JPH06331498A - 負荷制御装置における異常検出装置 - Google Patents

負荷制御装置における異常検出装置

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JPH06331498A
JPH06331498A JP5117380A JP11738093A JPH06331498A JP H06331498 A JPH06331498 A JP H06331498A JP 5117380 A JP5117380 A JP 5117380A JP 11738093 A JP11738093 A JP 11738093A JP H06331498 A JPH06331498 A JP H06331498A
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heater
load
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deterioration
microcomputer
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昌吾 亀山
Kunitomo Aoki
邦友 青木
Takaaki Baba
孝明 馬場
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷の劣化に伴う異常を判定可能にするとと
もに、異常の判定精度を向上させる。 【構成】 ECU24はマイコン28とバッファ29と
ヒータ通電回路30とを備え、ヒータ通電回路30には
酸素センサのヒータ16が接続される。ヒータ通電回路
30において、バッテリ25とヒータ16と保護抵抗R
P とトランジスタTr1とが直列に接続されるとともに、
ヒータ16に直列に且つ保護抵抗RP 及びトランジスタ
Tr1に並列にシャント抵抗RT が接続される。ヒータ1
6はトランジスタTr1のオン・オフ動作に応じて通電制
御される。シャント抵抗RT はヒータ16の電流値を電
圧値として検出する。又、コンパレータ33,34は接
続点Pにおける検出電圧VHDとしきい値VTH1 ,VTH2
とを比較判定し、その判定結果を出力する。マイコン2
8はコンパレータ33,34の出力信号C1,C2に応
じて、ヒータ16の劣化に伴う異常やヒータ制御系の異
常を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、酸素センサ
に用いられるヒータ等の抵抗型負荷や、燃料噴射弁に用
いられる電磁弁等のコイル型負荷といった負荷を制御す
るための装置において、負荷の劣化や、負荷の制御系に
生じる異常を検出するための負荷制御装置における異常
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、負荷制御系の異常を検出する
ための異常検出装置として、例えば特開平3−1652
45号公報や、実開昭62−153566号公報が開示
されている。
【0003】特開平3−165245号公報に開示され
ている異常検出装置では、トランジスタ(スイッチング
素子)のオン・オフ動作に応じて、酸素センサを加熱す
るためのヒータ(負荷)を通電制御するとともに、ヒー
タのオン時における電流値を検出し、そのヒータの電流
値に基づいてヒータ制御系の異常を判定していた。
【0004】一方、実開昭62−153566号公報に
開示されている異常検出装置では、酸素センサのヒータ
(負荷)をコントローラにてデューティ制御するととも
に、ヒータの接地側電圧を平滑回路を用いて平滑化して
いた。そして、コントローラは、制御デューティにより
想定されるヒータ電圧と平滑回路から出力される実際の
平均ヒータ電圧との比較に基づいてヒータ制御系の異常
を検出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
異常検出装置では、以下のような問題が生じていた。つ
まり、特開平3−165245号公報では、ヒータのオ
ン時にヒータの異常を検出する構成としているために、
スイッチング素子の損失(オン抵抗,サチュレーション
電圧)の影響を受けてヒータに流れる電流が大きく変化
する。特に、ヒータの劣化レベルが小さい時には、ヒー
タの電流が前述のスイッチング素子の損失に大きく左右
されるために電流値の検出精度が低下し、それに伴い異
常判定の精度も低下するおそれがあった。
【0006】さらに、実開昭62−153566号公報
では、ヒータへの駆動デューティ100%の状態が長時
間続くと、ヒータ異常の検出ができなくなるという問題
