JP2000209662A - 移動電話機 - Google Patents

移動電話機

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JP2000209662A
JP2000209662A JP11374384A JP37438499A JP2000209662A JP 2000209662 A JP2000209662 A JP 2000209662A JP 11374384 A JP11374384 A JP 11374384A JP 37438499 A JP37438499 A JP 37438499A JP 2000209662 A JP2000209662 A JP 2000209662A
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Jeffrey Bond
ボンド ジェフリー
Steven J F Grove
ジェイ.エフ. グローブ スティーブン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/7243User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages
    • H04M1/72436User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages for text messaging, e.g. short messaging services [SMS] or e-mails
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2250/00Details of telephonic subscriber devices
    • H04M2250/70Details of telephonic subscriber devices methods for entering alphabetical characters, e.g. multi-tap or dictionary disambiguation

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージ入力の際のキー操作回数を削減す
る。 【解決手段】 頻度分布テーブル15には、ユーザによ
り入力されたメッセージまたは受信したメッセージ中の
各記号の使用頻度が計算され記録される。CPU24
は、キー操作部12に対応して複数の記号からなる英数
字群がそれぞれ設定されていて、ユーザがメッセージの
入力を行う際には、キー操作部12が操作される度に、
英数字群のうちの各記号を頻度分布テーブル15に記憶
されている使用頻度の高い順に表示部13に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動電話機に関す
るものであり、特に移動電話機のユーザインターフェー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの移動電話機で、英数字キーボード
でSMS(Short Message Service:簡易メッセージサ
ービス)または住所録の入力などのテキストメッセージ
を入力する場合、ユーザは、各文字に対して各キーを1
回以上操作して入力しなければならない。表示部に表示
される英数字記号群(文字と数字)は特定のキーと対応
しており、そのキーを操作する度に、カーソルによって
その群の各記号が段階的に変化する。そうして、カーソ
ル下の記号がメッセージに入力される。
【0003】表示される群の最初の選択順序は一定であ
り、キー“2”については“ABC2”という記号群が
設定されているため、キーを1回押すとカーソルが“B
C2A”へ移動、2回押すと“C2AB”へ移動、とい
う具合に移動する。キー“2”に“ABC”が割り当て
られ、キー“3”に“DEF”が割り当てられているよ
うな標準的な電話キーバッド配列では、必要な文字が各
キーで3番目の文字である場合には、その必要な文字を
入力するのにキーを3回押す必要があるという状況の方
が多くなる。
【0004】同様に、テキストメッセージの中に数字を
入力する必要がある場合、各数字を入力するのにキーを
4回押す必要があるのが一般的である。SMS等のテキ
ストメッセージ中に数字が入る率は高くなりつつある。
また、各キーで選択できる記号に、さらに別の記号を含
める場合がある。すなわち、表示される記号群をABC
2xxxとして、xxxの部分に曲折アクセント符号や
セディラを有する記号などの英語以外のテキストで使用
される文字を含める場合等が考えられる。そのような特
別な記号が含まれる場合でも、下記に説明する使用頻度
分布の計算を行うことができるが、説明が複雑になるの
を避けるため、以下で示した例には含めていない。
