JP6451269B2 - 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法 Download PDF

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本発明は、画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法に関する。
従来、記録媒体に画像を印刷する印刷装置等が知られている。印刷装置において、記録媒体に印刷を行う際等に、マニュアル操作により、印刷位置を調整する方法が知られている。
オペレータがオペレータパネルから印刷開始位置補正値を入力し、入力される印刷開始位置補正値に基づいて、各データの描画位置を補正して印刷位置を変更する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、印刷装置等の画像形成装置で、画像形成装置ごとにそれぞれ異なる印刷位置が設定され、さらに、印刷位置を調整するために、データに余白等のデータが入力される場合がある。そのため、従来の方法では、同じデータを用いても、画像形成装置との組み合わせによっては、ユーザが所望する位置と異なる位置から画像形成装置が記録媒体に画像を画像形成してしまう場合があった。
本発明の1つの側面は、ユーザが所望する位置から画像形成装置が記録媒体に画像を画像形成できることを目的とする。
一態様における、記録媒体を搬送方向に搬送して、前記記録媒体に画像を画像形成する画像形成装置は、前記記録媒体に画像形成される前記画像と前記記録媒体に形成される余白とを示す画像データを生成するデータ生成部と、前記余白のうち、前記搬送方向に形成される余白量と、前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量とを前記画像データに基づいてそれぞれ求め、前記搬送方向に形成される余白量及び前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量に基づいて画像形成を開始する前記画像データの開始位置を決定する決定部と、前記画像を画像形成する位置及び前記画像形成を開始する原点を示すそれぞれの位置データを有する画像形成条件を記憶する記憶部とを含み、前記決定部は、前記画像データにおいて、前記搬送方向の端部及び前記搬送方向に対して直交方向の端部を示す原点を前記開始位置に移動させ、前記画像データにより定まる前記画像を画像形成する位置と、前記記憶部に記憶される前記位置データにより定まる画像を画像形成する位置とが同じ場合、前記決定部は、前記画像形成条件に基づいて前記画像形成を開始する原点を変更することを特徴とする。
ユーザが所望する位置から画像形成装置が記録媒体に画像を画像形成できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を説明する全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置による全体処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る余白量の算出の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 比較例の画像形成システムによる全体処理の一例を説明する全体構成図である。 比較例の画像形成システムによる全体処理の一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態の一実施形態に係る画像形成装置による全体処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態の一実施形態に係る画像形成条件の一例を説明する図である。 本発明の第3実施形態の一実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を説明する全体構成図である。 本発明の第3実施形態の一実施形態に係る画像形成システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の第4実施形態の一実施形態に係る画像形成システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
<第1実施形態>
<画像形成システムの全体構成例>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を説明する全体構成図である。
画像形成システム1は、情報処理装置10と、画像形成装置11とを有する。情報処理装置10及び画像形成装置11は、ネットワーク12を介して相互に接続される。
情報処理装置10は、例えばPC(Personal Computer)等である。また、画像形成装置11は、例えばいわゆるページプリンタ(page printer)等である。さらに、ネットワーク12は、例えばLAN(Local Area Network)又はインターネット等である。
情報処理装置10は、ネットワーク12を介して、入力データ等の各種データを画像形成装置11に出力する。そして、画像形成装置11は、出力される各種データに基づいて、記録媒体に画像を画像形成する。
<情報処理装置のハードウェア構成例>
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)10H1と、記憶装置10H2と、ネットワークI/F(interface)10H3と、入力装置10H4と、出力装置10H5とを有する。
CPU10H1は、情報処理装置10が行う各種処理を実現するための演算と各種データの加工とを行う演算装置及び情報処理装置10が有するハードウェアを制御する制御装置である。
