JP4543600B2 - 印刷データ編集システム、その編集方法及びその記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタにより印刷する印刷データを編集する印刷データ編集システムに関し、特に、ラベル印刷の編集のように、印刷データ中にバーコードまたは二次元コード等を含む印刷データの編集を行なう印刷データ編集システム及び印刷データの編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタでは、印刷ヘッドと直行する方向に印刷用紙を移送させるとともに、印刷用紙の移動に同期させながら印刷ヘッドを駆動することにより印刷を行なっている。
【0003】
例えば、ラインプリンタでは、印刷ヘッドの印刷要素が横方向に1列に整列しており、縦方向に用紙をフィード(搬送)させながら、印刷データのドットに対応する印刷要素を駆動して印刷を行なう。そのため、用紙が停止した状態から印刷を開始する場合、印刷用紙の搬送速度が一定になるまでの間は印刷密度が高くなり、縦方向に縮んだ状態で印刷されることになる。文字、数字等のキャラクタ印刷の場合は、多少の縮みがあっても人が認識するには特に支障がない。そのため、ラインプリンタの印刷においては、このような印刷開始時の印刷歪はあまり問題とされていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えばバーコードのような特殊なコードを印刷する際に、上述のような印刷の縮みが発生すると、印刷された複数バーの線幅とバーの間隔の比率がバーコードリーダの読み取り精度に重大な影響を与える可能性がある。すなわち、バーの線幅及びバーの間隔が縮むと、バーコードリーダでの読み取りの際に、読み取りエラー、または誤読等が発生するおそれがある。そのため、バーコード等については、縮み等の歪のない正確な印刷が求められる。このような正確な印刷が求められる印刷対象としては、バーコードのみならず、二次元コード等の各種のコードが含まれる。二次元コードの種類としては、例えば、MaxiCode、Code49、PDF417、DataMatrix、VeriCode、AztecCode、QRCode等の種々のコードが含まれる。尚、本明細書においては、バーコード、二次元コード等、正確な印刷が求められる印刷対象を表す語として、「印刷コード」の語を使用する。
【0005】
本発明は、印刷コードを正しく印刷することのできる、印刷データの編集システム及びその編集方法を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、印刷コードと印刷コード以外の印刷対象とを区別することにより、最小限の補正で印刷コードの正確な印刷を可能にする印刷データ編集システム及びその編集方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を達成するため、印刷用紙の搬送速度が一定になった後に印刷コードの印刷を開始すること、すなわち、印刷用紙を一定距離搬送した後に印刷を開始することにより、印刷コードの正確な印刷を可能にした。
【0007】
尚、本明細書では、印刷用紙の搬送に伴う印刷縮みのない印刷に必要な印刷用紙上部の余白の大きさ(長さ)を「余白マージン」又は単に「余白」と称する。
余白マージンは、印刷用紙の停止時における印刷用紙の先端から印刷ヘッドまでの距離と、印刷用紙の搬送が開始されてから用紙の搬送速度が一定になるまでに必要とされる印刷用紙の搬送距離とにより決定される。この余白マージン内に印刷する場合、縦方向の印刷密度が高くなり、全体的に縮んだ状態で印刷される。
余白マージンは、プリンタの種類により異なる。余白マージンについては、ラベルプリンタを用いて、後ほど詳細に説明する。
【0008】
本発明の第1の態様にかかる印刷データ編集システムは、印刷コードを含む印刷データを編集する編集手段と、通信可能に接続されるプリンタにおける印刷用紙の印刷可能領域の上端から搬送速度が一定となるまでの距離に基づき、前記印刷用紙先端から印刷開始位置までの余白の大きさを表す余白データとして記憶する余白データ記憶手段と、余白データと前記印刷コードの印刷開始位置とを比較して印刷コードの印刷開始位置が余白内にあるときには、少なくとも印刷コードの印刷開始位置を余白の外に移動させる印刷位置補正手段とを備え、前記編集手段と前記印刷位置補正手段はマイクロプロセッサを含んで構成され、前記余白データ記憶手段はメモリーを含んで構成されるものであり、前記マイクロプロセッサと前記メモリーを含むコンピュータとして構成されることを特徴とする。これにより印刷データの編集段階において、余白(余白マージン)内に印刷コードが配置されることを防止することができるため、印刷コードの配置不良に伴う印刷不良を防止することができる。また、位置が不適当な場合には、印刷コード位置を自動的に補正してくれるので、編集をする者が使用するプリンタ毎の余白マージンを確認する必要がなく、編集作業が容易になるという効果を有する。
【0009】
本発明の第2の態様にかかる印刷データ編集システムは、印刷コードの印刷開始位置が前記余白内にあるときに、印刷コード印刷開始位置が前記余白の外になるように該印刷コードのみの印刷位置を移動させることを特徴とする。本態様では、印刷コードだけの位置補正により印刷コードの正しい印刷が可能となるので、他の印刷アイテムの印刷位置を変更する必要がないという利点を有する。
【0010】
本発明の第3の態様にかかる印刷データ編集システムは、前記印刷位置補正手段が、印刷コードの印刷開始位置が前記余白内にあるときに、印刷コードの印刷開始位置が前記余白の外になるように印刷コードを含む前記印刷データ全体を移動させることを特徴とする。この態様では、編集した印刷データ全体の位置を移動して位置補正を行なうものであるので、編集した印刷コード内の印刷アイテム相互の相対位置がそのまま維持されるという利点を有する。また、全体移動することにより、印刷コードと他の印刷アイテムとが重なることを避けることが可能である。
【0011】
本発明の第4の態様にかかる印刷データ編集システムは、印刷位置補正手段が、印刷コードの印刷開始位置が余白の外になるように該印刷コードのみの印刷位置を移動させること、又は印刷コードの印刷開始位置が前記余白の外になるように印刷コードを含む印刷データ全体を移動させることのいずれかの位置補正を選択できることを特徴とする。これにより、印刷データを構成する印刷アイテムの配置に応じて、より適切な位置補正が可能となる。
【0012】
本発明の第5の態様にかかる印刷データ編集システムは、前記印刷コードが、少なくともバーコード及び二次元コードのいずれか一方を含むことを特徴とする。
