増やすことで
射出圧を分散させ、チューブの変形等を防止することが
できる。
【0020】本発明の第5は、前記第3又は第4の発明
において、前記リブは前記樹脂ホースの先端から離れた
位置に形成されており、前記外型の内周には前記リブに
対応する凹部が形成されており、前記外型のコネクタ成
形部と前記凹部との間に断熱層が設けられているコネク
タ付き樹脂ホースの製造法を提供する。
【0021】上記第5の発明によれば、外型で樹脂ホー
ス外周のリブを押えることにより、金型のキャビティ空
間にコネクタ成形用の樹脂を射出したとき、その射出圧
が樹脂ホースの端部にかかっても、樹脂ホースのリブと
外型の凹部とが係合して樹脂ホースが動くことが防止さ
れるので、樹脂ホースと金型との接触面に隙間が生じに
くくなり、上記隙間に樹脂が侵入してバリが発生するこ
とを防止できる。
【0022】また、射出成形を繰り返すことにより金型
の温度が上昇するため、樹脂ホース外周のリブを外型で
押えても、金型の熱によって樹脂ホースが軟化し、係合
力が弱まる傾向があるが、この態様では、外型のコネク
タ成形部と凹部との間に断熱層を設けたことにより、外
型の凹部付近の温度上昇が抑制され、樹脂ホースのリブ
が当接する部分の温度を低くして、樹脂ホースのリブと
外型の凹部との係合力を維持し、樹脂ホースと金型との
密着性を維持して、バリの発生をより効果的に防止する
ことができる。
【0023】本発明においては、前記外型の前記凹部が
形成された部分に近接して、冷却水の通路が形成されて
いることが好ましい。この態様によれば、上記通路に冷
却水を流すことにより、外型がより効果的に冷却される
ので、樹脂ホースのリブが外型の熱で軟化することをよ
り確実に防止でき、樹脂ホースと金型との密着性をより
高めることができる。
【0024】また、外型に冷却水の通路を設けるだけで
なく、外型に対向する中子内にも冷却水の通路を設ける
ことが好ましく、それによって、冷却水で冷却された中
子と外型とで樹脂ホースを挟むことができるので、樹脂
ホースの軟化をより効果的に防止できる。
【0025】更に、前記樹脂ホースのリブは、その軸方
向に沿った断面形状において、前記コネクタから離れた
方がより急斜面(径方向外側に向けてより立った面)と
なっていることが好ましい。この態様によれば、外型の
凹部で樹脂ホースのリブを押え、キャビティ空間にコネ
クタ成形用の樹脂を射出したとき、射出圧によって樹脂
ホースが動こうとする方向に上記急斜面があるため、樹
脂ホースの動きをより確実に押えることができる。
【0026】更にまた、前記外型の内面に露出する前記
断熱層の厚さは、前記外型の内部に配置された前記断熱
層の厚さよりも薄くされていることが好ましい。この態
様によれば、外型の内面に露出する断熱層の部分を小さ
くして、外型の樹脂ホース押圧面に大きな凹凸が生じる
のを防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。図1〜6には、本発明によるコ
ネクタ付き樹脂ホース及びその製造法の一実施形態が示
されている。図1は、樹脂ホースを金型内にセットし、
コネクタを射出成形した状態の部分断面図、図2は、コ
ネクタ付き樹脂ホースの外観を示す斜視図、図3は、樹
脂ホースを金型内にセットし、コネクタを射出成形した
状態の断面図、図4は、樹脂ホースを中子と外型で挟着
した状態を示す部分断面図、図5は金型の外型の分割構
造を示す断面図、図6は、樹脂ホースとコネクタとの接
合面の状態を示す横断面図である。
【0028】図2に示すように、このコネクタ付き樹脂
ホース10は、樹脂ホース11と、この樹脂ホース11
の両端に取付けられた1対のコネクタ12とから構成さ
れている。
【0029】樹脂ホース11は、例えば、ポリアミド、
ポリアセタール、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を材
料として、常法により管状に押出成形した後、内面に波
形の凹凸を有する金型で挟んでブロー成形するなどの方
法で製造される。この樹脂ホース11は、軸方向の中央
部にコルゲート部11aを有している。コルゲート部1
1aは、軸方向に沿った断面が波形の凹凸をなし、周方
向に沿った断面では上記凹凸が円周の一部で次第に小さ