があり、又、平滑回路は充分な平滑機能を持たせるため
に大きな時定数にする必要があり応答性の点でも問題が
あった。
【0007】さらに加えて、上記従来の異常検出装置の
構成では、単に負荷の正常・異常を検出するのみで負荷
の劣化に伴う異常検出が不可能であり、劣化異常をも検
出できる装置が望まれていた。
【0008】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、負荷の劣化に
伴う異常を判定可能にするとともに、異常の判定精度を
向上させることができる負荷制御装置における異常検出
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、電源と負荷とスイッチング素子とを
直列に接続し、前記スイッチング素子のオン・オフ動作
に応じて前記負荷を通電又は遮断するようにした負荷制
御装置に用いられるものであって、前記負荷に直列に、
且つ、前記スイッチング素子に並列に接続された電流検
出用抵抗と、前記負荷の通電の遮断時において、前記電
流検出用抵抗により検出された前記負荷の電流値が所定
のしきい値以下であれば、前記負荷に異常が発生したと
判定する異常判定手段とを備えたことを要旨とするもの
である。
【0010】又、第2の発明は、電源と負荷とスイッチ
ング素子とを直列に接続し、前記スイッチング素子のオ
ン・オフ動作に応じて前記負荷を通電又は遮断するよう
にした負荷制御装置に用いられるものであって、前記負
荷に直列に、且つ、前記スイッチング素子に並列に接続
された電流検出用抵抗と、前記負荷の通電の遮断時にお
いて、前記電流検出用抵抗により検出された前記負荷の
電流値が所定のしきい値以下であれば、前記負荷に異常
が発生したと判定するとともに、前記負荷の通電時にお
いて、前記負荷の電流値が所定のしきい値以上であれ
ば、前記負荷の制御系に異常が発生したと判定する異常
判定手段とを備えたことを要旨とするものである。
【0011】さらに、上記第1又は第2の発明におい
て、前記負荷の電流値を判定するためのしきい値を、複
数段に設けるようにしてもよい。さらに、前記電源の電
圧値が所定値以下では異常検出を禁止するようにしても
よい。
【0012】
【作用】上記第1の発明によれば、スイッチング素子の
オン動作により負荷が通電され、同スイッチング素子の
オフ動作により負荷の通電が遮断される。又、負荷に直
列に、且つ、スイッチング素子に並列に接続された電流
検出用抵抗により、負荷の通電遮断時における負荷の電
流値が検出される。そして、異常判定手段は、負荷の通
電の遮断時において、負荷の電流値が所定のしきい値以
下であれば、負荷に異常が発生したと判定する。
【0013】つまり、例えば、経時変化に伴い負荷の劣
化が進行すると、負荷の内部抵抗が増大し、電流値の減
少を招く。そこで、異常判定手段にて負荷の電流値の低
下を検出することにより、劣化に伴う異常が判定され
る。又、この異常判定は、負荷の通電の遮断時(スイッ
チング素子のオフ時)に行われるため、スイッチング素
子のオン抵抗等の損失による影響を受けることなく負荷
の電流値が検出され、電流値の検出精度が向上するとと
もに、異常判定の精度が向上する。
【0014】又、第2の発明によれば、異常判定手段
は、負荷の通電の遮断時において、電流検出用抵抗によ
り検出された負荷の電流値が所定のしきい値以下であれ
ば、負荷に異常が発生したと判定するとともに、負荷の
通電時において、負荷の電流値が所定のしきい値以上で
あれば、負荷の制御系に異常が発生したと判定する。
【0015】つまり、この第2の発明では、上記第1の
発明と同様に負荷の通電の遮断時において、負荷の劣化
に伴う異常判定が可能となるとともに、負荷の通電時に
おいて、負荷の制御系に発生する異常判定が可能とな
る。
【0016】さらに、負荷の電流値を判定するためのし
きい値を、複数段に設けることにより、負荷の劣化や制
御系の異常の程度をも判定できる。さらに、電源の電圧
値が所定値以下では異常検出を禁止することにより、誤
検出の防止が図られる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の負荷制御装置における異常
検出装置を具体化した一実施例を図面に従って説明す
る。
【0018】図2は、車両に搭載される多気筒火花点火
式ガソリンエンジンの概略構成を示す図である。図2に
おいて、シリンダヘッド2及びシリンダブロック3から
なるエンジン本体1には、気筒4が設けられており、気
筒4にはピストン5が嵌挿されている。又、エンジン本
体1には、吸気弁6及び排気弁7を介して吸気通路8及
び排気通路9が接続されている。気筒4内にはシリンダ
ヘッド2、シリンダブロック3、ピストン5、吸気弁6