記憶装置10H2は、CPU10H1が用いるデータ、プログラム、及び設定値等を記憶する。また、記憶装置10H2は、いわゆるメモリ(memory)等である。さらに、記憶装置10H2は、補助記憶装置等を有してもよい。
ネットワークI/F10H3は、ネットワーク12(図1)を介して、接続する外部の装置と各種データを入出力するインタフェースである。例えば、ネットワークI/F10H3は、ネットワーク12を介して、入力データを画像形成装置11に出力する。なお、ネットワークI/F10H3は、例えばNIC(Network Interface Card)、コネクタ、及びドライバ等である。
入力装置10H4は、情報処理装置10にユーザU1の操作を入力する装置である。なお、入力装置10H4は、例えばキーボード及びコネクタ等である。
出力装置10H5は、情報処理装置10からデータの内容等を出力する装置である。なお、出力装置10H5は、例えばディスプレイ及びコネクタ等である。
<画像形成装置のハードウェア構成例>
図3は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
画像形成装置11は、CPU11H1と、記憶装置11H2と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)11H3と、ネットワークI/F11H4と、プリンタ装置11H5と、入力装置11H6と、出力装置11H7とを有する。
CPU11H1は、画像形成装置11が行う各種処理を実現するための演算と各種データの加工とを行う演算装置及び画像形成装置11が有するハードウェアを制御する制御装置である。
記憶装置11H2は、CPU11H1が用いるデータ、プログラム、及び設定値等を記憶する。また、記憶装置11H2は、いわゆるメモリ等である。さらに、記憶装置11H2は、補助記憶装置等を有してもよい。
ASIC11H3は、画像処理に係る各種処理を行う電子回路である。なお、ASIC11H3は、PLD(Programmable Logic Device)でもよい。
ネットワークI/F11H4は、ネットワーク12(図1)を介して、接続する外部の装置と各種データを入出力するインタフェースである。例えば、ネットワークI/F11H4は、ネットワーク12を介して、入力データを情報処理装置10から入力する。なお、ネットワークI/F11H4は、例えばNIC、コネクタ、及びドライバ等である。
プリンタ装置11H5は、画像データに基づいて、用紙等の記録媒体に画像を画像形成する。
入力装置11H6は、画像形成装置11にユーザU1の操作を入力する装置である。なお、入力装置11H6は、例えば操作パネル等である。
出力装置11H7は、画像形成装置11からユーザU1にデータの内容等を出力する装置である。なお、出力装置11H7は、例えば液晶パネル及びランプ等である。
なお、情報処理装置10及び画像形成装置11のハードウェア構成は、例えば、各ハードウェアを補助する装置をさらに有するハードウェア構成でもよい。
<全体処理例>
図4は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置による全体処理の一例を説明するフローチャートである。
<入力データの入力例(ステップS001)>
ステップS001では、画像形成装置11は、例えば情報処理装置10から出力される入力データを入力する。
<画像データの生成例(ステップS002)>
ステップS002では、画像形成装置11は、入力データを展開して画像データを生成する。なお、ステップS002の処理は、例えば、1頁ごと行う。
<余白量の算出例>
ステップS003乃至ステップS007では、画像データが示す余白の余白量を算出する。具体的には、画像形成装置11は、記録媒体の搬送方向(以下、ライン(line)方向という。)と、記録媒体の搬送方向に対して直交方向(以下、カラム(column)方向という。)とに分けてそれぞれの余白量を求める。以下、ライン方向の余白量をJ、カラム方向の余白量をKとして説明する。例えば、ライン方向の余白量Jは、ステップS004及びステップS005の処理によって求められる。同様に、カラム方向の余白量Kは、ステップS006及びステップS007の処理によって求められる。
図5は、本発明の一実施形態に係る余白量の算出の一例を説明する図である。以下、図示するように、画像形成装置11が用紙2に画像を画像形成する場合を例に説明する。なお、図内では、ライン方向ADLを図の上下方向とし、カラム方向ADCを図の左右方向とする。具体的には、図5は、画像形成装置11が、画像データに基づいて、画像形成領域IA1内の第1画像IMG1及び第2画像IMG2を用紙2に画像形成する場合の例である。
また、以下、画像データの原点を原点P0として説明する。ここで、画像データの原点は、画像データにおいて、ライン方向の端部及びカラム方向の端部を示す点である。なお、図内では、画像データにおいて最も左に位置する点、かつ、画像データにおいて最も上に位置する点を原点P0として説明する。したがって、原点P0のライン方向の位置をライン方向の原点位置P0Lとし、原点P0のカラム方向の位置をカラム方向の原点位置P0Cとする。
また、画像データは、第1画像IMG1、第2画像IMG2、ライン方向に形成される余白ML、及びカラム方向に形成される余白MCを示すデータである。
ここで、ライン方向において、ライン方向の原点位置P0Lに最も近い位置に第1画像IMG1が配置されるとする。同様に、図5では、第2画像IMG2が、カラム方向において、カラム方向の原点位置P0Cに最も近い位置に配置されるとする。つまり、図5では、第1画像IMG1が最も上に位置する画像であり、第2画像IMG2が最も左に位置する画像である。