くなり、平坦部11bにおいて消失した形状をなしてい
る。
【0030】また、コネクタ12は、樹脂ホース11の
成形後に、樹脂ホース11の端部を金型内に挿入した状
態で、上記と同様な熱可塑性樹脂を射出することによっ
て、樹脂ホース11と一体に成形される。コネクタ12
は、ラジエータやエンジンのパイプにワンタッチで接続
できるような係合構造を有している。
【0031】図1、3、4に示すように、上記コネクタ
付き樹脂ホース10を製造するための金型20は、固定
側外型21、可動側外型22と、中子30とを有してお
り、可動側外型22は、後述するように更に複数に分割
されている。外型21、22は、後述する機構により開
閉動作して中子30と樹脂ホース11との間にキャビテ
ィ空間23(図4参照)を形成する。なお、24は、熱
可塑性樹脂を射出するためのゲートである。また、図1
の(b)は(a)のB部を拡大して示す図である。
【0032】中子30は、段状に縮径された先細円筒状
をなし、その先端部外周に所定の隙間t(図4参照)を
介して可動リング31が遊嵌され、可動リング31の上
端面には押え板32が被さり、この押え板32の中心が
ネジ33により中子30に固着されている。可動リング
31の下端面は、押え板32によって中子30の段部3
4に圧接されている。
【0033】樹脂ホース11の端部は、可動リング31
の外周に挿入され、外型21、22が閉じるとき、樹脂
ホース11は、可動リング31と縮径部21a,22a
とで挟着され、キャビティ空間23をシールする。
【0034】また、樹脂ホース11には、上記縮径部2
1a,22aの下縁部に当接する位置に、環状のリブ1
1dが形成されている。
【0035】中子30内には、冷却水の通路35が形成
され、この通路35は、中子30に隣接して配置された
ブロック28の通路25に連通し、冷却水の通路25に
は、給水口26と、排水口27とが形成されている。
【0036】図5(a)は外型21、22が閉じた状
態、図5(b)は外型21、22が開いた状態を示して
いる。同図に示すように、可動側外型22には、左右に
対向する可動ブロック63、64が配置され、可動型外
型22の中央には、可動側外型22本体に対して更に進
退動作する可動ブロック65が配置されている。
【0037】固定側外型21には、可動側外型22に向
けて互いに広がるように、2本のガイド棒66、67が
斜めに取付けられ、これらのガイド棒66、67は、可
動ブロック63、64及び可動側外型22に挿入されて
いる。可動ブロック63、64は、図示しないスライド
機構により、可動側外型22に対して左右にスライド可
能に支持されており、可動側外型22を固定側外型21
に対して開くと、ガイド棒66、67に案内されて、可
動ブロック63、64は左右に広がるようになってい
る。また、可動ブロック65は、可動側外型22が固定
側外型21に対して開くとき、可動側外型22より大き
く固定側外型21から離れるように動作する。
【0038】したがって、図5(b)に示すように、可
動側外型22を固定側外型21に対して開くと、固定側
外型21、可動側外型22の可動ブロック65、左右の
可動ブロック63、64が、互いに離れるように開かれ
る。反対に、図5(a)に示すように、可動側外型22
を固定側外型21に対して閉じると、上記固定側外型2
1、可動側外型22の可動ブロック65、左右の可動ブ
ロック63、64が、互いに近づくように近接して当接
する。
【0039】また、金型20の中心には、中子30が配
置されており、前述したように、固定側外型21、可動
側外型22の可動ブロック65、左右の可動ブロック6
3、64が当接すると、それらの内周と中子30の外周
との間にキャビティ空間23が形成される。
【0040】また、固定側外型21には、射出ノズルか
ら溶融した熱可塑性樹脂を注入するための射出ノズル挿
入口70が設けられ、固定側外型21の内部にはノズル
挿入口70に連通する湯道71が形成されている。湯道
71は、先端が分岐しており、可動ブロック63、64
に形成された湯道72、73を通って、キャビティ空間
23の外周4箇所に配置されたゲート24a、24b、
24c、24dに連通している。ゲート24a、24