及び排気弁7等に包囲されて燃焼室10が形成され、こ
の燃焼室10には点火プラグ11が設けられている。シ
リンダブロック3に設けられたウォータジャケット27
には水温センサ26が配設されており、水温センサ26
はウォータジャケット27内の冷却水の温度に応じた水
温信号TW を出力する。
【0019】吸気通路8には、その上流側から、順次、
吸入空気を浄化するエアフィルタ12、吸入空気量を検
出するエアフロメータ13、アクセルペダルに連動して
吸気通路8を開閉するスロットル弁14、及び、燃料供
給部から圧送される燃料を吸気通路8の下流部分を形成
する吸気ポート部に向けて噴射する燃料噴射弁15がぞ
れぞれ設けられている。
【0020】排気通路9には、その上流側から、順次、
酸素センサ17、排気ガス浄化作用の三元触媒コンバー
タ18、及び、排気音を消音するためのサイレンサ19
が設けられている。酸素センサ17には、本実施例にお
ける負荷としてのヒータ16が付設されている。酸素セ
ンサ17は、同センサ17の温度が概ね650℃を越え
た場合には活性状態となる。そして、この活性状態で正
常に作動し、燃焼室10での燃焼に供される混合気の空
燃比が理論空燃比近傍となる状態を境界として、リッチ
側にある場合とリーン側にある場合とで互いに異なるレ
ベルをとる二値の酸素濃度信号VO2を出力する。
【0021】又、エンジン本体1には、クランクシャフ
トによりその回転軸が回転駆動されるディストリビュー
タ20が取り付けられている。このディストリビュータ
20にはクランク角センサ21が設けられており、同ク
ランク角センサ21はエンジンの回転速度に応じたクラ
ンク角信号SC を出力する。さらに、ディストリビュー
タ20には、点火時期制御部22と一体化された点火コ
イル部23が接続されている。
【0022】電子制御装置(以下、ECUという)24
は、燃料噴射弁15による燃料噴射、及び点火プラグ1
1による点火のそれぞれに対する制御を行うものであっ
て、電源であるバッテリ25からのバッテリ電圧VB
(12V)にて駆動する。ECU24には、エアフロメ
ータ13からの吸入空気量信号SM 、クランク角センサ
21からのクランク角信号SC 、酸素センサ17からの
酸素濃度信号VO2、及び、水温センサ26からの水温信
号TW 等が入力される。そして、ECU24は、各種セ
ンサからの出力信号(SM ,SC ,VO2,TW )に基づ
いて、燃料噴射制御及び点火時期制御を実施する。さら
に、本実施例においては、ECU24により、酸素セン
サ17に付設されたヒータ16の通電制御及び異常判定
が実施されるようになっている(詳しくは、後述す
る)。
【0023】ここで、ECU24による燃料噴射制御に
ついて説明する。ECU24は、エンジンの運転状態が
所定の条件を満たすとき、例えば、その運転状態が、加
速状態及び減速状態でなく、高負荷高回転状態でもな
く、且つ、始動状態でもないときには、吸入空気量信号
SM とクランク角信号SC とに応じて基本燃料噴射量を
算出する。さらに、ECU24は、同基本燃料噴射量を
酸素センサ17からの酸素濃度信号VO2に基づいて補正
し、その燃料噴射量に応じたパルス幅を有する噴射パル
ス信号CP を生成する。この補正に際し、ECU24
は、酸素濃度信号VO2により、混合気の空燃比が理論空
燃比に対してリーン側にあることが検知される場合には
基本燃料噴射量を所定量だけ増量し、リッチ側にあるこ
とが検知される場合には基本燃料噴射量を所定量だけ減
量する。これにより、空燃比のフィードバック制御が行
われて実際の空燃比が目標空燃比とされる理論空燃比に
収束するものとなる。そして、燃料噴射弁15が噴射パ
ルス信号CP のパルス幅に応じた期間だけ開弁し、エン
ジンの運転状態に応じた量の燃料が吸気ポート部に噴射
される。
【0024】又、ECU24による点火時期制御につい
て説明すると、ECU24は、吸入空気量信号SM ,ク
ランク角信号SC 等に基づいてエンジンの運転状態に応
じた点火時期(通常点火時期)を設定し、この通常点火
時期に対応するものとされた点火制御信号Cq を点火時
期制御部22に供給する。これにより、点火コイル部2
3から点火制御信号Cq に対応するタイミングを有する
二次側高電圧パルスが得られ、それがディストリビュー
タ20を介して点火プラグ11に供給される。そして、
点火プラグ11はECU24により設定された点火時期
に従って火花を発し、燃焼室10内の混合気を点火す
る。
【0025】点火された混合気は排気ガスとなって燃焼
室10から排気通路9に排出され、三元触媒コンバータ
18で浄化された後、外部に排出される。次に、ECU
24の電気的構成について図1を用いて説明する。な
