JP2004299175A - 文字入力装置及びテープ印字装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクセント記号が点滅表示されている時に、文字入力キーが押下された場合は、キー文字選択テーブル65から該押下された該文字入力キーに対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されている文字を順次読み出し、この点滅表示されているアクセント記号が付されたアクセント文字のうち第1順位のアクセント文字を選択して、液晶表示装置6に点滅表示を行う(S31:NO〜S33)。また、同一の文字入力キーが再度押下された場合には、この「通常」又は「CAPSロック」に、この点滅表示されているアクセント文字と同じ種類の他のアクセント文字が登録されている場合には、このアクセント文字を液晶表示装置6の表示画面に点滅表示する(S31:YES〜S37)。
【選択図】 図12
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の文字が割り付けられた複数個の文字入力キーが装置本体表面部に配置され、該文字入力キーを押下する毎に割り付けられた複数個の文字のうちの1つが順次選択可能となるように構成された文字入力装置及びテープ印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ウムラウト記号等が付されたアクセント文字の入力が可能となるように構成された文字入力装置や、複数個の文字が割り付けられた複数個の文字入力キーが装置本体表面部に配置され、該文字入力キーを押下する毎に割り付けられた複数個の文字のうちの1つが順次選択可能となるように構成された文字入力装置などが種々提案されている。
例えば、複数の文字コードから構成される少なくとも1つのテキストファイルを記憶するテキストメモリと、前記文字コードやデッド文字コードを入力するための入力手段と、前記テキストメモリに記憶されている文字コードあるいは入力手段により入力された文字コードに対応する文字を表示する表示手段とを備えた文書処理装置であって、デッド文字コードとそのデッド文字コードが示すデッド文字が使われるデッド合成文字を前記表示手段に表示するためのデッド合成文字表示データとを対応つけて記憶するデッド合成文字記憶手段と、入力手段にて入力されたコードがデッド文字コードか否かを判断する判断手段と、その判断手段がデッド文字コードであると判断した際に、そのデッド文字コードに対応するデッド合成文字表示データをデッド合成文字記憶手段から読み出して、該デッド合成文字表示データに基づいてデッド合成文字を表示手段に表示させる表示制御手段とから構成される第1の文字入力装置がある(例えば、特許文献1参照。)。また、操作部の入力キーに複数の文字を割り当てたテーブルを有し、前記入力キーを連続して押下することで該テーブルで割り当てられた複数の文字を循環的に変化させて文字入力を行う文字入力装置において、このテーブルで循環的に変化する文字にカナ文字、数字、英文字を混在させ、また、このテーブルで循環的に変化する文字にカナ小文字、英小文字を混在させた構成の第2の文字入力装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−223053号公報(段落(0026)〜(0040)、図4〜図7)
【特許文献2】
特開平9−23261号公報(段落(0020)〜(0030)、図1〜図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の第1の文字入力装置においては、ウムラウト記号を入力するためには、ウムラウトキー等を押下し、アクサンテギュ記号を入力するためには、アクサンテギュキーを押下する必要があるため、これらのキーを複数個設ける必要があり、1個のキーに複数個の文字を割り付けて、入力キーの個数を削減して小型化を図ることが困難であるという問題がある。また、ウムラウトキー等が押下されると、そのキーの押下により入力されたコードが比較テーブル内のデッド文字コードと比較され、ウムラウトのデッド合成コード群からデッド合成コード対が順次読み出され、そのデッド合成コードに対応するデッド合成文字が液晶ディスプレイの一覧表示領域に表示され、そして、先頭のデッド合成文字にカーソルが表示される構成になっているため、任意のデッド合成文字を特定して、文字入力キーの1回の押下で入力することができず、文字入力操作が煩雑となると共に、入力時間が長くなり操作効率が低下するという問題がある。また、上記第2の文字入力装置においては、テーブルで循環的に変化する文字にカナ文字、数字、英文字を混在させた構成となっているため、英文字にアクセント記号(例えば、ウムラウト記号やアクサンテギュ記号等)が付されたアクセント文字が含まれていない場合には、該アクセント文字を入力できないという問題がある。また、該テーブルの英文字にアクセント文字が含まれている場合には、所望のアクセント文字を入力するために、「カナ文字」→「数字」→「英文字」→「アクセント文字」と順番に文字入力キーを複数回連続して押下する必要があり、文字入力キーの押下回数が増加して文字入力操作が煩雑となると共に、入力時間が長くなり操作効率が低下するという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数個の各文字入力キーに所定のアクセント文字を割り付けると共に、通常文字入力状態とアクセント文字が入力可能となるアクセント文字入力状態とを切り替えるアクセント切替キーを設けることにより、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことができる文字入力装置及びテープ印字装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係る文字入力装置は、複数個の文字が割り付けられ、押下される毎に前記複数個の文字のうちの1つが順次選択可能となるように構成されている文字入力キーを複数有する文字入力装置において、前記複数個の文字は、アクセント記号が付されたアクセント文字を含むことを特徴とする。
【0007】
このような特徴を有する請求項1に係る文字入力装置によれば、文字入力キーに割り付けられた複数個の文字には、アクセント記号が付されたアクセント文字が含まれるため、該アクセント文字が割り付けられた文字入力キーを所定回数押下することによってアクセント文字を選択して入力することができる。
【0008】
また、請求項2に係る文字入力装置は、請求項1に記載の文字入力装置において、アクセント切替キーと、前記アクセント切替キーが押下されたか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段を介して該アクセント切替キーが押下されたと判定された場合には、前記文字入力キーを介してアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替える入力文字切替手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
このような特徴を有する請求項2に係る文字入力装置によれば、アクセント切替キーを押下することによって入力文字切替手段を介して文字入力キーに割り付けられたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えられるため、該文字入力キーを所定回数押下することなく、直接アクセント文字を入力することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。
【0010】
また、請求項3に係る文字入力装置は、請求項2に記載の文字入力装置において、前記アクセント記号は、複数種類のアクセント記号を含み、前記複数種類のアクセント記号に予め付された所定の第1順番を記憶する第1記憶手段を備え、前記入力文字切替手段は、前記アクセント切替キーが1回押下された場合には、前記第1順番の第1順位のアクセント記号が付されたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えることを特徴とする。
【0011】
このような特徴を有する請求項3に係る文字入力装置によれば、複数種類のアクセント記号には所定の第1順番が予め付されており、アクセント切替キーが1回押下された場合には、この所定の第1順番の第1順位のアクセント記号が付されたアクセント文字の入力が可能となる。従って、主として使用するアクセント文字に付されるアクセント記号に対して所定の第1順番の第1順位を予め付することによって、アクセント切替キーを1回押下すると主として使用するアクセント文字が選択可能となるため、アクセント切替キーの押下回数を確実に削減することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、アクセント切替キーによって切り替え可能なアクセント記号の種類を予め多く登録しておいても、アクセント切替キーの押下回数を確実に削減でき、引いては文字入力装置の操作性の向上を図ることができる。
【0012】
また、請求項4に係る文字入力装置は、請求項3に記載の文字入力装置において、前記入力文字切替手段は、前記アクセント切替キーが複数回連続して押下された場合には、該アクセント切替キーが押下される毎に、アクセント記号の種類を前記第1順番に従って繰返し順次指定し、最後に指定されたアクセント記号の種類が付されたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えることを特徴とする。
【0013】
このような特徴を有する請求項4に係る文字入力装置によれば、入力文字切替手段は、所定の第1順番の第1順位のアクセント記号以外のアクセント記号を選択するためにアクセント切替キーが複数回押下された場合には、この所定の第1順番に従ってアクセント記号の種類を繰り返し順次指定すればよく、アクセント記号の種類を切り替える制御プログラム容量の増加を防止し、且つ、文字入力装置の操作性の向上を図ることができる。
【0014】
また、請求項5に係る文字入力装置は、請求項3又は請求項4に記載の文字入力装置において、前記入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、押下された文字入力キーに該入力文字切替手段を介して入力可能となったアクセント記号の種類の付されたアクセント文字が割り付けられているか否かを判定する第2判定手段と、前記第2判定手段を介してアクセント文字が割り付けられていると判定された場合には、該アクセント文字を入力可能な文字とする第1アクセント文字選択手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
このような特徴を有する請求項5に係る文字入力装置によれば、入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、第1アクセント文字選択手段を介して、押下された文字入力キーに入力文字切替手段を介して入力可能となったアクセント記号の種類の付されたアクセント文字が割り付けられている場合には、該アクセント文字が入力可能となるため、他の種類のアクセント記号が付されたアクセント文字の入力を防止することができ、文字入力装置の更なる操作性の向上を図ることができる。また、アクセント文字が割り付けられていない文字入力キーを誤って押下してもアクセント文字以外の文字入力を確実に防止することができる。
【0016】
また、請求項6に係る文字入力装置は、請求項5に記載の文字入力装置において、前記各文字入力キーに割り付けられた同一アクセント記号の複数のアクセント文字に予め付された所定の第2順番を記憶する第2記憶手段を備え、前記第1アクセント文字選択手段は、前記第2判定手段を介してアクセント文字が複数個割り付けられていると判定された場合には、該複数個のアクセント文字のうち前記第2順番の第1順位のアクセント文字を入力可能な文字とすることを特徴とする。
【0017】
このような特徴を有する請求項6に係る文字入力装置によれば、各文字入力キーに割り付けられた同一アクセント記号の複数のアクセント文字には所定の第2順番が予め付されており、この同一アクセント記号のアクセント文字が複数割り付けられている文字入力キーが1回押下された場合には、この所定の第2順番の第1順位のアクセント文字が入力可能となる。従って、同一アクセント記号の付されたアクセント文字のうち主として使用するアクセント文字に対して所定の第2順番の第1順位を予め付することによって、この文字入力キーを1回押下すると主として使用するアクセント文字が選択可能となるため、文字入力キーの押下回数を確実に削減することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。
【0018】
また、請求項7に係る文字入力装置は、請求項6に記載の文字入力装置において、前記第1アクセント文字選択手段は、押下された文字入力キーと同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、前記第2順番に従ってアクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすることを特徴とする。