【0005】従来技術の方法では、長い時間キーを押す
ことで、カーソルが不要な文字や数字を迅速に飛ばすよ
うにしていた。この方法では、所定の期間より長い時間
にわたってキーが押されていると(長時間キー押し)、
キー押しを止めるまで、カーソルが表示された記号を段
階的に通過し続ける。キーを押すのが所定の期間より短
い場合(短時間キー押し)、カーソルは表示されている
次の記号のみに移動し、その記号に留まる。長時間キー
押しおよび短時間キー押しによる選択は、移動電話機の
ユーザにとってあまり使い勝手が良いものではないこと
が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移動電
話機用ユーザインタフェースでは、表示記号の選択の際
に、長時間キー押しおよび短時間キー押しによる選択を
必要としていたため、移動電話機のユーザにとってあま
り使い勝手が良いものではないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、表示記号の選択を簡素化
し、記号選択に要する時間を短縮することができる移動
電話機用ユーザインタフェースを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の移動電話機は、それぞれ複数の記号が割り
当てられ、ユーザがメッセージを入力する際に操作され
る複数の入力手段と、前記入力手段に割り当てられた複
数の記号を表示する表示手段と、ユーザが前記入力手段
を操作する度に、当該入力手段に割り当てられている該
記号を標準的な文章における一般的な使用頻度に基いて
使用頻度の高い順に前記表示手段に表示し、当該入力手
段のユーザによるその後の操作に基き表示されている記
号群のなかから1個の記号を選択する制御手段とを有す
る。
【0009】本発明の他の移動電話機では、前回選択さ
れた記号が数字である場合、当該記号群内の数字を先頭
に表示するようにしてもよい。
【0010】また、本発明の他の移動電話機は、それぞ
れ複数の記号が割り当てられ、ユーザがメッセージを入
力する際に操作される複数の入力手段と、前記入力手段
に割り当てられた複数の記号を表示する表示手段と、ユ
ーザにより入力されたメッセージまたは受信したメッセ
ージ中の各記号の使用頻度を記録している頻度分布テー
ブルと、メッセージを入力または受信するたびに、前記
頻度分布テーブル中の各記号の使用頻度を更新し、ユー
ザが前記入力手段を操作する毎に、当該入力手段に割り
当てられている各記号を前記頻度分布テーブルに記憶さ
れている使用頻度に基いて使用頻度の高い順に前記表示
手段に表示し、当該入力手段のユーザによるその後の操
作に基き表示されている記号群のなかから1個の記号を
選択する制御手段とを有する。
【0011】また、本発明の実施態様によれば、前記制
御手段は、前記記号群内の記号の使用頻度が、所定の閾
値以上となった場合に、前記記号群内における当該記号
の表示順位を他の記号の表示順位より高くする。
【0012】また本発明の他の実施態様によれば、前記
制御手段は、前記記号群内の第1の記号の使用頻度が、
該記号群内の第2の記号の使用頻度より所定の閾値以上
だけ大きくなった場合に、前記記号群内において前記第
2の記号より高い表示順位を前記第1の記号に対して割
り当てる。
【0013】前記入力手段は、キー操作部中のキーとす
ることができるが、それに代わる入力手段を使用するこ
とも可能である。ペン型電話機などの小型移動電話機に
好適な代替入力手段の例は、メトロカ(Metroka)らに
対する米国特許5、754、645号に記載されてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0015】(第1の実施形態)先ず、本発明の第1の
実施形態の移動電話機について図1を参照して説明す
る。
【0016】図1を参照すると、本実施形態の移動電話
機11が示されていて、この移動電話機11は、キー操
作部12と表示部13を含むユーザインターフェースを
有している。キー操作部12には、文字および数字の両
方を入力するための多数のキーがあり、それらの英数字
キーを用いて、送信用の簡易メッセージを作成すること
ができる。また、この図1では、キー“3”の表面を拡
大して、キー表面に設けられている記号付けがより詳細
にわかるようにしてある。
【0017】また、本実施形態の移動電話機11の構成
を図2のブロック図を参照して説明する。
【0018】本実施形態の移動電話機11は、表示部1
3と、キー操作部12と、CPU14とを有している。
【0019】CPU14は、キー操作部12の各数字キ
ーに複数の記号からなる英数字群がそれぞれ設定されて
いて、ユーザがメッセージの入力を行う際には、キー操
作部12が操作される度に、英数字群のうちの各記号
を、標準的な文章における一般的な使用頻度の高い順に
