JP4545909B2 - 抗菌性を備えたおしぼり用不織布及びその製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、防黴性及び防細菌性が高く、皮膚に対する刺激性がなく、かつ臭気を伴わないおしぼり用不織布とその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
喫茶店、レストランなどで使用される使い捨ておしぼりは、その製造から実際に使用されるまで、約1週間〜6ヶ月間位かかっているのが現状である。この間、使い捨ておしぼりは、湿潤状態に保たれるので、製造時に殺菌処理が施されるのが一般的である。
この殺菌処理には、殺菌剤の水溶液を乾式不織布又は湿式不織布の表面にスプレーする方法が通常採用されており、殺菌剤としては、次亜塩素酸ナトリウム及び安定化二酸化塩素等で代表される塩素系殺菌剤や、塩化ベンザルコニウム及び塩化セチルピリジウム等で代表されるカチオン系殺菌剤が専ら使用されて来た。
しかし、塩素系殺菌剤にて使い捨ておしぼりに持続性ある殺菌効果を期待するには、かなり高濃度の殺菌剤水溶液を不織布に吹き付けなければならず、その結果として使い捨ておしぼりに、強い塩素臭が付着する不都合があった。また、カチオン系殺菌剤を使用した場合は、均一な抗菌効果が得られないばかりか、当該薬剤は不織布繊維にヌメリ感を与えるため、使い捨ておしぼりとしての使用感を損なう欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
実用に供されるまで長期間湿潤状態にある使い捨ておしぼりは、その間に、黴や細菌が発生しないことが好ましく、また繁殖しないことが好ましい。そればかりでなく、使い捨ておしぼりを実用に供した際には、不快感や皮膚刺激性がなく、臭気を全く伴わないことが望ましい。不快臭は各種の細菌の繁殖に起因することが多い。しかし、上記した従来技術ではこれらの要望を実現することが困難であった。
本発明は、従来技術の問題点を解消し、抗菌効果、特に抗黴性に優れ、異臭を伴わない実質的に無臭のおしぼり用不織布とその製造法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の抗菌性を備えたおしぼり用不織布は、乾式不織布又は湿式不織布の片面又は両面に、粒径0.7〜1.5ミクロンの2−(チアゾリル)ベンズイミダゾール及び2−ピリジンチオールオキシド亜鉛塩からなる抗菌剤が付着散在していることを特徴とする。
また、本発明の抗菌性を備えたおしぼり用不織布の製造法は、粒径0.7〜1.5ミクロンの2−(チアゾリル)ベンズイミダゾール及び2−ピリジンチオールオキシド亜鉛塩からなる抗菌剤と、界面活性剤と、増粘剤と、固着剤が含まれる水分散液を、乾式不織布又は湿式不織布の片面又は両面に一様に噴霧した後、乾燥することを特徴とする。
こうして製造される抗菌性を備えたおしぼり用不織布は、これを適当な寸法に裁断後、精製水等で適度に湿潤させ、プラスチックフィルムなどで包装すれば、使い捨ておしぼりを得ることができる。
【0005】
【発明の実施の態様】
抗菌性を備えた本発明のおしぼり用不織布は、パルプ繊維から乾式法又は湿式法で得られる不織布の片面又は両面に、微粒状の2−(チアゾリル)ベンズイミダゾール(以下、抗菌剤Tという)及び2−ピリジンチオールオキシド亜鉛塩(以下、抗菌剤Pという)からなる抗菌剤と、界面活性剤と、増粘剤と、固着剤が含まれる水分散液を一様に噴霧し、しかる後、乾燥することによって製造される。
本発明において抗菌剤を含有する水懸濁液が噴霧される対象物は、乾式法又は湿式法で製造された固着剤のみで得られた不織布、換言すれば、パルプ繊維相互を結合させるための固着剤が付与された不織布であっても差し支えなく、また、パルプ繊維相互を結合させる固着剤が未だ付与されていないパルプウェブであっても差し支えない。
抗菌剤Tと抗菌剤Pとは、それぞれ単独では満足な殺菌効果を発揮しないが、併用することによって抗菌に優れた相乗効果を発揮する。併用する両抗菌剤の相対比は、重量で10:1〜1:10の範囲で選ばれる。