この場合において、第1画像IMG1が配置されるライン方向の位置をライン方向の開始位置P1Lとする。さらに、第2画像IMG2が配置されるカラム方向の位置をカラム方向の開始位置P1Cとする。また、ライン方向の開始位置P1Lと、カラム方向の開始位置P1Cとの交点が開始位置P1となる。
図示するように、開始位置P1は、ライン方向に形成される余白ML及びカラム方向に形成される余白MCによって決定される。なお、以下の説明では、ライン方向に形成される余白MLの余白量は、ライン方向の余白量Jを算出することによって求められる例である。同様に、カラム方向に形成される余白MCの余白量は、カラム方向の余白量Kを算出することによって求められる例である。
<余白量の初期化例(ステップS003)>
図4に戻り、ステップS003では、画像形成装置11は、余白量の初期化を行う。具体的には、ステップS003では、画像形成装置11は、ライン方向の余白量J及びカラム方向の余白量Kをそれぞれ「0」とする。
<J+1ライン目のラインが余白であるか否かの判断例(ステップS004)>
ステップS004では、画像形成装置11は、画像データによって示されるJ+1ライン目のラインが余白であるか否かを判断する。具体的には、J+1ライン目のデータが改行のデータである場合、すべての画素が白色、空白、又は画像形成しないとする場合、又は画素のデータが存在しない等の場合、画像形成装置11は、J+1ライン目のラインが余白であると判断する(ステップS004でYES)。
画像形成装置11がJ+1ライン目のラインが余白であると判断する場合、画像形成装置11は、ステップS005に進む。一方、画像形成装置11がJ+1ライン目のラインが余白でないと判断する場合(ステップS004でNO)、画像形成装置11は、ステップS006に進む。なお、画像形成装置11がJ+1ライン目のラインが余白でないと判断する場合(ステップS004でNO)は、図5では、J+1ライン目のラインがライン方向の開始位置P1Lとなる。
<ライン方向の余白量のカウント例(ステップS005)>
ステップS005では、画像形成装置11は、ライン方向の余白量Jに「1」を加算する。即ち、ステップS005の処理は、いわゆるカウントアップ(count up)の処理である。
また、ステップS005でライン方向の余白量Jがカウントアップされると、画像形成装置11は、ステップS004に進む。次に、画像形成装置11は、次のラインについて同様にステップS004の処理を行う。したがって、図示するように、ライン方向において対象となるラインが余白であると、ステップS004及びS005の処理は、繰り返し行われる。そのため、ステップS004において、J+1ライン目のラインが余白でないと判断される場合(ステップS004でNO)のライン方向の余白量Jは、ライン方向に形成される余白ML(図5)の余白量を示す。
<K+1カラム目のカラムが余白であるか否かの判断例(ステップS006)>
ステップS006では、画像形成装置11は、K+1カラム目のカラムが余白であるか否かを判断する。具体的には、ステップS006では、K+1カラム目のすべての画素が、白色、空白、又は画像形成を行わないとされている等の場合、画像形成装置11は、K+1カラム目のカラムが余白であると判断する(ステップS006でYES)。同様に、ステップS006では、K+1カラム目の画素を示すデータが画像データに存在しない等の場合、画像形成装置11は、K+1カラム目のカラムが余白であると判断する(ステップS006でYES)。
画像形成装置11がK+1カラム目のカラムが余白であると判断する場合、画像形成装置11は、ステップS007に進む。一方、画像形成装置11がK+1カラム目のカラムが余白でないと判断する場合(ステップS006でNO)、画像形成装置11は、ステップS008に進む。なお、画像形成装置11がK+1カラム目のカラムが余白でないと判断する場合(ステップS006でNO)は、図5では、カラム方向の開始位置P1Cの場合である。
<カラム方向の余白量のカウント例(ステップS007)>
ステップS007では、画像形成装置11は、カラム方向の余白量Kに「1」を加算する。即ち、ステップS007の処理は、いわゆるカウントアップの処理である。
また、ステップS007でカラム方向の余白量Kがカウントアップされると、画像形成装置11は、ステップS006に進む。次に、画像形成装置11は、次のカラムについて同様にステップS006の処理を行う。したがって、図示するように、カラム方向において対象となるカラムが余白であると、ステップS006及びS007の処理は、繰り返し行われる。そのため、ステップS006において、K+1カラム目のカラムが余白でないと判断される場合(ステップS006でNO)のカラム方向の余白量Kは、カラム方向に形成される余白MC(図5)の余白量を示す。
<開始位置の決定例(ステップS008)>
ステップS008では、画像形成装置11は、画像形成装置11が画像形成を開始する画像データの開始位置を決定する。具体的には、ステップS008では、画像形成装置11は、ライン方向の原点位置P0L(図5)からライン方向の余白量J分図5で下へ移動した位置をライン方向の開始位置P1L(図5)にする。同様に、ステップS008では、画像形成装置11は、カラム方向の原点位置P0C(図5)からカラム方向の余白量K分図5で右へ移動した位置をカラム方向の開始位置P1C(図5)にする。よって、ライン方向の開始位置P1L及びカラム方向の開始位置P1Cに基づいて、画像形成装置11は、開始位置P1(図5)を決定する。
次に、ステップS008では、画像形成装置11は、画像データの原点である原点P0(図5)を開始位置P1に移動する。