b、24c、24dは、固定側外型21、可動側外型2
2の可動ブロック65、左右の可動ブロック63、64
が当接する接合面に形成されている。
【0041】次に、このコネクタ付き樹脂ホース10の
製造工程を説明する。まず、図5(b)に示すように、
固定側外型21、可動側外型22の可動ブロック65、
左右の可動ブロック63、64を開いた状態で、中子3
0の外周に樹脂ホース11を挿入して樹脂ホース11を
金型20内に配置する。このとき、樹脂ホース11の端
面は中子30の段部34に当接させる(図4参照)。
【0042】そして、図5(a)に示すように、可動側
外型22を固定側外型21に近接させながら、固定側外
型21、可動側外型22の可動ブロック65、及び左右
の可動ブロック63、64を互いに当接させると、樹脂
ホース11は、中子30の外周と、固定側外型21、可
動側外型22の可動ブロック65、及び左右の可動ブロ
ック63、64の内周との間に挟着されて、シール性よ
く保持される。
【0043】この場合、樹脂ホース11の肉厚の偏りの
有無によって、可動リング31がそれを吸収するように
移動する。すなわち、図4(a)に示すように、樹脂ホ
ース11が均等な肉厚を有するときは、可動リング31
と縮径部21a、22aとの間に均等な間隙がある状態
で外型21、22を閉じると、可動リング31が動かさ
れることなく、樹脂ホース11は中子30の可動リング
31と外型21、22との間に挟着される。
【0044】また、図4(b)に示すように、樹脂ホー
ス11の肉厚に周方向における偏りがある場合には、外
型21、22を閉じる過程で、可動リング31が中子3
0に対して径方向に移動し、可動リング31と縮径部2
1a、22aとの隙間に樹脂ホース11が密接するよう
に、樹脂ホース11の偏肉によるずれを吸収する。した
がって、可動リング31と縮径部21a、22aとの間
に樹脂ホース11を常に密接させた状態で挟着でき、射
出成形時のバリの発生を防止できる。
【0045】更に、樹脂ホース11には、図1、4に示
すような環状のリブ11dが形成されているので、外型
21、22が閉じるとき、それらの縮径部21a、22
aが上記リブ11dの上部に当接して下方に押え込むの
で、樹脂ホース11の端面が中子30の段部34に圧接
され、縮径部21a、22a及び段部34でのシール性
を良好にしてバリの発生を防止することができる。
【0046】こうして、樹脂ホース11を挿入してセッ
トすると、外型21、22と、中子30と、樹脂ホース
11との間に、コネクタ12を成形するためのキャビテ
ィ空間23が形成される。この状態で、樹脂ホース11
の外周4箇所に形成されたゲート24からキャビティ空
間23内に溶融した熱可塑性樹脂を圧入し、射出成形を
行う。このように4箇所のゲート24から射出させるこ
とにより、溶融樹脂の回り込みが円滑になされると共
に、樹脂ホース11及びコネクタ12の外周に均等な溶
着スポットを形成することができる。
【0047】続いて、図3に示した給水口26から給水
し、排水口27から排水することにより、冷却水の通路
25、35内に通水して冷却し、樹脂を冷却硬化させ
る。更に、図5(b)に示すように、可動側外型22を
固定側外型21に対して開くことにより、可動側外型2
2の可動ブロック65及び左右の可動ブロック63、6
4を可動させて、これらの外型のブロックを互いに離れ
るように開き、中子30を樹脂ホース11内から抜き出
し、樹脂ホース11の端部に一体成形されたコネクタ1
2を取り出す。
【0048】こうして得られたコネクタ付き樹脂ホース
10は、図2に示すように、樹脂ホース11にコネクタ
12が一体に成形され、樹脂ホース11とコネクタ12
とが溶着して接合されているので、両者の接合強度に優
れており、また、接合部の気密性が高くなる。また、樹
脂ホース11の端部外周に環状のリブ11dが形成され
ており、これによって樹脂ホース11の端部における耐
圧性(内圧に対する耐性)が向上するので、樹脂ホース
11とコネクタ12との接合部における耐圧性がより向
上する。
【0049】更に、図6(a)に示すように、樹脂ホー
ス11のゲート24が1つの場合には、樹脂ホース11
に射出圧による凹部11eが形成されて肉薄となり、コ
