JP4548116B2 - 文字入力装置及びテープ印字装置 - Google Patents

文字入力装置及びテープ印字装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4548116B2
JP4548116B2 JP2004380684A JP2004380684A JP4548116B2 JP 4548116 B2 JP4548116 B2 JP 4548116B2 JP 2004380684 A JP2004380684 A JP 2004380684A JP 2004380684 A JP2004380684 A JP 2004380684A JP 4548116 B2 JP4548116 B2 JP 4548116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
accent
language
characters
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004380684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006186886A (ja
Inventor
美菜子 石田
成人 武藤
奈子 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2004380684A priority Critical patent/JP4548116B2/ja
Priority to EP05025927A priority patent/EP1677176A1/en
Publication of JP2006186886A publication Critical patent/JP2006186886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4548116B2 publication Critical patent/JP4548116B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • G06F3/0233Character input methods

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Machine Translation (AREA)

Description

本発明は、アクセント符号を有するアクセント文字を表示させ選択する文章入力装置及びテープ印字装置に関し、特に複数の国の言語から任意の言語を選択するとともに選択した国の言語に係るアクセント文字を他のアクセント文字より優位に表示させることにより、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる文字入力装置及びテープ印字装置に関するものである。
従来より、ウムラウト「¨」、アクサンテギュ「´」等のアクセント符号が付されたアクセント文字の入力が可能となるように構成された文字入力装置が種々提案されている。ここで、アクセント文字は各国の言語毎(フランス語、ドイツ語、スペイン語等)に使用される文字が異なっており、複数の国の言語の入力に対応した文字入力装置では、そのアクセント文字の入力方法として以下の方法がとられていた。即ち、いずれの言語を入力する場合であっても常に対応する全ての言語で使用されるアクセント文字を候補として表示させて入力を行う方法と、言語数分の文字テーブルを設け、予め指定された言語に係るアクセント文字のみを候補として表示させて入力を行う方法である。
例えば、特開平5−12287号公報には、複数の国の言語ごとに異なる上記符号の候補情報を国別に検索可能なように記憶した記憶手段を設け、前記符号の候補を表示する時に、制御手段は操作入力手段により予め入力された国別コードに応じて記憶手段に記憶された符号の候補情報の内から該当する国の候補情報を検索して表示手段に表示させることにより、その国の言語で使用されない符号の候補を表示させることなく、候補の選択を行う操作者の負担を軽減させた文章処理装置が記載されている。
特開平5−12287号公報(第3−5頁、図5−図10)
しかしながら、前記した特許文献1に記載された文章処理装置では、一旦言語を指定すると予め指定した国の言語のみに係るアクセント文字しか入力することができなかった。例えば、ドイツ語を使用する言語として指定した場合において、フランス語で使用されるアクセント文字を入力しようとする場合には、一旦ドイツ語に設定した言語をフランス語に設定し直した後に入力を行わなければならなかった。ここで、特に欧州等では一の地域の中でも複数の言語が使用されている場合も多く、特許文献1に記載された文章処理装置では複数の言語を入力する際に上記のような問題が生じていた。
その一方で、いずれの言語を入力する場合であっても常に対応する全ての言語で使用されるアクセント文字を候補として表示させる文章処理装置では、使用される国の言語によっては全く使用しないアクセント文字まで毎回候補として表示してしまうこととなる。ここで、文章の入力は基本的に毎回同じ種類の言語で使用されるものであり、ほとんど使用されない文字まで毎回同じように入力候補として表示することは、文字入力操作が煩雑となると共に、入力時間が長くなり操作効率が低下することとなっていた。
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、入力候補として表示されるアクセント文字の内、予め選択した言語に係るアクセント文字を他のアクセント文字より優位に表示させることにより、複数の言語に係るアクセント文字の入力を可能としつつ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる文字入力装置及びテープ印字装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る文字入力装置は、文字の入力を行う文字キーと、前記文字キーにより入力された文字を表示する表示画面と、前記表示画面にアクセント符号を有するアクセント文字を表示するアクセント文字表示手段と、前記アクセント文字表示手段により表示されたアクセント文字より任意のアクセント文字を選択する文字選択手段と、を有する文字入力装置において、複数の言語から任意の言語を選択する言語選択手段と、前記言語選択手段が選択可能とする前記複数の言語のそれぞれにおいて使用されるアクセント文字の全てを記憶する文字記憶手段と、を備え、前記アクセント文字表示手段は、前記文字記憶手段に記憶されたアクセント文字の内、前記言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字だけでなく他の言語に係るアクセント文字も表示すると共に、言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字の前記表示画面に表示される順序を他の言語に係るアクセント文字よりも優先した順序で表示することを特徴とする。
また、請求項2に係る文字入力装置は、請求項1に記載の文字入力装置において、前記アクセント文字表示手段は、一のアクセント文字を表示するとともに他のアクセント文字を順次切り換えて表示させ、前記言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字を他の言語に係るアクセント文字より優先して表示させることを特徴とする。
また、請求項3に係る文字入力装置は、請求項1又は請求項2に記載の文字入力装置において、アクセントキーと、前記アクセントキーが押下された際に、前記文字キーにより直前に入力されたアクセント符号を有さない母体文字に関連付けられたアクセント文字があるか否かを判定する文字判定手段と、を備え、前記アクセント文字表示手段は、前記文字判定手段によりアクセント文字があると判定された際に、前記直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字を前記表示画面に表示することを特徴とする。
また、請求項4に係る文字入力装置は、請求項3に記載の文字入力装置において、前記文字判定手段によりアクセント文字があると判定された際に、前記直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字であって、前記言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字を他の言語に係るアクセント文字より優先した順序で前記表示画面に表示するように定義したアクセント文字テーブルを作成するアクセント文字テーブル作成手段を有し、前記アクセント文字表示手段は、前記アクセント文字テーブル作成手段によって作成されたアクセント文字テーブルに基づいてアクセント文字を表示することを特徴とする。
更に、請求項5に係るテープ印字装置は、装置本体に収納されるテープカセットと、装置本体に備えられた文字入力装置と、前記文字入力装置によって入力された文字を前記テープカセットに収納される長尺状のテープに印字する印字手段と、を備えたテープ印字装置において、前記文字入力装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された文字入力装置であることを特徴とする。