本発明で使用する2種類の抗菌剤の平均粒径は、それぞれ0.7〜1.5ミクロンの範囲にあることが好ましい。0.7ミクロン未満であると、併用する固着剤の量にもよるが、抗菌剤の表面全体が固着剤に覆われてしまい、抗菌効果が減殺されてしまう不利がある。一方、1.5ミクロンを越える場合は、これを水分散液に均一に分布させることが難しく、水分散液の噴霧にも支障を来たす心配があるばかりか、不織布への均一噴霧を困難ならしめる恐れがある。
【0006】
本発明で使用する固着剤は、微粒状の抗菌剤を不織布に付着させる作用を持つ。この固着剤には、接着剤ないしは粘着剤として公知のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(SBR)、アクリロニトリル・ブタジエン(NBR)、天然ゴム、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体ラテックス(EVA)、ポリアクリレート、メチルメタクリレート・ブタジエン(MBR)などの1種又は2種以上を使用することができ、なかでも、耐水性に優れるものが好ましい。
また、界面活性剤としては、アニオン系及びノニオン系の界面活性剤がいずれも使用できる。その具体例を挙げると、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸及びそのアルカリ金属塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェノールエーテルスルフェートアンモニウム塩などが例示できる。また、増粘剤としては、キサンタンガムを挙げることができる。
【0007】
不織布へ噴霧する水分散液を調製するに際しては、界面活性剤、増粘剤及び固着剤を含有する水分散液を適当な濃度で調製し、これに微粒状の抗菌剤T及び抗菌剤Pを分散させる方法、微粒状の抗菌剤T及び抗菌剤Pを含有する水分散液と、界面活性剤、増粘剤及び固着剤を含有する水分散液を混合する方法、微粒状の抗菌剤T及び抗菌剤Pを含有する水分散液に、界面活性剤、増粘剤及び固着剤を分散させる方法、水に界面活性剤、固着剤、増粘剤及び2種類の微粒状抗菌剤を、順に又は同時に添加して分散させる方法を任意に選ぶことができる。
上記したいずれの方法で噴霧用水分散液を調製する場合でも、その固形分濃度は噴霧に適するよう適宜調節されるが、一般的には1〜15重量%の範囲内とすることが好ましい。分散液中の固着剤の量は、抗菌剤合計重量の40〜200倍の範囲で選ぶことが好ましい。40倍より少ないと、おしぼりとして使用する際に、抗菌剤が不織布から脱落し、使用感を悪くする。また200倍を越えると、固着剤が抗菌剤表面を過度に覆い、抗菌効果を弱める結果を招く。
水分散液の噴霧によって不織布に付着させる抗菌剤の量は、抗菌剤P及び抗菌剤Tを合わせて不織布の両面合計で0.05〜0.3g/m2の範囲で選ばれる。
水分散液を噴霧した後の不織布は、好ましくは加熱乾燥される。この過程で噴霧液中の水分は蒸発し、微粒状の抗菌剤2種は固着剤によって不織布表面に固着される。こうして得られた抗菌性を備えたおしぼり用不織布は、これを適当な寸法に裁断し、個々の裁断片をプラスチックフィルムなどで包装することにより、使い捨ておしぼりに加工することができる。
【0008】
【実施例】
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1
坪量が50g/m2で、縦400mm×横250mmの寸法に切断したパルプウェブの片面に、抗菌剤T(0.9〜1.2ミクロン)0.00825重量%、抗菌剤P(0.9〜1.2ミクロン)0.00825重量%、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.00165重量%、キサンタンガム0.000066重量%及びスチレン・ブタジエン重合体ラテックス3.3重量%を含有する水分散液を、ハンドスプレーにて均一に噴霧した後、140℃で10分間乾燥した。パルプウェブの反対面にも同様の処理を施して抗菌性不織布を得た。抗菌剤の付着量は、両面合計で0.05g/m2になるよう調整した。
実施例2