【0019】
このような特徴を有する請求項7に係る文字入力装置によれば、第1アクセント文字選択手段は、同一アクセント記号のアクセント文字が複数割り付けられている文字入力キーが複数回押下された場合には、この所定の第2順番に従って各アクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすればよく、入力可能なアクセント文字を切り替える制御プログラム容量の増加を防止し、且つ、文字入力装置の操作性の向上を図ることができる。
【0020】
また、請求項8に係る文字入力装置は、請求項6に記載の文字入力装置において、前記入力文字切替手段を介して入力可能となったアクセント記号の種類の付された複数のアクセント文字に予め付された所定の第3順番を記憶する第3記憶手段を備え、前記第1アクセント文字選択手段は、押下された文字入力キーと同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、前記第2順番に従ってアクセント文字を順次入力可能な文字とし、該第2順番の最後の順位のアクセント文字が入力可能な文字とされた後は、引続き前記第3順番に従ってアクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすることを特徴とする。
【0021】
このような特徴を有する請求項8に係る文字入力装置によれば、入力可能となったアクセント記号の種類の付されたアクセント文字が割り付けられた文字入力キーが複数回連続して押下された場合には、第1アクセント文字選択手段を介して、該同一の文字入力キーが押下される毎に、先ず所定の第2順番に従って各アクセント文字を順次入力可能な文字とし、引き続いて、入力可能となった同一のアクセント記号の種類の付された各アクセント文字に予め付された所定の第3順番に従って各アクセント文字を繰り返し順次入力可能な文字とすることができるため、最初に選択して押下した文字入力キーを連続して押下することによって、該文字入力キーに割り付けられていない所望のアクセント文字も選択することができ、文字入力装置の更なる操作性の向上を図ることができる。
【0022】
また、請求項9に係る文字入力装置は、請求項3又は請求項4に記載の文字入力装置において、前記入力文字切替手段を介して入力可能となったアクセント記号の種類の付された複数のアクセント文字に予め付された所定の第3順番を記憶する第3記憶手段を備え、前記文字データ入力手段は、前記入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、いずれかの文字入力キーが押下されたか否かを判定する第3判定手段と、前記第3判定手段を介して文字入力キーが押下されたと判定した場合には、入力可能となったアクセント文字のうち、前記第3順番の第1順位のアクセント文字を入力可能な文字とする第2アクセント文字選択手段と、を有することを特徴とする。
【0023】
このような特徴を有する請求項9に係る文字入力装置によれば、入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、いずれかの文字入力キーが押下された場合には、入力可能となったアクセント記号の種類の付された複数のアクセント文字に予め付された所定の第3順番の第1順位のアクセント文字が入力可能となる。従って、同一アクセント記号の付されたアクセント文字のうち主として使用するアクセント文字に対して所定の第3順番の第1順位を予め付することによって、いずれかの文字入力キーを1回押下すると主として使用するアクセント文字が選択可能となるため、文字入力キーの押下回数を確実に削減することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、アクセント文字が入力可能となった場合に、いずれかの文字入力キーを押下することにより所定の第3順番の第1順位のアクセント文字を入力することができるため、主として使用するアクセント文字を入力する際に、文字入力キーを選択する必要がなくなり、アクセント文字の入力をより迅速かつ簡易に行うことが可能となり、文字入力装置の操作性の向上を図ることができる。
【0024】
また、請求項10に係る文字入力装置は、請求項9に記載の文字入力装置において、前記第2アクセント文字選択手段は、押下された文字入力キーと同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、前記第3順番に従ってアクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすることを特徴とする。
【0025】
このような特徴を有する請求項10に係る文字入力装置によれば、入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、いずれかの文字入力キーが複数回連続して押下された場合には、第2アクセント文字選択手段を介して、該同一の文字入力キーが押下される毎に、同一のアクセント記号の種類の付された各アクセント文字に予め付された所定の第3順番に従って各アクセント文字を繰り返し順次入力可能な文字とすることができるため、最初に押下した文字入力キーを連続して押下することによって所望のアクセント文字を選択することができ、文字入力装置の更なる操作性の向上を図ることができる。
【0026】
また、請求項11に係る文字入力装置は、請求項5乃至請求項10のいずれかに記載の文字入力装置において、前記入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、最初に押下された文字入力キーと異なる文字入力キーが押下されたか否かを判定する第4判定手段と、前記第4判定手段を介して最初に押下された文字入力キーと異なる文字入力キーが押下されたと判定された場合には、前記第1アクセント文字選択手段又は第2アクセント文字選択手段を介して最後に入力可能な文字とされたアクセント文字を入力文字として確定するアクセント文字確定手段と、を有することを特徴とする。
【0027】
このような特徴を有する請求項11に係る文字入力装置によれば、入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、最初に押下した文字入力キーと異なる文字入力キーを押下することによって、第1アクセント文字選択手段又は第2アクセント文字選択手段を介して最後に入力可能な文字とされたアクセント文字が入力文字として確定されるため、所望のアクセント文字を入力文字として確定するために決められた確定キーを押下すること無く、容易に確定することができ、文字入力装置の操作性の更なる向上を図ることができる。
【0028】
また、請求項12に係る文字入力装置は、請求項2乃至請求項11のいずれかに記載の文字入力装置において、各文字入力キーに割り付けられた複数個の文字に予め付された所定の第4順番を記憶する第4記憶手段と、前記第1判定手段を介して前記アクセント切替キーが押下されていないと判定された場合には、該文字入力キーが押下される毎に、前記第4順番に従って1個ずつ繰返し順次入力可能な文字とする入力文字選択手段と、を有することを特徴とする。
【0029】
このような特徴を有する請求項12に係る文字入力装置によれば、アクセント切替キーを押下することなく、同一文字入力キーを複数回連続して押下した場合には、該文字入力キーが押下される毎に、この文字入力キーに割り付けられた複数個の文字は、予め付された所定の第4順番に従って1個ずつ繰返し順次入力可能となるため、該アクセント切替キーを押下することなくアクセント文字を入力することができる。
【0030】
また、請求項13に係る文字入力装置は、請求項2乃至請求項11のいずれかに記載の文字入力装置において、各文字入力キーに割り付けられた複数個の文字のうちアクセント文字以外の文字に予め付された所定の第5順番を記憶する第5記憶手段と、前記第1判定手段を介して前記アクセント切替キーが押下されていないと判定された場合には、該文字入力キーが押下される毎に、該文字入力キーに割り付けられたアクセント文字以外の文字を前記第5順番に従って1個ずつ繰返し順次入力可能な文字とする通常文字選択手段と、を有することを特徴とする。
【0031】
このような特徴を有する請求項13に係る文字入力装置によれば、アクセント切替キーを押下することなく、同一文字入力キーを複数回連続して押下した場合には、通常文字選択手段介して、該文字入力キーが押下される毎に、該文字入力キーに割り付けられたアクセント文字以外の文字が所定の第5順番に従って1個ずつ繰返し順次入力可能な文字となるため、アクセント文字以外の文字を迅速に選択でき、文字入力装置の更なる操作性の向上を図ることができる。
【0032】
また、請求項14に係る文字入力装置は、請求項2乃至請求項13のいずれかに記載の文字入力装置において、装置本体表面部に配置される表示手段を備え、前記表示手段は、前記アクセント切替キーが押下された場合には、前記入力文字切替手段を介して入力可能となるアクセント文字に付されるアクセント記号を表示することを特徴とする。
【0033】
このような特徴を有する請求項14に係る文字入力装置によれば、アクセント切替キーが押下された場合には、入力可能となるアクセント文字に付されるアクセント記号が装置本体表面部に配置される表示手段を介して表示されるため、ユーザーは表示されたアクセント記号を見ながらアクセント切替キーの押下によって入力可能となるアクセント文字の種類を確認することができ、文字入力装置の操作性の向上を図ることができる。
【0034】
更に、請求項15に係るテープ印字装置は、装置本体に収納されるテープカセットと、装置本体表面部に配置される文字入力装置と、前記文字入力装置によって入力された文字を前記テープカセットに収納される長尺状のテープに印字する印字手段と、を備えたテープ印字装置において、前記文字入力装置は、請求項1乃至請求項14のいずれかに記載された文字入力装置であることを特徴とする。
【0035】
このような特徴を有する請求項15に係るテープ印字装置によれば、装置本体表面部に配置される文字入力装置は、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載された文字入力装置であるため、アクセント切替キーを押下することによって入力文字切替手段を介して文字入力キーに割り付けられたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えられる。従って、該文字入力キーを所定回数押下することなく、直接アクセント文字を入力することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、主として使用するアクセント文字に付されるアクセント記号に対して所定の第1順番の第1順位を予め付することによって、アクセント切替キーを1回押下すると主として使用するアクセント文字が選択可能となるため、アクセント切替キーの押下回数を確実に削減することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、アクセント切替キーによって切り替え可能なアクセント記号の種類を予め多く登録しておいても、アクセント切替キーの押下回数を確実に削減でき、引いてはテープ印字装置の操作性の向上を図ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る文字入力装置及びテープ印字装置を該文字入力装置が装置本体表面部に配置されたテープ印字装置について具体化した第1実施形態乃至第3実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係るテープ印字装置の概略構成について図1乃至図7に基づき説明する。
図1乃至図3に示すように、テープ印字装置1は、合成樹脂製の本体2と、この本体2の背面部全体を覆うように着脱可能に取り付けられる合成樹脂製の背面カバー3とから構成されている。また、本体2の長手方向のほぼ上半分側の部分は、水平視やや丸く形成され、この上側表面の略中央部には左右方向に横長の窓部5が穿設され、この窓部5の下側には液晶表示装置(LCD)6が配設されている。また、本体2の液晶表示装置6の左側側面部には、カットレバー7が設けられ、このカットレバー7を親指などで内側に押すことにより印字されて上端部に形成されるテープ排出口から排出された感熱テープ9(図4参照)を後述のカッター10(図4参照)にて切断することができる。
【0037】
また、本体2の長手方向のほぼ下半分側の部分の左右幅寸法は、その上側部分の左右幅寸法よりも少し狭く形成されると共に、左右側面の角部も丸く形成され、把持部11を構成している。また、背面カバー3の把持部11に対応する部分の左右側面の角部も丸く形成されている。また、本体2に取り付けられる背面カバー3は、テープカセット26に対向する部分から把持部11にかけてテープ印字装置1の厚さ寸法がなだらかに小さくなるように形成され、把持部11の厚さ寸法は、テープカセット26が収納されている部分の厚さ寸法よりも小さくなるように形成され、操作者の手に持ちやすいように把持部11が構成されている。