ネクタ12の上記と同じ位置には、上記凹部11eに入
り込んで溶着された凸部12aが形成される。これに対
して、図6(b)に示すように、この実施形態では、ゲ
ート24を4つ設けたことにより、射出圧が分散し、チ
ューブの変形が防止される。
【0050】図7には、本発明によるコネクタ付き樹脂
ホース及びその製造法の他の実施形態が示されている。
なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符合を
付してその説明を省略することにする。
【0051】この実施形態は、樹脂ホース11の環状の
リブ11d上面にテーパ部11fを形成し、それに当接
する外型(この図では便宜上可動側外型22のみを示し
ているが固定型外型21でも同様)22の縮径部22a
には、上記テーパ部11fに適合する逆テーパ部22b
が形成されている点が前記実施形態と相違している。
【0052】すなわち、図7(a)、(b)、(c)に
示されるように、外型22が閉じるとき、縮径部22a
の逆テーパ部22bが、樹脂ホース11のテーパ部11
fに当接し、樹脂ホース11を下方に押え込む力が作用
するため、樹脂ホース11の下端面と中子30の段部3
4とのシール性が良好になると共に、樹脂ホース11と
縮径部22aとのシール性も向上する。
【0053】図8には、本発明によるコネクタ付き樹脂
ホース及びその製造法の更に他の実施形態が示されてい
る。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符
合を付してその説明を省略することにする。
【0054】この実施形態では、樹脂ホース11の環状
のリブ11dが山形断面をなし、上下の斜面11d1
11d2を有している。また、外型22の縮径部22a
の凸面に環状の凹部22cが形成されており、凹部22
cはその内部に上下の斜面22c1、22c2を有してい
る。
【0055】この実施形態では、図8(a)、(b)、
(c)に示されるように、外型22が閉じるとき、最初
にリブ11dの上方の斜面11d1と、凹部22cの上
方の斜面22c1とが当接し、樹脂ホース11を下方に
押し下げてその下端面を中子の段部に圧接させる。次
に、リブ11dの下方の斜面11d2と、凹部22cの
下方の斜面22c2とが当接し、リブ11dが凹部22
cに嵌合保持される。その結果、リブ11d及び凹部2
2cが上下2箇所の斜面で密接し、樹脂ホース11と金
型20とのシール性が更に良好になる。
【0056】図9〜12には、本発明によるコネクタ付
き樹脂ホース及びその製造法の更に他の実施形態が示さ
れている。図9は樹脂ホースを金型内にセットし、コネ
クタを射出成形した状態を示す断面図、図10は金型の
可動ブロックと樹脂ホースのリブとの当接部を示す部分
断面図、図11は同可動ブロックの平面断面図及び側面
断面図、図12は同可動ブロックの斜視図である。な
お、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符合を付
してその説明を省略することにする。
【0057】図9に示すように、樹脂ホース11は、中
子30の可動リング31の外周に装着されており、樹脂
ホース11及び中子30の外側には、可動ブロック6
3、64が配置されている。なお、図10〜12には、
一方の可動ブロック63のみ図示されているが、他方の
可動ブロック64も基本的に同じ形状をなす。
【0058】可動ブロック63、64は、複数のブロッ
ク63a、63b、63c、63d及び64a、64
b、64c、64dから構成されている。このうちのブ
ロック63c、64cには、図5に示したガイド棒6
6、67が挿通されるガイド孔80が形成されている。
そして、可動ブロック63、64は、図5に示した構造
により、可動側外型22の開閉に連動して、中子30に
対して開閉動作する。
【0059】可動ブロック63、64を構成するブロッ
クのうち、上方内側のブロック63a、64aの内周に
は、樹脂ホース11のリブ11dが嵌合する凹部82が
形成されている。なお、リブ11dは、コネクタ12か
ら離れた方向の斜面11d3が、コネクタ12に近接し
た方向の斜面11d4に比べて、より急斜面(径方向外
側に向けてより立った面)となっており、上記凹部82
