JPH11203032A - 文字入力方法およびその装置 - Google Patents

文字入力方法およびその装置

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JPH11203032A
JPH11203032A JP10018004A JP1800498A JPH11203032A JP H11203032 A JPH11203032 A JP H11203032A JP 10018004 A JP10018004 A JP 10018004A JP 1800498 A JP1800498 A JP 1800498A JP H11203032 A JPH11203032 A JP H11203032A
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JP
Japan
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alphabet
input
standard
character
alphabets
Prior art date
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Application number
JP10018004A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Kurashina
弘康 倉科
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Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP99100504A priority patent/EP0930559B1/en
Priority to ES99100504T priority patent/ES2202934T3/es
Priority to CN 99101082 priority patent/CN1226695A/zh
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • G06F3/0233Character input methods
    • G06F3/0236Character input methods using selection techniques to select from displayed items

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力した規定アルファベットを文字変換する
ことにより、簡単かつ迅速に規定外アルファベットを入
力することができる文字入力方法およびその装置を提供
する。 【解決手段】 直接入力可能な規定アルファベットを当
該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルフ
ァベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文
字変換する文字入力方法において、入力した規定アルフ
ァベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼
び出す呼出し工程と、呼び出した1以上の規定外アルフ
ァベットから任意の1の規定外アルファベットを選択す
る選択工程と、前記入力した規定アルファベットから選
択した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換工
程と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、複数の言語の文字を入
力する文字入力方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、単一のキーボード等(入力手
段)を兼用して、複数の言語(例えば英語、ドイツ語、
フランス語等)のアルファベットを入力する場合、その
キーボード等の各キーに複数の言語のアルファベットを
割り振るとともに、入力言語モード切替キー等により割
り振った言語を所望の言語モードに切り替え、入力する
ようにしている。
【0003】また、例えば英語用キーボードを使用する
場合、英語のアルファベットを規定アルファベットと
し、他言語(例えばドイツ語)のアルファベットを規定
外アルファベットとして入力するときに、記号入力と同
様の要領で記号選択画面に入り、表示された候補の中か
ら、その規定外アルファベット毎に選択することにより
入力するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の方法では、例えば各キーの役割を入力言語モード
キー等により切り替える場合、キーボード上のキーの割