<画像形成例(ステップS009)>
ステップS009では、画像形成装置11は、画像データの開始位置から画像形成を行う。初期状態では、画像形成の原点は、画像形成装置11に予め設定される余白の設定値等によって定まる位置に配置される。以下、初期状態で図6に示すように画像形成の原点P2が配置される場合を例に説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る画像形成の一例を説明する図である。図6は、図5と同様に、画像形成装置11が、画像データに基づいて、第1画像IMG1及び第2画像IMG2を用紙2に画像形成する場合の例である。なお、図6では、図5と同様に、ライン方向ADLを図の上下方向とし、カラム方向ADCを図の左右方向とする。
図示するように、ステップS009では、画像形成装置11は、ステップS008で決定される開始位置P1(図5)からの画像データを、画像形成の原点P2から第1画像IMG1及び第2画像IMG2を画像形成する。具体的には、画像形成装置11は、図5に示す画像形成領域IA1のうち、ライン方向に形成される余白ML及びカラム方向に形成される余白MCを除く原点移動後の画像形成領域IA2内の画像を画像形成の原点P2(図6)から画像形成する。
<次の頁があるか否かの判断例(ステップS010)>
ステップS010では、画像形成装置11は、次の頁があるか否か判断する。画像形成装置11が次の頁があると判断する場合(ステップS010でYES)、画像形成装置11は、ステップS002に進む。一方、画像形成装置11が次の頁がないと判断する場合(ステップS010でNO)、画像形成装置11は、全体処理を終了する。
<画像形成装置の機能構成例>
図7は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
画像形成装置11は、データ受信部11F1と、操作部11F2と、記憶部11F3と、画像形成部11F4と、制御部11F5とを含む。
データ受信部11F1は、情報処理装置10等から入力データD1を受け取る。なお、データ受信部11F1は、例えばネットワークI/F11H4(図3)等によって実現される。また、入力データD1は、サーバ等の情報処理装置10以外の情報処理装置から受け取ってもよい。
操作部11F2は、各種設定をユーザU1等に操作させる。なお、操作部11F2は、例えば入力装置11H6(図3)及び出力装置11H7(図3)等によって実現される。
記憶部11F3は、設定値、データ、及びプログラム等を記憶する。なお、記憶部11F3は、例えば記憶装置11H2(図3)等によって実現される。
画像形成部11F4は、用紙2(図6)等の記録媒体に画像を画像形成する。具体的には、画像形成部11F4には、画像形成を行うための給紙、印刷、及び排紙等を行う印刷機構部等が含まれる。なお、画像形成部11F4は、例えばプリンタ装置11H5(図3)等によって実現される。
制御部11F5は、例えば、データ生成部11F6と、画像処理部11F7とを有する。なお、制御部11F5は、例えばCPU11H1(図3)及びASIC11H3(図3)等によって実現される。
データ生成部11F6は、入力データD1を画像展開し、画像データD2を生成する。次に、データ生成部11F6は、画像展開等によって生成される画像データD2を画像処理部11F7に出力する。
画像処理部11F7は、決定部11F8を有する。なお、画像処理部11F7は、例えばCPU11H1(図3)及びASIC11H3(図3)等によって実現される。
決定部11F8は、ライン方向の余白量J(図4)及びカラム方向の余白量K(図4)を求める。次に、決定部11F8は、ライン方向の余白量J及びカラム方向の余白量Kに基づいて、開始位置P1(図5)を決定する。また、決定部11F8は、画像データの原点を開始位置P1に移動する。
例えば、図5では、画像データの原点が開始位置P1に移動されると、画像処理部11F7は、開始位置P1を示す位置データと、画像データD2が有する画素データのうち、開始位置P1から右下に位置する画素データを切り出して画像形成部11F4に送る。つまり、画像処理部11F7は、開始位置P1に基づいて、原点移動後の画像形成領域IA2(図5)の画素データを画像形成部11F4に送る。図示するように、原点移動後の画像形成領域IA2(図5)は、画像形成領域IA1(図5)から、ライン方向に形成される余白ML(図5)及びカラム方向に形成される余白MC(図5)が除かれた領域である。
したがって、画像形成装置11は、開始位置P1を決定することによって、画像形成領域IA1(図5)のデータを送る場合と比較して、画像形成部11F4に送るデータ量を少なくすることができる。
また、開始位置P1を決定することによって、画像形成装置11は、画像形成領域IA1からライン方向に形成される余白ML及びカラム方向に形成される余白MCを除くことができる。ゆえに、ライン方向に形成される余白ML及びカラム方向に形成される余白MCを画像データD2から削除する場合等と比較して、画像形成装置11は、削除を行う処理等がないため、処理コストを少なくすることができる。
画像形成装置11は、決定部11F8がライン方向の余白量J及びカラム方向の余白量Mをそれぞれ求めることによって、開始位置P1を決定することができる。これに対して、画像形成装置が画像形成を開始する点は、画像形成装置の設定と入力データとの組み合わせによって決まる場合があった。
