JP3197980B2 - 自動車用インバータ装置の放熱促進機構 - Google Patents

自動車用インバータ装置の放熱促進機構

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JP3197980B2 JP9421393A JP9421393A JP3197980B2 JP 3197980 B2 JP3197980 B2 JP 3197980B2 JP 9421393 A JP9421393 A JP 9421393A JP 9421393 A JP9421393 A JP 9421393A JP 3197980 B2 JP3197980 B2 JP 3197980B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として電気自動車等
の空調装置付き自動車に搭載されると共に、空調装置を
駆動する電動機の回転数を制御するためのインバータ装
置に対して放熱促進を行う自動車用インバータ装置の放
熱促進機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインバータ装置には、空
調装置を駆動する電動機の回転数制御時に動力負荷等に
伴って生じる発熱を効果的に放出するための放熱促進機
構が備えられている。この放熱促進機構は、インバータ
装置本体に備えられる放熱部としてのヒートシンクを含
んでいるが、このようなヒートシンクには大型放熱フィ
ンを備えたものや、或いは放熱フィン及び冷却ファンを
備えたもの等、様々なタイプのものがある。
【0003】図3は、従来の自動車用インバータ装置1
の放熱促進機構の基本構成を示したもので、同図(A)
は側面図に関するもの,同図(B)は正面図に関するも
のである。このインバータ装置1の場合、外観上は多数
のスリットSを有する放熱フィンが設けられたヒートシ
ンク5上にケース10が設けられて構成されているが、
放熱促進機構は、上述した放熱フィン及び冷却ファンを
ヒートシンクに備えた構成のもので、具体的に言えば、
ヒートシンク5に設けられた多数のスリットSを有する
放熱フィンと、ヒートシンク5上のケース10内に位置
する部分に設けられた3つの発熱部6と、ヒートシンク
5に収納された冷却ファン8とから構成されている。
【0004】このような放熱促進機構の場合、インバー
タ装置1の動力負荷時に各発熱部6で発熱が生じると、
その熱エネルギーの大部分はヒートシンク5自体に伝わ
って自然冷却されるが、その一部は各放熱フィンのスリ
ットSを通して直接外気へ放出される。こうした自然冷
却のみで発熱の抑制が不足するとき、更に冷却ファン8
がヒートシンク5に送風して強制冷却を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した自動車用イン
バータ装置の放熱促進機構の場合、大型放熱フィンをヒ
ートシンクに備えた構成であれば、インバータ装置自体
が大型となって設置スペースを要するため、小型車には
設置できないという難点がある。
【0006】これに対し、放熱フィン及び冷却ファンを
ヒートシンクに備えた構成の場合、インバータ装置自体
を小型化できる利点はあるが、冷却ファンの回転音がノ
イズとなって車室内に籠り易いという問題がある。特
に、電気自動車の場合には停止時に走行用の駆動モータ
が止まっても冷却ファンの回転は継続するため、ファン
ノイズが気に掛かり易い。
【0007】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、小さな占有スペー
スで設置可能であると共に、ノイズ音を最小限に低下し
得る自動車用インバータ装置の放熱促進機構を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、空調装
置を駆動する電動機の回転数を制御すると共に、該電動
機の回転数制御時に動力負荷等に伴って生じる発熱を放
出するための放熱部を備えた自動車用インバータ装置の
放熱促進機構であって、空調装置の熱交換時に得られる
熱交換気を案内すると共に、放熱部に接続されて該熱交
換気を該放熱部に導入するための接続筒部を有するダク
トを備え、ダクト内には、空調装置に具備されて自動車
室における内外気を熱交換して熱交換気を得る熱交換器
と、自動車室における内外気の切り替え吸入時に熱交換
気を内部へ送風する送風機とが設けられた自動車用イン
バータ装置の放熱促進機構が得られる。
【0009】又、本発明によれば、上記自動車用インバ
ータ装置の放熱促進機構において、接続筒部内には、コ
ントローラにより制御されると共に、熱交換気の通気量
を調節するための風量調節器が備えられた自動車用イン
バータ装置の放熱促進機構が得られる。
【0010】更に、本発明によれば、上記自動車用イン