お、図1は、ヒータ16の通電制御及び異常判定に係わ
る構成のみを示し、図2で示した燃料噴射制御や点火時
期制御に係わる構成を省略したものである。
【0026】図1に示すように、ECU24は、マイク
ロコンピュータ(以下、マイコンと略す)28と、バッ
ファ29と、ヒータ通電回路30とを備えており、ヒー
タ通電回路30には前述したヒータ16が接続されてい
る。マイコン28は、各種センサからの信号を入力する
A/D変換器、後述の処理ルーチン等を含む種々のプロ
グラムを記憶したROM、及び、自己診断結果を記憶し
電源によりバックアップされるRAM等を備えている。
又、本実施例では、マイコン28により異常判定手段が
構成されており、同マイコン28はヒータ16に流れる
電流に応じて、ヒータ16の劣化に伴う異常や、ヒータ
制御系の異常(バッテリ短絡等)を判定する。
【0027】ヒータ通電回路30は、ヒータ16の通電
を制御するためのヒータ通電部31と、電流検出用抵抗
としてのシャント抵抗RT と、接続点P(ヒータ16と
シャント抵抗RT との接続点)における検出電圧VHDの
レベルを判定するための電圧レベル判定部32とから構
成されている。
【0028】詳しくは、ヒータ通電部31は、スイッチ
ング素子としてのMOS型トランジスタ(以下、トラン
ジスタと略す)Tr1と保護抵抗RP とを備えており、ト
ランジスタTr1のオン・オフ動作に応じてヒータ16の
通電を制御する。又、シャント抵抗RT は、トランジス
タTr1側の抵抗値(トランジスタTr1の抵抗値と保護抵
抗RP との抵抗値)の数〜数十倍の抵抗値を有するもの
であり、このシャント抵抗RT によりヒータ16の通電
時、又は通電遮断時における電流値が電圧値として検出
される。
【0029】つまり、図1の構成によれば、バッテリ2
5とヒータ16と保護抵抗RP とトランジスタTr1とが
直列に接続されるとともに、ヒータ16に直列に、且
つ、保護抵抗RP 及びトランジスタTr1に並列にシャン
ト抵抗RT が接続されている。従って、ヒータ16の通
電時(トランジスタTr1のオン時)には、トランジスタ
Tr1、保護抵抗RP 、及びシャント抵抗RT の抵抗値に
応じて検出電圧VHDが検出され、ヒータ16の通電遮断
時(トランジスタTr1のオフ時)には、シャント抵抗R
T の抵抗値に応じて検出電圧VHDが検出されることにな
る。
【0030】又、電圧レベル判定部32は、コンパレー
タ33,34と、抵抗R11〜R14,R21〜R24とを備え
ている。そして、コンパレータ33,34は、接続点P
における検出電圧VHDと、抵抗R11〜R14,R21〜R24
により設定されるしきい値VTH1 ,VTH2 とを比較判定
し、その判定結果に応じた出力信号C1,C2を出力す
る。詳しくは、VHD≧VTH1 であれば、一方のコンパレ
ータ33の出力信号C1がLレベル(低レベル)とな
り、VHD<VTH1 であれば、同出力信号C1がHレベル
(高レベル)となる。又、VHD≧VTH2 であれば、他方
のコンパレータ34の出力信号C2がLレベルとなり、
VHD<VTH2 であれば、同出力信号C2がHレベルとな
る。ここで、しきい値VTH1 ,VTH2 の関係は、VTH1
>VTH2 となっている(図7参照)。
【0031】なお、抵抗型負荷であるヒータ16は、経
時変化などの要因により劣化を生じ、ここではヒータ1
6の劣化について説明する。つまり、図3に示すよう
に、ヒータ16の劣化が進むと、その内部抵抗が増加
し、ヒータ16を流れる電流値が減少する。そして、こ
のヒータ16の劣化は、同ヒータ16の加熱温度の低下
を招き、引いては、酸素センサ17の活性不良という問
題を生じるおそれがある。そこで、本実施例では、ヒー
タ16の劣化を検出電圧VHDの減少として検出するもの
である。
【0032】次いで、本実施例の作用について図4〜図
9に基づいて説明する。図4〜図6はマイコン28によ
り実行される処理ルーチンであり、図4のヒータ制御ル
ーチンは16ms周期で、図5のヒータ制御系異常判定
ルーチンは128ms周期で、さらに、図6のヒータ劣
化検出ルーチンは64ms周期で実行される。なお、各
ルーチンでは、種々の異常の状態を示すためにフラグF
1〜F6を用いている。このうち、フラグF1〜F3は
ヒータ制御系の異常に関するフラグ(F1:バッテリ短
絡フラグ,F2:ヒータ制御系異常フラグ,F3:正常
フラグ)を示し、フラグF4〜F6はヒータ16の劣化
に伴う異常に関するフラグ(F4:ヒータ劣化大フラ
グ,F5:ヒータ劣化小フラグ,F6:正常フラグ)を
示している。
【0033】さて、図4のヒータ制御ルーチンが起動さ