【0013】
本発明の第6の態様にかかる印刷データ編集システムは、前記プリンタはラベルに印刷するラベルプリンタであり、前記編集手段が、前記ラベルプリンタにより印刷されるラベルの印刷データの編集を行なうものであり、前記印刷位置補正手段は、連続して複数枚のラベルを印刷する際、少なくとも最初の1枚目のラベル上の前記印刷コードの印刷位置を移動させることを特徴とする。ラベルプリンタは、小さいラベル用紙上に印刷コードを含む一定の印刷データを正確に印刷する必要があるが、本態様により正確かつ効率的な印刷データの編集が可能となる。
【0014】
本発明の第7の態様にかかる印刷データ編集システムは、キーボードを備え、編集手段が、前記キーボードから入力された所定の入力データを前記印刷コードの所定の特殊情報に変換する特殊コード変換手段を含むことを特徴とする。これにより、印刷コードにより印刷する情報として、例えば、ESC等のような特殊コードをキーボードから入力することが可能となる。
【0015】
本発明の第8の態様にかかる印刷データ編集システムは、更に、前記メモリーを含んで構成されるもので、編集手段及び印刷位置補正手段により作成した印刷データを記憶する手段と、前記マイクロプロセッサを含んで構成されるもので、記憶した印刷データの印刷を制御する印刷制御手段とを有し、印刷制御手段は、印刷対象となる印刷データを画面に表示するプレビュー手段と、プレビュー手段により表示した前記印刷データを要求に応じてスクロールするプレビュー表示スクロール手段とを備えることを特徴とする。これにより、編集したデータの印刷プレビューが可能となるのみならず、プレビュー画面をスクロールさせることが可能となる。すなわち、プレビュー画面で表示された印刷データを印刷するように構成することにより、プレビュー画面で印刷内容を確認するとともに、プレビュー画面のスクロールにより印刷範囲の変更が可能となる。
【0016】
本発明の第1の態様にかかる印刷データの編集方法は、マイクロプロセッサとメモリーを含むコンピュータにおいて実行されるもので、(a)印刷コードを含む印刷データを編集する編集工程と、(b)通信可能に接続されるプリンタにおける印刷用紙の印刷可能領域の上端から搬送速度が一定となるまでの距離に基づき、前記印刷用紙先端から印刷開始位置までの余白の大きさを表す余白データとして取得する工程と、
(c)余白データから前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白内か否かを判定し、余白内にあるときには、少なくとも前記印刷コードの印刷開始位置を前記余白外の位置に移動させる印刷位置補正工程とを具備することを特徴とする。
【0017】
本発明の第2の態様にかかる印刷データの編集方法は、印刷位置補正工程(c)が、印刷コードの印刷開始位置が前記余白内にあるときに、印刷コード印刷開始位置が余白の外になるように該印刷コードの印刷位置のみを移動させることにより、印刷コードの位置補正を行なう工程を含むことを特徴とする。
【0018】
本発明の第3の態様にかかる印刷データの編集方法(c)は、印刷位置補正工程が、印刷コードの印刷開始位置が前記余白内にあるときに、印刷コードの印刷開始位置が余白の外になるように印刷コードを含む印刷データ全体を移動させることにより、印刷コードの位置補正を行なう工程を含むことを特徴とする。
【0019】
本発明の第4の態様にかかる印刷データの編集方法は、印刷位置補正工程(c)が、印刷コードの印刷開始位置が前記余白内にあるときに、前記印刷コードの印刷開始位置が余白の外になるように該印刷コードの印刷位置のみを移動させることよる印刷コードの位置補正、または、印刷コードの印刷開始位置が余白の外になるように印刷コードを含む印刷データ全体を移動させることによる印刷コードの位置補正のいずれかを選択可能であることを特徴とする。
また、本発明の印刷データの編集方法は、前記印刷コードは、少なくともバーコード及び二次元コードのいずれか一方を含むことを特徴とする。
また、本発明の印刷データの編集方法は、前記プリンタはラベルに印刷するラベルプリンタであり、前記編集工程(a)は、前記ラベルプリンタにより印刷される前記ラベルの印刷データの編集をすることを含み、前記印刷位置補正工程(c)は、前記ラベルプリンタにより、連続して複数枚のラベルを印刷する際、少なくとも最初の1枚目のラベル上の前記印刷コードの印刷位置を移動させることを含むことを特徴とする。
【0020】
本発明の第5の態様にかかる印刷データの編集方法は、編集工程(a)が、前記コンピュータに接続されたキーボードから入力された所定の入力データを、印刷コードとして印刷される所定の特殊情報に変換する特殊コード変換工程を含むことを特徴とする。
【0021】
本発明の第6の態様にかかる印刷データの編集方法は、更に、編集工程(a)及び印刷位置補正工程(c)により作成した印刷データを記憶する記憶工程(d)と、記憶した印刷データの印刷を制御する印刷制御工程(e)とを有し、印刷制御工程(e)は、印刷対象となる印刷データを画面に表示するプレビュー工程と、プレビュー工程により表示した印刷データを要求に応じてスクロールするプレビュー表示スクロール工程とを備えることを特徴とする。
【0022】
本発明にかかる印刷データ編集システムは、マイクロプロセッサ、R0M、RAM等のメモリー、及びこれらのメモリーに記憶された制御プログラムにより実施可能である。従って、本発明の他の態様は、前述の印刷データ編集方法のいずれか1つのプログラムを記録したもので、前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。これらの記録媒体を使用して、印刷データ編集方法のプログラムをコンピュータシステムにインストールすることにより、本発明の印刷データ編集システムを容易に構築することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明にかかる印刷データ編集システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。符号2で指定された部分は、本発明の一実施形態にかかる印刷データ編集システム2を示し、印刷データ編集システム2により編集された印刷データはパラレルまたはシリアル等の通信ライン10を介してプリンタ11に送信されて、プリンタ11により印刷される。印刷データ編集システム2は、システム全体を制御する制御手段3と、それに制御される各手段4〜9とにより構成されている。
【0025】