このような特徴を有する請求項1に係る文章入力装置によれば、文字記憶手段に記憶されたアクセント文字の内、選択された言語に係るアクセント文字を他の言語に係るアクセント文字より優先した順序で表示するので、複数の言語に係るアクセント文字の入力を可能としつつ、ユーザーにとって頻繁に使用されるアクセント文字の選択を迅速に行うことができる。従って、言語の種類における汎用性を確保し、且つアクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる。
また、請求項2に係る文章入力装置によれば、一のアクセント文字を表示するとともに他のアクセント文字を順次切り換えて表示させる際に、選択された言語に係るアクセント文字を他の言語に係るアクセント文字より優先して表示させるので、ユーザーにとって頻繁に使用されるアクセント文字の選択を迅速に行うことができる。従って、言語の種類における汎用性を確保し、且つアクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる。
また、請求項3に係る文章入力装置によれば、アクセントキーが押下された際に、文字キーにより直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字があるか否かを判定し、アクセント文字があると判定された場合に直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字を表示するので、専用のキーを用いた迅速なアクセント文字の入力が可能となるとともに、アクセント文字が関連付けられていない母体文字が入力された状態でアクセントキーが押下された場合であっても、アクセント文字を表示せず通常の文字入力を行うことができる。従って、文字入力のミスを防止し、的確な文字の入力が可能となる。
また、請求項4に係る文章入力装置によれば、直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字であって、選択された言語に係るアクセント文字を他の言語に係るアクセント文字より優先した順序で表示画面に表示するように定義したアクセント文字テーブルを作成して表示を行うので、文字テーブルを対応する言語数分必要とすることなく、その都度作成した文字テーブルを用いてアクセント文字の表示及び入力が可能となる。従って、最小限の記憶容量で、複数の国の言語に対応したアクセント文字の入力ができる。
更に、請求項5に係るテープ印字装置によれば、テープ印字装置に対して前記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された文字入力装置を備えるので、テープ印字装置に対しても前記文章入力装置を適用することができ、複数の言語に係るアクセント文字の入力を可能としつつ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる。
以下、本発明に係る文字入力装置及びテープ印字装置に関して、当該文字入力装置が装置本体に内蔵されたテープ印字装置1について具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。ここで、本実施形態に係るテープ印字装置1はアクセント符号を有さない通常のアルファベットからなる「母体文字」に加え、各国の言語で使用されるアクセント符号(ウムラウト「¨」、アクサンテギュ「´」等)を有する「アクセント文字」の入力が可能なテープ印字装置であり、更に、ユーザーが使用する言語の種類を予め設定することにより、各国言語で使用するアクセント文字の入力を可能とするとともに、設定した言語に係るアクセント文字の入力を容易にしたものである。
先ず、本実施形態に係るテープ印字装置1の概略構成について図1乃至図3に基づき説明する。図1は本実施形態に係るテープ印字装置を示す概略外観斜視図、図2は本実施形態に係るテープ印字装置を示す正面図、図3は本実施形態に係るテープ印字装置に装着される背面カバーを外してテープカセットを装着した状態を示す背面側斜視図である。
図1及び図2に示すように、テープ印字装置1は、合成樹脂製の本体2と、この本体2の背面部(テープ印字装置1を使用する際に使用者と対向する面と反対側の面)全体を覆うように着脱可能に取り付けられる合成樹脂製の背面カバー3とから構成されている。また、本体2の長手方向のほぼ上半分側の部分は、水平視やや丸く形成され、この上側表面の略中央部には左右方向に横長の窓部4が穿設され、この窓部4の下側には液晶ディスプレイ5が配設されている。また、本体2の液晶ディスプレイ5の右側側面部には、カッターレバー6が設けられ、このカッターレバー6を親指などで内側に押すことにより印字されて上端部に形成されるテープ排出口7(図3参照)から排出された印字用テープを切断刃(図示せず)にて切断することができる。
また、本体2の長手方向のほぼ下半分側の部分の左右幅寸法は、その上側部分の左右幅寸法よりも少し狭く形成されると共に、左右側面の角部も丸く形成され、把持部10を構成している。また、背面カバー3の把持部10に対応する部分の左右側面の角部も丸く形成されている。また、本体2に取り付けられる背面カバー3は、テープカセット11(図
3参照)に対向する部分から把持部10にかけてテープ印字装置1の厚さ寸法がなだらかに小さくなるように形成され、把持部10の厚さ寸法は、テープカセット11が収納されている部分の厚さ寸法よりも小さくなるように形成され、ユーザーの手に持ちやすいように把持部10が構成されている。
また、把持部10の表面には、弾性部材(例えば、シリコンゴム等)で形成された各キーが配設されたキーボード24が配置されている。キーボード24には、文書データからなるテキストを作成するための文字入力キー12、スペースを入力するスペースキー13、入力するアルファベットの種類を大文字と小文字とに押下する毎に切り換えるCapsキー14、テキストの印字を指令する印字キー15、及び、文字等のキャラクタを表示する液晶ディスプレイ5上で設定言語やアクセント文字の切換を行う(図15、図16参照)カーソルキー17、電源をオン・オフする電源ボタン18、文字選択等を指令するエンターキー19、後述する設定言語の変更等を行う際に各機能選択画面を呼び出すファンクションキー20、フランス語、ドイツ語等を入力する際に使用するアクセント符号(ウムラウト「¨」、アクサンテギュ「´」等)付きのアクセント文字の候補を液晶ディスプレイ5に表示させるアクセントキー21、入力され液晶ディスプレイ5に表示された文字の内、カーソル16(図16参照)で指定された文字を消去するDeleteキー22、「@」や「%」等の特殊な記号等を入力するシンボルキー23等を備えている。尚、アクセントキー21によるアクセント文字入力方法については後に詳細に説明する。
また、各文字入力キー12は、液晶ディスプレイ5よりに設けられた「0」〜「9」の数字からなるテンキー26と、把持部10よりに設けられた「A」〜「Z」の各アルファベットを入力する英字キー27とに大きく分かれて構成されている。そして、各英数字を押下すると、そのキー上に描かれた英数字が液晶ディスプレイ5上に表示され、入力できるように構成されている。
また、本実施形態に係るテープ印字装置1においては、ファンクションキー20を用いて使用する言語を設定することが可能となっている。ここで、設定可能な言語としては、「English(英語)」、「Norwegian(ノルウェー語)」、「Swedish(スウェーデン語)」、「Danish(デンマーク語)」、「Finnish(フィンランド語)」、「Spanish(スペイン語)」、「Portuguese(ポルトガル語)」、「German(ドイツ語)」、「French(フランス語)」、「Dutch(オランダ語)」、「Italian(イタリア語)」、「Czech(チェコ語)」、「Hungarian(ハンガリー語)」、「Polish(ポーランド語)」の14ヶ国の言語であり、設定した言語によって後述のようにアクセント文字の入力の際に液晶ディスプレイ5上に表示されるアクセント文字候補の順序が変化する。
また、本体2の把持部10の裏面部には、各文字入力キー12、スペースキー13、Capsキー14、印字キー15、カーソルキー17、電源ボタン18、エンターキー19、ファンクションキー20、アクセントキー21、Deleteキー22、シンボルキー23等を備えるキーボード24が上面部に配置される回路基板29が設けられている。また、本体2の把持部10と液晶ディスプレイ5との間の裏面部には、制御回路部が構成される不図示の制御基板が配設されている。そして、この制御基板のサーマルヘッド31に対して反対側で本体2の長手方向上側には、不図示のギヤ列を介してテープ送り手段であるプラテンローラ32(図3参照)を回転駆動する駆動モータ(図示せず)が本体2の裏面部に配設されている。
また、本体2の各基板、液晶ディスプレイ5、及び駆動モータ等が配置されたその裏側背面部には、図3に示すように、テープカセット11が収納されるカセット収納部35や乾電池36が収納される電池収納部37が形成されている。
