JP4534616B2 - 酸素センサのヒータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、酸素センサのヒータ制御装置に関する。
内燃機関の排気中に含まれるHC、CO及びNOxを三元触媒によって浄化する場合には、その転換効率を最大にするため、酸素センサにより排気中の酸素濃度を検出し、この排気中の酸素濃度に基づいて燃料噴射量をフィードバック制御し、空燃比が理論空燃比となるように制御している。
ところで、排気中の酸素濃度を検出するために用いられる酸素センサは、酸素濃度を検出するために酸素センサの雰囲気温度をある程度まで高めておく必要があり、従来より酸素センサ内にヒータを組み込んでセンサ素子の温度を速やかに上昇させ、酸素センサが活性化(信号を出力する)するまでの時間を短縮し、酸素センサの出力に基づく空燃比制御により排出ガスの浄化を促進させる技術が広く知られている。
また、酸素センサのセンサ素子を活性化させるヒータが所期の状態を維持していないと、酸素センサが活性化されない状況が発生する虞があるため、例えば、特許文献1には、酸素センサのセンサ素子の素子インピーダンスを検知することで、ヒータの劣化診断を行う技術が開示されている。
特開2000−193635号公報
しかしながら、特許文献1のように、ヒータの劣化診断をセンサ素子温度と相関のあるセンサ素子インピーダンスから行うと、センサ素子の昇温速度を把握することができない。そのため、ヒータの劣化によりセンサ素子の昇温が極端に遅くなった場合にヒータの異常を検知することができない虞がある。
そのため、例えば、エンジン冷機始動等のセンサ素子が活性化温度に達していない状況において、ヒータによりセンサ素子が活性化するまでの時間が長くなり、その間の排気エミッションが悪化してしまう虞がある。
そこで、本発明の酸素センサのヒータ制御装置は、初期状態のヒータによって、温度範囲A内にある酸素センサを、下限しきい温度から上限しきい温度まで所定の昇温特性で昇温させ、得られた酸素センサの昇温特性を基準昇温特性として記憶しておく基準昇温特性記憶手段と、エンジンが所定の運転状態のときに、ヒータによって、温度範囲A内にある酸素センサを、下限しきい温度から上限しきい温度まで所定の昇温特性で昇温させ、このときの酸素センサの実昇温特性を算出する実昇温特性算出手段と、を備え、基準昇温特性と実昇温特性とに基づいてヒータの劣化を診断することを特徴としている。
本発明によれば、ヒータの劣化診断を酸素センサのセンサ素子の昇温性能から行っているので、ヒータの劣化によりセンサ素子の昇温が極端に遅くなった場合であっても、ヒータの劣化を検知することが可能となり、総じてヒータの劣化診断の精度を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施形態におけるエンジンのシステム構成図であり、エンジン1には、エアクリーナ2、吸気ダクト3、スロットルチャンバ4、吸気マニホールド5を介して空気が供給されている。
スロットルチャンバ4は、スロットルバルブ4aをスロットルモータ4aで開閉駆動する構成となっている。吸気マニホールド5のブランチ部には、各気筒毎に燃料噴射弁6に設けられており、燃料噴射弁6から噴射される燃料によって混合気が形成されている。混合気は燃焼室で点火プラグ7による火花点火によって着火燃焼する。点火プラグ7には、それぞれイグニッションコイル8が設けられている。エンジン1から排出される排気ガスは、排気マニホールド9、触媒コンバータ10、排気ダクト11、マフラ12を介して大気中に放出されている。
スロットルモータ4b、燃料噴射弁6及びイグニッションコイル8は、マイクロコンピュータを内蔵するエンジンコントロールユニット20(以下、ECU20と記す)によって制御されている。ECU20には、各種センサからの検出信号が入力されおり、ECU20はこれら検出信号に基づく演算処理を行い、燃料噴射弁6等に対して制御信号を出力する。
上記の各種センサとしては、スロットルチャンバ4の上流側でエンジン1に吸入空気量を検出するエアフローメータ21、スロットル開度を検出するスロットルセンサ22、エンジン1の冷却水温を温度を検出する水温センサ23、シリンダブロックに設けられ、ノッキング振動を検出するノックセンサ24、クランク角を検出するクランク角センサ25、触媒コンバータ10の上流側で燃焼混合気の空燃比と密接な関係にある排気中の酸素濃度を検出する酸素センサ27、エアフローメータ21と一体的に設けられて吸気温度を検出する吸気温センサ28等が設けられている。尚、本実施形態においては、クランク角センサ25の検出信号に基づき、ECU20でエンジン回転速度(回転数)を算出している。
