JP2005254499A - ラベルプリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ラベルプリンタ内部で事前印字フォーマットファイルの印字フォーマット毎に用紙イメージデータが関連付けて管理し、液晶表紙部を介して印字フォーマットに基づく印字項目イメージデータと印字フォーマットに関連付けられた用紙イメージデータとを重ね表示することにより、事前印字されたラベルであっても、設定した印字フォーマットがそれに合っているか否かをラベル印字することなく画面上で容易に確認できる。
【選択図】 図19
Description
さらに、設定した印字フォーマットをラベルプリンタの表示部に表示させ、実際に印字する前に設定した印字項目がラベル上のどの位置にどの大きさで設定されているかを確認することができる技術も既に確立されている。
本発明によれば、各用紙イメージデータを識別するための用紙イメージ識別情報が各印字フォーマットに関連付けられるため、各印字フォーマットデータのデータ量が少なくでき、メモリを効率的に使用することができる。
本発明によれば、フォーマットデータ設定操作の際に印字項目イメージデータと用紙イメージデータとを重ねて表示するため、印字位置や字の大きさなどを確認しながら印字フォーマット設定操作ができる。
本発明によれば、用紙イメージデータが印字項目イメージデータの下層になるように重なり表示され、当該用紙イメージデータが表示されたままの状態で印字項目イメージデータの位置を可変設定することができるので、用紙イメージデータに影響を与えず更に用紙イメージデータとの位置関係を見ながら印字位置を可変することができるので印字項目イメージデータを正確な位置に容易に修正することができる。
本発明によれば、印字項目イメージデータは印字項目の印字エリアを示すため、画面上で印字エリアがはっきりとわかるので背景画像である用紙イメージデータとの位置関係が容易にわかる。
本発明によれば、印字項目イメージデータと用紙イメージデータとが異なる色で表示されるので、確認作業が容易になる。
また、印字フォーマットデータ設定操作の際に印字項目イメージデータと用紙イメージデータとを重ねて表示するため、印字位置や字の大きさなどを確認しながら印字フォーマットの設定操作が可能であり、更に、用紙イメージデータに影響を与えず更に用紙イメージデータとの位置関係を見ながら印字位置を可変することができるので印字項目イメージデータを正確な位置に容易に修正することができるため、操作性の向上がはかれる。
ラベル用紙8は、ラベル用紙ロールセット軸にセットする。そして、レバー2を回して印字ヘッド1を上げて、印字部13付近に用紙をセットする隙間を作り、ラベル用紙8が用紙ガイドの下端を通るようにする。そして、プラテンローラ12の下流にあるディスペンサー11を回すようにし、更に、ラベル用紙先端部を巻取軸に挟むようにする。そして最後に抑え板をロールセット軸に嵌める。
そして、印字部13では印字ヘッド1によりラベルに印字され、ラベル用紙8がプラテンローラ12の先端部で鋭角状に折り曲げられた状態になり、ラベルが台紙から剥離され、台紙は巻取軸に巻き取られる。
テンキー部22には、品番キーの他、数字キー、ラベルフィードキー、消去キー、発行キー、レイアウトキーなどが割付けられている。レイアウトキーは、後述のように特定した印字フォーマットの各データ設定画面で押下されると、当該印字フォーマットに設定されている各印字項目の印字内容が、設定されている印字位置、フォントのタイプなどのレイアウト情報に基づいてイメージ化されて表示される(以下、印字項目イメージデータと言う)。そして、この印字項目イメージデータと、当該印字フォーマットと関連付けられている用紙イメージデータとが表示操作部21を構成する液晶表示部に重なって表示される。図6にその画面構成の一例が示されている。
液晶表示部は、印字部13に送信される印字データや発行枚数データなどをデジタル的に表示するものである。また、タッチパネルにより操作され印字フォーマットや各印字項目などのデータを作成し、CPU31を介してRAM33に所定のデータを記憶させる。また、RAM33に記憶された印字フォーマットや各印字項目のデータをCPU31の制御に基づきRAM33の所定エリアに展開し、当該印字項目イメージデータと用紙イメージデータとを、タッチパネルの液晶表示部に階層構造的に表示させる。そして、用紙イメージデータをCPU31の制御により印字項目イメージデータの下層に表示させることで、背景画像である用紙イメージデータと各印字項目の印字項目イメージデータとを重ねて表示することができる。このことにより、両イメージデータの位置関係などが容易に分かる。