カセット収納部35は、テープカセット11の外形とほぼ同じ水平断面略四角形状で、ほぼテープカセット11の厚さ寸法にほぼ等しい深さ寸法裏側に膨出するように形成されている。また、このカセット収納部35のカッターレバー6側の端縁部近傍の底面部には、複数の発熱素子(図示せず)を列設するとともに、印字用テープに印字リボン(図示せず)を介して文字等の印字を行うサーマルヘッド31が取り付けられる薄板状のサーマルヘッド取付部38が、本体2の長手方向に沿うように直角外側方向に立設されている。
また、背面カバー3を本体2に取り付ける際には、把持部10側の端部に形成された第1差込部39を本体2に設けられた差込溝40に差し込んだ後、第1差込部39の反対側に設けられた第2差込部41の爪部42を本体2に設けられた爪固定部43に嵌合することによって背面カバー3は取り付けられる。背面カバー3を取り付けた状態において第2差込部41を装置内部側に押し込むと、爪部42が爪固定部43から外れるように構成されているので、背面カバー3は本体2に対して容易に着脱可能となっている。そして、背面カバー3を取り外した状態では、テープカセット11をカセット収納部35から上方に取り出すことができる。また、電池収納部37に収納された乾電池36を順次取り出して、交換することが可能となっている。
また、背面カバー3のテープカセット11に対向する部分には確認窓44が設けられ、背面カバー3を本体2に取り付けた際にはテープカセット11の種類が印刷されたカセットラベル45が確認窓44を通して視認可能となっている。そして、カセット収納部35に収納したテープカセット11の種類を背面カバー3を開けなくとも確認できるようになっている。
さらに、カセット収納部35の底面部には、複数個(本実施形態では7個)の検出スイッチ(図示せず)が配設されており、かかる検出スイッチは、テープカセット11をカセット収納部35にセットした際に、テープカセット11の底面に形成された複数個(本実施形態では7個)の凹凸部(図示せず)を介して選択的にオン・オフされる。その結果によりテープカセットの種類の検出が可能である。
前記テープカセット11には、印字用テープ及び印字リボンが内蔵されており、本実施形態に係るテープ印字装置1に使用されるテープカセット11の種類は、内蔵されている印字用テープと印字リボンとの組合せにより区別される。その内、印字用テープのテープ幅としては、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm、36mmの6種類があり、また、テープの種類としては、ラミネートテープ、レセプターテープの2種類がある。
次に、前記のように構成されたテープ印字装置1の制御系について図4を用いて説明する。図4に示すように、テープ印字装置1の制御構成は、不図示の制御基板上に形成される制御回路部50を核として構成されている。制御回路部50には、各機器を制御するCPU51と、このCPU51にデータバス52を介して接続された入出力インタフェース53、CGROM54、ROM55、56、RAM57とから構成されている。なお、CPU51の内部にはタイマ51Aが設けられている。
ここに、CGROM54には、多数のキャラクタの各々に関して、表示のためのドットパターンデータがコードデータに対応させて格納されている。
また、ROM(ドットパターンデータメモリ)55には、アルファベット文字(母体文字とアクセント文字を含む)や記号等のキャラクタを印字するための多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパターンデータが、書体(ゴシック系書体、アリエール書体等)毎に分類され、各書体毎に5種類(16、24、32、48、64のドットサイズ)の印字文字サイズ分、コードデータに対応させて格納されている。また、文字の修飾(太字、白抜き、斜体、影付き)を含む修飾文字を印字するためのグラフィックパターンデータも記憶されている。
また、ROM56には、Capsキー14が起動後最初に押下された場合に、アルファベットの大文字、小文字を切り換える初期切り換え順番(本実施形態では、「アルファベット大文字」→「アルファベット小文字」→「アルファベット大文字」→・・・の順番になっている)を記憶する初期切換順記憶領域56Aが設けられている。
また、ROM56には、基準アクセント文字選択テーブル60が格納される基準テーブル記憶領域56Bが設けられている。ここで、基準アクセント文字選択テーブル60とは、後述のように直前に文字入力キー12によって母体文字が入力された状態でアクセントキー21が押下された際に、その母体文字に関連付けられたアクセント文字の候補を表示する際に使用するテーブルであり、現在テープ印字装置1で使用言語として設定されている言語がアクセント文字を使用しない「English(英語)」である場合、又はアクセント文字を使用する言語であっても、その設定言語において直前に入力された母体文字に使用するアクセント文字がない場合に用いられる。尚、アクセント文字を使用する言語であって、その言語において直前に入力された母体文字に使用するアクセント文字がある場合には、後述のRAM57に作成される優先アクセント文字選択テーブル61を使用してアクセント文字候補の表示が行われる。
ここで、本実施形態に係るテープ印字装置1では欧州各地で使用される各種言語に係るアクセント文字が格納されており、アクセントキー21を押下する毎に、直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字が、基準アクセント文字選択テーブル60又は優先アクセント文字選択テーブル61に従って液晶ディスプレイ5に1字ずつ順次表示される。尚、本実施形態において格納されているアクセント文字はテープ印字装置1で設定可能な14ヶ国語の内、アクセント文字を使用しない「English(英語)」を除いた「Norwegian(ノルウェー語)」、「Swedish(スウェーデン語)」、「Danish(デンマーク語)」、「Finnish(フィンランド語)」、「Spanish(スペイン語)」、「Portuguese(ポルトガル語)」、「German(ドイツ語)」、「French(フランス語)」、「Dutch(オランダ語)」、「Italian(イタリア語)」、「Czech(チェコ語)」、「Hungarian(ハンガリー語)」、「Polish(ポーランド語)」の13ヶ国語で使用される全てのアクセント文字を含むアクセント文字(計143文字)である(図5、図6参照)。尚、基準アクセント文字選択テーブル60については後に詳細に説明する。
また、ROM56には、前記格納された全てのアクセント文字の内、各言語で使用されるアクセント文字をそれぞれ特定した優先アクセント文字記憶領域56Cが格納されている。そして、後述のようにアクセントキー21が押下され、且つ直前に入力された母体文字において現在設定されている言語で使用されるアクセント文字がある場合には、基準アクセント文字選択テーブル60と、優先アクセント文字記憶領域56Cにおいて特定されたアクセント文字とに基づいて、アクセント文字候補一覧を現在設定されている言語において使用されるアクセント文字を優先して表示するように新たな表示順序を定義した優先アクセント文字選択テーブル61を作成し、アクセント文字候補の表示を行う。
また、ROM56には、文字入力キー12等から入力された文字や数字等のキャラクタのコードデータに対応させて液晶ディスプレイ(LCD)5を制御する表示駆動制御プログラム、印字バッファ57Bのデータを読み出してサーマルヘッド31やプラテンローラ32を駆動する印字駆動制御プログラム、各印字ドットの形成エネルギー量に対応するパルス数を決定するパルス数決定プログラム、及び後述の言語設定処理、アクセント文字入力処理の各制御プログラム(図12〜図14参照)、印字終了した場合に印字テープを切断位置まで駆動して搬送する駆動制御プログラム、その他テープ印字装置1の制御上必要な各種のプログラムが格納されている。そして、CPU51は、かかるROM56に記憶されている各種プログラムやデータに基づいて各種の演算を行うものである。
さらに、RAM57には、テキストメモリ57A、印字バッファ57B、カウンタ57C、テープ印字装置1で設定可能な14ヶ国語の内から現在設定されている言語を識別する識別情報を記憶する設定言語記憶領域57D、アクセントキー21が押下され、且つ直前に入力された母体文字において現在設定されている言語で使用されるアクセント文字がある場合に、アクセント文字の候補表示に使用する優先アクセント文字選択テーブル61が作成される優先テーブル作成領域57E等が設けられている。テキストメモリ57Aには、文字入力キー12、アクセントキー21、シンボルキー23から入力された文書データが格納される。また、印字バッファ57Bには、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギー量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納され、サーマルヘッド31はかかる印字バッファ57Bに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印字を行う。また、カウンタ57Cには、アクセントキー21が押下された回数のカウント値が格納される。また、設定言語記憶領域57Dには、現在設定されている言語の種類を特定する言語別コードが格納される。また、優先テーブル作成領域57Eには、基準アクセント文字選択テーブル60と、優先アクセント文字記憶領域56Cにおいて特定されたアクセント文字とに基づいて作成され、表示されるアクセント文字の候補一覧を使用されるアクセント文字を優先して表示するように表示順序を定義した優先アクセント文字選択テーブル61が格納される。尚、RAM57は、設定言語記憶領域57Dを除いて起動時には初期化される(図12のS1)。即ち、RAM57は電源OFF時に完全に電力が断たれるわけではなく、記憶しているデータをバックアップするように構成されているものである。