酸素センサ27は、図2に示すように、排気管内に突出して設けられるセンサ素子としてのジルコニアチューブ30を有し、このジルコニアチューブ30の外側の排気ガス中の酸素濃度と、内側の大気中の酸素濃度との差に応じた起電力を発生するものであって、ジルコニアチューブ30の内側には、素子を加熱し酸素センサ27を活性化させるためのロッド状のヒータ31が配置されている。尚、酸素センサ27は、ジルコニアチューブ型のセンサに限定されるものではなく、例えば特開2001−13107号公報に開示されるように、ヒータを備えたプレート型のセンサであってもよい。
ECU20は、ヒータ31への通電を制御する機能を有しており、以下、ECU20によるヒータ31への通電制御を、図3及び図4のフローチャートを用いて説明する。
尚、図4は、図3内に示すS60のヒータ劣化診断サブルーチンである。また、本実施形態において、運転状態判定手段、高負荷運転継続時間検出手段、運転負荷切替判定手段、としての機能は、図3に示すフローチャートに示すように、ECU20がソフトウエア的に備えている。
図3に示すフローチャートのステップ(以下、単にSと記す)2では、エンジンスタート時であるか否かを判定し、エンジンスタート時の場合にはS4へ進み、すでに運転中であればS10へ進む。ここで、エンジンスタート時であるか否かの判断は、例えば、運転者のエンジンキー操作によりクランキングのためスタータモータに電流が流れている状態の際にはエンジンスタート時と判定し、スタータモータに電流が流れていない状態でクランクシャフトが回転している場合にはエンジンスタート時ではないと判定する。
S4では、ヒータOFFフラグ=0とし、S6に進んでヒータ31への通電を開始し、ヒータ31による酸素センサ27の加熱を開始する。つまり、ヒータOFFフラグ=0となった場合には、ヒータ31による酸素センサ27の加熱が開始される。
S8では、ディレイ時間継続カウント中フラグ=0としてS10へ進む。
S10では、ディレイ時間継続カウント中フラグ=1となっているか否かを判定し、ディレイ時間継続カウント中フラグ=1となっている場合にはS37へ進み、ディレイ時間継続カウント中フラグ=1となっていない場合にはS12へ進む。
S12では、エンジン1が高負荷運転状態であるか否かを判定し、エンジン1が高負荷運転中である場合にはS14へ進み、エンジン1が高負荷運転中ではない場合、すなわち中・低負荷運転中である場合にはS22へ進む。このS12におけるエンジン1の運転状態の判定は、具体的には、エンジン回転数と吸入吸気量とを用いてECU20内部に記憶させてあるマップから運転状態を判定することで実行される。
一方、S37においても、S12と同様に、エンジン1が高負荷運転状態であるか否かを判定し、エンジン1が高負荷運転中である場合にはS39へ進み、エンジン1が高負荷運転中ではない場合にはS38へ進む。
S39では、ディレイ時間継続カウント中フラグ=0とし、ディレイ時間カウントをクリアし、タイマーカウント開始し、今回のルーチンを終了する。このS39にて開始されるタイマーのカウントは、実質的には、高負荷運転状態の継続時間を測定するものであり、後述するS24のタイミングでタイマーのカウントを終了するまで続けられる。
S14では、ヒータOFFフラグ=1となっているか否かを判定し、ヒータOFFフラグ=1となっている場合には今回のルーチンを終了し、ヒータOFFフラグ=1ではない場合にはS16へ進む。
S16では、ヒータOFFフラグ=1とし、S18に進んでヒータ31への通電を停止し、ヒータ31による酸素センサ27の加熱を中断し、S20へ進む。つまり、ヒータOFFフラグ=1となった場合には、ヒータ31による酸素センサ27の中断される。
S20では、ECU20内の内部タイマーによるカウントを開始し、今回のルーチンを終了する。尚。S20にて開始されるタイマーのカウントは、実質的には、高負荷運転状態の継続時間を測定するものであり、後述するS24のタイミングでタイマーのカウントを終了するまで続けられる。