【0038】
また、把持部11の表面には、軟質ゴム製等で形成され、文書データからなるテキストを作成するためのアクセント入力キー121及び各文字入力キー122〜130、「@」マークや「&」記号等を入力する記号キー131、アルファベットの大文字、小文字及び数字の文字種類を押下する毎に切り替える文字種切替キー132、太字、斜字、文字飾り等を選択するファンクションキー13、入力した文字を押下する毎に1文字削除するバックスペースキー14、テキストの印字を指令する印字キー15、文字等のキャラクタを表示する液晶表示装置6上でカーソルを左右に移動させるカーソルキー16、電源をオン・オフする電源ボタン17、文字選択等を指令するリターンキー18が配置されている。
【0039】
また、アクセント入力キー121は、文字の種類がアルファベットの大文字又は小文字の入力時に押下された場合には、後述のように所定のアルファベットの上側に付されるウムラウト記号71、アクサンテギュ記号72、アクサングラーブ記号73、アクサンシルコンフレックス記号74、チルダー記号75の各アクセント記号を押下する毎に切り替えて入力できるように構成されている(図7、図11参照)。一方、このアクセント入力キー121は、文字の種類が数字の入力時に押下された場合には、「1」を入力できる。
【0040】
また、各文字入力キー122〜130は、文字の種類がアルファベットの大文字又は小文字の入力時に押下された場合には、上面部に印刷されているアルファベットや後述のアクセント文字(図6参照)又はスペースを押下する毎に順次切り替えて入力できるように構成されている。
一方、各文字入力キー122〜130は、文字の種類が数字の入力時に押下された場合には、上面部に印刷されている数字を押下することによって入力できるように構成されている。
例えば、文字入力キー122の上面部に「a、b、c、2」の文字が印刷されている場合には、文字の種類がアルファベットの大文字の場合には、この文字入力キー122を押下する毎に液晶表示装置6上のカーソル位置に「A」、「B」、「C」、「ウムラウトA」等の文字が順次表示され、リターンキー18又は他のキー123〜132を押下することによって入力文字が確定される。また、文字の種類がアルファベットの小文字の場合には、この文字入力キー122を押下する毎に液晶表示装置6上のカーソル位置に「a」、「b」、「c」、「ウムラウトa」等の文字が順次表示され、リターンキー18又は他のキー123〜132を押下することによって入力文字が確定される。また、文字の種類が数字の場合には、この文字入力キー122を押下すると液晶表示装置6上のカーソル位置に「2」の文字が表示され、入力文字が確定される。
【0041】
また、図3及び図4に示すように、本体2の把持部11の裏面部には、アクセント入力キー121、各文字入力キー122〜130、記号入力キー131、文字種切替キー132、ファンクションキー13、バックスペースキー14、印字キー15、カーソルキー16、電源ボタン17、リターンキー18が上面部に配置される基板20が設けられている。また、本体2の把持部11と液晶表示装置6との間の裏面部には、後述の制御回路部50(図5参照)が構成される制御基板21が配設されている。そして、この制御基板21のサーマルヘッド33に対して反対側で本体2の長手方向上側には、不図示のギヤー列を介してプラテンローラ23を回転駆動するテープ送りモータ25が本体2の裏面部に配設されている。
また、本体2の各基板20、21、液晶表示装置6、及びテープ送りモータ25等の背面側の開口部には、テープカセット26が収納されるカセット収納部27や複数個(第1実施形態では4本)の乾電池28が2本ずつ直列に収納される電池収納部29が背面部に形成される合成樹脂製の仕切り部材30が各ネジ31によってネジ止めされている。
【0042】
また、カセット収納部27のカットレバー7側の端縁部近傍の底面部には、サーマルヘッド33が取り付けられる薄板状のサーマルヘッド取付部34が、本体2の長手方向に沿うように直角外側方向に立設されている。また、サーマルヘッド33に対向するカセット収納部27の側面部は切り欠かれると共に、この切欠部に対向する仕切り部材30の裏面部にプラテンホルダ35が下端部を中心に回動可能に設けられている。また、背面カバー3を取り外した状態では、プラテンホルダ35は図示しない弾性部材等で外側方向に付勢され、この仕切り部材30に穿設される略四角形の係合孔36の外側端縁部から裏側方向に立設される位置固定部37に当接する位置で固定されている。
【0043】
そして、背面カバー3の内側面には、不図示の突起部が立設されており、この背面カバー3を本体2の背面部に取り付けた場合には、この突起部が係合孔36に挿入され、プラテンホルダ35と位置固定部37との間に介在する状態になる。これにより、プラテンローラ23によりテープカセット26の感熱テープ9の一部がサーマルヘッド33に押し付けられる位置まで、プラテンホルダ35はサーマルヘッド33側に回動させられて固定される。また、プラテンローラ23の裏側方向の一端部には不図示のギヤ部が形成され、プラテンホルダ35が動作位置に固定された場合には、テープ送りモータ25によって回転駆動される不図示のギヤ列にプラテンローラ23のギヤ部が歯合してプラテンローラ23が回転駆動され、サーマルヘッド33を介して印字された感熱テープ9が搬送される。
尚、テープカセット26に収納される感熱テープ9は、サーマルヘッド33の発熱作用により発色するように構成されている。また、感熱テープ9は、裏面に予め粘着剤が塗布され、この粘着剤層に離型テープを仮接着したものであってもよい。
【0044】
また、外側方向に回動するように不図示のバネで付勢されるカットレバー7の不図示の回動支持部には、カッター10がスライド可能に支持され、このカットレバー7を水平内側方向へ押下することにより、カッター10はテープカセット26に向かって移動し、感熱テープ9を切断するように構成されている。
【0045】
次に、図5に示すように、テープ印字装置1の制御構成は、制御基板21上に形成される制御回路部50を核として構成されている。制御回路部50には、各機器を制御するCPU51と、このCPU51にデータバス52を介して接続された入出力インタフェース53、CGROM54、ROM55、56、RAM57とから構成されている。なお、CPU51の内部にはタイマ51Aが設けられている。
【0046】
ここに、CGROM54には、多数のキャラクタの各々に関して、表示のためのドットパターンデータがコードデータに対応させて格納されている。
また、ROM(ドットパターンデータメモリ)55には、アルファベット文字や記号等のキャラクタを印字するための多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパターンデータが、書体(ゴシック系書体、アリエール書体等)毎に分類され、各書体毎に5種類(16、24、32、48、64のドットサイズ)の印字文字サイズ分、コードデータに対応させて格納されている。また、文字の修飾(太字、白抜き、斜体、影付き)を含む修飾文字を印字するためのグラフィックパターンデータも記憶されている。
【0047】
また、ROM56には、文字種切替キー132が起動後最初に押下された場合に、文字種類を切り替える初期切り替え順番(第1実施形態では、「アルファベット小文字」→「アルファベット大文字」→「数字」の順番になっている。)を記憶する初期切替順記憶領域56Aが設けられている。
また、ROM56には、アクセント入力キー121が押下された場合に、アクセント記号の種類を切り替える切り替え順番(第1実施形態では、アクセント記号は、ウムラウト記号71、アクサンテギュ記号72、アクサングラーブ記号73、アクサンシルコンフレックス記号74、チルダー記号75の5種類から構成され、切り替える切り替え順番は、ウムラウト記号71→アクサンテギュ記号72→アクサングラーブ記号73→アクサンシルコンフレックス記号74→チルダー記号75の順番になっている(図7、図11参照)。)を記憶するアクセント切替順記憶領域56Bが設けられている。
【0048】
また、ROM56には、文字種切替キー132によって文字種類が指定された後、各キー121〜130を連続して押下することにより繰り返し順次入力可能となる文字を記憶するキー文字選択テーブル65(図6参照)が格納されるキー文字記憶領域56Cが設けられている。
また、ROM56には、同一アクセント記号が付される各アクセント文字の選択順序を記憶するアクセント文字選択テーブル66が格納されるアクセント文字記憶領域56Dが設けられている。
また、ROM56には、各文字入力キー122〜130等から入力された文字や数字等のキャラクタのコードデータに対応させて液晶表示装置(LCD)6を制御する表示駆動制御プログラム、印字バッファ57Bのデータを読み出してサーマルヘッド33やテープ送りモータ25を駆動する印字駆動制御プログラム、各印字ドットの形成エネルギ量に対応するパルス数を決定するパルス数決定プログラム、及び後述のアクセント表示処理およびアクセント文字入力/表示処理の制御プログラム(図10、図12参照)、印字終了した場合に該感熱テープ9を切断位置までテープ送りモータ25を駆動して搬送する駆動制御プログラム、その他テープ印字装置1の制御上必要な各種のプログラムが格納されている。そして、CPU51は、かかるROM56に記憶されている各種プログラムやデータに基づいて各種の演算を行うものである。
【0049】
さらに、RAM57には、テキストメモリ57A、印字バッファ57B、カウンタ57C、入力モード記憶領域57D、入力アクセント記号記憶領域57E等が設けられており、テキストメモリ57Aには、アクセント入力キー121、各文字入力キー122〜130及び記号入力キー131から入力された文書データが格納される。また、印字バッファ57Bには、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギ量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納され、サーマルヘッド33はかかる印字バッファ57Bに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印字を行う。また、カウンタ57Cには、アクセント入力キー121が押下された回数や、同一の各文字入力キー122〜130の押下された回数のカウント値が格納される。また、入力モード記憶領域57Dには、現在入力している文字の指定された文字種類が記憶される。また、入力アクセント記号記憶領域57Eには、現在入力しているアクセント文字に付されるアクセント記号の種類が記憶される。尚、RAM57は、起動時には初期化される。
【0050】
また、入出力インタフェース53には、基板20と、液晶表示装置(LCD)6に表示データを出力するためのビデオRAM58Aを有するディスプレイコントローラ(以下、LCDCという)58と、サーマルヘッド33を駆動するための駆動回路59と、テープ送りモータ25を駆動するための駆動回路60と、が各々接続されている。
よって、基板20のアクセント入力キー121、各文字入力キー122〜130、記号入力キー131を介して文字等が入力された場合、そのテキスト(文書データ)がテキストメモリ57Aに順次記憶されていくとともに、ドットパターン発生制御プログラム及び表示駆動制御プログラムに基づいて基板20を介して入力された文字等に対応するドットパターンがLCD6上に表示される。また、サーマルヘッド33は駆動回路59を介して駆動され、印字バッファ57Bに記憶されたドットパターンデータの印字を行い、これと同期してテープ送りモータ25が駆動回路60を介してテープの送り制御を行うものである。
【0051】
次に、キー文字記憶領域56Cに格納されるキー文字選択テーブル65について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、キー文字選択テーブル65は、各キー121〜130を表す「キー」と、アルファベット小文字の入力モード時に各キー121〜130を連続押下することによって繰り返し順次入力可能となる文字及びこの文字の選択順番を表す「通常」と、アルファベット大文字の入力モード時に各キー121〜130を連続押下することによって繰り返し順次入力可能となる文字及びこの文字の選択順番を表す「CAPSロック」と、数字の入力モード時に各キー121〜130を押下することによって入力可能となる数字を表す「NUMロック」とから構成されている。
【0052】