り付けを考慮する必要があり、また小さなキー上に種々
の言語対応の文字の割り付けを印刷することには無理が
あるとともに、そのキーの役割変更の操作が煩雑にな
る。
【0005】また、記号入力と同様の要領で目的の文字
を選択する場合は、膨大な数の候補の中から見つけるた
め、カーソルなどによる選択操作が煩雑になり、手間が
かかる。一方、選択肢の階層を設けて階層を深くすれ
ば、一階層で探す数は減るが、多階層となりやはり操作
が面倒となる。
【0006】本発明は、このような課題を解決し、入力
した規定アルファベットを文字変換することにより、簡
単かつ迅速に規定外アルファベットを入力することがで
きる文字入力方法およびその装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の文字
入力方法は、直接入力可能な規定アルファベットを当該
規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファ
ベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文字
変換する文字入力方法において、入力した規定アルファ
ベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼び
出す呼出し工程と、呼び出した1以上の規定外アルファ
ベットから任意の1の規定外アルファベットを選択する
選択工程と、前記入力した規定アルファベットから選択
した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換工程
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項5の文字入力装置は、直接
入力可能な規定アルファベットを当該規定アルファベッ
トに関連する1以上の規定外アルファベットのうちの任
意の1の規定外アルファベットに文字変換する文字入力
装置において、前記規定外アルファベットを記憶する記
憶手段と、任意の規定アルファベットを入力する入力手
段と、入力した規定アルファベットに関連する1以上の
規定外アルファベットを呼び出す呼出し手段と、呼び出
した1以上の規定外アルファベットから任意の1の規定
外アルファベットを選択する選択手段と、前記入力した
規定アルファベットから選択した規定外アルファベット
への文字変換を行う変換手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0009】一般に、欧州など複数の言語が広く使われ
ている文化圏では、文字入力方法およびその装置として
は、より多くの言語に対応することが望まれる。この文
字入力方法およびその装置では、(例えば英語の)直接
入力可能な複数の規定アルファベットのうちの、対応す
る(例えばフランス語の)規定外アルファベットが1つ
以上存在するものについて、その規定外アルファベット
を呼出し、呼び出された中から所望の文字を選択して、
その選択した文字へ変換することができる。
【0010】すなわち、この文字入力方法およびその装
置では、規定アルファベット(例えば「e」)を入力す
ることにより、それを文字変換して、簡単かつ迅速に規
定外アルファベット(例えば「ё」)を入力することが
できる(図8参照)。なお、1つの規定アルファベット
に対応する規定外アルファベットが複数存在する場合、
一度入力された規定外アルファベットを学習する学習機
能を持たせることにより、複数の規定外アルファベット
に変換の優先順位を設けることもできる。
【0011】請求項1の文字入力方法において、前記規
定外アルファベットには、対応する規定アルファベット
に符号を付したものが含まれることを特徴とすること
が、好ましい。
【0012】請求項5の文字入力装置において、前記規
定外アルファベットには、対応する規定アルファベット
に符号を付したものが含まれることを特徴とすること
が、好ましい。
【0013】各国で使用される言語の中には、アルファ
ベットの構成が異なっていても、文字の大部分が規定の
アルファベットで、一部だけが異なる場合も多い。この
文字入力方法およびその装置では、規定アルファベット
に対応する規定外アルファベットとして、符号を付した
符号付きアルファベット(例えばダイアクリティカルマ
ーク「¨」「^」「 ̄」(図9(a)参照)を付したも
のや、特殊記号「℃」「£」(図9(b)参照)等)が
含まれるので、この規定外アルファベットに簡単に変換
できる。
【0014】このことによって、ユーザは従来から慣れ
親しんだ入力手段(キーボード等)を用いて、その規定
アルファベットを入力し、それを変換するだけで、種々
の符号付きアルファベットに変換することができ、操作
性が向上する。
【0015】請求項1または2の文字入力方法におい
て、前記文字変換の指示は、前記直接入力された規定ア
ルファベットに対応する1以上の規定外アルファベット