S22では、ヒータOFFフラグ=1となっているか否かを判定し、ヒータOFFフラグ=1となっている場合にはS24へ進み、ヒータOFFフラグ=1ではない場合には今回のルーチンを終了する。ここで、S22に関して詳述すれば、S22においてヒータOFFフラグ=1となっている場合とは、エンジンの運転状態が中・低負荷状態にも関わらずヒータ31に通電されていない状態であり、換言すれば、このS22において、高負荷状態から中・低負荷状態への切り替ったかどうかを判定している。
S24では、上述したS20で開始されたタイマーのカウントを終了し、タイマーカウント値を算出する。このタイマーカウント値は、エンジンの高負荷運転状態の持続時間に相当するものである。
S26では、S24で算出されたタイマーカウント値が、予め設定された所定値以上の値であるか否かを判定し、所定値以上の場合にはS32へ進み、所定値未満の場合にはヒータ劣化診断サブルーチン(詳細は後述)を経てS28へ進む。但し、このヒータ劣化診断サブルーチン内での処理が途中で終了した場合(詳細は後述)には、S28ではなく、S39へ進む(図3中にはこのときの流れ線を図示せず)ものとする。尚、このS26における判定処理後にタイマーカウント値はクリアされる。
S28では、ヒータOFFフラグ=0とし、S30に進んでヒータ31への通電を開始し、ヒータ31による酸素センサ27の加熱を開始して今回のルーチンを終了する。ここで、エンジンの高負荷運転状態の持続時間が短い場合には、酸素センサ27はそれほど高温状態にはなっていないと考えられる。そこで、S26では、高負荷運の持続時間が短い場合、すなわちタイマーカウント値が所定値以下の場合には、S28へ進み、直ちにヒータ31による酸素センサ27の加熱を開始しているのである。
S32では、タイマーカウント値に基づいてディレイ時間Tを算出する。このディレイ時間Tは、タイマーカウント値と一義的に関連づけられた値であって、ECU20内部に記憶させてあるテーブルから算出されるものである。詳述すれば、ディレイ時間Tは、タイマーカウント値がS26における所定値以上で、かつ予め設定されたリミット値以下の場合には、概ねタイマーカウント値に比例して長くなるよう設定され、タイマーカウント値が上記リミット値よりも大きい場合には、タイマーカウント値の値に関わらず略一定となる。これは、酸素センサ27の温度は、高負荷運転状態が有る程度持続すると平衡状態となって昇温しなくなると考えられるからである。尚、上記リミット値は、実験適合等によって設定されるものとする。
S34では、S32で算出されたディレイ時間Tの間、ヒータ31による酸素センサ27への加熱開始時期を遅延させるべく、このディレイ時間Tのカウントを開始する。
S36では、ディレイ時間継続カウント中フラグ=1としS38へ進む。つまり、ディレイ時間継続カウント中フラグが「1」となっている状態は、運転状態が中・低負荷運転にも関わらず敢えてモータ31による酸素センサ27の加熱の開始時期を遅延させていること意味している。
S38では、S32で算出されたディレイ時間Tが経過したか否かを判定し、ディレイ時間Tが経過している場合にはS40へ進み、ディレイ時間Tが経過していない場合には今回のルーチンを終了する。
S40では、S32で算出されたディレイ時間Tが経過したことに伴い、ディレイ時間継続カウント中フラグ=0とし、ディレイ時間カウントをクリアして、ヒータ劣化診断サブルーチン(詳細は後述)を経て42へ進む。但し、このヒータ劣化診断サブルーチン内での処理が途中で終了した場合(詳細は後述)には、S42ではなく、S39へ進む(図3中にはこのときの流れ線を図示せず)ものとする。
S42では、ヒータOFFフラグ=0とし、S44に進んでヒータ31への通電を開始し、ヒータ31による酸素センサ27の加熱を開始する。
次に、図4を用いて、ヒータ劣化診断サブルーチンについて説明する。
まず、S61でヒータ劣化診断フラグ=1とし、S62へ進んで酸素センサ27の温度としてのジルコニアチューブ30の温度、すなわちセンサ素子温度が酸素センサ下限しきい温度Zaに達したか否かを判定する。そして、S62でセンサ素子温度が酸素センサ下限しきい温度Zaに達していない場合にはS63へ進み、センサ素子温度が酸素センサ下限しきい温度Zaに達している場合にはS65へ進む。
センサ素子温度とセンサ素子内部インピーダンスとは図5に示すような相関性があるため、図5のマップ図に相当する情報を予めECU20に記憶させておくことで、センサ素子内部インピーダンスからセンサ素子温度を算出する。
