JP4614514B2 - 押し花保管袋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は押し花を保管しておく場合に使用する押し花保管袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の押し花保管袋は厚紙を2つ折りにして、表面の中央部を透孔にして透明シート材で覆った内部に押し花を収納するホルダーと、このホルダーを収納することができる防湿透明シート材で開口部に密封可能なチャックが形成された密封袋とで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の押し花保管袋は2つ折りに形成されたホルダーを用いているので、押し花を収納した状態ではホルダーの表紙と裏表紙とで押し花を挟んだ状態になっているため、密封袋内にホルダーを収納する場合に、ホルダーより押し花がはみ出したり、脱落したりする不具合が生じるとともに、ホルダーに収納した押し花がバラけたり、絡み付いたりするという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、密封袋内への出し入れ時にホルダー内に収納された押し花がはみ出したり、バラけたり、絡み付いたりすることなく行なうことができるとともに、内部に収納された押し花を外部より確認することができる押し花保管袋を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は押し花の上下面を覆うことができる両側部に折り曲げ部が形成された透明あるいは半透明シート材で形成された少なくとも2枚以上の保護シートと、この少なくとも2枚以上の保護シートを内部に収納することができる2つ折り状で、少なくとも両面の中央部が透明シートに形成されたホルダーと、このホルダーを収納することができる防湿透明シート材で開口部に密封可能なチャックが形成された密封袋とで押し花保管袋を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図9に示す本発明の第1の実施の形態において、1は押し花を保管する場合に使用する本発明の押し花保管袋で、この押し花保管袋1は押し花の上下面を覆うことができる両側部に折り曲げ部2、2が形成された透明あるいは半透明シート材で形成された少なくとも2枚以上、本発明の実施の形態では2枚の保護シート3、3と、この保護シート3、3を内部に収納することができる2つ折り状で、少なくとも表表紙、裏表紙の中央部が透明シート4、4で形成されたホルダー5と、このホルダー5や必要に応じて脱酸素剤6や乾燥材7を収納することができる防湿透明シート材で、開口部8に密封可能なチャック9が形成された密封袋10とで構成されている。
【0009】
前記保護シート3は図6に示すように、長方形状のトレシングペーパーのほぼ4分の1部位が両側部となるように折り曲げ、両側端部が中央部でわずかに重なるカバー11、11となるように形成するとともに、角部12、12、12、12、12、12、12、12をそれぞれ弧状となるように面取りしたものが使用されている。
【0010】
前記ホルダー5は図7に示すように、厚紙を2つ折りした角部13、13、13、13、13、13、13、13が弧状となるように取り付けられたホルダー本体14と、このホルダー本体14の表表紙14aおよび裏表紙14bの中央部に形成された透孔15、15と、この透孔15、15を覆うように前記ホルダー本体14の表表紙14aおよび裏表紙14b部に接着剤等によって固定された透明シート4、4とで構成されている。
なお、このホルダー5は透明あるいは半透明のプラスチックシート材を2つ折りしたものを用いてもよい。
【0011】
前記密封袋10は、2枚の保護シート3、3とホルダー5とが収納されて密封されるものと、図8に示すように、防湿透明シート材を2枚重ねて周囲を融着等によって固定した密封袋本体16と、この密封袋本体16の開口部8となる部位に該開口部8を密封することができるチャック9と、このチャック9と融着等によって固定された部位との間に使用時にハサミ等で切断する切断用ライン17とで構成されている。
【0012】
上記構成の押し花保管袋1は、使用時に密封袋10の切断用ライン17部位をハサミ等で切断し、チャック9を外して開口部8を開放して、内部に収納されているホルダー5と保護シート3、3とを取り出し、保護シート3、3を開放し、図9に示すように和紙18等の上で作られた押し花19を和紙18等と一緒に収納する。
しかる後、押し花19が収納された保護シート3、3をホルダー5内に挟むように収納した後、密封袋10の開口部8より内部に収納し、該密封袋10内に脱酸素剤6や乾燥剤7を収納して内部の空気を抜いた後、チャック9を閉じて密封状態にする。
この状態では保護シート3、3内に収納された押し花19、19は、該保護シート3、3、ホルダー5の透明シート4、4および密封袋10を介して外部より確認することができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図10ないし図17に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。
なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】
図10ないし図12に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、一方のカバー11aが小さな幅寸法で、他方のカバー11bが大きな幅寸法となるように形成された保護シート3A、3Aと、乾燥シート20をホルダー5内に位置させた点で、このように構成された押し花保管袋1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0015】
図13ないし図15に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、表表紙14a部にだけ透孔15を形成して透明シート4で覆ったホルダー5Aを密封袋10内に2個収納した点で、このように構成した押し花保管袋1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0016】