表示部13に表示する。
【0020】英文中の個々の文字の使用頻度に差異があ
ることは広く知られており、このことはモールス信号の
開発に使用されている。以下の表1に示された使用頻度
は、エンサイクロペディア・ブリタニカの暗号学に関す
るページから計算したものである。この表1において、
これらの計算値は小数点以下2桁に四捨五入してある。
【0021】
【表1】 当然、異なったテキストからは若干異なる値の使用頻度
が得られるであろうし、標準的な文についての一般的な
使用頻度の値は、移動電話機で使用される簡易メッセー
ジの種類に関連する略号および通語による影響を受ける
であろう。さらに、個人個人によって、特定の言葉や語
句を他の人より多用する傾向が異なるため、頻度分布は
かなり個性的なものになる。さらに、各個人がメッセー
ジに入れる言葉や語句をどのように選択するかは、その
時の流行の影響を受けて非常に速く変化する。
【0022】各英数字キー2、3、4、5、6、7、
8、9についての通常の割り当ては、ABC2、DEF
3、GHI4、JKL5、MNO6、PQRS7、TU
V8、WXYZ9である。上記の表1を用いると、必要
な文字がキー上の最初の文字となる確率は、=p(A)
+p(D)+p(G)+p(J)+p(M)+p(P)
+p(T)+p(W)=0.29となる。
【0023】また、必要な文字がキー上の2番目の文字
となる確率は、=p(B)+p(E)+p(H)+p
(K)+p(N)+p(Q)+p(U)+p(X)=
0.28となる。
【0024】さらに、必要な文字がキー上の3番目また
は4番目の文字となる確率は、=p(C)+p(F)+
p(I)+p(L)+p(O)+p(R)+p(V)+
p(Y)+p(S)+p(Z)=0.43となる。
【0025】従って、標準的な英語テキスト(非無作為
的に選択された文字)の各文字については、キーを3回
押す必要がある確率が最も高い。本実施形態の移動電話
機におけるキー操作部12では、通常割り当てられる文
字・数字群が各キーに割りあてられ、各キーには通常の
印字(ABC、DEFなど)が施されている。しかし、
本実施形態の移動電話機では、選択対象記号の選択は、
表1に従って、使用頻度が大きな順に配列し直されてい
る。そこで、その改良キーボードの選択順序はACB
2、EDF3、IHG4、LKJ5、NOM6、RSP
Q7、TUV8、YWXZ9となっている。
【0026】この改良キー操作部配列を用いると、必要
な文字がキー上の最初の文字となる確率は、=p(A)
+p(E)+p(I)+p(L)+p(N)+p(R)
+p(T)+p(Y)=0.54となり。
【0027】また、必要な文字がキー上の2番目の文字
となる確率は、=p(C)+p(D)+p(H)+p
(K)+p(O)+p(S)+p(U)+p(W)=
0.29となる。
【0028】さらに、必要な文字がキー上の3番目また
は4番目の文字となる確率は、=p(B)+p(F)+
p(G)+p(J)+p(M)+p(P)+p(V)+
p(X)+p(Q)+p(Z)=0.17となる。
【0029】従って、本実施形態におけるキー操作部1
2を用いることにより、ほとんどの場合、キーを1回押
すだけで、必要な文字を使えるようになる。例として、
“hello how are you today”というメッセージを入力
するのに必要なキー操作回数(各スペースのための1回
のキー操作を含む)を以下に示す。
【0030】従来のキー操作部:キー操作回数 46回 本実施形態のキー操作部:キー操作 32回(30%の
低減) (第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形態の移
動電話機について説明する。
【0031】上記第1の実施形態の移動電話機では、各
記号群からの記号の選択の順序は固定されていたが、以
下の実施形態では、記号群からの記号選択の順序が適応
的に変化するようにしたものである。SMSメッセージ
などのテキストメッセージ中に数字を入力したいユーザ
は通常、キーを連続して操作して各記号を循環すること
で、必要な数字に到達しなければならない。数字は通
常、配列の4番目の記号であることから、“234”等
の数字を入力するためには、下記に示すようにキーを1
2回押すことになる。
【0032】ABC2>BC2A>C2AB>2ABC
で「2」を選択する。
【0033】DEF3>EF3D>F3DE>3DEF
で「3」を選択する。
【0034】GHI4>HI4G>I4GH>4GHI
で「4」を選択する。
【0035】文字よりも数字の使用が予想される際に
は、選択順序を変更することで対応する。一つの数字を
選択すると、その後複数回にわたり、数字が選択順序の
一番目となることがわかっている。
【0036】図3は、本実施形態の移動電話機における
適応表示を図示したフローチャートである。先ず、ユー
ザの前回の選択が数字であるかどうかが判定され(ステ
