JP4536960B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両用空調装置に関し、とくに車両への組み付けの容易な車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、内部に熱交換器を有する空調ユニットと、該空調ユニットと吹き出しグリルを連通するダクト、および空調ユニットのダンパの駆動を調節する空調ユニットとを有する車両用空調装置はよく知られている。図4に従来の車両用空調装置を示す。図4において、70は車両用空調装置を示している。車両用空調装置70は、内部にブロワ71、エバポレータ72、ヒータコア73、エアミックスダンパ80等を備えた空調ユニット74を有している。また、空調ユニット74には、DEF吹き出しグリル75に連通するDEFダクト76、VENT吹き出しグリル77に連通するVENTダクト78が接続されている。空調ユニット74、DEFダクト76、VENTダクト78は別々の部材から構成されている。また、エアミックスダンパ80等は、インストルメントパネル81に設けられるコントロールユニット84の駆動機構にワイヤで連結されており、モードに応じて開度等が調整されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような車両用空調装置70を車両(自動車)に取り付ける際には、DEF吹き出しグリル75、VENT吹き出しグリル77をインストルメントパネル81に取り付け、これらにダクト76、78を連結して、さらに該ダクト76、78を空調ユニット74に連結している。このため、組み付け作業効率が著しく低下するおそれがある。また、空調ユニット74、ダクト76、78、グリル75、77をそれぞれ別部材としたのでは部品点数が増加しコストアップを招くおそれもある。また、各部材ごとに別々の設計が必要になる。さらに、近年、乗用車においては、インストルメントパネル81にカーオーディオ機器85等を搭載する場合も多い。つまり、インストルメントパネル81には、コントロールユニット84、グリル75、77、オーディオ機器85等の多くの部材が別々に設けられるので、インストルメントパネル81の空きスペースが小さくなりインストルメントパネル81の設計の自由度が低下するおそれもある。
【0004】
そこで本発明の課題は、車両への組み付け作業性を向上しつつ、コストダウンを達成し、併せてインストルメントパネルの設計の自由度を向上することのできる車両用空調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の車両用空調装置は、内部に熱交換器を有する空調ユニットと、空調装置のダンパを駆動するコントロールユニットとを有する車両用空調装置において、前記空調ユニットに吹き出しダクトを一体に形成するとともに、前記コントロールユニットの操作パネルに吹き出しグリル部を一体に形成し、該グリル部に前記吹き出しダクトを連結し、前記操作パネルには回動式のコントロールレバーが設けられており、該コントロールレバーの内周縁側に前記グリル部が形成されていることを特徴とするものからなる。
【0007】
吹き出しグリル部は、回動式のコントロールレバーと同軸上に配置することができる。
【0008】
上記のような車両用空調装置においては、空調ユニットに吹き出しダクト(たとえばVENTダクト)が一体に形成されるとともに、コントロールユニットの操作パネルに吹き出しグリル部が一体に形成されているので、空調ユニット、吹き出しダクト、吹き出しグリル部、コントロールユニットをそれぞれ別部材に構成していた従来の空調装置に比べて部品点数を低減でき、車両への組み付け作業性を向上しつつ、製造コストを低減することができる。
【0009】
また、従来インストルメントパネルに設けられていた吹き出しグリル部をコントロールユニットの操作パネルに一体に形成すれば、インストルメントパネルの空きスペースを拡大することができるので、該空きスペースに自由にデザインを施すこともできる。よって、インストルメントパネルの設計の自由度を向上することができる。さらに、操作パネルのコントロールレバーが、回動式のコントロールレバーである場合には、該コントロールレバーの内周縁側に吹き出しグリル部を形成すれば、操作パネル上におけるコントロールレバーおよび吹き出しグリル部の占有スペースを縮小することができるので、操作パネル、ひいてはコントロールユニットの小型化に寄与することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の望ましい実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1ないし図3は、本発明の一実施態様に係る車両用空調装置を示している。図において、1は車両用空調装置を示している。車両用空調装置1は、内部にエバポレータ、ヒータコア等の熱交換器(図示略)を有する空調ユニット2と、該空調ユニット2内のダンパ(図示略)を駆動するコントロールユニット3とを有している。空調ユニット2には、吹き出しダクトであるVENTダクト4、DEFダクト5が一体に形成されている。また、空調ユニット2にはFOOTダクト18および内外気吸入口19が設けられている。VENTダクト4の先端には、コントロールユニット3側の吹き出しグリル部6、7に連結する連結部8、9がVENTダクト4に一体に形成されている。
【0011】