印刷データ編集手段6は、印刷データの編集をするためのパラメータの入力を受付け、印刷データの構成要素となる印刷アイテム(商品名、印刷コード、イメージ情報等)の読み込み及び入力、印刷アイテムの位置指定、印刷項目の色、サイズの変更等の各種編集作業を行なう。そのため、印刷データ編集手段6は、プリンタの設定機能、印刷コードの作成及び編集処理機能、印刷制御機能、ファイル読/書機能等の種々の機能を有している。これらの各種機能については後述する。
【0026】
印刷位置補正手段4は、印刷データ編集手段6により編集された印刷データ中の印刷コードの印刷位置が余白マージン内にあるときに、印刷コードの印刷位置を強制的に余白マージン外に移動するよう編集データを補正するものである。余白データ記憶手段5は、プリンタ11の種類毎の余白データを記憶している。印刷位置補正手段4は、印刷コードの印刷位置が余白マージン外にあるかどうかの確認の際に、余白データ記憶手段5から、編集中の印刷データの印刷に使用するプリンタに対応する余白データを読み出して参照する。
【0027】
印刷コードイメージ作成ライブラリ7は、バーコード等各種印刷コードの種類、印刷コードで表されるデータをビットマップデータへ変換してイメージデータとして、印刷データ編集手段6に出力する。
【0028】
印刷ライブラリ8は、プリンタ11で使用する用紙の設定、プリンタ11の設定、印刷設定等を行なう。ポートドライバ9は、入出力ポートの動作を制御して、印刷データ編集手段6で編集された印刷データをプリンタ11に送信する。プリンタ11は、受信した印刷データを印刷用紙上に印刷する。
【0029】
印刷コードを含む印刷データの編集のもっとも典型的な例は、食品等の包装上に貼付される「商品ラベル」を印刷するための印刷データの編集である。商品ラベル(以下単に「ラベル」と称する)は、通常、商品名、商品番号、価格、バーコード等の印刷コードを含んでいる。本発明は、ラベル印刷に限らず適用可能であるが、以下においては、説明をわかり易くするために、印刷コードを含む印刷データの典型例である「ラベルの印刷データの編集」を、本発明の実施形態として説明する。
【0030】
ラベル印刷を行なう場合、編集されたラベルの印刷データは、ラベルプリンタと呼ばれるプリンタにより印刷されるのが一般的である。ラベルプリンタには帯状の長尺な基材上にラベル用紙が所定のピッチで剥離可能に貼付された印刷用紙がセットされており、必要な数のラベルが印刷されると、帯状印刷用紙が印刷済みラベル用紙と未印刷ラベル用紙の間で切断される形態のものがもっとも一般的である。
【0031】
尚、図1においては、印刷位置補正手段4、余白データ記憶手段5、及び印刷データ編集手段6をそれぞれ別々の構成としたが、印刷データ編集手段6の中に印刷位置補正手段4及び余白データ記憶手段5を設けるように構成することも可能である。
【0032】
図2は、帯状の印刷用紙20上に貼付されたラベル用紙に印刷されたラベル21、22を示している。ラベルには種々の情報を印刷可能であるが、図2のラベル21、22では、説明の便宜のため、印刷コードである二次元コード30、商品名とその絵等の商品情報31、商品の金額情報32のみが印刷されている例を示している。尚、本明細書の説明に使用する二次元コード30は、架空の二次元コードであり、実際に存在するコードではない。このように、架空の二次元コードを使用したのは、本発明の解決課題である印刷縮みをわかり易く説明するためである。
【0033】
また、図中の一点鎖線Xは、帯状の印刷用紙20の切断位置(以下「切断位置X」と称する)を示している。すなわち、図2は、ラベル21を印刷した後に帯状の印刷用紙20が切断位置Xで切断され、その後さらにラベル22が印刷された例を示している。ラベルプリンタでは、通常、ラベルの印刷が終わると印刷用紙は前方向に少しフィードされて、カッタにより自動的にまたはオペレータにより切断される。その後、次の印刷に備えてバックフィードし、ラベル用紙の印刷可能領域Pの上端Fを印刷ヘッド(図示せず)の位置に合わせた状態で待機しているのが一般的である。印刷可能領域Pは、ラベル用紙のサイズ及び貼付位置の公差を考慮して、ラベル用紙の外形よりも若干小さめに設定されている。また、停止状態において、印刷用紙をどの位置までフィードバックさせるかは、プリンタの印刷ヘッドの位置、用紙搬送機構等の各種条件に応じて自由に設定可能である。図2では、印刷用紙のバックフィードにより、ラベル用紙の印刷可能領域Pの上端Fが印刷ヘッドの位置に停止するものとして説明する。従って、図2の例では、印刷可能領域Pの上端Fから搬送速度が一定になるまでの距離が余白マージンとなる。すなわち、図2の例では、用紙停止状態から印刷を開始する場合には、印刷可能領域Pの上端Fから二次元コード30までの距離aが余白マージン以上であれば二次元コード30の印刷は縮むことなく正確に行われるが、距離aが余白マージンより小さいときには、二次元コード30の一部に印刷の縮みが発生する。なお、余白データ記憶手段5に記憶する余白データは、印刷可能領域の上端を基準としたデータでも、印刷用紙の先端を基準にしたデータであってもよい。
【0034】
尚、商品情報31については、印刷が多少縮んでもあまり問題とならない。そのため、商品情報31がラベルの上端にあり、二次元コード30が十分下に位置しているラベル21のような構成の場合には印刷開始位置はあまり問題とならない。余白マージンと印刷開始位置の関係が問題となるのは、ラベル22に示すように、正確な印刷が求められる印刷コード(二次元コード30)がラベル用紙の上端に印刷される場合である。
【0035】
印刷コードが余白マージン内に印刷される場合の問題点を、図2と同様の二次元コード30が印刷される例を用いて説明する。図3(a)は、十分な余白マージンを取らずに印刷コードの印刷を行なった場合に発生する印刷の縮みを例示する図であり、図3(b)は、(a)と同じ印刷コードを、余白マージンの外に印刷した例を示す図である。図中、「a」は図2の場合と同様に、印刷可能領域Pの上端Fから二次元コード30までの距離を示し、「S」は余白マージンを示している。
【0036】
図3(a)では、印刷開始位置までの距離aが余白マージンSよりも小さいので(a<S)、余白マージン内の印刷部分bが、縮んだ状態で印刷される。このように、印刷が縮むと、二次元コード30の読取ができなくなる等の問題が生じる。図3(a)のような印刷の縮みは、図3(b)に示すように、二次元コード30の印刷開始位置までの距離aを余白マージンS以上(a≧S)にすることにより防止可能である。余白マージンSまで用紙が移送されると、印刷用紙の搬送速度は一定になり、図3(a)の縮み部分bは、図3(b)「c」で示すような縮みのない正確な印刷が行われるからである。
【0037】