を含む複数の候補を表示させるとともに、表示された前
記複数の候補のうちのいずれかを選択することにより行
われることを特徴とすることが、好ましい。
【0016】請求項5または6の文字入力装置におい
て、前記呼出し手段は、前記直接入力された規定アルフ
ァベットに対応する1以上の規定外アルファベットを含
む複数の候補を表示する表示手段と、をさらに有するこ
とを特徴とすることが、好ましい。
【0017】この文字入力方法およびその装置では、入
力された規定アルファベットに対応する1つ以上の規定
外アルファベットを含む複数の候補が表示されるため、
目的のアルファベットを、表示された候補のなかから選
択することができ、このことにより、類似した規定外ア
ルファベットの中から所望の文字を敏速にかつ正確に入
力できる。
【0018】請求項1ないし3の文字入力方法におい
て、前記規定アルファベットの入力方法は、入力切替モ
ードにより和文入力が可能なことを特徴とすることが、
好ましい。
【0019】請求項5ないし7の文字入力装置におい
て、前記入力手段は、入力切替モードにより、和文入力
可能なものであることを特徴とすることが、好ましい。
【0020】この文字入力方法およびその装置では、入
力切替モードによって、例えばローマ字入力やかな入力
による和文の入力が可能なため、和文入力と、規定アル
ファベットや規定外アルファベットを混在させて入力す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】図1および図2は、本発明の一実施形態に
係る文字入力装置を適用したテープ印刷装置の全体構成
を示している。両図に示すように、このテープ印刷装置
1は、その上面の手前側部分にキーボード2を、奥右側
に液晶表示器9を備え、奥左側には蓋3が取り付けられ
ている。液晶表示器9は、通常のテキスト表示の状態で
行番号および6キャラクタ分を1行とする4行分が表示
可能な表示画面9aを有している。
【0023】キーボード2には、アルファベットキーや
記号キーなどを含む文字キー群21、各種の動作モード
などを指定するための機能キー群などが配列されてい
る。機能キー群には、他の機能キーによる処理の取消等
のための取消キー22、後述の入力モードを選択指定す
るための入力切替キー23、ファイル操作や印刷フォー
ム選択のためのファイル・フォームキー24、それぞれ
右(「→」)、下(「↓」)、上(「↑」)、左
(「←」)方向へのカーソル移動用の4個のカーソル移
動キー25、26、27、28、印刷動作を開始させる
印刷キー29、および各種モードの選択やテキスト入力
時の改行のための選択キー30が含まれる。
【0024】図2に示すように、蓋3の下側には、テー
プカートリッジ4を装着するための装着部5が設けられ
ている。テープカートリッジ4には、一定の幅のテープ
状のテープ(記録媒体)Tが巻回された状態で内蔵され
ており、テープTはこのテープカートリッジ4から送り
出されながら押字に供される。また、テープカートリッ
ジ4には、相異なる幅等のテープTの種別を識別できる
ように、裏面に小さな複数の孔が設けられ、これに対応
して装着部5には、この孔の有無を検出するマイクロス
イッチ(図示せず)が設けられている。これにより、テ
ープTの種別を検出できるようになっている。
【0025】また、テープTは、裏面に接着面が形成さ
れるとともに、接着面に剥離紙を貼着した構成になって
いる。テープカートリッジ4内には、テープTととも
に、インクリボンRが巻回された状態で収納されてい
る。テープTとインクリボンRは、そのケース41に形
成した窓42の位置で相互に重なり合った状態で走行す
るとともに、印字後テープTのみが外部に排出され、イ
ンクリボンRは内部で巻き取られるようになっている。
【0026】装着部5には、サーマルヘッド6が配置さ
れており、テープカートリッジ4が装着部5に装着さ
れ、閉蓋されると、サーマルヘッド6が前進し、テープ
カートリッジ4に装着したプラテンとの間に、窓42か
ら重なり合って露出しているテープTとインクリボンR
とを挟持するようになっている。そして、印字指令に従
ってプラテンが回転するとともに、サーマルヘッド6を
発熱駆動することにより、所望の文字などがインクリボ
ンRを介してテープTの表面に印刷される。
【0027】次に、図3を参照して、テープ印刷装置1
の制御系の構成を説明する。制御系は、CPU40、R
OM50、RAM60およびキャラクタジェネレータR
OM(以下「CG−ROM」という)70を有する制御
回路80を備えている。制御回路80の入力ポート側に
は、キーボード2が接続されている。また、制御回路8
0の出力ポート側には、ヘッド駆動用のドライバ81を
介してサーマルヘッド6が接続され、表示駆動用のドラ
イバ82を介して液晶表示器9が接続されている。
【0028】ROM50は、プログラムメモリ領域51