例えば、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キー123の「キー」に対応する「通常」には、「d→e→f→ウムラウトe→アクサンテギュe→アクサングラーブe→アクサンシルコンフレックスe→」の文字及びこの順番で選択される各文字の選択順番が予め登録されている。また、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キー123の「キー」に対応する「CAPSロック」には、「D→E→F→ウムラウトE→アクサンテギュE→アクサングラーブE→アクサンシルコンフレックスE→」の各文字及びこの順番で選択される各文字の選択順番が予め登録されている。また、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キー123の「キー」に対応する「NUMロック」には、「3」が予め登録されている。
【0053】
次に、アクセント文字記憶領域56Dに格納されるアクセント文字選択テーブル66について図7に基づいて説明する。
図7に示すように、アクセント文字選択テーブル66は、アクセント入力キー121の押下により選択されたアクセント記号の種類を表す「アクセント記号」と、アルファベット小文字の入力モード時にアクセント入力キー121を押下して選択した各アクセント記号の種類に対応して選択可能となるアクセント文字の種類とこの各アクセント文字の選択順番を表す「通常」と、アルファベット大文字の入力モード時にアクセント入力キー121を押下して選択した各アクセント記号の種類に対応して選択可能となるアクセント文字の種類とこの各アクセント文字の選択順番を表す「CAPSロック」とから構成されている。
また、「アクセント記号」には、ウムラウト記号71、アクサンテギュ記号72、アクサングラーブ記号73、アクサンシルコンフレックス記号74、チルダー記号75が予め登録されている。
そして、例えば、ウムラウト記号71の「アクセント記号」に対応する「通常」には、「ウムラウトa→ウムラウトe→ウムラウトi→ウムラウトo→ウムラウトu→ウムラウトy→」の各アクセント文字及びこの順番で選択される各アクセント文字の選択順番が予め登録されている。また、ウムラウト記号71の「アクセント記号」に対応する「CAPSロック」には、「ウムラウトA→ウムラウトE→ウムラウトI→ウムラウトO→ウムラウトU→」の各アクセント文字及びこの順番で選択される各アクセント文字の選択順番が予め登録されている。
【0054】
次に、このように構成されたテープ印字装置1のアルファベット小文字やアクセント文字などの文字入力の制御処理について図8乃至図14に基づいて説明する。
図8に示すように、ステップ(以下、Sと略記する)1において、テープ印字装置1のCPU51は、初期化処理を行う。即ち、テキストメモリ57A、印字バッファ57B、カウンタ57C、入力モード記憶領域57D、直前入力モード記憶領域57Eなどの初期化を行う。
そして、S2において、CPU51は、装置本体表面部に配置された各キー121〜132、13〜18のいずれかが押下されるまで待機する(S2:NO)。
続いて、いずれかのキーが押下された場合には(S2:YES)、S3において、CPU51は、アルファベット小文字又はアルファベット大文字の文字入力中で、且つ各文字入力キー122〜130の押下か否かを判定する判定処理を実行する。尚、テープ印字装置1の起動時には、キー入力によって入力できる文字種類は「アルファベット小文字」に設定されている。
【0055】
そして、アルファベット小文字又はアルファベット大文字の文字入力中で、且つ各文字入力キー122〜130が押下された場合には(S3:YES)、S4において、CPU51は、アクセント入力キー121が押下されて、アクセント文字の入力モードになっているか否かを判定する判定処理を実行する。そしてまた、アクセント文字の入力モードになっている場合には(S4:YES)、S5において、CPU51は、後述のアクセント文字入力/表示制御処理のサブ処理(図12参照)を実行後、再度S2以降の処理を実行する。
一方、アクセント文字の入力モードになっていない場合には(S4:NO)、S6において、CPU51は、各文字入力キー122〜130が押下のされる毎に、キー文字選択テーブル65から該押下された各文字入力キー122〜130に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されている文字を順次読み出し、液晶表示装置6に点滅表示(又は白黒反転表示など)を行い、再度S2以降の処理を実行する。
【0056】
ここで、文字入力/表示処理(S6)の処理において実行される液晶表示装置6の表示画面の一例を図9に基づいて説明する。
図9に示すように、入力文字の種類は、アルファベット大文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される文字種マークM1は黒丸の表示であり、文字種マークM2は白丸の表示である。そして、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キー123を連続して押下した場合には、キー文字選択テーブル65の文字入力キー123に対応する「CAPSロック」から順次文字が選択されて、表示画面には、「D」→「E」→「F」→「ウムラウトE」→「アクサンテギュE」→「アクサングラーブE」→「アクサンシルコンフレックスE」と順次点滅表示され、更に、この文字入力キー123を連続して押下すると再度、「D」→・・・と順次点滅表示される。
【0057】
他方、アルファベット小文字又はアルファベット大文字の文字入力中であるが、各文字入力キー122〜130が押下されていない場合には(S3:NO)、S7において、CPU51は、アクセント入力キー121が押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、アクセント入力キー121が押下された場合には(S7:YES)、S8において、CPU51は、後述のアクセント記号表示処理のサブ処理を実行後、再度S2以降の処理を実行する。
【0058】
また、アクセント入力キー121が押下されていない場合には(S7:NO)、S9において、CPU51は、他の文字入力キー又はリターンキー18が押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、他の文字入力キー又はリターンキー18が押下された場合には(S9:YES)、S10において、CPU51は、液晶表示装置6の表示画面に点滅表示(又は、白黒反転表示など)されている文字を通常表示にして、確定表示すると共に、この文字をテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶する。その後、再度S2以降の処理を実行する。
【0059】
一方、他の文字入力キー又はリターンキー18が押下されていない場合には(S9:NO)、S11において、CPU51は、押下されたキーに対応する各種処理を実行後、再度、S2以降の処理を実行する。
【0060】
次に、S8において実行するアクセント記号表示処理のサブ処理について図10に基づいて説明する。
図10に示すように、S21において、CPU51は、液晶表示装置6の表示画面にアクセント記号が点滅表示(又は白黒反転表示など)されているかどうか判定する判定処理を実行する。そして、アクセント記号が点滅表示されていない場合には(S21:NO)、S22において、CPU51は、アクセント切替順記憶領域56Bからアクセント記号の種類を切り替える切り替え順番で第1順位のウムラウト記号71を読み出し、該ウムラウト記号71を表示画面に点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
一方、アクセント記号が点滅表示されている場合には(S21:YES)、S23において、CPU51は、アクセント切替順記憶領域56Bからアクセント記号の種類を切り替える切り替え順番を読み出し、この点滅表示されているアクセント記号の次に切り替える順番が付されたアクセント記号があるか否かを判定する判定処理を実行する。そして、次に切り替える順番が付されたアクセント記号がある場合には(S23:YES)、S24において、この次に切り替える順番が付されたアクセント記号を読み出し、該アクセント記号を表示画面に点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
他方、次に切り替える順番が付されたアクセント記号がない場合には(S23:NO)、S25において、CPU51は、再度、アクセント記号の種類を切り替える切り替え順番で第1順位のウムラウト記号71を読み出し、該ウムラウト記号71を表示画面に点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
【0061】
ここで、アクセント記号表示処理(S8)のサブ処理において実行される液晶表示装置6の表示画面の一例を図11に基づいて説明する。
図11(A)に示すように、入力文字の種類は、アルファベット小文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される各文字種マークM1、M2は白丸の表示である。そして、表示画面にアクセント記号が点滅表示されていない場合に、アクセント入力キー121の1回目の押下がされると、CPU51は、先ず、アクセント切替順記憶領域56Bからアクセント記号の種類を切り替える切り替え順番で第1順位のウムラウト記号71を読み出し、該ウムラウト記号71を表示画面に点滅表示する。
また、図11(B)〜(E)に示すように、アクセント入力キー121の2回以上連続して押下された場合には、該アクセント入力キー121が押下される毎に、CPU51は、アクセント切替順記憶領域56Bからアクセント記号の種類を切り替える切り替え順番で次の順位のアクセント記号を読み出し、順次、アクサンテギュ記号72→アクサングラーブ記号73→アクサンシルコンフレックス記号74→チルダー記号75と順次、表示画面に点滅表示する。
そしてまた、アクセント入力キー121の6回目の押下がされると、CPU51は、再度ウムラウト記号71を表示画面に点滅表示し、該アクセント入力キー121が押下される毎に各アクセント記号72〜75を繰り返し順次点滅表示する。
【0062】
次に、S5において、実行するアクセント文字入力/表示処理のサブ処理について図12に基づいて説明する。
図12に示すように、S31において、CPU51は、液晶表示装置6の表示画面にアクセント文字が点滅表示(又は白黒反転表示など)されているかどうか判定する判定処理を実行する。
そして、アクセント文字が点滅表示されておらず、アクセント記号が点滅表示されている場合には(S31:NO)、S32において、CPU51は、キー文字選択テーブル65から該押下された各文字入力キー122〜129に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されている文字を順次読み出し、この点滅表示されているアクセント記号が付されたアクセント文字が登録されているか否かを判定する判定処理を実行する。続いて、この点滅表示されているアクセント記号が付されたアクセント文字が登録されている場合には(S32:YES)、S33において、CPU51は、該押下された各文字入力キー122〜129に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されているアクセント文字のうち第1順位のアクセント文字を選択して、液晶表示装置6に点滅表示(又は白黒反転表示など)を行い、メインフローチャートに戻る。
【0063】
一方、この点滅表示されているアクセント記号が付されたアクセント文字が、該押下された各文字入力キー122〜129に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されていない場合には(S32:NO)、S34において、CPU51は、液晶表示装置6の表示画面にこのアクセント記号を点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
【0064】
他方、アクセント文字が点滅表示されている場合には(S31:YES)、S35において、CPU51は、他のキーが押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、同一の文字入力キーが、再度押下された場合には(S35:NO)、S36において、CPU51は、キー文字選択テーブル65から該押下された同一の文字入力キーに対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されている文字を順次読み出し、この点滅表示されているアクセント文字と同じアクセント記号が付されたアクセント文字が登録されているか否かを判定する判定処理を実行する。続いて、この押下された同一の文字入力キーにこの点滅表示されているアクセント文字と同じアクセント記号が付されたアクセント文字が登録されている場合には(S36:YES)、S37において、CPU51は、この点滅表示されているアクセント文字と同じアクセント記号が付されたアクセント文字を選択して、このアクセント文字を液晶表示装置6の表示画面に点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