バータ装置の放熱促進機構において、放熱部の付近の温
度を検出して温度検出信号を出力する温度検出手段を備
え、コントローラは、温度検出信号に基づいて風量調節
器を制御する自動車用インバータ装置の放熱促進機構が
得られる。
【0011】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の自動車用イン
バータ装置の放熱促進機構について、図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る自動車
用インバータ装置1の放熱促進機構の基本構成を示した
ものである。
【0012】この放熱促進機構は、インバータ装置1に
よる図示されない空調装置を駆動する電動機Mの回転数
制御時に動力負荷等に伴って生じる発熱を効果的に放出
するためにインバータ装置1本体に備えられるヒートシ
ンク(放熱部)5を含む他、空調装置の熱交換時に得ら
れる熱交換気を案内する風路を形成するダクト9を含む
が、ここでのダクト9はインバータ装置1のヒートシン
ク(放熱部)5に接続されて熱交換気をヒートシンク5
に導入するための接続筒部3を有する点を除けば汎用的
な構成となっている。
【0013】即ち、ここでのダクト9は、一端側に外気
A1吸入用の吸入口と内気A2吸入用の吸入口とを有
し、これらの各吸入口からの通気はその近傍に設けられ
た内外気切り替えダンパD1によって調節される。
【0014】又、ダクト9内には内外気切り替えダンパ
D1からやや隔てた位置にブロワファン(図示せず)を
回転駆動するためのブロワモータ11が設けられてお
り、ダクト9内の奥には空調装置に具備されて自動車室
における内外気(内気A2,外気A1)を熱交換して熱
交換気を得る熱交換器12,13が備えられている。こ
のうち、熱交換器13の周囲には一対のエアミックスダ
ンパD2が設けられ、その熱交換時に得られる熱交換気
A3の通気を調節できるようになっている。尚、ここで
のブロワファン及びブロワモータ11は、合わせて自動
車室における内外気(内気A2,外気A1)の切り替え
吸入時に熱交換気A3をダクト9の内部へ送風する送風
機として働く。
【0015】更に、ダクト9の他端側の一方には、モー
ド切り替えダンパD4によって熱交換気A3の通気が調
節され、自動車室内の下位から熱交換気A3を吹き出す
ための吹き出し口が設けられ、この吹き出し口からやや
隔てた位置には他のモード切り替えダンパD4によって
熱交換気A3の通気が調節されるデフロスター(霜取り
装置)14が設けられている。
【0016】加えて、ダクト9の他端側の他方には、自
動車室内の中位から熱交換気A3を分配的に吹き出すた
めに幾つかに枝別れした風路から成る送風部が設けられ
ている。この送風部は、別のモード切り替えダンパD3
によって熱交換気A3の通気が調節されるセンタ部と、
このセンタ部の両側に分岐されたサイド部とから成る。
センタ部の風路の吹き出し口付近には熱交換気A3の吹
き出しの向きを調節するためのセンタレジスタ(抵抗
板)R2,R3が設けられ、サイド部の風路の吹き出し
口付近には熱交換気A3の吹き出しの向きを調節するた
めのサイドレジスタ(抵抗板)R1,R4が設けられて
いる。
【0017】ところで、上述した接続筒部3は、図示の
如くサイドレジスタR4を有するサイド部の風路の側縁
に設けられている。この接続筒部3内には、熱交換気A
3の通気量を調節するための風量調節器としての電動型
ダンパ2が設けられている。この電動型ダンパ2は、イ
ンバータ装置1及びダクト9の外に備えられたコントロ
ーラ4により制御される。又、インバータ装置1には、
各発熱部6の近傍にこれらの各発熱部6付近の温度を検
出して温度検出信号を出力する温度センサ7が備えられ
ている。コントローラ4は温度センサ7からの温度検出
信号に基づいて電動型ダンパ2を制御する。
【0018】図2は、放熱促進機構の要部構成を示した
もので、同図(A)は側面図に関するもの,同図(B)
は正面図に関するものである。このインバータ装置1の
場合も、外観上は多数のスリットSを有する放熱フィン
が設けられたヒートシンク5上にケース10が設けられ
て構成されているが、図3(A),(B)に示した従来
のものと比べて全体的に小型化されている。即ち、この
放熱促進機構では、冷却ファンを持たずに多数のスリッ
トSを有する放熱フィンのみを備えた構成のもので、具
体的に言えば、ヒートシンク5に設けられた多数のスリ
ットSを有する放熱フィンと、ヒートシンク5上のケー
ス10内に位置する部分に設けられた3つの発熱部6、
並びに1つの温度センサ7とから構成され、ヒートシン
ク5及び放熱フィンが著しく小型化されている。
【0019】このような構成の放熱促進機構は、図示さ
れない空調装置本体の駆動時には、熱交換器12,13
の熱交換時(通常は冷房時)に得られる熱交換気A3が