を有し、ここには、サーマルヘッド6や液晶表示器9を
制御する制御プログラムや、後述する各処理プログラム
などを記憶している。またROM50は、後述の規定外
アルファベット(図8〜9参照)のコードデータを記憶
する規定外アルファベットメモリ領域52を有してい
る。
【0029】RAM60は、キーボード2から入力され
た文字、記号などのテキストデータを一時的に記憶する
テキストメモリ61、液晶表示器9の表示画面9aの表
示内容に対応する画像データを記憶する表示画像データ
メモリ62、CPU40の処理結果を一次的に記憶する
レジスタ群63、後述する各種処理において画像データ
等を作成するための作業領域64、などを備えている。
CG−ROM70は、テープ印刷装置1に用意されてい
る文字や記号などのフォントデータを記憶していて、文
字などを特定するコードデータが与えられたときに、対
応するフォントデータを出力する。
【0030】次に、図4以降を参照して、テープ印刷装
置1の制御全体の処理フローを説明する。但し、カーソ
ルキー25等によるカーソルの移動などの基本的動作
や、その他、本発明に直接、関係しない機能キー等によ
る動作の処理フローは、まとめて「他の機能キー等に対
応する処理(S11)」として表示し、詳細な説明は省
略する。
【0031】電源ONなどにより処理が開始すると、図
4に示すように、まず、テープ印刷装置1を、前回の電
源OFF時の状態などに戻すために、退避していた各制
御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S1)、次
に、表示画面処理を行う(S2)。表示画面9aは、図
5(a)に示すように、行番号と6キャラクタ分のテキ
ストデータが表示可能になっていて、例えば、同図
(b)のように表示される。以下、この表示画面9aの
状態を画面Txxで表現し、またその参照番号で図示す
る。
【0032】例えば、図5に示すように、1行目に「春
は」、2行目に「あけぼ」まで入力した後のテキスト入
力中の状態で、図示のように、「の」をキー入力する
と、図4に示すように、キー入力有と判別し(S3:Y
es)、機能キーでないことを判別し(S4:No)、
キャラクタ入力処理を行う(S5)。このキャラクタ入
力処理(S5)では、そのテキストデータの「の」をテ
キストメモリ61に取り込み、対応するフォントデータ
をCG−ROM70から読み出して、対応する「の」の
反転画像データを表示画像データメモリ62に記憶され
た表示画像データのカーソルに対応する位置に格納す
る。
【0033】続いて、「の」を確定するために選択キー
30を押すと、図4に示すように、キー入力有と判別し
(S3:Yes)、機能キーであることを判別し(S
4:Yes)、入力切替キー23ではないことを判別し
(S6:No)、印刷キー29ではないことを判別した
(S8:No)後、「の」を確定する処理を行う(S1
1)。すなわち表示画像データメモリ62内の「の」の
反転画像データを正画像データに交換する。この結果、
再度、表示画面処理(S2)を行ったときに、図6の画
面T11の表示となる。
【0034】このテキストデータ入力後は、それぞれ右
(「→」)、下(「↓」)、上(「↑」)、左
(「←」)方向へのカーソル移動用の4個のカーソル移
動キー25、26、27、28(以下、それぞれ「カー
ソル「→」キー25」、「カーソル「↓」キー26」、
「カーソル「↑」キー27」、および「カーソル「←」
キー28」という)によって、テキストデータ全体の確
認をすることができる。
【0035】これらの表示状態となっているときに、印
刷キー29を押すと、図4に示すように、キー入力有と
判別し(S3:Yes)、機能キーであることを判別し
(S4:Yes)、入力切替キー23ではないことを判
別し(S6:No)、印刷キー29であることを判別し
た(S8:Yes)後、印刷画像作成処理(S9)によ
って、印刷画像データを作成し、その印刷画像データに
基づいて、印刷を行う(S10)。そして、その後、再
度、次のキー入力待ちの状態の表示を行う(S2)。
【0036】次に、入力モード切替処理について、説明
する。図4に示すように、表示画面処理(S2)が行わ
れている状態で、入力切替キー23を押すと、キー入力
有と判断し(S3:Yes)、機能キーであることを判
別し(S4:Yes)、入力切替キー24であることを
判別した(S6:Yes)後、入力切替処理を行う(S
7)。
【0037】例えば、図6に示すように、テキスト入力
画面表示(画面T11:以下、「画面」を省略)のとき
に、入力切替キー23を押すと、各入力モードへの切替
が可能になる(T12)。すなわち、ローマ字入力、
かな入力、英文字入力の3つのうちのいずれか1つ
を、カーソル「↓」キー26またはカーソル「→」キー
25、もしくはカーソル「↑」キー27またはカーソル
「←」キー28の操作によって反転表示させ、選択キー
