JP2010221632A - テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テープ印刷装置の操作に慣れないユーザーの場合でも、ユーザーが機能キーの選択に迷うことなく簡単に操作を進めることができるテープ印刷装置、その制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】複数の機能を備えたテープ印刷装置1において、使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能を紐つけて記憶する機能記憶部95と、ユーザーの指示に応じて、次に使用する予測機能を前記機能記憶部95から選択する機能選択部92と、選択した予測機能の内容を表示するディスプレイ16と、を備える。これにより、テープ印刷装置1の操作に不慣れなユーザーでも、機能キーの選択に迷うことなく簡単に操作を進めることができ、マニュアル等でその操作内容を逐次確認せずに、簡単に操作を進めることが可能になる。
【選択図】図5

Description

本発明は、文字列をテープ状の印刷媒体に印刷するテープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法及びプログラムに関する。
テープ印刷装置は、表現力豊かなオリジナルラベルを簡易に作製できる便利な装置である。テープ印刷装置には、文字(記号や絵文字などの表意文字も含む。)入力用の操作パネル、入力文字列等を処理する情報処理部、入力結果や処理結果を表示する表示部、印刷対象であるテープを所定位置に搬送して位置決めするテープ送り機構、位置決めされたテープに文字列等を印刷する印刷機構等が設けられている。
また、テープ印刷装置には、限られた表示領域を最大限有効に活用してユーザーインターフェイスの向上を図るため、階層的に表示される選択肢の選択により、各種機能メニュー(文字モード、段落スタイル、文章書式、特殊印刷など)を設定できる機能モードが設けられている。
この機能モードは、表示部に表示される選択肢を階層的に選択するだけで所望の機能を設定できる便利な機能である。
しかし、選択肢として表示された情報だけでは、いかなる設定ができるのか分かり難い場合もあり、操作に慣れないユーザーの場合には、テープ印刷装置に付属されているマニュアルなどでその操作内容を逐次確認する必要があった。
特許文献1には、ユーザーインターフェイスのより一層の向上を図ることを目的として、「表示可能な文字列の行数が数行程度に制限される表示手段を有する文字情報処理装置において、機能の選択を行う機能モード時に、表示手段の表示領域は少なくとも機能表示領域とガイド表示領域とに分割され、機能表示領域に機能メニューの選択肢を階層的に表示する機能メニュー表示機能と、前記機能表示領域に表示された選択肢のうち、指定された選択肢に対応する説明文を前記ガイド表示領域に表示する説明文表示機能とを有する表示制御手段を備える」発明が記載されている。
上記の構成によって、ユーザーは、同一表示領域上で、機能表示領域に表示された選択肢で設定できる事項の概要をガイド表示領域に表示された説明文で同時に確認することができ、操作を効率良く行うことができる。
特開2000−187656号公報
上記特許文献1に記載の発明では、機能の説明文を表示させるために機能キーを押下しなければならず、ユーザーが所望の機能と想定して押下したものの、予想外の機能の説明文が表示されてしまうことがある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、テープ印刷装置の操作に慣れないユーザーの場合でも、ユーザーが機能キーの選択に迷うことなく簡単に操作を進めることができるテープ印刷装置、その制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、複数の機能を備えたテープ印刷装置であって、
使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能を紐つけて記憶する機能記憶部と、ユーザーの指示に応じて、次に使用する予測機能を前記機能記憶部から選択する機能選択部と、選択した予測機能の内容を表示する表示部と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーが次に実行する機能を選択して操作を進めたい時には、例えば所定のキーの操作等によってその旨(操作を進めたい旨)の指示を入力すれば、次に操作する蓋然性の高い機能が機能選択部により予測機能として選択される。さらに機能選択部により選択された予測機能が表示部に表示される。したがって、テープ印刷装置の操作に不慣れなユーザーの場合でも、機能キーの選択に迷うことなく簡単に操作を進めることができる。