れると、マイコン28は、先ずステップ101にてバッ
テリ短絡フラグF1,ヒータ制御系異常フラグF2,ヒ
ータ劣化大フラグF4がセット(F1=1,F2=1,
F4=1)されているか否かを判別する。そして、各フ
ラグが全てクリア(F1=0,F2=0,F4=0)さ
れていれば、マイコン28はステップ102に移行す
る。なお、各フラグF1,F2,F4に関する処理につ
いては後述する。
【0034】マイコン28は、ステップ102でマイコ
ン28内に設けられたカウンタ値Kを「1」インクリメ
ントする。このカウンタ値Kにより本ルーチンの実行回
数が計測される。
【0035】その後、マイコン28は、ステップ103
でその時のクランク角信号SC に基づいて算出されるエ
ンジン回転数Neが6000rpm以下であるか否かを
判別する。この判別処理は、ヒータ16の通電条件が成
立していることを確認するためのものであり、Ne≦6
000rpmであれば、マイコン28は通電条件が成立
しているものとみなしてステップ104に移行する。
【0036】マイコン28は、ステップ104で前記ス
テップ102で計測されたカウンタ値Kが所定値K0 以
上であるか否かを判別する。そして、K<K0 であれ
ば、マイコン28はステップ105に移行し、ヒータ1
6をオン(通電)させる。このヒータ16の通電により
酸素センサ17が加熱される。
【0037】一方、前記ステップ101でF1,F2,
F4のいすれかがセット状態(F1=1,F2=1,F
4=1)であるか、前記ステップ103でNe>600
0rpmであるか、又、前記ステップ104でK≧K0
であれば、マイコン28はステップ106に移行する。
そして、マイコン28は、ステップ106でヒータ16
をオフ(通電遮断)させる。
【0038】このように、カウンタ値Kに応じてヒータ
16のオン(通電)時期とオフ(通電遮断)時期とが設
定される。そして、以下のマイコン28の動作におい
て、ヒータ16のオン時期にヒータ制御系の異常判定処
理が実行され、オフ時期にヒータ劣化検出処理が実行さ
れる。
【0039】一方、図5のヒータ制御系異常判定ルーチ
ンが起動されると、マイコン28は、先ずステップ20
1で現在、ヒータ16がオン(通電)であるか否かを判
別し、ヒータオンであればステップ202に移行し、以
降の制御系異常判定処理を実施する。
【0040】つまり、マイコン28は、ステップ202
でヒータ劣化大フラグF4がセット(F4=1)されて
いるか否かを判別する。そして、マイコン28は、F4
=1であればヒータ劣化が大であるとみなしてルーチン
を終了し、F4=0であればヒータ劣化が小であるとみ
なしてステップ203に移行する。
【0041】その後、マイコン28は、ステップ203
でバッテリ電圧VB が所定電圧(本実施例では、10ボ
ルト)以上であるか否かを判別する。この判別処理は、
検出電圧VHDの検出条件が成立していることを確認する
ためのものであり、VB ≧10ボルトであれば、マイコ
ン28は検出条件が成立しているとみなしてステップ2
04に移行する。さらに、マイコン28は、ステップ2
04でNe≦6000rpmであるか否かを判別し、N
e≦6000rpmであればステップ205に移行す
る。
【0042】続くステップ205,206では、マイコ
ン28は、コンパレータ33,34の出力信号C1,C
2の出力レベルを判別する。詳しくは、マイコン28
は、ステップ205でC1=”H”、且つ、C2=”
H”であるか否か、即ち、接続点Pにおける検出電圧V
HDがしきい値VTH2 未満であるか否かを判別する。又、
マイコン28は、ステップ206でC1=”H”、且
つ、C2=”L”であるか否か、即ち、検出電圧VHDが
しきい値VTH2 〜VTH1 の範囲内であるか否かを判別す
る。
【0043】そして、C1=”H”,C2=”H”(V
HD<VTH2 )であれば、マイコン28はヒータ16の制
御系が正常であるとみなしてステップ209に移行し、
正常フラグF3をセット(F3=1)した後、ルーチン
を終了する。
【0044】一方、C1=”H”,C2=”L”(VTH
2 ≦VHD≦VTH1 )であれば、マイコン28はステップ
208に移行し、ヒータ制御系に異常が発生していると
みなしてヒータ制御系異常フラグF2をセット(F2=
1)する。又、C1=”L”,C2=”L”(VHD>V
TH1 )であれば、マイコン28はステップ207に移行
し、バッテリ25に短絡が発生したとみなしてバッテリ
短絡フラグF1をセット(F1=1)する。
【0045】そして、ステップ207,208の処理
後、マイコン28はステップ210に移行し、ヒータ1
6をオフ(通電遮断)状態に固定した後、ルーチンを終