酸素センサ27は、当該酸素センサ27の温度(センサ素子温度)が、酸素濃度の検出値が所期の精度要求を満たすように、酸素センサ27の活性化温度にある所定の温度範囲Aに収まるようヒータにより加熱されている。温度範囲Aは、図5に示すように、センサ素子下限温度Zminとセンサ素子上限温度Zmaxとによって定義されるものであって、センサ素子下限温度Zminとセンサ素子上限温度Zmaxは、使用する酸素センサ27の規格に応じて設定されるものである。そして、酸素センサ下限しきい温度Zaは、センサ素子下限温度Zminよりも所定温度高い温度であり、後述する酸素センサ上限しきい温度Zbはセンサ素子上限温度Zmaxよりも所定温度低い温度として、予めECU20に記憶させておくものとする。
S63では、エンジン1が高負荷運転状態であるか否かを判定し、エンジン1が高負荷運転中である場合にはS64へ進み、エンジン1が高負荷運転中ではない場合、すなわち中・低負荷運転中である場合にはS62へ戻る。このS63におけるエンジン1の運転状態の判定は、具体的には、エンジン回転数と吸入吸気量とを用いてECU20内部に記憶させてあるマップから運転状態を判定することで実行される。
S64では、ヒータ劣化診断フラグ=0としてS39へ進む。つまり、S63で高負荷運転状態と判定された場合は、ヒータ劣化診断サブルーチン内での処理が途中で終了した場合に相当する。
エンジン1の運転状態が中・低負荷状態を継続し、センサ素子温度が酸素センサ下限しきい温度Zaに達すると、S65にてヒータ31への通電を開始し、S66へ進む。このS65の処理により、ヒータ31は予め設定された所定の基準デューティ値Dで酸素センサ27を加熱する。換言すれば、所定の昇温特性としての基準デューティ値Dでヒータ31による酸素センサ27の加熱を開始する。
つまり、ヒータOFFフラグ=1であっても、ヒータ劣化診断フラグ=1でセンサ素子温度が酸素センサ下限しきい温度Zaとなった場合には、ヒータONとなる。換言すれば、本実施形態において、ヒータ31のON/OFFに関して言えば、ヒータ劣化診断フラグがヒータOFFフラグよりも優先度が高いものになっていると言える。
S66では、ECU20内の内部タイマーによるカウントを開始し、S67へ進む。
S67では、エンジン1が高負荷運転状態であるか否かを判定し、エンジン1が高負荷運転中である場合にはS68へ進み、エンジン1が高負荷運転中ではない場合、すなわち中・低負荷運転中である場合にはS70へ進む。このS67におけるエンジン1の運転状態の判定は、上述したS63と同様に判定する。
S68では、ヒータ劣化診断フラグ=0とし、S69でへ進んでヒータ31への通電を停止してS39へ進む。つまり、S67で高負荷運転状態と判定された場合が、ヒータ劣化診断サブルーチン内での処理を途中で終了した場合に相当する。
S70では、ジルコニアチューブ30の温度、すなわちセンサ素子温度が酸素センサ上限しきい温度Zbに達したか否かを判定し、センサ素子温度が酸素センサ上限しきい温度Zbに達していない場合にはS67へ戻り、センサ素子温度が酸素センサ上限しきい温度Zbに達した場合にはS71へ進む。
S71では、ECU20内の内部タイマーによるカウントを終了し、診断タイマーカウント時間Tsを算出し、S72へ進む。換言すれば、このS71では、酸素センサが、基準デューティ値Dで酸素センサ下限しきい温度Zaから酸素センサ上限しきい温度Zbまで加熱されるまでの時間(診断タイマーカウント時間Ts)を算出する。
S72では、ヒータ劣化診断フラグ=0とし、S73へ進んでヒータ31への通電を停止してS74へ進む。
S74では、診断タイマーカウント時間Tsと第1診断しきい値T1及び第2診断しきい値T2との大小関係を比較し、ヒータ31の劣化診断を実施する。
第1診断しきい値T1及び第2診断しきい値T2は、ECU20に予め記憶させている値であり、酸素センサ27と同じ酸素センサが、基準デューティ値Dにより劣化していない初期状態のヒータ(ヒータ31と同じもの)によって酸素センサ下限しきい温度Zaから酸素センサ上限しきい温度Zbまで加熱されるまでの時間Tbaseに対応して実験適合により算出された値である。
すなわち、Ts<T1となる領域がヒータ31に異常がない領域となり、T1≦Ts≦T2となる領域がヒータ31のデューティ値を増加させることでヒータ31で加熱した際の酸素センサ27の昇温特性を所期の特性(所期の昇温スピード)とすることができる領域となり、Ts>T2となる領域がヒータ31のデューティ値を変化させてもヒータ31で加熱した際の酸素センサ27の昇温特性を所期の特性(所期の昇温スピード)とすることができない領域、となるようT1及びT2は設定されている。換言すれば、診断タイマーカウント時間Tsと上記時間Tbaseとを比較することで、ヒータ31の劣化診断を行っているのである。