また本発明のテープ印刷装置において、前記機能記憶部には、使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能との順序関係がデータベースとして予め記憶され、
前記機能選択部は、前記データベースに基づいて次に使用する予測機能を選択することを特徴とする。
上記構成によれば、使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能との順序関係がデータベースとして予め機能記憶部に記憶されているため、予測機能として選択する機能の候補をデータベース上で簡単に絞り込むことができ、ユーザーの使用する蓋然性の高い機能を予測機能として厳選して、より迅速にユーザーに表示できるようになる。
また本発明のテープ印刷装置において、前記機能記憶部には、ユーザーが使用した機能と次に使用した機能との順序関係が逐次更新されるデータベースが記憶され、
前記機能選択部は、前記データベースに基づいて次に使用する予測機能を選択することを特徴とする。
上記構成によれば、前回のテープ印刷装置の使用時に使用した機能の順序関係が機能記憶部のデータベースに反映されていて、前回と同様の順序で各種機能を使用したい場合に、所定のキー操作で指示することを繰り返すだけで、一連の各種機能を簡単に実行することが可能になり、テープ印刷装置の操作を簡便にすることができる。
また本発明のテープ印刷装置において、前記ユーザーの指示を受け付ける機能予測キーを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、専用キーとして、機能予測キーが割り当てられるため、テープ印刷装置の操作に不慣れなユーザーの場合は、単一の機能予測キーの位置を覚えれば、各種の機能毎に割り当てられている多数の機能キーの位置を覚えなくとも、一連の機能選択操作が可能になり、テープ印刷装置の操作を容易にすることができる。
また本発明のテープ印刷装置において、前記機能選択部は、前記データベースに基づき複数の予測機能を選択し、前記表示部は、選択した複数の予測機能の内容を表示し、前記表示された複数の予測機能のうち、次に使用する機能として確定された機能を実行する機能実行部、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、ある機能が複数の下位の機能を含む場合であっても、複数の予測機能を表示部に表示することができ、より多様な操作法をユーザーに提供することができる。
また上記課題を解決することのできる本発明は、複数の機能を備えたテープ印刷装置の制御方法であって、
ユーザーからの指示を受信する受信ステップと、前記指示に応じて、次に使用する予測機能を、使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能を紐つけて記憶した機能記憶部から選択する選択ステップと、選択した予測機能の内容を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーが次に実行する機能を選択して操作を進めたい時には、ユーザーが例えば所定のキーの操作等によってその旨(操作を進めたい旨)の指示を入力すると、その指示が受信ステップにより受信され、次に操作する蓋然性の高い機能が選択ステップにより予測機能として選択され、更に、選択ステップにより選択された予測機能が表示ステップによって表示部に表示される。
したがって、テープ印刷装置の操作に不慣れなユーザーの場合でも、ユーザーは取扱説明書等でその操作内容を逐次確認しなくとも、次に実行する機能の選択を簡単に実現することができ、ユーザーは機能選択に迷うことなく簡単に操作を進めることができる。
また本発明のテープ印刷装置の制御方法において、ユーザーが使用した機能と次に使用した機能との順序関係をデータベースとして前記機能記憶部に記憶し、前記順序関係を逐次更新する更新ステップを含むことを特徴とする。
上記構成によれば、前回の装置使用時に使用した機能の順序関係が更新ステップによって機能記憶部のデータベースに反映される。このため、前回と同様の順序で各種機能を使用したい場合に、所定のキー操作で指示することを繰り返すだけで、一連の各種機能を簡単に実行することが可能になり、テープ印刷装置の操作を簡便にすることができる。
また上記課題を解決することのできる本発明は、上記に記載の受信ステップ、選択ステップ及び表示ステップを、前記テープ印刷装置が有するコンピューターに実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、テープ印刷装置に備えられているコンピューターに本発明のプログラムをインストールすることで、上記に記載のテープ印刷装置の制御方法が実施可能になり、上記に記載のテープ印刷装置の制御方法の普及・利用を容易にすることができる。