30を押すことによって、反転表示されたものを選択・
指定することができる(T12〜T14)。そして、
英文字入力が本発明の特徴となる英欧文入力方法の指定
となっている。
【0038】以下に、英欧文入力方法について説明す
る。
【0039】上述のように、テキスト入力表示の状態
(T11)から、カーソル「↓」キー26またはカーソ
ル「→」キー25、もしくはカーソル「↑」キー27ま
たはカーソル「←」キー28を押すことによって、英
文字入力を反転表示させて(T12〜T14)、選択キ
ー30を押すと、英文字入力が選択され(T14)、テ
キスト入力画面に戻る(T15)。
【0040】ここで、例えば次の行に「aё」と入力し
たい場合、この状態(T15)から選択キー30を押す
と、次の行への入力が促されるので(T16:図6と図
7で共通)、図7に示すように、まず「a」をキー入力
する。カーソルKは、「a」の場所を示し、「a」が仮
確定する(T22)。次に、「ё」の入力であるが、最
初に「ё」に類似した英文字「e」をキー入力する。こ
の操作で「e」は仮確定となり、カーソルKは、「e」
の場所を示し、それまで仮確定であった「a」は最終確
定となる(T23)。
【0041】ここで、変換キー31を押すと、「e」に
類似した他言語の候補がROM50の規定外アルファベ
ットメモリ領域52からコードデータとして読み出さ
れ、CG−ROM70によってフォントデータに変換さ
れて、画面の最終段に一列に並んで表示される(T2
4)。
【0042】次にカーソル「→」キー25およびカーソ
ル「←」キー28を押して目的の候補を選択する。カー
ソル「→」キー25およびカーソル「←」キー28を押
した回数に応じて、候補は反転表示され(T25)、目
的の候補「ё」が反転表示されたところで、選択キー3
0を押すと、仮確定していた「e」が「ё」となって最
終確定する(T26)。この場合の候補の例を図8に示
す。
【0043】なお、他言語の大文字を入力する場合に
は、シフトキー32を押した状態で、例えば「e」キー
を入力すると、「E」と表示されるので、前述の場合と
同様に、変換キー31を押して画面に表示された候補の
中から選択すれば良い(図8参照)。また、大文字を続
けて入力する場合にはCAPSキー等でロックさせ、入
力しても良い。逆に、ロックさせた状態で小文字を入力
する場合には、シフトキー32を押しながら入力し、他
言語への変換も前述と同様の操作をすれば良い。
【0044】以上に説明したように、本実施形態のテー
プ印刷装置1では、規定アルファベット(例えば
「e」)を入力することにより、それを変換して、簡単
かつ迅速に規定外アルファベット(例えば「ё」)を入
力できる。
【0045】すなわち、一般に欧州など複数の言語が広
く使われている文化圏では、文字入力方法およびその装
置としては、より多くの言語に対応することが望まれ
る。このテープ印刷装置1では、(例えば英語の)入力
可能な複数の規定アルファベットのうちの、対応する
(例えばフランス語の)規定外アルファベットが1つ以
上存在するものについて、その規定外アルファベットを
記憶しているので、その規定外アルファベットへの変換
を指示することにより変換できる。
【0046】なお、1つの規定アルファベットに対応す
る規定外アルファベットが複数存在する場合、一度入力
された規定外アルファベットを学習する学習機能を持つ
ことにより、複数の規定外アルファベットに変換の優先
順位を設けることもできる。
【0047】ところで、各国で使用される言語の中に
は、アルファベットの構成が異なっていても、文字の大
部分が規定のアルファベットで、文字の一部だけが異な
る場合も多い。
【0048】上述のテープ印刷装置1では、規定アルフ
ァベットに対応する規定外アルファベットとして、符号
を付した符号付きアルファベット(例えばダイアクリテ
ィカルマーク「¨」「^」「 ̄」(図9(a)参照)を
付したものや、特殊記号「℃」「£」(図9(b)参
照)等)をROM50の規定外アルファベットメモリ領
域52に記憶しているので、それらを呼び出して選択す
ることにより、この規定外アルファベットに簡単に変換
できる。
【0049】このことによって、ユーザは従来から慣れ
親しんだ入力手段(キーボード等)を用いて、その規定
アルファベットを入力し、それを変換するだけで、種々
の符号付きアルファベットに変換することができ、操作
性が向上する。
【0050】また、テープ印刷装置1では、入力された
規定アルファベットに対応する1つ以上の規定外アルフ
ァベットを含む複数の候補が表示されるため、目的のア
ルファベットを、表示された候補のなかから選択でき、
このことにより、目的の規定外アルファベットを敏速に
入力できる。
【0051】また、テープ印刷装置1では、ローマ字入
力やかな入力による和文の入力が可能なため、和文入力
と、規定アルファベットや規定外アルファベットを混在
させて入力することができる。