一方、この押下された同一の文字入力キーにこの点滅表示されているアクセント文字と同じアクセント記号が付されたアクセント文字が登録されていない場合には(S36:NO)、S40において、CPU51は、該押下された各文字入力キー122〜129に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されているアクセント文字のうち第1順位のアクセント文字を選択して、液晶表示装置6の表示画面にこのアクセント文字を点滅表示して、メインフローチャートに戻る。
【0065】
また、アクセント文字が点滅表示されている場合に他のキーが押下された場合には(S35:YES)、S38において、CPU51は、液晶表示装置6の表示画面に点滅表示されている該アクセント文字を通常表示にして、確定表示すると共に、この文字をテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶する。その後、S39において、CPU51は、表示画面にカーソルK1を表示して、メインフローチャートに戻る。
【0066】
ここで、アクセント文字入力/表示処理(S5)のサブ処理において実行される液晶表示装置6の表示画面の一例を図13及び図14に基づいて説明する。
先ず、図13(A)に示すように、入力文字の種類は、アルファベット大文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される文字種マークM1は黒丸の表示であり、文字種マークM2は白丸の表示である。そして、アクセント入力キー121を押下してウムラウト記号71を選択した場合には、表示画面に該ウムラウト記号71が点滅表示される。
そして、図13(B)に示すように、表面に「a、b、c、2」が印刷される文字入力キー122が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の文字入力キー122に対応する「CAPSロック」からウムラウト記号71が付されたアクセント文字のうち第1順位の「ウムラウトA」を選択して、表示画面に点滅表示する。尚、再度、この文字入力キー122が2回以上押下された場合には、CPU51は、文字入力キー122が押下される毎に、キー文字選択テーブル65の文字入力キー122に対応する「CAPSロック」からウムラウト記号71が付されたアクセント文字が他にあるかどうか判定し、他にウムラウト記号71が付されたアクセント文字が登録されていないため、「ウムラウトA」を表示画面に点滅表示する。
続いて、図13(C)に示すように、文字入力キー122以外のキーが押下された場合には、CPU51は、この「ウムラウトA」を表示画面に確定表示すると共に、カーソルK1を表示して通常表示画面の状態に戻る。
【0067】
また、他の表示例として図14(A)に示すように、入力文字の種類は、アルファベット大文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される文字種マークM1は黒丸の表示であり、文字種マークM2は白丸の表示である。そして、アクセント入力キー121を押下してチルダー記号75を選択した場合には、表示画面に該チルダー記号75が点滅表示される。
そして、図14(B)に示すように、表面に「m、n、o、6」が印刷される文字入力キー126が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の文字入力キー126に対応する「CAPSロック」からチルダー記号75が付されたアクセント文字のうち第1順位の「チルダーN」を選択して、表示画面に点滅表示する。
続いて、図14(C)に示すように、再度、文字入力キー126が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の文字入力キー126に対応する「CAPSロック」からチルダー記号75が付されたアクセント文字のうち第2順位の「チルダーO」を選択して、表示画面に点滅表示する。
そして、図14(D)に示すように、文字入力キー126以外のキーが押下された場合には、CPU51は、この「チルダーO」を表示画面に確定表示すると共に、カーソルK1を表示して通常表示画面の状態に戻る。
尚、「チルダーO」が表示画面に点滅表示されている場合に、再度文字入力キー126が押下された場合には、図14(B)以降の表示画面が繰り返し表示される。
【0068】
ここで、アクセント入力キー121は、アクセント切替キーとして機能する。また、CPU51及びROM56は、第1判定手段、第2判定手段、第3判定手段、第4判定手段、アクセント文字確定手段、入力文字選択手段を構成する。また、アクセント入力キー121、CPU51、ROM56は、入力文字切替手段、第1アクセント文字選択手段、第2アクセント文字選択手段を構成する。また、アクセント切替順記憶領域56Bは、第1記憶手段として機能する。また、キー文字切替順記憶領域56Cは、第2記憶手段、第4記憶手段として機能する。また、アクセント文字記憶領域56Dは、第3記憶手段として機能する。また、液晶表示装置6、LCDC58、ビデオRAM58Aは、表示手段を構成する。また、テープ送りモータ25、サーマルヘッド33、各駆動回路59、60、プラテンホルダ35及びプラテンローラ23は、印字手段を構成する。
【0069】
上記説明した通り、第1実施形態に係るテープ印字装置1では、アクセント入力キー121を押下することによって各文字入力キー122〜129に割り付けられた各アクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えられるため、該各文字入力キー122〜129を所定回数押下することなく、直接所望のアクセント文字を入力することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、アクセント文字に付されるアクセント記号に対して、ウムラウト記号71→アクサンテギュ記号72→アクサングラーブ記号73→アクサンシルコンフレックス記号74→チルダー記号75の順番を予め付することによって、アクセント切替キーを1回押下すると主として使用するウムラウト記号71が付されたアクセント文字が選択可能となるため、アクセント入力キー121の押下回数を確実に削減することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。従って、アクセント入力キー121によって切り替え可能なアクセント記号の種類を予め多く登録しておいても、アクセント入力キー121の押下回数を確実に削減でき、引いてはテープ印字装置1の操作性の向上を図ることができる。
【0070】
また、各文字入力キー122〜129に割り付けられた複数個の文字には、アクセント記号が付されたアクセント文字が含まれるため、該アクセント文字が割り付けられた各文字入力キー122〜129をそれぞれ所定回数押下することによってアクセント文字を選択して入力することができる。
また、アクセント入力キー121を押下することによって各文字入力キー122〜129に割り付けられたアクセント文字を直接入力可能な文字となるように切り替えることができるため、該各文字入力キー122〜129を所定回数押下することなく、直接アクセント文字を入力することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。
また、ウムラウト記号71以外のアクセント記号を選択するためには、アクセント入力キー121を複数回押下して、ウムラウト記号71→アクサンテギュ記号72→アクサングラーブ記号73→アクサンシルコンフレックス記号74→チルダー記号75の順番に従って各アクセント記号の種類を繰り返し順次指定すればよく、アクセント記号の種類を切り替える制御プログラム容量の増加を防止し、且つ、テープ印字装置1の操作性の向上を図ることができる。
【0071】
また、アクセント入力キー121の押下によってアクセント文字が入力可能となった場合に、押下された文字入力キーに入力可能となったアクセント記号の種類の付されたアクセント文字が割り付けられている場合には、該アクセント文字が入力可能となるため、他の種類のアクセント記号が付されたアクセント文字の入力を防止することができ、テープ印字装置1の更なる操作性の向上を図ることができる。また、アクセント文字が割り付けられていない文字入力キーを誤って押下してもアクセント文字以外の文字入力を確実に防止することができる。
また、文字入力キー126に割り付けられた同一アクセント記号の複数のアクセント文字は、キー文字選択テーブル65に記憶される順番が予め付されており、この文字入力キー126が1回押下された場合には、この文字入力キー126を1回押下すると主として使用するアクセント文字「ウムラウトN」が選択可能となるため、文字入力キーの押下回数を確実に削減することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、ウムラウト記号71のアクセント文字が複数割り付けられている文字入力キー126が複数回押下された場合には、キー文字選択テーブル65に記憶される順番に従って各アクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすればよく、入力可能なアクセント文字を切り替える制御プログラム容量の増加を防止し、且つ、文字入力装置の操作性の向上を図ることができる。
【0072】
また、アクセント文字が入力可能となった場合に、最初に押下した文字入力キーと異なる文字入力キーを押下することによって、最後に入力可能な文字とされたアクセント文字が入力文字として確定されるため、所望のアクセント文字を入力文字として確定するために決められたリターンキー18を押下すること無く、容易に確定することができ、テープ印字装置1の操作性の更なる向上を図ることができる。
また、アクセント入力キー121を押下することなく、同一の各文字入力キー122〜129を複数回連続して押下した場合には、該文字入力キーが押下される毎に、この文字入力キーに割り付けられた複数個の文字は、キー文字選択テーブル65に記憶される順番に従って1個ずつ繰返し順次入力可能となるため、該アクセント入力キー121を押下することなくアクセント文字を入力することができる。
更に、アクセント入力キー121が押下された場合には、入力可能となるアクセント文字に付されるアクセント記号が液晶表示装置6の表示画面に表示されるため、ユーザーは表示されたアクセント記号を見ながらアクセント入力キー121の押下によって入力可能となるアクセント文字の種類を確認することができ、テープ印字装置1の操作性の向上を図ることができる。
【0073】
次に、第2実施形態に係るテープ印字装置について図15乃至図17に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係るテープ印字装置1と同一符号は、上記第1実施形態に係るテープ印字装置1と同一あるいは相当部分を示すものである。
この第2実施形態に係るテープ印字装置の全体構成及び制御系の構成は、第1実施形態に係るテープ印字装置1とほぼ同じ構成である。また、第2実施形態に係るテープ印字装置の制御処理は、第1実施形態に係るテープ印字装置1の制御処理とほぼ同じ制御処理である。
ただし、アクセント文字入力/表示処理のサブ処理が後述のように上記第1実施形態と異なっている。
【0074】
先ず、第2実施形態に係るテープ印字装置のアクセント文字入力/表示処理のサブ処理について図15に基づいて説明する。
図15に示すように、S41〜(S45:NO)〜(S46:YES)〜S47において、CPU51は、上記第1実施形態のS31〜(S35:NO)〜(S36:YES)〜S37の制御処理と同じ制御処理を実行する。
続いて、S46:NO(S36:NO)の場合、即ち、この押下された同一の文字入力キーに点滅表示されているアクセント文字と同じアクセント記号が付されたアクセント文字が登録されていない場合には(S46:NO)、S48において、CPU51は、この押下された同一の文字入力キー以外のいずれかの文字入力キーに、この点滅表示されているアクセント文字と同じアクセント記号が付されたアクセント文字が登録されているか否かを判定する判定処理を実行する。即ち、CPU51は、アクセント文字記憶領域56Dに格納されるアクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に該点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字が登録されているか否かを判定する判定処理を実行する。
【0075】
そして、アクセント文字記憶領域56に格納されるアクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に該点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字が登録されている場合には(S48:YES)、再度、S47において、CPU51は、この次の順番のアクセント文字を選択して、液晶表示装置6の表示画面にこのアクセント文字を点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