そして、S74にて、診断タイマーカウント時間Tsが第1診断しきい値T1未満の場合にはS75へ進み、診断タイマーカウント時間Tsが第1診断しきい値T1以上で第2診断しきい値T2以下の場合にはS76へ進み、診断タイマーカウント時間Tsが第2診断しきい値T2よりも大きい場合にはS77へ進む。
S75では、ヒータ31が所期の性能を維持しており、ヒータ31により酸素センサ27を加熱した際に所期の昇温特性で酸素センサ27が温度上昇しているものとして異常無しと判定する。
S76では、ヒータ31により酸素センサ27を加熱した際の酸素センサ27の昇温特性が所期の昇温特性ではないが、酸素センサ27を加熱する際のヒータ31のデューティ値を補正することによって所期の昇温特性を得られる程度の劣化がヒータ31にあると判定し(ヒータ劣化有り)、ヒータ31による酸素センサ27の加熱時の酸素センサ27の昇温特性が所期の特性となるようヒータ31のデューティ値を増量補正する。具体的には、次回のエンジン冷機始動時に、酸素センサ27の温度が、酸素センサ27の検出値が所期の精度要求を満たす温度範囲Aまで速やかに上昇するように、次回のエンジン冷機始動時におけるヒータ31の初期デューティ値を増量補正する。
S77では、ヒータ31のデューティ値を増量補正しても所期の昇温性能で酸素センサ27が昇温できないと判定し、ヒータに異常ありとして、警告ランプ等で点灯表示(MIL−ON)し運転者に知らせる。尚、この警告ランプは、整備工場等でヒータを交換した際に消灯するようにしてもよい。
図6は、上述した図3及び図4の制御の流れを模式的に示したものである。基本的には、エンジン1が高負荷運転状態の場合にヒータ31による酸素センサ27の加熱を中断し(ヒータOFF)、エンジン1が中・低負荷運転の場合にヒータ31によって酸素センサ27を加熱する(ヒータON)ものであるが、高負荷から中・低負荷に移行した際には、直前の高負荷運転の継続時間に応じて決定されるディレイ時間Tの経過後にヒータ31による酸素センサ27の加熱を開始する。すなわち、ヒータ31による酸素センサ27の加熱開始時期を遅延させることで、ヒータOFFとなる状態が相対的に長くなる。
さらに、エンジン1が低負荷運転状態あるいはアイドル運転状態のときに、酸素センサ27のセンサ素子温度を酸素センサ下限しきい温度Zaまで低下させ、センサ素子温度が酸素センサ下限しきい温度Zaに達した際に所定の基準デューティ値Dでヒータ31による酸素センサの加熱を開始し、このセンサ素子の加熱開始からセンサ素子の温度がセンサ素子上限しきい温度Zbとなるまでの時間Tsを用いてヒータの劣化診断を行っている。
尚、ヒータ劣化診断中のヒータON時のデューティ値である基準デューティ値Dは、ヒータ劣化診断中以外の通常制御時にヒータONする場合のデューティ値とは異なるものであり、通常時制御時におけるヒータON時のデューティ値に比べて相対的に大きな値に設定されている。
以上説明してきたように、本実施形態においては、高負荷運転により、センサ各部位の温度が高温状態となっているときに、運転状態が中・低負荷運転に切り替わった際には、ヒータ31による酸素センサ27の加熱を遅延させているので、高温状態の酸素センサ27がヒータ31によって更に加熱されてしまうことが防止され、酸素センサ27の劣化を効果的に抑制することができ、酸素センサ27の耐用年数を増加させることができる。
また、酸素センサ27は素子温度が一定以上に保たれていれば、酸素濃度を精度良く検出することができるため、ヒータ31による酸素センサ27の加熱を遅延させることにより、消費電力を低減することができる。
また、ヒータ31の劣化診断を酸素センサ27のセンサ素子の昇温性能から行っているので、ヒータ31の劣化によりセンサ素子の昇温が極端に遅くなった場合であっても、ヒータ31の劣化を検知することが可能となり、総じてヒータ31の劣化診断の精度を向上させることができる。