【0052】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
【0053】例えば、入力モードの切替は、表示画面に
表示させるのではなく、キーボード上にローマ字入力、
かな入力、英字入力それぞれのキーを設けて、そのキー
の押下によって切り替えても良い。また、3つのキーを
兼用して、そのキーの役割をシフトキー等を用いて行う
等、より少ないキーでの切替も可能である。さらに、表
示画面上に入力モードの設定を直接表示させるのではな
く、画面外に各入力モードの設定を印刷しておき、それ
に隣接するような場所の画面の一部にインジケーター等
を設けて、入力モードの設定が確認できるようにしても
良い。
【0054】また、入力言語モード(例えば英語入力:
図6の「英字」入力モード)以外に変換言語モード(例
えばドイツ語入力)を設けることもできる。この場合、
入力言語モードを設定した後、文字入力前に、変換言語
モードを設定したときには、その後に入力される全ての
(英語の)文字に対応して、変換言語(ドイツ語)に関
係する文字のみを候補とする一方、文字入力後に変換言
語モードを設定したときには、その入力済みの(未確定
の)文字について、変換言語に関係する文字のみを候補
とするなど、種々の工夫が可能になる。
【0055】そしてこれらの場合、例えば前者の場合に
は、全文がドイツ語の文章を英語用のキーボードを使用
して入力するときなどに便利であり、後者の場合、全文
が英文のうちの一部分がドイツ語による文を入力すると
きなどに便利であり、いずれの場合も操作性や利便性が
向上する。
【0056】さらに、例えばダイアクリティカルマーク
(例えば「¨」)モード等を設け、規定アルファベット
を入力した場合、その規定アルファベットにダイアクリ
ティカルマークを付したダイアクリティカルマーク付き
アルファベットの候補だけを表示できるようにしても良
い。このことによって、目的の規定外アルファベットが
どの言語に属するのか不明な場合でも形状が把握できて
いれば、入力が可能であり、入力操作の手間が削減でき
る。
【0057】また、規定アルファベットを複数個入力し
た後(例えば「aeefu」)、規定外アルファベット
へ変換したいアルファベットの範囲を指定することも可
能である(例えば「ee」を範囲指定した場合「aёё
fu」となる)。このことにより、複数個の規定アルフ
ァベットを同一のダイアクリティカルマークを付した規
定外アルファベットへ、まとめて変換することができ
る。
【0058】また、途中の任意のアルファベットに変換
マーク(文字修飾等)を付して指定するなどの方法によ
り、とびとびの複数のアルファベットをまとめて変換で
きるようにしても良い。
【0059】なお、実施形態等において前述の図4で
は、通常の処理フローの中にキー入力による処理フロー
を含めて説明したが、最も説明し易い例を示したのであ
って、キー入力による種々の割込処理や、各処理毎に独
立したプログラムをマルチタスク処理等により管理する
などの、他の手法を用いても同様にできることはいうま
でもない。
【0060】また、上述した実施形態では、サーマルヘ
ッド方式のテープ印刷装置としたが、インクジェット方
式でも良いし、サーマルヘッド方式においても、サーマ
ルヘッドの発熱体によってインクを昇華させる昇華型熱
転写方式、溶融型熱転写方式など、種々のタイプのテー
プ印刷装置に適用できる。また、テープカートリッジか
ら供給するテープとしても、剥離紙付きのテープばかり
でなく、同様に市販されている転写テープ、アイロン転
写テープなどの剥離紙のないものでも良いことはいうま
でもない。
【0061】さらに、本発明の英欧文字入力処理の思想
は、テープ印刷装置以外にも、同じく他言語を入力する
機能を有する電子機器(例えば、小型の印章作成装置)
においても利用できる。
【0062】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、細部の構成を任意に変更することが可能である。
【0063】
【発明の効果】上述のように、本発明のテープ印刷装置
によれば、入力した規定アルファベットを文字変換する
ことにより、簡単かつ敏速に規定外アルファベットを入
力できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外
観斜視図である。
【図2】図1のテープ印刷装置の、蓋を開けた状態の斜
視図である。
【図3】図1のテープ印刷装置の制御系を示す概略ブロ
ック図である。
【図4】図1のテープ印刷装置の制御全体の概略処理を
示すフローチャートである。
【図5】液晶表示器の表示画面を説明するための図であ
る。
【図6】入力モード切替処理を説明するための表示画面
の一例を示す図である。
【図7】規定アルファベットから規定外アルファベット
への変換方法を表示画面のイメージで示す図である。