本実施形態のテープ印刷装置の概観斜視図である。 図1に示したテープ印刷装置の開閉蓋が開いた状態の概観斜視図である。 ディスプレイの構成を示す模式図である。 テープ印刷装置の内部構成を示したブロック図である。 テープ印刷装置の制御部が実現する機能を示した機能ブロック図である。 使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能との順序関係を紐つけたデータベースの説明図である。 本実施形態の予測機能選択処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の予測機能選択処理によってディスプレイに表示される予測機能の具体例の説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明のテープ印刷装置について説明する。本実施形態のテープ印刷装置1は、ディスプレイに表示される画像編集画面上で印刷レイアウトを編集し、テープ状の印刷媒体に印刷画像の印刷を行った後、印刷済みのテープの後端を切断して、ラベルを作成するものである。
図1及び図2に示すように、テープ印刷装置1は、処理テープTに対して印刷処理を行う装置本体2と、処理テープT及びインクリボンRを収容し、装置本体2に着脱自在に装着されるテープカートリッジCとを備えている。
装置本体2は、装置ケース11により外殻が形成され、装置ケース11の前半部上面には、各種キーを備えたキーボード12が配設されている。装置ケース11の後半部左上面には、開閉蓋13が広く設けられ、開閉蓋13の上面には、テープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓14が形成されると共に、開閉蓋13の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン20が設けられている。装置ケース11の後半部右上面には、キーボード12からの入力結果等を表示する長方形のディスプレイ16が形成されている。
蓋体開放ボタン20を押して開閉蓋13を開放すると、その内部には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ装着部17が窪入形成されている。カートリッジ装着部17には、その隅部に、複数のマイクロスイッチ等で構成されたテープ識別センサー18(図4参照)が配設されている。
さらに、カートリッジ装着部17には、発熱素子を有する印刷ヘッド21が設けられている。テープカートリッジCを装着すると、印刷ヘッド21が、処理テープT及びインクリボンRを挟んで、テープカートリッジCに設けられたプラテンローラー26に当接し、印刷待機状態となる。そして、印刷送りモーター22(図4参照)やギヤ列等で構成された動力伝達機構(図示省略)により処理テープT及びインクリボンRを送りながら、処理テープTに印刷処理(インクリボンRから処理テープTへのインクの感熱転写)が行われる。
装置ケース11の左側部には、カートリッジ装着部17と装置外部とを連通するテープ排出口23が形成され、このテープ排出口23に臨んで装置ケース11には、カッターモーター25(図4参照)により駆動するカッターユニット24が内蔵されており、これにより、印刷処理後の処理テープTの後端が切断され、テープ片が作成される。
装置ケース11の右側部には、図示は省略するが、電源供給のための電源供給口と、不図示のパソコン等の外部装置に接続するためのコネクタとが形成されている。このため、テープ印刷装置1は、自身のキーボード12からの入力データに基づいて作成された印刷画像のほか、パソコン等によって作成された印刷画像を取得して、これを処理テープTに印刷することも可能である。また、図示省略したが、装置ケース11の内部には、テーププリンタ1を統括制御する制御部60(後述する)を構成する回路基板が搭載されている。
処理テープTは、裏面に粘着剤が塗着された記録テープT1と、この粘着剤により記録テープT1に貼付された剥離テープT2とから構成されている。そして、ユーザーは、印刷処理後に切り離された処理テープTのテープ片から、剥離テープT2を引き剥がし、記録テープT1を被貼着物に貼付することができる。
なお、カートリッジケース27の裏面には、小さな複数の被検出孔(図示省略)が形成され、上記のテープ識別センサー18によってこの複数の被検出孔が認識され、処理テープTの種別(例えば、テープ幅)を識別できるようになっている。
ディスプレイ16は、ドットマトリクス型の液晶表示装置で構成されており、例えば、長方形の形状の内側に、表示画像データを表示可能な表示画面31と、各種設定状況等を表示する複数のインジケータ(図示省略)とを有し、ユーザーがキーボード12からデータを入力して、印刷画像(印刷データ)を作成・編集したり、その結果等を視認したりする際に用いられる。