図8は、比較例の画像形成システムによる全体処理の一例を説明する全体構成図である。具体的には、図8は、画像形成装置11A及び画像形成装置11Bが、入力データに基づいて、画像をそれぞれ画像形成する場合の例である。例えば、図示するように、画像形成システム1Aは、画像形成装置11Aと情報処理装置10Aとを有する。同様に、画像形成システム1Bは、画像形成装置11Bと情報処理装置10Bとを有する。さらに、画像形成システム1A及び画像形成システム1Bは、ネットワーク22を共通して使用する構成とする。
画像形成システム1Aでは、図示するように、データの流れ3AAで情報処理装置10Aから画像形成装置11Aに入力データD1Aがネットワーク22を介して送信される。この場合、画像形成装置11Aは、入力データD1Aに基づいて、画像を画像形成する。
同様に、画像形成システム1Bでは、図示するように、データの流れ3BBで情報処理装置10Bから画像形成装置11Bに入力データD1Bがネットワーク22を介して送信される。この場合、画像形成装置11Bは、入力データD1Bに基づいて、画像を画像形成する。
ここで、画像形成システム1A及び画像形成システム1Bは、ネットワーク22を共通して使用する構成であるため、情報処理装置及び画像形成装置の組み合わせが変わる場合がある。具体的には、例えば、画像形成装置11Bが故障した場合等では、情報処理装置10Bは、データの流れ3BAで示すように、画像形成装置11Bに代えて、画像形成装置11Aに入力データD1Bを送信する場合がある。この場合、画像形成装置11Aが画像形成を開始する点は、画像形成装置の設定と入力データに含まれる余白の設定との組み合わせによって決まる。
例えば、画像形成装置の設定及び入力データに含まれる余白の設定が下記(表1)の場合を例に説明する。なお、以下の説明では、ライン方向について説明し、カラム方向の説明を省略する。
Figure 0006451269
(表1)に示す「入力データD1Aに設定される余白量D1AM」は、情報処理装置10Aが送信する入力データD1Aに設定される余白量である。同様に、(表1)に示す「入力データD1Bに設定される余白量D1BM」は、情報処理装置10Bが送信する入力データD1Bに設定される余白量である。また、(表1)に示す「画像形成装置11Aに設定される余白量11AM」は、画像形成装置11Aに設定される余白量である。同様に、(表1)に示す「画像形成装置11Bに設定される余白量11BM」は、画像形成装置11Bに設定される余白量である。例えば、画像形成を開始する点は、各入力データに設定される余白量と各画像形成装置に設定される余白量とを合計することで求まる。
図9は、比較例の画像形成システムによる全体処理の一例を説明する図である。なお、図9では、図5と同様に、ライン方向ADLを図の上下方向とし、カラム方向ADCを図の左右方向とする。具体的には、図9(A)は、データの流れ3AA(図8)で用紙2Aに画像が画像形成される場合の一例を説明する図である。同様に、図9(B)は、データの流れ3BB(図8)で用紙2Bに画像が画像形成される場合の一例を説明する図である。同様に、図9(C)は、データの流れ3BA(図8)で用紙2Aに画像が画像形成される場合の一例を説明する図である。
図9(A)では、画像形成を開始する点PAAは、入力データD1A(図8)に設定される余白量D1AM及び画像形成装置11Aに設定される余白量11AMを合計して求められる。この場合、(表1)より、入力データD1Aに設定される余白量D1AMは、「2cm」であり、かつ、画像形成装置11Aに設定される余白量11AMは、「1cm」である。したがって、図9(A)では、画像形成を開始する点PAAは、「2cm+1cm」であり、用紙2Aの上端から「3cm」の位置となる。
同様に、図9(B)では、画像形成を開始する点PBBは、入力データD1B(図8)に設定される余白量D1BM及び画像形成装置11Bに設定される余白量11BMを合計して求められる。この場合、(表1)より、入力データD1Bに設定される余白量D1BMは、「1cm」であり、かつ、画像形成装置11Bに設定される余白量11BMは、「2cm」である。したがって、図9(B)では、画像形成を開始する点PBBは、「1cm+2cm」であり、用紙2Bの上端から「3cm」の位置となる。つまり、データの流れ3AA及びデータの流れ3BBでは、画像形成を開始する点は、いずれも用紙の上端から「3cm」の位置となる。
これに対して、図9(C)では、画像形成を開始する点PBAは、入力データD1Bに設定される余白量D1BM及び画像形成装置11Aに設定される余白量11AMを合計することで求まる。この場合、(表1)より、入力データD1Bに設定される余白量D1BMは、「1cm」であり、かつ、画像形成装置11Aに設定される余白量11AMは、「1cm」である。したがって、図9(C)では、画像形成を開始する点PBAは、「1cm+1cm」であり、用紙2Aの上端から「2cm」の位置となる。したがって、画像形成を開始する点PBAは、画像形成を開始する点PAA及び画像形成を開始する点PBBと異なる位置となる。
このように、画像形成を開始する点は、同じ入力データを用いても、画像形成装置との組み合わせによってそれぞれ異なる位置となる場合がある。画像形成装置は、入力データ及び画像形成装置にそれぞれ設定される余白量によって、画像形成を開始する点を決める。また、入力データ及び画像形成装置に設定される余白量は、ユーザU1(図7)によって、それぞれ設定される。しかし、図9(C)のように、用いられる画像形成装置が変更されると、ユーザが所望する位置から記録媒体に画像形成が行われない場合がある。