ブロワファンによってダクト9の風路に案内されて接続
筒部3内へと送風される。
【0020】このとき、インバータ装置1においては、
温度センサ7が各発熱部6付近の温度を検出した結果の
温度検出信号をコントローラ4に送出し、コントローラ
4では温度検出信号を入力すると、その温度変化に応じ
て接続筒部3内の電動型ダンパ2を制御する。これによ
り、熱交換気A3は電動型ダンパ2から通気量が調節さ
れた上でヒートシンク5へと吹き出され、各発熱部6で
の放熱が促進されることになる。
【0021】即ち、この放熱促進機構の場合、インバー
タ装置1に対し、予めダクト9内において空調装置の熱
交換器12,13から得られる熱交換気A3を接続筒部
3を介して送風させて利用することが考慮されているた
め、上述したようにヒートシンク5及び放熱フィンの小
型化を具現し、しかも冷却ファンを不要な構成としてい
る。
【0022】尚、上述した一実施例の放熱促進機構で
は、インバータ装置1において3つの発熱部6と1つの
温度センサ7とを備えた構成について説明したが、これ
らの数は限定されない。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の自動車
用インバータ装置の放熱促進機構によれば、ダクト内で
空調装置の熱交換器から得られる熱交換気をダクトの接
続筒部に接続したインバータ装置の放熱部に送風できる
構成としてインバータ装置の放熱部の放熱を促進するよ
うにしているため、インバータ装置自体を小型化した上
で小さな占有スペースで設置できるようになる。又、こ
の放熱促進機構の場合、インバータ装置に冷却ファンを
備える必要が無く、従来の如く冷却ファンの回転による
ノイズ音の発生が無くなるので、インバータ装置が静閑
に運転される。従って、この放熱促進機構は電気自動車
等への適用が極めて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車用インバータ装
置の放熱促進機構の基本構成を示したものである。
【図2】図1に示す放熱促進機構の要部構成を示したも
ので、(A)は側面図に関するもの,(B)は正面図に
関するものである。
【図3】従来の自動車用インバータ装置の放熱促進機構
の基本構成を示したもので、(A)は側面図に関するも
の,(B)は正面図に関するものである。
【符号の説明】
1 インバータ装置 2,D1,D2,D3 ダンパ 3 接続筒部 4 コントローラ 5 ヒートシンク 6 発熱部 7 温度センサ 8 冷却ファン 9 ダクト 10 ケース 11 ブロワモータ 12,13 熱交換器 R1,R2,R3,R4 レジスター(抵抗板)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調装置を駆動する電動機の回転数を制
    御すると共に、該電動機の回転数制御時に動力負荷等に
    伴って生じる発熱を放出するための放熱部を備えた自動
    車用インバータ装置の放熱促進機構であって、前記空調
    装置の熱交換時に得られる熱交換気を案内すると共に、
    前記放熱部に接続されて該熱交換気を該放熱部に導入す
    るための接続筒部を有するダクトを備え、前記ダクト内
    には、前記空調装置に具備されて自動車室における内外
    気を熱交換して前記熱交換気を得る熱交換器と、前記自
    動車室における内外気の切り替え吸入時に前記熱交換気
    を内部へ送風する送風機とが設けられたことを特徴とす
    る自動車用インバータ装置の放熱促進機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用インバータ装置
    の放熱促進機構において、前記接続筒部内には、コント
    ローラにより制御されると共に、前記熱交換気の通気量
    を調節するための風量調節器が備えられたことを特徴と
    する自動車用インバータ装置の放熱促進機構。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車用インバータ装置
    の放熱促進機構において、前記放熱部の付近の温度を検
    出して温度検出信号を出力する温度検出手段を備え、前
    記コントローラは、前記温度検出信号に基づいて前記風
    量調節器を制御することを特徴とする自動車用インバー
    タ装置の放熱促進機構。
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KR101144050B1 (ko) * 2009-12-03 2012-06-01 현대자동차주식회사 전기자동차의 공기조화장치와 그 제어방법
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