尚、上述した実施形態においては、ディレイ時間Tを、直前の高負荷運転の継続時間に応じて決定しているが、直前の高負荷運転の継続時間と、エンジン回転数を用いて酸素センサ27の温度を推定し、推定された酸素濃度センサ27の温度に応じてディレイ時間Tを決定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、酸素センサの昇温性能を、センサ素子が酸素センサ下限しきい温度Zaから酸素センサ上限しきい温度Zbになるまでの時間(診断タイマーカウント時間Ts)と捉え、診断タイマーカウント時間Tsと、第1診断しきい値T1及び第2診断しきい値T2との大小関係を比較し、ヒータ31の劣化診断を行っているが、これは、換言すると、図6のセンサ劣化診断中の範囲におけるセンサ素子温度の昇温特性線(実昇温特性)、より具体的には図6中の線分PQの傾きと、酸素センサ下限しきい温度Zaの酸素センサ(酸素センサ27と同じもの)を酸素センサ上限しきい温度Zbとなるまで基準デューティ値Dで劣化していない初期状態のヒータ(ヒータ31と同じもの)により加熱することによって得られた酸素センサの基準昇温特性線(基準昇温特性)の傾きと、を比較してヒータ31の劣化診断を行っているということができる。つまり、上述した所定の昇温特性とは、基準デューティ値Dや診断タイマーカウント時間Tsを含んだ概念である。
また、上述した本実施形態においては、ヒータON時におけるセンサ素子温度の変化の応答遅れを考慮していないが、センサ素子温度の変化の応答遅れを考慮する場合には、例えば、S65でヒータONとなってから所定時間経過した後に、内部タイマーによるカウントを開始して診断タイマーカウント時間Tsを算出するようにしてもよい。
さらに、本実施形態においては、図3のフロチャートのS26にてタイマーカウント値が所定値以上でない場合、及びS38にてディレイ時間Tが経過した場合には必ずヒータ31の劣化診断を行うようになっているが、ヒータ31の劣化診断を行う頻度は適宜設定可能であり、上述した本実施形態のように、必ずしも高負荷運転状態から中・低負荷運転領域に切り替わる毎にヒータ31の劣化診断を行う必要性はない。
上記実施形態から把握し得る本発明の技術的思想について、その効果とともに列記する。
(1) 排気中の酸素濃度を検出する酸素センサと、酸素センサを活性化させるために加熱するヒータと、エンジン運転状態を判定する運転状態判定手段と、酸素センサの温度を算出する酸素センサ温度算出手段と、を有し、酸素センサの温度が、酸素センサの活性化状態にある所定の温度範囲Aに収まるようヒータにより酸素センサを加熱する酸素センサのヒータ制御装置において、初期状態のヒータによって、温度範囲A内にある酸素センサを、下限しきい温度から上限しきい温度まで所定の昇温特性で昇温させ、得られた酸素センサの昇温特性を基準昇温特性として記憶しておく基準昇温特性記憶手段と、エンジンが所定の運転状態のときに、ヒータによって、温度範囲A内にある酸素センサを、下限しきい温度から上限しきい温度まで所定の昇温特性で昇温させ、このときの酸素センサの実昇温特性を算出する実昇温特性算出手段と、を備え、基準昇温特性と実昇温特性とに基づいてヒータの劣化を診断する。これによって、ヒータの劣化診断を酸素センサのセンサ素子の昇温性能から行うことになり、ヒータの劣化によりセンサ素子の昇温が極端に遅くなった場合であっても、ヒータの劣化を検知することが可能となり、総じてヒータの劣化診断の精度を向上させることができる。
(2) 上記(1)に記載の酸素センサのヒータ制御装置において、所定の昇温特性とは、所定の基準デューティ値Dである。
(3) 上記(1)または(2)に記載の酸素センサのヒータ制御装置は、具体的には、エンジン運転状態が低負荷運転のときに、実昇温特性算出手段により実昇温特性を算出してヒータの劣化診断を行う。
(4) 上記(1)または(2)に記載の酸素センサのヒータ制御装置は、具体的には、エンジン運転状態がアイドル運転のときに、実昇温特性算出手段により実昇温特性を算出してヒータの劣化診断を行う。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかに記載の酸素センサのヒータ制御装置は、実昇温特性が基準昇温特性と異なる場合にヒータが劣化していると判定し、酸素センサを加熱する際のヒータのデューティ値を増量補正する。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれかに記載の酸素センサのヒータ制御装置は、より具体的には、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、エンジンの吸入空気量を検出する吸気量検出手段と、を有し、運転状態判定手段は、吸入空気量とエンジン回転数とを用いてエンジンの運転状態を判定している。