了する。つまり、フラグF1,F2がセットされた場合
には、バッテリ短絡、又はヒータ制御系異常が発生しヒ
ータ16が制御不可能となったとみなされ、ヒータ制御
が強制的に停止される。
【0046】一方、図6のヒータ劣化検出ルーチンが起
動されると、マイコン28は、先ずステップ301で現
在、ヒータ16がオフ(通電遮断)であるか否かを判別
する。そして、ヒータオフであれば、マイコン28はス
テップ302に移行し、以降のヒータ劣化検出処理を実
施する。
【0047】つまり、マイコン28は、ステップ302
でバッテリ短絡フラグF1、又はヒータ制御系異常フラ
グF2がセット(F1=1、又はF2=1)されている
か否かを判別する。そして、フラグF1,F2がいずれ
もクリア(F1=0,F2=0)されていれば、マイコ
ン28はバッテリ25の短絡、及びヒータ制御系の異常
がないとみなしてステップ303に移行する。
【0048】その後、マイコン28は、ステップ303
でVB ≧10ボルトであるか否かを判別するとともに、
ステップ304でNe≦6000rpmであるか否かを
判別し、上記両条件が成立すればステップ305に移行
する。
【0049】続いて、マイコン28は、ステップ305
で図4のステップ102で計測されたカウンタ値Kが所
定値K0 以上であるか否かを判別するとともに、ステッ
プ306でカウンタ値Kが制限値(K0 +10)以上で
あるか否かを判別する。そして、K0 ≦K<(K0 +1
0)であれば、マイコン28はステップ307に移行す
る。
【0050】つまり、K≧K0 となると図4のステップ
106でヒータ16がオフ(通電遮断)されるが、その
直後にNe>6000rpmになると、図4においてス
テップ101→102→103→106の処理が繰り返
し実行されることになり、ヒータ16のオフ状態が継続
される。そして、ヒータオフによりヒータ温度が低下
し、その状態でコンパレータ33,34の出力を判定し
たのでは誤検出のおそれが生じる。従って、ヒータオフ
が所定時間以上継続した場合には、ステップ306の処
理により劣化検出処理を停止させる。
【0051】又、続くステップ307,308では、マ
イコン28は、コンパレータ33,34の出力信号C
1,C2の出力レベルを判別する。詳しくは、マイコン
28は、ステップ306でC1=”L”、且つ、C2
=”L”であるか否か、即ち、検出電圧VHDがしきい値
VTH1 を越えるか否かを判別する。又、マイコン28
は、ステップ307でC1=”H”、且つ、C2=”
L”であるか否か、即ち、検出電圧VHDがしきい値VTH
2 〜VTH1 の範囲内であるか否かを判別する。
【0052】そして、C1=”L”,C2=”L”(V
HD>VTH1 )であれば、マイコン28はステップ311
に移行し、ヒータ16が正常(劣化なし)とみなして正
常フラグF6をセット(F6=1)する。又、C1=”
H”,C2=”L”(VTH2≦VHD≦VTH1 )であれ
ば、マイコン28はステップ310に移行し、ヒータ1
6の劣化が小であるとみなしてヒータ劣化小フラグF5
をセット(F5=1)する。
【0053】そして、ステップ310,311の処理
後、マイコン28はステップ313でヒータ16をオン
(通電)させるとともに、ステップ314でカウンタ値
Kを「0」にクリアする。なお、ヒータ劣化小フラグF
5がセットされる場合、即ち、程度の小さい劣化が確認
された場合には、所定の警告手段(例えば、警告灯、ブ
ザー等)によりヒータ16の交換を促す。
【0054】一方、C1=”H”,C2=”H”(VHD
<VTH2 )であれば、マイコン28はステップ309に
移行し、ヒータ16の劣化が大であるとみなしてヒータ
劣化大フラグF4をセット(F4=1)し、続くステッ
プ312でヒータ16をオフ(通電遮断)状態に固定す
る。つまり、ヒータ16の劣化の程度が大きい場合に
は、ヒータ制御が強制的に停止されることになる。
【0055】次に、マイコン28の動作について図7〜
図9のタイミングチャートを用いて説明する。図7は、
上記図6のヒータ劣化検出ルーチンに対応して示すタイ
ミングチャートであって、図7のt11〜t12,t13〜t
14,t15〜t16のタイミングは、それぞれヒータオフ期
間(図6のルーチン実行期間)を示している。
【0056】検出電圧VHDは、ヒータ16のオン・オフ
状態により変化する。つまり、ヒータ16の劣化がない
場合には、t11〜t12のタイミングに示すように、ヒー
タオフ時における検出電圧VHDはしきい値VTH1 よりも
大きくなり、コンパレータ33,34の出力信号C1,
C2は共にLレベルとなる。このとき、ヒータ劣化大フ
ラグF4,ヒータ劣化小フラグF5がリセット状態(F