坪量が50g/m2で、縦400mm×横250mmの寸法に切断したパルプウェブの片面に、抗菌剤T(1.0〜1.4ミクロン)0.00825重量%、抗菌剤P(1.0〜1.4ミクロン)0.00825重量%、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.00165重量%、キサンタンガム0.000066重量%及びスチレン・ブタジエン重合体ラテックス3.3重量%を含有する水分散液を、ハンドスプレーにて均一に噴霧した後、140℃で10分間乾燥した。パルプウェブの反対面にも同様の処理を施して抗菌性不織布を得た。抗菌剤の付着量は、両面合計で0.05g/m2になるよう調整した。
実施例3
坪量が50g/m2で、縦400mm×横250mmの寸法に切断したパルプウェブの片面に、抗菌剤T(0.9〜1.2ミクロン)0.004125重量%、抗菌剤P(0.9〜1.2ミクロン)0.012375重量%、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.00165重量%、キサンタンガム0.000066重量%及びスチレン・ブタジエン重合体ラテックス3.3重量%を含有する水分散液を、ハンドスプレーにて均一に噴霧した後、140℃で10分間乾燥した。パルプウェブの反対面にも同様の処理を施して抗菌性不織布を得た。抗菌剤の付着量は、両面合計で0.05g/m2になるよう調整した。
比較例1
実施例1において使用した抗菌剤の粒径を、抗菌剤T(2.0〜5.0ミクロン)、抗菌剤P(2.0〜5.0ミクロン)に変更した以外は実施例1と同様にして抗菌性不織布を得た。
比較例2
坪量が50g/m2で、縦400mm×横250mmの寸法にあるパルプウェブの片面に、抗菌剤T(0.9〜1.2ミクロン)15重量%、抗菌剤P(0.9〜1.2ミクロン)5重量%、ポリオキシエチレンスチリルエーテル1.5重量%、ジオクチルスルホサクシネート1重量%、ホワイトカーボン4重量%、キササンタンガム0.15重量%及び水73.35重量%よりなる懸濁液を水で希釈し、ハンドスプレーにて均一に噴霧した後、140℃で10分間乾燥した。不織布の反対面にも同様な処理を施して抗菌性不織布を得た。抗菌剤の付着量は、両面合計で0.05g/m2になるよう調整した。
比較例3
実施例1で使用した2種類の抗菌剤に代えて、抗菌剤T、抗菌剤P及びp−クロロメタキシレノール(CMX)をそれぞれ単独で使用する共に、水分散液中の濃度をそれぞれ0.165重量%、0.165重量%及び0.0132重量%とした以外は実施例1と同様にして抗菌性不織布を得た。
比較例4
実施例1で使用した2種類の抗菌剤に代えて、塩化ベンザルコニウム(CBe)を使用し、水分散液中のその濃度を0.12375重量%とした以外は実施例1と同様にして抗菌性不織布を得た。
比較例5
坪量が50g/m2で、縦400mm×横250mmの寸法を持つ固着剤のみを付与した不織布の片面に、濃度0.5重量%の塩化ベンザルコニウム(CBe)水溶液を噴霧後、これを乾燥して抗菌性不織布を得た。
比較例6
坪量が50g/m2で、縦400mm×横250mmの寸法を持つ固着剤のみを付与した不織布の片面に、濃度500ppmの安定化二酸化塩素(ClO 2 )水溶液を噴霧後、これを乾燥して抗菌性不織布を得た。
【0009】
試験例1:抗黴試験
実施例及び比較例で得た抗菌性不織布を50mm×50mmの大きさに裁断し、その重量の2.5倍に相当する精製水を含浸させて湿潤シートとし、これを径90mmのペトリ皿に入った平板培地の培養面の中央に接種するように置いた。混合胞子懸濁液を培養面と上記シートの面に均等に1cc散布した後、蓋をして温度28±2℃に保って4週間培養した。
試験に用いた培地は、精製水1000cc、硝酸アンモニウム3.0g、リン酸一カリウム1.0g、硫酸マグネシウム0.5g、塩化カリウム0.25g、硫酸第一鉄0.002g、寒天25gよりなる。
また、混合胞子懸濁液は、アスペルギルス・ニゲル、ペニシリウム・シトリナム、ケトミウム・グロボスム及びグリオクラデイム・ビレンスの菌よりなる。
試験結果は、試料シートの表面に生じた菌糸の発育状態を肉眼で、培養4週間目及び8週間目に観察して、次の基準により効果を判定した。結果を表1に示す。
スコア 判定基準
4 試料シートを接種した部分に菌糸の発育が認められない。
3 試料シートを接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積が、全面積の1/5を越えない。
2 試料シートを接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積が、全面積の1/3を越えない。