(7) 上記(6)に記載の酸素センサのヒータ制御装置は、エンジンの運転状態が高負荷運転の際に、ヒータによる酸素センサの加熱を中断し、エンジンの運転状態が中・低負荷運転の際には、ヒータにより酸素センサを加熱するものであって、エンジン高負荷運転状態の継続時間を検知する高負荷運転継続時間検出手段と、エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わったことを判定する運転負荷切替判定手段と、を有し、エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わった際には、直前の高負荷運転の継続時間に応じて、ヒータによる酸素センサの加熱開始時期を遅延させる。これによって、高温状態の酸素センサがヒータによって更に加熱されてしまうことが防止され、酸素センサ2の劣化を効果的に抑制することができ、酸素センサの耐用年数を増加させることができる。また、酸素センサは素子温度が一定以上に保たれていれば、酸素濃度を精度良く検出することができるため、ヒータによる酸素センサの加熱を遅延させることにより、消費電力を低減することができる。
(8) 上記(6)に記載の酸素センサのヒータ制御装置は、エンジンの運転状態が高負荷運転の際には、ヒータによる酸素センサの加熱を中断し、エンジンの運転状態が中・低負荷運転の際には、ヒータにより酸素センサを加熱するものであって、エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わったことを判定する運転負荷切替判定手段を有し、エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わった際には、高負荷運転終了時に酸素センサ温度算出手段により算出された酸素センサの温度に応じて、ヒータによる酸素センサの加熱開始時期を遅延させる。
(9) 上記(6)に記載の酸素センサのヒータ制御装置は、エンジンの運転状態が高負荷運転の際には、ヒータによる酸素センサの加熱を中断し、エンジンの運転状態が中・低負荷運転の際には、ヒータにより酸素センサを加熱するものであって、エンジン高負荷運転状態の継続時間を検知する高負荷運転継続時間検出手段と、エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わったことを判定する運転負荷切替判定手段と、高負荷運転の継続時間と高負荷運転中のエンジン回転数とを用いて高負荷運転終了時における酸素センサの温度を推定する酸素センサ温度推定手段と、を有し、エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わった際には、酸素センサ温度推定手段により推定された酸素センサの温度に応じて、ヒータによる酸素センサの加熱開始時期を遅延させる。
本発明の一実施形態におけるシステム構成を示す説明図。 酸素センサの断面図。 本発明の一実施形態における制御の流れを示すフローチャート。 図3のおけるサブルーチンとなるヒータ劣化診断サブルーチンにおける制御の流れを示すフローチャート。 酸素センサのセンサ素子温度と酸素センサのセンサ素子内部インピーダンスとの相関関係を示すマップ図。 本発明の一実施形態における作用を模式的に示した説明図。
符号の説明
1…エンジン
20…エンジンコントロールユニット
27…酸素センサ
31…ヒータ

Claims (9)

  1. 排気中の酸素濃度を検出する酸素センサと、酸素センサを活性化させるために加熱するヒータと、エンジン運転状態を判定する運転状態判定手段と、酸素センサの温度を算出する酸素センサ温度算出手段と、を有し、酸素センサの温度が、酸素センサの活性化状態にある所定の温度範囲Aに収まるようヒータにより酸素センサを加熱する酸素センサのヒータ制御装置において、
    初期状態のヒータによって、温度範囲A内にある酸素センサを、下限しきい温度から上限しきい温度まで所定の昇温特性で昇温させ、得られた酸素センサの昇温特性を基準昇温特性として記憶しておく基準昇温特性記憶手段と、
    エンジンが所定の運転状態のときに、ヒータによって、温度範囲A内にある酸素センサを、下限しきい温度から上限しきい温度まで所定の昇温特性で昇温させ、このときの酸素センサの実昇温特性を算出する実昇温特性算出手段と、を備え、