尚、各印字項目データの印字項目イメージデータは、例えば同一レイヤーで多階層構造的に表示するようににしても良い。
ROM32はCPU31によって実行される制御プログラムが格納されている。好ましくはフラッシュメモリを用いる。これにより、古いROMをソケットから抜き、新しいROMに指し替えるといった面倒な作業が不要になる。RAM33は各種データを記憶するメモリである。ここでは、印字フォーマットファイルや用紙イメージファイルなどが記憶される。また、その他作業用の領域(ワークエリア)も割当てられる。
なお、印字フォーマットファイルや用紙イメージファイルを記憶保存する場合にはRAMカードを用いても良い。これによりデータの移行などが簡単に行える。
つまり、印字データ(印字内容)があっても印字フォーマットが正しくなければ、所定の印字データはラベル上に正しく印字されない。ここでは、印字フォーマットを設定する過程で、各印字項目データ(印字内容)も設定することができる仕様で説明する。
しかし、これに限らず印字フォーマットとは別に、各印字データを設定する商品データファイルあるいは商品データベースなどを設け、使用する商品データに所定の印字フォーマットを割当てるようにしても良い。
用紙イメージデータは、ラベルプリンタに付属の不図示のスキャナーによってラベルに予め印字されている絵や文字などを読み込みビットマップとしてファイルデータを生成し、あるいはPCなどで生成されたビットマップファイルデータをSRAMカードなどに記憶させ、当該ファイルに記憶保存させるようにしても良い。
電源立ち上げるとROM32に記憶されているプログラムに基づき、CPU31が図7に示すメイン画面を表示操作部21の液晶表示部に表示させる。以降の操作は、表示操作部21のタッチパネルをタッチしながら、必要なデータを作成して処理が進む。
図9のフォーマット設定画面において、使用するカードNO(カード0、カード1、カード2)を選択し、更に使用するフォーマット名を選択し、「実行」キーを押す。フォーマット名が分からないときは「リスト」を押し各カードNOで設定されているフォーマットを一覧表示させて、その中から使用するフォーマットを選択するようにしても良い。また、新規作成する場合は、単に新規のファイル名を入力し「実行」キーを押すと、「新規に作成するか?」のメッセージが表示され新規なフォーマット名「物流1」とフォーマット番号「1」とが図4の印字フォーマットファイルに記憶され、次の操作に進む。なお、フォーマット番号は新たなフォーマット名が作成されると連続する番号が自動的に付与される。
印字内容を作成した後は、図14へ進む。図14では図13で作成した印字内容のフォントタイプなどを選択する。ここでも設定した各データは図4の印字フォーマットファイルにそれぞれ記憶される。
「文字幅」、「文字高」とは印字内容の印字エリアを決める数字であり、「文字幅」を大きくすると当該印字エリアの横幅が広がり、「文字高」を大きくすると当該印字エリアの高さが大きくなる。数字を小さくすればエリアは小さくなる。つまり、図13で設定した「AAA」の印字エリアを大きく又は小さく修正が可能である。
「文字間隔」を広げたい場合、又は「文字の角度」を変えたい場合はそれぞれ所望の数字を入力することで変更することができる。
以下同様に、他の印字項目の印字データである「BBB」、「CCC」、「DDDD」、「EEEEE」を設定すると、図12に該当する画面である図19に示す画面が表示され、設定された各印字項目の印字データが表示される。
尚、図17は、用紙イメージデータだけを表示させたものである。つまり、図16は、用紙イメージデータに各印字項目の印字項目イメージデータである「AAA」、「BBB」、「CCC」、「DDDD」、「EEEEE」が重ねて表示されることになる。
従って、重なったイメージデータで確認して各印字項目の印字エリアを拡大したい、あるいは縮小したい場合は、図16に示す画面からテンキー部22の「消去」キーを押下することで、図13〜15に示す画面に戻る。そして、図15の「文字幅」、「文字高」の数字をテンキーの数字キーを使って増減し、再度イメージの画面にて認識したい場合には、テンキー部22のレイアウトキーを押下することで、再度、図16に示すイメージ画像を確認することができる。
以下、図18に示すフローチャートを参照しながら纏めの意味で動作説明を行う。まず、フォーマット設定のために、呼び出すフォーマット名を入力する(ST1)。新規の場合には新たにフォーマット名が記憶される(図9)。続いてパラメータ設定が行なわれる。ここでは、図10、図11に示す画面を用いて実行され、ラベルサイズ、背景画像の種類などの設定が行われる(ST2)。
続いてアイテム編集にて、図12〜図15、図19に示す画面を用いて各印字項目の印字データが設定されると共に、フォントタイプ、文字幅、文字高などのレイアウト情報が設定される。(ST3)。