は、上記リブ11dに適合する内周形状をなしている。
【0060】上記ブロック63a、64aの下方には、
断熱層83を介して、ブロック63b、64bが配置さ
れている。断熱層83は、例えばフェノール樹脂のよう
な耐熱性の樹脂材料、セラミックス材料、石綿等の無機
繊維材料などで構成される。なお、ブロック63aと6
3b及びブロック64aと64bの間隙は、それらの内
周面において小さくされており、可動ブロック63、6
4の内周に露出する断熱層83の幅t(図10参照)が
できるだけ小さくなるようにされている。
【0061】上記ブロック63a、64aに対して、断
熱層83を介して下方に配置されたブロック63b、6
4bは、樹脂ホース11の外周に当接する突部63b1
と、樹脂ホース11の外周に対して所定の間隔を有する
内周63b2とを有し、内周63b2と樹脂ホース11外
周との間に、コネクタ12を成形するキャビティ空間2
3が形成されている。
【0062】上方のブロック63a、64a内には冷却
水の通路84が形成され、この通路84の両端部には冷
却水の導入管85及び導出管86が連結されている。な
お、前述したように、中子30の内部にも冷却水の通路
35が形成されている。
【0063】また、上記説明は、可動側外型22の開閉
に連動して、中子30に対して開閉動作する可動ブロッ
ク63、64について行ったが、図5における固定側外
型21及び可動ブロック65についても、同様な構造を
なしている。
【0064】この実施形態によれば、可動ブロック6
3、64を閉じると、樹脂ホース11のリブ11dに、
可動ブロック63、64の凹部82が嵌合する。この状
態で、図5のゲート24a〜24dからキャビティ空間
23内に溶融した熱可塑性樹脂を射出する。このとき、
樹脂ホース11の端部に強い射出圧がかかり、樹脂ホー
ス11を軸方向に押す力が作用するが、樹脂ホース11
のリブ11dが、可動ブロック63、64の凹部82に
嵌合していることにより、樹脂ホース11の軸方向への
移動が防止される。その結果、樹脂ホース11の端部と
金型との密着性が維持され、バリの発生を防止すること
ができる。
【0065】また、射出成形サイクルを繰り返すことに
より、金型温度が上昇して樹脂ホース11の金型接触部
が軟化しやすくなる。特にリブ11dが軟化すると、射
出圧による軸方向に押す力に対して、金型による押えが
きかなくなり、樹脂ホース11のずれを防止できなくな
る。
【0066】しかしながら、この実施形態によれば、コ
ネクタ12を形成するキャビティ空間12に接する可動
ブロック63b、64bと、樹脂ホース11のリブ11
dを押える凹部82を有する可動ブロック63a、64
aとの間に、断熱層83が設けられているので、キャビ
ティ空間12内の溶融樹脂に接触して加熱される可動ブ
ロック63b、64bの熱が、可動ブロック63a、6
4aに伝わりにくくなり、樹脂ホース11のリブ11d
が軟化しにくくなっている。
【0067】更に、可動ブロック63a、64aは、冷
却水の導入管85、86を連結されて、内部の冷却水通
路84に冷却水を通されて冷却されている。また、中子
30も、内部の冷却水の通路35に冷却水が通されて冷
却されている。したがって、樹脂ホース11のリブ11
d付近は、内側の中子30と、外側の可動ブロック63
a、64aとで挟まれて、加熱による軟化をより効果的
に防止される。
【0068】更にまた、樹脂ホース11のリブ11d
は、コネクタ12から離れた方向の斜面11d3が、コ
ネクタ12に近接した方向の斜面11d4に比べて、よ
り急斜面(径方向外側に向けてより立った面)となって
いるので、射出圧によって軸方向に押圧されたとき、可
動ブロック63a、64aの凹部82にしっかりと係合
し、樹脂ホース11の軸方向移動をより効果的に防止す
る。
【0069】なお、上記実施形態では、ブロック63a
と63b及びブロック64aと64bの間隙は、それら
の内周面において小さくされており、断熱層83は、上
記ブロックの内周面までは充填されていないが、図13
に示すように、可動ブロック63、64の内周の幅tに
至るまで断熱層83が充填されていてもよい。その場合
には、金型で押えたとき、樹脂ホース11の外周に上記