また、入出力インタフェース53には、回路基板29と、液晶ディスプレイ(LCD)5に表示データを出力するためのビデオRAM64を有するディスプレイコントローラ(以下、LCDCという)65と、サーマルヘッド31を駆動するための駆動回路66と、テープ送りモータ63を駆動するための駆動回路67とが各々接続されている。
よって、回路基板29の文字入力キー12、アクセントキー21、シンボルキー23を介して文字等が入力された場合、そのテキスト(文書データ)がテキストメモリ57Aに順次記憶されていくとともに、ドットパターン発生制御プログラム及び表示駆動制御プログラムに基づいて回路基板29を介して入力された文字等に対応するドットパターンがLCD5上に表示される。また、サーマルヘッド31は駆動回路66を介して駆動され、印字バッファ57Bに記憶されたドットパターンデータの印字を行い、これと同期してテープ送りモータ63が駆動回路67を介してテープの送り制御を行うものである。
次に、基準テーブル記憶領域56Bに格納される基準アクセント文字選択テーブル60について図5、図6に基づいて説明する。
図5、図6に示すように、基準アクセント文字選択テーブル60は、母体文字であるアルファベットと、そのアルファベットに関連付けられた複数種類のアクセント文字の候補とから構成されている。また、アクセント文字にはアルファベットと同様に大文字と小文字がそれぞれ存在する。図5はA〜mの母体文字に関連付けられた基準アクセント文字選択テーブルであり、図6はN〜zの母体文字に関連付けられた基準アクセント文字選択テーブルである。
ここで、基準アクセント文字選択テーブル60で定義されているアクセント文字は、テープ印字装置1で設定可能な14ヶ国語の内、アクセント文字を使用しない「English(英語)」を除いた「Norwegian(ノルウェー語)」、「Swedish(スウェーデン語)」、「Danish(デンマーク語)」、「Finnish(フィンランド語)」、「Spanish(スペイン語)」、「Portuguese(ポルトガル語)」、「German(ドイツ語)」、「French(フランス語)」、「Dutch(オランダ語)」、「Italian(イタリア語)」、「Czech(チェコ語)」
、「Hungarian(ハンガリー語)」、「Polish(ポーランド語)」の13ヶ国語で使用される全てのアクセント文字を含んでおり、各母体文字に関連付けられているアクセント文字の数は、母体文字の種類ごとに異なっている(例えば「A」に関連付けられたアクセント文字は、基準アクセント文字選択テーブル60の左から順に「アクサンテギュA」、「アクサングローヴA」、「ウムラウトA」、・・・の10種類である。一方、「Y」に関連付けられたアクセント文字は「アクサンテギュY」、「ウムラウトY」の2種類である)。また、アクセント文字が関連付けられていない母体文字(「B」「F」「H」「J」「M」「Q」「V」「W」「X」「b」「f」「h」「j」「m」「q」「v」「w」「x」の18種)も存在し、そのような母体文字が直前に入力された状態でアクセントキー21を押下したとしても、アクセント文字の候補が表示されることはない(図12のS8参照)。
また、基準アクセント文字選択テーブル60では、アクセントキー21又はカーソルキー17が押下される毎に順次入力可能になるアクセント文字の選択順序(液晶ディスプレイ5に表示される順序)が予め定義されている。具体的には、図5及び図6に示す基準アクセント文字選択テーブル60の最も左に位置するアクセント文字が最初に表示され(図14のS25参照)、アクセントキー21又はカーソルキーの右が押下された際にはその右側に位置するアクセント文字が順次表示される様に定義されている(「アクサンテギュA」→「アクサングローヴA」→「ウムラウトA」→・・・の順)。一方、カーソルキー17の左が押下された際には、最初に表示されるアクセント文字は同一で、逆の順序で順次表示される様に定義されている。
また、アクセントキー21が押下され、且つ直前に入力された母体文字において現在設定されている言語で使用されるアクセント文字がある場合に作成される優先アクセント文字選択テーブル61は、後述のように、この基準アクセント文字選択テーブル60で定義された順序を基準とし、現在設定されている言語に係るアクセント文字を他のアクセント文字より優先して表示するように定義されている。
次に、アクセントキー21が押下され、且つ直前に入力された母体文字において現在設定されている言語で使用されるアクセント文字がある場合に作成され、優先テーブル作成領域57Eに格納される優先アクセント文字選択テーブル61について図7に基づいて説明する。
優先アクセント文字選択テーブル61は、前記したように基準アクセント文字選択テーブル60と、優先アクセント文字記憶領域56Cにおいて特定されたアクセント文字とに基づいて、表示されるアクセント文字の候補一覧を現在設定されている言語で使用されるアクセント文字を優先して表示するように表示順序を定義したテーブルであり、作成されたテーブルに基づいてアクセント文字候補の表示が行われる。図7は優先アクセント文字選択テーブルの作成例を示した説明図である。
図7では、母体文字が「A」のアクセント文字を入力する際、即ち文字入力キー12で「A」を入力した状態でアクセントキー21を押下した際を具体例に示したものであり、(例1)では言語を「German(ドイツ語)」に設定した場合、(例2)では言語を「Norwegian(ノルウェー語)」に設定した場合についてそれぞれ説明する。
先ず、(例1)を用いて言語が「German(ドイツ語)」に設定された場合について説明する。ここで、ドイツ語では母体文字が「A」のアクセント文字として「ウムラウトA」が使用され、ROM56の優先アクセント文字記憶領域56Cにおいてドイツ語で使用されるアクセント文字として「ウムラウトA」が特定されている。
そして、アクセントキー21が押下された際に、基準アクセント文字選択テーブル60の内、母体文字「A」に関連付けられたアクセント文字から「ウムラウトA」の選択順序
(液晶ディスプレイ5に表示される順序)を他のアクセント文字より優先した順序に定義した優先アクセント文字選択テーブル61が作成される。具体的には、「ウムラウトA」を最初に候補として表示されるテーブルの最も左側に定義し、その他のアクセント文字を基準アクセント文字選択テーブル60に定義された順序に応じて新たに定義する。
次に、(例2)を用いて言語が「Norwegian(ノルウェー語)」に設定された場合について説明する。ノルウェー語では母体文字が「A」のアクセント文字として「リガチャーA」と「リングA」が使用され、ROM56の優先アクセント文字記憶領域56Cにおいてノルウェー語で使用されるアクセント文字として「リガチャーA」と「リングA」が特定されている。
そして、アクセントキー21が押下された際に、基準アクセント文字選択テーブル60の内、母体文字「A」に関連付けられたアクセント文字から「リガチャーA」と「リングA」の選択順序(液晶ディスプレイ5に表示される順序)を他のアクセント文字より優先した順序に定義した優先アクセント文字選択テーブル61が作成される。具体的には、「リガチャーA」を最初に候補として表示されるテーブルの最も左側に定義し、「リングA」をアクセントキー21又はカーソルキー17の右を押下した際に次に候補として表示される左側から2番目に定義する。そして、その他のアクセント文字を基準アクセント文字選択テーブル60に定義された順序に応じて新たに定義する。
続いて、図8乃至図11を用いて各言語が設定された場合においてアクセント文字候補の表示に使用されるテーブルについて、母体文字「A」及び「I」を例にして説明する。図8は母体文字「A」に関連付けられたアクセント文字について各言語で使用されるアクセント文字を示し、図9は母体文字が「A」のアクセント文字候補の表示において、各言語で使用される文字選択テーブルを示した模式図である。同様に、図10は母体文字「I」に関連付けられたアクセント文字について各言語で使用されるアクセント文字を示し、図11は母体文字が「I」のアクセント文字候補の表示において、各言語で使用される文字選択テーブルを示した模式図である。
図8及び図10に示すように母体文字毎に各言語で使用されるアクセント文字が優先アクセント文字記憶領域56Cにおいて特定されており、その使用される言語に基づいてアクセントキー21が押下された際に、先ず前記優先アクセント文字選択テーブル61が作成されるか否かが決定される(図14のS23)。
即ち、母体文字「A」に関連付けられたアクセント文字候補を表示させる際には、図8に示すように英語以外の13ヶ国語で使用されるアクセント文字が存在するので、言語が「English(英語)」に設定されている場合を除いて前記したように優先アクセント文字選択テーブル61が作成され、「English(英語)」に設定されている場合には基準アクセント文字選択テーブルを用いて、図9に示すようにアクセント文字候補が表示される。