ップ201)、ユーザの前回の選択が数字である場合、
各英数字群内の数字に対して、その群内の文字より高い
優先順位が割り当てられる(ステップ202)。その
後、文字が選択されるまで、選択の最初に数字が割り当
てられるようになる。文字が選択されると、選択順序が
元に戻って、以前の文字を優先する順序に戻る。また、
ステップ201において、ユーザの以前の選択が数字で
無い場合には、文字を優先する通常の選択順序が用いら
れる(ステップ203)。
【0037】本実施形態の移動電話機により“234”
を入力した場合の操作を以下に示す。
【0038】 ABC2>BC2A>CA2B>2ABCで「2」を選択する。
【0039】 3DEF で「3」を選択する。
【0040】 4GHI で「4」を選択する。
【0041】選択順序が数字を優先するように変更され
ていると、数字“234”はこのように、キーを6回押
すだけで選択される。
【0042】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態の移動電話機について説明する。
【0043】本実施形態の移動電話機では、SMSメッ
セージにおける個々の文字についての頻度分布は、記憶
されているメッセージファイルを参照して計算される。
特に個人的な頻度分布に関しては、記号の使用状況を継
続的に監視して、定期的な更新を行うことにより現在の
使用状況を反映するようにすることが有用である。ま
た、例えば移動電話機を共同使用することにより異なる
個人がユーザとなる場合には、個人的な頻度分布の更新
は特に有用なものとなる。
【0044】特定ユーザに関する個人的な頻度分布を、
そのユーザが例えばメニュー選択によって移動電話機に
入力するようにすることが有用な場合もある。しかし、
ほとんどの場合、頻度分布の継続的な更新を行う方が有
用である。そして、多数のメッセージ全体にわたる使用
履歴に応じて記号群内の表示順位を決定することによ
り、煩雑な表示順位の変更を避けるようにすることが好
ましい。
【0045】個人的な頻度分布のこのような定期的また
は継続的更新を行うために、ユーザが過去に送ったある
一定数のメッセージ中の特定の記号の使用頻度を計算す
るようにしてもよい。同様に、移動電話機が受信したメ
ッセージ中の特定記号の使用頻度を計算するようにして
もよい。この使用頻度は移動電話機内で計算することが
できる。
【0046】本実施形態の移動電話機21は、図4に示
すように、キー操作部12と、表示部13と、CPU2
4と、頻度分布テーブル15とから構成されている。
【0047】頻度分布テーブル15は、ユーザにより入
力されたメッセージまたは受信したメッセージ中の各記
号の使用頻度が記録されている。
【0048】CPU24は、キー操作部12の各数字キ
ーに複数の記号からなる英数字群がそれぞれ設定されて
いて、ユーザがメッセージの入力を行う際には、キー操
作部12が操作される度に、英数字群のうちの各記号を
頻度分布テーブル15に記憶されている使用頻度の高い
順に表示部13に表示する。
【0049】図4を参照すると、ユーザが過去に送信し
たメッセージ中の特定記号の使用頻度に基いて、その記
号の使用頻度を更新するための方法を説明するためのフ
ローチャートが図示されている。メッセージ開始時に、
既に設定されている選択順序に従って、メッセージ中に
記号が入力される(ステップ301)。すると、その記
号に対応するカウンタ値がインクリメントされる(ステ
ップ302)。そして、現在のカウンタ値に基いて、各
記号群(ABCxxx、DEFxxxなど)がソートさ
れ、高い値の方が低い値より優先順位が高く設定される
(ステップ303)。各メッセージのさらに別の記号が
入力されると、対応するカウンタ値がインクリメントさ
れて、ユーザによる現在の使用頻度が得られる。メッセ
ージが終わると(ステップ304)、そのメッセージに
よって修正された使用頻度が維持される。
【0050】記号群内での優先順位の煩雑な変更を回避
し、メッセージ内における各記号の使用頻度の正確な計
算を行えるようにするため、図6に示したような方法を
実行するようにしてもよい。図6について説明すると、
最初はメッセージは保存されておらず、初期値が閾値と
して設定されている。以下に示した例では、初期値とし
て閾値は4に設定されている。
【0051】メッセージ中の文字の頻度分布が計算され
る(ステップ401)。そして、各キーに設定されてい
る英数字の表示順序を闘値と頻度分布に基いて変更する
(ステップ402)。そして、新たな優先順位を用いて
メッセージの作成が行われる(ステップ403)。そし
て、メッセージの送信/保存が行われ(ステップ40
4)、処理が終了する。この処理を具体的な例を参照し
て以下に説明する。
【0052】第1のメッセージ(メッセージ1)が入力
され、そのメッセージについては、ユーザによる特定記