図3に示すように、ディスプレイ16は横長の表示画面を有しており、ディスプレイ16上には、デフォルト画面(初期画面)として、入力・編集画面が表示されている。入力・編集画面は、下部に設定されると共に入力編集を行うための入力編集領域24aと、上部に設定されると共に印刷レイアウトを逐一表示するレイアウト表示領域24bと、を備えている。なお、印刷レイアウトは、文字未入力の状態においては、白紙のレイアウトを表示すると共に、入力した確定文字列83に基づいて、任意の文字列のレイアウトを表示する。
入力編集領域24aには、キーボード12から入力された文字列が横書きに表示され、文字列が複数行に亘る場合には、行毎に上下に並べて表示される。入力編集領域24aに入力された文字列が未確定文字列である場合、文字列を陽ドットとして白黒反転表示される一方、未確定文字列が確定キーにより確定文字列83となった場合、文字列を陰ドットとして通常表示される。また、入力編集領域24aには、各文字列が何行目に位置するかを表示した行頭マーク80と、編集入力位置を指標するカーソル81とが表示される。
ディスプレイ16のレイアウト表示領域24bの左側24cには、検出したテープ幅と作成されるテープ長とが小さく数値表示されると共に、その数値表示の右側には、印刷レイアウトが大きく表示される。これにより、作成されるラベルの大きさ、配置バランスおよび余白領域等を印刷処理前に確認できるようになっている。
具体的に説明すると、図3に示すディスプレイ24のレイアウト表示領域24bには、テープ幅(18mm)およびテープ長(10cm)に対して、入力した確定文字列83(「お得なセット!」)の印刷レイアウトが、テープを陽ドットとして文字を陰ドットとして白黒反転表示されている。
キーボード12には、仮名キー群、数字キー群およびアルファベットキー群等を含む文字キー群のほか、各種処理を指定するための機能キー群等が配列されている。この文字キー群および機能キー群の変換キーにより、キーボード12からは、主に、平仮名、片仮名、漢字、数字およびアルファベット等のキャラクターを入力できるようになっている。
機能キー群には、電源キー、印刷処理を指示するための印刷キー、文字キー群により入力されたキャラクターを変換(仮名文字→漢字等)するための変換キー、変換キーにより変換されたキャラクターの確定、改行および選択画面における選択指示のための選択キー、各種操作を取り消すための取消キー、各種処理を中止したり確定後のキャラクターを必要に応じて削除する削除キー、削除キーで削除したキャラクターを復活(貼付け)するための復活キー、並びに、それぞれ上下左右の方向へ後述するカーソル81(図3等参照)を移動させるための4個のカーソルキー等が含まれる。なお、これらは、キー入力毎に個別にキーを設けて入力してもよいし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力してもよい。キーボード12は、これらの各種キーにより種々の指令およびデータを制御部60に入力する。
次に、図4を参照し、テープ印刷装置1の内部制御について説明する。テープ印刷装置1は、操作部61と、検出部62と、印刷部63と、切断部64と、駆動部65と、これら各部に接続して、テープ印刷装置1全体を制御する制御部60と、を有している。
操作部61は、キーボード12上の文字入力キー、機能キー等からのデータ入力や、印刷データ等のディスプレイ16への表示等、ユーザーインターフェイスとして機能する。検出部62は、テープ識別センサー18を有し、処理テープT(テープカートリッジC)の種別を検出する。印刷部63は、テープカートリッジC、印刷ヘッド21および印刷送りモーター22を有し、処理テープTおよびインクリボンを搬送しながら処理テープT上に、生成された印刷データに基づいて、印刷ヘッド21により印刷を行う。切断部64は、処理テープTを切断するフルカッター34及びこれを駆動するカッターモーター25からなるカッターユニットを有し、印刷部63で印刷処理済みの処理テープTを所定の長さとなるように切断し、ラベルを作成する。駆動部65は、ディスプレイドライバー66、ヘッドドライバー67、印刷送りモータードライバー68およびカッターモータードライバー69を有し、各部を駆動する。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)71と、CPU71で各種制御処理を行うための制御プログラムを有するROM(Read Only Memory)72と、各種制御処理の作業領域となるRAM(Random Access Memory)73と、文字や記号等のキャラクターデータを記憶しているCGROM76(キャラクター記憶手段)と、テープ印刷装置1の各部と入力データや制御信号の入出力を行う入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」と称する)74と、を備え、これらは互いに内部バス75により接続されている。