間隙による凹凸が形成されるのを軽減することができ
る。
【0070】また、樹脂ホース11のリブ11dは、必
ずしも環状に形成されている必要はなく、例えば周方向
のところどころで切れた突条であってもよい。
【0071】
【実施例】試験例 樹脂ホース11のリブ11dにより、軸方向の押圧力を
どの程度受け止められるかについて試験を行った。
【0072】図14に示すように、樹脂ホース11は外
周に環状のリブ11dを有し、このリブ11dは断面が
直角三角形状をなしている。樹脂ホース11の中心には
コアピン90を挿入し、樹脂ホース11の外周を固定治
具91で把持し、コアピン90と固定治具91との間で
樹脂ホース11を挟持した。樹脂ホース11のリブ11
dの急斜面の部分を固定治具91の端面に当接し、ピス
トン92によって樹脂ホース11の上端面を押圧した。
そして、20℃、40℃、60℃の各温度で、何kgの
荷重でリブ11dの切れやつぶれが生じるかを観察し
た。
【0073】なお、樹脂ホース11は、ポリアミド12
からなる外層と、変性ポリオレフィン系エラストマーか
らなる内層とを積層した構造からなり、外層の厚さ1.
8〜2.3mm、内層の厚さ1.4〜2.2mm、内径
は14.5mmで、リブ11dの高さは0.7mmであ
る。また、リブ11dの樹脂ホース11外周から立ちあ
がる角部Aの形状を、R無し、R0.2mm、R0.5
mmにして、それぞれ試験した。この結果を下記表1に
示す。
【0074】
【表1】
【0075】上記表1に示されるように、リブ11dの
角部Aの形状は、R0.2mmのときに最も抵抗力があ
った。また、常温においても、リブ11dによって対抗
できる最大荷重は、620〜590kgであることが分
かった。そして、成形時に近い温度である40℃になる
と、最高でも450kgでリブが潰れてしまうことがわ
かった。
【0076】これに対して、射出成形時に樹脂ホース1
1にかかる射出成形圧は、平均2075kg/cm2
あり、樹脂ホース11の断面積が0.87cm2である
とすると、樹脂ホース11の軸方向にかかる合計荷重は
632kgとなり、上記のリブ11dでは潰れたりし
て、樹脂ホース11を十分に保持できない可能性がある
ことがわかる。
【0077】したがって、射出成形時に樹脂ホース11
を挟む金型部分の温度上昇を抑え、好ましくは冷却する
ことにより、上記リブ11dの軟化を防いで、射出成形
圧に対する十分な剛性を付与することが好ましいことが
分かった。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
樹脂ホースの端部外周に形成されたリブによって、樹脂
ホース内が高圧になったときの耐圧性が向上し、樹脂ホ
ースとコネクタとの接続部におけるシール性を良好に維
持することができる。
【0079】また、樹脂ホースの端部を金型内に挿入
し、コネクタ成形用の熱可塑性樹脂を射出して、樹脂ホ
ースの端部外周にコネクタを一体成形する際に、上記環
状のリブを金型で押えることによって、樹脂ホースと金
型とのシール性を良好にし、バリの発生等を防止するこ
とができる。
【0080】更に、樹脂ホースの端部外周にコネクタが
溶着されて一体に成形されるので、樹脂ホースとコネク
タとの接合強度やシール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホース及びそ
の製造法の一実施形態であって、樹脂ホースを金型内に
セットし、コネクタを射出成形した状態を示す部分断面
図である。
【図2】 同実施形態によるコネクタ付き樹脂ホースの
外観を示す斜視図である。
【図3】 同実施形態において樹脂ホースを金型内にセ
ットし、コネクタを射出成形した状態を示す断面図であ
る。
【図4】 同実施形態において樹脂ホースを中子と外型
で挟着した状態を示す部分断面図である。
【図5】 同実施形態において使用する金型の外型の分
割構造を示す断面図である。
【図6】 同実施形態における樹脂ホースとコネクタと
の接合面の状態を示す横断面図である。
【図7】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホース及びそ
の製造法の他の実施形態における金型と樹脂ホースとの