号の使用頻度についての計算はされていない。まだ、ど
の記号も使用されていない時点で計算された初期の頻度
分布は次のようになる。 A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 この初期の頻度分布に対応する各数字キーの文字の配列
(表示順序)は、以下のような標準的な配列である。 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0+- &-#.l ABC DEF GHI JKL MNO PQRS TUV WXYZ ここで、以下のメッセージが入力・保存された場合につ
いて説明する。
【0053】“Hello mum, how are you” キーマッピングの配列は標準的な配列のままであるた
め、必要なキー操作回数は2+2+3+3+3+1+2
+1+2+3+2+1+3+2+3+3+2=38であ
る。
【0054】次のメッセージ(メッセージ2)の入力が
開始される際には、新たな頻度分布が適用されるが、そ
の新たな頻度分布は、前のメッセージ(メッセージ1)
で使用された記号によって決定される。メッセージ1に
従った頻度分布の更新によって、新たな頻度分布が提供
される。 A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 1 0 0 0 2 0 0 2 0 0 0 2 2 0 3 0 0 1 0 0 2 0 1 0 1 0 いずれのキーにおいても予め決定されている閾値4に達
していないことから、メッセージ2についての各数字キ
ーの文字配列は、メッセージ1から変わっておらず、以
下のように標準的な配列のままとなる。 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0+- &-#.l ABC DEF GHI JKL MNO PQRS TUV WXYZ 次に、以下のメッセージを入力・保存する。
【0055】“Mum, I'll be home late” 必要なキー操作回数は、1+2+1+3+3+3+2+
2+2+3+1+2+3+1+1+3=33となる。
【0056】第3のメッセージ(メッセージ3)の入力
を開始すると、それ以前の2個のメッセージから導か
れ、メッセージ3に適用される頻度分布は、次のように
なる。 A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 2 1 0 0 5 0 0 3 1 0 0 5 5 0 4 0 0 1 0 1 3 0 1 0 1 0 ここで、E、L、MおよびOという記号についてのカウ
ント値が、閾値4に達しているため、メッセージ3を作
成する際に適用される、調節されたキー配列は次のよう
になる。 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0+- &-#.l ABC EDF GHI LJK MON PQRS TUV WXYZ 次に、メッセージ1の繰り返しである次のメッセージが
入力・保存される。
【0057】“Hello mum, how are you” 調節されたキー配列を適用して必要なキー操作回数は、
1+1+1+1+1+2+1+2+1+2+1+3+1
+3+2+2=25となる。
【0058】従って、この反復メッセージ(メッセージ
3)は、元のメッセージであるメッセージ1よりキー操
作回数が35%減っている。
【0059】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態の移動電話機について説明する。
【0060】本実施形態の移動電話機では、ユーザが送
るメッセージおよび/または移動電話機が受信するメッ
セージを用いて履歴データが得られ、それを用いて、以
後の記号の頻度分布が決定される。使用するキー配列
は、メッセージの履歴とその内容に基いて決定される。
【0061】キー配列を決定する際には闘値が用いられ
る。各記号について使用頻度がカウントされ、英数字群
内の第1の記号の使用頻度が、その群内の第2の記号の
使用頻度を所定の閾値以上の量だけ超えると、英数字群
内において第2の記号より高い優先順位が第1の記号に
対して割り当てられる。
【0062】例えば、1つの記号群内の3種類の記号
(ABC)を用いて説明する。記号ABCのそれぞれに
ついての使用頻度がカウントされ、第1の記号(例えば
B)が第2の記号(例えばA)についてのカウントを閾
値以上の量だけ超えると、Bの方がAより優先される。
使用頻度増加に伴う閾値の効果の例を以下に示してあ
る。ここで闘値は“4”である。 A B C キー配列 0 0 0 ABC A B C キー配列 1 3 1 ABC A B C キー配列 (B−闘値)>A 1 5 2 BAC A B C キー配列 (B−闘値)>A かつ(C−闘値)>A 1 5 5 BCA A B C キー配列 (B-闘値)>A かつ(C−闘値)>A 1 5 9 CBA かつ(C−闘値)>B A B C キー配列 (C−闘値)>A 2 5 9 CAB