4=0,F5=0)に、正常フラグF6がセット状態
(F6=1)に保持される。
【0057】又、ヒータ16の劣化とともにその内部抵
抗が次第に大きくなると、t13〜t14のタイミングに示
すように、コンパレータ33の出力信号C1がHレベル
に、コンパレータ34の出力信号C2がLレベルとな
る。このとき、図7に示すようにヒータ16の劣化レベ
ルが大と小との間にあり、ヒータ劣化小フラグF5がセ
ットされる(F5=1)。
【0058】さらに、ヒータ16の劣化が進み、その内
部抵抗が所定の許容値以上(図7の劣化レベル大、以
上)となると、t15〜t16のタイミングに示すように、
コンパレータ33,34の出力信号C1,C2が共にH
レベルとなる。このとき、ヒータ劣化大フラグF4がセ
ットされ(F4=1)、F4=1となるt15のタイミン
グ以降でヒータ16がオフ固定となる。
【0059】又、図8,9は、前記図5のヒータ制御系
異常判定ルーチンに対応して示すタイミングチャートで
ある。このうち、図8は異常の程度が小さい場合(例え
ば、トランジスタTr1又は保護抵抗RP の半田付け部分
の接触不良等)における異常判定動作を示し、図9は異
常の程度が大きい場合(例えば、バッテリ25の短絡
等)における異常判定動作を示すものである。
【0060】さて、図8において、t21のタイミング以
前(正常時)には、ヒータオン時における検出電圧VHD
がしきい値VTH2 よりも小さくなっており、コンパレー
タ33,34の出力信号C1,C2は共にHレベルとな
っている。従って、制御系異常を示すフラグF1,F2
は共にクリアされている(F1は図示せず)。
【0061】そして、t21のタイミングでトランジスタ
Tr1又は保護抵抗RP の半田付け部分の接触不良が生じ
たりして、VTH2 ≦VHD≦VTH1 となると、コンパレー
タ33の出力信号C1がHレベルに、コンパレータ34
の出力信号C2がLレベルとなる。このとき、ヒータ制
御系異常フラグF2がセットされ(F2=1)、ヒータ
16がオフ固定となる。
【0062】一方、図9において、t31のタイミング以
前(正常時)には、図8と同様にヒータオン時における
コンパレータ33,34の出力信号C1,C2が共にH
レベルとなっている。従って、制御系異常を示すフラグ
F1,F2は共にクリアされている(F2は図示せ
ず)。
【0063】そして、t31のタイミングでバッテリ25
が短絡したりして、VHD>VTH1 となると、コンパレー
タ33,34の出力信号C1,C2が共にLレベルとな
る。このとき、バッテリ短絡フラグF1がセットされ
(F1=1)、ヒータ16がオフ固定となる。
【0064】以上詳述したように、本実施例の負荷制御
装置における異常検出装置では、ヒータ16のオフ(通
電遮断)時において、ヒータ16の電流値に相当する検
出電圧VHDが所定のしきい値VTH1 ,VTH2 以下であれ
ば、ヒータ16の劣化に伴う異常が発生したと判定する
ようにした。又、ヒータ16のオン(通電)時におい
て、ヒータ16の電流値に相当する検出電圧VHDが所定
のしきい値VTH1 ,VTH2 以上であれば、ヒータ16の
制御系に短絡等の異常が発生したと判定するようにし
た。
【0065】この構成により、ヒータ16(負荷)の劣
化に伴う異常が判定可能となる。又、その劣化の判定は
ヒータ16の通電の遮断時(トランジスタTr1のオフ
時)に行われるため、トランジスタTr1のオン抵抗等の
損失による影響を受けることなくヒータ16の電流値が
検出され、電流値の検出精度が向上するとともに、異常
判定の精度が向上する。
【0066】又、本実施例では、ヒータ16の電流値に
相当する検出電圧VHDを判定するためのしきい値VTH1
,VTH2 を2つ設定した。それにより、ヒータ16の
劣化の程度や、ヒータ16の制御系異常の内容(トラン
ジスタTr1の異常、バッテリ25の短絡等)をも判定す
ることができる。さらに、バッテリ電圧VB により検出
電圧VHDの検出条件を設定した。それにより、検出電圧
VHDの誤検出が防止され、異常検出精度の向上が図られ
る。
【0067】さらに、従来の異常検出装置のような時定
数の大きな平滑回路の構成をなくしたため、応答性の遅
れ等の問題を招くこともない。なお、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、以下の様態にて具体化し
てもよい。
【0068】例えば、電圧レベル判定部32のコンパレ
ータを3つ以上設けることにより、しきい値を3つ以上
設定するようにしてもよい。この場合、各しきい値に応
じて劣化等の異常の程度が細かく判定することができ、
判定感度が向上する。
【0069】又、上記実施例では、ヒータ16の電流値