一方、アクセント文字記憶領域56に格納されるアクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に、この点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字が登録されていない場合には(S48:NO)、S49において、CPU51は、該アクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されている選択順番が第1順位のアクセント文字を選択して、液晶表示装置6の表示画面にこのアクセント文字を点滅表示し、メインフローチャートに戻る。例えば、点滅表示されているアクセント文字がウムラウト記号71が付された「ウムラウトy」の場合には、ウムラウト記号71が付された「ウムラウトa」が選択されて、表示画面に点滅表示される。
【0076】
また、S45:YES(S35:YES)の場合には、S50〜S51において、CPU51は、上記第1実施形態のS38〜S39の制御処理と同じ制御処理を実行する。
【0077】
ここで、アクセント文字入力/表示処理のサブ処理において実行される液晶表示装置6の表示画面の一例を図16及び図17に基づいて説明する。
先ず、図16(A)に示すように、入力文字の種類は、アルファベット大文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される文字種マークM1は黒丸の表示であり、文字種マークM2は白丸の表示である。そして、アクセント入力キー121を押下してウムラウト記号71を選択した場合には、表示画面に該ウムラウト記号71が点滅表示される。
そして、図16(B)に示すように、表面に「m、n、o、6」が印刷される文字入力キー126が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の文字入力キー126に対応する「CAPSロック」からウムラウト記号71が付されたアクセント文字のうち第1順位の「ウムラウトO」を選択して、表示画面に点滅表示する。
【0078】
そしてまた、図16(C)に示すように、再度同一の文字入力キー126が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の「CAPSロック」にウムラウト記号71の付された他のアクセント文字が登録されていないため、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「ウムラウト記号71」に対応する「CAPSロック」からこの点滅表示されている「ウムラウトO」の次の順番の「ウムラウトU」を選択して、表示画面に点滅表示する。
続いて、図16(D)〜(G)に示すように、再度同一の文字入力キー126が連続して押下された場合には、CPU51は、該文字入力キー126が押下される毎に、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「ウムラウト記号71」に対応する「CAPSロック」から表示画面に点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字を選択して、「ウムラウトA」→「ウムラウトE」→「ウムラウトI」→「ウムラウトO」と表示画面に順次点滅表示する。
また、図16(H)に示すように、文字入力キー126以外のキーが押下された場合には、CPU51は、点滅表示されている「ウムラウトO」を表示画面に確定表示すると共に、この文字をテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶後、カーソルK1を表示して通常表示画面の状態に戻る。
【0079】
また、他の表示例として図17(A)に示すように、入力文字の種類は、アルファベット小文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される各文字種マークM1、M2は白丸の表示である。そして、アクセント入力キー121を押下してチルダー記号75を選択した場合には、表示画面に該チルダー記号75が点滅表示される。
そして、図17(B)に示すように、表面に「m、n、o、6」が印刷される文字入力キー126が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の文字入力キー126に対応する「通常」からチルダー記号75が付されたアクセント文字のうち第1順位の「チルダーn」を選択して、表示画面に点滅表示する。
【0080】
そしてまた、図17(C)に示すように、再度同一の文字入力キー126が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の文字入力キー126に対応する「通常」からチルダー記号75が付されたアクセント文字のうち第2順位の「チルダーo」を選択して、表示画面に点滅表示する。
続けて、図17(D)に示すように、再度同一の文字入力キー126が押下された場合には、CPU51は、キー文字選択テーブル65の「通常」にチルダー記号75の付された他のアクセント文字が登録されていないため、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「チルダー記号75」に対応する「通常」からこの点滅表示されている「チルダーo」の次の順番の「チルダーa」を選択して、表示画面に点滅表示する。
また、図17(E)に示すように、文字入力キー126以外のキーが押下された場合には、CPU51は、点滅表示されている「チルダーa」を表示画面に確定表示すると共に、この文字をテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶後、カーソルK1を表示して通常表示画面の状態に戻る。
【0081】
上記の通り、第2実施形態に係るテープ印字装置では、アクセント入力キー121を押下してアクセント記号を選択した後、該アクセント記号が付されたアクセント文字が割り付けられている文字入力キーを複数回連続して押下した場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、先ず、キー文字選択テーブル65に記憶される該アクセント記号が付されたアクセント文字が所定の順番に従って順次入力可能な文字として選択されて点滅表示され、引き続いて、アクセント文字選択テーブル66の該アクセント記号に対応する点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字が選択されて、順次点滅表示される。そして、他の文字入力キーを押下することにより点滅表示されているアクセント文字が確定表示され、この文字がテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶される。
従って、上記第1実施形態に係るテープ印字装置1の作用効果に加えて、入力可能となったアクセント記号の種類の付されたアクセント文字が割り付けられている最初に選択して押下した文字入力キーを連続して押下することによって、該文字入力キーに割り付けられていない所望のアクセント文字も選択することができ、文字入力装置の操作性の更なる向上を図ることができる。
【0082】
次に、第3実施形態に係るテープ印字装置について図18乃至図20に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係るテープ印字装置1と同一符号は、上記第1実施形態に係るテープ印字装置1と同一あるいは相当部分を示すものである。
この第3実施形態に係るテープ印字装置の全体構成及び制御系の構成は、第1実施形態に係るテープ印字装置1とほぼ同じ構成である。また、第3実施形態に係るテープ印字装置の制御処理は、第1実施形態に係るテープ印字装置1の制御処理とほぼ同じ制御処理である。
ただし、アクセント文字入力/表示処理のサブ処理が後述のように上記第1実施形態と異なっている。
【0083】
先ず、第3実施形態に係るテープ印字装置のアクセント文字入力/表示処理のサブ処理について図18に基づいて説明する。
図18に示すように、S61において、CPU51は、上記第1実施形態のS31の制御処理と同じ制御処理を実行する。
続いて、アクセント文字が点滅表示されておらず、アクセント記号が点滅表示(又は、白黒反転表示など)されている場合には(S61:NO)、S62において、CPU51は、各文字入力キー122〜130のうちのいずれかの文字入力キーが押下されると、アクセント文字記憶領域56Dに格納されるアクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されている「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」の各アクセント文字のうちの第1順位のアクセント文字を選択して、表示画面に点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
【0084】
一方、アクセント文字が点滅表示されている場合には(S61:YES)、S63において、CPU51は、上記第1実施形態のS35と同じ制御処理を実行する。
そして、同一の文字入力キーが、再度押下された場合には(S63:NO)、S64において、CPU51は、アクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に該点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字が登録されているか否かを判定する判定処理を実行する。
続いて、アクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に該点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字が登録されている場合には(S64:YES)、S65において、CPU51は、この次の順番のアクセント文字を選択して、液晶表示装置6の表示画面にこのアクセント文字を点滅表示し、メインフローチャートに戻る。
【0085】
また、アクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に、この点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字が登録されていない場合には(S64:NO)、S66において、CPU51は、該アクセント文字選択テーブル66から、この点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されている選択順番が第1順位のアクセント文字を選択して、液晶表示装置6の表示画面にこのアクセント文字を点滅表示し、メインフローチャートに戻る。例えば、点滅表示されているアクセント文字がウムラウト記号71が付された「ウムラウトy」の場合には、ウムラウト記号71が付された「ウムラウトa」が選択されて、表示画面に点滅表示される。
【0086】
他方、他の文字入力キーが、押下された場合には(S63:YES)、S67〜S68において、CPU51は、上記第1実施形態のS38〜S39の制御処理と同じ制御処理を実行する。
【0087】
ここで、アクセント文字入力/表示処理のサブ処理において実行される液晶表示装置6の表示画面の一例を図19及び図20に基づいて説明する。
先ず、図19(A)に示すように、入力文字の種類は、アルファベット大文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される文字種マークM1は黒丸の表示であり、文字種マークM2は白丸の表示である。そして、アクセント入力キー121を押下してウムラウト記号71を選択した場合には、表示画面に該ウムラウト記号71が点滅表示される。
そして、図19(B)に示すように、文字入力キー122〜130のうちいずれかの文字入力キーが押下された場合には、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「ウムラウト記号71」に対応する「CAPSロック」から第1順位の「ウムラウトA」を選択して、表示画面に点滅表示する。
続いて、図19(C)〜(F)に示すように、再度同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、CPU51は、該同一の文字入力キーが押下される毎に、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「ウムラウト記号71」に対応する「CAPSロック」から表示画面に点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字を選択して、「ウムラウトE」→「ウムラウトI」→「ウムラウトO」→「ウムラウトU」と表示画面に順次点滅表示する。