一方、母体文字「I」に関連付けられたアクセント文字候補を表示させる際には、図10に示すようにスペイン語、ポルトガル語、フランス語、オランダ語、イタリア語、チェコ語、ハンガリー語の7カ国語で使用されるアクセント文字が存在するので、言語が「Spanish(スペイン語)」、「Portuguese(ポルトガル語)」、「French(フランス語)」、「Dutch(オランダ語)」、「Italian(イタリア語)」、「Czech(チェコ語)」、「Hungarian(ハンガリー語)」に設定されている場合に前記したように優先アクセント文字選択テーブル61が作成され、それ以外の言語に設定されている場合には基準アクセント文字選択テーブル60を用いて、図11に示すようにアクセント文字候補が表示される。
そして、ユーザーが図9及び図11に示す基準アクセント文字選択テーブル60又は優先アクセント文字選択テーブル61を用いてアクセント文字の入力を希望する場合には、以下の方法により行う。
先ず、少なくとも1以上のアクセント文字が関連付けられた母体文字となるアルファベット(「A」、「C」、「D」、「E」、「G」、「I」、「K」、「L」、「N」、「O」、「P」、「R」、「S」、「T」、「U」、「Y」、「Z」の17種類)の文字入力キー12を押下することにより母体文字を入力し、続けてアクセントキー21を押下する。それにより、入力された母体文字に替わって関連付けられたアクセント文字が表示され、更にアクセントキー21又はカーソルキー17を押下することによりその他のアクセント文字候補を液晶ディスプレイ5に順次表示させる。そして、ユーザーが希望するアクセント文字が表示された時点でエンターキー19を押下することにより入力が確定する(図14、図16参照)。また、母体文字を大文字で入力した際には、大文字のアクセント文字が表示ざれ、母体文字を小文字で入力した際には、小文字のアクセント文字が表示ざれる。
更に、液晶ディスプレイ5に対して候補として順次表示されるアクセント文字は、現在設定されている言語に関わらず格納されたアクセント文字(図5、図6参照)が全て表示される。そして、その表示する順序は現在設定されている言語及び母体文字毎に基準アクセント文字選択テーブル60又は優先アクセント文字選択テーブル61(図9、図11参照)によって定義づけられており、例えば、ドイツ語に設定された状態で「A」のアクセント文字が表示される順序は作成された優先アクセント文字選択テーブル61に基づいて、「ウムラウトA」→「アクサンテギュA」→「アクサングローヴA」→「チルドA」→・・・の順となる。
尚、以上説明したアクセント文字の入力方法に関しては、後にフローチャートを用いて詳細に説明する。
次に、このように構成された本実施形態に係るテープ印字装置1の言語設定やアクセント文字の入力等の制御処理について図12乃至図14に基づき説明する。図12はテープ印字装置1のメインシステム制御プログラムのフローチャートである。尚、以下の図12乃至図14にフローチャートで示される各プログラムは、ROM等の記憶領域に記憶されており、CPU51により実行される。
図12に示すように、先ずステップ(以下、Sと略記する)1において、テープ印字装置1のCPU51は、初期化処理を行う。即ち、テキストメモリ57A、印字バッファ57B、カウンタ57C、優先テーブル作成領域57E等の初期化を行う。ただし、設定言語記憶領域57Dに関しては初期化されず、後述のS2の初期言語の設定処理においてその記憶内容が読み出される。
そして、S2において、CPU51により初期言語の設定処理が行われる。具体的に初期言語の設定処理では、RAM57の設定言語記憶領域57Dに記憶された言語別コードが読み出され、当該読み出された言語別コードに基づいてテープ印字装置1の言語が「English(英語)」、「Norwegian(ノルウェー語)」、「Swedish(スウェーデン語)」、「Danish(デンマーク語)」、「Finnish(フィンランド語)」、「Spanish(スペイン語)」、「Portuguese(ポルトガル語)」、「German(ドイツ語)」、「French(フランス語)」、「Dutch(オランダ語)」、「Italian(イタリア語)」、「Czech(チェコ語)」、「Hungarian(ハンガリー語)」、「Polish(ポーランド語)」から設定される。それにより、前回終了した時と同じ言語が設定された状態により使用を開始することができる。
そして、S3において、CPU51により、装置本体表面部のキーボード24に配置さ
れた各キー(図2参照)のいずれかが押下されたか否か判定され、押下されていない場合にはされるまで待機する(S3:NO)。
続いて、いずれかのキーが押下された場合には(S3:YES)、S4において、先ずアクセントキー21が押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、アクセントキー21が押下された場合(S4:YES)には、S8の判定処理へと移行する。
また、アクセントキー21が押下されていない場合(S4:NO)には、S5でファンクションキー20が押下されたか否かが判断される。そして、ファンクションキー20が押下された場合(S5:YES)には、S7の言語設定処理へと移行する。
更に、ファンクションキー20についても押下されていない場合(S5:NO)には、S6において、CPU51は、文字の入力、入力された文字によるテープへの印刷、文字サイズの変更、書体の変更など他の押下されたキーに対応する各種その他の処理を実行後、再度S3以降の処理を実行する。
また、S7においては図13の言語設定処理が行われる。言語設定処理は後述のようにテープ印字装置1で現在設定されている言語を他の言語に切り換える処理である。尚、本実施形態に係るテープ印字装置1では、現在設定されている言語に基づいて、アクセント文字の入力の際に優先して当該設定言語に係るアクセント文字を表示するように構成する(S25)。また、液晶ディスプレイ5上に表示される各種メッセージ(例えば、電池の残量が残り少なくなったことやエラーが発生したことを知らせるメッセージ)を当該設定言語により表示する。言語設定処理が行われた後はS3の判定処理へと戻り、再度S3以降の処理を実行する。
一方、S8の判定処理では直前に入力された母体文字が、少なくとも一のアクセント文字が関連付けられた母体文字であるか否かが判定される。本実施形態に係るテープ印字装置1では前記S7において設定可能な14ヶ国語の内、アクセント文字を使用しない「English(英語)」を除いた13ヶ国語で使用される全てのアクセント文字が各母体文字に関連付けられて格納されているが(図5、図6参照)、母体文字の中にはアクセント文字が関連付けられていない母体文字(「B」「F」「H」「J」「M」「Q」「V」「W」「X」「b」「f」「h」「j」「m」「q」「v」「w」「x」の18種)が存在する。そして、直前に入力された母体文字が、アクセント文字が関連付けられていない前記18種類の母体文字である場合(S8:NO)には、アクセント文字の入力処理を行うことなくS3の判定処理へと戻り、再度S3以降の処理を実行する。
それに対し、直前に入力された母体文字が、アクセント文字が関連付けられている母体文字である場合(S8:YES)には、図14のアクセント文字入力処理を行う(S9)。アクセント文字入力処理では、直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字を設定言語ごとに決められた順序で液晶ディスプレイ5上に表示する(図16参照)。尚、アクセント文字入力処理が行われた後はS3の判定処理へと戻り、再度S3以降の処理を実行する。
次に、前記S7において実行する言語設定処理について図13に基づいて説明する。言語設定処理は、前記したように現在テープ印字装置1で設定されている言語を他の言語に変更する処理である。図13は本実施形態に係るテープ印字装置1の言語設定処理プログラムのフローチャートである。
言語設定処理では、先ずS11において現在テープ印字装置1で設定されている言語名を当該設定言語により表示する。即ち、英語に設定されている場合であれば英語で英語を意味する「English」が表示される。また、ノルウェー語に設定されている場合で
あればノルウェー語でノルウェー語を意味する「Norsk」が表示される。また、スウェーデン語に設定されている場合であればスウェーデン語でスウェーデン語を意味する「Svensk」が表示される。尚、説明は省略するが他の言語で設定されている場合についても同様である。
次に、S12においてカーソルキー17が押下されたか否かが判断される。そして、カーソルキー17が押下された場合(S12:YES)には、現在液晶ディスプレイ5上に表示されている言語名を、他の言語名へと表示を切り換える。具体的に、カーソルキー17の右を押下した場合には、図8に表示された言語の上から下へとその言語名が切り替わる(・・・→「English」→「Norsk」→「Svensk」→・・・の順)。また、カーソルキー17の左を押下した場合には、図8に表示された言語の下から上へとその言語名が切り替わる(・・・→「Svensk」→「Norsk」→「English」→・・・の順)。