以上の説明から明らかなように、本発明は、印刷コードが余白マージンS内に配置するような編集が行われたときに、印刷コードを余白マージンSの外に配置するような補正を行なうことにより、印刷開始時の縮み印刷を防止するものである。また、ラベルの印刷データの編集において、二次元コード30のような印刷コードを余白マージンS内に配置することを禁止(例えば、設定入力を受付けないことにより位置指定を禁止)することにより、印刷開始時の縮み印刷を防止することも可能である。
【0038】
図4は、余白マージンS内に印刷コード34が印刷されるように編集された印刷データ35、及び印刷コード34の印刷位置が補正された印刷データ36、37の例を模式的に示す図である。符号「23」は印刷データが印刷されるラベル用紙を示し、所定の印刷データが印刷されることによりラベルになる。符号「31」及び「32」で指定されるブロックはそれぞれ図2の商品情報31、金額情報32と同様の情報を表している。図4(a)は、余白マージンS内に印刷コード34が印刷されるように編集された印刷データ35の例(a<S)を示しており、図4(b)及び(c)は印刷コード34の印刷位置が補正された印刷デー36、37の例を示している。
【0039】
図4(a)に示すように、印刷データの編集において、印刷コード34が余白マージンS内に配置されると、印刷位置補正手段4(図1)により余白マージンSの外に印刷コード34が配置されるように、印刷データが補正される。例えば、図4(b)の印刷データ36は、図4(a)の印刷データ35全体を余白マージンSの外に移動するように補正されている。図4(c)の印刷データ37では、印刷コード34のみを余白マージンSの外に移動している。このように、印刷データの補正は、印刷データ全体を移動して補正するようにしても、印刷コード34のみを移動するようにしても良い。
【0040】
また、ラベルを連続して複数枚印冊する場合には、印刷用紙の搬送速度の変化は最初のラベルの印刷だけにしか影響を与えない。したがって、最初のラベルの印刷データのみを図4(b)または(c)等のように補正し、2枚目以降のラベルの印刷データは補正せずに図4(a)のような印刷データ35のままとすることも可能である。もっとも、同一内容のラベルであるにも拘わらず、印刷データの配置が一枚だけ異なるのは望ましくないと判断される場合等は、全てのラベルの印刷データを補正するようにすることも可能である。
【0041】
図5は、印刷データの編集及び設定を行なう場合の処理手順を示すフローチャートである。まず印刷データの編集をするためのパラメータ入力が行われる。例えば、使用するプリンタの種類、印刷用紙の種類等の印刷データに必要な各種パラメータが指定される(S101)。次に、プリンタの種類をもとに、余白データ記憶手段5から印刷に使用されるプリンタの余白データが取得される(S102)。次に印刷データを構成する各種印刷アイテムが入力され、また各印刷アイテムの位置及び大きさ等が指定される(S103)。入力される印刷アイテムとしては、例えば、商品名、商品コード、商品価格、印刷コードデータ、イメージデータ等が含まれる。印刷コードデータは、指定された印刷コードの種類に応じてビットマップによるイメージデータに変換される。また、入力に当っては、入力される文字の種類、色、大きさ、印刷位置等、必要な指定もなされる。
【0042】
印刷アイテムの情報がすべて入力されると、その情報と余白データをもとに、印刷位置と余白マージンとの関係が比較される(S104)。編集において指定された印刷アイテムの種類が印刷コードであり、印刷コードの印刷位置が余白マージン内であるときには(S104:Yes)、印刷位置補正手段4により、印刷位置が余白マージンの外になるように補正される(S105)。補正は、前述したように、印刷コードだけを下方に移動するようにしても、印刷データ全体を下方に移動するようにしてもよい。印刷コードの印刷位置の指定が余白マージンの外である場合には(S104:No)、印刷位置の補正は行なわずに編集した印刷データの記憶が行われる(S106)。印刷を希望する場合には、通信ライン10を介してプリンタ11に編集した印刷データを送信して、印刷を行なう。
【0043】
以上の説明においては、印刷位置が余白マージンの外側に印刷されるように印刷コードを移動させることにより、印刷の精度を確保する例を示した。しかし、印刷位置を移動するのではなく、印刷用紙の搬送速度に同期するように、余白マージンの内に配置される印刷データ自体を補正した状態で作成することも可能である。この場合は、余白マージン内の印刷データは、余白マージン外の印刷データに比べて縦長(用紙搬送方向に縦長)に編集されることになる。
【0044】
本発明の実施形態にかかる印刷データ編集システム2による印刷データの編集及び印刷位置の補正等について、より詳細に説明する。
【0045】
図6は、本発明の実施形態にかかる印刷データ編集システムによる印刷データの編集画面40の構成例を示す図である。編集画面40は、タイトルバー41、メニュー42、説明エリア43、操作メニューエリア44、共通設定エリア45、個別設定エリア46、プレビューエリア47とから構成されている。
【0046】
タイトルバー41には、アプリケーションの名前やバージョンが表示され、メニュー42には、ファイル、編集、表示等の処理メニューが選択可能に表示される。説明エリア43は、後述する操作メニューエリア44により選択した操作についての簡単な説明が表示される。操作メニューエリア44には、使用するプリンタの設定、印刷コードの編集、印刷等の基本操作を、操作手順に沿って選択指定可能な状態で表示している。共通設定エリア45は、印刷データの編集に当り使用する機能のうち、複数の基本操作に共通する機能を、選択指定可能に表示する。個別設定エリア46は、共通設定エリアに表示されない個別的な機能を選択指定可能に表示するものであり、操作メニューエリア44内の選択されている基本操作に応じて表示される内容が異なる。プレビューエリア47は、編集中及び編集後の印刷データのプレビュー表示画面であり、プレビュー画面で印刷データを確認しながら編集作業を行なうことができる。
【0047】
ラベル等の印刷データの編集には、ラベル内に文字、バーコード等、図形等のビットマップ等を配置するとともに、各印刷アイテムの大きさや向きなど多くの情報を入力する必要がある。従来技術によるラベル等の編集処理の操作においては、これらの複雑な各処理のために、種々の編集画面や機能が連携して動作することにより印刷データの作成及び編集が行われるものであるが、その操作方法が複雑で操作が困難であった。すなわち、ラベル等の印刷データの作成及び編集のためには、編集画面や機能毎に異なる画面表示に従って操作しなければならなかった。すなわち、これらのアプリケーションには、ファイルの読み込み、データの入力及び削除等の共通する機能が存在するにも拘わらず、編集画面や機能毎にGUIが微妙に異なるため、円滑な操作が妨げられていた。