に相当する検出電圧VHDのレベルをコンパレータ33,
34にて比較判別し、その比較結果をバッファ29を介
してマイコン28に取り込んだが、検出電圧VHDをA/
D変換器を介してマイコンに取り込んみソフト処理にて
レベルの大小を判別してもよい。
【0070】又、制御系の異常(バッテリ短絡等)の要
因が少ない場合には、ヒータ16の劣化に伴う異常のみ
を検出する構成としてもよい。この場合、構成の簡略化
が可能となる。
【0071】さらに、上記実施例では、負荷として抵抗
負荷の酸素センサ用ヒータに適用したが、他の抵抗負荷
に対する異常検出にも適用可能であり、例えば、LED
の異常検出も可能である。
【0072】加えて、負荷としてコイル型負荷(誘導型
負荷)に具体化することもできる。つまり、燃料噴射弁
等の電磁弁に代表されるコイル型負荷に対する異常検出
にも適用できる。但し、コイル型負荷の場合は、通電遮
断直後のサージ解消後の電流を検出する構成となる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
負荷の劣化に伴う異常を判定可能にするとともに、異常
の判定精度を向上させることができるという優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ECUの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】多気筒火花点火式ガソリンエンジンの概略を示
す構成図である。
【図3】ヒータの劣化を説明するための線図である。
【図4】ヒータ制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図5】ヒータ制御系異常判定ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図6】ヒータ劣化検出ルーチンを示すフローチャート
である。
【図7】ヒータの劣化検出に関するタイミングチャート
である。
【図8】ヒータ制御系の異常判定に関するタイミングチ
ャートである。
【図9】図8に同じく、ヒータ制御系の異常判定に関す
るタイミングチャートである。
【符号の説明】
16…負荷としてのヒータ、25…電源としてのバッテ
リ、28…異常判定手段としてのマイクロコンピュータ
(マイコン)、Tr1…スイッチング素子としてのトラン
ジスタ、RT …電流検出用抵抗としてのシャント抵抗。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 27/409

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と負荷とスイッチング素子とを直列
    に接続し、前記スイッチング素子のオン・オフ動作に応
    じて前記負荷を通電又は遮断するようにした負荷制御装
    置に用いられるものであって、 前記負荷に直列に、且つ、前記スイッチング素子に並列
    に接続された電流検出用抵抗と、 前記負荷の通電の遮断時において、前記電流検出用抵抗
    により検出された前記負荷の電流値が所定のしきい値以
    下であれば、前記負荷に異常が発生したと判定する異常
    判定手段とを備えたことを特徴とする負荷制御装置にお
    ける異常検出装置。
  2. 【請求項2】 電源と負荷とスイッチング素子とを直列
    に接続し、前記スイッチング素子のオン・オフ動作に応
    じて前記負荷を通電又は遮断するようにした負荷制御装
    置に用いられるものであって、 前記負荷に直列に、且つ、前記スイッチング素子に並列
    に接続された電流検出用抵抗と、 前記負荷の通電の遮断時において、前記電流検出用抵抗
    により検出された前記負荷の電流値が所定のしきい値以
    下であれば、前記負荷に異常が発生したと判定するとと
    もに、前記負荷の通電時において、前記負荷の電流値が
    所定のしきい値以上であれば、前記負荷の制御系に異常
    が発生したと判定する異常判定手段とを備えたことを特
    徴とする負荷制御装置における異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷の電流値を判定するためのしき
    い値を、複数段に設けた請求項1又は2に記載の負荷制
    御装置における異常検出装置。
  4. 【請求項4】 前記電源の電圧値が所定値以下では異常
    検出を禁止する請求項1又は2に記載の負荷制御装置に
    おける異常検出装置。
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