ここでオペレータは、表示イメージを確認して、印字エリアなどを変更する場合は(ST7)、テンキー部22の消去キーを押下することで、図13、図14、図15に示されるいずれかの画面を用いてレイアウトキーを押下したアイテム編集画面に戻る(ST3)。そして、変更なく、印字位置などを確認できた場合は、テンキー部22の消去キーを押下して設定画面に戻る。
以上により印字フォーマットを作成し、設定した背景画像の種類(用紙イメージデータ)と印字項目イメージデータの位置関係などを画面上で確認したのちに、図7に示すメイン画面の発行モードから入り、設定した印字フォーマットを呼び出し、テンキー部22の発行キーを押すことで所定事項が正しい位置や大きさ等で印字されたラベルが印字される。複数枚のラベル同時に印字したい場合は枚数分の数字キーと共に発行キーを押下すると、該枚数分のラベルが印字される。
以上、新たに印字フォントデータを作成するところから説明したが、これに限らず図9で設定してある印字フォーマットを呼び出し、図10を経て、図12〜15へ遷移し、定されている用紙イメージデータと印字項目イメージデータとを重ねて表示し、その位置関係を確認するようにしても良い。
なお、本発明のラベルプリンタをPCと通信可能な状態で接続し、PCで作成した用紙イメージデータをラベルプリンタの用紙イメージファイルに送信して記憶させるようにしても良い。また、本発明のラベルプリンタを、計量機能を有するラベルプリンタに用いても良く、更に、包装機と組み合わせて使用しても良い。
また、図13から図15に示す画面で、レイアウトキーを押下し、印字項目イメージデータと、用紙イメージデータとを重ねて表示させるようにしたが、これに限られない。つまり、印字フォーマットが特定され、それに関連付けれられている用紙イメージデータも特定される操作画面があればよい。
Claims (6)
- 印字フォーマット毎に少なくともフォーマット識別情報と各印字項目データのレイアウト情報とを設定できる印字フォーマットファイルを備え、当該印字フォーマットファイルから呼び出した印字フォーマットに基づいて各印字項目データをラベルに印字するラベルプリンタであって、
予め所定事項が印字されたラベルのイメージデータである用紙イメージデータを記憶する用紙イメージファイルと、
印字フォーマットファイルの印字フォーマット毎に前記用紙イメージデータを関連付けておき、印字フォーマットを特定し、所定の操作により前記各印字項目データをイメージ化した印字項目イメージデータと特定された印字フォーマットに関連付けられた用紙イメージデータとを重ね表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とするラベルプリンタ。 - 前記用紙イメージデータは各用紙イメージデータを識別するための用紙イメージ識別情報と共に記憶され、前記用紙イメージ識別情報が前記印字フォーマットに関連付けられていることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
- 前記印字フォーマット設定の際に、前記印字項目イメージデータと前記用紙イメージデータとを前記表示手段に重ねて表示することを特徴とする請求項1または2に記載のラベルプリンタ。
- 前記印字フォーマット設定の際に、前記用紙イメージデータが前記印字項目イメージデータより下層となるように前記表示手段に重ねて表示し、該表示された印字項目イメージデータの位置を所定の操作により可変設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のラベルプリンタ。
- 前記印字項目イメージデータは印字項目の印字エリアを示すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のラベルプリンタ。
- 前記表示手段による表示の際に、前記印字項目イメージデータと用紙イメージデータとを異なる色で表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のラベルプリンタ。
Priority Applications (1)
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JP2004065849A JP2005254499A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | ラベルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
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