【0048】
本発明にかかる印刷データ編集システムでは、図6に示すように、編集操作全体の操作メニューを表示することにより、編集機能をすぐに把握できるようにしており、基本操作手順も画面表示から把握できるようにした。メニューの説明は、最下部のステータスバーに表示されるのが一般的であるが、本実施形態では、視認性を高くするため、選択した操作メニューの説明を説明エリア43に表示している。また、本発明では、操作メニューエリア44の操作メニューの選択に合わせて、説明エリア43のメニューの説明、共通設定エリア43、個別設定エリア46の機能表示が切り換わるように構成したので、一つの操作で選択した機能に対応した操作機能及び表示が切り換わり、印刷データの作成・編集操作が容易となる。
【0049】
また、従来のような、ウィザード形式の編集処理や、編集メニューを選択してからそのメニューにしたがってデータの編集を行なうような処理では、データを編集する前にその処理のための画面に移動する必要がある。編集処理の連続性が途切れてしまい、スムーズな編集処理操作ができない。本実施形態では、編集したいアイテムをマウス等のポインティングデバイスで選択することによりそのアイテムを編集するための操作メニューが選択され、それと同時に説明エリア43の表示内容及び個別設定エリア46の表示も切り換わるような構成となっている。したがって、現在の処理状態を気にすることなく、直ちにアイテムの編集に移ることが可能となる。
【0050】
さらに各種設定機能を共通設定エリア45と個別設定エリア46とに分けて表示するため、共通機能はどのような編集処理であっても常に同じ場所に同じ様に表示される。従って、どのアイテムを編集するときであっても同じような操作であり、1つのアイテムの編集方法を理解すると、他のアイテムでも同様な操作で編集が可能となる。これにより、ラベル等の編集操作への習熟が容易となる。
【0051】
図7を用いて、代表的なエリアの表示例を説明する。図7(a)は、操作メニューエリア44の表示例を示しており、(b)は説明エリア43の表示例、(c)は個別設定エリア46の表示例を示している。
【0052】
図7(a)に示す操作メニューエリア44の表示例では、準備作業として使用するプリンタの設定等のパラメータ設定メニューが表示されており、また、ラベルの編集作業として文字の入力/編集、イメージ入力/編集、バーコードの入力/編集、及び線の入力/編集等のメニューが表示されている。印刷指示機能、印刷データの保存命令機能、及び操作等についてのヘルプ機能も操作メニューとして表示されており、同一画面から選択指定可能な構成となっている。これらの操作メニューは、ポインティングデバイス(図示せず、以下同じ)で選択可能であり、選択された機能は反転表示又はハイライト表示される。このように、操作メニューエリア44にラベルを作成するための大まかな作業を列挙することにより、印字データ作成及び編集のための機能及び現在選択されている機能などが一目でわかるよう構成されている。
【0053】
尚、各機能表示の左端に記載されているマーク(円の中にA〜Iの文字が入っているマーク)は、アイコンを模式的に示したものであり、実際には、機能に即したアイコンの絵が表示される。文字だけでなくアイコン表示も行なうことにより選択メニューの機能がよりわかり易くなる。
【0054】
図7(b)は説明エリア43に表示される、選択されたメニューの説明の具体例を示す。このように、操作内容をアイコンと文章とを使用して具体的かつ簡潔に表示することにより、メニューの内容の把握及び操作が容易となる。
【0055】
図7(c)は共通設定エリア45に表示される、機能表示の一例を示す。複数のメニューに共通する機能が存在する場合、該当メニューの一つが選択されたときにこのような機能表示がなされる。このように、共通設定エリア45は、常に同じGUIを提供する。機能を表す各文字の横にはアイコン形式のボックススイッチ51〜56があり、ポインティングデバイスによりボックススイッチ51〜56を選択指定することにより、希望する機能の選択を行なう。例えば、印刷アイテムの選択(スイッチ51)、選択された印刷アイテムの回転(スイッチ52、53)、選択された印刷アイテムの積層関係の指定(スイッチ54、55)、選択された印刷アイテムの削除(スイッチ56)等である。
【0056】
なお、スイッチ52又は53により印刷コードを回転したときに、回転後の印刷コードが余白マージン内に位置する場合は、前述のとおり適正位置に補正される。
【0057】
図8は、操作メニューエリア44により、印刷コードを選択した場合等のデータ入力を説明するための図である。ここでは、印刷コードの例として、バーコード入力/編集(図7(a))を選択したものとして説明する。
【0058】
バーコードにはいくつもの種類があり、その中のいくつかは、キー入力が不可能なデータも扱うことができる。しかし、それらのデータはキー入力が不可能であるため、アプリケーションにそれらのデータを指定してバーコードを印字することができない。このような場合、データを16進数で指定することが考えられ、そのような機能を備えたものもあるが、すべてのデータを16進数で指定しなければならないため、入力が面倒である。
【0059】
そこで本発明においては、キー入力不可能なデータをキー入力可能なデータの組合せで置きかえることにより、キー入力不可能なデータを含むバーコードを印字することができるようにしている。例えば、キー入力が不可能なデータを16進数2桁で指定する。その際に16進数の前に¥xを付加する。文字の¥をバーコードデータに指定したい場合は、¥¥とする。英語環境の場合には、例えば¥をバックスラッシュに置きかえる。システムでは、¥でくくられた範囲の文字等を特別記号の入力と認識し、変換テーブル等を使用して、その文字等を特別記号に変換する。
【0060】
例えば、アスキーコードで0x1B(ESC)をバーコードに指定する場合、それを「¥x1B」と入力する。アプリケーションは、これをアスキーコードの0x1bというバイトのデータであると解釈し、データを変換してプリンタに送信する。図8は、所定のアルファベット文字と「ESC」の入力と、プリンタへの送信データの例を示している。テキスト入力ボックス60に「ABC¥x1BXYZ¥¥」と入力すると、印刷データ編集システムにより「¥x1B」が「ESC」に変換されて、プリンタ送信データ61として「ABC(ESC)XYZ¥」が送信される。尚、送信データ61中の()は、本明細書における説明において、ESCを他の文字と区別するために使用したものであり、()の符号が送信されることを意味するものではない。