1 試料シートを接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積が、全面積の1/3を越える。
試験例2:抗細菌試験
実施例及び比較例で得た抗菌性不織布に、その重量の2.5倍に相当する菌液(菌濃度106個/cc)を含浸させて湿潤シートとし、これをビニル製袋に入れて密封した。35〜37℃で24時間放置した後、滅菌水を10倍になるように加え、揉んで菌を抽出し、寒天平板法により生存する菌数を測定した.結果を表1に示す。
供試菌液には、スタフィロコッカス・オーレウス、シュードモナス・エルギノサ及びエシェリヒア・コリーを用いた。
評価は生存する菌数により、次の基準で行った。
スコア 生存菌数
4 102個未満
3 102〜104個未満
2 104〜106個未満
1 106個以上
【0010】
【表1】
【0011】
試験例3:皮膚刺激性試験
皮膚刺激性試験は、実施例及び比較例で得た抗菌性不織布に、その重量の2.5倍に相当する精製水を含浸させて湿潤シートとし、これをヒトの上腕部内側部に24時間貼付した後剥離し、剥離30分後の上腕内側部を次の基準で肉眼判定した。結果を表2に示す。
評価 判定基準
○ 貼付部分の皮膚に変化なし。
△ 貼付部分の皮膚にやや赤味を認める。
× 貼付部分の皮膚に腫れを認める。
試験例4: 臭気性及び使用感試験
臭気性及び使用感試験は、実施例及び比較例で得た抗菌性不織布に、その重量の2.5倍に相当する精製水を含浸させて湿潤シートとし、これをそれぞれ無臭のポリプロピレンフィルムにて完全に密封し、1週間後に10人のモニターテストを行い、次の判定基準で臭気及び使用感を評価した。結果を表2に示す。
臭気性評価 判定基準
○ 無臭又は僅かに臭う。
△ はっきり臭う。
× 強く臭う。
使用感評価 判定基準
○ 良好
△ ややヌメリ感がある。
× ヌメリ感がある。
【0012】
【表2】
【0013】
試験例4
実施例1で使用した水分散液に含まれる固着剤の量を増減させて抗菌剤に対する固着剤の重量比を変化させた以外は、実施例1と同様にして抗菌性不織布を調製し、それぞれの抗黴性(4週間目)、抗細菌性、皮膚刺激性及び使用感を上記した方法によって評価した。結果を表3に示す。
【0014】
【表3】
【0015】
表1及び表2から明らかなように、抗菌剤T及び抗菌剤Pを併用したものが最も抗菌効果が高く、抗菌剤T単独及び抗菌剤P単独の場合には、抗菌効果が劣る。また、p−クロロメタキシレノールを使用した場合、抗菌効果がさらに貧弱となるばかりか、不快臭を伴いおしぼりとして適さない。塩化ベンザルコニウムの使用は、一応の抗菌効果を示すが、均一な抗菌性を付与することができない。塩素系薬剤は、発生するガスにて一応の抗菌性を発揮するが、その効果を長期間持続することが難しい.長期の抗菌効果を期待して、抗菌剤の使用量を増加すると、不快臭が強くなる心配がある。
粒径の大きいものは、不織布への噴霧が均等にならないためか、抗菌性が劣る。また、固着剤を使用しないと、抗菌剤微粒子の分散性が悪く、抗菌性が劣る結果となる。
また、表3に示す結果から明らかなように、抗菌剤に対する固着剤の使用量が、40重量倍以下であると、繊維の脱落並びに抗菌剤の繊維からの脱落が起こるため、抗菌効果が低減し、皮膚刺激性も若干悪化する。また、200重量倍を越えると、抗菌剤が噴霧用水分散液中に共存する固形分で過度に被覆されてしまうためか、防黴効果や防細菌効果が低下する。
Claims (2)
- 粒径0.7〜1.5ミクロンの2−(チアゾリル)ベンズイミダゾール及び2−ピリジンチオールオキシド亜鉛塩からなる抗菌剤と、界面活性剤と、増粘剤と、抗菌剤全量の40〜200重量倍の固着剤が含まれる水分散液を、不織布両面の抗菌剤付着量合計が0.05〜0.3g/m 2 の範囲になるように、乾式不織布又は湿式不織布の片面又は両面に噴霧した後、乾燥することを特徴とする抗菌性を備えたおしぼり用不織布の製造法。
- 水分散液に含まれる2種類の抗菌剤の重量比が10:1〜1:10の範囲にあり、固形分濃度が1〜15重量%であることを特徴とする請求項1記載の抗菌性を備えたおしぼり用不織布の製造法。
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