コントロールユニット3には、図2、図3に示すようにVENTダクト4が連結する吹き出しグリル部6、7が一体に形成されている。より具体的には、コントロールユニット3の操作パネル10に吹き出しグリル部6、7が一体に形成されている。操作パネル10には、回動式のコントロールレバー11、12が設けられている。本実施態様においては、コントロールレバー11は温度調節を行う温度調節レバーに、コントロールレバー12はモード切換を行うモード切換レバーになっている。
【0012】
吹き出しグリル部6、7は、図3に示すように回動式のコントロールレバー11、12の内周縁側に形成されており、コントロールレバー11、12は吹き出しグリル部6、7の外周縁に沿って回動するようになっている。本実施態様においては、吹き出しグリル部6、7の中心軸とレバー11、12の回動中心軸が同一軸になっている。そして、コントロールレバー12を回動すると、ギヤ部13のレバー14に連結されるワイヤ15が駆動され空調ユニット2内のダンパが駆動するようになっている。なお、図示を省略したがコントロールレバー11側にもこれと同様の駆動機構が構成されている。
【0013】
また、コントロールユニット3の操作パネル10には、もう一つのコントロールレバー16が設けられている。コントロールレバー16は、内外気切換レバーになっており、レバー16を図3の左右に移動させることにより、レバー16に連結されるワイヤ17が駆動し内外気切換ダンパ(図示略)が駆動するようになっている。
【0014】
上記のような車両用空調装置においては、空調ユニット2に吹き出しダクトとしてのVENTダクト4が一体に形成されるとともに、コントロールユニット3の操作パネル10に吹き出しグリル部6、7が一体に形成されている。したがって、空調ユニット2、VENTダクト4、吹き出しグリル部6、7、コントロールユニット3をそれぞれ別部材に構成していた従来の空調装置に比べて部品点数を大幅に低減することができるので、製造コストを低減できる。また、空調装置を車両に組み付ける場合には、吹き出しグリル部6、7とVENTダクト4の連結部8、9とを連結するだけで簡単に組み付けを完了することができる。
【0015】
また、本実施態様においては、従来インストルメントパネルに設けられていた吹き出しグリル部6、7をコントロールユニット3の操作パネル10に一体に形成しているので、インストルメントパネルの空きスペースを拡大でき、該インストルメントパネル10の設計の自由度を向上することができる。さらに、本実施態様においては、コントロールレバー11、12の内周縁側に吹き出しグリル部6、7が形成されているので、操作パネル10上におけるコントロールレバー11、12、吹き出しグリル部6、7の占有スペースを縮小することができる。したがって、操作パネル10、ひいてはコントロールユニット3の小型化に寄与することもできる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車両用空調装置によるときは、空調ユニットに吹き出しダクトが一体に形成されるとともに、コントロールユニットの操作パネルにグリル部が形成されるので、従来の車両用空調装置に比べて大幅に部品点数を低減しコストダウンを達成しつつ、組み付け作業性を向上することができる。
【0017】
また、従来インストルメントパネルに設けられていた吹き出しグリル部は、コントロールユニットに一体に形成されるので、インストルメントパネルの空きスペースを拡大することができる。したがって、空きスペースには自由なデザインを施すことができるのでインストルメントパネルの設計の自由度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る車両用空調装置の分解斜視図である。
【図2】図1の車両用空調装置のコントロールユニットの(一部)側断面図である。
【図3】図1の車両用空調装置のコントロールユニットの斜視図である。
【図4】従来の車両用空調装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 車両用空調装置
2 空調ユニット
3 コントロールユニット
4 VENTダクト
5 DEFダクト
6、7 吹き出しグリル部
8、9 連結部
10 操作パネル
11、12、16 コントロールレバー
13 ギヤ部
14、20 レバー
15、17 ワイヤ
18 FOOTダクト
19 内外気吸入口

Claims (4)

  1. 内部に熱交換器を有する空調ユニットと、空調装置のダンパを駆動するコントロールユニットとを有する車両用空調装置において、前記空調ユニットに吹き出しダクトを一体に形成するとともに、前記コントロールユニットの操作パネルに吹き出しグリル部を一体に形成し、該グリル部に前記吹き出しダクトを連結し、前記操作パネルには回動式のコントロールレバーが設けられており、該コントロールレバーの内周縁側に前記グリル部が形成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記コントロールレバーとグリル部とが同軸上に配置されている、請求項の車両用空調装置。
  3. 前記コントロールレバーが、モード切換レバーおよび/または温度調節レバーからなる、請求項またはの車両用空調装置。
  4. 前記吹き出しダクトがVENTダクトである、請求項1または2の車両用空調装置。
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