これに対して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置11では、決定部11F8(図7)が開始位置P1(図5)を決定できる。開始位置P1は、画像データに含まれる余白の余白量等に基づいて決定されるため、画像形成装置11は、画像データに含まれる余白の余白量等の影響を受けない位置に画像データの原点を移動することができる。ゆえに、画像形成装置11は、記録媒体にユーザが所望する位置から画像を画像形成することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、図1で示す画像形成システム1によって実現される。したがって、画像形成システム1、情報処理装置10、及び画像形成装置11のそれぞれの説明は省略する。第2実施形態では、第1実施形態と比較して、図4に示す全体処理が異なる。
図10は、本発明の第2実施形態の一実施形態に係る画像形成装置による全体処理の一例を説明するフローチャートである。なお、図10は、第1実施形態の図4と比較して、ステップS101、ステップS102、及びステップS103が加わる点が異なる。以下、図4と異なる点を中心に説明する。
<画像形成条件の入力例(ステップS101)>
ステップS101では、画像形成装置11は、画像形成条件を入力する。
図11は、本発明の第2実施形態の一実施形態に係る画像形成条件の一例を説明する図である。なお、図11では、図示するように、第3画像IMG3、第4画像IMG4、及び第5画像IMG5を画像形成装置11が用紙2Cに画像形成する場合の例で説明する。また、図11では、図5と同様に、ライン方向ADLを図の上下方向とし、カラム方向ADCを図の左右方向とする。
画像形成条件には、各画像の位置を示す位置データが含まれる。例えば、第4画像IMG4について、位置データは、図11(A)で図示するように、第4画像IMG4のカラム方向の位置IMG4C及び第4画像IMG4のライン方向の位置IMG4Lである。
ステップS101では、画像形成装置11は、記憶部11F3(図7)等によって、入力される位置データを画像形成条件として記憶する。また、ステップS101では、画像形成装置11は、画像形成条件として、画像形成条件に対応する画像データの原点P3を記憶する。例えば、図11(A)で示す場合、原点P3は、図11(B)で示す位置である。図11(B)で示すように、画像形成装置11は、開始位置P1からの画像データを、画像形成の原点P3から画像形成する。
<画像データの画像の位置と記憶している画像の位置とが同じであるか否かの判断例(ステップS102)>
ステップS102では、画像形成装置11は、画像データの画像の位置と記憶している画像の位置とが同じであるか否かを判断する。具体的には、ステップS102では、画像形成装置11は、例えば、図11(A)で示す画像形成条件と同じ位置に画像を画像形成させる画像データが生成されると、画像データの画像の位置と記憶している画像の位置とが同じであると判断する。
画像形成装置11が画像データの画像の位置と記憶している画像の位置とが同じであると判断する場合(ステップS102でYES)、画像形成装置11は、ステップS103に進む。また、画像形成装置11が画像データの画像の位置と記憶している画像の位置とが同じでないと判断する場合(ステップS102でNO)、画像形成装置11は、ステップS009に進む。
<画像形成の原点の変更例(ステップS103)>
ステップS103では、画像形成装置11は、ステップS101で記憶する位置データに基づいて画像形成の原点を変更する。つまり、ステップS103では、画像形成装置11は、初期状態での画像形成の原点P2(図6)をステップS101で記憶する画像形成条件に対応する画像形成の原点P3(図11(B))に変更する。
ユーザU1(図7)は、画像の位置を画像形成条件として画像形成する原点の位置をステップS101で画像形成装置に記憶する。そのうえで、画像形成装置は、記憶する画像形成条件に基づいて、画像データの画像の位置と記憶している画像の位置とが同じ場合に、画像形成装置は、画像形成の原点を変更する。画像形成装置が記憶する画像形成条件には、ユーザが画像を画像形成装置に画像形成させたい画像形成の原点が記憶されているので、画像形成装置は、画像形成の原点を変更することによって、記録媒体にユーザが所望する位置から画像を画像形成することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態と比較して、画像形成システムの全体構成が異なる。
図12は、本発明の第3実施形態の一実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を説明する全体構成図である。具体的には、第3実施形態の画像形成システム31は、情報処理装置10と、画像形成装置11と、データ処理装置13とを有する。また、画像形成システム31が有する各装置は、ネットワーク12によって相互に接続される。
画像形成システム31は、第1実施形態の画像形成システム1と比較して、データ処理装置13が加わる点が異なる。以下、画像形成システム1と異なる点を中心に説明する。
データ処理装置13は、例えば、情報処理装置10と同様のハードウェア構成(図2)の装置である。つまり、データ処理装置13は、例えばサーバ、PC、又は画像形成装置11に取り付けられる装置等の情報処理装置である。以下、データ処理装置13が情報処理装置10と同様のハードウェア構成である場合を例に説明する。したがって、データ処理装置13の説明は、省略する。
画像形成システム31は、第1実施形態の画像形成システム1と比較して、機能構成が異なる。
<画像形成システムの機能構成例>
図13は、本発明の第3実施形態の一実施形態に係る画像形成システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。なお、図13では、図7と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