本実施形態において制御部60は、図5に示す各種機能を実現する。具体的には入力検出部91、機能選択部92、機能実行部93、機能記憶部95及び予測機能データベース94の機能を実現する。各機能はCPU71がROM72に格納されたプログラムを実行することによって構成される。
入力検出部91は、キーボード12に含まれる機能キーが押下されたことを検出すると機能実行部93へ通知する。特に、機能予測キー15iが押下されたことを検出した場合は機能選択部92へ通知する。
機能実行部93は、入力検出部91からの通知を受けて、押下された機能キーに対応する機能を機能記憶部95から読み出して実行する。例えば、キーボード12に含まれる入力切替キーの押下に応じて入力状態の切替指示を受信すると、機能記憶部95に記憶されている現在の入力状態から次に切り替える入力状態を判断する。そしてディスプレイドライバー66を駆動させ、入力切替キーが押下される毎に、入力状態を「ローマ字→かな→ABC」の順に切り替える。
また、印刷キーの押下に応じてラベルの印刷指示を受信すると、機能記憶部95に記憶されている印刷機能に必要な処理を読み出し、ヘッドドライバー67及び印刷紙送りモータードライバー68を駆動させ、編集したラベルの印刷処理を実行する。
さらに、ラベル印刷処理が終了すると、カッターモータードライバー69を駆動させて、印刷処理済みの処理テープTを所定の長さで切断する。
機能選択部92は、入力検出部91からの通知を受けて、押下された機能予測キー15iに対応する機能を予測機能データベース94から選択し、その予測機能の内容をディスプレイドライバー66を介してディスプレイ16に表示させる。
予測機能データベース94には、現在使用中の機能とその次に使用する可能性の高い予測機能との順序関係が予め記憶されており、機能選択部92は、機能予測キー15iの押下に応じて機能実行部93が実行している機能を特定し、機能実行部93が実行している機能の次に実行する機能を予測機能データベース94から選択し、予測機能をディスプレイ16に表示する。
機能記憶部95は、機能実行部93が実行した機能の履歴を記憶する。予測機能データベース94に記憶される順序関係は、機能履歴に基づいてユーザーが一連のテープ印刷処理を完了する毎に、予測機能を実行した機能実行部93によって、逐次更新される。
図6に示すように、予測機能データベース94には、本実施形態において予測機能の一例である、「テキスト入力」、「書式」、「プレビュー」、「印刷」、「ファイル」の順序関係が示してある。
「テキスト入力」は、ディスプレイ16にテキスト入力を行う入力・編集画面を表示させ、文字入力キーや削除キー等のキー操作によってテキスト入力を受け付けたり、入力したテキストの編集を受け付ける機能である。
「書式」は、書式設定キーの操作で作動する書式設定機能である。文章の書式や書体、文字装飾などを設定することができる。
「プレビュー」は、プレビューキーの操作で作動する印刷イメージを表示する機能である。
「印刷」は、印刷キーの操作で作動するラベルを印刷する機能である。
「ファイル」は、ファイルキーの操作で作動する編集した印刷イメージをファイルとして保存する機能である。
図6に示した予測機能データベース94では、No.1〜No.10まで、順次更新された順序関係が記憶されている。No.1の順序関係が、最後に更新された、最新の順序関係であり、No.10が一番古い順序関係である。
No.1,2,5〜9に示した順序関係は、表示部24に表示される初期画面が「テキスト入力」から始まるときの各機能の順序関係で、No.3,4,10に示したそれぞれの順序関係は、表示部24に表示される初期画面が「書式」から始まるときの各機能の順序関係である。
なお、本実施形態のテープ印刷装置1が書式設定キーで設定する内容は、定長印刷の設定、書体の設定、飾り字の設定の3種がある。このため書式設定キーの操作時には、機能実行部93はディスプレイ16に書式設定メニューを表示する。その書式設定メニューには、3種の設定項目の定長印刷、書体、飾り字を択一的に選択可能に表示する。
このため本実施形態では、機能予測キー15iの操作で選択される予測機能で「書式」が選択されるときには、書式設定キーの操作時と同様のメニュー表示ができるように、機能記憶部95に記憶させる予測機能の構成や、機能選択部92の選択処理を形成している。
すなわち、機能記憶部95には、複数の下位の機能が記憶されており、機能選択部92は予測機能データベース94の順序関係に記載される各予測機能が、複数の下位の機能で構成される場合には、それらの複数の下位の機能も、ディスプレイ16に表示する。
そして、機能選択部92は、複数の下位の機能を有した予測機能(例えば、「書式」)を選択した場合には、機能記憶部93に記憶されている複数の予測機能を選択し、ディスプレイ16は機能選択部92により選択された複数の予測機能の内容を表示する。
