JP4536208B2 - 押し花用飾り具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は押し花を額縁に飾ったり、押し花を保存する場合等に使用することができる押し花用飾り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、押し花を額縁に飾る場合、該額縁のガラスあるいはアクリル板の背面に押し花、台紙、乾燥剤を位置させ、これらをアルミ箔で覆って、該アルミ箔の外周部をガラスあるいはアクリル板の外周部に密封状態で接着固定した押し花用飾り具を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の押し花飾り具はガラスあるいはアクリル板に押し花、台紙、乾燥剤を位置させた後、アルミ箔を密封状態でガラスあるいはアクリル板に接着固定するため、その作業が大変で、手数がかかるという欠点があるとともに、押し花を立体的に飾ることができなかったり、密封後に容易に押し花を差し替えることができないという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、押し花を密封状態に容易にできるとともに、押し花を立体的に飾ったり、密封後に容易に押し花の差し替えもできる押し花用飾り具を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明かになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は前面開口の箱状のケース体と、このケース体の背面に取付けられた詰め物によって突出量が変化する詰め物収納ポケットと、前面が透明な板材で形成され、該前面に前記ケース体の開口が位置するように内部に収納した後投入口を密封することができる密封袋とで押し花用飾り具を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図7に示す本発明の第1の実施の形態において、1は本発明の押し花用飾り具で、この押し花用飾り具1は押し花用の額縁2内に収納できるもので、前面開口の箱状のケース体3と、このケース体3の背面に取付けられた詰め物4によって突出量が変化する詰め物収納ポケット5と、前記ケース体3を内部に収納することができる、前面が透明な板材6で形成された投入口7を密封することができる密封袋8とで構成されている。
【0009】
前記ケース体3は厚紙等の紙材で形成されたもので、外周部寄りの底面には複数個の透孔9が形成され、背面には両側および下部に伸縮可能な折りたたみ部10を介して、該ケース体3の両側部および下部に固定された上部に開口部11が形成された紙材製の詰め物収納ポケット5が形成されている。
【0010】
前記密封袋8は前記押し花用の額縁2の前部開口部2aよりも大きなガラスあるいはアクリル板等の透明な板材6と、この透明な板材6の外周部に接着剤等によって密封状態に固定された両端部および下端部が融着固定等によって固定された防湿シート材製の密封袋本体12とで構成されている。
【0011】
前記詰め物4は乾燥剤13、脱酸素剤14、棒状に丸められた紙15、ちぎられた紙、ティシュペーパー、クッション材等の詰め物本体16等、必要に応じて使用される。
【0012】
上記構成の押し花用飾り具1はケース体3内に押し花17をデザイン配置して固定した後、密封袋8内にケース体3の開口部3aが透明な板材6に位置するように挿入する。
しかる後、密封袋8の密封袋本体12にゆるみが生じないように詰め物収納ポケット5内に乾燥剤13、脱酸素剤14や丸められた紙15、ティシュペーパー等の詰め物本体16等の詰め物4を押し込み、密封袋8の投入口7を融着、接着剤や接着テープを用いて密封する。
このように形成された押し花用飾り具1は図6および図7に示すように、押し花用の額縁2内に収納されて飾られる。
【0013】
なお、ケース体3内に押し花17を収納して密封袋8内に収納し、該密封袋8内の投入口7を折りたたみ、接着テープ等で密封状態に閉じておくことにより、押し花17の保存に使用することができる。
【0014】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図8ないし図16に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0015】
図8ないし図10に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ケース体3の背面に両側部に伸縮可能な折りたたみ部10、10を介して該ケース体3の両側部に固定された詰め物収納ポケット5Aを用いた点で、このように形成された詰め物収納ポケット5Aを用いても、ケース体3が密封袋8内に収納されるため、同様な作用効果が得られる押し花用飾り具1Aにできる。
【0016】
図11ないし図13に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ケース体3の一方の側面に詰め物収納ポケット5Bとして使用することができるシート材18の一端部を固定した点で、このように構成した押し花用飾り具1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】
図14ないし図16に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、木材や合成樹脂材で形成したケース体3Aと、しわにならない透明な合成樹脂シートを板材6Aに用いた密封袋8Aとを用いた点で、このように構成した押し花用飾り具1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0019】
(1)前面開口の箱状のケース体と、このケース体の背面に取付けられた詰め物によって突出量が変化する詰め物収納ポケットと、前面が透明な板材で形成され、該前面に前記ケース体の開口が位置するように内部に収納した後投入口を密封することができる密封袋とで構成されているので、押し花をケース体内にデザイン配置することができる。
したがって、押し花のデザイン配置が容易で、立体的にも容易に配置することができる。
【0020】
(2)前記(1)によって、密封袋内にケース体を収納するとともに、ポケットに詰め物を詰めてケース体と密封袋とをゆるみのない固定状態にした後、密封袋の投入口を密封するだけでよいので、従来のようにガラスの外周部にアルミ箔の外周部を密封状態に接着固定するものに比べ、密封作業を短時間に、容易な作業で確実に密封することができる。
したがって、誰でもが楽に使用することができる。
【0021】
(3)前記(1)によって、密封袋の透明な板材でケース体の開口を覆うことができる。
したがって、ケース体の開口を覆う透明な板材にしわが生じたりすることなく、きれいにケース体内の押し花を見せることができる。
【0022】
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のケース体の説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の密封袋の説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の分解図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の使用状態の正面図。
【図7】図6の7−7線に沿う断面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の斜視図。
【図9】図8の9−9線に沿う断面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態のケース体の説明図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の斜視図。
【図12】図11の12−12線に沿う断面図。
【図13】本発明の第3の実施の形態のケース体の説明図。
【図14】本発明の第4の実施の形態の斜視図。
【図15】図14の15−15線に沿う断面図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の分解斜視図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:押し花用飾り具、
2:押し花用の額縁、 3、3A:ケース体、
4:詰め物、
5、5A、5B:詰め物収納ポケット、
6、6A:透明な板材、 7:投入口、
8、8A:密封袋、 9:透孔、
10:折りたたみ部、 11:開口部、
12:密封袋本体、 13:乾燥剤、
14:脱酸素剤、 15:丸められた紙、
16:詰め物本体、 17:押し花、
18:シート材。
Claims (2)
- 前面開口の箱状のケース体と、このケース体の背面に取付けられた詰め物によって突出量が変化する詰め物収納ポケットと、前面が透明な板材で形成され、該前面に前記ケース体の開口が位置するように内部に収納した後投入口を密封することができる密封袋とからなることを特徴とする押し花用飾り具。
- 前面開口の箱状のケース体と、このケース体の背面に形成された乾燥剤、脱酸素剤や詰め物が挿入されることにより突出量が変化するとともに、該ケース体内を乾燥状態等にできる詰め物収納ポケットと、前面が透明な板材で、他は防湿シート材で形成され、該前面に前記ケース体の開口が位置するように内部に収納した後投入口を密封することができる密封袋とからなることを特徴とする押し花用飾り具。
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- 2000-05-01 JP JP2000132186A patent/JP4536208B2/ja not_active Expired - Lifetime
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