【0061】
このようなキー入力が不可能なデータとして、ESC、キャリッジリターン(CR:16進数0x0D)、ラインフィード(LF:16進数0x0A)等がある。この場合もESCと同様にCR、LFを、「¥x0D」、「¥x0A」と入力することにより指定する。尚、この場合の¥による変換指定は例示であり、通常の文字入力と区別可能なその他の文字記号を使用してもよい。
【0062】
図9は、印刷命令画面の一例を示す図である。本発明では、作成した印刷データをプレビュー表示しながら印刷することにより、間違いなく印刷したいページを印刷することができるようにしている。
【0063】
従来から印刷処理のアプリケーションでは、「現在のページのみを印刷する」という機能が存在するが、この場合の現在のページとはカーソル(入力位置を示すマーク)のあるページのことであるため、直前に表示されていたページが現在のページであるとは限らない。また、印刷命令を実行する画面では、データをプレビュー表示することができなかった。そのため、従来の印刷操作では、印刷したいページとは異なるページを印刷するなどの印刷ミスが起こり易かった。また、印刷命令を実行する画面では、現在のページを変更する機能がないため、印刷命令画面まできてから印刷するページを変更したい場合は、いったん編集画面かプレビュー画面へ移動して、現在のページを変更してから再度印刷命令を行なう必要があり、煩雑な操作が要求されていた。
【0064】
本発明では、図9に示すごとく、印刷命令画面に印刷プレビュー63の表示を可能にする印刷プレビュー機能を設けるとともに、印刷を希望する「現在のページ」をカーソルのあるページではなく、プレビュー表示されているページとなるよう構成した。また、印刷プレビュー63の上下にはスクロール機能部62、63を設けて、印刷プレビュー63の表示内容を上下にスクロールできるようにしている。この場合のスクロールは、印刷プレビュー63の表示内容をページ単位に切換えるように構成することもできる。印刷は、印刷範囲指定機能65のいずれかをポインティングデバイスで指定し、印刷ボタン66により印刷を実行する。印刷範囲指定機能65及び印刷ボタン66は個別設定エリア46の表示に該当する。
【0065】
このように、印刷命令をする直前の状態で、印刷プレビューを表示し、なおかつ、現在表示されているページが「現在のページ」と定義するように構成したので、間違って他のページを印刷するというような印刷ミスを少なくすることが可能となる。また、印刷プレビューで印刷するページが正しくないことに気がついた場合、印刷するページを変更して印刷する操作を1つの画面(ウインドウ)内において、簡単な操作で行なうことが可能となる。
【0066】
次に、図10から図16を用いて、ラベルの印刷データの作成過程における、より具体的な画面表示例を説明する。これらの画面例では、タイトル41はブランクになっているが、適宜、自由な名称を入力可能である。また、説明エリア43の説明内容も、操作メニューエリア44のメニュー表示と同様の内容しか表示していないが、より詳しいメニュー説明をすることが望ましい。
【0067】
図10は、操作メニューエリア44において、「プリンタの設定」メニューを選択した場合の画面表示例である。プリンタの設定では使用するプリンタの選択、及び用紙の選択を行なう。そのため、プリンタ選択ボックス70及び用紙選択ボックス71が設けられる。これらの選択ボックス70、71には、直接、機種又は用紙の種類を入力することができる。また、選択ボックス70、71の右端の下向き三角マークを選択することによりプリンタ又は用紙の種類がプルダウン表示され、表示されたプリンタを選択することも可能である。自動読み込みボックス72は、印刷データ編集システム2に接続されているプリンタの種類又はプリンタに設定されている用紙の種類を自動的に読み取るものである。全てのセットが終わると、OKボタン73により、プリンタの設定を完了する。ボタン74はキャンセルボタンである。
【0068】
図11は、操作メニューエリア44において、「ラベル作成」メニューを選択した場合の画面表示例である。「ラベルの作成」では、ラベルの編集、印刷等の操作は不要であるので、操作メニューエリア44にはラベル編集等のメニューは表示されない。ラベルの作成には、全く新しいラベルを作成する場合と、既存のラベルを基礎にして新しいラベルを作成する場合がある。従って、全く新しく作成するための新規作成ボタン75と既存ファイルを開くためのボタン76とが設けられている。ファイルを開くボタン76を選択すると、ファイル指定の選択ボックスが開かれ、そこから読み取るファイルを指定する(図示せず)。新規作成ボタン75を選択すると、ラベルの編集処理に移動する。
【0069】
図12は、ラベル編集の中の「文字入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す。共通設定エリア45中の使用可能な機能のアイコンがハイライトで表示されており、個別設定エリア46には入力及び編集に必要な各種入力機能が表示される。個別設定エリア46に表示された機能に基づき、文字の種類、フォントサイズ、文字揃え等が指定される。また、既に作成されたファイルに記憶された表等とラベルの文字データと関連付けることにより、表のデータに対応する内容のラベルを順次作成するよう指定することも可能である。
【0070】
さらに、プレビューエリア47には所定の文字入力が表示される。文字を入力する場合、ポインティングデバイスによりプレビューエリア47の希望する位置及び大きさを指定する。図12では文字入力場所及び大きさを指定する文字ボックス90が例示されており、文字ボックス90には「ABC」と入力された文字データ91が示されている。文字の入力又は編集が完了すると「適応」ボタンで、文字の入力又は編集を確定し、次の操作に進む。
【0071】
図13は、ラベル編集の中の「イメージ入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す。このメニューでは、共通設定エリア45の全ての機能がアクティブになっている。個別設定エリア46には、イメージを読み取るためのファイル指定機能が表示されている。また、表等により指定した文字データと現在編集中のイメージデータとを関連付けることにより、所定の複数のラベルについて共通のイメージを印刷させることも可能である。イメージは、ポインティングデバイスにより、プレビューエリア47内に任意の位置に任意の大きさで指定することができる。図13においては、入力されたイメージの例が、イメージ92として表されている。イメージ入力又は編集が完了すると「適応」ボタンを選択することにより、イメージの入力又は編集を確定し、次の操作に進む。