一方、カーソルキー17が押下されていないと判定された場合(S12:NO)には、続けてエンターキー19が押下されたか否かが判定される(S14)。そして、エンターキー19が押下されたと判定された場合(S14:YES)には、その時点で液晶ディスプレイ5上に表示されている言語名の言語が新たにテープ印字装置1の設定言語として設定される(S15)。それに対し、エンターキー19が押下されていないと判定された場合(S14:NO)には、S12の判定処理へと戻る。
ここで、前記S7の言語設定処理において実行される液晶ディスプレイ5の表示画面の一例を図15を用いて具体的に説明する。図15は「English(英語)」から「German(ドイツ語)」に設定言語を変更する一例である。
図15に示すように、先ずファンクションキー20を押下すると、液晶ディスプレイ5上に言語の選択を行う言語選択表示画面80が表示される。言語選択表示画面80では、先ず現在設定されている言語である英語を用いて「英語」を意味する「English」の文字が液晶ディスプレイ5上に表示される。
その後、ユーザーは、カーソルキー17を押下して、表示されている言語名を順次切り換える。表示される言語名は、カーソルキー17の右又は左を押下することにより前記した所定の順序で切り換わる。そして、言語名は表示された言語を用いて表示される。
そして、ドイツ語でドイツ語を意味する「Deutsch」が言語選択表示画面80に表示された際にカーソルキー17の操作を止め、続いてエンターキー19を押してドイツ語を新たな言語として設定する。設定が完了すると、液晶ディスプレイ5の言語選択表示画面80は、言語の設定が完了したことを示す言語設定完了表示画面81に切り替わる。尚、言語設定完了表示画面81では、新たに設定されたドイツ語によって設定の完了を意味する「Alles klar!」のメッセージが表示される。その後、通常の文字入力画面へと移行する。
次に、前記S9において実行するアクセント文字入力処理について図14に基づいて説明する。アクセント文字入力処理は、前記したように直前に入力した母体文字に関連付けられたアクセント文字を入力する処理である。図14は本実施形態に係るテープ印字装置1のアクセント文字入力処理プログラムのフローチャートである。
アクセント文字入力処理では図14に示すように、先ずS21においてCPU51は、現在設定されている言語の判定を行う。ここで、本実施形態に係るテープ印字装置1では、設定可能な言語として14種類の言語が存在し、前記S2、S7の処理によって設定又は変更される。そして、現在の設定言語はRAM57の設定言語記憶領域57Dに記憶さ
れた言語別コードによって識別されている。従って、S21の処理においては設定言語記憶領域57Dに記憶された言語別コードを読み出し、その言語の種類を判定する。
続いてS22では、アクセントキー21を押下する直前に文字入力キー12によって入力された母体文字の種類(アクセント文字が関連付けられていない文字を除いた「A」「C」「D」「E」「G」「I」「K」「L」「N」「O」「P」「R」「S」「T」「U」「Y」「Z」「a」「c」「d」「e」「g」「i」「k」「l」「n」「o」「p」「r」「s」「t」「u」「y」「z」の34種類)を判定する。そして、前記S21とS22の判定結果と、優先アクセント文字記憶領域56Cにおいて特定されるアクセント文字とに基づいて、現在設定されている言語において、直前に入力された母体文字で使用されるアクセント文字があるか否かが判定される(S23)。
使用されるアクセント文字がないと判定された場合(S23:NO)には、S25へと移行する。一方、使用されるアクセント文字があると判定された場合(S23:YES)には、現在設定されている言語の種類と、直前に入力された母体文字と、基準アクセント文字選択テーブル60と、優先アクセント文字記憶領域56Cにおいて特定されるアクセント文字とに基づいて、アクセント文字の表示に使用する優先アクセント文字選択テーブル61を作成する(S24)。尚、優先アクセント文字選択テーブル61の作成については図7を用いて既に説明したので、ここではその説明は省略する。
次に、S25においては基準アクセント文字選択テーブル60、又は前記S24で優先アクセント文字選択テーブル61が作成された場合には作成された優先アクセント文字選択テーブル61に基づいて、最も表示順序が最初に定義されたアクセント文字(テーブルの最も左側の位置に定義づけられたアクセント文字(図9、図11参照))を、直前に入力した母体文字に替わって液晶ディスプレイ5上に表示する。
続いて、S26でエンターキー19が押下されたか否かが判断される。エンターキー19が押下された場合(S26:YES)には、現在液晶ディスプレイ5上に表示されたアクセント文字が確定され、入力が行われる(S27)。その後、当該アクセント文字入力処理を終了し、メインフローチャートに戻る。
一方、エンターキー19が押下されていない場合(S26:NO)には、更にアクセントキー21が押下されたか否かが判定される(S28)。そして、アクセントキー21が押下されたと判定された場合(S28:YES)には、直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字の候補の数が単一か否かについての判断を行う(S29)。アクセント文字は図5及び図6に示すように、34種の母体文字にそれぞれ関連付けられているが、この内、「K」、「k」、「P」、「p」の4種の母体文字に関連付けられたアセント文字の候補は一のみである。従って、「K」、「k」、「P」、「p」の母体文字が直前に入力されていた場合には、アクセント文字の候補が単一となる。
前記S29において、アクセント文字の候補が単一であると判断された場合(S29:YES)には、現在表示されているアクセント文字以外のアクセント文字候補が存在しないので、他のアクセント文字の候補を表示することなくS26の判定処理へと戻る。それに対し、アクセント文字の候補が単一でないと判断された場合(S29:NO)には、現在表示されているアクセント文字に替わって、次の候補のアクセント文字が液晶ディスプレイ5上に表示される(S30)。尚、表示される順序は前記したように設定言語毎に基準アクセント文字選択テーブル60又は優先アクセント文字選択テーブル61によって定義づけられており(図9、図11参照)、テーブルの左側に位置するアクセント文字から順に表示される。その後S26の判定処理へと戻る。
また、アクセントキー21について押下されていないと判定された場合には、次にカーソルキー17が押下されたか否かが判定される(S31)。そして、カーソルキー17が押下されたと判定された場合(S31:YES)には、前記S30と同様に直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字の候補の数が単一か否かについての判断を行う(S32)。
その後、アクセント文字の候補が単一であると判断された場合(S32:YES)には、現在表示されているアクセント文字以外のアクセント文字候補が存在しないので、他のアクセント文字の候補を表示することなくS26の判定処理へと戻る。
一方、アクセント文字の候補が単一でないと判断された場合(S32:NO)には、現在表示されているアクセント文字に替わって、次の候補のアクセント文字が液晶ディスプレイ5上に表示される(S33)。尚、表示される順序は前記したように設定言語毎に基準アクセント文字選択テーブル60又は優先アクセント文字選択テーブル61によって定義づけられており(図9、図11参照)、カーソルキー17の右を押下すると、前記S30においてアクセントキー21を押下した場合と同様の順序で次の候補を順次表示する。一方、カーソルキー17の左を押下すると、アクセントキー21を押下した場合と逆の順序で次の候補を順次表示する。その後S26の判定処理へと戻る。
また、カーソルキー17についても押下されていないと判定された場合(S31)には、S26の判定処理へと戻る。
以上より、本実施形態に係るアクセント文字入力処理においては、設定された言語に係るアクセント文字を他のアクセント文字より優先して表示させるので、希望する種類のアクセント文字を迅速に表示させることが可能である。従って、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる。
ここで、前記S9のアクセント文字入力処理において実行される液晶ディスプレイ5の表示画面の一例を図16を用いて具体的に説明する。図16は設定言語がドイツ語に設定されている場合において、「Wie spa」に続いてアクセント文字の「ウムラウトa」を入力するする一例である。
図16に示すように、通常の文章入力画面82において、Capsキー14で大文字入力状態に設定し、先ず「W」を文字入力キー12で入力する。続いて、Capsキー14で小文字入力状態に設定し、「i」「e」を入力した後に、スペースキー13を押下し、更に「s」「p」「a」を入力する。その後、アクセントキー21を押下すると、アクセント文字選択候補表示画面83に移行し、カーソル16が「a」の下に表示され、母体文字「a」に関連付けられたアクセント文字の内、作成された優先アクセント文字選択テーブル61(S24)において最も優先して表示される様に定義されたアクセント文字である「ウムラウトa」が「a」に替わって液晶ディスプレイ5上に表示される(S25)。