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、メッセ
ージ入力の際のキー操作回数を削減することができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の移動電話機のユーザ
インターフェースの一例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の移動電話機の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の移動電話機における
アダプティブ表示のためのフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施形態の移動電話機の構成を
示すブロック図である。
【図5】図4の移動電話機における動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施形態の移動電話機における
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 移動電話機 12 キー操作部 13 表示部 14 CPU 15 頻度分布テーブル 21 移動電話機 24 CPU 201〜203 ステップ 301〜304 ステップ 401〜404 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン ジェイ.エフ. グローブ イギリス国、バークシャー アールジー2 0ティーディー、 レディング、 イン ペリアル ウェイ、 インペリウム、 レ ベル3、エヌ・イー・シー・テクノロジー ズ・ユーケー・リミテッド内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の記号が割り当てられ、ユ
    ーザがメッセージを入力する際に操作される複数の入力
    手段と、 前記入力手段に割り当てられた複数の記号を表示する表
    示手段と、 ユーザが前記入力手段を操作する度に、当該入力手段に
    割り当てられている該記号を標準的な文章における一般
    的な使用頻度に基いて使用頻度の高い順に前記表示手段
    に表示し、当該入力手段のユーザによるその後の操作に
    基き表示されている記号群のなかから1個の記号を選択
    する制御手段とを有する移動電話機。
  2. 【請求項2】 前回選択された記号が数字である場合、
    当該記号群内の数字を先頭に表示する請求項1記載の移
    動電話機。
  3. 【請求項3】 それぞれ複数の記号が割り当てられ、ユ
    ーザがメッセージを入力する際に操作される複数の入力
    手段と、 前記入力手段に割り当てられた複数の記号を表示する表
    示手段と、 ユーザにより入力されたメッセージまたは受信したメッ
    セージ中の各記号の使用頻度を記録している頻度分布テ
    ーブルと、 メッセージを入力または受信するたびに、前記頻度分布
    テーブル中の各記号の使用頻度を更新し、ユーザが前記
    入力手段を操作する毎に、当該入力手段に割り当てられ
    ている各記号を前記頻度分布テーブルに記憶されている
    使用頻度に基いて使用頻度の高い順に前記表示手段に表
    示し、当該入力手段のユーザによるその後の操作に基き
    表示されている記号群のなかから1個の記号を選択する
    制御手段とを有する移動電話機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記号群内の記号の
    使用頻度が、所定の閾値以上となった場合に、前記記号
    群内における当該記号の表示順位を他の記号の表示順位
    より高くする請求項3記載の移動電話機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記記号群内の第1の
    記号の使用頻度が、該記号群内の第2の記号の使用頻度
    より所定の閾値以上だけ大きくなった場合に、前記記号
    群内において前記第2の記号より高い表示順位を前記第
    1の記号に対して割り当てる請求項3記載の移動電話
    機。
  6. 【請求項6】 前記入力手段には、1個の数字とアルフ
    ァベットを含む1個以上の記号が割り当てられている請
    求項1から5のいずれか1項記載の移動電話機。
  7. 【請求項7】 前記入力手段が、キーである請求項1か
    ら6のいずれかに記載の移動電話機。
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