画像形成システム31では、データ処理装置13が記憶部11F3と、制御部11F5とを有する機能構成である。具体的には、データ処理装置13は、データ受信部11F1と、記憶部11F3と、制御部11F5と、データ送信部13F1とを有する。さらに、画像形成装置11は、操作部11F2と、画像形成部11F4と、データ受信部11F10とを有する。なお、データ処理装置13は、図2に示すハードウェア構成であるため、CPU10H1、記憶装置10H2、及びネットワークI/F10H3を有する。そのため、画像形成装置11と同様に、データ受信部11F1、記憶部11F3、及び制御部11F5の機能を有することができる。
画像処理部11F7は、第1実施形態と同様に、決定部11F8によって、ライン方向の余白量J(図4)及びカラム方向の余白量K(図4)に基づいて、開始位置P1(図5)を決定する。次に、第3実施形態の決定部11F8は、画像形成装置11に、開始位置P1(図5)からの画像である画像形成領域IA2(図5)の画像データD3等を生成する。なお、画像処理部11F7は、例えばCPU10H1(図2)等によって実現される。
データ送信部13F1は、画像形成装置11に決定部11F8が生成する画像データD3等を送信する。なお、データ送信部13F1は、例えばネットワークI/F10H3(図2)等によって実現される。
データ受信部11F10は、データ処理装置13から画像データD3を受け取る。この場合、画像データD3は、原点移動後の画像形成領域IA2(図5)を示すデータである。なお、データ受信部11F10は、例えばネットワークI/F11H4(図3)等によって実現される。
画像形成部11F4は、画像形成装置11に予め設定される余白の設定値等によって定まる位置に基づいて画像形成の原点P2(図6)を決定する。
なお、画像形成装置11は、設定されるライン方向の余白量及び設定されるカラム方向の余白量によっては、画像形成の原点P2(図6)から画像形成できない場合がある。この場合、設定されない位置にも画像形成できるように、画像処理部11F7は、設定されるライン方向の余白量及び設定されるカラム方向の余白量を画像形成装置11にそれぞれ調整させるコマンドデータを生成してもよい。加えて、画像形成装置11は、設定されるライン方向の余白量及び設定されるカラム方向の余白量のそれぞれを示すデータを記憶する記憶部を有してもよい。
画像形成システム31の構成では、図13で示すように、データ処理装置13が余白量を求めて開始位置P1を決定する処理等を行う。そのため、画像形成装置11は、例えば、図8に示す画像形成装置11A等であってもよい。即ち、データ処理装置13が開始位置P1を決定し、画像データD3を送信するので、画像形成装置11は、記録媒体にユーザが所望する位置から画像を画像形成することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態は、第1実施形態と同様の画像形成システム1を用いる。したがって、画像形成システム1及び画像形成システム1が有する各装置のそれぞれの説明は、省略する。
第4実施形態は、第3実施形態と比較して、各装置が有する機能が異なる。以下、第3実施形態の画像形成システム31と異なる点を中心に説明する。
図14は、本発明の第4実施形態の一実施形態に係る画像形成システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。なお、図14では、図13と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態の画像形成システム1は、図13に示すデータ処理装置13が有する機能を情報処理装置10が有する機能構成である。具体的には、情報処理装置10は、アプリケーション部10F1と、記憶部11F3と、制御部11F5と、データ送信部13F1とを有する。さらに、画像形成装置11は、操作部11F2と、画像形成部11F4と、データ受信部11F10とを有する。
したがって、第4実施形態では、第3実施形態のデータ処理装置13が行う処理を情報処理装置10が行う。さらに、情報処理装置10は、図2に示すハードウェア構成であるため、CPU10H1、記憶装置10H2、及びネットワークI/F10H3を有する。そのため、データ処理装置13と同様に、データ送信部13F1、記憶部11F3、及び制御部11F5の機能を有することができる。
アプリケーション部10F1は、例えばアプリケーションソフトウェア(Application software)を情報処理装置10にインストールしてCPU10H1等によって実現される。アプリケーションソフトウェアは、例えばワードプロセッサ等であり、入力データD1等を生成する。
データ受信部11F10は、情報処理装置10から画像データを受け取る。この場合、画像データは、原点移動後の画像形成領域IA2(図5)を示すデータである。
また、第4実施形態では、制御部11F5は、例えばプリンタドライバ及びプリントプロセッサ等によって実現される。
図14に示す構成では、情報処理装置10は、第3実施形態のデータ処理装置13と同様に、決定部11F8によって、ライン方向の余白量J(図4)及びカラム方向の余白量K(図4)に基づいて、開始位置P1(図5)を決定する。次に、第3実施形態のデータ処理装置13と同様に、第4実施形態の決定部11F8は、画像形成装置11に、開始位置P1(図5)からの画像である画像形成領域IA2(図5)の画像データD3等を生成する。
図14に示す構成では、図13に示す構成と同様に、情報処理装置10が余白量を求めて開始位置P1を決定する処理等を行う。そのため、画像形成装置11は、例えば、図8に示す画像形成装置11A等であってもよい。即ち、情報処理装置10が開始位置P1を決定し、画像データD3を送信するので、画像形成装置11は、記録媒体にユーザが所望する位置から画像を画像形成することができる。