その際、ユーザーは、アクセントキー21又はカーソルキー17を操作することによって、表示されたアクセント文字の候補を「ウムラウトa」以外の他のアクセント文字に切り換えることも可能である。その際、候補として表示される順序は、作成された優先アクセント文字選択テーブル61によって定義づけられている。
そして、「ウムラウトa」がアクセント文字選択候補表示画面83に表示された際にアクセントキー21又はカーソルキー17の操作を止め、続いてエンターキー19を押して「ウムラウトa」の入力を完了する。入力が完了すると、液晶ディスプレイ5のアクセント文字選択候補表示画面83は、通常の文章入力画面82へと戻り、続けて文字入力キー
12を用いて文章の入力が可能となる。
上記の通り、本実施形態に係るテープ印字装置では、アクセント文字を入力する際において、予め使用する言語として設定(S2、S7)された言語において使用するアクセント文字が存在する場合には、当該使用するアクセント文字を他のアクセント文字より優先して表示するように定義した優先アクセント文字選択テーブル61を作成し(S24)、作成された優先アクセント文字選択テーブル61を用いてアクセント文字の候補を液晶ディスプレイ5上に順次表示するので、複数の言語に係るアクセント文字の入力を可能としつつ、ユーザーにとって頻繁に使用されるアクセント文字の選択を迅速に行うことができる。従って、言語の種類における汎用性を確保し、且つアクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる。また、アクセントキー21を用いた迅速なアクセント文字の入力が可能となるとともに、アクセント文字が関連付けられていない母体文字が入力された状態でアクセントキー21が押下された場合であっても、アクセント文字を表示しないので、入力のミスを防止し、的確な文字の入力が可能となる。
更に、選択された言語に係るアクセント文字を他のアクセント文字より優先して表示するように定義した優先アクセント文字選択テーブル61を作成して表示を行うので、文字テーブルを言語数分必要とすることなく、その都度作成した優先アクセント文字選択テーブル61を用いてアクセント文字の表示及び入力が可能となる。従って、最小限の記憶容量で、複数の国の言語に対応したアクセント文字の入力ができる。
尚、本発明は前記した本実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、アクセントキー21が押下された際に、アクセント文字の候補を1字づつ順に液晶ディスプレイ5上に表示するように構成されているが、候補となる全てのアクセント文字を一度に表示し、カーソルキー17によって左右にカーソル16を動かして選択するようにしても良い。その際、優先して表示するように定義づけられたアクセント文字を最も左側に位置するように表示すれば、ユーザーは迅速にアクセント文字の入力を行うことができる。
また、本実施形態では、アクセントキー21が押下された際にその都度、優先アクセント文字選択テーブル61を作成し、アクセント文字候補の表示を行うこととしているが、予め使用される優先アクセント文字選択テーブル61を全てROM56内に格納しておき、アクセントキー21が押下された際には、その選択のみ行うようにしても良い。それにより、処理の負担を軽減することが可能である。
本実施形態に係るテープ印字装置の概略外観斜視図である。 本実施形態に係るテープ印字装置を示す正面図である。 本実施形態に係るテープ印字装置に装着される背面カバーを外してテープカセットを装着した状態を示す背面側斜視図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の制御構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の基準テーブル記憶領域に格納される基準アクセント文字選択テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の基準テーブル記憶領域に格納される基準アクセント文字選択テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の優先アクセント文字選択テーブルの作成例を示した説明図である。 母体文字が「A」に関連付けられたアクセント文字について各言語で使用されるアクセント文字を示した模式図である。 母体文字が「A」のアクセント文字候補の表示において、各言語で使用される文字選択テーブルを示した模式図である。 母体文字「I」に関連付けられたアクセント文字について各言語で使用されるアクセント文字を示した模式図である。 母体文字が「I」のアクセント文字候補の表示において、各言語で使用される文字選択テーブルを示した模式図である。 本実施形態に係るテープ印字装置のメインシステム制御プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係るテープ印字装置の言語設定処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係るテープ印字装置のアクセント文字入力処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係るテープ印字装置の言語設定処理プログラムにおいて実行される液晶ディスプレイの表示画面の一例を示した説明図である。 本実施形態に係るテープ印字装置のアクセント文字入力処理プログラムにおいて実行される液晶ディスプレイの表示画面の一例を示した説明図である。
1 テープ印字装置
2 本体
5 液晶ディスプレイ
11 テープカセット
12 文字入力キー
17 カーソルキー
19 エンターキー
20 ファンクションキー
21 アクセントキー
31 サーマルヘッド
50 制御回路
51 CPU
54 CGROM
55、56 ROM
57 RAM
60 基準アクセント文字選択テーブル
61 優先アクセント文字選択テーブル
83 アクセント文字選択候補表示画面

Claims (5)

  1. 文字の入力を行う文字キーと、
    前記文字キーにより入力された文字を表示する表示画面と、
    前記表示画面にアクセント符号を有するアクセント文字を表示するアクセント文字表示手段と、
    前記アクセント文字表示手段により表示されたアクセント文字より任意のアクセント文字を選択する文字選択手段と、を有する文字入力装置において、
    複数の言語から任意の言語を選択する言語選択手段と、
    前記言語選択手段が選択可能とする前記複数の言語のそれぞれにおいて使用されるアクセント文字の全てを記憶する文字記憶手段と、を備え、
    前記アクセント文字表示手段は、
    前記文字記憶手段に記憶されたアクセント文字の内、前記言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字だけでなく他の言語に係るアクセント文字も表示すると共に、言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字の前記表示画面に表示される順序を他の言語に係るアクセント文字よりも優先した順序で表示することを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記アクセント文字表示手段は、
    一のアクセント文字を表示するとともに他のアクセント文字を順次切り換えて表示させ、
    前記言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字を他の言語に係るアクセント文字より優先して表示させることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. アクセントキーと、
    前記アクセントキーが押下された際に、前記文字キーにより直前に入力されたアクセント符号を有さない母体文字に関連付けられたアクセント文字があるか否かを判定する文字判定手段と、を備え、
    前記アクセント文字表示手段は、
    前記文字判定手段によりアクセント文字があると判定された際に、前記直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の文字入力装置。
  4. 前記文字判定手段によりアクセント文字があると判定された際に、前記直前に入力された母体文字に関連付けられたアクセント文字であって、前記言語選択手段により選択された言語に係るアクセント文字を他の言語に係るアクセント文字より優先した順序で前記表示画面に表示するように定義したアクセント文字テーブルを作成するアクセント文字テーブル作成手段を有し、
    前記アクセント文字表示手段は、前記アクセント文字テーブル作成手段によって作成されたアクセント文字テーブルに基づいてアクセント文字を表示することを特徴とする請求項3に記載の文字入力装置。
  5. 装置本体に収納されるテープカセットと、装置本体に備えられた文字入力装置と、前記文字入力装置によって入力された文字を前記テープカセットに収納される長尺状のテープに印字する印字手段と、を備えたテープ印字装置において、
    前記文字入力装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された文字入力装置であることを特徴とするテープ印字装置。