次に、本実施形態の機能予測処理の流れを図7に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、テープ印刷装置1の電源がONにされることで処理が開始されると(ステップS11:Yes)、機能予測キー15iが押下されたか否かが入力検出部91からの出力の有無により判定される(ステップS12)。機能予測キー15iが押下されると、機能選択部92は、機能実行部93が実行している機能と予測機能データベース94に基づいて、次に実行する予測機能を選択する(ステップS14)。
次に、機能選択部92が選択した予測機能の内容をディスプレイ16に表示する(S15)。ディスプレイ16に表示された予測機能が、ユーザーによるキー操作で確定されると(ステップS15)、確定された機能が機能実行部9により実行される(ステップS16)。
機能実行部93により予測機能が実行され(ステップS16)、電源キーの押下による電源OFF操作がない場合は(ステップS17:No)、ステップS12に戻り機能予測キー15iの押下がないかを監視する。電源キーの押下による電源OFF操作があった場合は(ステップS17:Yes)、予測機能データベース94の機能の順序関係を更新して処理を終了する(ステップS18)。
図8(a)〜(f)は、機能予測キー15iが押下された時に、図6に示した予測機能データベースのNo.1に示した順序関係で、処理が進められる場合のディスプレイ16の表示内容の変遷を示している。
図8(a)のディスプレイ16は、テキストの入力・編集画面で、テキストが未入力の状態を示している。このテキスト未入力の状態で、機能予測キー15iが押下されると、(b)に示すように、「テキストを入力して下さい」の操作案内がディスプレイ16に表示される。
続いて、キーボード12上の文字入力キーの操作によってテキストが入力されると、入力されたテキストがディスプレイ16に表示される。図8(c)は、テキストとして「LUCKY」が入力された状態を示している。
テキストの入力が終了し、再び機能予測キー15iが押下されると、図6のNo.1の順序関係に従って、機能選択部92により予測機能として書式メニューが選択される。図8(d)に示すように、ディスプレイ16には書式メニューを構成する複数個の予測機能である定長印刷K1、書体K2、飾り字K3が択一的に選択可能に表示される。
図8(d)で選択された機能「書体」K2が、ユーザーの確定キーの操作で確定され特定の書体が選択されると、図8(e)に示すように選択された書体のテキスト文字がディスプレイ16に表示される。この状態で再び機能予測キー15iが押下されると、機能選択部92は図6のNo.1に示した順序関係で、「書式」の次に実行すると予測される「プレビュー」を予測機能として選択する。すると図8(f)に示すようにユーザーが選択した書体による印刷イメージが表示部24に表示される。
以上に説明した本実施形態のテープ印刷装置1及びその制御方法では、操作について詳しくないユーザーが次に実行する機能を選択して操作を進めたい時には、機能予測キー15iの操作によってその旨の指示を入力すれば、次に操作する蓋然性の高い機能が機能選択部92により自動的に選択される。さらに、機能選択部92により選択された予測機能の内容がディスプレイ16に表示される。したがって、テープ印刷装置1の操作に不慣れなユーザーの場合でも、ユーザーはマニュアル等でその操作内容を逐次確認しなくとも、次に実行する機能の選択を簡単に実現することができ、ユーザーは機能選択に迷うことなく簡単に操作を進めることができる。
また、本実施形態のテープ印刷装置1及びその制御方法では、図6に示したように、使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能との順序関係が予測機能データベース94として予め機能記憶部95に記憶されている。このため、予測機能として選択する機能の候補を予測機能データベース94上で簡単に絞り込むことができ、ユーザーの使用する蓋然性の高い機能を予測機能として厳選して、より迅速にユーザーに表示できるようになる。
また、本実施形態のテープ印刷装置1及びその制御方法では、機能実行部93が実行した予測機能の順序関係が逐次更新されて予測機能データベース94に記憶される。すなわち、前回の使用時に使用した機能の順序関係が機能記憶部95の予測機能データベース94に反映されていて、前回と同様の順序で各種機能を使用したい場合に、予測機能キー15iによって指示することを繰り返すだけで、一連の各種機能を簡単に実行することが可能になり、テープ印刷装置1の操作を簡便にすることができる。
また、本実施形態のテープ印刷装置1及びその制御方法では、操作に不慣れなユーザーが操作を進めたい旨の指示を入力するための専用キーとして、機能予測キー15iが割り当てられているため、単一の機能予測キー15iの位置を覚えれば、各種の機能毎に割り当てられている多数の機能キーの位置を覚えなくとも、一連の機能選択操作が可能になり、テープ印刷装置1の操作を容易にすることができる。