そしてまた、図19(G)に示すように、再度同一の文字入力キーが押下された場合には、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「ウムラウト記号71」に対応する「CAPSロック」から、再度第1順位の「ウムラウトA」を選択して、表示画面に点滅表示する。
【0088】
また、図19(I)に示すように、他の文字入力キーが押下された場合には、CPU51は、点滅表示されている「ウムラウトA」を表示画面に確定表示すると共に、この文字をテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶後、カーソルK1を表示して通常表示画面の状態に戻る。
【0089】
また、他の表示例として図20(A)に示すように、入力文字の種類は、アルファベット小文字に設定されているため、液晶表示装置6の表示画面の左端部に示される各文字種マークM1、M2は白丸の表示である。そして、アクセント入力キー121を押下してアクサンテギュ記号72を選択した場合には、表示画面に該アクサンテギュ記号72が点滅表示される。
そして、図20(B)に示すように、文字入力キー122〜130のうちいずれかの文字入力キーが押下された場合には、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「アクサンテギュ記号72」に対応する「通常」から第1順位の「アクサンテギュa」を選択して、表示画面に点滅表示する。
続いて、図20(C)〜(F)に示すように、再度同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、CPU51は、該同一の文字入力キーが押下される毎に、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「アクサンテギュ記号72」に対応する「通常」から表示画面に点滅表示されているアクセント文字の次の順番のアクセント文字を選択して、「アクサンテギュe」→「アクサンテギュi」→「アクサンテギュo」→「アクサンテギュu」と表示画面に順次点滅表示する。
【0090】
そしてまた、図20(G)〜(H)に示すように、再度同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、アクセント文字選択テーブル66の「アクセント記号」の「アクサンテギュ記号72」に対応する「通常」から、再度、第1順位から順次アクセント文字が選択され、「アクサンテギュa」→「アクサンテギュe」と表示画面に順次点滅表示する。
また、図20(I)に示すように、他の文字入力キーが押下された場合には、CPU51は、点滅表示されている「アクサンテギュe」を表示画面に確定表示すると共に、この文字をテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶後、カーソルK1を表示して通常表示画面の状態に戻る。
【0091】
上記の通り、第3実施形態に係るテープ印字装置では、アクセント入力キー121を押下してアクセント記号を選択した後、各文字入力キー122〜130のうちのいずれかの文字入力キーを複数回連続して押下した場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、アクセント文字選択テーブル66に記憶される該アクセント記号が付されたアクセント文字が所定の順番に従って順次入力可能な文字として選択されて、順次点滅表示される。そして、他の文字入力キーを押下することにより点滅表示されているアクセント文字が確定表示され、この文字がテキストメモリ57Aに印字文字データとして記憶される。
従って、上記第1実施形態に係るテープ印字装置1の作用効果に加えて、アクセント入力キー121を押下して、アクセント記号を選択後、各文字入力キー122〜130のうちのいずれかの文字入力キーを選択して押下し、この最初に選択した文字入力キーを連続して押下することによって、このアクセント記号が付された所望のアクセント文字を選択することができ、文字入力装置の更なる操作性の向上を図ることができる。
【0092】
尚、本発明は前記第1実施形態乃至第3実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(A)前記第1実施形態乃至第3実施形態では、キー文字記憶領域56Cにキー文字選択テーブル65を記憶したが、図21に示すように、キー文字記憶領域56Cに、このキー文字選択テーブル65に替えて、通常時キー文字選択テーブル71とアクセント入力時キー文字選択テーブル72とを記憶し、通常時の入力時(S4:NO)には、この通常時キー文字選択テーブル71に基づいてS6の処理を実行し、一方、アクセント文字の入力モードになっている場合には(S4:YES)、このアクセント入力時キー文字選択テーブル72から該押下された各文字入力キー122〜130に対応する「通常」又は「CAPSロック」に登録されている文字を順次読み出し、液晶表示装置6に点滅表示(又は白黒反転表示など)を行い、再度S2以降の処理を実行するようにしてもよい。
【0093】
例えば、図22に示すように、アルファベット大文字の通常入力モード時に、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キーを連続して押下した場合には、「D」→「E」→「F」→「D」→・・・と繰り返し順次点滅表示される。一方、図23に示すように、アルファベット大文字のアクセント文字の入力モード時に、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キーを連続して押下した場合には、「ウムラウトE」→「アクサンテギュE」→「アクサングラーブE」→「アクサンシルコンフレックスE」→「ウムラウトE」→・・・と繰り返し順次点滅表示される。
これにより、各文字入力キー122〜130を連続して押下した場合には、通常時の入力モード時にはアクセント文字は点滅表示されず、アルファベット文字又は数字のみを選択することができ、アクセント文字入力時には、アクセント文字のみを選択することができるため、テープ印字装置の更なる操作性の向上を図ることができる。尚、キー文字切替順記憶領域56Cは、第4記憶手段及び第5記憶手段として機能する。また、各文字入力キー121〜130、CPU51、ROM56は、通常文字選択手段を構成する。
【0094】
(B)前記第2実施形態のS48における判定処理に替えて、キー文字選択テーブル65の他のキーに対応する各「通常」又は各「CAPSロック」に、点滅表示されているアクセント文字に付された「アクセント記号」に対応するアクセント文字が記憶されているか否かを順番に判定する判定処理を実行する構成にしてもよい。これにより、アクセント文字選択テーブル66を記憶する必要が無くなり、メモリ容量の小型化を図ることができる。
【0095】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る文字入力装置によれば、アクセント切替キーを押下することによって入力文字切替手段を介して文字入力キーに割り付けられたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えられるため、該文字入力キーを所定回数押下することなく、直接アクセント文字を入力することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。
【0096】
また、本発明に係るテープ印字装置によれば、アクセント切替キーを押下することによって入力文字切替手段を介して文字入力キーに割り付けられたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えられるため、該文字入力キーを所定回数押下することなく、直接アクセント文字を入力することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、主として使用するアクセント文字に付されるアクセント記号に対して所定の第1順番の第1順位を予め付することによって、アクセント切替キーを1回押下すると主として使用するアクセント文字が選択可能となるため、アクセント切替キーの押下回数を確実に削減することができ、アクセント文字の入力を迅速かつ簡易に行うことが可能となる。また、アクセント切替キーによって切り替え可能なアクセント記号の種類を予め多く登録しておいても、アクセント切替キーの押下回数を確実に削減でき、引いてはテープ印字装置の操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るテープ印字装置の概略外観斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るテープ印字装置の概略平面図である。
【図3】第1実施形態に係るテープ印字装置の概略断面図である。
【図4】第1実施形態に係るテープ印字装置に装着される背面カバーを外してテープカセットを装着した状態を示す概略底面図である。
【図5】第1実施形態に係るテープ印字装置の制御構成を示すブロック図である。
【図6】第1実施形態に係るテープ印字装置のキー文字記憶領域に格納されるキー文字選択テーブルの一例を示す図である。
【図7】第1実施形態に係るテープ印字装置のアクセント文字記憶領域に格納されるアクセント文字選択テーブルの一例を示す図である。
【図8】第1実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット小文字やアクセント文字などの文字入力の制御処理を示すメインフローチャートである。
【図9】第1実施形態に係るテープ印字装置の文字入力/表示処理(S6)の処理において、アルファベット大文字の入力モード時に、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キーを連続して押下した場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)は1回目押下した場合の表示画面を示す図、(B)は2回目押下した場合の表示画面を示す図、(C)は3回目押下した場合の表示画面を示す図、(D)は4回目押下した場合の表示画面を示す図、(E)は5回目押下した場合の表示画面を示す図、(F)は6回目押下した場合の表示画面を示す図、(G)は7回目押下した場合の表示画面を示す図で、更に同一文字入力キーが押下された場合は、(A)以降の表示画面が表示される。
【図10】第1実施形態に係るテープ印字装置の文字入力の制御処理時に実行されるアクセント記号表示処理を示すサブフローチャートである。
【図11】第1実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット小文字の入力モード時に、アクセント入力キーが押下された場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)は1回目押下した場合の表示画面を示す図、(B)は2回目押下した場合の表示画面を示す図、(C)は3回目押下した場合の表示画面を示す図、(D)は4回目押下した場合の表示画面を示す図、(E)は5回目押下した場合の表示画面を示す図で、更にアクセント入力キーが押下された場合は、(A)以降の表示画面が表示される。
【図12】第1実施形態に係るテープ印字装置の文字入力の制御処理時に実行されるアクセント文字入力/表示処理を示すサブフローチャートである。
【図13】第1実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット大文字の入力モード時に、アクセント入力キーを押下してウムラウト記号を選択後、表面に「a、b、c、2」が印刷される文字入力キーが押下された場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)はウムラウト記号が選択されている表示画面を示す図、(B)は該同一の文字入力キーが1回以上押下された場合の表示画面を示す図、(C)は他の文字入力キーが押下された場合の表示画面を示す図である。
【図14】第1実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット大文字の入力モード時に、アクセント入力キーを押下してチルダー記号を選択後、表面に「m、n、o、6」が印刷される文字入力キーが押下された場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)はチルダー記号が選択されている表示画面を示す図、(B)は該文字入力キーの1回目の押下の表示画面を示す図、(C)は該文字入力キーの2回目の押下の表示画面を示す図、(D)は他の文字入力キーが押下された場合の表示画面を示す図である。
【図15】第2実施形態に係るテープ印字装置の文字入力の制御処理時に実行されるアクセント文字入力/表示処理を示すサブフローチャートである。