【0072】
図14は、ラベル編集の中の「バーコード入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す。共通設定エリア45はイメージの編集等と同様に、全ての機能がアクティブになっている。個別設定エリア46では、バーコードの種類の指定、バーコードデータの入力が可能である。また、バーコードデータの入力方法として、ファイル名を指定することが可能であり、この場合には、ファイルの内容がバーコードデータとして扱われる。バーコードは、ポインティングデバイスにより、プレビューエリア47内に任意の位置に任意の大きさで指定することができる。もっとも、前述の通り、バーコードの位置が余白マージン内に指定された場合には、その旨の警告が発せられ、又は適正位置に補正される等の何らかの処置が行われる。図14では、入力した印刷コードの例が、バーコード93として表されている。バーコードはバーコードデータが入力されるとビットマップに変換されて、プレビュー表示される。バーコード入力又は編集が完了すると、「適応」ボタンを選択することにより、バーコードの入力又は編集を確定し、次の操作に進む。
【0073】
図15は、ラベル編集の中の「線入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す。個別設定エリア46では、線の種類、矩形、線の太さ等の指定が可能である。図15では、文字データ91、イメージ92、バーコード93を囲む外枠94を、線入力した例を示している。線入力又は編集が完了すると、「適応」ボタンを選択することにより、バーコードの入力又は編集を確定し、ラベル印刷の印刷データの編集が終了する。
【0074】
印刷データの編集が終了すると、ラベルの印刷または印刷データの保存が行われる。印刷データは、操作メニューエリア44の「保存」メニューを選択することにより、所定の場所に保存することができる。保存場所、ファイル名は、保存のメニューを選択したときに個別設定エリア46から指定可能である(図示せず)。
【0075】
図16は、ラベル編集の中の「印刷」メニューが選択された場合の画面表示例を示す。「印刷」メニューを選択すると、個別設定エリア46により印刷速度、印刷範囲、印刷枚数の指定が可能となる。プレビューエリア47には、編集した現在のラベルが表示されている。上下方向の矢印ボックス95、96はそれぞれ図9の62、64に相当し、現在のページ(表示ページ)をスクロールし、または、表示ページを前後のページのいずれかに1ページづつ切り替える。印刷は個別設定エリア46の印刷ボタン97により開始される。また、印刷後に、印刷用紙をカットするかどうかの指定も、個別設定エリア46の「印刷後の処理」機能で指定可能である。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、印刷用紙の搬送速度が一定になった後に印刷コードの印刷を開始すること、すなわち、印刷用紙を一定距離搬送した後に印刷を開始することにより、印刷コードの正しい印刷を可能にした。
【0077】
これにより印刷データの編集段階において、余白(余白マージン)内に印刷コードが配置されることを防止することができるため、印刷コードの配置不良に伴う印刷不良を防止することができるようになった。また、位置が不適当な場合には、印刷コード位置を自動的に補正してくれるので、編集をする者が使用するプリンタ毎の余白マージンを確認する必要がなく、編集作業が容易になるという効果を有する。さらに、ラベルプリンタでは、小さいラベル用紙上に印刷コードを含む一定の印刷データを正確に印刷する必要があるが、本発明により印刷コードを含むラベルデータを正確かつ効率的に編集することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる印刷データ編集システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。
【図2】帯状の印刷用紙20上に貼付されたラベル用紙に印刷されるラベル21、22の一例を示す図である。
【図3】(a)は、十分な余白マージンを取らずに印刷コードの印刷を行なった場合に発生する印刷の縮みを例示する図であり、(b)は、(a)と同じ印刷コードを、余白マージンを確保した後に印刷した例を示す図である。
【図4】余白マージン内に印刷コードが編集された印刷データ、及び補正された印刷データの例を模式的に示す図である。
【図5】印刷データの編集及び設定を行なう場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態にかかる印刷データ編集システムによる印刷データの編集画面40の構成例を示す図である。
【図7】(a)は、操作メニューエリア44の表示例を示す図であり、(b)は説明エリア43の表示例を示す図、(c)は個別設定エリア46の表示例を示す図である。
【図8】操作メニューエリア44によりバーコード入力/編集を選択した場合等のデータ入力を説明するための図である。
【図9】印刷命令画面の一例を示す図である。
【図10】操作メニューエリア44において、「プリンタの設定」メニューを選択した場合の画面表示例である。
【図11】操作メニューエリア44において、「ラベル作成」メニューを選択した場合の画面表示例である。
【図12】ラベル編集の中の「文字入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す図である。
【図13】ラベル編集の中の「イメージ入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す図である。
【図14】ラベル編集の中の「バーコード入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す図である。
【図15】ラベル編集の中の「線入力/編集」メニューが選択された場合の画面表示例を示す図である。
【図16】ラベル編集の中の「印刷」メニューが選択された場合の画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
2 印刷データ編集システム
3 制御手段
4 印刷位置補正手段
5 余白データ記憶手段
6 印刷データ編集手段
7 印刷コードイメージ作成ライブラリ
8 印刷ライブラリ
10 通信ライン
11 プリンタ
20 印刷用紙
21 ラベル1
22 ラベル2
23 ラベル用紙
31 商品情報
32 金額情報
35 補正前の印刷データ
36 補正後の印刷データ1
37 補正後の印刷データ2
40 印刷データの編集画面
a 用紙の先端から印刷開始までの距離