当接部を示す部分拡大断面図である。
【図8】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホース及びそ
の製造法の他の実施形態における金型と樹脂ホースとの
当接部を示す部分拡大断面図である。
【図9】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホース及びそ
の製造法の他の実施形態であって、樹脂ホースを金型内
にセットし、コネクタを射出成形した状態を示す断面図
である。
【図10】 上記実施形態における金型の可動ブロック
と樹脂ホースのリブとの当接部を示す部分断面図であ
る。
【図11】 同可動ブロックの平面断面図及び側面断面
図である。
【図12】 同可動ブロックの斜視図である。
【図13】 本発明によるコネクタ付き樹脂ホース及び
その製造法の他の実施形態であって、金型の可動ブロッ
クと樹脂ホースのリブとの当接部を示す部分断面図であ
る。
【図14】 試験例における試験方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 コネクタ付き樹脂ホース 11 樹脂ホース 11d リブ 11f テーパ部 12 コネクタ 20 金型 21 固定側外型 22 可動側外型 21a、22a 縮径部 22b 逆テーパ部 22c 凹部 23 キャビティ空間 24、24a、24b、24c、24d ゲート 25 通路 26 給水口 27 排水口 28 ブロック 30 中子 31 可動リング 32 押え板 33 ネジ 34 段部 35 冷却水の通路 63、64 可動ブロック 65 可動ブロック 66、67 ガイド棒 70 ノズル挿入口 71、72、73 湯道 80 ガイド孔 82 凹部 83 断熱層 84 冷却水の通路 85 導入管 86 導出管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる樹脂ホースと、同
    じく熱可塑性樹脂からなる筒状のコネクタとを備え、前
    記樹脂ホースの端部外周と前記コネクタの内周とが溶着
    されて連結されており、前記樹脂ホース外周の前記コネ
    クタの端部に当接又は近接した位置にリブが形成されて
    いることを特徴とするコネクタ付き樹脂ホース。
  2. 【請求項2】 前記樹脂ホースと前記コネクタとの接触
    面に、互いに入り組んで接合された凹凸が形成されてい
    る請求項1記載のコネクタ付き樹脂ホース。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂からなる樹脂ホースの端部
    を金型内に挿入し、コネクタ成形用の熱可塑性樹脂を射
    出して、前記樹脂ホースの端部外周にコネクタを一体成
    形するコネクタ付き樹脂ホースの製造法において、前記
    樹脂ホースの端部内周に挿入される中子と、前記樹脂ホ
    ースの外周に前記コネクタ成形用のキャビティ空間を形
    成する、3以上に分割された外型とを有する金型を用
    い、前記樹脂ホースの端部外周にリブを形成し、前記外
    型の各分割部を開いた状態で、前記中子に前記樹脂ホー
    スの端部を挿入し、前記外型の各分割部を閉じて前記樹
    脂ホースの端部を前記外型と中子との間に挟着する際
    に、前記リブを前記外型で押えることによってシール性
    を高めるようにしたことを特徴とするコネクタ付き樹脂
    ホースの製造法。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂の射出を、前記樹脂ホ
    ースの端部外周を囲む複数箇所から行う請求項3記載の
    コネクタ付き樹脂ホースの製造法。
  5. 【請求項5】 前記リブは前記樹脂ホースの先端から離
    れた位置に形成されており、前記外型の内周には前記リ
    ブに対応する凹部が形成されており、前記外型のコネク
    タ成形部と前記凹部との間に断熱層が設けられている請
    求項3又は4記載のコネクタ付き樹脂ホースの製造法。
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