図16および図17に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、密封袋10内に1個のホルダー5Aと1枚の保護シート3を収納した点で、このように構成した押し花保管袋1Cにしても前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0018】
(1)押し花の上下面を覆うことができる両側部に折り曲げ部が形成された透明あるいは半透明シート材で形成された少なくとも2枚以上の保護シートと、この少なくとも2枚以上の保護シートを内部に収納することができる2つ折り状で、少なくとも両面の中央部が透明シートに形成されたホルダーと、このホルダーを収納することができる防湿透明シート材で開口部に密封可能なチャックが形成された密封袋とで構成されているので、押し花を保護シート内に収納した後、ホルダー内に挟む状態で収納して密封袋内へ収納することができる。
したがって、従来のようにホルダーより収納した押し花が密封袋内へ収納中に両側部より出てきて、押し花を損傷させたりする不具合を確実に防止することができる。
【0019】
(2)前記(1)によって、密封袋内に収納保管した押し花を密封袋、ホルダーの透明シートおよび保護シートを介して確認することができる。
したがって、密封袋に収納した押し花のメモ等を付さなくても、容易に収納保管した押し花を外部より確認することができる。
【0020】
(3)前記(1)によって、押し花を保護シート内に収納するので、保護シート内に収納された押し花は保護シートを持って取り扱うことができる。
したがって、押し花使用時以外は押し花を直接持たなくてもよく、押し花の損傷を効率よく防止することができるとともに、従来より作業性が良く、押し花の整理が容易にできる。
【0021】
(4)前記(1)によって、2枚以上の保護シートと表面、裏面の中央部が透明シートで形成されたホルダーによって、2枚の保護シートに収納された押し花を外部より確認することができる。
したがって、押し花の収納保管をどの押し花が保管されているかを外部から確認できるように、効率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の使用状態の背面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の分解斜視図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の保護シートの説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態のホルダーの説明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の密封袋の説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の保護シートに押し花を収納する説明図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の分解斜視図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の保護シートの説明図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の保護シートに押し花を収納する説明図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の分解斜視図。
【図14】本発明の第3の実施の形態のホルダーの説明図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の使用状態の説明図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の分解斜視図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の使用状態の説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:押し花保管袋、
2:折り曲げ部、 3、3A:保護シート、
4:透明シート、 5、5A:ホルダー、
6:脱酸素剤、 7:乾燥剤、
8:開口部、 9:チャック、
10:密封袋、 11:カバー、
12:角部、 13:角部、
14:ホルダー本体、 15:透孔、
16:密封袋本体、 17:切断用ライン、
18:和紙、 19:押し花、
20:乾燥シート。
Claims (3)
- 押し花の上下面を覆うことができる両側部に折り曲げ部が形成された透明あるいは半透明シート材で形成された少なくとも2枚以上の保護シートと、この少なくとも2枚以上の保護シートを内部に収納することができる2つ折り状で、少なくとも両面の中央部が透明シートに形成されたホルダーと、このホルダーを収納することができる防湿透明シート材で開口部に密封可能なチャックが形成された密封袋とからなることを特徴とする押し花保管袋。
- 押し花の上下面を覆うことができる両側部に折り曲げ部が形成された透明あるいは半透明シート材で形成された少なくとも2枚以上の保護シートと、この少なくとも2枚以上の保護シートを内部に収納することができる2つ折り状の透明材製のホルダーと、このホルダーを収納することができる防湿透明シート材で開口部に密封可能なチャックが形成された密封袋とからなることを特徴とする押し花保管袋。
- 押し花の上下面を覆うことができる両側部に折り曲げ部が形成された透明あるいは半透明シート材で形成された保護シートと、この保護シートを内部に収納することができる2つ折り状で、少なくとも一方の中央部が透明シートで形成されたホルダーと、このホルダーを収納することができる防湿透明シート材で開口部に密封可能なチャックが形成された密封袋とからなることを特徴とする押し花保管袋。
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