b 縮み印刷部分
c 位置補正による正常印刷部分
S 余白マージン又は余白
X 用紙切断位置
P 印刷可能領域
F 印刷可能領域上端
Claims (13)
- 印刷コードを含む印刷データを編集する編集手段と、通信可能に接続されるプリンタにおける印刷用紙の印刷可能領域の上端から搬送速度が一定となるまでの距離に基づき、前記印刷用紙先端から印刷開始位置までの余白の大きさを表す余白データとして記憶する余白データ記憶手段と、前記余白データと前記印刷コードの印刷開始位置とを比較して前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白内にあるときには、少なくとも前記印刷コードの印刷開始位置を前記余白の外に移動させる印刷位置補正手段とを備え、
前記編集手段と前記印刷位置補正手段はマイクロプロセッサを含んで構成され、前記余白データ記憶手段はメモリーを含んで構成されるものであり、前記マイクロプロセッサと前記メモリーを含むコンピュータとして構成されることを特徴とする印刷データ編集システム。 - 前記印刷位置補正手段は、前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白の外になるように該印刷コードのみの印刷位置を移動させること、又は前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白の外になるように前記印刷コードを含む前記印刷データ全体を移動させることのいずれかの位置補正を選択できることを特徴とする請求項1に記載の印刷データ編集システム。
- 前記印刷コードは、少なくともバーコード及び二次元コードのいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷データ編集システム。
- 前記プリンタはラベルに印刷するラベルプリンタであり、前記編集手段は、前記ラベルプリンタにより印刷されるラベルの印刷データの編集を行なうものであり、前記印刷位置補正手段は、連続して複数枚のラベルを印刷する際、少なくとも最初の1枚目のラベル上の前記印刷コードの印刷位置を移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷データ編集システム。
- キーボードを備え、前記編集手段は、前記キーボードから入力された所定の入力データを前記印刷コードの所定の特殊情報に変換する特殊コード変換手段を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷データ編集システム。
- 更に、前記メモリーを含んで構成されるもので、前記編集手段及び前記印刷位置補正手段により作成した印刷データを記憶する手段と、前記マイクロプロセッサを含んで構成されるもので、前記記憶した印刷データの印刷を制御する印刷制御手段とを有し、
前記印刷制御手段は、印刷対象となる印刷データを画面に表示するプレビュー手段と、前記プレビュー手段により表示した前記印刷データを要求に応じてスクロールするプレビュー表示スクロール手段とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷データ編集システム。 - マイクロプロセッサとメモリーを含むコンピュータにおいて実行される以下の工程を具備することを特徴とする印刷データの編集方法。
(a)印刷コードを含む印刷データを編集する編集工程と、
(b)通信可能に接続されるプリンタにおける印刷用紙の印刷可能領域の上端から搬送速度が一定となるまでの距離に基づき、前記印刷用紙先端から印刷開始位置までの余白の大きさを表す余白データとして取得する工程と、
(c)前記余白データから前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白内か否かを判定し、前記余白内にあるときには、少なくとも前記印刷コードの印刷開始位置を前記余白外の位置に移動させる印刷位置補正工程。 - 前記印刷位置補正工程(c)は、前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白内にあるときに、前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白の外になるように該印刷コードの印刷位置のみを移動させることよる前記印刷コードの位置補正、または、前記印刷コードの印刷開始位置が前記余白の外になるように前記印刷コードを含む前記印刷データ全体を移動させることによる前記印刷コードの位置補正のいずれかを選択可能であることを特徴とする請求項7に記載の印刷データの編集方法。
- 前記印刷コードは、少なくともバーコード及び二次元コードのいずれか一方を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の印刷データの編集方法。
- 前記プリンタはラベルに印刷するラベルプリンタであり、
前記編集工程(a)は、前記ラベルプリンタにより印刷される前記ラベルの印刷データの編集をすることを含み、
前記印刷位置補正工程(c)は、前記ラベルプリンタにより、連続して複数枚のラベルを印刷する際、少なくとも最初の1枚目のラベル上の前記印刷コードの印刷位置を移動させることを含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の印刷データの編集方法。 - 前記編集工程(a)は、前記コンピュータに接続されたキーボードから入力された所定の入力データを、前記印刷コードとして印刷される所定の特殊情報に変換する特殊コード変換工程を含むことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の印刷データの編集方法。
- 更に、前記編集工程(a)及び前記印刷位置補正工程(c)により作成した印刷データを記憶する記憶工程(d)と、前記記憶した印刷データの印刷を制御する印刷制御工程(e)とを有し、
前記印刷制御工程(e)は、印刷対象となる印刷データを画面に表示するプレビュー工程と、前記プレビュー工程により表示した印刷データを要求に応じてスクロールするプレビュー表示スクロール工程とを備えることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の印刷データの編集方法。 - 前記請求項7から12のいずれか1項に記載の印刷データ編集方法のプログラムを記録したもので、前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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