JP2004380684A 2004-12-28 2004-12-28 文字入力装置及びテープ印字装置 Active JP4548116B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380684A JP4548116B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 文字入力装置及びテープ印字装置
EP05025927A EP1677176A1 (en) 2004-12-28 2005-11-28 Character input device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380684A JP4548116B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 文字入力装置及びテープ印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006186886A JP2006186886A (ja) 2006-07-13
JP4548116B2 true JP4548116B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=35519994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004380684A Active JP4548116B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 文字入力装置及びテープ印字装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1677176A1 (ja)
JP (1) JP4548116B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237973A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd アクセント文字入力装置及びアクセント文字入力プログラム
KR101563154B1 (ko) 2009-04-15 2015-10-26 팅크웨어(주) 문자 그룹화를 사용한 키보드 인터페이스 제공 방법 및 장치
BRPI1001245A2 (pt) * 2010-01-06 2019-09-24 Toshiba Kk dispositivo de entrada de caracteres e método de introdução de caracteres
JP5381765B2 (ja) * 2010-02-08 2014-01-08 ブラザー工業株式会社 プリンタ
EP2410405A3 (en) * 2010-07-23 2015-03-18 David Caine Allan Methods and apparatuses for statistically sorting characters for multi-tap keyboards
JP2012038191A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Seiko Epson Corp 電子機器および電子機器の制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000209662A (ja) * 1999-01-09 2000-07-28 Nec Corp 移動電話機
JP2001290813A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Hitachi Ltd かな漢字変換方法及び装置及び記録媒体
JP2004299175A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Brother Ind Ltd 文字入力装置及びテープ印字装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62274360A (ja) * 1986-05-22 1987-11-28 Nec Corp ワ−ドプロセツサ
JPH01213747A (ja) * 1988-02-20 1989-08-28 Sony Corp キーボード入力装置
JPH04165456A (ja) * 1990-10-29 1992-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書作成装置
JPH0512287A (ja) * 1991-07-09 1993-01-22 Canon Inc 文書処理装置
EP0588538B1 (en) * 1992-09-14 1998-07-15 Sony Corporation Input of special characters
JP3324830B2 (ja) * 1993-07-05 2002-09-17 ブラザー工業株式会社 機械翻訳装置
JPH0923261A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Kokusai Electric Co Ltd 携帯電話装置及びそれにおける文字入力方法
JPH11203032A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Seiko Epson Corp 文字入力方法およびその装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000209662A (ja) * 1999-01-09 2000-07-28 Nec Corp 移動電話機
JP2001290813A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Hitachi Ltd かな漢字変換方法及び装置及び記録媒体
JP2004299175A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Brother Ind Ltd 文字入力装置及びテープ印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006186886A (ja) 2006-07-13
EP1677176A1 (en) 2006-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100421129B1 (ko) 인쇄를이행하기위한문자정보처리장치
US5860752A (en) Tape printing device
JP5299011B2 (ja) テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法及びプログラム
EP0760291A2 (en) Printing apparatus
US20070113206A1 (en) Document processing apparatus
JP4624611B2 (ja) キャラクタ入力装置およびこれを備えたテープ印刷装置並びにキャラクタ入力装置のキャラクタ入力方法
JP3885790B2 (ja) テープ作成装置
EP1677176A1 (en) Character input device
JP5360488B2 (ja) 印字装置、印字物を作成する作成方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US6120200A (en) Tape printing device
US7474421B2 (en) Printing apparatus and method of displaying explanations of printing apparatus
JP4075076B2 (ja) テープ印刷装置
US20040179212A1 (en) Tape printing apparatus
JP2005216071A (ja) 文字入力装置及びテープ印字装置
JP2005271549A (ja) テープ印字装置
JP2010221632A (ja) テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法及びプログラム
JP3831938B2 (ja) テープ印字装置
KR100469216B1 (ko) 문서 표시 방법 및 장치
JP2005271541A (ja) 印刷装置
JP4449494B2 (ja) 印刷装置、プログラム、および文字入力方法
JP2009015780A (ja) 文字入力装置、テープ印刷装置および文字入力装置の表示制御方法
JP2005138556A (ja) 印字装置及び印字方法
JP4066865B2 (ja) 文字入力装置及びテープ印字装置
JP4843884B2 (ja) 文書処理装置の制御方法および文書処理装置
JP2008221648A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4548116

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3