また、本実施形態のテープ印刷装置1及びその制御方法では、次に実行する機能として複数個の候補がある場合には機能選択部92は複数の予測機能を選択することができる。そしてディスプレイ16は、図8(d)に示したように選択した複数の予測機能の内容を表示する。そして、ディスプレイ16に表示された複数の予測機能のうち、次に使用する機能として確定された機能を実行する機能実行部93、を備えている。したがって例えば、「書式」機能が「定型印刷」、「書体」及び「飾り字」のように複数の下位の機能を含む場合であっても、複数の予測機能実をディスプレイ16に表示することができるので、より多様な操作法をユーザーに提供することができる。
また、上記実施の形態の制御方法は、テープ印刷装置1が有するコンピューターである制御部60が、予めROMに格納していたプログラムを実行することで実現されるものである。すなわち、テープ印刷装置1に備えられているコンピューターに本発明のプログラムをインストールすることで、上記実施形態に示したテープ印刷装置1の制御方法が実施可能になり、コンピューターを内蔵するテープ印刷装置1に対して、上記実施形態に示したテープ印刷装置1の制御方法の普及・利用を容易にすることができる。
1:テープ印刷装置、2:装置本体、11:装置ケース、12:キーボード、13:開閉蓋、15i:機能予測キー、16:ディスプレイ、17:カートリッジ装着部、20:蓋体開放ボタン、24a:入力編集領域24a、24b:レイアウト表示領域、60:制御部、61:操作部、62:検出部、63:印刷部、64:切断部、65:駆動部、80:行頭マーク、81:カーソル、83:確定文字列、85,86:案内メッセージ、91:入力検出部、92:機能選択部、93:機能実行部、94:予測機能データベース、95:機能記憶部、C:テープカートリッジ。

Claims (8)

  1. 複数の機能を備えたテープ印刷装置であって、
    使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能を紐つけて記憶する機能記憶部と、
    ユーザーの指示に応じて、次に使用する予測機能を前記機能記憶部から選択する機能選択部と、
    選択した予測機能の内容を表示する表示部と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記機能記憶部には、使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能との順序関係がデータベースとして予め記憶され、
    前記機能選択部は、前記データベースに基づいて次に使用する予測機能を選択することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記機能記憶部には、ユーザーが使用した機能と次に使用した機能との順序関係が逐次更新されるデータベースが記憶され、
    前記機能選択部は、前記データベースに基づいて次に使用する予測機能を選択することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記ユーザーの指示を受け付ける機能予測キーを備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のテープ印刷装置。
  5. 前記機能選択部は、前記データベースに基づき複数の予測機能を選択し、
    前記表示部は、選択した複数の予測機能の内容を表示し、
    前記表示された複数の予測機能のうち、次に使用する機能として確定された機能を実行する機能実行部、を備えたことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のテープ印刷装置。
  6. 複数の機能を備えたテープ印刷装置の制御方法であって、
    ユーザーからの指示を受信する受信ステップと、
    前記指示に応じて、次に使用する予測機能を、使用中の機能と次に使用する可能性の高い予測機能を紐つけて記憶した機能記憶部から選択する選択ステップと、
    選択した予測機能の内容を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
  7. ユーザーが使用した機能と次に使用した機能との順序関係をデータベースとして前記機能記憶部に記憶し、前記順序関係を逐次更新する更新ステップを含むことを特徴とする請求項6に記載のテープ印刷装置の制御方法。
  8. 請求項6に記載の受信ステップ、選択ステップ及び表示ステップを、前記テープ印刷装置が有するコンピューターに実行させることを特徴とするプログラム。
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