【図16】第2実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット大文字の入力モード時に、アクセント入力キーを押下してウムラウト記号を選択後、表面に「m、n、o、6」が印刷される文字入力キーが押下された場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)はウムラウト記号が選択されている表示画面を示す図、(B)は該同一の文字入力キーの1回目の押下の表示画面を示す図、(C)は該同一の文字入力キーの2回目の押下の表示画面を示す図、(D)は該同一の文字入力キーの3回目の押下の表示画面を示す図、(E)は該同一の文字入力キーの4回目の押下の表示画面を示す図、(F)は該同一の文字入力キーの5回目の押下の表示画面を示す図、(G)は該同一の文字入力キーの6回目の押下の表示画面を示す図、(H)は他の文字入力キーが押下された場合の表示画面を示す図である。
【図17】第2実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット小文字の入力モード時に、アクセント入力キーを押下してチルダー記号を選択後、表面に「m、n、o、6」が印刷される文字入力キーが押下された場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)はチルダー記号が選択されている表示画面を示す図、(B)は該同一の文字入力キーの1回目の押下の表示画面を示す図、(C)は該同一の文字入力キーの2回目の押下の表示画面を示す図、(D)は該同一の文字入力キーの3回目の押下の表示画面を示す図、(E)は他の文字入力キーが押下された場合の表示画面を示す図である。
【図18】第3実施形態に係るテープ印字装置の文字入力の制御処理時に実行されるアクセント文字入力/表示処理を示すサブフローチャートである。
【図19】第3実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット大文字の入力モード時に、アクセント入力キーを押下してウムラウト記号を選択後、いずれかの文字入力キーが押下された場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)はウムラウト記号が選択されている表示画面を示す図、(B)は該いずれかの文字入力キーの1回目の押下の表示画面を示す図、(C)は該同一の文字入力キーの2回目の押下の表示画面を示す図、(D)は該同一の文字入力キーの3回目の押下の表示画面を示す図、(E)は該同一の文字入力キーの4回目の押下の表示画面を示す図、(F)は該同一の文字入力キーの5回目の押下の表示画面を示す図、(G)は該同一の文字入力キーの6回目の押下の表示画面を示す図、(H)は他の文字入力キーが押下された場合の表示画面を示す図である。
【図20】第3実施形態に係るテープ印字装置のアルファベット小文字の入力モード時に、アクセント入力キーを押下してチルダー記号を選択後、いずれかの文字入力キーが押下された場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)はチルダー記号が選択されている表示画面を示す図、(B)は該いずれかの文字入力キーの1回目の押下の表示画面を示す図、(C)は該同一の文字入力キーの2回目の押下の表示画面を示す図、(D)は該同一の文字入力キーの3回目の押下の表示画面を示す図、(E)は該同一の文字入力キーの4回目の押下の表示画面を示す図、(F)は該同一の文字入力キーの5回目の押下の表示画面を示す図、(G)は該同一の文字入力キーの6回目の押下の表示画面を示す図、(H)は該同一の文字入力キーの7回目の押下の表示画面を示す図、(I)は他の文字入力キーが押下された場合の表示画面を示す図である。
【図21】他の実施形態に係るテープ印字装置のキー文字記憶領域に格納される文字を選択する際に使用するテーブルの一例を示す図で、(A)は通常入力時に選択される通常時キー文字選択テーブル、(B)はアクセント文字入力時に選択されるアクセント入力時キー文字選択テーブルを示す図である。
【図22】他の実施形態に係るテープ印字装置の文字入力/表示処理(S6)の処理において、アルファベット大文字の通常入力モード時に、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キーを連続して押下した場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)は1回目押下した場合の表示画面を示す図、(B)は2回目押下した場合の表示画面を示す図、(C)は3回目押下した場合の表示画面を示す図で、更に同一文字入力キーが押下された場合は、(A)以降の表示画面が表示される。
【図23】他の実施形態に係るテープ印字装置の文字入力/表示処理(S6)の処理において、アルファベット大文字のアクセント文字の入力モード時に、表面に「d、e、f、3」が印刷される文字入力キーを連続して押下した場合における、液晶表示装置の表示画面の一例を示す図で、(A)は1回目押下した場合の表示画面を示す図、(B)は2回目押下した場合の表示画面を示す図、(C)は3回目押下した場合の表示画面を示す図、(D)は4回目押下した場合の表示画面を示す図で、更に同一文字入力キーが押下された場合は、(A)以降の表示画面が表示される。
【符号の説明】
1 テープ印字装置
2 本体
6 液晶表示装置
9 感熱テープ
26 テープカセット
33 サーマルヘッド
51 CPU
56 ROM
56B アクセント切替順記憶領域
56C キー文字記憶領域
56D アクセント文字記憶領域
57 RAM
65 キー文字選択テーブル
66 アクセント文字選択テーブル
71 通常時キー文字選択テーブル
72 アクセント入力時キー文字選択テーブル
121 アクセント入力キー
122〜130 文字入力キー
131 記号入力キー
132 文字種切替キー
M1、M2 文字種マーク
K1 カーソル
Claims (15)
- 複数個の文字が割り付けられ、押下される毎に前記複数個の文字のうちの1つが順次選択可能となるように構成されている文字入力キーを複数有する文字入力装置において、
前記複数個の文字は、アクセント記号が付されたアクセント文字を含むことを特徴とする文字入力装置。 - アクセント切替キーと、
前記アクセント切替キーが押下されたか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段を介して該アクセント切替キーが押下されたと判定された場合には、前記文字入力キーを介してアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替える入力文字切替手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。 - 前記アクセント記号は、複数種類のアクセント記号を含み、前記複数種類のアクセント記号に予め付された所定の第1順番を記憶する第1記憶手段を備え、
前記入力文字切替手段は、前記アクセント切替キーが1回押下された場合には、前記第1順番の第1順位のアクセント記号が付されたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えることを特徴とする請求項2に記載の文字入力装置。 - 前記入力文字切替手段は、前記アクセント切替キーが複数回連続して押下された場合には、該アクセント切替キーが押下される毎に、アクセント記号の種類を前記第1順番に従って繰返し順次指定し、最後に指定されたアクセント記号の種類が付されたアクセント文字が入力可能な文字となるように切り替えることを特徴とする請求項3に記載の文字入力装置。
- 前記入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、押下された文字入力キーに該入力文字切替手段を介して入力可能となったアクセント記号の種類の付されたアクセント文字が割り付けられているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段を介してアクセント文字が割り付けられていると判定された場合には、該アクセント文字を入力可能な文字とする第1アクセント文字選択手段と、
を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の文字入力装置。 - 前記各文字入力キーに割り付けられた同一アクセント記号の複数のアクセント文字に予め付された所定の第2順番を記憶する第2記憶手段を備え、
前記第1アクセント文字選択手段は、前記第2判定手段を介してアクセント文字が複数個割り付けられていると判定された場合には、該複数個のアクセント文字のうち前記第2順番の第1順位のアクセント文字を入力可能な文字とすることを特徴とする請求項5に記載の文字入力装置。 - 前記第1アクセント文字選択手段は、押下された文字入力キーと同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、前記第2順番に従ってアクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすることを特徴とする請求項6に記載の文字入力装置。
- 前記入力文字切替手段を介して入力可能となったアクセント記号の種類の付された複数のアクセント文字に予め付された所定の第3順番を記憶する第3記憶手段を備え、
前記第1アクセント文字選択手段は、押下された文字入力キーと同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、前記第2順番に従ってアクセント文字を順次入力可能な文字とし、該第2順番の最後の順位のアクセント文字が入力可能な文字とされた後は、引続き前記第3順番に従ってアクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすることを特徴とする請求項6に記載の文字入力装置。 - 前記入力文字切替手段を介して入力可能となったアクセント記号の種類の付された複数のアクセント文字に予め付された所定の第3順番を記憶する第3記憶手段を備え、
前記文字データ入力手段は、前記入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、いずれかの文字入力キーが押下されたか否かを判定する第3判定手段と、
前記第3判定手段を介して文字入力キーが押下されたと判定した場合には、入力可能となったアクセント文字のうち、前記第3順番の第1順位のアクセント文字を入力可能な文字とする第2アクセント文字選択手段と、
を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の文字入力装置。 - 前記第2アクセント文字選択手段は、押下された文字入力キーと同一の文字入力キーが連続して押下された場合には、該同一の文字入力キーが押下される毎に、前記第3順番に従ってアクセント文字を繰返し順次入力可能な文字とすることを特徴とする請求項9に記載の文字入力装置。
- 前記入力文字切替手段を介してアクセント文字が入力可能となった場合に、最初に押下された文字入力キーと異なる文字入力キーが押下されたか否かを判定する第4判定手段と、
前記第4判定手段を介して最初に押下された文字入力キーと異なる文字入力キーが押下されたと判定された場合には、前記第1アクセント文字選択手段又は第2アクセント文字選択手段を介して最後に入力可能な文字とされたアクセント文字を入力文字として確定するアクセント文字確定手段と、
を有することを特徴とする請求項5乃至請求項10のいずれかに記載の文字入力装置。 - 各文字入力キーに割り付けられた複数個の文字に予め付された所定の第4順番を記憶する第4記憶手段と、
前記第1判定手段を介して前記アクセント切替キーが押下されていないと判定された場合には、該文字入力キーが押下される毎に、前記第4順番に従って1個ずつ繰返し順次入力可能な文字とする入力文字選択手段と、
を有することを特徴とする請求項2乃至請求項11のいずれかに記載の文字入力装置。 - 各文字入力キーに割り付けられた複数個の文字のうちアクセント文字以外の文字に予め付された所定の第5順番を記憶する第5記憶手段と、
前記第1判定手段を介して前記アクセント切替キーが押下されていないと判定された場合には、該文字入力キーが押下される毎に、該文字入力キーに割り付けられたアクセント文字以外の文字を前記第5順番に従って1個ずつ繰返し順次入力可能な文字とする通常文字選択手段と、
を有することを特徴とする請求項2乃至請求項11のいずれかに記載の文字入力装置。 - 装置本体表面部に配置される表示手段を備え、
前記表示手段は、前記アクセント切替キーが押下された場合には、前記入力文字切替手段を介して入力可能となるアクセント文字に付されるアクセント記号を表示することを特徴とする請求項2乃至請求項13のいずれかに記載の文字入力装置。 - 装置本体に収納されるテープカセットと、装置本体表面部に配置される文字入力装置と、前記文字入力装置によって入力された文字を前記テープカセットに収納される長尺状のテープに印字する印字手段と、を備えたテープ印字装置において、
前記文字入力装置は、請求項1乃至請求項14のいずれかに記載された文字入力装置であることを特徴とするテープ印字装置。
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