なお、上述した各情報処理装置は、2つ以上の装置であってもよい。例えば第4実施形態の情報処理装置10及び第3実施形態のデータ処理装置13は、上述した処理の一部又は全部を分散、並列、又は冗長に処理するために、ネットワークを介して処理の一部又は全部を別の情報処理装置に行わせる構成でもよい。
また、上述の説明は、各種処理の基準となる位置を頁の上端及び頁の左端とする例である。したがって、各種処理の基準となる位置は、各装置の仕様等によって、別の位置に設定されてもよい。例えば、頁の端部が図の右端である場合、開始位置の決定等の処理は、右端を基準に行われてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
1、1A、1B、31 画像形成システム
10、10A、10B 情報処理装置
11、11A、11B 画像形成装置
13 データ処理装置
P0L ライン方向の原点位置
P0C カラム方向の原点位置
P1 開始位置
P1L ライン方向の開始位置
P1C カラム方向の開始位置
ML ライン方向に形成される余白
MC カラム方向に形成される余白
J ライン方向の余白量
K カラム方向の余白量
IA1 画像形成領域
IA2 原点移動後の画像形成領域
特開平8−104035号公報

Claims (3)

  1. 記録媒体を搬送方向に搬送して、前記記録媒体に画像を画像形成する画像形成装置であって、
    前記記録媒体に画像形成される前記画像と前記記録媒体に形成される余白とを示す画像データを生成するデータ生成部と、
    前記余白のうち、前記搬送方向に形成される余白量と、前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量とを前記画像データに基づいてそれぞれ求め、前記搬送方向に形成される余白量及び前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量に基づいて画像形成を開始する前記画像データの開始位置を決定する決定部と
    前記画像を画像形成する位置及び前記画像形成を開始する原点を示すそれぞれの位置データを有する画像形成条件を記憶する記憶部と
    を含み、
    前記決定部は、前記画像データにおいて、前記搬送方向の端部及び前記搬送方向に対して直交方向の端部を示す原点を前記開始位置に移動させ、
    前記画像データにより定まる前記画像を画像形成する位置と、前記記憶部に記憶される前記位置データにより定まる画像を画像形成する位置とが同じ場合、前記決定部は、前記画像形成条件に基づいて前記画像形成を開始する原点を変更する
    画像形成装置。
  2. 記録媒体を搬送方向に搬送して、前記記録媒体に画像を画像形成する画像形成装置と前記画像形成装置に接続される1以上の情報処理装置とを有する画像形成システムであって、
    前記記録媒体に画像形成される前記画像と前記記録媒体に形成される余白とを示す画像データを生成するデータ生成部と、
    前記余白のうち、前記搬送方向に形成される余白量と、前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量とを前記画像データに基づいてそれぞれ求め、前記搬送方向に形成される余白量及び前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量に基づいて画像形成を開始する前記画像データの開始位置を決定する決定部と
    前記画像を画像形成する位置及び前記画像形成を開始する原点を示すそれぞれの位置データを有する画像形成条件を記憶する記憶部と
    を含み、
    前記決定部は、前記画像データにおいて、前記搬送方向の端部及び前記搬送方向に対して直交方向の端部を示す原点を前記開始位置に移動させ、
    前記画像データにより定まる前記画像を画像形成する位置と、前記記憶部に記憶される前記位置データにより定まる画像を画像形成する位置とが同じ場合、前記決定部は、前記画像形成条件に基づいて前記画像形成を開始する原点を変更する
    画像形成システム。
  3. 記録媒体を搬送方向に搬送して、前記記録媒体に画像を画像形成する画像形成装置が行う画像形成方法であって、
    前記画像形成装置が、前記記録媒体に画像形成される前記画像と前記記録媒体に形成される余白とを示す画像データを生成するデータ生成手順と、
    前記画像形成装置が、前記余白のうち、前記搬送方向に形成される余白量と、前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量とを前記画像データに基づいてそれぞれ求め、前記搬送方向に形成される余白量及び前記搬送方向に対して直交方向に形成される余白量に基づいて画像形成を開始する前記画像データの開始位置を決定する決定手順と
    前記画像形成装置が、前記画像を画像形成する位置及び前記画像形成を開始する原点を示すそれぞれの位置データを有する画像形成条件を記憶する記憶手順と
    を含み、
    前記決定手順では、前記画像データにおいて、前記搬送方向の端部及び前記搬送方向に対して直交方向の端部を示す原点を前記開始位置に移動させ、
    前記画像データにより定まる前記画像を画像形成する位置と、前記記憶手順で記憶される前記位置データにより定まる画像を画像形成する位置とが同じ場合、前記決定手順では、前記画像形成条件に基づいて前記画像形成を開始する原点を変更する
    画像形成方法。
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