    基準昇温特性と実昇温特性とに基づいてヒータの劣化を診断することを特徴とする酸素センサのヒータ制御装置。
  2. 所定の昇温特性とは、所定の基準デューティ値Dであることを特徴とする請求項1に記載の酸素センサのヒータ制御装置。
  3. エンジン運転状態が低負荷運転のときに、実昇温特性算出手段により実昇温特性を算出してヒータの劣化診断を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の酸素センサのヒータ制御装置。
  4. エンジン運転状態がアイドル運転のときに、実昇温特性算出手段により実昇温特性を算出してヒータの劣化診断を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の酸素センサのヒータ制御装置。
  5. 実昇温特性が基準昇温特性と異なる場合には、ヒータが劣化していると判定し、酸素センサを加熱する際のヒータのデューティ値を増量補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の酸素センサのヒータ制御装置。
  6. 酸素センサのヒータ制御装置は、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、エンジンの吸入空気量を検出する吸気量検出手段と、を有し、運転状態判定手段は、吸入空気量とエンジン回転数とを用いてエンジンの運転状態を判定していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の酸素センサのヒータ制御装置。
  7. 酸素センサのヒータ制御装置は、エンジンの運転状態が高負荷運転の際には、ヒータによる酸素センサの加熱を中断し、エンジンの運転状態が中・低負荷運転の際には、ヒータにより酸素センサを加熱するものであって、
    エンジン高負荷運転状態の継続時間を検知する高負荷運転継続時間検出手段と、
    エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わったことを判定する運転負荷切替判定手段と、を有し、
    エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わった際には、直前の高負荷運転の継続時間に応じて、ヒータによる酸素センサの加熱開始時期を遅延させることを特徴とする請求項6に記載の酸素センサのヒータ制御装置。
  8. 酸素センサのヒータ制御装置は、エンジンの運転状態が高負荷運転の際には、ヒータによる酸素センサの加熱を中断し、エンジンの運転状態が中・低負荷運転の際には、ヒータにより酸素センサを加熱するものであって、
    エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わったことを判定する運転負荷切替判定手段を有し、
    エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わった際には、高負荷運転終了時に酸素センサ温度算出手段により算出された酸素センサの温度に応じて、ヒータによる酸素センサの加熱開始時期を遅延させることを特徴とする請求項6に記載の酸素センサのヒータ制御装置。
  9. 酸素センサのヒータ制御装置は、エンジンの運転状態が高負荷運転の際には、ヒータによる酸素センサの加熱を中断し、エンジンの運転状態が中・低負荷運転の際には、ヒータにより酸素センサを加熱するものであって、
    エンジン高負荷運転状態の継続時間を検知する高負荷運転継続時間検出手段と、
    エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わったことを判定する運転負荷切替判定手段と、
    高負荷運転の継続時間と高負荷運転中のエンジン回転数とを用いて高負荷運転終了時における酸素センサの温度を推定する酸素センサ温度推定手段と、を有し、
    エンジンの運転状態が高負荷運転から中・低負荷運転に切り替わった際には、酸素センサ温度推定手段により推定された酸素センサの温度に応じて、ヒータによる酸素センサの加熱開始時期を遅延させることを特徴とする請求項6に記載の酸素センサのヒータ制御装置。
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