【図8】選択可能な規定外アルファベットの例を表にし
た図である。
【図9】主な符号付きアルファベット(ダイアクリティ
カルマーク)および特殊記号の一例を表にした図であ
る。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 2 キーボード 3 蓋 4 テープカートリッジ 5 装着部 6 サーマルヘッド 9 液晶表示器 21 文字キー群 22 取消キー 23 入力切替キー 24 ファイル・フォームキー 25R、26D、27U、28L …… カーソル移動
キー 29 印刷キー 30 選択キー 31 変換キー 32 シフトキー 40 CPU 50 ROM 51 プログラムメモリ領域 60 RAM 61 テキストメモリ 62 表示画像データメモリ 63 レジスタ群 64 作業領域 70 キャラクタジェネレータROM 80 制御回路 K カーソル R インクリボン T テープ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接入力可能な規定アルファベットを当
    該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルフ
    ァベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文
    字変換する文字入力方法において、 入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外
    アルファベットを呼び出す呼出し工程と、 呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1
    の規定外アルファベットを選択する選択工程と、 前記入力した規定アルファベットから選択した規定外ア
    ルファベットへの文字変換を行う変換工程と、を備えた
    ことを特徴とする文字入力方法。
  2. 【請求項2】 前記規定外アルファベットには、対応す
    る規定アルファベットに符号を付したものが含まれるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の文字入力方法。
  3. 【請求項3】 前記文字変換の指示は、 前記直接入力された規定アルファベットに対応する1以
    上の規定外アルファベットを含む複数の候補を表示させ
    るとともに、表示された前記複数の候補のうちのいずれ
    かを選択することにより行われることを特徴とする、請
    求項1または2に記載の文字入力方法。
  4. 【請求項4】 前記規定アルファベットの入力方法は、
    入力切替モードにより和文入力が可能なことを特徴とす
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載の文字入力方
    法。
  5. 【請求項5】 直接入力可能な規定アルファベットを当
    該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルフ
    ァベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文
    字変換する文字入力装置において、 前記規定外アルファベットを記憶する記憶手段と、 任意の規定アルファベットを入力する入力手段と、 入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外
    アルファベットを呼び出す呼出し手段と、 呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1
    の規定外アルファベットを選択する選択手段と、 前記入力した規定アルファベットから選択した規定外ア
    ルファベットへの文字変換を行う変換手段と、を備えた
    ことを特徴とする文字入力装置。
  6. 【請求項6】 前記規定外アルファベットには、対応す
    る規定アルファベットに符号を付したものが含まれるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の文字入力装置。
  7. 【請求項7】 前記呼出し手段は、 前記直接入力された規定アルファベットに対応する1以
    上の規定外アルファベットを含む複数の候補を表示する
    表示手段と、をさらに有することを特徴とする、請求項
    5または6に記載の文字入力装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段は、入力切替モードによ
    り、和文入力可能なものであることを特徴とする、請求
    項5ないし7のいずれかに記載の文字入力装置。
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